２

照「じゃあ……尭深に」

淡「おおっ！ 流石テル！ お目が高い！」

照（さっさと済ませて本を読もう）



照「あ、尭深」

尭深「宮永先輩……？」

照（えっと……これでいいのかな？）ｽｯ

ﾀﾞﾝｯ!

尭深「っ！？」ﾋﾞｸｯ

淡（いえすっ！ グッジョブだよテル！）

尭深「ああの……先輩？」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

照（……で、どうしたらいいんだろう、これ）

尭深「……」ﾄﾞｯｷﾝﾄﾞｯｷﾝ

照（……こうして至近距離で見るのは初めてかも）

尭深（宮永先輩……どうしちゃったんだろう）

照「…………>>5」

なぁ……スケベしようや……

照「なぁ……スケベしようや……」

尭深「！？」

淡「！！？？」

照「……」

照「…………ぁ」

尭深「み、やなが、先輩？」

照「え、えっと今のは、その……」ｱﾀﾌﾀ

尭深「わ、私と、その……し、したいんです、か？/////」

照「したいって……あっ！ えっと、ちがくて……」ﾜﾀﾜﾀ

尭深「私、宮永先輩となら……///」

淡「だめーーーー！！」ﾊﾞｯ

尭深「淡ちゃん！？」

照（っ、今のうちに逃げよう！）ﾀﾞｯ

淡「テルは私のものなの！ いくら尭深先輩でもそれはダメッ！」

尭深「いや、別に私が言ったわけじゃ……あれ？」

淡「え？……あれ、テルは？」

照（私は一体何を……）ﾊｧﾊｧ

照（いつもと違う状況で、混乱しちゃったのかな……）

照（とにかく今は戻れそうにない、ほとぼりが冷めるまでブラブラしてよう）

照（……？ あそこにいるのは……）

次のターゲット>>10

菫

照（菫……？ 買い物にでも出てるのかな）

照（……そうだ、ここで私がほかの人に同じことをすれば、単なる私の習性として認識され、さっきの言動は気に留められなくなるはず！（錯乱））

照（そうと決まれば……）



照「菫」

菫「ん？ ああ、照か、どうしたんだとつぜっ！？」

ﾀﾞﾝｯ

菫「ててててててる！？」

照「…………」ｼﾞｰ

菫「おまっ……なに……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

照（……どうしよう、なにも思いつかない）

菫「……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

照「……」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

菫「……>>15」

かわいい子猫ちゃんが胸元に飛び込んできたな……。
……こうでいいのか？

菫「かわいい子猫ちゃんが胸元に飛び込んできたな……」

照「！？」

菫「……こうでいいのか？」ｸﾞｲｯ

照「ちょっ……」

ｷﾞｭ

照（すすすすすすすすみれれれれれっれれれ！？）

菫（こ、こいつが勇気を振り絞って行動してくれたんだ……私も、答えないわけには……）ﾊﾞｯｸﾝﾊﾞｯｸﾝ

照「……」

菫「……」ﾊﾞｯｸﾝﾊﾞｯｸﾝ

照「菫……」

菫「照……」

照「頭、大丈夫？」

菫「………………は？」

照「急に背筋が凍りつくくらいクッサイセリフ吐いてどうしちゃったの？ 熱でもある？」ﾋﾟﾄﾋﾟﾄ

菫「……」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

照「もし具合が悪いなら、会場の医療室に行こう？」

菫「ふ……」

照「菫？」

菫「ふふ、ふふふはははははははああああああははははははあははははああ！！」

照（どどどうしよ……菫が壊れちゃった……）ｶﾞｸｶﾞｸ

菫「てえええええええええええええるううううううううううううううううううううう！！！」

照「っ！？ ひいいぃぃぃぃ」ﾀﾞｯ

菫「まああああぁぁぁてえええええぇぇぇぇ！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

照（な、なんとか……逃げ切った……）ｾﾞｪｾﾞｪ

照（曲がり角で待ち構えてからのコークスクリューブロー……かなり効いたみたい）

照（とりあえず今はできるだけ離れよう……うん）

照（……それにしても、喉渇いた）

照（あ、コンビニ……飲み物買おう）


ｳｨｰﾝ
ﾗｯｼｬｾｰ

照（ちょっと走ったし、スポーツ飲料にしようかな）

照「お願いします」ｺﾄ

店員「160円ﾆﾅﾘﾏｰｯｽ」

照「…………！？」

照（しまった……財布忘れてきちゃった）

照（どうしよう……）

「……」ｼﾞｰ

「あ、これでお願いします」つ野口

照「え？」

照（あ、この人は……）

救世主>>22

スミレ

菫「」ﾆｺｯ

照「」

店員「ｱｼﾞｬｰｯｽ ｺﾁﾗｵﾂﾘﾆﾅﾘﾏｰｯｽ」

菫「さ、行こうか」

照「」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

ﾀﾞｯ

菫「まてぇぇぇぇい！！！」

照「いやだあああああ！！！」

照（ﾔﾊﾞｲﾔﾊﾞｲﾔﾊﾞｲさっきよりも怒りゲージが３割くらいアップしてるっ！）

照（どこかに隠れる場所……あった！）

ﾀﾞｯ ｻｯ

菫「待てえええええ照うううううううう！！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

照「…………」ｾﾞｰﾊｰ

照（やり過ごし……た？）

照「……ふぅ」

>>28「ん……チャンピオン？」

照「え……」

哩

ちょっとコンビニにおでん買いに行ってきます

哩「どげんしたと？」

照（この人は……新道寺の、そう、SMの人！）

照（試合中にSM妄想にふけってる、超A級の危険人物！）ｶﾀｶﾀ

哩「大丈夫か？」

照（どうしよ……前門の虎、後門の狼……）

照（いや、少なくとも今菫に捕まるよりはマシ！）

照（ここはいっそ……こっちを攻める！）ｸﾞｲｯ

哩「なっ」ｸﾞﾗ

ﾀﾞﾝｯ

哩「ちょ……な……///」

照（よ、よし！ 壁ドンの効果は絶大！ 今のうちに……）

ｶﾞｼｯ

照「え？」

哩「……>>35」

上

照「……さんぴー？」

哩「姫子は私が説得すっけん……///」

照（さんぴーってなんだろう……）

哩「……///」

照（……よくわからないけど、なんだかとても危険な気がする）

菫「てるううう！！ どこだあああ！ でてこおおおおい！」

照（まだいる！？ どうしよう、これは……）

>>37
①菫の元に出頭する
②哩についていく

2

照「……行こう」

哩「っ！ あ、あぁ！」ﾊﾟｧ

照（なんだかとてつもない後悔の念が襲ってくるけど……仕方ないよね）


◇　◇　◇　◇　◇　◇　◇　◇　◇　◇


姫子「ぶちょー、その人は」

哩「ああ、その……私と姫子と３Pしたいんやって……///」

姫子「え！？」

照（そうだっけ？）

姫子「まさか、チャンピオンもこっちん人やったんですか……」

照（多分違うと思うけど）

照（っていうか……私はどうすればいいんだろう……）