次元 「デスノート?聞いたことねぇなぁ」
ルパン「そうか」
次元 「いったいそりゃ何だ、お宝か?」
ルパン「お宝、お宝ねぇ……イシシシシシシ」
次元 「笑ってないで教えろ」
ルパン「まぁそうだな。お宝と言えば、お宝かもな」
次元 「?」
ルパン「それより次元よ。もう一つ聞いときたい事があるんだが 、 最近起こってる凶悪犯連続殺人事件ってのは御存じ?」
次元 「例の心臓麻痺事件か」
ルパン「そうそう、それそれ」
次元 「その事件についちゃあ知らねぇ方がどうかしてると思う ぜ。 特に俺達みたいな泥棒にはよ」
ルパン「シシシ。違ぇねぇ」
次元 「世界中の凶悪犯がばったばったと死んでんだ。tvのニュ ース見たって そればっかりだしよ」
ルパン「いよいよ俺達も年貢の納め時かもなぁ?」
次元 「……かもな」
ルパン「およよ~~?次元ちゃ~ん、いつになく神妙な面持ちじ ゃな~い」
次元 「当たり前だろ。明日は我が身かもと思えば」
ルパン「まぁ?相手が鉄砲で攻めてきたり、槍で攻めてきて殺さ れるのと、 心臓麻痺ってのは違うからなぁ」
次元 「あぁ。もし一流の殺し屋が俺達の寝首かきに来ても対処 は出来るが、 心臓麻痺で殺されるとなりゃ話は別だ」
ルパン「抵抗できずにジ・エーンド」
次元 「そう思うと、今の内に遺書でも書いとこうとか考えちま うよ」
ルパン「次元……」
次元 「……」
ルパン「……………………………くっ」
次元 「……………………………ぷっ」
ル・次「アハハハハッハハハハハハッハハッハハハハハハハハハ ハハハハハッハ く~~~~イヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ」
ルパン「ぬははははあはははははっはははっはは」
次元 「ひ~~~ひ~~~~~腹がよじれる」
ルパン「死ぬっ、死ぬっ!遺書?遺書だって?」
次元 「だはははははははは寝言は寝て言えっつーんだ」
ルパン「死ぬのが怖くて泥棒なんて誰がやるかっ」
次元 「ぬははは、そのとーりだよな」
ルパン「ひひひひひひひひ」
次元 「くくくくくっ……で、俺達はどうしたら殺されずに済む んだ?ルパン」
ルパン「あん?」
次元 「とぼけんじゃねーよ。お前が意味もなくこんな話題振る なんて 俺ぁおもえねがーな。大方、初っ端に言ったデスノート ってのが 関係してんだろ?」
ルパン「…さすが次元。話が早い」
ルパン「実はな昨日不二子に会ったんだがよぉぅ」
次元 「おいおい、まさかあいつからの情報か?」
ルパン「おーちつけって。今は誰からのネタだろうが関係無いで しょうがっ」
次元 「だが俺はあいつだけは信用ならねー」
ルパン「やれやれ。不二子が聞いたら怒るぜ~?」
次元 「構わねぇよ」
ルパン「あらら」
次元 「それでどうしたってんだ?」
ルパン「ん?あぁ、あいつが言うにはデスノートってのは…」
~~以下回想~~
不二子「ねぇ、ルパァン」
ルパン「イシシシシシシ、な~に不二子ちゃぁん?」
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