ある日
恭介部屋
理樹「僕1人を呼び出すなんて珍しいね」
恭介「尾行はされてないな!?」
理樹「大丈夫だよ…」
理樹(昨日の夜、恭介はメールで『朝早くに1人で俺の部屋まで来い』と送ってきたのだ。そして今来てみたら恭介は物凄く汗っていた)
恭介「よし!じゃあ早速だが本題に入ろう。理樹、>>3をストーキングしてこい」
理樹「ええっ!?」
恭介「実はな…最近メンバーの様子がおかしいんだ。その原因を?」
理樹「いや、知らないけど…」
理樹(というかそんなに皆変だったかな…?)
恭介「だろ?だからメンバーで一番信用出来る理樹に>>3を尾行してその真相を暴いてほしい!大丈夫だ、お前なら誰もが油断する」
理樹(そう言って恭介は僕にマイク付きの片耳ヘッドホンを手渡した)
恭介「幸運を祈るぞ!」
理樹「ええぇ~……」
理樹(かくして僕は貴重な休日をまた恭介の策案で潰すのであった)
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姉御
女子寮
理樹「………」サササッ
理樹(女子寮に侵入してみたはいいけど今は皆出かけているのか人は少なかった)
来ヶ谷部屋前
コンコン
理樹(ちょっと悪いけどピンポンダッシュをして影から居るかどうか確かめよう)
ガチャ
来ヶ谷「……?」
バタン
理樹(よし、居たぞ!そうと決まれば>>5)
突撃
理樹(部屋に突撃した)
ガチャ
理樹「たのもー!」
ヒュッ
理樹(部屋に入った瞬間後ろから腕が現れて首に絡みついた)
来ヶ谷「動くな」
理樹「あ、あはは…」
理樹(あれから何十分経ったのだろう。僕は椅子に縛られて身動きが出来なかった)
恭介『理樹!どうした!』
理樹「なんだか目隠しをされて来ヶ谷さんに監禁されてる」ボソッ
来ヶ谷「さて理樹君」
理樹「な、なんでしょう…」
来ヶ谷「単刀直入に聞こう。なぜ私の部屋へ来た?」
理樹「それは恭…」
恭介『頼む言うな!』
理樹「や、やっぱりなんでもない」
来ヶ谷「ふむ。不法侵入をした不届きものが一丁前に口を噤むか」
理樹(来ヶ谷さんの部屋は良い匂いがした)
来ヶ谷「よろしい、ならば吐くまで>>7だ」
服を脱がしてく
理樹「えっ、ちょっ!」
来ヶ谷「良いではないか!良いではないか!」
理樹(慣れた手付きで上着が脱がされた)
理樹「た、助けてー!」
コンコン
来ヶ谷「む?」
ガチャ
クド「おはようございます来ヶ谷さん!」
来ヶ谷「やあクドリャフカ君か」
クド「あのっ、早速ですが恭介さ…」
来ヶ谷「おっとそれは…な」
理樹(さらに扉が開く音)
クド「り、リキー!?」
来ヶ谷「なんの因果か理樹君がいるからその話題は無しだ」
理樹(いったい何を話そうとしていたんだ…?)
クド「そぉーですねっ。じゃあ今日はやめますか?」
来ヶ谷「いや、せっかくの休日だ理樹君を返そう」
理樹(そういうと目隠しを取って女子寮の前まで送り返された)
理樹「ご、ごめん…」
恭介『なぁに、相手が悪かっただけさ。次は>>10を尾行してくれ』
謙吾
理樹「謙吾を?」
謙吾「ふんふふんふふ~ん♪」
理樹(謙吾の部屋を覗いて見ると木刀の手入れをしていた)
理樹「これからずっと尾行?」
恭介『ああそうだ』
理樹(このまま何も変化が無かったどうするんだろう…)
チョンチョン
理樹「うわっ!」
鈴「ん?」
理樹(服を突かれてびっくりして驚いき、振り向くと鈴がいた)
理樹「ど、どうしたの鈴…?」
鈴「お前が変な動きしてたからな」
理樹「声ぐらいかけてよっ」
鈴「それよりさっさと謙吾のところに行かないのか?」
理樹「どういう意味?」
鈴「来ヶ谷が謙吾の部屋か来ヶ谷の部屋で集合とか言ってたぞ」
理樹「はあ…?」
恭介『よし、何かありそうだな!着いていけ理樹!』
理樹「う、うん…」
謙吾部屋
鈴「来たぞ」
謙吾「おお、さあ入った入った……って何ィ!?」
理樹「……」
謙吾「な、なぜ理樹がいる…」
鈴「?」
真人「おっす…ってあれっ?理樹じゃねえか」
理樹「い、いやぁ…僕もよく分からないんだけど…」
謙吾「ま、真人!理樹はこの計画を知らんはずだよな!?」
真人「そのはずだがもういんじゃね?話しても」
謙吾「いや…でもなあ」
理樹「いったい皆何の話しをしてるのさ!?」
謙吾「うぐ…恭介にバレるぞ」
真人「鈴でさえ話さないと誓ったんだ、大丈夫だろ」
謙吾「う…む……」
コンマ偶数で打ち明ける
謙吾「いいな理樹…このことは他言無用。特に恭介にはな」
理樹「わ、分かってるよ」
恭介『ふっふっふ。どんな話が飛び出すか見ものだな』
理樹(どうしようかな…恭介が知らない方がいい話もあるかもしれないけど恭介とタッグを組んでみるのも面白いかもしれない)
1.ヘッドホンの電源を切る
2.そのままにしておく
(この選択で物語が大きく分岐します)
安価下で
理樹「ごめん恭介」
恭介『なっ』プチッ
謙吾「ん?何か言ったか?」
理樹「何でもないよ!」
理樹(恭介には悪いけどやはり皆の信頼を裏切ることは出来ない。ヘッドホンの電源を切った)
謙吾「おかしな奴だ。まあいい、それじゃ話すぞ…」
理樹(急に謙吾の声が小さくなる)
謙吾「これは少し前の話だ…」
続く
少し前
グラウンド
鈴「あ」
来ヶ谷「どうした鈴君?」
鈴「そーいえばそろそろ恭介の誕生日だ」
来ヶ谷「そうか。それは祝ってやらなくてはな」
葉留佳「えっ、それマジ!?」
鈴「皆でやりたい」
葉留佳「ふふふっ…いいこと考えちゃった!」
来ヶ谷「おおかた君はサプライズパーティーでもやろうと言い出すんだろう?」
葉留佳「見透かされたー!?」
鈴「ああ、ひとつ言っとくが恭介にさぷらいずは通用しない」
来ヶ谷「なんだと?」
鈴「去年も謙吾と真人と理樹でやってみたがすぐバレた」
葉留佳「でもそれって恭介サンが自分の誕生日覚えてるからじゃないですカ?ふつー自分のぐらい覚えてるだろうし」
謙吾「いや、それ自体は覚えていない。俺たちが何かを準備していることに気付いて1人でに見つけてしまうんだ、冷蔵庫のケーキや部屋の飾り付けをな」
来ヶ谷「盗み聞きとは趣味が悪いな…まあともかく簡潔にまとめると恭介氏は我々の様子が変なことを察知し、そこから調査して見破るという訳だな?それなら一つ良い方法がある」
鈴「?」
来ヶ谷部屋
真人「なんで俺たち女子寮に集められたんだ……」
謙吾「そう怖がるな、時期に分かる」
小毬「うわぁこれがゆいちゃんのお部屋なんだねぇ~」
クド「大人の風格が現れてますっ!」
パンパンッ
来ヶ谷「静かにしたまえ。今回君達を私の部屋に呼んだのは他でもない。恭介氏をギャフンと言わせるためだ」
葉留佳「いぇーい!」
真人「恭介をか?」
来ヶ谷「うむ。近々彼の誕生日だというのは知っていたかな?」
小毬「へぇー!おめでたいねえっ」
西園「なるほど…サプライズですか」
来ヶ谷「その通りだ。開催場所は後々決めるとしてその準備の間、恭介氏にはなんとしても気付かれてはいけない」
真人「サプライズパーティーか…それ一回失敗したんだよなぁ…」
来ヶ谷「そう聞いているよ。だから絶対気付かれない様にする必要がある」
クド「わふー!それはどの様にするんですか!?」
来ヶ谷「拒絶だ」
真人「はぁ?」
来ヶ谷「鈴君から聞いたところ、準備するまでの君達はよそよそしい態度を取っていたらしいが?」
謙吾「反論はない」
来ヶ谷「探られる隙を与えてしまったのが前回の敗因だと私は思う。だから今回はこっちから拒絶して藁さえも掴ませない様にするのだ!」
葉留佳「さっすが姉御!本人の事なんか気にしてないっ!」
来ヶ谷「それは褒めているのか…」
西園「拒絶…とすると無視をするなどですか?」
来ヶ谷「いいや生ぬるい!例えば小毬君なら恭介氏に話しかけられたら不審者を見たような目付きをして逃げたりクドリャフカ君だと語尾に『ロリコンさん』と付けるなどだ」
真人「え、えげつねぇ…」
謙吾「お前はそれでも血の通った人間か!」
来ヶ谷「なんとでも呼ぶがいい。だがそうでもしないと見破られてしまうだろう?上げて下げるのではなく下げて上げるのだからそこまで良心は痛まないはずだ」
葉留佳「いや…充分罪悪感半端ないッスけど…」
鈴「よく分からんが悪いことじゃないなら従おう」
西園「所で何故この場に直枝さんは居ないのでしょう?」
来ヶ谷「理樹君は人が良すぎる」
西園「なるほど」
……………
………
…
謙吾「という訳だ」
理樹「うわぁ…」
理樹(もしこれを聞かせていたら恭介との逆襲が始まっていただろう)
真人「まあここまで話しちまったんだし来ヶ谷に連絡しとかねえとな」
鈴「もう電話繋がってるぞ」
理樹(そう言って鈴が携帯を差し出す)
理樹「は、早い………もしもし?」
来ヶ谷『事情は聞いたな?君は知り過ぎた。ここで協力するか消されるか…君が決めろ』
理樹「分かったよ…やればいいんでしょ?」
来ヶ谷『時に理樹君。君は恭介氏から何か我々の事について聞いていたか?』
理樹「うん…そりゃもう酷い顔をしてたよ…」
理樹(そんな調子でずっと過ごしていたなら無理はない)
来ヶ谷『はっはっは!それは滑け…上手くいってるようだな 』
理樹「そのせいで皆の事を探る様に言われちゃったよ」
来ヶ谷『ほほう、それは面白い!なら君にもミッションを与えよう。恭介氏の精神をボロボロにするのだ』
理樹(誕生日を迎えるまで恭介大丈夫かな…)
来ヶ谷『まずは>>27してこい』
恥ずかしい姿をカメラに収めて
来ヶ谷『それをばら撒いて精神の余裕を無くせ』
理樹「この人でなし!」
恭介部屋
理樹「ごめん、途中で何かに当たって切れちゃったみたい」
恭介「一時はどうなるかと思ったぜ!それで謙吾はなんだって?」
理樹「いや…恭介に秘密で皆でご飯でも食べに行こうかって……」
恭介「ぐぉはっ!」
理樹(今にも吐血しそうだった)
恭介「そ、そこまで俺のことが嫌いなのか皆は…」
理樹「だ、大丈夫だよっ僕はあくまで恭介の味方だからさ!」
恭介「理樹……ぐすっ………おっといけねえ目から水が…」
理樹(ざ、罪悪感が…)
恭介「ふっ、謙吾や皆ともいつか仲を元通りにしてみせるさ。だからその間お前だけは俺の仲間でいてくれよなっ!」
理樹「うんっ!さあ僕らの絆ダンスを踊ろうよっ」
恭介「おお!いい提案だ理樹!いくぜ、一発芸用に練習してきた自己流タップダンス!」
理樹(今だ!見られない様に携帯のカメラで……)パシャッ
次の日
恭介「今日も食堂で1人飯はキツかったな…」
ピラッ…
恭介「ん?」
[恭介のタップダンス写真]
恭介「なにィ!?」
女生徒「見てよこれ…クールなイメージだったけど棗さんって案外ひょうきんだったのね」ヒソヒソ
女生徒2「あっ、あそこにいるわよっ」クスクス
恭介「あちこちにばら撒かれてやがる…そんな…っ!……まさか理樹まで…」
夜
来ヶ谷部屋
来ヶ谷「ご苦労理樹君。彼の驚きっぷりはとても貴重だったぞ」
理樹「ねえ…これまだやるの?」
理樹(恭介がどん底に落ちて行くサマはとても見ていられない)
来ヶ谷「私だって好きでやってる訳じゃない…」
理樹「絶対嘘だよね!?」
来ヶ谷「だから準備も早急に進めているよ。場所は理樹君と真人少年の部屋だ」
理樹「僕の?恭介が来ちゃうんじゃ…」
来ヶ谷「いやいや、棗兄はもはや私達全員を味方とは思っていないだろう。そこにわざわざ足を踏み入れる程愚か者では無いさ」
理樹「た、確かに…」
理樹(そう考えたら僕も今頃恭介から恨まれているのだろうか…)
来ヶ谷「まあこれで野球の練習に行かなくてもお呼びがかからずパーティーの準備に勤しめた訳だ」
理樹「過去形?」
来ヶ谷「まだ少し残っているが明日の夜にでも始める事が出来るだろう」
理樹「よ、よかった…これで終わりだね……」
理樹(恭介イジメも今日で終わり。これで一安心かと思った。しかしこれで終わりでは無かったんだ…)
真人「ようしクド、肩車してやるから飾ってくれ」
ゴンッ
クド「わふー!?い、痛いのです…」
謙吾「こら真人天井までぶつける奴があるかっ」
真人「わ、悪いな…」
小毬「ポテチよし、ワッフルよし、ケーキよし。うん、完璧っ」
西園「ピザを受け取ってきました」
来ヶ谷「ご苦労様。葉留佳君、頼んでいた物は?」
葉留佳「ははーこちらに」
鈴「うし……もう準備万端だな」
来ヶ谷「では理樹君、恭介氏を連れてきてくれ」
理樹「うんっ!」
恭介部屋前
コンコン
理樹「おーい恭介ー?」
理樹(返事がない)
理樹「……鍵がかかってる…」
男子生徒「ああ君、棗の知り合いかな?」
理樹「そうですけど…」
男子生徒「僕はルームメイトなんだけどかなり困ってさあ…」
理樹「どうしたんですか?」
男子生徒「昨日からずっと引きこもってて外に出てくれないんだ」
理樹「ええーーっっ!?」
続く
昨日
男子生徒「おう棗!今日は遅かったなっ」
恭介「…俺の育て方が間違っていたのか……ブツブツ」
男子生徒「ど、どうしたんだコイツ…」
恭介「すまん…今日は1人にしてくれ……」
男子生徒「はあ?」
バタンッ
男子生徒「てな感じなんだ」
理樹「そうとう追い詰められてますね…」
男子生徒「ああ。何の用事か知らないけど棗をここから出してやってくれ!」
理樹(やっぱりやり過ぎてたんだ…ここは僕の責任。なんとかしてここから出さないと!)
>>34
女装して謝りつつ誘惑する
理樹「ねえ恭介…聞こえてる?」
恭介『ヒッ!』
理樹(怯えている…可哀想に)
理樹「ちょっと待ってて!」
理樹(急遽鈴の制服を借りて戻る)
理樹「はあ…はあ…お待たせ……」
恭介『…何をしてきたのか知らないがお前と話すことなんてない』
理樹「恭介……」
理樹(ドアを開けてこの姿を見せない事には女装してきた意味がない。ここは謙吾と真人に協力を頼もう)
真人「ふっ、このドアをぶち壊せばいいんだな?」
謙吾「このぐらい俺と真人が押せば簡単に破れるだろう」
理樹「ありがとう二人とも!」
謙吾「なぁに、これもパーティーのためだ」
真人「よっしゃ!行くぜ謙吾っ!!」
謙吾「うおおぉーっ!」
コンマ50以上で成功
次のレスと書くの忘れてたわ
バンッ
真人「っ痛ってぇえええーっ!!」
謙吾「硬い…恭介の奴扉を強化してるぞ…!」
理樹「やっぱり恭介が一枚上手だった…」
真人「どうすんだよ理樹……というかなんでお前そんな格好してんだ」
理樹「格好は気にしないで…」
理樹(しかし困ったぞ…扉は頑丈で力押しはダメ。説得しようにも聞く耳を持たない他の手といえば……)
1.水攻め
2.肥料攻め
3.その他
>>40
2
理樹「…攻め…」
真人「お?」
理樹「肥料攻めしかない!」
謙吾「肥料攻め、籠城した敵をあぶり出す際に使う策の一つだな」
理樹「いくら恭介といえど夜になれば自然と観念して出てくるはずさ!」
1時間後
真人「なあ理樹…もう夜飯時だがまったく来る素振りがねえな」
理樹「そうだね…来ヶ谷さん達もそろそろ痺れを切らす頃だよ」
ムシャムシャ
謙吾「ん?この音は……」
恭介『…モグモグ』
理樹「恭介がなにか食べてるよっ!」
真人「野郎買い置きしてやがったな!」
理樹「これじゃ今日のうちに自分から出ていってくれる事は期待出来なさそうだね…」
理樹(どうしようか)
1.水攻め
2.その他
理樹「…攻め…」
真人「ん?」
理樹「水攻めだ!」
謙吾「水攻め、籠城した敵をあぶり出す際に使う策の一つだな」
理樹「いくら恭介といえどエラ呼吸は出来ないはずさ!」
真人「でもどうやって…」
理樹「鍵穴からホースで水を入れるんだよ。寮に取り付けてある非常用のなら訳ないはずさ」
真人「えげつねえ」
理樹「さあ来ヶ谷さん達が待ってるよ!善は急げだっ」
真人「どっちかと言うと悪じゃね?」
恭介(バタバタと大きな足音がしたあと静かになった…流石に俺の嫌がらせも無駄だと気付いたか)
恭介「………」
恭介(それにしてもこれから俺はどうやって生きていけと言うんだ!リトルバスターズは俺が引っ張っているつもりだったがあいつらに嫌われただけでこうも変わるとはな…失ってから気付く大切さ……という奴だな。ああ、なんだかダルくなってきちまった、今日はもう寝ようか)
カチッ
恭介「………カチッ?」
理樹「~~!」
恭介「ったく…今度はいったいなん…だぁぁぁ!?」
ブッシュウ!
恭介(水、水、水!鍵穴から高圧の水が噴出してきた。その勢い雷鳴の如し)
恭介「あいつら俺を殺す気か!なんとかして穴を塞がねえと…っ」
ゴボゴボゴボ
恭介(板や接着剤、あらゆる物を試してみたが高圧ジェットの前には全てが無と化した)
恭介「ッチ!もう膝まで浸食してきやがった…かくなる上は!」
恭介(止むを得ず後ろの窓を開けた瞬間だった)
謙吾「恭介が出てきたぞー!」
真人「よっしゃあ!」
恭介「げぇ!」
恭介(そのまま俺は目隠しをされ、どこかへ連れていかれた)
「いくらなんでもイスに手を縛るのはやり過ぎだったんじゃないですかネ?」
「やれやれ色々あったが取り敢えずミッションコンプリートだな」
「本当に色々あり過ぎたよ!」
恭介「う…ここは……」
「鈴君、目隠しを取りたまえ」
「ん」
シュルッ
恭介「眩しっ」
パンッパンッ!
「「「ハッピーバースデー恭介(さん)!!」」」
恭介「………は?」
小毬「い、今までごめんなさいぃぃい~!」
西園「これまで冷たくあたっていたのはこういう事だったのです」
クド「西園さんは素ぽかったですけどね…」
来ヶ谷「ま、そういう訳だ。どうだったかな恭介氏?初めて欺かれた経験は」
恭介「ふっ…ふはは!なんだ…すっかり騙されちまったぜ…てっきり皆俺の事が嫌いになったのかと……」
理樹「そんな訳ないじゃないか。恭介はいつまでも僕らの大切な仲間だよ」
真人「その通りだ!」
鈴「……」コクン
恭介「まったく心臓に悪い仲間を持ったぜ俺は!」
謙吾「よぉし!それでは乾杯といこうじゃないかっ!!」
理樹(皆が一斉にコップを上に挙げる)
恭介「おっと、その前に一つ言わせてくれ」
理樹「?」
恭介「すぅ…………ギャフン!」
終わり
本当だわ
う○んこ攻めとか何考えてんだよ
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