みずき「えっ」

パワプロ「えっ」

パワプロ（美少女らしき人から話しかけられた）

パワプロ（でもこんな可愛い子のことなんて知り合いにいない）

パワプロ（いたら絶対覚えているもんな）

みずき「私のこと覚えていないの……？」ｼﾞﾜｯ

パワプロ「」

パワプロ（そんな目で見ないで下さい、土下座したくなるから）

パワプロ（え？俺達ってもしかして知り合いだったりするの？）

みずき「パワプロ君の……」

パワプロ「……」

みずき「馬鹿ぁーーー！」ﾀﾞｯ

パワプロ「」

パワプロ（どうしてこうなったorz）

パワプロ（やっぱ俺が悪いのかなぁ）

パワプロ（明日あの子に会ったら謝らなくちゃ……）

パワプロ（とりあえず素振りでもするか……）

パワプロ（……というかなんで俺の私服ってユニフォーム！？）

パワプロ（……？なんか大切なことを忘れているような……）

みずき「……」ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ

みずき（パワプロ君に話しかけたのに……）

みずき（いっつも私と練習してくれてたのに……）

みずき「なんでパワプロ君私のことを覚えてないの……？」ｸﾞｽｯ

みずき「そう言えばなんかパワプロ君の様子少しおかしかったな……」

みずき「なんかいつもと違ってオドオドしていたというか……」

みずき「いつもよりイケメンだったような…ってなに考えてんだろ、私///」

聖「……どうしたんだ、みずき？」

みずき「！……何でもないわよ。」ﾌﾟｲｯ

聖「……なんでもないと言う割には顔が真っ赤だが……大丈夫か？」

みずき「……うるさい。」

聖「なっ……！」

みずき「なんもなかったって言ってるでしょ！」

聖「しかし……」

みずき（聖はなんも悪くないのに。）

みずき（私って最悪だわ）

みずき「この話はおしまい！さっさと練習するわよ！」

聖「……」