男「……」

かおり「ゴメンね、変な事言って」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

男「……」

男「お前また3ちゃんねる見たのか……」

かおり「……うん」

男「もう見るなって言ったろ？あんなとこで言われてる事なんて気にすんなよ」

かおり「だって……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

男「俺はかおりの顔、愛嬌たっぷりだと思ってるよ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

かおり「本当？」

男「ああ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

かおり「……うれしい」

男「さぁ、折角のカレーが冷めちまう、早く食おうぜ」

かおり「はい、マネージャー♪」

男「こら！二人の時はマネージャーじゃないだろ？」

かおり「えへへ♪はぁいダーリン♪」



男（かおり……俺が必ず一流のグラビアアイドルにしてやるからな！）

翌日の事務所


男「え？担当を変更？ど、どうして今になって！！」

社長「君には、今売り出し中のbse48の担当になってもらう」

男「なぜ私が！」

社長「分かってくれ、48人もいて手が足りんのだ」

社長「それに現在君が担当をしているかおりだが……」

男「」

社長「」

社長「私が何を言いたいか、説明はいらんだろう？」

男「」

社長「彼女は最初からグラビアアイドルには向いていなかった」

自宅


男「引っ越しは明日だ」

かおり「急なんだね……」

男「ああ」

かおり「これからは、仕事もプライベートも離れ離れだね……」

男「……ああ」

かおり「」

男「」

かおり「やっぱり淋しいよぉ」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

かおり「一人じゃ無理だよぉ」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ



男（かおりすまない……）

男（俺はもうお前の助けにはなれない）

男（さようなら……さようなら……かおり）

事務所


かおり「おはようございます……」

社長「おはよう、かおり」

社長「少し話があるんだが、いいかな？」

かおり「はい、なんでしょうか？」


社長「次の仕事の事なんだが、どうだろう？思いきってアダルトビデオに出てみる気はないか？」

かおり「！！！」

かおり「わ、私そんなの無理です！できないです！！絶対イヤです！！」

社長「しかしこのままグラビアを続けても……」

かおり「」

社長「」


社長「君は世間で自分がどのように言われているか知っているか？」

かおり「……はい」

社長「私はね……正直に言って、男が君をスカウトしてきた時は目を疑ったよ」

かおり「……ゴメンなさい」

社長「あれから２年、私の予想通り君はグラビアで大成する事はなかった」

かおり「はい……」

社長「そしてこれからもないだろう」

かおり「……」


社長「私はね、それでも信じているんだよ」

社長「スカウトをしてきた男の、その期待に答えようと頑張ってきた君なら」

社長「例え最初に目指したフィールドとは違えども必ず輝けると」

かおり「……少し……考えさせて下さい」

残り少しで終わるんですが2時間後位に投稿します
見て下さっている方いらっしゃいましたら、よろしくお願いします

かおり（av……）

かおり（私どうしたらいいの？）

かおり（ダーリンに逢いたい……）


ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ


かおり（来ちゃ駄目だって分かってるのに来てしまった……）


女「はーい」

かおり「！！！」

ｶﾞﾁｬ

女「はい、どちら様ですか？」

かおり（こ、この人bcg48の！！）

女「？」

かおり「あ、あの、ま、間違えました！」ﾀﾞｯ

女「へんなのー？」

かおり（そっか……）

かおり（ダーリンはあの娘と新しい未来へ歩き始めたんだね……）

かおり（今までありがとう……）

かおり（大好きだったよ……さようなら……ダーリン）ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

事務所


かおり「おはようございます社長」

社長「おはよう、かおり」

かおり「社長、先日の件ですが……」

社長「うん」


かおり「是非やらせて下さい！」

社長「分かった、よくぞ決心したな」

かおり「私、見返したい人が日本中に沢山いるんです」ﾆｺｯ

監督「はい次インタビューシーン、スタート！」


男優「かおりちゃんがavに出ようと思ったきっかけは？」

かおり「avとか着エロとか昔から興味あったんです♪」

男優「実際やってみてどうだった？」

かおり「25回もイッちゃいました♪私、全身が性感帯なんです♪」



かおり（私はもう負けない！）

かおり（誰にも！）

かおり（誰にも！）

かおり（ブスとは言わせない！！）


おわり。