久「あなたの瞳って綺麗ね」咲「は?」 (350)

咲「あ!部長、来てたんですか?」

久「………」

咲「のどかちゃんや優希ちゃん、新部長はまだなんですね…」

久「ねぇ…咲?」ぐいっ…

咲「な、なんですか…突然にじり寄ってきて…」

久「咲の瞳って綺麗ね…少し眺めていてもいいかしら?」

咲「うぅ…は、恥ずかしいですよ…//」目そらし

咲(そう言えばクラスの女の子が、部長と見つめあった娘は必ず部長に恋に落ちるって言ってたっけ…//)

久「あら?どうして顔を背けるの?寂しいじゃない…」

咲(うぅ…どうしよう>>3


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咲(うぅ…なんだがドキドキしてきたよぉ…)

久「ねぇ?咲は私のことをどう思ってるの?」

咲(は、恥ずかしいよぉ…そんなに見つめられると私…//)

久「うっ!?」バン!

咲「うわぁ!?す、すいません!?恥ずかしくてつい腹パンしてしまいました!?」

久「………」

咲「部長…?」

久(こうなったら…>>9してやりましょうかしら…)

お持ち帰り

久「本当に可愛いわね…只の事故なのに必死に謝って…」

咲「部長…?」

久「お持ち帰りしちゃおうかしら♫」

咲「!?」ぞくぞく!?

久「さぁ…咲、帰って一緒に楽しみましょう?」にじりにじり…

咲「ぶ、部長…なんだか変ですよ…い、嫌ぁ…」

照「コークスリュー!」ドゴー!

咲「きゃっ!?」

久「あらあら…乱暴ね…」

照「妹に何をする気だ貴様!?」

久「もちろん>>13よ」

徹マン

久「何って只の徹マンよ?私のテクで咲をいっぱい鳴かせてあげるわ」くすくす…

照「貴様!?」わなわな…

咲「お姉ちゃん…」

照「くらえ!!コークスクリュー目潰し!」ドギャーン!!

久「甘っちょろい攻撃ね…今の私には全然効かないわ♪」シュ

照「それなら…コークスクリュー毒霧!」ガシャン!!

久「ふん!」

照「な!?私の攻撃を真っ正面から受けて平気なんて…」

久「蚊が刺したほどの痛みもないわ、今度はこっちから…は!」ブン!

照「うわぁ!!」

照は久の攻撃を受け大きく吹き飛んだ!

咲「お姉ちゃん!?大丈夫?」

照「うぅ…とにかく咲を連れて逃げなくては…」

久「あらあら♪鬼ごっこかしら?」

照「とにかく教室に行こう!そうすれば私たちに味方してくれる人も居るかもしれない!」

咲「うん!」

––教室

優希「うまいじぇうまいじぇ!染谷部長の作った厚焼き卵は最高だじぇ」もぐもぐ…

まこ「おぉ、そうかそうか、まだまだあるし、たくさん食いんしゃい」

優希「やった。嬉しいじぇ!」ぱくぱく…

どん!

照「すまない…ここに咲を匿ってくれ…」

まこ「どうしたんじゃ?急に…」

咲「ぶ、竹井さんに襲われて…助けてくれたお姉ちゃんと喧嘩になっちゃって…」

まこ「とにかく咲!こっちきんしゃい!」

照「咲は任せた…私は追ってくる久の相手を…」

少しざわつき始めた教室に竹井久がやってきた…

久「はろはろん~♪」

照「竹井久…妹に手を出すな!」

久「あらあら♪そんな怖い顔しないでよ、せっかくの美しい顔が台無しじゃない?」

照(うっ…なんだ…コイツに見つめられると何だか胸がドキドキ…ええい!ダメだダメだ!)

照「くらえ!コークスクリューツモ!」

久「それは効かないっていったじゃない?」バシ!

照「ならば必殺>>22だ!」

SSSを投入

照「シャープシューター菫を召還!」

菫「うぉ!?な、なんだここは?私は宥の旅館に泊まっていたはずだか…」

照「話は後だ!菫の弓で奴を射抜いてくれ!」

久「あらあら?お友達?」

菫「シャープシュート(物理)」バシュ!

菫がどこからともなく弓を放つが、竹井久にいとも簡単にはじかれてしまった

菫「な!?私の野生の熊さえ射抜けるシャープシューターの弓を!?」

久「これだけ?なら今度はこっちからいくわ…」

照「菫!?よけろ!」

久「コークスクリューツモ!」ドゴー!

菫「うげぇぇ!!」ゴフ!

照「クソ、菫がやられるなんて…そうだ!染谷まこ!咲を連れてどこか遠いところに…」

まこ「ほい、咲は捕まえたぞ久…」

咲「!?」

久「ありがと♪やっぱりまこは頼りになるわね♫」

照「な!?そんな…お前はアイツの仲間だったのか?」

まこ「当たり前じゃ!わしは一年の時、アイツに見つめられて以来ぞっこんなんじゃ//」

久「さて咲はウチにつれて帰っていいことしましょうね?」

咲「嫌!助けてお姉ちゃん!」

照「咲!?」

照「そうだ!咲の友人のタコス娘!さきに逃げて援軍を呼んで来て…」

優希「ぐーぐー…」Zzz…

まこ「無駄じゃ…優希はわしの特製卵焼きに入った睡眠薬で眠っとる、明日の朝まで起きんじゃろう」

照「くっ…クソ!竹井久!!」

久「あら?無駄だというのがわからないの?しょうがないわね…少し眠っててもらおうかしら?」

その時、教室に向かって大量の麻雀牌が投げつけられた!

ドドドド!!!!

まこ「うわぁ!なんじゃ!?マシンガンかの!?」

蒲原「わはは、助けに来たぞ!」

照「なんだ?お前…」

睦月「とにかく、車に乗って下さい逃げますよ!」

久「あら久しぶりね…」

照「逃げるならお前達だけで逃げろ…私は咲を取り戻す…」

睦月「駄目です!今のあなたでは竹井久にはかないません!」

蒲原「とにかく乗れ!」

照「離せ!咲がまだ…」

蒲原「最初に言っておく…私はあやまらないぞ」

そう言うと、蒲原の鋭い肘打が照の脇腹に入った

照「ぐふぅ!?」

蒲原「焦って無駄に負けたらだれが咲を助けるんだ?咲を助ける為にもここは一旦引くんだ…」

久「あらあら…逃がさないわ…」

蒲原「とにかくひとまず>>33に逃げ込むぞ!」

風越

蒲原「風越に逃げるぞ」

照「風越?」

睦月「うむぁ!麻雀牌の煙幕だ!」

まこ「ちっ…逃げられたか…追わなくていいのかのう?」

久「こっちには咲が居るわ…またいずれここに来る…」

風越

蒲原「わはは、ついたぞ」

照「うぅ…咲…」

菫「落ち着け照…」

文堂「みなさんようこそ風越へ…」

睦月「文堂さん、清澄もやられました…」

未春「そんな…鶴賀に続いて清澄まで…」

蒲原「わはは、そう落ち込まない」

照「鶴賀?竹井久は学校を襲っているのか?一体何の為に?」

蒲原「それは竹井久の目的が>>39だからだぞ」

竹井王国の建国

照「竹井王国の建国?なんだそりゃ?」

蒲原「アイツは全国の女の子をナンパして自分だけのハーレム王国を築くつもりなんだ…」

菫「馬鹿馬鹿しぃ…」

睦月「しかし、奴の力は確かです。このままだと本当に奴がこの国の女の子達を支配するのも時間の問題でしょう…」

照「そういえば…風越の個人戦一位の…」

未春「キャプテンですか…キャプテンなら>>44で…」

美穂子は咲をオトしに行ってる(恋愛的な意味合い)
でも照には言わない

未春(キャプテンは竹井久の命令で宮永咲さんをオトしに行った…)

未春(もし今の宮永照さんがこの事を知ったら…取り乱してしまう…)

照「そうか…風越の部長さんも竹井久に…」

蒲原「なぁ…てるーに会わせたい人が居るんだ…」

照「会わせたい人?」

蒲原「もしかしたら、竹井久を倒せる”力”を手に入れられるかもしれない…」

照「”力”を!?ぜひ会わしてくれ!」

一方その頃…

咲「うーん…」

美穂子「宮永さん?起きて?」

咲「むにゃ…あなたは風越の…もしかして助けに来てくれたんですか!?」

美穂子「えぇ…そうよ…」

咲「よかった…」

咲「!?ひゃん…//」

美穂子「ここかしら…」

咲「な、何を…//」

美穂子「あなたを女性同士で愛する素晴らしい世界に連れて行ってあげるわ…」

咲「い、いやぁ…やめ…//」

久「ふふ…美穂子は順調のようね…あの唐変木の咲を美穂子のテクで慣らして貰いましょう…そう、そのうち私たちを求めないと生きて行けない体にしてあげる…」

まこ「本当、あんさんは恐ろしいお人じゃ…」

蒲原「出て来ていいぞ!衣!」

衣「うむ…お前がチャンピオンの宮永照か…」

照「アナタは…確か、去年のインハイで暴れ回った…お願いだ!竹井久を倒せる”力”とは一体なんなんだ?」

菫「私も…」

衣「いや…そこの青いのは駄目だ…素質があるのはチャンピオン一人…」

照「よし!ならさっそく…」

衣「あぁ…さっそく”力”を手に入れる為の”修行”をしてもらう!」



今日はここで終わりです…

終止こういうノリで進めたいと思います…

あ、これキツいなーって思えば安価スルーだって許されるさ

再開します

照達は竹井久を倒す為、天江衣のもとで修行することとなった!

蒲原「わはは、私の車でその修行場所まで案内するぞ」

照「うん…」

菫「うわぁ、頼むからもう少し穏やかな運転をしてくれ!う!?気持ち悪…」

衣「およ?もう昼時か…少々腹が減ったな」

蒲原「そうだな…そこのカフェで食事にしよう」

照「食事なんか取ってる時間は…」

菫「うぅ…ま、まぁ腹が減ってはなんとやら…何か考えがあるかもしれないし、ここは天江さんに任せよう…」

~カフェ~

衣「衣はこの、特製エビフライ乗せナポリタンを頼むぞ!」

蒲原「わはは、私はこのホヤホヤベーコンのカルボナーラかな、スーミンとテルーはどうするんだ?」

菫「私は夏野菜のキーマカレーを頼もう、照はどうする?」

照「私もそれでいい…」

菫「お前、辛いの苦手だっただろう?それよりこっちの特大フルーツパフェにしたらどうだ?いつもならこのくらい一人でぺろりと食べちゃうだろ?」

照「…パフェなんて食べてる場合じゃ…」

???「………」ゴゴゴッ!!!

ウェイター「特製エビフライ乗せナポリタンとホヤホヤベーコンのカルボナーラ、夏野菜のキーマカレーと特大フルーツパフェをお持ち致しました」

どん!

蒲原「わはは、美味そうだな」

衣「海老フライも美味しくて衣も満足だ!」

照「何か飲み物を…」

???「アイスティーでもいかがでして?」

照「ありがとう…いただくよ…」

カタカタ…

照「うわっぷ!?」バシャ!!

菫「うわぁ!?アイスティーがまるで噴水のごとく勢い良く照の顔へと吹き出した!?」

???「あらあら…チャンピオンだと聞いて楽しみに待っていたら…とんだポンコツさんですわね…」

衣「透華!」

菫「い、いきなり照のことを攻撃したと思ったら…な、なんなんだ!こ、この人はなんだ!?」

透華「本日より、こちらのポンコツさんと一緒に戦うこととなりました、龍門渕透華です。以後お見知りおきを…」

照「い、一体どうやって、こんなことを…」

衣「うむ!透華はアイスティーに”iPS”を集中させたのだ!」

照「アイピーエス?」

透華「人間の体はすべて無数の細胞で出来ています、わたくしはその数多くの細胞でも女の子に恋する乙女だけに存在すると言われる”iPS細胞”を活性化することにより、体内のiPS力を自在にコントロールすることが出来るんです」

照「iPS細胞?」

菫「わ、わたしのiPS細胞じゃ駄目だというのか?」

衣「残念ながらiPS細胞にも生まれもっての強弱がある、菫が修行をしたところで芽が萌え息吹くのは早くて1年…」

菫「げげ!?そんなにかかるのか!?」

衣「照なら透華のようになるまでにそう時間を有しないであろう」

照「ほんとう!?なら、早速…」

衣「そう、気を急くな…その為にも衣たちは”ある場所”へ参らねばならぬ」

照「ある場所?」

蒲原「わはは、その場所までは私が連れて行くぞ、今はとにかく腹ごしらえだ!」

照「そういうことなら…もぐもぐぱくぱく、ごっくん…美味しかった…」

菫「明らかに五人前はある特大フルーツパフェをものの数分で平らげた!?」ぎょっ!?

龍門渕屋敷

蒲原「着いたぞ」

照「ここは龍門渕の…」

菫「なんだ!?このデカい塔は!?こんなものが龍門渕の屋敷内に!?」

照達一行の目の前には巨大な塔のようなものが立ちふさがった!

衣「百合の登竜門!レズの修行場!龍門渕が500年の歴史を誇る古代遺跡キマシタワー!」

照「キマシタワー…」

衣「全長150m!42階建てのビルに相当するこのキマシタワーには、あらゆるレズやホモを苦しめる三つの試練が待ち構えている!」

菫「三つの試練だと!?」

衣「ここで極限まで体を追いつめることによりレズの力”iPS細胞”が活性化する!」

照「ここで修行を…」

衣「透華はこの塔を上りきるのに一ヶ月、衣でも一週間、あのハギヨシでさえも六日もかかった…」

照「ごくり…」

衣「照にはこの塔をハギヨシの半分、三日で上りきってもらう!」

菫「む、無茶だ!?あの天江さんやハギヨシさんでも六日かかった道のりを、その半分でだなんて…」

照「でも、私は咲を助ける為にこの塔を登りきる必要がある…」

衣「あの塔の頂上には黄金のキマシ像がある…それを取って参れ!」

照「わかった…必ず取ってくる…」

衣「うむ!では進め!あまたの試練を乗り越えた刻、お前には真のiPS細胞が目覚めるであろう!」

菫「照!?行くのか?どんな過酷な試練があの塔の中に待ち構えているかわからないんだぞ!?」

照「止めないで菫…これも咲を…あの竹井久から取り戻す為…」

蒲原「わはは、私たちはモニターから中の様子を覗くぞ」

キマシタワー 一日目

照「内部は暗いな…松明を用意…」

ボッ!

照「ついた…ついた…」

照「な!?これが…第一の試練…」

試練の内容>>69

水中迷路

照「なに?この巨大なプールは…」

宮永照に立ちふさがる巨大な水中迷路!

水深10m以上はあるであろうプールに、複雑な迷路が張り巡らされてある

モニター室

衣「第一の試練、水中迷路だ、これを超えなければ第二の試練へは到着できん!」

菫「只でさえ迷路が苦手な照に、そのうえ水中なんて…もし迷いでもすれば溺れ死んでしまうぞ!」

照「とにかく入ってみよう…」ぶくぶく…

照(そういえば私泳げなかったな…どうしよう…)

照(そうだ!コークスクリュを外向きに…)

菫「あぁ!?コークスクリュを推進力に水の中を突き進んで行く!?なるほど、これなら通常より早く水中を移動出来るな!」

照(こっちは行き止まり…こっちも行き止まり…息が続かなくなってきた…)

蒲原「いくらコークスクリュで早く進めても息が出来ないんじゃつらいな」

菫「早くゴールしないと、照がドザエモンになってしまう…」

照(さっきから壁に数字が描かれてるな…さっきの道には25…こっちには26…行き止まりには全くデタラメの数字が描いてあった…)

照(こっちは分かれ道…ん?"27"という数字の上に右には"はやりん"左には"すこやん"の絵が描いてあるぞ?どういうことだ?)

照(もしかして、正解の道へのヒント?よし、こっちにしよう…)

どうする?>>74

はやりん

照(たしか、菫がはやりんのファンだったな…よし右の方へ進もう…)

照(ん?だだっ広い室に出たぞ…正解か?)

蒲原「わはは、正解か?」

衣「いや…違う、あれは間違いの方の道だ」

照(行き止まり…?しょうがない…来た道を戻るか…)

ゴゴゴ!!!

巨大提灯魚「グゴォォォ!!」

照(!?なんだあれは?)

菫「あれは!?水中迷路の主『巨大提灯魚』間違った道を選んだ者を食べてまう獰猛な肉食魚だ!」

巨大提灯魚「グボォォォ!!!」

照(ど、どうすれば…>>77

コークスクリューで迎撃

照(そうだ…こんなところでやられていては…竹井久には勝てない…)

菫「どうする!?照、絶対絶命だ!?」

衣「………」

巨大提灯魚「ガバァァ!!」

照「パワーを両腕に集中…」

菫「あわわ!?照が巨大提灯魚の真ん前に!?このままだと食われてしまうぞ!」

照「化け魚が口を…今だダブルコークスクリュ!!」

巨大提灯魚「グボァ!?」

菫「照のダブルコークスクリュの勢いで提灯魚の顎を外し、見事水中迷路の主を撃退したぞ!」

衣「うむ!見事だ!」

照(化け魚が怯んでるうちにすこやんのルートに…)

照「ぷふぁ!やった、ゴールに着いた…」

透華「あの水中迷路をたった一日でクリアだなんて…」

衣「やはり衣が見込んだだけはある…」

キマシタワー 二日目

照「だいぶ来たな…ここはどこだろう?」

蒲原「わはは、だいぶ迷ってるな」

菫「まだ、試練は二つ残されてるぞ…大丈夫か?照…」

照「あった…これが第二の試練…」

試練の内容>>82

咲が美穂子に甘えてる動画(本物)を48時間視聴しないと先に進めない部屋

菫「なんだ?あのモニターは?」

衣「うむ、あのモニターは見る者の一番見たくない映像を映す狂気のモニター…これを48時間視聴しない限り先には進めない…」

照「うわぁ!手足が拘束された!?」

モニターに像が写りだす

咲『お姉ちゃん♪』

照「咲!?咲!お姉ちゃんはここにいるよー!」

美穂子『あらあら…どうしたの、咲?』

照「!?」

咲『お姉ちゃん大好き!』

美穂子『あらあら…でもいいの?あなたの本当のお姉さんは宮永照さんじゃないの?』

照「そ、そう!咲の本当の姉は私…咲、騙されないで…」

咲『えぇ~あんな食い意地の張っててポンコツで、家にいても全然お手伝いもしてくれない、麻雀以外取り柄の無い、しかも「私に妹はいません」なんて言うような人私の姉じゃありません!』

咲『私のお姉ちゃんは美穂子お姉ちゃん只一人だもん♫』

美穂子『咲は可愛いわね♫』

照「そんな…咲…」

菫「どうするんだ?48時間も見続けたら三日過ぎてしまうぞ?」

衣「恐怖を認め克つ黄金の魂を持ってすれば48時間の拘束から逃れる事が出来る…」

蒲原「わはは、ようはテルーの精神の戦いか…」

咲『お姉ちゃん♫ご飯食べようよ』

美穂子『そうね、今日は咲の大好きなオムレツにしましょ♫』

照「咲ー!!」

照「うぅ…咲…お姉ちゃんどうすれば…」

どうする>>87

咲を信じぬく

咲『本当照って人と違って美穂子お姉ちゃんは優しいね』

照「うぅ…咲…私はもう駄目…」

蒲原「わはは、あのままじゃ48時間経つ前に参ってしまうぞ」

衣「照を信じよう…」

照「咲…咲…駄目なお姉ちゃんでごめん…」

その時、照の脳裏に咲との思い出が浮かぶ…一緒に麻雀をして楽しかった事、野原を駆け回りドロだらけとなって後で叱られた事、そしてあの山の頂で嶺上開花の意味を教えた事…

照(そうだ…私が咲のことを信じなくてどうするんだ…私の愛する妹は今も竹井久に攫われて怖い思いをしているんだぞ!)




美穂子『咲、はいあ~ん』

照「もうこんな映像に惑わされない!私は咲を信じ抜く!」

照「?手足の拘束が…これで次へ進める…」

菫「おぉ!?照の黄金の意思が!妹を愛する心が!見事、まやかしに打ち勝ったぞ!」

衣「うむ!見事だ!見事だぞ照!」

透華「いよいよ、最後の試練ですわね…」

照がキマシタワーに入ってすでに50時間が経過!

照「うぅ…さすがに疲れてきた…」

衣「いよいよ最後の難関…幻惑の試練!」

蒲原「幻惑の試練?」

衣「そうだ!この試練では、本人が一番嫌いな人物の幻が襲いかかってくる…その幻に見事打ち勝たなければ最後の試練を突破できない!」

照「ここが最後の試練の間?殺風景だな…」

突如、室の奥よりひとつの影が照に近づいてきた!

照「!?お前は>>92

キャプ

照「お前は福路美穂子…」

美穂子「あなたはうえのさんをたおそうとしています。ゆるせません、しんでください」

照「うわぁ!」

菫「福路美穂子の先制攻撃だ!さすがの照もいきなりのことで動揺している!」

美穂子「うえのさんのてき、しね!」

照「くぅ…どうすれば…」

>>95


キャプテンが長時間咲ちゃんに触れていたなら仲間になるはず
咲ちゃんの愛らしさについて語って説得しよう

照「コークスクリュ!」

美穂子「ききません!うえのさんにさからったこと、こうかいしながらしになさい!」

照「うわぁ!?」

菫「駄目だ!照が押されている!」

蒲原「わはは、がんばれー」

照「つよい…」

美穂子「もうおわりですか?すこしはやるとおもいましたが、ざんねんです…しね!」

照(どうしてもさっきの映像のせいで彼女に苦手意識を持ってしまう…どうすれば…)

美穂子「しね!しんでうえのさんにわびてください!」

菫「福路美穂子のその研ぎすまされたナイフのような鋭利な拳が今にも照の心臓をひと突きにしようとしている!」

照(そうか!苦手なものを拒絶するのではなく、受け入れる…彼女も咲に触れ愛しているはず…ならわかりあえるはずだ!)

照「美穂子…私はもうあなたを拒まない…」

菫「血迷ったか照!?早く避けないと福路美穂子の拳の餌食になるぞ!?」

衣(………)

美穂子「なにをかんがえているのかしりませんがようしゃはしません、しね!」

照「美穂子も咲の可愛さを知っているんでしょ?なら私たち二人が戦う必要なんてどこにもない…咲を愛するものはみんな姉妹…」

美穂子「………」

照「?あれ?消えた?」

菫「あぁ!?なんと福路美穂子の幻が煙のごとく消え去ったぞ!」

衣「見事だ!照は己の心の弱さに打ち勝ったのだ!」

こうして照は塔の頂上へとたどり着いた

照「ここが頂上…あの黄金のキマシ像を持って帰れば…」

「その必要は無いな…貴様はここで死ぬのだから…」

照「!?」

藤田「よぉ!チャンピオン、久から言われてお前を始末しに来た」

照「久の…」わなわな…

藤田「そうカッカするなよ…夜は長いんだゆっくり楽しもうじゃないか…」

照「あなたには負けない…」

藤田「そうかな?あたしの武器は>>101だからな」

咲好き衣好き

菫「照がピンチだ!?早く助けに行かないと!」

衣「放っておけ…」

透華「そんな!?今の宮永照は修行を終えて満身創痍、とても勝ち目など…」

衣「大丈夫だ…照を信じろ…」

キマシタワー頂上

藤田「私は大の咲好き衣好きだからな!」

照「?」



藤田「ふふ…これは何かな?」

照「それは薄板屋先生の『咲×衣』同人!?ほしい!」

藤田「それ!取りにこい!」

照「やった」わくわく

菫「照!それは罠だ!」

照「早速読もう…」

しかし、同人誌の内容は>>104だった!

咲と美穂子の姉妹レズプレイ

照「わくわく…ぐはぁ!?そんな…咲と美穂子の姉妹レズプレイなんて…」

藤田「隙ありだなァ!チャンピオン!」

菫「同人誌に気を取られている照に藤田靖子の拳のラッシュだ!」

藤田「オラオラァ!死ねェ!!」ドドドドド!!!!

照「ぐはぁ!?」

藤田「ふふん♫喧嘩でも咲好きでもこのアタシには敵わないぞチャンピオン…」

照「くっ…アナタになんか負けない…」

藤田「いい目をしている…百合コミックや百合アニメに飢えていた頃の私のような、ギラギラと萌えたぎった良い目つきだ…」

照「コークスクリューツモ!」

藤田「甘い!修行を終えて疲れきっているお前の拳などよけるのはわけないんだよ!」

菫「あぁ!?照のコークスクリュが!藤田靖子を外して地面に!しかも疲れきっているのかいつもの回転が無いぞ!」

衣「………」

藤田「どうした?それだけか?なら今度はこっちから…」

照「残念だけど藤田プロ…もうあなたは負けている…」

藤田「なんだ?追い込まれて頭がおかしく…な、なんだ!?じ、地面が!?」ゴゴゴゴ!!!

菫「そうか!照はコークスクリュを外したのではなくわざと地面に攻撃したのか!そしていつもの回転を地面の中に集中させることにより、より広範囲を崩せるようにしたのか!」

藤田「うわァ!!塔の地面が崩れて落ちる!!」

照「さぁ!アナタの負けだ!私の手に捕まって…」

藤田「ふん…アタシの負けだ…チャンピオン、お前とはもう少し違う形で出会いたかったよ…」

照「藤田プロ!?」

蒲原「そんな…藤田プロが塔から落ちていく…」

衣「藤田…その昔、相手を支配し破壊することだけを至上としていた衣に、真の百合の素晴らしさを教えてくれた女…血沸き踊る熾烈な戦いと、自分を高めてくれる強敵…そして何よりコミックLOをこよなく愛する誇り高き戦士だった…」

菫「照!?大丈夫か?」

透華「やりましたわね!ついにキマシタワーを登りきったんですわよ!」

照「菫、透華、蒲原、ころたん師匠…」

衣「うむ!見事だったぞ!師匠は満足だ!」

照「やった…やったよ咲…」ばたんきゅ…

菫「照!?」

透華「無理もありませんわ、三日間寝ずに修行を続けたのですから…」

衣「照は疲れている…清澄襲撃は明日にしよう…」

そして次の日の朝…

衣「うむ!修行も完成した!いざ、竹井久討伐へ向かうぞ!」

照「竹井久…私の倒すべき敵…」

透華「わたくしと照、そして衣がいればお茶の子さいさいですわ」

蒲原「私たちも応援するぞ」

菫「あぁ、私たちに力は無い、足手まといになるだけかもわからない、だが照は私の親友だ、この命が危なかろうと全力で応援するぞ!」

一行は清澄へと向かう…

蒲原「着いたぞ」

照「清澄が…」

菫「な、なんだ!?あれは!?清澄高校のグランドに建っているあの円筒状の建物は、イタリアローマにあるコロッセオじゃないか!」

菫「しかも!?豊臣秀吉の一夜城のようなハリボテやまやかしなんかじゃない!正真正銘本物のコロッセオだ!」

衣「うむ、たった数日であれだけのものを建造するとは…さすが、竹井久のカリスマが成せる技と言うべきか…」

透華「とにかく中に入りますわ」

清澄コロッセオ…

モブ観衆『HISA!HISA!HISA!HISA!』

モブ観衆『HISA!HISA!HISA!HISA!』

菫「うわぁ!中もすごいぞ!もはや本物のコロッセオをそのまま持ってきたといっても過言じゃない再現性だ!」

衣「うむ、すごい熱気だ」

透華「ここのどこかに竹井久が…」

照達一行の向かい側の中央席にあたるところから竹井久が出て来た

久『はろはろ~ん♫』

照「!?竹井久!」

久「わざわざ、この清澄闘技場にお集りいただきありがとうございます♫役者も揃いましたところで、本日のショー…『バトルロワイヤル』を開催したいと思います♪」

衣「バトルロワイヤル?」

久「ルールは簡単よ♪あなた達の中からそれぞれ先鋒、中堅、大将を決めて、そこの特製リングで一対一の戦いをしてもらうわ♫」

衣「なるほど、先に二点を先取したほうが勝ちというわけか…」

久「そそ♫ちなみに優勝商品は…」

透華「ごくり…」

久「じゃじゃ~ん♫みんな大好き宮永咲ちゃんで~す」

咲「うぅ…お姉ちゃん…」

照「咲ー!」

久「あらあら♫心配しなくても咲の処女はちゃんと取って置いてあるわ♫」

咲「ん…//や…やめ…//」

照「!?」

久「大好きなお姉さんの目の前で見事に散らしてあげたいからね♪」

照「クソッ!竹井久ァ!!」

菫「落ち着け!照!」

久「それじゃあ、先鋒戦はこの後2時間後だから、それまでに誰が出るか決めといてね♪それじゃ、Bey~☆」

透華「どうしますの?」

衣「うむ…とにかく敵の出方もわからん…先鋒戦はまだ修行を終えて浅い照よりもips歴の長い透華に出てもらおう」

透華「わかりましたわ!」

衣「照はその後の中堅戦だ…こちらも何が潜んでいるか解らん…気を引き締めて参れ!」

照「わかった…」

菫「おそらく竹井久は大将…」

蒲原「わはは、奴は今回の総大将だからな」

衣「うむ!衣が出よう…」

蒲原「わはは、決まったな…私は応援することしか出来ないけど、みんな…どうか無事でいてくれ…」

衣「大丈夫だ!今まで衣が智美を悲しませるようなことをしたか?衣たちは絶対生きて宮永咲を取り戻す!」

菫「照、透華、くれぐれも無茶はするなよ…」

照「わかってる…」

透華「先鋒戦なんてわたくしにかかれば朝飯前ですわ!」

竹井久サイド…

久「向こうも決まったようね…さて、先鋒戦は誰に出てもらおうかしら?」

まこ「わしが出る!先鋒戦の”特製リングではわしが有利じゃからのう…」

久「それじゃ、お願いしちゃおうかしら?」

まこ「おう!まかしときんしゃい!」

???「………」ゴゴゴ!!!

本日はここまでです

支援ありがとうございました

再開します

菫「ところで、前にiPSにも強弱があるといったが…」

衣「うむ!衣達にはそれぞれ”iPS強度”という各々のipsの強さを計る数値がある…」

照「iPS強度?」

衣「そうだな…例えば智美と菫は”5”だな…」

菫「げ!?私の強度低すぎ…」

透華「修行をしてませんし、そんなものですわ。ちなみにハギヨシで”32”まぁ、これくらいが修行をした者の平均ですわね」

衣「ちなみに、こないだ倒した藤田は”7”くらいだな」

照(藤田プロしょぼ…)

蒲原「わはは、私たちでもなんとか倒せそうだな」

衣「そして!照が>>127 透華が>>128だ!」

コンマ下二桁が二人のiPS強度

衣「照が”73”透華が”61”かなりのiPS強度だ!」

照「そんなに…」

透華「わたくしが宮永照に負けるのは気に入りませんが、なかなかの数値ですわね」

衣「iPS強度が大きければ大きいほどより強力な力を出せる、だが、そればかりが勝負の優劣を決める訳ではない!ハギヨシのように元々の地力が強ければiPS強度の差など簡単に覆せる!」

菫「なるほど!ようはその人の戦い方次第!か弱い草食獣も知を巡らせれば獰猛な肉食獣にも勝てるという訳だな!」

衣「うむ!ちなみに衣のiPS強度は”98”だ」

照「98…圧倒的…」

衣「しかし、衣の見立てでは竹井久のiPS強度は衣以上…この戦、思いの外熾烈なものとなりそうだ…」

菫「そろそろ時間だぞ!会場へ急がなければ!」

透華「行きますわよ…」

照「透華…」

衣「頑張るのだぞ!」

透華「任せて下さいまし!この龍門渕透華、誰よりも目立ってみせますわ!」

遂に始まった竹井久とのバトルロワイヤル!

ある者は愛する者への思いと戦士の誇りを胸に!

ある者は飽くなき欲望と邪悪な野望の果てを目指し!

今!この闘技場にそれぞれの思惑がぶつかり合おうとしていた!

コロッセオ特設リング!

モブ観衆「MAKO!MAKO!MAKO!MAKO!」

まこ「そちらさんの先鋒は誰かのう?」

透華「先鋒を務めますのはこの龍門渕透華でしてよ!」

まこ「ほぅ…あんさんが先鋒かのう…」

菫「あれは!?竹井久の左腕の染谷まこ!」

蒲原「わはは、奴が先鋒か」

衣「iPS強度は…>>134というところか…」

衣「染谷まこは…な!?”83”!?」

照「透華より18も上…」

蒲原「わはは、大丈夫だ、透華ならそのくらいの差、覆してみせるさ!」

『それでは試合開始!!』

開始の合図が鳴ると同時に、リングの下に水が流れ出した

透華「な!?なんですの!?」

衣「染谷まこは…な!?”87”!?」

照「透華より26も上…」

蒲原「わはは、大丈夫だ、透華ならそのくらいの差、覆してみせるさ!」

『それでは試合開始!!』

開始の合図が鳴ると同時に、リングの下に水が流れ出した

透華「な!?なんですの!?」

まこ「………」

菫「なんと!?リングの外側は深いプールになっている!しかも、そのプールには人食いサメジョーンズがうようよ居る、もし相手によってリングの外に放り出されたが最後、サメの餌食になるぞ!」

まこ「そう!このリングこそ、恐怖のウォーターデスマッチじゃ!」

透華「おっーほっほっ!”水”はわたくしの得意分野、すなわちここはわたくしのワンサイドゲームですわ!」

まこ「ふふ…」

透華「な!?何がおかしいんですの!?」

まこ「いやな…高慢ちきでいけ好かないお嬢様をな、そいつの得意な”水のフィールド”で完膚なきまでに叩き潰せばどんな顔をするのか、楽しみじゃからのう」

透華「きぃぃ!!そんな生意気言ってられるのも今のうちですわ!ワカメなんてすぐにプールのホヤにしてみせますわ!」

まこ「ほぅ…出来るかのう?わしの武器は>>140…フカの餌になるのはおんし一人だけじゃ!」

ボウガン

まこ「わしの武器はボウガンじゃからのう!ウェヒィィィ!!」ドドド!!!

染谷まこのボウガンが炸裂する

透華「な!?飛び道具ですの?卑怯ですわ!」

まこ「卑怯もヘチマもないんじゃ!わしより人気のあるキャラはみんな死ね!」

透華「あらあら♪でも、当たらなければ意味がありませんわ♪」

まこ「イヒヒ…それはどうかな?わしのボウガンの弾には>>143の効果がある…」

自動追尾

透華「!?自動追尾ですの!?」

まこ「そうじゃ、その弾は龍門渕さんを殺すまで地の果てまで追っかけるからのう」

透華「くぅ…!しかし、ここは水のフィールド!わたくしが操れる水はたっぷりありますわ!」

透華は水を使い盾を作った

まこ「ふふん♪しかし、わしの方がiPS強度は上、そんな盾屁でもないわい!」

透華「な!?水の盾が…こうなったらわたくしも>>146しますわよ!」

冷やし中華モードで咲を想いながらオナヌ

透華「どうすれば…」シーン…

衣「あれは!?冷やし透華!」

菫「冷やし透華?」

蒲原「冷やし中華がどうしたんだ?」

衣「うむ、透華は敵が強大であればあるほど、内に秘めた”冷たい力”が目覚めるのだ!」

透華「………」キーン…

まこ(こいつ…いきなり力が強く…)

透華「咲…咲…うへへ…」

まこ「なんじゃ!?こいつ…気持ち悪いのう…」

衣「駄目だ!あれは”冷やし透華”では無い!紛い物の”冷やし中華”モードだ!」

蒲原「わはは、やっぱり冷やし中華じゃないか」

まこ「ふん!あまりのことに気でも狂ったかのう?とどめじゃ!ボウガン!」ドドド!!!

透華「咲…咲…良いですわ…」gff…

その時!透華の腹部にボウガンの弾が貫通した!

透華「さ…ぐはぁ!!」ドゴー!!

まこ「ヒャッハァー!!ヒットじゃ!!」

まこ「さて…次は確実に殺せるよう頭を狙うかのう…」

透華「………」

まこ「イヒヒ!そのすわすわうるさい口をあんさんのヘンテコなアホ毛ごとぶち抜いてやるからのう!」

透華「ふ…ふふ…」

まこ「な!?なんじゃ?コイツ、本当に頭がおかしいようじゃのう?」

透華「あ、あなたに攻撃されたのは…わ、わざとですわ…」

まこ「なんじゃ?負け惜しみか?」

透華「わたくしは”水分”を操る事が出来る…そして”血”もまた水分…血にはより多くのiPS細胞があり、普通の水より強力な力を持ってますわ…」


まこ「な!?あんたまさか!?」

透華「そう!そうして、わたくしが倒れればアナタは確実に止めを刺す為にわたくしに”近づく”その瞬間を狙っていたのですわ!」

透華の血と周りの水が合わさり、巨大な龍の形となった、そしてその血と水の混ざり合った龍は染谷まこに襲いかかる!

まこ「グワァァ!!なんじゃ!?わ、わしが!」

染谷まこはそのまま龍に押されリングの外へフェードアウトしてしまった…

透華「ふぅ…サメの餌になるのはあなたでしたね…」

蒲原「やった!透華が勝ったぞ!」

菫「これで記念すべき一勝だ!この調子で中堅、大将戦も勝利するぞ!」

衣「………」

照「待って!透華の後ろに巨大なサメが!?」

突如!巨大人食いサメが陸に上がってきた!

透華「!?なんですの!?」

透華「くっ…ウォーターカッター!」

透華は水で巨大なカッターを作り、サメを一刀両断にした

まこ「くくく…なかなかやるのう…」

透華「!?生きていましたの!?」

まこ「わしの”ワカメ”を使えばサメの脳を操ることくらい朝飯前じゃ♪」

なんと、染谷まこは特殊な”ワカメ”をサメの脳に植え込み、操っていたのだ

まこ「イヒヒ!必殺>>158!」

ワカメ絞め

まこ「このワカメはな!?iPS細胞を使って特別に培養したワカメなんじゃ!」

透華「!?」

まこ「わしの意のままに操れる…例えばワカメを使いあんさんを拘束することも可能じゃ!」

菫「染谷まこのワカメが透華に巻き付いた!」

透華「な!?ワカメが…苦しいですわ…」

まこ「そのまま絞め殺してくれるわい!」

透華「………」しーん…

まこ「いひひ!どれ?もうくたばったのかのう?」

蒲原「透華がまた”冷やし中華”状態に!」

衣「いや…あれは本物の”冷やし透華”だ!」

透華「………」治水!

冷やし透華状態になり、体に巻き付いたワカメを一気に引きはがした

まこ「な!?わしのワカメを…」

菫「やったぞ!冷やし透華モードだ!これで勝てる!」

まこ(ほぅ…なるほど…iPS強度もさっきより上がっとる…)

透華「染谷まこ…死ね…」

まこ(これは狩り甲斐がありそうじゃのう…)にやりっ

衣「!?何か敵の様子がおかしいぞ!」

まこ「ヒヒヒ!さっきも言ったじゃろ?わしのワカメはiPS細胞で出来ておると!」

透華「!?」

染谷まこのワカメがリング外のプールの中でどんどん活性化する、とうとうリングを囲う巨大なワカメとなった

まこ「あんさんの冷やし透華とやらは確かに強力じゃのう、だからこそ、わしのワカメはそのあんさんのパワーを吸い取って強力に成長出来たんじゃ!」

透華「そんな…どうすれば>>165

まこ「どうすれば?そんなもん決まっとるじゃろう?死んでワカメの養分となれ!」

透華(そうですわ…吸い取らせ続けて自爆させれば…)

まこ「もしかして、『吸い取らせ続けて自爆させよう』なんて考えとるのかのう?」

透華「!?」

まこ「イヒヒ!無駄じゃ!貴様の水分くらいで自爆するわしのワカメじゃないわい!」

透華「そ、そんな…」がっくり…

まこ「まぁええわい!お望み通り貴様の水分という水分を吸い取ってやるわ!」

染谷まこのワカメが透華の体を突く、そしてそのまま透華の水分を吸い取り始めた

まこ「イヒヒ!さすが”冷やし中華”!なかなかたっぷり水分があるのう!」

しかし、ワカメはいつまでたっても透華の水分を吸い切る事は出来ず、だんだんと膨れ上がっていった

透華「………」

まこ「な、なしてじゃ!?こいつ、どんだけ吸い取ってもカラカラのミイラにならんぞ!?」

「それもそのはずですわ!」

透華「どうしました?幽霊にでもあったような顔をしてますわね」

まこ「!?あんさんは…そんなそれなら今吸い取っているのは…」

透華「そう!水で作ったわたくしのダミーですわ!」

まこ「そ、それならそんなダミーすぐに吸い取れるはずじゃ…」

しかし、染谷まこの言葉とは裏腹にワカメはどんどん水を吸い取って大きくなる

透華「この下には何がありまして?」

まこ「!?そうか!おまえは地下の水脈まで、穴を開けその水分をわしのワカメに吸い取らせているのか!?」

透華「ダミーはあなたのワカメをその水脈につながる穴へ誘導するための罠ですわ!」

まこ「そ、そんな馬鹿な!わしのワカメが…」

ついにワカメはその縦横無尽の”水分”に耐えられなくなり爆発してしまった

まこ「ひぃぃぃ!!わしのワカメがぁ!!」

透華「さて、どうしましょうかね…」

まこ「ま、待て!ゆ、許してくれ!ほんのほんの出来心じゃったんじゃ!」

透華「さて…」

どうする?>>171

ワカメは海に帰るべき
咲さんを取り返すことに協力し、その後も咲さんを崇拝することを約束するなら許す

まこ「許してくれ!わしも久から咲を取り返すことに強力する!その後も咲を崇拝するぞ!だから許してくれ!」

透華「そうですわね…反省もしているのなら…」

まこ(くく…馬鹿め!貴様が安心しきった所をこのボウガンで再び仕留めてやるわ!)

透華「ところで…」

まこ「?」

透華「>>54も『あ、これキツいなーって思えば安価スルーだって許される』と言ってくれてますわよね」にやり

まこ「あわわ…」

透華「染谷まこ!あなたの腐った性根は去勢不可能!よって死刑を言い渡しますわ!」

まこ「ひぃぃ!!」

透華「くらえ!ウォータースプラッシュ!!」

まこ「うぎゃ!!!!」

菫「染谷まこが透華のウォータースプラッシュをくらい遥か彼方へと飛ばされていった!」

蒲原「わはは、た~ま~や~!」

透華「勝利!わたくしの勝利ですわ!」

『染谷まこ戦闘不能により龍門渕透華の勝利』

照「透華が先鋒戦に勝った…」

衣「うむ!見事であったぞ!」

菫「次は中堅…照の番か…」

照「行ってくる…」

蒲原「頑張ってくれ」

『中堅戦スタートです!』

中堅戦リング

照「なんの変哲もないリングに見えるけど…」

「ふふ…あなたが私の相手…」

照「あ、あなたは!?」

>>177 風越、鶴賀、龍門渕以外のキャラでお願いします

クロチャー

玄「ふふ…あなたが私の相手ですのだ?」

照「あなたは阿知賀の…」

玄「竹井久さまのおもちは最高ですのだ、だから私も竹井久さまにつくしますのだ」

照(どうやら竹井久に”洗脳”されているみたいだ!)

玄「私のiPS強度は>>180武器は>>181ですのだ」

ips強度はコンマ下二桁

咲のスカート

玄「咲ちゃんのスカートを武器に戦いますのだ」ぶんぶん!

菫「アイツ…馬鹿なのか?」

蒲原「ips強度も並の”36”たいしたことないな…」

照「それは!?咲のスカート!?あの長さ、匂い、本物だ!?」

玄「ふふ…宮永照…覚悟するですのだ!」

透華「あぁ!?宮永照がスカートにつられてますわよ!」

照「どうしよう…勝てないよ…咲ちゃん…」

玄「ふふ…参ったかですのだ!」

宮永照が地面にへたり込むと同時に、リングの各所が盛り上がった

照「な、なんだ!?地面が!?」

照を乗せた地面がある程度の高さに到達する…すると下のほうから火炎放射が上がった!

菫「下に落ちたら火炎放射で燃やされる、しかし、足場は限られているここは灼熱のファイヤーデスマッチだったのか!?」

玄「ふふ…チャンピオンさん、この下で照焼きになるか、私の咲ちゃんスカートの餌食になるかえらばせてやりますのだ!」

今日はここまでです

自分で書いといてなんですがiPS強度は死に設定ですよね…

支援して下さってありがとうございました

再開します

玄「へいへい1どうしますかなのだ?」

照「嫌だ…」

玄「?」

照「私は咲の為にも前へ進む必要がある!だから、咲のスカートとは一旦お別れ…咲のスカートが帰ってこなくても私は待ち続ける!」

玄「答えは聞きましたのだ!そんなに死にたいなら死なせてやりますのだ!」

菫「松美玄が先制をかけたぞ!」

玄「喰らえ!必殺スカートカッター」ぺちっ…

照「………」

玄「えい!えい!えい!」

照「咲のスカートを…返せ!!」ドゴー!

菫「あぁ!?照が反撃に!?」

宮永照は松美玄から咲のスカートを奪い取った

照「やった!咲のスカートだ!」てるてる

玄「え~ん!大事なスカート取られちゃったよ~!どうしよう久様~!」

どうする?>>196

お姉ちゃんのおもちを思い浮かべる

玄「おねえちゃんのおもちを思い出して…う~ん…お姉ちゃん?私のお姉ちゃんは竹井久様だけですのだ」

菫「!?あんなに仲の良かった宥との事も忘れるなんて!?これが竹井久の”洗脳”の力なのか!?」

衣「うむ、実に恐ろしきは竹井久の妖術だな…」

照「なんだか知らないけど…実の姉の事を忘れるなんて可哀想…」

玄「何を言ってますのだ?私の姉でご主人様は竹井久様お一人ですのだ」

照「はやく洗脳を解いてあげる…>>199だ」

コークスクリュー腹パン

玄「ふ~む…しかし、私にも久様の他にお姉ちゃんが居たような…?」

照「今だ!コークスクリュ腹ぱん!」ドゴー!

玄「!?」ボコー!

玄「うぅ…お姉ちゃん…痛いよ…」しくしく…

照「思い出して、あなたの本当のお姉さんは竹井久じゃないでしょ?」

玄「うぅ…もう許しませんのだ…レッドドラゴンカモン!」

照「!?」

松美玄がそう言うとどこからともなく全身赤い鱗をした龍が出てきた

赤龍「ギャース!!」

菫「なんだ!?まるでドラゴンボールの神龍みたいなのが現れたぞ!」

玄「私のペット、ドラ太ですのだ!」

赤龍「グギャー!」

玄「ドラ太!足場を崩しますのだ!」

松美玄がドラゴンに乗る、ドラゴンは松美玄の命令で数少ない足場を壊し始めた

照「うわわ!足場が…」

玄「あとはあの照とかいう人の足場だけですのだ!」

赤龍「ギャース!!」

蒲原「わはは、日本昔話のOPみたいだぞ」

照「自分のスカートを脱いで…」ぬぎぬぎ…

照「咲のスカートを穿いて…」てるてる…

照「自分のスカートを左腕で持ち、持ち上げる!」

玄「?」

照「コークスクリュをすれば…出来た!テルコプターだ!」ててれてってれ~!

玄「な!?」

照「松美玄!今度は空中対決だ!」ぱたぱた…

玄「ふん!すぐに撃ち落としてくれますのだ!」

菫「スカートをプロペラに、コークスクリュを動力に空を飛ぶだと!?」

蒲原「わはは、そのままだと本体も一緒に回らないのか?」

照「しかし、左腕を塞がれている…ダブルコークスクリュが使えない…」

どうする?>>206

照「片腕が塞がってるからコークスクリュの威力が半減?否!全身を回転…スーパーコークスクリュだ!」

玄「うぎゃ!!」

照の全身コークスクリュが松美玄に直撃する

照「もいっこコークスクリュ!」

赤龍「ギャース!?」ドゴー!

照「たたみかけるぞ>>209

スクリューキック

照「スクリューキック!」ベシ!

玄「ギャ!」

菫「決まったぞ!照の必殺スクリューキックだ!」

蒲原「わはは、見てみろクロチャーが息してないぞ!」

玄「 」

玄(ショックですのだ…あんなポンコツにこんなにぼこぼこにされるなんて…)

その時!松美玄の脳裏に浮かび上がる実の姉!玄は考えていた宥のあたたかさ!やさしさ!そして、おもちの柔らかさ!

玄「思い出した!私のお姉ちゃんは松美宥只ひとりだ!」

照「!?思い出したんだね…」

玄「そうだ、私は成長したおも…和ちゃんに会おうと一人で長野へ向かったのはよかったけど、途中で迷子になって変なお姉さんにナンパされて、気がついたらここに…」

玄「あ!あなたは白糸台の宮永照さん!」

照「さぁ、もう私たちに戦う理由なんてない、大人しく降参して…」

玄(どうしよう…>>213

久に強い憎しみを抱く

玄「私にこんなことをさせた竹井久…許さない…」

照「私が仇をとる…だから、降参を…」

久「玄ちゃ~ん♪おもち見せて上げるわよ♪」

玄「おも…!?」バッ!

照「!?駄目だ!見ちゃ駄目…」

玄「あれ…?そうだ…わたしは竹井久様の僕…」うにょ~ん…

蒲原「再び敵に洗脳されたぞ」

玄「何かに強い憎しみを抱いていたような気がするですのだ…きっとそこにいるポンコツへの憎しみですのだ!」

照「!?」

玄「今度はさっきみたいにいきませんのだ!私とドラ太でメッタメタにしてやりますのだ!」

照「くっ…もう一度なぐって…」

玄「そうはいかないのだ!私の新しい武器!>>217

ドラグノフ

玄「このドラグノフで…シャープシュート(笑)」ばん!

玄はセミオートの狙撃銃で照を打ち抜いた!

照「ぐは!?」バシュ!

菫「私の必殺技がパクられた!?」

玄「へいへい!もう一発行きますのだ!」ばん!

照「くっ!?脇腹と左腕に弾を喰らった…」

左腕を打ち抜かれ照はそのまま火炎放射の待つ地面へと墜落していった

菫「そんな!?照ー!」

透華「くっ…宮永さん…そんな…うっ!?」

衣「透華はしゃべるな、傷口が開くぞ!」

玄「うは!勝った!勝ちましたのだ!おもち”無き者”は全員”亡き者”にしてくれますのだ!」

『中堅戦終了!宮永照焼死により松実玄の勝利!』

今日はここまで

よく見たら松美と松実と間違えてましたね…

再開します

蒲原「あのテルーが負けるなんて…」

菫「!?否!あれを見ろ!火が勢いよく上昇しているぞ!」

玄「な、なんですのだ!?」

照「松実玄!まだ私は負けていないぞ!」

勢いよく上がった炎の渦から出てきたのは、咲のロングスカートを気球代わりにした宮永照

照「落ちる寸前で右腕コークスクリュの風圧で炎を散し上昇気流となったのを利用して咲のロングスカートを気球にして登ってきたわけだ!」

玄「あわわ…」

照「おりゃ!」ゲシ!

そのままの勢いで照は玄の乗るレッドドラゴンへ飛び移る

照「コークスクリュ腹パン!」

玄「ぐは!」

照「近づけば狙撃銃なんてきかない!コークスクリュツモ!」

玄「ばたんきゅ~」

『見事大逆転です!松実玄戦意喪失で宮永照勝利!』

菫「やったぞ!照の逆転勝利だ!」

蒲原「わはは、さっき中堅戦終了って言ったのに、いい加減な審判だな」

衣「しかし、おかげで中堅戦も衣達の勝利だ!」

透華「やりましたわ!うっ…」

蒲原「とーか、あんまり騒ぐと傷口に響くぞ」

玄「きゅ~…」

照「さて…この人どうしよう?>>237

照(そういえばさっき酷いこと言われたような…)

玄「うぅ…おもち…」

照「放っとくか…そのうち保護者の方が引き取りにくるだろう…」

玄「むにゃむにゃ…おねえちゃん…」

照「さて、みんなが待つ選手控え室に…」

照「おい!これで二点先取したぞ!咲を返せ!」

久「あら、まだ大将戦が残ってるわよ?」

菫「な!?し、しかし、すでに私たちが先鋒、中堅共に勝利している!ならばこのバトルロワイヤル、私たちの勝ちじゃ…」

蒲原「そうだ!そうだ!」

久「でも、私天江さんと戦ってみたいのよ♫」

衣「うむ…よいぞ…受けて立つ…」

透華「衣!?」

衣「ちょうど良い機会だ、貴様のその腐った性根、衣直々に叩き直してくれる!」

久「それじゃあ決まりね♪」

『大将戦開始!』

久「天江さんと直に戦えるなんて、本当光栄だわ♪」

衣「今にそんな軽口叩けなくしてくれる…貴様は衣の贄か供御となるのだ」

菫「大将戦は、周りを高い鉄の柵で囲まれただけのリングでの戦い!一見、シンプルに見えるそのリングは、逆に言えばお互いの力を阻むものが何も無いリングと言える、故に強大な力を持つ天江衣と竹井久にとって最も過酷で残酷な闘技場になる!」

久「それにしても天江さんって可愛いわね…靖子があんなに入れこむのも無理がないわ…」

衣「ふん!貴様のカラクリはとうに見破っておる!”目”だ!貴様の”目”は見つめ合った者の心を意のままに操る超能力のような力があるのであろう!」

久「あら?ばれちゃった?」ぺろっ

久「まぁいいわ…倒して大人しくしちゃえば同じことよね」

衣「ふん!黙れ!」グワン!

菫「あぁ!天江さんの背中から突如、巨大な腕が!」

久「あらあら♪可愛い顔して物騒なもの持っているわね…そこがギャップになって一層可愛いわ♪」

衣「ふん!」

久「でも…私の目を見ないで戦うなんて無茶ね…」

蒲原「やっぱり竹井久の方がパワーは若干上だ!」

菫「しかも、天江さんは相手の目を見れない、相手の動きを目で見ることもできないぞ!」

久「ほら!ほら!」ブンブン!!

衣「くっ!」

久「ふ~ん…あの天江さんもたいしたことないわね」

衣「………!」

菫「くっ!天江さんの防戦一方だ!このままではまずいぞ!」

透華「いえ、まずいのは竹井久のほうですわ!」

照「なにか秘策が?」

夜の帳が降りてくる、闘技場を満月が照らし始めた

衣「ふふ………」にやりっ

久「!?」

衣「 世界が暗れ塞がる…竹井久、貴様の命脈もここで尽き果てる!」

久(な、なに!?天江さんの雰囲気が変わった!?)

衣のオーラがみるみるうちにおぞましく強大なものへと変化していく

衣「はぁぁぁ!!!」

久「くっ!この私が押されるなんて!」

衣「はぁ!はぁぁ!!」

久「くっ!強い…」

先ほどまで劣勢だった衣が一気に逆転し、久を圧倒する

すみませんご飯食べに行くので一旦中断です

菫「いいぞ!あの竹井久をわずかながら上回っている!勝てる!勝てるぞ!」

衣「満月の夜の衣についてこれるとは…なかなだな…」

衣「しかし、これで止めだ!」

久「………」にやりっ…

天江衣が竹井久にとどめを刺そうとしたその時である、突如、衣の背後に鈍い衝撃が突いたのであった

衣「なっ!?」グシャ!!

照「ころたん師匠!!!」

蒲原「な!?衣!?」

透華「衣!?」

睦月「任務完了イタシマシタ…」

久「あらあら、ありがとう♪」

竹井久によって操られた津山睦月が、天江衣を背後より狙撃したのであった

衣「お前は鶴賀学園の睦月…卑怯だぞ…一対一の約束では無かったのか…」はぁはぁ…

久「くだらないわねェェ!!」

衣「ぐはぁ!?」

久「知ってる!?一対一の戦いの約束はね、大概破られるためにあるのよ!!!」ゲシッ!

竹井久が天江衣の身体を思いっきり蹴り飛ばす

その後も久は残虐にも、手負いで動けない衣に対し、一方的に殴る蹴るを繰り返した

久「死ね!」

衣「ぐはっ!?」

照「竹井久!貴様!」

蒲原「ムッキー!衣ー!」

久「アナタ達が留守にしている間、風越を襲ってきたのよん♪」

未春「YES、竹井様」

文堂「私は竹井様の忠実な僕…」

蒲原「クソぉ!ムッキー…みはるん…」

久「あ!そうそう、蒲原さん確か妹尾さんって言う幼なじみが居たわね…」

蒲原「!?」

久「彼女なかなか良かったわ♫ごちそうさま♪」

蒲原「うぉぉぉ!!!竹井久ぁぁ!!!」

菫「お、落ち着くんだ!蒲原!お前じゃ絶対に敵わん!」

照「………」

蒲原「離せ!私は奴を殺せるなら私はどうなっても…」

照「蒲原さん…先に言っておく、私は謝らない…」

蒲原「!?」

宮永照が蒲原智美を思いっきり殴りつける

照「ここで冷静さを失っては敵の思うつぼ…ここはアウェイ、一旦様子を…」

透華「しかし、衣が…」

久「アナタ達の相手は、ここにいる私のファンがしてくれるわ♪」

モブ's「ウォォォ!!!竹井久様の敵を殺せ!!」

しかし、照達の周りには竹井久によって集められた手下、さすがの照達も逃れる事が出来ない

モブ’s「死ねぇぇ!!」ドドドド!!!

透華「わたくし達ここで終わってしまうの?」

蒲原「うぅ…そんな…」

さすがに照と透華が居るとはいえこの大人数、少々分が悪い

照「と、とにかくコークスクリュで少しづつ撃退するしか…」

菫「あわわ!ざっと見て数百人は居るぞ!かないっこない!」

「ころたんとォォ咲たんのォォ可愛さァはァァァ世界一ィィィィィ!!!」

モブ's「うぎゃー!!!」

照「!?」

藤田「ハギヨシさんの素敵滅法のおかげでェェェ!!生まれ変わった不死身の体ァァァ!!!靖子がやらねば誰がやるゥ!!!!」

照「藤田プロ!」

一「ぼくたちもいるよ!」

純「お~い!透華!衣!」

智記「こくこく…」

透華「一!純!智記!」

ハギヨシ「お嬢様、衣様は確保しました、あとは私が病院まですぐに連れて行きます」

衣「うぅ…すまぬ…」

蒲原「衣!」

藤田「ちょォォっとばかし、ギクシャクするがァァ!アタシの体は修理は完了ォォォ!!くらえぇ!必殺!藤田フラッシュゥゥ!!」ぴかー

モブ「うぉ!?まぶし…」

一「今だ!喰らえ!」

モブ「ぎゃー!」

ハギヨシ「ほ!は!」

モブ「うぎゃー!」

透華「一達のおかげでモブが一気に片付きましたわ!」

蒲原「後は…」

久「ふーん…なるほどねぇ…」

照「竹井久!お前も覚悟しろ!」

久「なにか忘れてない?こっちには人質がいるのよ?」

咲「うぅ…お姉ちゃ…」

照「咲ー!」

久「助けたければ私の居る校舎まで来なさい」

そう言うと、竹井久は宮永咲を人質に取ったまま、清澄の校舎の中へと姿を消す

照「………」

透華「わ、わたくしも一緒に…くっ!?」

ハギヨシ「駄目です!お嬢様、まだ先ほどの傷が癒えておりません!」

衣「そ、それに…ここにはまだまだ敵がおるぞ…」

照「だから比較的傷の浅い私が久に最後の戦いを挑む!」

菫「照…」

衣「ま、待て…ハギヨシ…”あれ”は持ってきたか…?」

ハギヨシ「は!言われた通り持ってきました…」

そう言うとハギヨシはどこからか物々しい箱を用意した

照「?」

衣「持って行け…この箱には龍門渕に伝わる神器>>261が入っている…今のお前なら使いこなせるだろう…」

照「これが神器…わかった…ありがとうころたん師匠…」

八尺瓊勾玉

照「結構重い箱だから何が入ってるかと思えば…綺麗な石みたいなのが出てきたぞ…」

衣「日本書紀に云い伝わりし三種の神器の一つ『八尺瓊勾玉 』だ!」

照「よし…これを鞄に入れて…」

菫「敵の罠かもしれない…気をつけるんだぞ」

蒲原「あぁ…無事、カオリンと衣の仇を討ってくれ」

照「うん…」

宮永照、竹井久を追って校舎へと足を踏み入れる…

照「中は大分改造されてるな…高校というよりはお城みたいだな…」

様々な美術品やオブジェに彩られた校舎、床にも絨毯が敷き詰められている、おそらくは竹井久が部下にやらせたことだろう

照「おそらく奴は麻雀部に…」

照が麻雀部の部室に入る、そこにはベットで寝ている咲と、豪奢な椅子に片足を大きく組んだ、所謂エマニュエル座りの竹井久が居た

咲「………」

照「咲!?」

久「あら?早かったわね?」

照「竹井久…ハァ!!」ガシッ!

照が久に襲いかかる

久「あら…あんまりがっつかないでよ…そういうの嫌いよ…」

久がすかさずカウンターを入れる、やはり力の差は歴然、照は壁をぶち壊し隣の教室まで吹き飛ばされた

照「ぐはぁ!?」

久「咲が起きちゃうわ…こっちで続きをしましょ?」

照「くっ…」

久「はぁ!!」

照「ダブルコークスクリュ!!」

お互いの攻撃がぶつかり合う

久「前よりはやるようになったわね…ならこれならどう?」

久は教室内の机や椅子をひとまとめにするとそれを一気に照の方へぶん投げた

照「うわぁ!?」

久「これくらいでくたばっちゃ面白くないわ…それ!」

久はすかさず追撃をかける、照は成す術も無く只々攻撃を凌ぐのが精一杯であった

久「おらおらぁ!死になさい!」

照「ぐふ!?がは!?」

久「修行したって聞いたから期待してたけど…たいしたことないわね…」

久「さぁ…今楽にしてあげるわ♪」

久が照に留めを刺そうとした其の時である、久の背後より何者かが狙撃してきたのだ

久「な!?」バシュン!

菫「シャープシュート!松実玄からドラグノフを借りてきたぞ…くらえ!」

久「ちっ…この雑魚が…」わなわな

照「菫!?やめろ!?」

久はすぐさま菫を蹴り飛ばした

菫「がはぁ!?」

久「調子乗ってんじゃないわよ!この雑魚が!」

照「菫…にげろ…」

久「あら?まだそんな体力が…そうだ!あなたの目の前で親友を嬲り殺しにしてあげる♪」

照「竹井久…貴様…」

菫「と、とりあえず…一階までにげるぞ…」

久「あらあら♪そんな傷だらけの体で、しかも常人のあなたが私から逃げられると思ってるのかしら?」

菫「はぁはぁ…クソ…一階まで、一階まで…」

久「そう…お望み通り一階まで逃がしてあげる…一階までね!」

照「久!やめろ!」

久はそう言うと床に拳を突き立てる、衝撃で床が崩れ菫はそのまま”一階”まで落ちて行った…

菫「うわぁ!?」

照「菫!」

菫「がはぁ…な、なんとか生きてるぞ…」

久「あらあら?しぶといわね…三階から落ちたのにまだ生きてるわ…でもすぐに楽にしてあげるわね♪」

久が崩れた床から一階へと降りる…

久「まぁ、常人風情がこの私に逆らった事はほめてあげるわ…」

菫「はぁはぁ…今だ!」

菫がドラグノフを発射する、しかし、発射された弾は久を外し全く別の方向へと消えていった

久「残念ね…まぁ、当たったところでたいしたダメージは無いんだけど…」

菫「………」にやりっ

その時、外から一台の車が突っ込んできた!

蒲原「わはは!くらえ!竹井久!」

久「がはぁ!?」

久はいきなりのことで対応できず、そのまま車の下敷きとなった…

菫「そうだ!竹井久!私が一階まで移動したのはここから逃げる為じゃない!蒲原の車でお前を轢き殺す為にわざわざここまで来たんだ!そして、このドラグノフこそ攻撃の合図だったんだよ!」

照「菫ー!蒲原ー!」

蒲原「わはは…大丈夫だ!菫は私が背負って逃げる!」

菫「すまない…」

蒲原「外のほうもあらかた片付いた…今にもここへ龍門渕の特殊部隊が駆けつけるさ…」

車の下より久が這い上がる…

久「クソガァ…よくも私にこんな…」

照「くらえ!竹井久!」

照は竹井久にコークスクリュをくらわせた

久「グガァ!?」

龍門渕特殊部隊「竹井久発見!対iPS弾発射!」

照の攻撃を受け弱った竹井久に龍門渕特殊部隊の一切射撃が炸裂した

竹井久はたまらなくなりその場に倒れ込んでしまった

隊員A「やったか!?」

隊員B「近づいて確かめよう」

照「待て!?まだ何かあるぞ!」

特殊部隊の隊員が倒れた竹井久に近づく、そうすると久は起き上がり隊員の顔を思いっきり掴むとそのまま投げ飛ばした

隊員A「うぎゃ!?」

隊員B「ひぃぃ!?」

みるみるうちに特殊部隊を蹴散らしていく

久(やっと…やっとこの能力を手に入れて幸せになれそうなのに…こんなところで終わってたまるか!?)

照「くっ!竹井久!お前の相手は私だ!」

久「グガァァ!!」

照「くっ…すでに、お前は人ではなく魔物と成り果てたか…」

久「死ねェェ!!」

照「くっ…>>276するぞ!」

ハートブレイクショット

照「くらえ!ハートブレイクショット !」

久「ぐ!クソガァ!」

照「ぐはっ!?右手が!?砕かれた!」

逆にカウンターを決められ、照の右の拳を砕かれてしまった

久「はぁはぁ…くっ…私の右手にもヒビが…」

照「くっ!まだまだ!ダブルコークスクリュ!」

久「>>279で返り討ちにしてくれるわ!」

久「キャップを盾にして…」

照「帽子?血迷ったか!?」

久「iPS力を注げば帽子でも十分盾になるわ!」

照「ガハァ!?」

照のダブルコークスクリュが久の帽子の盾によりはじかれる

久「どう?あなたとはiPS強度が違うの、たかが布切れでもあなたを殺すのに十分だわ」

照「くっ…こうなったら…>>282

>>261を使用

照「今だ八尺瓊勾玉を使うぞ!」

照は八尺瓊勾玉を天高く掲げる

久「ふぅ…それがどうしたっていうの?」

照「なんにも起きない…」

久「死ね!」

照「くっ!?こっちもiPS力で防御だ…」

その時、八尺瓊勾玉が一瞬鈍く光った

久「がはぁ!?」

久の攻撃を跳ね返す

久「ど、どういこと!?一瞬だけ照のiPS強度が上がったわ…」

照「どういう…そうか!この八尺瓊勾玉はiPS増幅装置…」

久「くっ…私が…この竹井久が押されているなんて…!?」

その時、近くから照にとってもっとも懐かしく、もっとも聞きたかった声が聞こえる

咲「お姉ちゃん!」

照「咲ー!」

久が弱ったことにより、咲は久の妖術が解け逃げ出す事が出来たのだ

照「咲…よかった無事で…」

咲「うん…お姉ちゃん、ありがとう…」

衣(聞け!宮永照!)

照(この声は…ころたん師匠!?)

照の脳裏に衣の声が聞こえる

衣(この清澄には古より伝わりし霊脈がある!そこを利用するのだ!)

照(霊脈!?でもどこに?)

衣(サキと力を合わせるのだ!さすれば霊脈は見つかる!そうしてそこへありったけのiPS力を突き立てろ!)

照(このiPS力を?)

衣(そうだ!その神器は先ほど使った通り、iPS増幅装置なのだ!その八尺瓊勾玉を使い霊脈にiPS力を注ぎ込め!)

咲「お姉ちゃん!こっちから強い力を感じる!きっとこっちにその”霊脈”があるんだよ!」

照「よし!わかった、咲!」

久「逃がさないわ!」

逃げる二人に対し、久は熾烈な攻撃を仕掛ける、照も咲を連れているので思う通りに反撃が出来ないでいた

久「そこよ!死ね!」

咲「!?」

久の攻撃が咲へと命中する…しかし…

透華「おっほっほ!それはわたくしが作り出した偽物ですわ!」

久「な!?」

透華「さぁ!今のうちに早くその”霊脈”へ!」

照「透華!ありがとう!」

久「くだらない小細工を!」

透華「ぐっ!?」

咲「龍門渕さん!?」

透華「わ、わたくしにかまわず早く!」

久「死ねェ!」ゲシッ!

咲「!?」

照「急ごう、透華の意思を無駄にしないためにも…」

二人はその”霊脈”のある所へと着いた

咲「ここだよお姉ちゃん!ここから強い力を感じる…」

照「よし…ここか…」

久「あらあら?こんな所に居たのね?」

久が追いついてきた

久「これ、お土産よ♪」

透華「………」

照「透華!?」

咲「龍門渕さん!?」

ボロボロになった透華が照達の方へ投げ捨てられる…

透華「わ…わたくしのことより…はやく…」

照「あぁ…行くぞ咲!」

咲「うん!お姉ちゃん!」

久「何を始めようって言うの?」

照が八尺瓊勾玉を使い拳からありったけのiPS力を注ぎ込んだ!

どうなった?>>293

照が10人になった

照「なんだ?なにも起こらないぞ?」

照2「う~ん…失敗か?」

照3「そんなことよりお菓子食べたい!」

照4「咲ー!咲ー愛してるよー」むちゅ~

わさわさわさ…

咲「うわわ!お、お姉ちゃんが10人に増えた!」

久「な!?なによこれ!?」

照「十人に増えた…今ならよし!」

照2「おらぁ!」

久「くっ!?」

照3「くらえ!」

久「ぐっ!」

照4「オラオラァ!」

久「ぎゃ!」

照5「コークスクリュ!」

久「うぎゃ!?」

照6「まだまだ!ツモ!」

久「グハッ!」

照7「もいっこカン!」

久「ウギャ!?」

照8「くらえ!竹井久!」

久「ゴバァ!?」

照9「お前の野望もここまでだ!」

久「グッ!!?」

照「そして…これが止めだ!」

照's「「「「「「「「「「テルテルテルテルテルテルテルテルテルテルテルテルテルテルテルテルテルテルテルテルテルテルテルテルテルテルテルテルテルテルテルテルテルテルテルテルテルッ!!!」」」」」」」」」」

照「ハァ!」

久「な!?この私が!?この竹井久がァァァァ!?」

竹井久は照の攻撃により、粉々になっていく…

照「勝った…」

咲「あ!?お姉ちゃんが元に戻った!」

透華「竹井久が死んで校舎が崩れますわ!急いで逃げないと!」

咲「お姉ちゃん!」

照と咲、透華は必死になって崩れ行く校舎から逃げ出した

ハギヨシ「清澄高校が崩れますみなさん危ないですので下がって下さい!」

一「でも、あの中にはまだ透華達が…」

藤田「咲たーん!」

崩れゆく清澄高校より三つの影が見えた

照「ころたん師匠!菫!蒲原!私たちは無事だ!無事、竹井久を倒したぞ!」

咲「衣さん!弘世さん!蒲原さん!あと、カツ丼さん!」

透華「わたくし達の勝利ですわ!」

菫「勝ったんだ!私たちは勝ったんだ!とうとう照が竹井久を打ち倒したぞ!」

蒲原「わはは、めでたいぞこんなめでたいことはないぞ」

純「俺たちの出番はあまりなかったけどな」

一「ぼくは透華が無事だっただけでも本当に良かったよ」

衣「うむ…みごと…見事だぞ宮永照…」

こうして”竹井久の脅威”は去ったのであった…

今日はここまでです

支援していただきありがとうございました

~CM~

玄「我が姉のおもちはァ!松実一族最高の知能の結晶でありィィ!!誇りであるうゥゥゥ!!!」

玄「『クロチャーの奇乳な冒険』BD&DVD絶賛初発売中ゥゥゥゥ!!!!」

玄「お姉ちゃんのおもちは世界一ィィィィィ!!!!!」

ついに!一同は永きに渡る死闘に終止符を打った!

宮永照は竹井久を打ち倒し、愛する妹である宮永咲を取り返す事に成功したのだ!

菫「やったぞ!照!龍門渕さん!」

透華「えぇ…」

照「疲れた…」

ハギヨシ「みなさま、今日は天江様の屋敷にお泊まり下さい」

咲「いいんですか?こんな大人数がお泊まりして…」

ハギヨシ「えぇ…大丈夫です、みなさん共に戦った仲間ですしね…それに、みなさん来て下さったほうが衣様も大変喜びになるでしょうし」

蒲原「わはは、私は遠慮しておくぞ、カオリンとムッキーが心配だし、また明日改めてお見舞いに来るからな」

ハギヨシ「そうですか…それではみなさま…」

菫「あぁ…こんな不気味な場所にはあまり長居したくないからな…」

「クックック…竹井久がやられたか…」

照「!?誰だ?」

菫「まさか!?まだ竹井久の残党が!?」

瓦礫の奥より、人影が現れる…

その姿は、宮永照が中堅戦で倒した松実玄であった…

玄「ふん…竹井久は我がおもち四天王でも最弱…」

透華「な、なんですって!?」

玄「竹井久を影から操っていた黒幕であり、おもち四天王最強のこの私が相手しますのだ!」

照「くっ…!?どうすれば>>311

>>310

衣「サキー!透華ー!二人でレズりあうのだ!」

透華「!?」

咲「え、えぇ!?」

菫「なるほど、松実玄は大の巨乳好き…貧乳どうしの百合なら玄を萎えさせる事が出来る!」

透華「し、仕方ありませんわね…//咲…//」さわさわ…

咲「りゅ、龍門渕さん!?ふぁ…//」

玄「馬鹿め!私は大の巨乳好きであり咲ちゃん好きでもあるのです!だてに咲ちゃんのロングスカートを所持なんてしてません!」

玄「宮永照覚悟!」

照「コークスクリュ」ドゴー!

玄「げふっ!?」

菫「弱い…」

蒲原「わはは、本当に黒幕なのか?」

照「松実玄!覚悟!」

玄「わわ!ストップ!ストップ!じ、冗談ですよ~」あせあせ…

照「………」

玄「うぅ…起きたら誰も居ないし、みんな向こうで盛り上がってるから少しからかいたくなっただけだよ…」

菫「はぁ…人騒がせな…」

透華「ですわ…」(まぁ、わたくしはそのおかげで宮永咲とレズることが出来たのでよしとしますわ♫)

照「今度こそどうしよう>>316

本当の黒幕を探そう

照「本当の黒幕をさがそう…」

玄「いえ…黒幕云々は私のでまかせなので…」

衣「今回の件は竹井久がすべて仕組んだことだ、これで”この事件”は終わりだろう…」

蒲原「わはは、よかった…また戦わなくていいんだな」

照「さて…松実玄の処遇は>>318

絞め落として放置

照「みんなを騒がせたばつとして…それと咲と透華の百合を見せつけられた…羨ましい…」

玄「!?」ばたん…

菫「おわぁ!?何したんだ!?」

照「絞め落とし…」

ハギヨシ「それではみなさん行きましょうか?」

蒲原「それじゃあ、また明日な」

翌日…龍門渕の天江衣の屋敷…

チュンチュン…

菫「むにゃむにゃ…宥…むちゅ~…」

菫「ふぁ~もう朝か…昨日のことが嘘のようだな…」

天江衣の屋敷に泊まっていた菫がベッドから起きる

菫「お~い!照!朝飯食べに…」

菫が照と咲が泊まっている部屋を覗くと、そこには仲睦まじく会話する姉妹の姿があった

咲「も~お姉ちゃん!」

照「咲ー…」むちゅ~

菫(ふふ…姉妹水入らずって訳か…邪魔しては悪いな…シャープシューターはクールに去るか…)

ハギヨシ「お目覚めになりましたか、さぁリビングへ、朝食を用意しております」

菫「あぁ、ありがとうございます、ハギヨシさん…」

透華「おはようございますわ、弘世さん」

衣「おはよう!菫!照とサキはまだか?」

菫「おはよう、龍門渕さん、天江さん、咲ちゃんと照ならもうすぐ来るだろう」

衣「そうか!サキとは何かと話したい事がたくさんあるんだ!」

透華「さ、リビングへ急ぎましょう、料理が冷めてしまいますわ」

しばらく経って、透華、衣、菫、照、咲はリビングへと集まる

衣「うむ!みな、共に戦った仲だ、ゆっくりしていってくれ」

透華「今日はハギヨシが腕によりをかけて作った料理がたくさんありますからね」

照「ありがとう…いただきます」もぐもぐむしゃむしゃ

咲「もう…お姉ちゃん、はしたないよ」

菫「こいつのポンコツぷりは相変わらずだな…」

透華「ですわね」くすっ

照「美味しい…さすがころたん師匠の毎朝食べている朝飯…」もぐもぐがつがつ…

ハギヨシ「まだまだありますので遠慮なく食べて下さいね…」

ピンポーン!

ハギヨシ「今、料理の仕込みの最中で手が離せないのですが…」

咲「私が行ってきましょうか?」

照「待って…私も行く…」

照(何か…とてつもなく悪い予感がする…)

玄関

咲「どちら様でしょうか?」

???「あぁ…天江衣は居るか?」

照「誰…ってお前は辻垣内!?」

智葉「なんだ…白糸台のポンコツか…」

その時、宮永照へと向かい箱のようなものが投げつけられた

照「ぐふぅ!?」

咲「お姉ちゃん!?」

智葉「ふん…あの竹井久を倒したと聞いて期待してみれば…いつも通りのポンコツじゃないか…」

照「アナタ…新たなか…?」ギュル…

智葉「………」

その時、辻垣内智葉の長ドスが照の左頬をかすめる…

智葉「お前の”iPS能力”は何だ…?早く言え!」

照「iPS能力…?」

智葉「なんだ?知らないのか?」

衣(照!聞こえるか?)

照(ころたん師匠!?iPS能力とは一体…)

衣(うむ…すまぬ…お前はまだ修行より日が浅い故、発現がまだだったのだ…)

衣(”iPS能力”とは衣達iPS戦士一人一人に宿った”特殊能力”のようなものだ!)

照(特殊能力…)

衣(修行を終え、幾多の強敵と相見えた今ならきっと発現するだろう!さぁ!己の心の声に耳を研ぎすませるのだ!)

照(己の…心の声…私の心…麻雀…コークスクリュ…いや…)

咲「お姉ちゃん…」

智葉(こいつ…この短時間で覚醒するのか!?)ごくり…

照「お菓子食べたい!お菓子!」

智葉「な、なんだ!?コイツ…気でも違ったか!?」ぎょっ!?

照が叫ぶとどこからともなくお菓子が降ってきた

照「空からお菓子が!?もぐもぐ…味も美味しい…!」

咲「あわわ!お菓子が!?」

照「なんだか力が沸いてきた!」

お菓子の効果>>332

上で

照「!?透華が咲のスカートをこっそり盗もうと…それに松実玄!こいつ原村和に逢いに行くとか言いながらこっそり咲をストーキングしてるな!?」

咲「お姉ちゃん…?」

智葉「なんだ…こいつ…」

衣(よくやった!照!それがお前の”iPS能力”だ!よし、衣がお前の能力に名前を付けよう…特殊なお菓子を出す能力…)

                      ”女の子の作り方”
衣(かの有名なマザーグースの詩より拝借して『シュガー&スパイス』と名付けよう!)

照(シュガー&スパイス…)

智葉「私の能力は援護向きの”トリッキー型”…戦闘向けの”デフェンス型”の能力と一対一は分が悪い…」

照「お前の目的は何だ!」

智葉「さっき渡した箱を開けてみろ…」

照「ふんふむ…なになに…?でっかいザリガニ…?」

智葉「違う!伊勢エビだ!うちの組の下の連中に言って朝一で東京湾の芝浦あたりまで取りに行かせたんだぞ!」

咲「これ…もしかしてお見舞いの品?」

智葉「そうだ…妹の方はこのポンコツ姉貴と違ってしっかりしてそうだな…」

透華「どうしましたの?何やら騒がしいようですが…」

あまりの騒がしさに透華、ハギヨシが玄関まで様子を見に来た

透華「あら?あなたは辻垣内」

智葉「久しぶりだな、そのエビは見舞いの品だ」

透華「衣の見舞いの…すごい大きな伊勢エビですわね…」

ハギヨシ「そうですね、うちでも滅多にお目にかかれませんよ」

智葉「あぁ…あそこの海にはうちの組がよく”上質な餌”を廃棄してるからな、素晴らしく大きくて美味いエビやカニがわんさかいるぞ!」HAHAHA

透華「………」

衣「おぉ!智葉ではないか!来てくれたのか!」

智葉「あぁ…ころたん…大丈夫か?」

衣「うむ!衣は平気だぞ!」

智葉「これは見舞いの品だ…これででっかい海老フライを作るといい…」

衣「おぉ!感謝するぞ!」

ピンポーン!

蒲原「わはは、衣見舞いに来たぞ」

佳織「お邪魔します」

衣「智美!来てくれたのか!」

照「ところで辻垣内の”iPS能力”って…」

智葉「あぁ…今見せてやる…」

智葉「はぁ!」シュ!

そう言うと、智葉は腰についた長ドスを抜き、瞬く間に照のあの特徴的な髪を切り落としてしまった

< ポテッ…

照「うわぁ!!宮永ホーンが!」

菫「!?なんと照の無駄に鋭利な髪が切断されてしまったぞ!」

咲「お姉ちゃん!?」

智葉「本当につまらんもんを切ってしまった…」

照「うわぁぁ!どうするの!?また生えてくるのに一週間はかかる!」

智葉「髪の切断面と切断面をくっつけてみろ…」

照「!?髪が元に戻った!?全然違和感が無いぞ!」

智葉「だから言っただろ?私の能力は戦闘向けじゃない…いくら切っても相手を殺すどころか痛みさえ感じさせることは出来ない…私の能力はあらゆる物体を切ったりくっつけたりする能力…」

照「切ったりくっつけたり…」

菫「びっくりした…確かに一対一の戦闘向けじゃないな…」

蒲原「それで、わざわざ衣の見舞いに来る為に長野まで来たのか?」

智葉「あぁ、それもあるが…実は衣からある”気になる話”を聞いてな」

照「気になる話?」

衣「うむ!実はな…ここ最近、荒川病院から悍ましい”気”を感じていたのだ…数日前そのことについて、智葉に相談したら、調べるためにここへ来ると…」

智葉「竹井久の話も聞いていたが、こっちも忙しくてなかなかこれなかったという訳だ」

蒲原「それでおぞましい”気”って?」

照「そいつは一体…」

衣「その正体は”クレイジーサイコレズ”と呼ばれる魔物だ…」

透華「く、クレイジーサイコレズ!?そ、そんなものがこの長野に…」

照「そいつは敵なの?」

衣「まだわからん…しかし、もしそやつが衣達へ牙を剥くなら…その脅威は、この前の”竹井久事件”の比では無いであろう!」

照「な、なんだって!?」

菫「もしそいつが”竹井久”のように邪悪な野望を持っていたら…ひぃぃ…」

智葉「とにかく”敵か味方”か確か見る為にも、その”荒川病院”へ向かう必要があるな」

照「私も行く…」

咲「お姉ちゃん…大丈夫?」

照「大丈夫…無事もどってくるから…」

衣「うぅ…衣はこの間の怪我が治りきらぬ故、一緒には行けぬ、すまん…」

透華「わたくしも衣の様子を見ていなきゃいけませんわ」

智葉「大丈夫だ、私たちが任務を果たす!」

衣「頼んだぞ!そやつが清澄なる心の持ち主か見極めてきてくれ!」

透華「わたくし達が居る限り、竹井久のような奴の好きにはさせませんわ!」

智葉「そうだ!今日から我々は百合と正義の義姉妹”iPS戦士”だ!」

照「iPS戦士…」

こうして、”iPS戦士”の真の戦いは幕を開けたのであった!

荒川病院…

まるで牢獄のような暗く冷たい地下病棟…

ここは特に”気性の荒い連中”が多いことで恐れられている病室である…

???「………」ゴゴゴ!!!

久保「おらァ!今日から来た新人だァ!みんな仲良くしろなァ!」

池田「だし」

モブA「あぁ…仲良くしてやるぜ…」

モブB「イヒヒ…よろしくな…」

???「あぁ…よろしく…」ゴゴゴゴゴ!!!!!

カン!

これでこの話は一旦終わりです

というよりスレタイが紛らわしいとの指摘があったので…

また別のスレタイで書きたいと思いまぁす

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