ニート「俺が……勇者…だと…?」 (187)
ニート「嘘やん」
ニート「とりあえずカーチャンに伝えるか」
死ね
>>3
嫌なら見るなカス
ニート「カーチャン」
母ちゃん「なんだいまたおこずかいかい」
ニート「俺…勇者に選ばれたよ」
母ちゃん「ふ~ん……あんたがねぇ」
>嫌なら見るなカス
チラ裏にでも書いとけカス
>>5
はいはい分かりましたよカス
カスしかいなくてワロタ
わかってくれてありがとうカスぅ
わかったカスぅ
ニート「でも俺自殺するよ」
~~~~完~~~~
感想よろ
神スレあげ
第二章
犬「ワンワンワンワンワンワンワンワンワンワンワンワンワンワンワンワンワンワン」
犬「ワンワンワンワンワンワンワンワンワンワンワンワン>>19?」
加速
なんであげてんの?wwwwww
せっかくのカススレをこのまま落とすのはもったいないので
俺が続きを書いてみた
投下します
母ちゃん「……」
母ちゃん「でも、あんたが勇者ってどう考えても無理じゃない?」
ニート「だよね」
ニート「今から城に戻って断ってくるよ」
母ちゃん「行ってらっしゃい」
――王城
ニート「――というわけで、俺に勇者はできません」
ニート「この役目、謹んで辞退させていただきます」
国王「なんだと!?」
国王「これは我の命令だぞ!」
国王「断ったらどうなるか、分かっているのか……?」
ニート「……」
ニート「それでも俺は、勇者などやる気は無い!!」
ニート「俺はニートだ!」
ニート「ニートは決して、働かない……!!」
ニート「ニートが勇者などという職につけば、何が何やら分からなくなる……」
ニート「この道理は、誰にも覆せない!!」
国王「……!!」
国王「……」
国王「そこまで、言うのなら……」
国王「決して、道理を曲げられぬと言うのなら……」
国王「その命を持って、示してみよ……!!」ジャキン
ゴォォオオオオオ
ニート(……くっ!! なんだ? この殺気は!!)
ニート(この国王……只者じゃねぇ!!)
側近「お、王! やめてくだされ!」
側近「こんな場所で、力を解放するなど……!!」
国王「うるさい!」
国王「お前は黙っておれ!!」
ズバッシャー
側近「ぐあぁぁぁぁああっ!!!」バタッ
ニート(……今の、太刀筋……まったく、見えなかった……!!)
ニート(それに、あの剣――――)
国王「……気づいたようだな?」
国王「これは"王者の剣"……」
国王「真に人を統べる物だけが使える、究極の魔剣」
国王「貴様は……」
国王「ただ、この国の糧となって散るがいい!!」
フォン
ニート「!!?」
シュ――――ズバァアアアンッ!!
国王「…………」
国王「……ほぅ?」
国王「よく、今の攻撃を、耐え切ったな……?」
ニート「はぁ……はぁ……」ボロォ
ニート「……くそっ!」ジャキン
国王(……ニートの持っている剣は、先ほど死んだ側近のもの……)
国王(こいつ、あの一瞬で剣を拾い、防いだ……?)
国王「……ふふふっ」
国王「こいつは、なかなか楽しめそうだ……!」
ニート「はぁ……はぁ……」
ニート(奴の攻撃は、鋭く、重い……)
ニート(受け止めた衝撃で、全身が吹き飛びそうだった……)
ニート(……口の中に、鉄の味……)
ニート(内臓もいくらか、ダメージを負ってしまったらしい……)
国王「……どうした? そちらからは打っては来ぬのか?」
ニート(――――次の攻撃、先ほどと同じように受けたら、俺はおそらく死ぬ)
ニート(だとすれば、こちらから攻めるか……?)
ニート(いや、ダメだ!)
ニート(奴の腕前を考えるに、攻めたとしても、俺の刃は十中八九届かない……!)
ニート(どうする……? どうすれば……!!)
国王「……」
国王「攻めてこないのなら、こちらから行くぞ……?」
ズアァッ
ニート「!!?」
国王「はあああああああぁぁぁぁっ!!!」
ニート「――――――――!!」
ズバァァァァンッ!!
ニート「――――――」
国王「――――――」
――カランカラン
国王「……な、に……?」
国王(……一体、何が起きた……?)
国王(間違いなく、叩き斬ったと思った……!!)
国王(しかし気づいた時には、我の剣は吹き飛ばされていた……)
国王(なんだ、今のは……?)
確かに改行増やした方が見やすいな
アドバイス助かるよ
>>31このssどれくらい続く?今日中に終わったりする?ちょっと興味出てきたw
ニート「はぁ……はぁ……」ボロボロ
ニート(……成功した……!!)
ニート(奴の攻撃のタイミングを見計らい、下から切り上げる)
ニート(するとその攻撃の衝撃は上に弾かれ、結果、剣は宙を舞う……)
ニート(いわゆる、"巻き上げ"……!)
ニート(この技は、相手が熟練者であるほど、決まりやすいと聞く……)
ニート(もっともこれは奇襲策であるため、手の内が知られていた場合は、まったくの無意味になるわけだが……)
ニート(今回はなんとか、うまくいった!!)
ニート(命をつないだ……!!)
>>32
恐らくは今日中に終わる
一応最後まで終わってて、手直ししながらの投下だから
早くやろうと思えばもっと早くもできるかな
国王「…………そうか」
国王「実際に受けたのは、初めてだったが……」
国王「……巻き上げ、か……」
ニート「…………」
国王「……くくく……」
国王「この我に、そんな奇策を行った奴など、今までおらんかったわ……」
国王「お前、面白い男だな……?」
ニート「…………」
つーかID:hVSが>>1のクソ立て逃げスレ
見てからせっせと書き溜めてたと思うと笑える
>>38
ちょっと続き書いてやるか…
って感じで始めたらいつの間にかノリノリになっていたという
ニート「……」
ニート「あんたの剣は、俺が飛ばした」
ニート「……素手の人間を斬ることなど、俺にはできない」
ニート「……」
ニート「投降しろ。命だけは助けてやる」
国王「…………」
国王「……くくく」
ニート「……何がおかしい……」ジャキン
国王「投降しろ、か……」
国王「――投降してください、の、間違いではないか?」
ニート「――――」
国王「お前は今、精一杯虚勢をはっているが……」
国王「実際のところ、お前が負っているダメージはどれくらいだ……?」
国王「……腕は、動くか?」
国王「……息は、できるか?」
国王「……心臓は、動いているか……?」
ニート「…………ぐっ」
ニート「――がはっ!」ビシャッ
ドクドク…
ニート(……くそ……血が……)
国王「先ほどの我の攻撃を、貴様は真っ向から受け止めた!!」
国王「――――お前は今、すでに瀕死の状態だ!!」
国王「もはや死に体!!」
国王「そうして立っていることが既に命がけ!!」
国王「……投降するのは、貴様のほうだ……っ!!」
ちょっと風呂入って来る
よっしゃ再開するぜ
ドクンッ ドクンッ
ニート(……心臓の音が、やけに大きく聞こえる……)
ニート(奴が言うように、俺は今、死に向かって転げ落ちている最中だ……)
ニート(……)
ニート(だめだ……視界が、霞んで……)
国王「……そして、お前は一つ、勘違いをしているようだが……」
国王「我は……」
ゴォオオオオッ
ニート「!!!?」
国王「魔法も、使うことができるのだぞ……?」
ニート(――あれは、火炎系呪文の最上位……!!)
ニート(こいつ……)
ニート(大魔法使いくらいしか使えない呪文を、詠唱もなしに……!!)
国王「これで、終わりだ……」
国王「何か、言い残すことはあるか……?」
ニート「――――!!」
ニート「俺はニートだ!!!」
ニート「勇者など、もってのほか……」
ニート「――俺は、死んでも、働かない……!!!」
国王「……」
国王「ならば、せいぜい、冥府でニートでもやっていろ――!!」
グオオォォッ!!
ニート(……ダメだ……もう視界も……)
ニート(何も、見えない……完全な闇だけが……)
ニート(音もなく、世界が、無に支配されていく……)
ニート(間もなく俺は、奴の攻撃で、全身を焼かれ、死ぬ……)
ニート(だというのに、不思議と、心は落ち着いて……)
ニート(……これが、死ぬということか……)
ニート(…………)
――――キラッ
ニート(……?)
ニート(何だ? 今、何かが光って……)
キラッ
ニート(なんだろう、あの、小さな輝きは……)
ニート(闇の中で、瞬く、光……)
ニート(手を伸ばせば――)グッ
キラキラ
ニート(これは……)
ニート(この光は……この小さく、けれども確かな輝きは……)
ニート(……命、そのもの……?)
――キラッ!
ニート(!!?)
国王「はあああぁぁぁぁっ!!」
グオオオォォォッ!
国王「これで、終わりだ――――!!!」
ズバアアアアアッ!!
国王「――――」
ニート「――――」
――――――シュパン
国王「――――――――――――――!!!!?!?」
国王「―――何っ!!?」
国王「我の呪文を!! 最上位の火炎呪文を!!」
国王「―――断ち切った、だと……!!?」
ニート「――――」ジャキン
国王「――!!?」
国王「そ、その剣は……!?」
国王「"王者の剣"!!?」
国王「……な、なぜその剣が、貴様の手に……!?」
国王「真の王たる者でなければ、触れることすら叶わぬ、その剣が……!!」
国王「なぜ……ッ!!?」
ニート「…………」
ニート「俺のほうが、お前よりも、器が大きい……」
国王「!!?」
ニート「……詳しくは分からねぇが……多分、そういうことだろ……?」
国王「……くっ」
国王「ほざけっ!!」
グオオオオオッ
ニート「――ふん」
シュパンッ!
国王「!!?」
国王「く、くそ……」
ニート「――警告しておく」
ニート「死にたくないなら、早めに投降したほうがいい」
ニート「これ以上続ければ、死ぬぞ」
国王「――――」
国王「――ふざけるな!!」
ニート「!」
国王「……王というのは、人ではない……」
国王「死の恐怖など!!」
国王「とうの昔に、乗り越えている!!」
国王「死だけでは、まだ足りない!!」
国王「我を屈服させたければ、闇よりも濃厚な絶望を持ってこい!!」
ニート「――――」
ニート「――ならば……」
ニート「――――この場で、斬り捨てる……!!!」
国王「ぬおおおおおおおおおぉぉぉぉぉっ!!!!」
グゴアアアアアアアァァァァッ!!!!
ニート「!!!?」
ニート(――これは、通称"自爆呪文"……!!)
ニート(全生命エネルギーを、そのまま、敵にぶつける呪文……!!)
ニート(こいつ、命を捨てて、殺しに来たか……!!!!!)
国王「ぬおおおおおおおおおおああああああぁぁぁぁっ!!!!」
ニート「はああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
シュバアァァァァァァァアンッ!!!
国王「――――――――――――――――」
ニート「――――――――――――――――」
…………
……ドサァ…
国王「 」
ニート「はぁ……はぁ……」
ニート「……やっ、た……」
ニート「……?」
キランッ
ニート「"王者の剣"が、輝いて……」
ニート「……」
ニート「そうか、俺が……」
ニート「俺が、次の王に、なるのか……!」
――こうしてニートは、国王を倒し、次の王になった。
そうして彼の、長い戦いが始まる……!!
―― 第1話 了 ――
終わったー
なんかクソみたいな終わり方になった
いやクソスレなんだから良いんだけども
実はもう俺の中では第2話が大体できあがっているという
完成したらまた投下するかもしれない
しかしクソスレを乗っ取ってやったのは初めてだったけど、
意外と読んでくれるんだなぁと関心した
じゃあ第2話投下するか
なんか方向性がかわって真面目な話になっちゃったけど、別にいいよね
読んでくれる人がいるのかどうかもよく分からないし…
それじゃあ開始
――国王の自室
ニート「…………」マウスカチッ カチッ
ニート「…………」カチッ
ニート「…………?」カチッ…
ニート「………これは……っ!?」
ニート「――」
ニート「――くくくく……!!」
ニート「ふははははははっ!!!」
ニート「そうか!! そういうことか!!」
ニート「ようやく、分かった……!!」
ニート「長年追い求めてきた、答えが…………!!」
ニート「――1番抜けるのは、触手画像…………!!!!」
――翌日
コンコン
女騎士「失礼します」
女騎士「陛下、先日の魔王軍襲撃の件についてですが――――」
女騎士「…………」
ニート「Zzz」
女騎士「……」
女騎士「ニート殿! 起きてくだされ!」
女騎士「――」
女騎士「……ん?」
女騎士「!!?」
女騎士(な、なんだこのティッシュの量は……!?)
女騎士(部屋を、埋め尽くさんばかりに……!!)
女騎士(これは、まさか全部、自慰行為で……!!?)
女騎士(…………)
女騎士「――」
女騎士「(#^ω^)ピキピキ」
女騎士「ニート殿!! 起きてくだされ!!」
バッ
ニート「!!?」
ニート「な、何だ!? 敵か!!?」ジャキン
女騎士「何だではありません!」
女騎士「あなたが王になってから、もう一ヶ月……」
女騎士「あなたは、何の業務もしていないではありませんか!!」
女騎士「王としての自覚はあるのですか!?」
ニート「いや……あくまで俺は、ニートだから……」
女騎士「何を馬鹿なことをおっしゃる!!」
女騎士「国王になった以上、働いてもらわなくてはなりません!!」
ニート「――」
ニート「――――――――――――」
ニート「――――――――――――――――――は?」
ニート「俺が、働く……?」
女騎士「はい」
女騎士「すでに、ここ一ヶ月の間で業務が山積みになっております」
女騎士「ですから、少しだけでも――――」
ニート「――――――抜け」ジャキン
女騎士「!!!?」
女騎士「な、何を――!?」
ニート「――――」
ニート「――俺は、ニートだ」
ニート「その俺に、働けと言う……」
ニート「……それは、俺に対する最大の侮辱だ……!!」
ニート「覚悟は、できているんだろうな……!!!!」
女騎士「――――!!」
女騎士(な、なんだこの殺気……)
女騎士(……この男……!!)
女騎士(このままここでやりあえば、死ぬのはこちら……!!)
女騎士(……ここは、引くしか……!!)
ニート「…………」
スッ
ニート「分かったなら、もう去れ」
ニート「俺は、触手エロ画像を集めにゃならん……!」
女騎士「……!!」
女騎士「失礼します……!」
ガチャ バタン
ニート「……」
ニート「ふぅ……」
ニート「王の業務、か…………んなもんやるわけねぇだろ……」
ニート「……」
ニート「しかし、確かに、誰かがやらねば国が成り行かん……」
ニート「……」
ニート「……仕方ない、誰かに頼むか……」
ニート「おい、メイド! ちょっと来てくれ!」
メイド「――はい! お呼びでしょうか?」
ニート「ああ。お前に、仕事を頼みたい」
メイド「はい。なんなりと」
ニート「――お前に、俺の代理を任せる」
ニート「俺の代わりにこの国を治めてやってくれ」
ニート「頼んだぞ」
メイド「……え?」
メイド「ちょ、ちょっと……!!」
ニート「――ああ、忘れていた」
ニート「これをお前に渡しておく」ポイッ
メイド「!!!?」
メイド「こ、これは……!!」
メイド「魔術印……!!」
メイド(魔術印とは、いわゆる印章――)
メイド(文書に押すことで、その責任と権利を証明するもの……)
メイド(古代のものとは違い、現在のものは、印章にある特定の波長の魔術が付加されている)
メイド(ゆえに、複製することは100%不可能……!!)
メイド(そして今、ニート様が私に渡したのは、国王となるものだけが所持を許される印章……)
メイド(言ってしまえば、絶対的な権力そのもの……!!)
メイド(これがあれば、文字通り、この国の全てを掌握することができる……!!!)
メイド「こ、このようなもの……」ガタガタ
メイド「困ります! ニート様!!」
ニート「なんだ? この俺に歯向かうか……!?」
メイド「!!」
ニート「俺は今から、重要な任務(触手エロ画像収集)にあたる……」
ニート「場合によっては、長い戦いになるやもしれぬ……」
ニート「…………できるな?」ギロリ
メイド「は、はい――!」
メイド(あ、はいって言っちゃった……)
ニート「それでは、頼んだぞ」
メイド「……はい……(´;ω;`)」
つまらないけど書いてる本人は楽しいんだろうか
――城内
スタスタ
女騎士「……まったく、今度の国王と来たら……」
女騎士「部屋に篭もり、やることといえばエロ画像収集と2chだけ……」
女騎士「このままでは、本当にマズい……」
貴族A「おや? 女騎士殿ではないか?」
女騎士「……?」
女騎士「これは、貴族A様」
女騎士(――ちっ)
女騎士(面倒な奴に出会ったな……)
>>77
ようやくレスがついた…
ちなみに俺は楽しいよ
貴族A「女騎士殿は、陛下に会いに?」
女騎士「はい」
女騎士「といっても、まともに取り合って頂くことはできませんでしたが」
貴族A「……ふむ」
貴族A「現国王が暗君だというのは、真であるか……」
女騎士「恐れながら……」
貴族A「――ならば、それをなんとかするのが、女騎士殿の務めではありませんか?」
女騎士「……」
貴族A「女であるにも拘らず、騎士団長にまで上り詰めたその手腕……」
貴族A「こういうところで発揮せず、どうするのです?」
女騎士「……」
貴族A「噂では、並み居る貴族共を相手に、夜を共にしたというではありませんか」
女騎士「!!!!」
女騎士(こいつ……!!)
貴族A「現国王も、幸いなことに男……」
貴族A「彼もまた、あなたのいやらしい姿を見れば、骨抜きになることでしょう……」
貴族A「どうです?」
貴族A「王を誘惑し、傀儡にし、裏から国を支配してみては……?」
女騎士「……」グッ
女騎士(この男、私に会う度にこの手の嫌がらせを言ってくる……)
女騎士(あのような馬鹿な話、根も葉もないただの噂に過ぎぬと言うのに……!!)
貴族A「……ふふふ」
貴族A「何やら、顔色が優れませんな……?」
女騎士「いえ……」
貴族A「体調が悪いのですかな?」
貴族A「もしや、女性特有のあの日では――」
貴族A「――いや失礼、これは聞いてはならぬことでありましたな……」ニヤニヤ
女騎士「――」グッ!
貴族A「いやいや、ほんとに顔色が悪いようだ」
貴族A「医務室に寄ったほうがよろしいのでは?」
貴族A「騎士団長ともあろう方が、生理で倒れたなんてことになれば、お笑い草ですぞ」
女騎士「――」
貴族A「……ふふふふ……」
貴族A「それでは、これで私は失礼します」
スタスタスタ
女騎士「……」
女騎士「…………くそっ……」
――国王の部屋
ニート「……」マウスカチッ カチッ
ニート「…………なるほど、触手服というものがあるのか……」
ニート「これは、なかなか……」
ニート「……ふぅ」
ニート「さて、暇だしVIPにでも行くか……」
ニート「……なになに……?」
ニート「――『怒らないでマジレスしてほしいんだけど』」
ニート「――『なんでこんな時間に書き込みできるわけ?』」
ニート「――『普通の人なら学校や会社があるはずなんだけど』」
ニート「――『このこと知った親は悲しむぞ?』」
ニート「――『現実見ようぜ』」
ニート「……」
ニート「…………ふふふふ……」
ニート「こいつ、ほざきやがる……」
ニート「定期スレだかなんだか知らないが――」
ニート「こいつは、徹底的に叩き潰すしかない……!!!!」
ニート「――――学校や会社、親のことを考え、それで現実が見れるものなら、ニートになどならない!!」
ニート「何もしていないことの虚無感も!」
ニート「悲しむ親を見た時の絶望感も!」
ニート「ニートの思考を覆すことはできない!!」
ニート「ニートとは職業ではない!!」
ニート「ニートとは生き方だ!!」
ニート「誇りも矜持もプライドもなく、親のすねをかじって、生きる――――!!!!」
ニート「俺はニートという生き方を選んだことに、なんの後悔もない!!!!」
ニート「……」
ニート「!!!?」
ニート「――『きもい』」
ニート「――『なにこれコピペ?』」
ニート「――『くっさ』」
ニート「――『なっぎ』」
ニート「――『よくわからんがニートは人間のクズ』」
ニート「――『死ねハゲ』」
ニート「――『(´・ω・`)また髪の話してる』」
ニート「…………」
ニート「…………」ジャキン
ニート「―――――――」
ズガァァァァァンッ!!
ニート「――」
プスプス
ニート「はぁ……はぁ……」
ニート「……あ」
ニート「8GBにもなる、俺の触手コレクション……」
ニート「…………」
ニート「\(^o^)/」
――執務室
カリカリ
メイド「……」カリカリ
コンコン
メイド「どうぞ、入ってください」
ガチャ
モブキャラ「失礼します」
モブキャラ「先日の魔王軍の進撃の被害について、報告を」
メイド「はい。お願いします」
モブキャラ「西側の拠点を攻められ、防御の一部が崩されました」
モブキャラ「近隣の他拠点、および王都から兵力を移動させ、どうにか持ちこたえることはできましたが……」
モブキャラ「魔族をいくらか、侵入させてしまったと……」
メイド「――!?」
メイド「侵入させた!?」
メイド「それで、彼等の足取りは!?」
モブキャラ「どうやら、見失ってしまったようです」
モブキャラ「ただ、見張りが言うには、王都のほうに向かっていると……」
メイド「!!?」
メイド「それで、対策はっ!!?」
モブキャラ「………………」
メイド「……?」
メイド「何を、黙って……」
メイド「――――!!!!?」
――シュパンッ
モブキャラ「――――」
モブキャラ「……ほう?」
モブキャラ「よく、避けたな……?」
メイド「……」
メイド「まさか、あなたが……」
モブキャラ「…………ふふふふっ……」
モブキャラ「――いかにも」
モブキャラ「この俺こそが、紛れ込んだ魔王軍の一人だ……!!」
メイド「!!」
モブキャラ「――防衛を突破したのは、俺を除いて約30人……」
モブキャラ「俺だけ先行し、城の内部に侵入することになっていたわけだが……」
モブキャラ「残りの奴らも、もうじき王都に攻撃を始めるだろう」
モブキャラ「――俺の役割は、それまでに国のトップを殺し、指揮系統を破壊すること……」
モブキャラ「現在、この国を支配しているのは、お前だろ――?」
メイド「……くっ――」
――王都 城下町
女騎士「……」
テクテク
女騎士「……」
ドカーンッ!
女騎士「――!!?」
女騎士(なんだ!? 今の爆発音は!?)
キャー
女騎士「悲鳴……!!」
女騎士「行かなければっ!!」
――王都 破壊された城壁
住人「うわぁぁぁああ!!」
住人「やめてくれ! 殺さないでくれ!!」
ズバッ
住人「――――ぐぎゃあああああ」
ドサッ
女騎士「!!!!!!」
女騎士「城壁が壊され、魔族が中にっ!!?」
女騎士(魔族が、住人を手当たり次第に殺している!!!)
女騎士(しかも、応戦している兵士の数が圧倒的に少ない!!)
女騎士(――!!?)
女騎士(そうか! 攻撃された西の拠点に、国の兵を移動させたから……!!)
女騎士「――くそっ」 ジャキンッ
女騎士「はあああぁぁぁぁぁぁっ!!!」
ズバッシャーッ!
魔族A「ぐああああああああっ」
ドサッ
女騎士「はぁ……はぁ……」
女騎士「皆、城に向かって逃げろ!!!」
女騎士「ここは私が食い止めるっ!!」
ドタドタドタッ!
女騎士(……『ここは私が食い止める』、か……)
女騎士(まるで、子供の頃に読んだ、英雄譚だな……)
女騎士(……)
女騎士(それにしても……)
魔族B「…………」
魔族C「…………」
魔族D「…………」
魔族E「…………」
ジリジリ…
女騎士(一匹、仕留めたせいか……)
女騎士(こいつら、完全に私を標的に決めたようだ……)
女騎士(――ざっと、30匹程度)
女騎士(一匹ずつなら勝ち目はあるが、同時にとなると……)
女騎士(……)
女騎士(ここが、私の命の捨て場所かもしれないな……)
――執務室
モブキャラ「――はぁっ!!」 ブォンッ!
……スッ
メイド「……」
モブキャラ「……」
モブキャラ「何だ? その身のこなしは……」
モブキャラ「お前、ただのメイドじゃないな……?」
メイド「……」
メイド「いえ、ただの――ちょっと権力があるだけの、普通のメイドです」
モブキャラ「ならば、なぜ?」
メイド「……」
メイド「――私は、流行に敏感なのです」
モブキャラ「……?」
メイド「お恥ずかしながら、私は何か流行するものがあると、すぐに心が惹かれてしまうのです」
モブキャラ「……」
モブキャラ「それが、どうしたってんだ……?」
メイド「つまり――」
シュバッ! ズドッ!
モブキャラ「ぐあっ!!」
モブキャラ(なんて……)
モブキャラ(なんて、重たい拳なんだ……!!)
モブキャラ(こいつ、格闘技を……!!!!)
メイド「――つまり、今の、メイドは……」
メイド「戦ったら強い、というのが、流行なんですよ……!!!」
モブキャラ「……!!!」
メイド「――分かったら、投降してください」
メイド「我々は、あなたを拘束しますが、決して悪いようにはしません」
メイド「……武器を、捨ててさえくれれば……」
モブキャラ「……」
モブキャラ「……ふふふふっ……」
メイド「……?」
モブキャラ「……まさか」
モブキャラ「まったく、想像さえできなかった……」
モブキャラ「こんなところで、この俺が」
モブキャラ「本気を、出さなくてはならなくなるなど――!!!」
メイド「!!?」
誰もレスしない中うすら寒いのを延々投下するメンタルはすごいw
>>106
ありがとう
しかしレスならお前がしてくれるじゃないか
――王都 破壊された城壁
キィンッ! キンッ!
女騎士「はぁ……はぁ……」ボロォ
魔族B「…………」
魔族C「…………」
魔族D「…………」
魔族E「…………」
女騎士(こいつらの、このコンビネーション……)
女騎士(……強い……!!)
女騎士(このままでは……!!)
ズザァー
女騎士「……?」
貴族A「ひ、ひいぃぃぃぃっ!!」
魔獣「グルルルルルルルッ!」グワァッ
女騎士「!!?」
女騎士(あれは、貴族Aと、大型魔獣……!!)
貴族A「――だ、誰か、助けてくれ!!」
貴族A「誰か……!!」
貴族A「!!?」
貴族A「そこにいるのは、女騎士ではないかっ!!!」
貴族A「早く、こいつを追い払って、助けてくれ!!」
女騎士「――――」
女騎士(……あの魔獣、大きすぎる……)
女騎士(魔族共だけでなく、この魔獣も同時に相手するなんてことになれば……)
女騎士(まず間違いなく、私は、死ぬことになる……!!)
貴族A「何をしている! はやくしろ!!」
貴族A「貴様は女の身でありながら、騎士をやらせてもらっているんだ!!」
貴族A「こういう場所で役に立たなければ、意味がないではないか!!」
貴族A「はやくしろ!!」
貴族A「命を捨ててでも、守れっ!!!」
女騎士(――――)
女騎士(――魔獣が貴族Aを喰っている間に、後ろから近づいて魔獣を殺す、という方法……)
女騎士(こんな男を助けたがために、魔族共と魔獣の両方を相手にしなくてはならなくなる、ということ……)
女騎士(……こんな)
女騎士(こんな男のために、私は、命を捨てるのか……?)
女騎士(魔族共が相手というだけなら、まだ、勝率は僅かながらあるというのに……!!)
女騎士(こんな、腐った男のために……!!?)
魔獣「グオオオオオオオッ」
貴族A「ひいいいいいいいいぃぃぃっ!!」
貴族A「は、は、早く!! はやくしてくれぇっ!!!」
女騎士(私は――)
女騎士(私は、この醜く、腐った男を――――――)
貴族A「ひ、ひやぁぁっ!! 食われ――――――」
バグンッ!
魔獣「――――」
女騎士「――――」
貴族A「――」
貴族A「――――た、助かっ、た……?」
女騎士(――――――助けなければ、ならないっ!!)
ドクドク
女騎士(――――)
女騎士(……左腕を、食いちぎられた……)
女騎士(極度の興奮状態にあるせいか、痛みは、ほとんど感じない……)
女騎士(――)
魔獣「」グラッ
ドサァァ!
女騎士(左腕を噛み切った、その瞬間……)
女騎士(奴の頭に、剣を突き刺してやった……!)
女騎士(これで、魔獣は、なんとか、殺せた……!!)
貴族A「――ひ」
貴族A「ひやぁぁぁぁぁあああっ!!!!」
ドタドタドタッ!
女騎士「はぁ……はぁ……!」
女騎士(――貴族Aは、無事、逃げたようだな……!)
ドクドク
女騎士(噛みちぎられた左腕から、血がどんどん抜けていく……)フラフラ
女騎士(……)
女騎士(だけど、後悔は無い……)
女騎士(騎士とは、人を守る者……!!)
女騎士(たとえ、それが誰であろうと、そのために命を捨てるなど、当然のことだ!!)
女騎士「はぁ……はぁ……」
魔族B「…………」
魔族C「…………」
魔族D「…………」
魔族E「…………」
ジリジリ…
女騎士「……貴様ら」
女騎士「この道を通りたければ、好きに通ればいい……」
女騎士「だが――」
女騎士「その前に、私を殺していけっ!!」
魔族B「……!!」
魔族C「……!!」
魔族D「……!!」
魔族E「……!!」
女騎士「――そう簡単に、通れると思うなよ……!!!」
>>117
お前のお陰で心が折れずに済むよ
――執務室
ズバンッ シュバッ ズシャッ
モブキャラ「――おら、おらっ!!」 ブォンッ!
メイド「くっ――!!」スッ
モブキャラ「遅いっ!!」シュオンッ!
メイド「!!!?」
ドガッ!
メイド「ぐぅ……!!!」
モブキャラ「……」
モブキャラ「使用人の、メイドのくせに、なかなかやる……」
モブキャラ「だが、これまでのようだな……?」
メイド「……なに、を……」
メイド「まだ、戦えます……!」
モブキャラ「……ふんっ」シュゴォオッ!
メイド「!!!」
ズガァァァアンッ!!
メイド「――――」
モブキャラ「……」
モブキャラ「……死んだ、か……」
モブキャラ「さて、後は、こいつが持っているであろう魔術印をもらわねばな……」
モブキャラ「いったいどこにあるのやら……」
モブキャラ「とりあえず机の上でも探してみるか……」
ガサガサ
モブキャラ「…………」ガサガサ
メイド「――――」ムクリ
モブキャラ「……!?」
モブキャラ「貴様、まだ生きて……」
メイド「――」フラフラ
モブキャラ「……大人しく、死んだフリでもしていればいいものを」
モブキャラ「使用人風情じゃ、その程度の頭もまわらんか……!!」
メイド「…………」
メイド「使用人、だからですよ……」
モブキャラ「何……?」
メイド「使用人、だからです……」
メイド「使用人の私が、ニート様に、言いつけられたんです……」
メイド「この国の政治を頼む、と……」
モブキャラ「――」
モブキャラ「……ふふふ」
モブキャラ「なんだ、そのふざけた王は……!」
モブキャラ「完全に、気が狂っているではないか……!」
メイド「――それでも!!」
モブキャラ「!!?」
メイド「それでも、ニート様は、私にそう言ったんです……」
メイド「たとえ、それが狂った命令であったとしても……」
メイド「私は、それを最後までやらなければならないんです……!!」
メイド「それが、メイドなのですから……!!!!」
モブキャラ「――――」
モブキャラ「……立派だとは、思うが」
モブキャラ「――お前、死ぬぞ?」
メイド「死にません」
メイド「私が死ねば、ニート様が困りますから……」
モブキャラ「ふん……」
モブキャラ「バカバカしいっ!」
ブゥォオオオンッ!!!
メイド「――――!!!」
――――ドスッ
メイド「――――」
モブキャラ「―――――」
ニート「……」
モブキャラ「――――がふっ!」ドバッ
モブキャラ「――な、何、が……?」
メイド「ニート、様……?」
ニート「…………」
ニート「……ちょっと、メイドに用事を言いつけに来たら……」
ニート「なんか、変なことになってたから、思わず後ろから突き刺しちまった……」
モブキャラ「……きさ、まは……」
ニート「うるさい」
ズバッシャー
モブキャラ「 」
メイド「……に、ニート、様……」
メイド「た、助けていただき、ありがとうございます」
ニート「いや、大したことじゃない」
ニート「……それより、町のほうが何か騒がしいな」
メイド「!!」
メイド「そ、そうですニート様!」
メイド「領内に侵入した魔王軍が、王都に……!!」
ニート「なるほど……」
メイド「ですが、兵の多くは西の拠点に向かっています……!!」
メイド「どうすれば……!!」
ニート「……」
ニート「じゃあ、そっちは俺がなんとかする」
メイド「え?」
ニート「なんとかするから、お前に、一つ用事を頼みたい」
メイド「用事……?」
お前ジョジョ好きだな…
さっき麻雀のスレ立ててたろ?
圧迫面接のゴゴゴで笑った
>>137
これで二人目か
賑やかになってきたぜ
じゃあこっちの画像でスレ立てればいいじゃん
麻雀だとルール分からない人もいるからスレが伸びなさそう
まぁルール分からないくせに俺も少しは読んだんだけどな
続きはよ
俺の友達も麻雀知らないくせにアカギ全巻持ってるわ
>>144
これは俺に言っているんだと信じたいな
>>144が画像の続きを要求している可能性が捨てられないのが切ない…
――王都 破壊された城壁
キィン! キィン! ザシュッ
女騎士「――ぐ――ぁ――」 ドクドク
魔族E「…………」
魔族F「…………」
魔族G「…………」
魔族H「…………」
フラフラ…
女騎士(……そろそろ、住人の避難は、終わったか……?)
女騎士(もう、立っているのも、キツい……)
女騎士(……そろそろ、限界が……)
魔族E「!!!」 ズアッ
女騎士「!!?」
シュバ――――キーンッ!
――カランカラン
女騎士「……私の、剣、が……」
魔族E「…………」
魔族F「…………」
魔族G「…………」
魔族H「…………」
ジリジリ…
女騎士(……)
女騎士(私が死んだ後、この国は、どうなるんだろう……)
女騎士(……)
女騎士(……できる、ことなら……)
女騎士(……国が、この先も繁栄し……)
女騎士(私の名前が、何らかの形で、残ってくれていば……)
女騎士(……小さい頃に読んだ、英雄譚みたいに……)
女騎士(――――)
女騎士(――虎は死して皮を留め、人は死して名を残す……)
魔族E「!!!」ズァッ
女騎士「――――――――」
シュンッ!
ニート「―――――」
ズバンッ!
――ズシャッ
魔族E「 」
魔族F「!!!」
魔族G「!!!」
魔族H「!!!」
ニート「…………」
ニート「……お前ら、だな?」
ニート「この王都に、侵入してきた魔王軍ってのは……?」
魔族F「……!」
魔族G「……!」
魔族H「……!」
ジリジリ
ニート「……ふん。やるつもりか……」
ニート「ならば、全て切り捨ててみせよう……!」
女騎士「に、ニート、殿……」
女騎士(……なんだ?)
女騎士(なんだ? この人は……?)
女騎士(……ただの、頭のおかしい馬鹿だと思っていたのに……)
女騎士(なんだか、この背中が、ひどく大きく見える……)
ニート「――――」
スッ
女騎士(――)
女騎士(ニートとは、Not in Education, Employment or Training ――――)
女騎士(……就学、就労、職業訓練のいずれも行っていない状態を指した言葉……)
女騎士(――しかし彼等は、ある国では、"自宅警備員"、と、そう呼ばれているらしい……!)
女騎士(彼等は――ニートは――)
女騎士(自分が"家"と決めたものを、命をかけて、守る……!!!)
ニート「――――!!!!」
ズバアアアアァァァァァァァァンッ!!!!!
――夜 王城 医務室
女騎士「――――それで、被害状況は?」
メイド「はい」
メイド「家屋の倒壊、及び重症の人間が多数」
女騎士「……」
メイド「――しかし、その被害の割に、死者の数はひどく少なかったようで……」
メイド「……女騎士様が、命をはって守ってくれたおかげです……!」
女騎士「……いや、私は大したことは……」
女騎士「……」
女騎士「それよりも、メイドはいいのか?」
女騎士「お前も、随分ひどく痛めつけられたと聞いたが……」
メイド「私は大丈夫です」
メイド「ニート様に、回復呪文を唱えて頂きましたから……」
女騎士「そうか……」
メイド「……」
メイド「今現在、魔族に侵攻された場所に救護班のほとんどを向かわせています」
メイド「今、命があるものは、必ず助けます」
メイド「一時的に城の一部を開放し、家を失った住人を避難させていますが……」
メイド「こちらについても、既に仮設住宅の建設の計画は出来上がっています」
メイド「……ですから、女騎士様は、何も心配せずにゆっくりとお休みください」
メイド「……失った腕は、回復呪文でも再生しません」
メイド「今はとにかく、体力の回復に努めてください」
女騎士「……分かった……」
ガチャ
ニート「メイド、いるか?」
メイド「はい、ここに」
ニート「頼んでいた用事は、もう済ませてあるか?」
メイド「――壊してしまったPCの代わりを買うことと……」
メイド「触手エロ画像を、収集することですね?」
ニート「ああ」
女騎士(……また馬鹿な命令を……)
メイド「はい。もちろん済ませてあります」
ニート「本当か!?」
メイド「はい」
メイド「ニート様の指示通り、ABCのランク分けも済ませてあります」
ニート「最高ランクはAか?」
メイド「いえ、Sランクです」
ニート「それでこそだ!」
メイド「……」
メイド「……それにしても……」
メイド「触手って、良いものなのですね……」ポッ
女騎士(感化されている……!)
ニート「おお、分かってくれるか!」
メイド「はい……」
ニート「ならば、今度一緒に鑑賞会を――――」
女騎士(……ニート殿……)
女騎士(確かに、馬鹿な男ではあるが……)
女騎士(……)
女騎士(……"王者の剣"が、彼を認めた理由が、なんとなく、分かる気がする……)
女騎士(……なんとなく、だが…………)
―― 第2話 了 ――
終わった―
長い投下だった…
ジョジョ好きの誰かのお陰で最後までめげずに頑張れたけども
乙
>>162
(´;ω;`)ブワッ
これは2話
3話のことは考えてない…
書けそうだったら書く、っていう感じ
>>167
まぁ、楽しみにしとく
>>168
ありがとう!
お? ワナビか?
俺もだけど
地の文は大事だよな
わかるわかる
VIPで地の文付きのSSって嫌煙されてるイメージがあるんだよな
それに>>1が、地の文いっさいなさそうな書き出ししてたし…
乗っ取った俺もそれに合わせるべきだろうと
しえん
>>176
その三文字が神に見える
俺も何か書いてみるかな~
>>180
書け書け
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