まつり「としのせ」【ミリオン放送局第三十八回】 (85)

百合子「大掃除の季節」【ミリオン放送局第三十七回】
百合子「大掃除の季節」【ミリオン放送局第三十七回】 - SSまとめ速報
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まつり「一年が終わっちゃうのです」

P「そうだなぁ」

まつり「ところで、クリスマスも終わっちゃったのです」

P「そうだなぁ」

まつり「姫はクリスマスプレゼントを貰ってないのです」

P「……そうだなぁ」

まつり「一年いい子にしていた姫はプロデューサンタさんからプレゼントが貰えるはずなのです、ね?」

P「………………そうだなぁ」

杏奈「望月……杏奈、です」

百合子「七尾百合子です」

エミリー「エミリー スチュアートです」

このみ「馬場このみです」

まつり「徳川まつりなのです」

千鶴「二階堂千鶴ですわ」

百合子「最後は六人揃いましたね」

このみ「そうねぇ」

エミリー「このみさんは一門の長になりましたね」

このみ「一門?……あぁ、ユニットね」

杏奈「……どう?」

このみ「楽しいわよ?……まぁ、セクシーは望むべくも無さそうだけど」

まつり「そもそもリーダーがセクシーじゃないのです」

このみ「何よそれ」

千鶴「まあ、そうですわよね」

このみ「千鶴ちゃんまで!」

このみ「ひとつだけ問題があるとすれば……ユニットのコンセプトが決まらないことかしら」

百合子「えっ」

千鶴「決まってないと何か問題なんですの?」

エミリー「躍りの雰囲気や歌の空気感など色々ありますね」

まつり「コンセプトなんていらないのです……だって私たち」

百合子・まつり「仲間だもんね!」

杏奈「……?」

このみ「因果関係が何もない!?」

千鶴「まあ、そんなことはともかく」

このみ「そんなことって何よ」

まつり「ともかく始めていっちゃえばいいのです」

杏奈「……うん、杏奈」

百合子「百合子」

エミリー「エミリー」

このみ「このみ」

まつり「まつり」

千鶴「千鶴の」

「「「ミリオン放送局!」」」

杏奈「……この、番組は」

杏奈「765プロダクション……の、提供で……お送りします」

百合子「提供がいない!?」

支援だよ

今週のパーソナリティ
望月杏奈(14) Vo
http://i.imgur.com/j20DhnG.jpg
http://i.imgur.com/lteJdJe.jpg

七尾百合子(15) Vi
http://i.imgur.com/hjUY815.jpg
http://i.imgur.com/Aj71oYC.jpg

エミリー(13) Da
http://i.imgur.com/buXXEZv.jpg
http://i.imgur.com/00cCWXi.jpg

馬場このみ(24) Da
http://i.imgur.com/6cR82Uz.jpg
http://i.imgur.com/W28CGTf.jpg

徳川まつり(19) Vi
http://i.imgur.com/2l8zwX2.jpg
http://i.imgur.com/TQehfG3.jpg

二階堂千鶴(21) Vi
http://i.imgur.com/jMKBS2z.jpg
http://i.imgur.com/RlqOu7V.jpg

【CM】

百合子「765プロダクションがコミケに出展します!」

百合子「今回の出展内容、その一はこちら」

美奈子「美奈子・奈緒・貴音の対談集『No food No life』ですっ!ぜひぜひよろしくお願いします!」

百合子「続いてはこちら」

ジュリア「アタシとチハ・レイの三人で作ったオリジナル・カバー曲のCDアルバム『ROCK-Soul』、結構いい感じに仕上がったとおもうから、よろしくな」

百合子「そして最後に!脚本は私七尾百合子、キャラクター・表紙デザインにロコちゃん、主題歌可奈ちゃん、そして声優に765プロダクションの皆を起用したドラマCD『帝都の精霊たち』を頒布します!」

百合子「三日目のブース『東a-765b』でお待ちしています!」

765プロダクション!!

杏奈「……いつの、間に?」

このみ「そんなの作ってたのね」

百合子「9月くらいには準備をはじめてました」

エミリー「全然知りませんでした……」

まつり「ふむ、それなら姫もつぎは出すのです」

千鶴「あら、何を出すんですの?」

まつり「ウミウシ本なのです」

千鶴「……えっ」

まつり「ウミウシの魅力を全世界に広めるのです」

このみ「そ、そうなの……」

まつり「さて、この番組も今週でひとまず最終回」

エミリー「長かったような短かったような……」

百合子「色々ありましたねぇ」

まつり「とは言え普通にメールを読むのです」

杏奈「……そう、なんだ」

このみ「それじゃあエミリーちゃん、メール選びはよろしくね」

エミリー「はいっ、えっと……えいっ」


メール一通目
>>13

>>9【CM】
佐竹美奈子(18) Da
http://i.imgur.com/3kbwVZQ.jpg
http://i.imgur.com/jMqAcnY.jpg

ジュリア(16) Vo
http://i.imgur.com/nRdin2u.jpg
http://i.imgur.com/bcxTsQK.jpg

ドラマCDの人選地雷臭しかしないwwww

百合子「私の思い出は……やっぱり乙女ストームかなぁ」

杏奈「うん……大変だった、けど…………楽しかった」

千鶴「……」

このみ「今年一年はプラチナスターライブが大きなイベントよね」

まつり「姫はエミリーちゃんとたくさん遊べたのです」

エミリー「はいっ!」

千鶴「……」

このみ「私も、リーダーになってまだ日は浅いけど色々あって楽しいわね」

千鶴「……」

千鶴「……また来年、ですわ」

百合子「……あっ」

杏奈「……ごめん、ね?」

千鶴「いいんですのよ」

まつり「皆でお揃いの衣装を着たりもしたのです」

エミリー「始まりの紅ですね」

百合子「あっ、なんかすっごく格好よさそう」

杏奈「……そう?」

このみ「ほかにも色々あったけど……話し始めると終わらないわね」

まつり「それじゃあ次に行くのです?」

百合子「そうですね」

エミリー「はいっ、選びます♪」


メール二通目
>>19

来年の抱負ってもう考えました?

今年一番忘れたい思い出

百合子「忘れたいことを思い出させるんですか……」

千鶴「傷口に塩を塗りこむ所業ですわね……」

このみ「まつりちゃん、トップバッターいいわよ」

まつり「ほ?まつりからなのです?」

まつり「まつりにとって、今までの全部がいい思い出なのです」

杏奈「…………」

まつり「失敗してもそれが姫を成長させていくし、どんなイベントでも、家臣の皆が応援してくれたイベントなのです……忘れたい思い出なんて一つもないのです」

百合子「凄い……まつりさんが凄く聖人君子みたいです」

千鶴「まつり……」

エミリー「わぁっ、まつりさんはすごいですっ!」




千鶴「まつり、その言葉、エミリーの目を見てもう一度言ってくれませんの?」

エミリー「私も、まつりさんのような考え方をできるように頑張らなければ……」

まつり「いやなのです」

まつり「そんなことより、百合子ちゃんは何かあるのです?」

百合子「私ですか?……なんというか、忘れたいことばっかりです……」

まつり「そうなのです?」

百合子「あはははははは…………うぅ、なんであんなこと言っちゃったんだろう……」

杏奈「……百合子さん、目が……死んでる……よ?」

このみ「……焦点があってないわよ」

百合子「あんなに深く妄想に耽らなすぎれば……もっと早く人が来るのに気づければ…………はぁ」

百合子「ははは……ちょっと一人にさせてください」

このみ「ブース内だから一人もへったくれもないけど」

百合子「それでもいいんです……」

まつり「ラジオなのに喋らないのです?」

エミリー「ま、まあ……意気消沈されているようですし」

百合子「煩悩が……妄想が」

千鶴「椅子の上で体育座りなんて始めてみましたわよ」

杏奈「……ほかに、トラウマ…………えぐりたい、人」

千鶴「その言い方で立候補する人なんていないですわ」

エミリー「忘れたいこと、ですか…………大和撫子らしくないふるまいをしたことが度々ありますね」

このみ「例えば?」

エミリー「大和撫子らしくもなくはしゃいでしまったり、つい感情が高ぶって英語を話してしまったり……」

このみ「可愛いものじゃないの」

エミリー「そっ、それでも大和撫子として……」

まつり「それなら来年頑張ればいいのです」ナデナデ

エミリー「えへへぇ、そうですか?」

まつり「それより、その純粋な心を忘れないで欲しいのです」

エミリー「純粋、ですか?」

杏奈「それでは……皆さん、これまで、お便り……ありがとう……ございました」

エミリー「これまで送られてきたお便り、全てに目を通させていただきました♪」

杏奈「……以上、ふつおたの……コーナー……でした」

このみ「ここで一曲お聞きください」

このみ「私、馬場このみが歌っています『水中キャンディ』」

千鶴「間に合って良かったですわね」

このみ「本当にね」

杏奈「……お送り、しています……ミリオン放送局」

杏奈「最初の……コーナー、は……こちら」

『新年フライング!大書き初め大会!』

まつり「来年が始まってないのに書き初めるのです?」

このみ「だからフライングなんじゃない?」

百合子「ということで、現在ブースを出た所にあるちょっと広いスペースに来ています」

杏奈「……わー……紙が……六枚ある」

エミリー「換えもたくさん用意してあるみたいです♪」

千鶴「テンション高いですわね」

エミリー「はいっ!」

百合子「さて、みなさんにはこれから書き初めをしてもらいます」

まつり「見ての通りなのです」

百合子「しかし、ただの書き初めではありません……って、え?」

このみ「……まだなにかあるの?」

百合子「書く内容は、くじびきで決まります」

百合子「魂のこもった文字で回答してください……だということで」

杏奈「……くじ引きの箱……これ?」

百合子「みたいですね……一例として引いてみます」

ガサゴソガサゴソ……

百合子「えっと……『紗代子さんに言いたいこと』………………は?」

このみ「えっ、なにそれ」

千鶴「書き初めのテーマにふさわしいんですの?それは」

まつり「誰も得しなさそうなのです」

百合子「と、このように、箱の中には『〇〇に言いたいこと』や『自分の一番嫌いな〇〇』など様々な質問が入っています……とかなんとか」

杏奈「……杏奈、帰るね」

まつり「ダメなのです」

百合子「普段は言えないことを、この機会に魂を込めて書きましょう、と台本には書いてありますが……」

エミリー「……そ、そうですね、腹を割って話すという言葉もありますし」

千鶴「わたくしはそこまでポジティブになりきれませんわよ」

百合子「……『色々暴露しあって皆で仲良くなろう♪』って台本には書いてあるんですけど……この音符マークに煽られている気がして」

まつり「たぶん気のせいじゃないのです」

百合子「はぁ……ともかく引きますね」

このみ「せめて変な質問じゃないことを祈るわ」


質問(普段聞かないような事)
>>35

この番組のスタッフに普段言えてないこと

百合子「スタッフさんすぐそこにいるんですけど……」

まつり「どうせ最後ですし、言いたいことを言えばいいのです……ね?」

千鶴「全く……答えづらい質問ですわね」

杏奈「…………怒らない?」

このみ「まあ、怒らないと思うわ、大人ならね……大人なら」

エミリー「強調しますね」

  ~~  

百合子「習字とか、上手く書けるときとすっごく下手になる時ってありませんか?」

杏奈「……わかる、かも」

このみ「あー、懐かしいわねぇ、毛筆と硬筆とあって」

千鶴「絶対男子が墨で落書きを始めたりするんですの」

百合子「硬筆とか毛筆とか……そもそも書写が好きじゃないんですよね」

このみ「そうなの?」

千鶴「エミリーは筆は得意そうですわね」

エミリー「はいっ、頑張りました!」

まつり「姫も、まつり王国の姫としてきれいな字を書けなくてはいけないのです」

百合子「姫にきれいな字って必要なんですか?」

まつり「高貴な者は達筆でなければならないのです、ね?」

このみ「確かに、貴音ちゃんの字とか、すごく整ってるわね」

杏奈「……流石……本物の、姫」

まつり「偽物の姫なんていないのです」

  ~~  

百合子「……はいっ、ということで、皆さん書き終わりましたか?」

杏奈「……大体」

このみ「まあ、書きたいことは一応」

千鶴「気は進みませんけど」

百合子「それでは、一度に発表しましょうか……といっても、ラジオでは映像がないのでわからなさそうですが」

百合子『台 本』

エミリー『もっとお茶を』

まつり『姫らしくもてなすのです』

杏奈『■』

このみ『扱い方が雑』

千鶴『コロッケをどうも』

百合子「えっと……杏奈ちゃん、そは?」

杏奈「なんだか…………言ったら……ダメそう……だったから」

このみ「……だから塗りつぶしたのね」

百合子「はい、ということでスタッフさんに言いたいことですが……まずは私から」

千鶴「台本ですの?」

百合子「こんな紙一枚におさまるようなのを台本とは言いません!」

ザワッ

百合子「なんでざわつくんですか!」

百合子「コーナーのタイトルと固定の説明部分とメールアドレスしか書いてないこのA4両面印刷の紙がどうしたら台本になるんですか!」

このみ「まあ、確かにね」

百合子「直前でメモ書きで曲とか色々さしこむなら台本に最初から書いておけばすむ話だと思います!」

まつり「いや、むしろこれは『これに慣れれば他のラジオでもやっていける』というスタッフさんからの」

百合子「そうなんですか?……なんで皆さん目をそらすんですか」

百合子「……とまあ、こんな感じでエミリーちゃんも」

エミリー「わ、私は……あの、お茶を毎回入れてくださるのはとても嬉しいですし感謝しているのですが……えっと……その、毎回味が安定しなくて」

千鶴「たしかに、打ち合わせの時はエミリーだけ緑茶ですわね」

杏奈「そう……なの?」

エミリー「あの、濃いときと薄いときの差が普通でないくらいでして……普通に作れば普通の濃さになると思うのですが」

「目分量なので」

エミリー「目分量なのですか!?……ダメです、お茶と言うものはそもそも」

まつり「エミリーちゃんが雪歩ちゃんになったのです」

このみ「はいはい、エミリーちゃんストーップ」

エミリー「それで、お湯も熱すぎず……はっ」

このみ「エミリーちゃんの緑茶講座は番組の後でね」

杏奈「雪歩さんも……呼ぶ?」

このみ「いいわねぇ」

千鶴「まつりの、そのお姫様らしくとはなんですの?」

まつり「どうも、スタッフのみんなは姫のことを便利な存在として捉えているような気がするのです」

百合子「まあ、そもそも作家さんでしたし、仕方ないんじゃないですか?」

このみ「実際色々できるから仕方ないと思うわ」

まつり「姫は姫なので、もっと姫らしく姫のことを扱ってほしいのです」

杏奈「……姫って、なんだっけ」

まつり「姫の事なのです」

杏奈「……このみさん、は?」

このみ「もう見た通りよ、扱いが雑」

百合子「雑、ですか」

このみ「扱い方というか、イジリ方ね……こう、イジリ方が中途半端すぎて反応に困るのよ」

まつり「たとえば?」

このみ「毎度毎度微妙な高さに調節された椅子」

千鶴「……そういえば、ブースに入ってから毎回上げたり下げたりしてますわね」

このみ「……あのね?たとえば一番下まで下げるとか一番上まで上げるとかならネタにもなるけど、『あっ、なんか合わない』ってくらいの高さにされても困るのよ」

百合子「は、はぁ……」

このみ「イジるなら徹底的にやらないと『あ、これってもしかして本気でやってるのかしら』みたいな感じになって反応しづらいの!」

まつり「その考え方は芸人のそれなのです」

このみ「……ふぅ、じゃあ最後千鶴ちゃんだけど……これは、言わない方がいいんじゃないかしら」

千鶴「そうですの?わたくしはいつもコロッケを買って……あっ」

杏奈「……」

百合子「……」

エミリー「え、えっと……」

千鶴「……」

百合子「は、はいっ、ということで『スタッフに言いたいこと』でした!」

千鶴「放送事故が起きたみたいな空気はやめてくださる!?」

このみ「起きてるじゃない」

  ~~  

百合子「それでは最後のテーマにいきます」

杏奈「……うん」

このみ「そろそろ危ないわね……千鶴ちゃんが」

まつり「暴露と言えば千鶴ちゃんなのです」

千鶴「そういうカテゴリに入れるのはやめてくださるかしら」

百合子「えー、最後はシンプルに」

エミリー「ひかなくてよいのですか?」

百合子「たぶん、きれいにまとめたいということだと思います……『来年の抱負』」

このみ「普通ね」

千鶴「普通ですわね」

杏奈「……ふつう」

まつり「普通すぎて裏があるか勘ぐってしまうレベルなのです」

百合子「あの、普通です、普通」

百合子「はい、それでは普通に書いてください」

杏奈「……あえて、ネタ?」

このみ「まあ、ありっちゃありかもしれないけど」

まつり「抱負といえば姫なのです」

千鶴「いつのまにそうなったんですの?」

百合子「来年、来年……」

エミリー「来年のことを言うと鬼が笑う、とは言いますが」

千鶴「来年も近いですわ、いいのではなくて?」

杏奈「……鬼さん、こちら」

百合子「手の鳴る方へ?」

百合子「……はい、書けました?」

まつり「上々なのです」

百合子「それでは、いっせいに発表しましょうか」

杏奈「……うん」

杏奈『ゲームを溜めない』

百合子『本を積まない』

エミリー『大和撫子』

このみ『よりアダルティに』

まつり『姫』

千鶴『セレブらしく』

百合子「……別に何かつっこんで話すこともなさそうですね」

エミリー「そうですね」

千鶴「強いて言えば、まつりのこの『姫』の字が妙に達筆なことくらいですわね」

まつり「姫たるものこれくらい書けて当然なのです」

杏奈「……姫って、なんだっけ……」

まつり「とっぷしぃくれっとなのです」

このみ「貴音ちゃんの言葉を奪わないの」

百合子「今回この六人の書いた書き初めは、後で番組のサイトに掲載……するんですかっ!?」

このみ「まあ、するわよねぇ」

百合子「うぅ、なんか変になっちゃった部分も全部公開されてしまうんですね……」

エミリー「私の書き初めも掲載されてしまうんですか……お見苦しいと思いますが」

千鶴「エミリーのは十分綺麗ですわよ」

百合子「というわけで、『大書き初め大会』のコーナーでした」

エミリー「今思ったのですが」

杏奈「……どうしたの?」

エミリー「『大』と『大会』が被ってますね」

杏奈「…………いい……のかな?……たぶん」

百合子「そして、お送りしてきましたミリオン放送局、そろそろ終わりの時間です」

エミリー「あっという間でしたね」

杏奈「……短かった、ね」

百合子「……と、さて、ここでメッセージが届いているみたいです」

千鶴「メッセージ?誰からですの?」

百合子「聞けば分かるとのことですけど……とりあえず、こちらをどうぞ」

  ~~  

昴「おめでとう」

星梨花「おめでとうございますっ♪」

可奈「お~め~でと~ご~ざ~いま~す♪」

ロコ「コングラッチュレーションです」

ジュリア「あー……おめでと」

未来「おめでとうございます!」

朋花「おめでとうございますね~♪」

琴葉「おめでとうございます」

美也「おめでとうございます~」

瑞希「おめでとう……だぞ」

桃子「まあ……おめでとう」

茜「おっめでとー!」

風花「おめでとうございます」

ひなた「おめでたいねぇ」

のり子「おめでとう!」

静香「おめでとうございます」

志保「……おめでとうございます」

海美「おめでとーっ!」

歩「おめでと」

亜美・真美「いわうぞーっ!」

莉緒「おめでとう」

環「くふふ、おめでとー!……こう?」

亜利沙「おめでとうございます♪」

響「おめでとー」

美希「おめでとーなの」

春香「おめでとうございますっ♪」

貴音「真、めでたい事です」

翼「おめでとーございますっ!」

  ~~  

杏奈「……」

このみ「……えっと」

千鶴「……これは」

エミリー「大和撫子の皆様、ですね」

百合子「…………すいません、こういう時どんな顔をすればいいのか分からなくて」

まつり「笑っておけばどうにかなるのです」

百合子「……ですよね」

百合子「えー、これは、この番組にゲストに来てくれた方たちからだそうで」

エミリー「結構な数いらっしゃいますねぇ」

このみ「全員じゃないにしろ……呼んだわねぇ」

百合子「一部、正式にゲストじゃない方もいますけど」

まつり「ほ?」

百合子「ついでに、こんなものも用意されてるみたいです」

ガチャ

杏奈「……あ、ケーキ」

まつり「最終回によくあるパターンなのです」

百合子「花束も」

エミリー「わぁっ」

千鶴「本格的に最終回ですわね……」

杏奈「…………」

千鶴「どうしたんですの?」

杏奈「……本当に、終わるんだ……って、思って」

千鶴「……そうですわね……といってもわたくしはここ一クールだけのパーソナリティでしたけど」

杏奈「…………」

千鶴「まあ、ラジオでしたらまた何かしらありますわよ、きっと」

杏奈「……そう、かな」

千鶴「きっと」

まつり「さー、暗い気分はここでカットなのです!」

エミリー「まつりさん?」

まつり「ここからは姫がお知らせコーナーをするのです」

百合子「お知らせコーナーですか?」

まつり「今回お知らせするのはコミケのお知らせ!」

このみ「あ、最初のCMでやってたあれね」

まつり「今回頒布するのは四つなのです!」

百合子「えっ、三つじゃないんですか?」

まつり「まずは美奈子ちゃん、奈緒ちゃん、貴音ちゃんの対談集」

千鶴「完全に食べ物の話で終わりますわね」

まつり「次に、ジュリアちゃん、千早ちゃん、麗花ちゃんの三人の同人CD」

百合子「すごい三人を集めましたねぇ」

まつり「そして、三つ目が百合子ちゃん脚本のドラマCD」

エミリー「どのような話なのですか?」

百合子「呪われた街『帝都』で妖精族の生き残りの少女と普通の少年が出会い、様々な困難に立ち向かいながら恋を芽生えさせていくSFファンタジーです」

このみ「えっ、SFの要素あったかしら」

百合子「作者が『このジャンルだ』といえばそのジャンルになるんです」

杏奈「……そう、なのかな?」

百合子「妖精役に育ちゃん、少年役に真さん、他にもCIAの超能力捜査官役に志保ちゃん、『終末の少女』役に瑞希さん、妖精の少女を狙う悪の組織の女幹部役に風花さんなど、アイドルの皆が声をあててくれています!」

千鶴「どうしたらCIAが出てくるんですの?」

百合子「話の流れです!」

千鶴「どこをどう流れたら……」

まつり「こちらは税込み1500円での頒布になるのです」

百合子「安いですね!」

杏奈「……自分で……言うんだ」

まつり「さあ、そして四つ目の頒布物はこちら!」

『ミリオン放送局ラジオCD・DVD』

杏奈「……わー」

このみ「聞いてないわよ」

まつり「今言ったのです」

まつり「ミリオン放送局の今回を除く37回分全てを収録したCD、そして全ての動画版を収録したDVDを会場限定で頒布するのです」

千鶴「動画つきですの?」

まつり「DVD版のおまけとして、全部の回のラジオ放送後の様子を収録しているのです」

百合子「……えっ」

まつり「ラジオの終わった後椅子をくるくるさせて遊ぶ百合子ちゃんも、つい疲れて机につっぷして寝ているエミリーちゃんもばっちり収録してあるのです」

「「えっ!?」」

まつり「そんなDVD版は5000円で頒布するのです」

まつり「無防備な百合子ちゃんとエミリーちゃんが見られるのはここだけなのです」

「「やめてください!」」

まつり「次にCDの方は、姫たち六人と年越しを迎えられる『年越しボイス』がついてくるのです」

千鶴「録ってませんわよ?」

まつり「これから録るのです」

千鶴「……は?」

まつり「CDにはシリアルコードがついているので、12/31にそれを番組のコミケ特設ページに入力して貰えば、六人と年を越せるラジオ特別編がダウンロードできるのです」

杏奈「……パソコン、じゃ、ない……人、は?」

まつり「携帯でもできるのです」

百合子「携帯を持っていない人は……」

まつり「諦めるのです」

まつり「CDは全ての回を収録して3000円なのです」

百合子「安……い?」

まつり「安いのです」

このみ「……てことは、これが終わってから、また録るのね」

まつり「そうなのです」

杏奈「……やった」

まつり「さて、コミケの案内をしたところで、そろそろタイトルコールな時間なのです」

このみ「あら、もうそんな時間……みたいね」

百合子「一言ずつ言って閉めますか?」

千鶴「そうですわね」

エミリー「それでは、誰からにしますか?」

このみ「そうねぇ、じゃあこの順番で」

杏奈「……うん」

杏奈「……ミリオン放送局、お相手は」

千鶴「1クールではありましたが、楽しかったですわ……二階堂千鶴と」

このみ「エミリーちゃんと入れ替わりで入って……あ、そういえば結局この放送でミックスナッツの話をしたのって今回が初めてだったわね、もし今度また何かあればミックスナッツの話をもっとしたいわね……馬場このみと」

まつり「この番組できっと姫の家臣は相当増えたのです……徳川まつりと」

エミリー「えっと……聞いてくださる皆様に大和撫子らしからぬ部分をお見せしてしまったかも知れませんが……楽しんでいただけたなら幸いです……エミリー スチュアートと」

百合子「時々ある無茶ぶりはどうにかならなかったんでしょうか……あ、結局アオザイの話してないですね……コミケ特別版の時にお話しします!七尾百合子と、そして」

杏奈「えっと……半年?もうちょっと…………やってきて、すっごく……楽しかった……」

杏奈「……メール、とか、色々、リスナーの……みんなから、もらって……面白かったし…………えへへ……ありがとう、ございます」

杏奈「……望月杏奈、で……お送りしました」

せーのっ

「「「ばいばーい!」」」

杏奈「この、番組は」

杏奈「765プロダクションの、提供で……お送りしました」

【番組終了後】

このみ「ふいぃ……終わっちゃったわねぇ」

千鶴「来週からここに来なくていい、というのもなんだか寂しいですわね」

このみ「あ、千鶴ちゃん、飲みに行かない?」

千鶴「そうですわね、終了パーティも兼ねて」

エミリー「ところで、その特別回の収録とはいつなのですか?」

まつり「これからなのです」

百合子「……えっ」

まつり「さ、続けて収録を始めるのです」

杏奈「……え、あの、心の準備」

まつり「そんなものはいらないのです」

杏奈「……えっ」

【おしまい】

乙でした、再開まってます

>>58
永吉昴(15) Da
http://i.imgur.com/WUkTtg9.jpg
http://i.imgur.com/hYFOdnS.jpg

箱崎星梨花(13) Vo
http://i.imgur.com/yq6IMrk.jpg
http://i.imgur.com/N04TR7Y.jpg

矢吹可奈(14) Vo
http://i.imgur.com/AER05CM.jpg
http://i.imgur.com/7l81XH3.jpg

ロコ(15) Vi
http://i.imgur.com/IwJD3jT.jpg
http://i.imgur.com/vhCDLoi.jpg

春日未来(14) Vo
http://i.imgur.com/02to27Q.jpg
http://i.imgur.com/oV3VZc4.jpg

天空橋朋花(15) Vo
http://i.imgur.com/QRf22QP.jpg
http://i.imgur.com/uXjlPXN.jpg

田中琴葉(18) Vo
http://i.imgur.com/m9kjkoX.jpg
http://i.imgur.com/yyBc9h5.jpg

>>59
宮尾美也(17) Vi
http://i.imgur.com/FtWT3sN.jpg
http://i.imgur.com/NKhYz3I.jpg

真壁瑞希(17) Da
http://i.imgur.com/jajdRfx.jpg
http://i.imgur.com/bp1ybUe.jpg

周防桃子(11) Vi
http://i.imgur.com/q1QhAgv.jpg
http://i.imgur.com/caaBqfi.jpg

野々原茜(16) Da
http://i.imgur.com/ev1gtsZ.jpg
http://i.imgur.com/gQfikL2.jpg

豊川風花(22) Vi
http://i.imgur.com/o4fwo8b.jpg
http://i.imgur.com/BiLTXcO.jpg

木下ひなた(14) Vo
http://i.imgur.com/Gg65yGA.jpg
http://i.imgur.com/NUcCBv4.jpg

福田のり子(18) Da
http://i.imgur.com/cszVtAk.jpg
http://i.imgur.com/F1oqsdl.jpg

最上静香(14) Vo
http://i.imgur.com/J1qHY3s.jpg
http://i.imgur.com/W7Pfnoy.jpg

北沢志保(14) Vi
http://i.imgur.com/tfDGKx4.jpg
http://i.imgur.com/NFQGnfV.jpg

高坂海美(16) Da
http://i.imgur.com/yNx9vlB.jpg
http://i.imgur.com/CaPwdgq.jpg

終わりだよ~(o・∇・o)

落ち着いたら再開します。見てくれた皆さん、お便りをくれた皆さん、画像先輩、ありがとうございました。

……再開するときは一日で終るようにします

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