少しだけ性的な描写を含みます。
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凛「プロデューサー」
P「ん?」
凛「構って」
P「…………」
凛「…………」
P「凛」
凛「……ごめん、今の無しに」
P「学校での話、聞かせてくれよ」
凛「えっ?」
P「いや、ちょうど休憩しようと思ってた所でな。最近の様子を知りたいなと」
凛「……そっか」
P「で、どんな感じだ?」
凛「ふふっ。この前、体育の授業でダンスをしてね……」
凛「プロデューサー」
P「ん?」
凛「撫でて」
P「…………」
凛「…………」
P「凛」
凛「……ううん、何でも無いよ」
P「髪に花びら付いてるぞ」
凛「え、本当?」
P「ああ、いま取ってやる」
凛「…………」
P「…………」
凛「まだ、取れないの?」
P「ああ、凛の事が好きなんじゃないかコイツ」
凛「ふふっ」
P「……凛、髪さらさらだな」
凛「そう?」
P「ああ。それに花の香りがする」
凛「花びら君のお陰かもね」
凛「プロデューサー」
P「ん?」
凛「手、繋いで」
P「どうした急に」
凛「手、冷えちゃってさ。ポケットに突っ込むのも行儀悪いし」
P「手袋忘れたのか?」
凛「あるけ……無いよ」
P「無いのか」
凛「うん」
P「しょうがないな、ほら」
凛「ん。手袋貸してくれるのは嬉しいけど、片方だけ?」
P「俺だって寒いからな。ほら凛、手出せ」
凛「あ……」
P「…………」
凛「…………」
P「凛の手、暖かいな」
凛「そうかな」
P「ああ。段々もっとあったかくなってきてるような」
凛「……プロデューサーの手袋、ぶかぶかだ」
P「まぁ、これでも男だからな」
凛「そうだね」
しぶりんは割とナチュラルにポケットに突っ込みそうだが
凛「プロデューサー」
P「ん?」
凛「…………」
P「どうした?」
凛「ううん、呼んでみただけ」
P「そうか」
凛「うん」
P「…………」
凛「…………」
P「凛」
凛「なに?」
P「あー……」
凛「…………」
P「コーヒー……そうだ。コーヒー飲むか、凛」
凛「じゃあ、貰おうかな」
P「ちょっと待っててくれ」
凛「うん。プロデューサー」
P「ん?」
凛「用が無くても、呼んでいいよ」
P「……そうか」
凛「うん」
凛「プロデューサー」
P「…………」
凛「私と、付き合って」
P「それは、出来ない」
凛「プロ、デューサー」
P「何だ」
凛「こっち、こないで」
P「それも、出来ない」
凛「……ヒクッ…………ばか」
P「馬鹿だよ。凛も知ってるだろ」
凛「本当に、ばか」
P「まぁ、何だ。今なら誰も見てないから。無理する必要は無いぞ」
凛「優しい言葉を、かけないで、よ」
P「それも出来ない」
凛「ばか」
P「そうだな」
P「凛」
凛「なに?」
P「とりあえずさ」
凛「うん」
P「トップアイドルに、なろう」
凛「とりあえずじゃ、ダメでしょ」
P「そうだな。絶対、トップアイドルになろう」
凛「うん」
凛「プロデューサー」
P「ん?」
凛「魔法をかけて。私を、シンデレラにして」
P「ああ。任せろ」
凛「プロデューサー」
P「ん?」
凛「食べて」
P「これ、凛が作ったのか?」
凛「うん。特に早起きとかした訳じゃないから」
P「そうか」
凛「うん」
P「いただきます」
凛「召し上がれ」
P「…………」
凛「…………」
P「…………」
凛「な、泣くほどダメだった?」
P「いや逆だ。何と言うかな、もう、何て言えばいいんだろうな……」
凛「……明日も作ってこようか?」
P「頼む」
凛「そ、即答だね……」
P「出来れば毎日食べたい」
凛「毎日作ってくるよ」
P「ありがとう」
凛「プロデューサー」
P「…………ん?」
凛「……休んで」
P「……あー、」
凛「ライブ前で忙しいのは分かるけど、私達の為にそこまで無理してほしくないよ」
P「違うよ。凛たちのためだから多少の無理はしたいんだ」
凛「ばか」
P「アイドル馬鹿と言ってくれ」
凛「本当に、馬鹿」
P「……分かった。少しソファに横になるよ」
凛「私の膝、使う?」
P「いや、今日はいいよ。凛も疲れてるだろうし」
凛「そっか」
P「明日は使わせてくれ」
凛「分かった」
凛「……プロデューサー」
P「凛」
凛「抱き締めて」
P「ああ」
凛「…………」
P「…………」
凛「私、シンデレラになれたかな」
P「他の何だと思ってたんだ?」
凛「……ふふっ」
P「凛」
凛「なに?」
P「本当に、ありがとう」
凛「こちらこそ。ありがとう、Pさん」
P「凛」
凛「なに?」
P「俺と、結婚してくれ」
凛「うん、いいよ」
凛「は、あっ……P、さんっ……!」
P「何、だ」
凛「抱き、しめて」
P「ああ……っく……!」
凛「んっ! …………もっと、つよくっ」
P「凛、りん……っ!」
凛「っあ、んんっ……Pさん……P、さんっ」
凛「なかで、だして」
P「――っく、あっ……」
凛「っ……! ん、あぅ…………っ」
P「はっ……凛……」
凛「ん……Pさ、ん……んむっ…………」
P「……凛は、可愛いな」
凛「……ずるい。こういう時だけ、言わなくても、欲しい言葉をくれるんだもん」
P「何年一緒に居ると思ってんだ。言われなくとも、それぐらい分かるさ」
凛「なら、次は?」
P「そうだな……試しに、こっちに聞いてみるかな」
凛「ん、ひゃっ……! Pさ、あっ」
― = ― ≡ ― = ―
「風が、あったかいね」
「もう春だからな」
「またみんな呼んでお花見でもしようか」
「それはいいんだが、大人組の面倒を看るのがなぁ……」
「ふふっ。それもプロデューサーのお仕事じゃない?」
「全く辛い職業だ……」
「頑張れー」
「…………」
「…………」
「凛」
「ん、何?」
「呼んでみただけだ」
「そっか」
「ああ」
「…………」
「…………」
「ね、Pさん」
「ん?」
「これからも、私を幸せにして?」
おしまい。
綺麗な凛を書き終わったら、ちょっとえっちなしぶりんを書きたくなるのも仕方無いよね
あと最近気付いたんだけど、「うん」って言うだけで可愛いから凛はすごいと思う
ボイスオーディション、肇ちゃん9位、茄子さん5位、周子2位おめでとう
茄子さんってやっぱり凄い、改めて俺はそう思った
前作とか
渋谷凛『シンデレラ』 ( 渋谷凛『シンデレラ』 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1419402791/) )
モバP「加蓮、なんか近くないか?」 北条加蓮「そう?」 ( モバP「加蓮、なんか近くないか?」 北条加蓮「そう?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1413616683/) )
奏のR-18がすらすら書けるだけの経験値が欲しいです
誰か助けてくれ いや本当に
>>5
しぶりん一人きりならカーディガンのポッケに手を突っ込むし、
Pと二人きりならそっと手を繋ごうとするし、
事務所のみんなの目がある時は奈緒の髪をわしゃわしゃして暖めるよ
みんな違って、みんないい。それをどうか分かってほしい
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