少女「うちの兄が近頃なにか変だから、安価!」 (30)


少女「────と、言うことで」

猫『どういうことだにゃーん…』ニャーン

少女「うちの兄さんが何か変だから、安価します!」

少女「とりあえず >>3 します!」

猫『波乱を呼ぶ気がするにゃ……?』ニャーニャ



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甘える

少女「甘えてやりますよー!」

少女「ふっふっふ……古来より、敵の油断を招く為の手段として色仕掛けというものがあります」

少女「私の、この出るとこ出てるナイスバデーで! 物凄いチャームをしてやりますよー!」

猫『出るとこって言っても御主人、お尻だけにゃ……』ナーゴ

少女「よしっ…さっそく兄さんのところへ、出陣です」

────移動


少女「こんにちは、兄さん。本日はお日柄もよく…」

兄「ん? どうした、少女。そんな改まっちゃって……」

少女 (こいつ…この男はッ!)

兄「? 」もしゃもしゃ

少女 (我が兄ながら、何と愚か! こたつでくつろいでいるなか、あまつさえ餅を頬張るとは……! ここは戦場ぞッッッ!)


少女「その行い……万死に値するッッッ!!」


猫『心なしか少女が金ぴかに見えるにゃ』


どのようにして甘えようか? >>6

兄の隣へコタツに入る

兄「ど、どうしたんだ少女。今日のお前はどこおかしいぞ……?」

少女「(あなたには言われたくないですね)いや、何でもないですよっ!」

少女「……それよりもちょっと…良いですか?」モソモソ

兄「な、なんだよ。こたつに入りたいんだったら、わざわざ俺の隣になんか来なくたって────」ドギマギ

少女「兄さん、私がこうしたいと決めたんです。無粋な口出しは要りませんよ……?」

兄「あ、あぁ……」

兄 (それにしたって色々と刺激が強すぎる……!なんだこの香りは! これが、女の子の……?)ドキドキ

少女 (たかが私が隣に来ただけでこの焦りよう。もうひとおしでしょうね……!)

猫『ただの仲良し兄妹にゃね』ナーゴ


追撃 >>11

頬擦りする

少女「兄さん兄さん!」ずいっ

兄「な、なんだよ…随分と顔が近いな……」

兄 (もう少しでキスしちゃいそうな程────)

少女「……んー」すりすり

兄「!?」

少女「兄さんったら男の子なのに。お肌すべすべー」すりすり

兄「ななななななななっ!? 何を↑!?」ドキドキドキドキ

少女「声が裏返るほどドキドキしてるんですか……? 兄さんったら、可愛いですねぇ…」すりすりハァハァ

兄「や、止めろよ! 急にどうしたんだお前は!!」

少女「兄さんが私の質問にちゃんと応えたら、考えてあげても良いですよ?」すりすり

兄「質問ってなんだよ」

少女「兄さんの近況のことですよぉ。最近妙にそわそわしちゃって、隠し事でもしてるんですかぁ……?」すりすり

兄「……」

少女「あ、黙秘したら四倍速頬擦り(スクエアアクセル)しますからね!」すりすりすりすりすりすりすりすり

兄「ぎゃああああーッ!? わ、分かったからよしてくれぇ!」

少女「だったら。どうぞ、聞かせてください」

兄 (っく……!)



兄はすんなり喋っちゃうの……? >>14

猫が空気を読んで猫アタック

兄「……喋ることでしか、この窮地を抜け出す術は無いな」

少女「そうですよ、ですから早くッ」

兄「ああ、実は────


ダッ!


猫『生涯最後の造反アッタクゥゥゥゥ!!』ニャニャニャニャ!

少女「ぎにゃぁ!?」ドンッ


兄「はっ! 少女が離れた今がチャンス!」

猫『ふっ』グッ

兄「……ああっ!」グッ

少女「ああ……! 兄さんが外へ逃げていく……!」

少女「この駄猫!! 主人を裏切るとは!」

猫『だってあまりにも……』ニャーン…

少女「むむむ、どうしましょうか。追い掛けても私の足ではどうにも……」


打つ手無しか……? >>17

嘘泣きで兄を誘き寄せる

少女「……ふっふっふ」

猫『! ……気でも触れたかにゃ?』

少女「古より伝われし女の宝具が、私にはあるじゃあないか……!」

少女「嘘泣きがッッッ!」

猫『年相応の武器にゃ!?』

少女「さっそく兄に電話をしましょう!」

pllllllll……


兄『……妹か。なんだよ、今日はもう幼馴染みの家に泊まるからな!』

少女「ふっ…ふ……」

兄『ふ……?お、おい何て────』



少女「────ふええええええええんーーーーッッッ! 」



兄『!? なんだこの泣き声は……ふ、普通じゃあないッ!』

少女「ふぇぇ…えぐっ、ひっ 酷いよぉっお……」

少女「お兄ちゃんの馬鹿ぁ…ぐずず……!」

兄『え、あの……分かった! すぐそっち戻るから、な? 泣き止め!』

少女「……」ニタァ

猫『はっ…吐き気を催す邪悪ッ! この世全ての邪悪ッッッ!』

少女「何とでも言ってくださいよ…私は目的の為なら手段を問わない……」

猫『!? こいつ猫語を解するのか……!?』

兄『……少女?』

少女「えぐっ…はやぐきでぇ……?」

兄『わ、分かった!』ピッ


猫『いと憐れな兄よ……』


少女「家に呼び戻しました。今度は逃さず… >>20して聞き出します」

背中におぶさる

がちゃっ


少女「……来ましたね」

兄「し、少女。泣いてたんじゃあ────」

少女「隙ありっ!」さっ

兄「おわぁ!? なんだなんだ、少女が消えた……?」

少女「……ふふっ」

少女「ここですよ。お兄様……?」ふーっ

兄「背中か……!」ぞわっ

少女「こうして兄さんにおんぶしてもらったのはいつぶりでしょうか。私は今、歓喜に身が震えています……」

兄「俺は恐怖でブルっちゃってるぜ。少女、お前は得体がしれない……!」

少女「酷いなあ、兄さんは。私はただ、あなたの隠し事が知りたいだけです」

少女「……私が知らない兄さんの一面があるだなんて。許せないッ」ギリッ

兄「!」

少女「さあ吐いてください。さもなくば……」

ギュッ

兄「……?」

少女「あ、あれ? ええと、さもなくば!」

ギュッ ギュッ

兄「なんだ……? 新手の攻撃か……?」

少女 (兄さんが胸を当てられているというに…欲情しない、だと……!?)

猫『それって胸が無いってことじゃあ……』

少女「ファッキンキャット!」プンスカ


兄はすっかり怯えてしまっているが話す気にはなかなかならないようだ。更に追撃しますか? >>23

↑+キス

少女「か、かくなる上は……!」もぞもぞっ

兄「な、なんだ!? 急に動きが激しく────ッ!?」

猫『にゃぁ……にゃんとォ!?』

少女「……ふぅ。やっぱり兄さんは正面から見るに限りますね」

兄「なんと前に回り込んできたのか!」

兄「…っく! 無駄に整った顔しやがって、この女ァ……」ドキドキ

少女「ふふっ…へぇー?」つつー

少女「口ではそんな悪態ついといて。ここはバックバックですねぇ?」さわさわ

兄「不可抗力だ!」ばっくばっく

少女「そう……ならっ」ぐいっ


少女「────これはどうですかね」すぅ


兄「お、おいやめっ────んーッッッ!?」

猫『まさか……そんな!?』


少女「……んちゅー」ちゅー

兄「んんっーーーーッッッ!?」ビックンビックン


猫『やっ…やったッ! 普通に奴は兄妹の壁を乗り越えただと!』

猫『だけど痺れないし憧れないにゃ……しかも下手』

ギュッ

少女「んぷっ…はふぅっ、これいひぃ……」こすこす

猫『し…しかもッ! 奴は大胆にも前からホールドしただけに留まらずッ』

猫『あろうことか、己の濡れた秘部を衣類越しとはいえ兄の股間に擦り付けているゥゥゥゥーッ!?』

兄「こいつ…んあっ…はぁ、びっくりだっ……ぜ────んむっ」

少女「はぁ…はぁ……─────抵抗はしないんですかぁ?」ギュー

兄「しないんじゃない、出来ないんだよぉ!」

少女「あからさまな嘘は駄目ですよ……んん」んちゅ

兄「ぷふぅ……あふ、やめっ…─────止めろ離れろォ!」くわっ

少女「説得力無いですよ、兄さん。だってあなたのが……」

シコシコ…

兄「!?」ボッキーン

少女「主張してるんです────『ああ、めっちゃ妹とハメハメしてぇ!』……ってね」

兄「そんなことは断じてないッ!」

兄「……多分っ」ぼそっ

少女「え? 聞こえないですねぇ?」

むぎゅっ

兄「あんっ!? 止めて……タマは……止めて」

少女「じゃあとっとと隠し事を吐きやがって下さいよ、じゃないと不幸な事故がおこりますよ……?」

兄「―――― >>27

あきれた感じで

・・・分かった話せばいいんだろう

兄「……っはぁ、分かったよ。話せばいいんだろう?」

兄「話して楽になれるなら…もう、いいさ……っはぁー」

少女「ほ、本当ですかぁ?」

兄「ああ、だからもうこんなことはよしてくれ。気が狂ってしまいそうだ……」

少女「 (あれ? ダメージ負ってる?) え、ええ……」よっこら


少女「せっ…くす」すとん

猫『なんだこの女』


兄「ふぅーう。やっと体が軽くなったぜ……もう金輪際お前をおぶわないからな、少女」

少女「それはいいですから。さっさと話してください」

少女「気になって夜も眠れない……!」

兄「……内密にしておきたかったんだがな。ここまでされたらしょうがない」

兄「実はな、俺がここ最近お前に黙って遂行していたものがある」

兄「それはな ─ ─ ─ ─

少女「……っ」ごくり




兄「 >>30

お前にムラムラするんだ

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