渋谷凛「もうそろそろアニメが始まるね」 モバP「おう」 (78)

突如、ネタが思いついたので書きます。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1420112943

渋谷凛「プロデューサー」

モバP「何だ?凛」

凛「もうすぐアニメの放送が始まるよね」

モバP「ああ、確か1月9日から放送だったよな」

凛「うん。でも、その前に放送直前特番があったよね?」

モバP「ああ。1月2日に放送だったな。でも急にアニメの話なんて……何か悩みでもあるのか?」

凛「いや、悩みって程の事じゃないんだけど……アニメがもうすぐ始まるっていうのに静かすぎるなって思って」

モバP「確かにな。でもあんまり騒がれてもお前たちも困るだろ?」

凛「でも、せっかくアニメ化するんだから、もう少し盛り上げていきたいんだよね。……そこで」

モバP「ん?」

凛「私達で予告を作ってみたんだけど……特番の中に挿入できないかな?」

モバP「正直言うとかなり厳しいってか無理に近いが……まぁ、お前たちの努力を無下にするのも何だし、一応見せてくれ。出来が良かったら、まぁ……何とかしてみるよ」

凛「ありがとう……じゃあ、始めるね」

モバP「おう」

~アイドルマスターシンデレラガールズ 予告(直前版)~

千川ちひろ「きぃぃぃりやれんず きりすてれんず きぃぃぃりやれんず ぐろおおぉぉぉりあぁぁぁす――!!!!」

モバP「あっ……嫌な予感しかしない」

爆裂する気焔と共に、最後の――そして結果の見えた闘争が幕を開けた。(ナレーション:鷺澤文香)

戟法、楯法、咒法、解法、創法、そして彼女達のみが持つ終の法。共に奥義を尽くした少女の激突は、誰一人介在できぬ域で、現実を砕き、侵し、絡み合いながら互いの総軍(ファン)を喰らい合う。

現代において未だ人類が御しきれない技術さえ彼女たちにとっては手中のモノだ。ゆえにそれを創形し、光すら飲み込む重力を発生させる創界を成す事すら造作もない。

そしてそれに耐えうる装甲(いしょう)を纏う事もまた同様に。

蘭子「はぁぁッ――!!!」

光速で蒼穹を駆け、重力を振り切るDaの迅法。

凛「おおぉぉぉッッ――!!!」

咆哮(こえ)は天空を奔り、その歌声は地球を数周してもなお止まらないVoの咒法。

そしてそれら超常を夢の如くにすり抜け、死角に入るViの解法。

全てが凄絶、かつ的確で、天を貫き、地を砕く鉄風雷火の争いでありながら、精緻な数式のような冷徹さが同居している。

ああ、このような現象はを何と形容するのがふさわしいだろうか。

ちひろ「地獄の歯車」

そうだ、唯一無二の破滅へ向かっていく悪魔の脚本。他のあらゆる可能性をすり潰し、自慢の商品を売りつけるために底なしの悪意で磨かれた鋼鉄だ。

そんな物は見たくない。見たくないから、無駄だと知りつつ卯月は私は望むのだ。

卯月「……逃げてよ」

全部私が悪かった。貴方は強い。とても強いと分かっているから、お願いだからもう止めて。

泣かせないと言ってくれた。笑わせてあげると言ってくれた。なら、その約束を今こそ履行してほしい。

私が望むのはたったそれだけ、こんなモノは一度だって見たくもないのに

ちひろ「それは無理ですよ」

そう無理だと分かっている。だって、この悪魔がそれを許すはずが無いのだから。

ちひろ「あんめい、いえぞすまりあ」

人型を成した悪意の集合体は、天を抱くように両手を広げて祝福の聖句を口にした。

その面貌は愉悦に歪み、橙色の瞳は情欲の色に濡れている。

総身から垂れ流される邪念の波動が、一秒も休まず貴方達を愛していると謳いあげているからに他ならない。

ちひろ「綺麗よ、卯月ちゃん。凛ちゃんも蘭子ちゃんも、貴方達はまったく美しい」

ちひろ「あちらの方も直に決するわ。貴方の思っている通り、勝負は見えているけどね。でも、茶番と評するのだけは止してね。これでも貴方の気に召すように準備を整えたのだと自負しているから。ああ、まったく素晴らしい夢だわ。魔法の果ての輝く未来……実に美しいと思わない?卯月ちゃん」

卯月「私はもういいです。でも……お願いだから、あの人は……凛ちゃんだけは見逃して……」

ちひろ「嫌ですよ。言ったでしょう……貴方達は絶対に逃がさないと」

瞬間、蒼穹から光芒が奔り、あの人がその光に呑み込まれていくのが見えた。

戦いに勝った少女は、勝利の凱歌を謳うように、己が楽園を紡ぎあげている。

今度こそ祈ることも許されないのだと知った少女は、ただ膝をついて宙を見上げていた。

ちひろ「さぁ、待たせたましたね。今宵の恐怖劇を始めましょう」

~TVアニメ アイドルマスターシンデレラガールズ」2015年1月9日(金曜)より放送開始~

凛「どう……かな?ちひろさんとか凄くいい味出てると思うんだけど」ワクワク

モバP「前も似たような事を言ったと思うが……もう一回だけ言ってやる。ウチはグランブルーファンタジーじゃねぇし、もうコラボも終わったんだよっ!!」

凛「うん、知ってるよ」

モバP「なら何故こんな予告を作った!!」

凛「いや、どうせアニメ化するなら、こうF○teとかには負けたくないじゃん」

モバP「ファンとスタッフが過労死するわ!!」

凛「でも、ライブバトルとかは、こう派手な方が良いでしょ?」

モバP「ファンはこんな派手さは求めてないぞ、きっと」

凛「仕方ないなぁ……じゃあ、この予告は最終話の時の為に取っておくよ」

モバP「そのまま、お蔵入りにしてくれ」

凛「あっ、そろそろ雑誌のインタビューの時間だ。じゃあプロデューサー、行ってくるね」

バタン!!

モバP「はぁ……でもアニメが始まるってのに、巷では盛り上がってる感じがしないのは問題なのかもな……」

高垣楓「ふふ……お悩みのようですね、Pさん」

モバP「楓さん……いつから居たんですか」

楓「凛ちゃんが予告をPさんに見せていた時からです」

モバP「では、さっきまでの話は……」

楓「はい。……アニメの件ですよね」

モバP「はい。凛の作った予告はデタラメですが、アニメが思ったより目立ってないのは、若干気がかりなんですよね……」

楓「放送は深夜なんですよね」

モバP「はい。765の方も深夜でしたので」

楓「深夜放送なら、視聴者の皆さんにとって美味しいアニメがいいですよね」

モバP「美味しい……でもどうやって」

楓「私にいい考えがあります。……どうぞ」

モバP「また映像か」

~~~~~~~~

台東区 上野

楓「上野……久しぶりに来ました」

楓「ふふ……何年ぶりかしら」

楓「上野……頼子ちゃんに会えるかもしれませんね」

時間や社会に囚われず幸福に空腹を満たす時、束の間、彼女は自分勝手になり自由になる。

誰にも邪魔されず、気を遣わずに物を食べるという孤高の行為。この行為こそが現代人に平等に与えられた最高の癒しと言えるのである。

シャキーン

孤独の

モバP「ちょっと待て」

楓「えっ……今、タイトルが」

モバP「楓さん……確かに貴方の提案は美味しい。でもアイドルマスターはグルメ漫画ではありませんし……それに貴方は大の酒飲みでしょう」

楓「はっ……!!でもお酒は我慢しますから」

モバP「いや、そこが何とかなってもこのアニメが“飯テロ”とか“楓さんが好き放題飯を食べ歩くアニメ”とか“楓Pの為の30分”とか言われるのは……」

楓「そこを何とかっ」

モバP「何ともなりません」

楓「ぶー」

モバP「でも、面白いとは思いますけどね」

楓「そうですか」パァッ

モバP「楓さんのスピンオフに期待しましょう」

楓「そうですね、ぜひ。あっ……済みません、美優さんとこれからレッスンに行かなくては……」

モバP「頑張ってきてくださいね」

楓「はい、今晩良いお酒を飲むためにもガンバってきます」

バタン

モバP「…………楓さんのグルメ番組……推してみるか」

モバP「さて……まさか、こんな事が続くなんて事は無いよな」

棟方愛海「と思った矢先で悪いね、Pさん」

モバP「ああ…………………愛海か」

愛海「へへっ……アタシからも良いかな」

モバP(どうしよう……嫌な予感しかしねぇ)




一旦ここまで。
皆さんはアニメにどんな期待を抱いていますか?
私は、のあさんとみくとアーニャの絡みを期待しているんですが、ちひろは叶えてくれますかね……

続きです。

愛海「あたしの提案する案はね、あたしが読んだ、ある漫画を大変に参考にしたやつなんだけど……」

モバP「ほうほう」

愛海「まず、ゲームの中で特技ってあるでしょ。アニメ独自の設定として、その特技を使うためにはお山の力を借りないといけないっていう設定をつけるってのはどうかな?」

モバP「ボ……ツにする前に、何でそんな案を俺に提案しようと思ったのか、そしてアニメの中でどうやってアイドルたちがお山の力を借りるのか聞かせてくれ」

愛海「一つ目の質問に対してはアーニャちゃんがロシア人だから。二つ目の質問に対しては……うひひ……お山を吸――」

モバP「わっほい!!」

ゴスッ

愛海「イタッ……やっぱり駄目か……」

モバP「ダメに決まってるだろうが!!画面が真っ白になるわっ!!」

愛海「でも深夜アニメだし……」

モバP「765も深夜だったが凄まじくそういう方向には気を使ってたわっ!!つか、お前14歳なのに何読んでんだオイッ!!」

愛海「いや、お山に関する漫画は全部読まないと気が済まなくてさ」

モバP「愛海……まぁ、いいや。だが提案についてはボツな」

愛海「はぁ……まぁ仕方ないか。でもPさん、愛梨さんのお山の作画はぬるぬる作画にするよう頼んでおいてねっ」

モバP「…………まぁ、提案だけはしといてやるよ」

愛海「じゃ、あたしはレッスンルームに行って里美ちゃんのお手伝いしてくるからっ」

モバP「くれぐれも自重してくれよ。……はぁ、予想は付いていたが、まさかここまで」

高峯のあ「大変そうね」

モバP「わっ!!のあさん……いつの間に」

のあ「……さっき愛海と入れ違いになって入ってきたわ」

モバP「のあさんも……まさか」

のあ「ええ……事態の概要は楓から聞いたわ」

モバP「ウチの事務所は妙にこういう情報の伝わりが良いな……」

のあ「……ぷちデレラが良いわ」

モバP「へっ?」

のあ「ぷちますの様に……細く長く放送するのよ……そうすれば全員出られるでしょう」

のあ「それに、折角ぷちデレラなんてコンテンツを作ったのだから……利用しない手はないでしょう?」

モバP「ぷちデレラか……良いんですけど……もう30分アニメって決まってしまっているので」

のあ「そう……」

モバP「でもアニメのCパートにそういうのを持って来たり、ぷちますみたいに放送するのは面白いかもしれませんね」

のあ「今後に期待……という事ね」

モバP「ところで、のあさんはぷちデレラがお好きなんですか?」

のあ「お気に入りよ……早くアーニャも育てたいわ」

モバP「ははっ、ちひろさんに言っておきます」

のあ「では……これからアーニャとみくを拉致してガン○レイヴの視聴会を行うから……今日は失礼するわ」

モバP「渋いっすね」

のあ「こういったアニメも好きなのよ……ではアーニャとみくを号泣させに行くわ」

モバP「街中でEDのダッシュはしないでくださいね……そして……まゆ」

まゆ「…………」

モバP「そのバカでかい鏡餅の中に入ってるのは分かってるんだ。出て来い」

まゆ「はぁい。……あれっ、開かない」

モバP「仕方ないなぁ……よっと」

一旦ここまで。

何故戦神館にしたかの問いについてですが、六陣営のトップにモバマスのアイドルを当ててもあんまり違和感が無くて驚いたからです。
例えばこんな感じに
セージ:時子様
百合香お嬢様:楓さん(性格は似てない)くらなくん:美優さん
百鬼空亡:芳乃様
キーラ;アーニャ
壇狩摩:巴お嬢
神野:チッヒ
ほら特にちひろや時子様はまんまでしょう?

続きです。

まゆ「あ……ありがとうございますPさん……まさかこんなに重かったとは……」

モバP「そうか。だが何で、こんなモノの中に入っていたんだ?」

まゆ「Pさんに鏡開きしていただこうと思ったんですよぉ」

モバP「おう、かち割ってやるよ。早苗さー」

まゆ「待ってくださいよぉ。まゆはアニメをもっと面白くできるプランを考えて付いたんですよぉ!!」

モバP「ふぅ……仕方ないな、話していいぞ」

まゆ「まゆ、今回のアニメには恋愛要素が足りないと思うんですよねぇ」

モバP「何、百合したいの?」

まゆ「違いますよぉ!!Pさんとまゆでこんな感じの……」

~~~~~~~~~~~~~~~~

まゆ「…………」

カシャ ピッ

99
まゆ「あっ、Pさんですかぁ」

モバP「まゆ、今どこに」

まゆ「内緒です」

97

モバP「会って話せるか?」

まゆ「ダメです。会ったら決心が鈍っちゃいます」

95

モバP「決心って……」

94

まゆ「私……アイドルを辞めます」

まゆ「誰も知らないところに行きます。だから……これがまゆからPさんへの最後の電話です」

92

まゆ「これで最後です。まゆからPさんへの最後のお別れ」

90

モバP「まゆ……」

まゆ「まゆ……今までPさんの事を試していたんだと思うんです」

モバP「試すって……」

88
まゆ「初めて会ったあの日から、私はPさんの事を試していたんです。Pさんは私を大切にしてくれる人なのかなぁって」

84

モバP「そんなの別に試すなんて大げさな事じゃ……」

まゆ「大事にされないなら……まゆは誰とも関わりたくありません」

82

モバP「それで……試した結果俺はどうだったんだ?不合格か」

まゆ「いいえ……完璧でした」

81

まゆ「Pさんは私には勿体ないくらい良い人です。私、人を見る目は確かですから」

モバP「なら……どうしてアイドルを辞めるなんて言うんだ」

78

まゆ「私がPさんの心から消えるのは嫌だから……だから、まゆを好きでいてくれるうちに私の方から消えるんです」

まゆ「まゆの家には、音が無かったんです」

モバP「音……?」

まゆ「私の両親はお互い険悪でして、お互いに言葉を交わすどころか、顔を合わせる事も嫌だったみたいです。そうしてお互いで嫌い合っているうちに私は忘れられていきました」

モバP「まゆ……」

72

まゆ「まゆは……両親から名前を呼んでもらったことが殆ど無いんです」

まゆ「クラスで一番になっても、学校でどれだけ褒められても、読者モデルになっても……二人は私を見てくれなかった。パパとママの為に料理だって頑張りました。手が傷だらけになっても二人の為に……でも」

モバP「まゆ……」

68

まゆ「そんな事が続いていくうちに結局まゆも息を潜める様になって……結局6年前に離婚したんですけど、その時は正直安心しました。これで私は解放されたって」

まゆ「音の無い家なんて捨てて、まゆを見てくれる人を探そうって……そんな人と巡り合えたら、その人の為に全てを尽くそうって」

52

まゆ「Pさんと出会うまで、いろんな人を試しました。でも……まゆをしっかり見てくれる人はいなかった」

48

まゆ「当然ですよね。こんな女に甘えられて、勝手に縋られて押し付けられて……しまいに私を愛してなんて……こんな女、皆嫌になって逃げちゃいます」

43

まゆ「だから、私は決めたんです。もう誰にも頼らないし甘えない、これで最後にしようって……」

40

モバP「うるせぇよっ!!」

38

モバP「さっきから一人で勝手にペラペラと……そもそも、何で最初にそういう大事な事を言わねぇんだよっ!!」

37

まゆ「Pさん……」

モバP「寂しかったんだろ、辛かったんだろっ。だったら俺に話せばよかったんだっ!」

まゆ「話せる訳ないじゃないですかっ!話したらPさんはまゆに同情するじゃないですか!!」

まゆ「まゆは同情なんかじゃなくて私自身を大事にして欲しいんですっ!」

モバP「なら俺がお前の居場所になってやる」

まゆ「……っ」

30

モバP「そうすれば寂しかったことも辛かったことも全部過去の事だ。それでいいだろ!!」

まゆ「居場所があっても、それが無くなるのが怖いんですっ!」

モバP「無くなるかよっ!!」

まゆ「……っ!どうしてそんな事が言えるんですかぁっ!!」

28

モバP「俺を信じろ」

まゆ「信じたい……信じたいです!!でも……」

モバP「なら何が不安なんだよ」

25

まゆ「だってまゆは最低ですっ!!こんな重い女、いつかPさんに嫌われますっ!!」

24

モバP「そんな事無ぇよっ!!」

まゆ「私、事務所の皆の気持ちだって知ってたんですよ!私、事務所の皆には負けたくないって思った!必死でしがみ付いた!!それでPさんが傷つくのだって知ってました。最低です……まゆは、まゆは自分の事しか考えてなかったっ!!」

モバP[俺の事は俺が考える。お前だってそれで良いんだっ」

17

モバP「まゆの事はまゆ自身で考える。そうしてまゆが出した答えを俺は全力で支えてやるっ!!」

まゆ「……っ!!」

モバP「俺はもう答えを出した。あとはまゆの番だっ」

13

まゆ「本当に……信じていいんですか」

12

モバP「ああ」

まゆ「もう消えてしまうのは嫌っ!私は此処にいるのに無視されるのは嫌っ!!」

10

モバP「いつも俺が見てる。絶対に目を放すもんか!!」

まゆ「構って欲しいのっ!私は、私の作った料理を温かいうちに食べて欲しいのっ!」

08

モバP「俺はまゆに関わりたいんだ」

まゆ「私は誰かに触れてもらいたいの!!」
6
モバP「まゆが頑張ったら褒めてやる。悪い事をしたら叱ってやるっ!料理だってもちろん食べる!」

まゆ「……っ!!」

4

まゆ「まゆはどんなにみっともなくていいから貴方と一緒にいたい……!!」

3

モバP「どんなまゆでも俺が全部受け止めてやる!」

2
まゆ「Pさん……私っ」

1

モバP「まゆ、良く聞け。……俺は」

0

ブツリ ピィーッ

まゆ「あ……」

まゆ「ああ……うっ……うう」

モバP「俺はまゆの事が好きだ」

まゆ「Pさんっ!!」

モバP「公衆電話からかけてくるなんて……街中の公衆電話を探したぞ」

まゆ「Pさんっ!!」

モバP「まゆ……」

~~~~~~~~~~~~

まゆ「うふふふふふふ……」ポワポワ

モバP「あっ、ベ○さんですか。あのですね、ハイ。幸子以外にもいいアイドルをそちらに遅れそうなんで……はい、防寒具とナイフとファイアスターターですね。分かりました、ではアラスカまで送りますんで、はい、失礼しまーす」

まゆ「へへへ……ってアラスカ?」

モバP「YES、アラスカ」

まゆ「私が?」

モバP「Youが」

まゆ「嘘ですよね?」

モバP「残念だが元SASがまゆを待ってる」

ヘレン「まゆ!急いでアラスカに行くわよっ!!」

まゆ「ちょっ!!Pさぁんっ!!」

モバP「アラスカで頭を冷やして来い」

まゆ「なんで私がっ!!あっ、ダメですっ!ヘリコプターは駄目ですっ!!Pさぁぁぁぁぁぁぁああああんっ!!!」

モバP「ふぅ……そろそろ“怪獣大激突 ヨシノVSコズエ”が始まるから、応接間に行くか」

一旦ここまで。
何故efネタを使ったかと言うと昔、菜々さんで優子ルートみたいな話をやろうと思っていた時期があったのですが、
結局出来ずじまいになってしまったので、少し形を変えてやってみました。個人的には菜々さんと優子さんの話って以下の通り結構かっちり当てはまってイケると思ったのですが、文章力が足らなかったです。
イケると思った理由
菜々さんは17歳→17歳で死んだので17歳
肌を見せない→優子さんと同じ理由
優子さんは天使→菜々さんも天使
子供居ただろ、どうすんだよ→シュガーハートが居るじゃないか!

ところで、関係のない話ですけど泰葉に下屋則子さんの声って合いますよね。こう色々な意味で

続きです。

~事務所 応接間~

ヨシノ「でーして!!(捕まえたのでしてー)」

茄子「助けてくださぁーいっ!!」

ヨシノ「でしてでしてでーして!!(そなたはわたくしの神社でこれから巫女をするのですよー)」

茄子「あーれーっ」

モバP「ヒョウ君の着ぐるみを着た芳乃が茄子を持ってスカイツリーを登ってるな。……そろそろクライマックスか」

蘭子「蒼翼の乙女よっ!!我が聖域に触れるでないっ!!(奏ちゃんっそんなところ触っちゃダメっ!!)」

奏「だって前が見えないんですもの。あら、これはお饅頭かしら」

蘭子「なな、何に触れているつもりだ!!(ど、何処触ってるんですかぁ!!)」

奏「蘭子は本当に可愛いわね」

モバP「何やってんだ……お前ら」

蘭子「プロヴァンスの風よっ!!蒼翼の乙女の進撃を止めよっ!!(プロデューサー、奏ちゃんを止めてくださいっ!!)

奏「何って……見て分からない?」

モバP「……二人羽織だな」

奏「この前にアイドル新春かくし芸って番組を見ていたのだけど、そこで美希と春香がやっていた二人羽織が面白そうだったからやってるのよ」

蘭子「だか結末はわが思惑を大きく超えた!!ひゃあっ(でも、こんな事になるなんて思ってませんでしたーっ!!ひゃあっ)」

奏「蘭子のうなじって結構綺麗よね……あむ」

蘭子「わが身に牙を立てるなぁっ///(噛みつかないでくださいっ///)」


モバP「程々にしておけよ」

奏「ふふふ……嫌よ。だって寒いもの」

蘭子「あっ!ところでプロヴァンスの風よ、そなたは我らの神話を彩る新たなる幻想を探し求めているのでは無いのかっ!あっ///(あっ!ところでプロデューサー、プロデューサーは私達のアニメをもっと面白くするアイデアを探してるんじゃないですか?)」

モバP「おお!何かいいアイデアがあるのか」

奏「さっき楓さんからラインで連絡を貰って二人で考えていたの」

モバP「よし、じゃあ聞かせてくれ」

奏「それじゃあ、始めるわね」

―アニメ アイドルマスターシンデレラガールズ―

2014年日本、渋谷――

ただ沈み、溶けていくのみであった深海の底で……

私はあの日、同じく擦り切れていくのみである詐欺師と出会った。

千川ちひろ「貴方は既知感というものを経験したことがあるだろうか」

―THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS―

ちひろ「この世の黄金律の一形態に、ピラミッドというものがありましょう」

ちひろ「その頂点は、誰も横におらぬということ」

ちひろ「貴方はそういうお方です。ご自覚なさるが宜しいかと」

そう、これは赤子だ。産まれたばかりの、そしてこれから無限に成長する超越者の新生児。
森羅万象あらゆる物は、その産声に触れただけで木端微塵に破壊される。そして二度と元には戻れない。

これより総てが始まるのだ。破壊の蒼翼に率いられて地獄の果てまで駆け抜ける、修羅に祝福された進軍が――

聖槍十三騎士団黒円卓―Longinus Dreizehn Orden―

千川ちひろ 速水奏「「ジークハイル、ヴィクトーリア」」

半世紀以上の時を経て、ここに約束された宴が始まる。
大儀式魔術黄金錬成――

クラリス「スワスチカは黄金錬成の陣。その核となる者は奏卿に吸収されます。つまり生贄です」

星輝子「ヤヴォール、マインヘェェェェル!!!」

安部菜々「追いつけないなら止めてやろうって、そう思ったのよ――文句あるッ!?」

城ケ崎美嘉「泣くのが好きなんでしょ?反吐が出る」

柳清良「私の事が嫌いなら、ちゃんと嫌いな理由に真っ直ぐでいなさいよ」

若林智香「アタシは死人で出来た道なんか照らしたくない!」

新田美波「貴方が私に気を遣うのは、有難迷惑だと言ってるんです」

森久保乃々「あの方に刃向かおうなどと、狂気の沙汰と言うしかない」

早坂美玲「黙れぇぇェェッ――!!アタシは負けない、アタシは不死身だッ!!二度と誰にも奪われたりしないッ!!」

島村卯月「出来ない。だって私の方が、馬鹿なんだもん」

本田未央「カッコつけるな!気取ってばっかいるなバカぁ!!」
北条加蓮「最後に勝ちを狙って何が悪い」

神谷奈緒「名前を呼んでよ、戦友(カメラード)。それによってこのあたしも、確固たる自分を取り戻し……真実、解放されると信じてる」

神崎蘭子「ねぇ、そうでしょう」

友達と、諸々消え去るまで争い合うのが友情だなんて……

蘭子「そんな悲しい事……言わないで」

これにてライブは終幕(アクタ・エスト・ファーブラ)

これにて新世界へ始まる物語(アルゾ・シュプラーハ・ツァラトゥストラ)

あらゆる祈り(あい)は綺麗事じゃ済まされない。

だけど、いやだからこそ……

奏「共にこの宇宙で謳い上げましょう、大いなる祝福を!!」

奏「フローエ、ヴァイナハテン!!」

この蒼穹に、愛を超越(こ)えろ――

渋谷凛「私達は永遠になれない刹那だ。どれだけ憧れて求めても、幻想にはなれないんだよ」

故に今こそ、私は真実の自分を取り戻せると信じているんだ。

蘭子「現代日本を舞台にした主人公凛と、聖槍十三騎士団の戦いを描くアイドル伝奇バトルアドベンチャーの本作が、満を持して、1月9日より放送開始」

蘭子「この蒼穹に愛を超越えろ」

~~~~~~~~~~~~~~~

蘭子「どうだ!!我が下僕よ!!(どうですか!プロデューサー!!)

奏「ライブバトルの演出とか特技名とかも凄く格好良くなるわよ」

モバP「いや……もうこれアイドルとか関係なくなってるから。第一、事務所の名前が聖槍十三騎士団ってなんだよ」

蘭子「似合いの名だと思うが……(結構この事務所に合ってると思うんですけど……)」

モバP「奏や凛や飛鳥あとのあさんと楓さんとお前だけが事務所のメンバーだったら、似合うだろうが、うちには美優さんも文香もいるから無理」

奏「あら、残念」

モバP「はぁ……色々とアイデアを募ってみたが、これといったアイデアは無かったな」

モバP「良し、今日の所は一先ずこれで終わるとする……」

綾瀬穂乃香「待ってくださいっ。私からも一つ提案がありますっ」

モバP「最後だ、良いぞ」

穂乃香「今度のアニメではぴにゃこら太を主軸にしましょう!」

モバP「主軸にって……どうやって」

穂乃香「こんな感じにです」

~~~シンデレラガールズ(ぴにゃver)

凛「ぴにゃぴにゃぴにゃにゃにゃ(おはよう、卯月、未央)」

未央「ぴにゃぴにゃ!!(おはよっ!ぴにゃ凛っ!!)」

卯月「ぴにゃぴにゃ!!(おはよう、凛ちゃん!)」
楓「ぴにゃぴにゃぴーにゃ……(このピニャコラ―ダ……凄くおいしいです)」

美優「ぴにゃにゃにゃぴにゃ……ぴにゃ(だからって飲みすぎは駄目ですよ。楓さん)」

周子「ぴにゃにゃーん♪(お腹すいたーん♪)」

紗枝「ぴにゃぴにゃどす?(はい、ぶぶ漬けでもいかがどす?)」

フレデリカ「ぴにゃにゃー♪ぴにゃにゃ♪ぴにゃデリカー♪(フフフフフフーン♪フレデリカー♪)」

蘭子「ぴにゃぴにゃぴにゃ!!ぴにゃにゃにゃ?(蒼翼の乙女よ、貴殿は新たなる戦の真を入手するか?)」

奏「ぴにゃにゃぴにゃ、ぴにゃにゃにゃぴにゃ(栄光の見せ場が多かったら、買うかもしれないわ)」

みく「ぴにゃにゃにゃぴにゃにゃ!!(のあチャンがみくのハンバーグ食べたにゃー!!)」

アーニャ「ぴにゃぴにゃ…アー……ぴにゃにゃ(オリヴィエサラダ……アー……ポテトサラダあげます)」

のあ「ぴにゃ……(……ぴにゃ)」

~~~~~~~~~~

穂乃香「どうですか!!」

モバP「全部まとめて……ぐさぁーっ!!」

穂乃香「そんなっひどいですっ!!」

モバP「こんなアイデア、ボツだァーっ!!」

終わり

おまけ 次回予告~ダイスでシンデレラ!!天ノ刻~

偶像(アイドル)の真は千の信に顕現する――

ちひろ「信(いのり)、信(ねがい)、信(ちかい)……貴方は私にそれを説くんですか」

ずっと空席であった勇者の座――だがその座は余りにも重く、この女からはかけ離れている。

ちひろ「言われずとも信じていますよ。貴方がこの課金地獄(べんぼう)に堕ちる瞬間をね」

ちひろ「あぁ、甘い。最高だ。貴方の■■■■は、実に素晴らしい闇で私を呼んでくれた。今更、返すはずがないでしょう」

ちひろ「さぁ、始めましょう美波ちゃん。彼が見ている。貴方は絶対に逃がさない」

アーニャ「恨みます、お父様」

彼女は空前絶後のモンスター。双頭の鷲の血筋から生まれた規格外の怪物が咆哮する。

これぞ人間の生み出した最高の夢。人がどこまで狂えるかという闇の結晶――魔道と科学の融合体がここに在る。

アーニャ「私を――見ないで」

破壊を続ける魔震の中、瞬く白銀の美しさを、おぞましいままに残し、雪の妖精は真の超獣へ変化した。

巴「前に忠告したろうが。そんとに正義ぶっちょると破滅するゆうて」

英雄的な気質は自慰だ。そんな世知辛い現実だから、誰もが英雄を夢想する。そう……彼らの存在が許されるのは夢の中だけ。

巴「憎まれっ子世にはばかるっちゅうてのォ、心根の下らんもんがアホほど力持っちょる方がやばさは洒落にならんと思わんか?」

故に我が一手は盤面不敗。釈迦の手を出られぬ猿の様に、村上巴の裏は絶対に取れない。

楓「ねぇ、美優。貴方は私を守れますか?」

美優「誓って」

楓「誰であろうと?」

美優「如何なる者でも」

楓「信じられないわ。だって貴方はとても弱いから」

ああ、どうしてこの愚図は小娘一人躾ける気概も無いのだろう。

ねぇ誰か、もっと強く、情熱的に楓を犯(こわ)して。犬や案山子の相手はもう沢山なの。

私の欲しいものはいつも手に入らない。ならば、いっそ――誰も彼も皆、死んでしまえば良いんだわ――。

芳乃「唵 呼嚧呼嚧 戰馱利 摩橙祇 娑婆訶」

芳乃「六算祓エヤ、滅・滅・滅・滅、亡・亡・亡」

こいつが存在する限り、希望など何処にも在りはしない。そもそも戦うという発想が間違っているのだ。これはそういうモノではない。

龍(カミ)は敬い、鎮めるもの。拝跪し、恐れ、祷るもの。

だが今、帝都の龍は狂っている。黄金の身は爛れ腐り、万象を焼き払う魔の震と化している。

芳乃「四方のヒクミを結ぶトコロは、気枯地にて禊に不良はず」

故に破滅は避けられない。天の加護が失せる瞬間、王国は龍に呑まれて消滅すると全ての者が確信した。

時子「愛も分かる。情も分かる。人の性に属するもの全て、私は余さず知っている」

故に己の邪悪さは誰よりも承知している。私は私が望むまま悪鬼であり、鬼畜であるだけ。
そこに一片の後悔も在りはしない。

逆さ磔の骸が叫喚する。それはこの女に羨ましがられた者の末路。

時子「お前たちは、私の為にだけ存在し、生かされている」

時子「私に足りないモノはただそれだけなのよ」

この外道を前に笑い続ける感性など、それこそ悪魔以外に持ち得ようがないだろう。

楽園はすぐそこに。一人の少女が夢想し、実現の時を待っている。

終わりです。
時子様とちひろは絶対に仲が良い(確信)

いきなり正田卿ネタで歓喜の極地。
そして黒幕の似合うちひろさん。
いつもの厨二の爪牙の人とは違う人かな?

>>66
凛が蒼かったり、奏が破壊の君になってたら、おそらく私です。
今まで、そこそここういう良く分からんSSを書いてきましたが、きっかけは凛に蓮の詠唱が何故か合ったからと、奏のチアリングスターとハイドリヒ卿の背中見せ画像が被ったからです。

凛「海は幅広く 無限に広がって流れ出すもの 水底の輝きこそが永久不変 」
 「永劫たる星の速さと共に 今こそ疾走して駆け抜けよう」
 「どうか聞き届けてほしい。世界は穏やかに安らげる日々を願っている」
 「自由な民と自由な世界で、どうかこの瞬間に言わせてほしい」
 「時よ止まれ 君は誰よりも美しいから 」
 「永遠の君に願う 俺を高みへと導いてくれ 」
 「Atziluth――新世界へ語れ超越の物語」

モバP「詠唱の中の君って誰だ?」
凛「ああ、それは」
蘭子「無論我に決まっていよう(当然、私ですよね///)」
卯月「私だよねっ凛ちゃん」
凛「……秘密」

済みません、皆さんに一つ聞いておきたいのですが、中二病な友紀や愛梨に需要ってありますかね?あったら、こんな感じでやってみたいと思うのですが。
姫川友紀「壱 弐 参 肆 伍 陸 漆 捌 玖 拾 」
    「布留部 由良由良止 布留部」
    「曰く この一児をもって我が麗しき妹に替えつるかな」
    「すなわち 頭辺に腹這い 脚辺に腹這いて泣きいさち悲しびたまう 」
    「その涙落ちて神となる これすなわち 青梻(アオダモ)の樹下にます神なり」
    「ついに佩かせる十握劍を抜き放ち 軻遇突智を斬りて三段に成すや これ各々神と成る 」
    「打棒の柄より滴る血 これ天安河辺にある五百個磐石 我が祖なり」
    「謡え 詠え 乱打の神楽 他に願うものなど何もない」
    「未通女等之 袖振山乃 水垣之 久時従 憶寸吾者 」
    「川上  長嶋 王貞治――神代三打、もって統べる石上の颶風 諸余怨敵皆悉摧滅」
    「――太・極――神咒神威――経津主・布都御魂剣ッ」

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