武士「・・・安価で必殺奥義を開発する」(113)
武士「・・・戦いで必要なものとは」
武士「見栄えだ!!」
武士「華麗な技で敵を討ち、観衆の目を引き付ける」
武士「これぞ武術の極みと我は見た」
武士「・・・何を安価にするかだが」
武士「動きや物、動物など、とにかく何でもいいので挙げてくれ」
武士「それをヒントにし、奥義を開発する」
武士「奥義名は我が勝手につける」
武士「大体こんな感じ」
武士「ちなみに武器は刀である。二刀流も可」
武士「・・・」
武士「では尋常に・・・まずは↓1からヒントを得てみよう」
武士「・・・ふむ、山か」
武士「・・・」
武士「抽象的すぎるのも厳しいかもしれん」
武士「だが・・・掴んだ!」
武士「ちなみに奥義の試し撃ちはそこらへんのならず者である」
雑魚「あ?んだてめぇ?」
武士「では・・・いざ!」
武士「まず足の甲を突く!」ズン
雑魚「ぐあっ!?」
武士「そこから膝、太もも、腰、腹、胸とだんだんと上部を突いていく!」ズンズン
雑魚「がっはっ!?」
武士「そして最後に・・・」
武士「額を突き貫く!」ズシュッ
雑魚「かっ・・・」
武士「奥義、『登り突き』ッ!!」
武士「山を登るが如し、相手を突く場所を段々登っていく技なり・・・」
武士「さて、次の奥義を開発しようか」
武士「次は↓1をヒントにしてみよう」
武士「2ちゃんねるか」
武士「某巨大掲示板であるな」
武士「利用する人は膨大とかなんとか」
武士「・・・掴んだ!」
武士「ちなみに試し撃ちしたならず者は賞金首なので政府に引き渡しておる」
武士「技を開発できて金も稼げる、一石二鳥なり!」
雑魚「何言ってんだ、あぁ?」
武士「まず相手を打ち上げる!」ドガ
雑魚「ぐえ!?」
武士「すかさず自分も飛ぶ!」ヒュン
武士「相手より高く上がったら・・・」
武士「ひたすら斬りまくる!ぜあああああああ!」ズバババババ
雑魚「がああああ!?」
武士「斬りながら落ちていくので・・・」ズババババ
武士「着地と同時に相手の胴体を斬り落とす!」ズバァム
雑魚「おごっ・・・」
武士「奥義、『雪崩落とし』ッ!!」
武士「突如上がったネタに住民が食いつき、」
武士「アクセスが集中してサーバーが落ちるかの如し・・・」
武士「この調子でどんどん開発するぞ」
武士「次は↓1と↓2の二つをヒントにしてみよう」
武士「ふむ、薔薇と虫取り網か」
武士「・・・」
武士「組み合わせるのって結構つらい・・・」
武士「だが・・・掴んだ!」
武士「ちなみに幼いころはよく虫を捕りに走り回っておった」
武士「捕まえたカブトムシの大きさを競い合ったあの頃が懐かしい・・・」
雑魚「何浸ってんだ、おぉ?」
武士「まず相手の額を鞘で突く!」ズガン
雑魚「がっ、いてぇ・・・」
武士「すかさず刀を抜き、」
武士「網の目に斬る!」ズバババン
雑魚「ぎゃああああああ!!」
武士「ちょうど井の字をナナメにした感じに斬るのである」
武士「これぞ・・・奥義、『華麗咲・無残散』ッ!!」
武士「きれいに咲いた薔薇に止まった虫を捕まえようとして、」
武士「虫取り網が薔薇に当たり、無残に散ってしまうかの如し・・・」
武士「・・・よし、いい感じに開発できておる」
武士「でも二つはちょっと厳しかったからもうしばらくは↓1だけからヒントを得よう」
武士「太鼓か」
武士「叩いて音を出す楽器であるな」
武士「太鼓にもいろいろ種類があるでござるな」
武士「・・・掴んだ!」
武士「それでは、和田どんのマネをしよう、ごほん」
武士「・・・フルコォンボダァドォンッ!!」←裏声
雑魚「きめぇ、似てねぇ」
武士「二本の刀を鞘に納めたままで相手の両肩に振り下ろす!」ドゴォ
雑魚「うぐぁ!?」
武士「そのまま肩をひたすら叩く、叩く、叩く!」ドコドコドコドコ
雑魚「痛い痛い痛い!」
武士「相手が体制を崩し、姿勢が下がってきたら」
武士「下げた顔面に膝蹴りをぶち込む!」ベキィッ
雑魚「ぶへぇ!?」
武士「奥義、『砕き連殴』ッ!!」
武士「ドドドドドドドドドドド、ドンッ!!、な如し・・・」
武士「うーん・・・」
武士「ただ開発するだけではなんかなぁ・・・」
武士「強者を求め、旅に出るのもよいかもしれん」
武士「では、行き先はどうしようか、うーむ・・・」
武士「・・・ん?」
雑魚1「へっへっへ・・・おいちゃんよぉ、俺たちに挑もうってのが間違いだったな」
女剣士「くぅ・・・まさか物陰に仲間が隠れていたとは・・・」
雑魚2「そうだな、金目のものを洗いざらい頂いて・・・」
雑魚3「この女の方も頂いちまおうか、ぐふふふふ!」
雑魚1「あー、お前ロリコンだったっけな」
雑魚3「いいだろ別に」
女剣士「こんな卑劣な者どもに追い込まれるとは・・・」
武士「きぃえええええええ!」ドゴッ
雑魚2「ぐわっ!?」
雑魚1「な、なんだぁ?」
武士「奥義、『華麗咲・無残散』ッ!!」ズバババン
雑魚2「があああああああああああ!」
雑魚3「なんだてめぇ!」
武士「ふんっ」ズン
雑魚3「ぐうぅ!?足がっ」
武士「奥義、『登り突き』ッ!!」ズンズンズンズンズン
雑魚3「がはっ・・・!?」
雑魚1「後ろが空いてんだよぉ!」バッ
武士「甘いっ!!」ドカッ
雑魚1「がっ」
武士「ぉおぉおおおおお!!」ヒュン
武士「奥義、『雪崩落とし』ッ!!」ズババババババババ
雑魚1「ぐわああああああああ!?」
武士「ぬぅんっ」ズバン
雑魚1「がふ」
女剣士「・・・」ポカーン
武士「・・・よし、片付いたか」
武士「そこの者、ケガはないか?」
女剣士「シショー!!」
武士「えぇ?」
女剣士「私、あなた様の華麗なる技に見とれてしまいました!!」
女剣士「まだまだ未熟者でありますが、この女剣士、一生シショーに付いていきます!!」
武士「いや、師匠って」
女剣士「ぜひ!、シショーの技を、私めに伝授してくだされ!!」
武士「・・・」
武士「・・・我、かっこよかった?」
女剣士「それはもちろん!」
武士「そうか・・・」
女剣士「・・・」
武士「戦いに必要なものとは!」
女剣士「!」
武士「見栄えだっ!!」
女剣士「っっ!!??」
武士「おぬし、我の奥義に目をつけるとは、見どころのあるやつよ」
武士「よかろう!、我の旅のお供にしてやろう!!」
女剣士「ありがとうございますシショー!」
続く
武士「さて、旅に出たはいいが」
武士「当てがない・・・」
女剣士「それではキョウノミヤコへ向かうのはどうです?」
女剣士「あそこには腕に自信のある者たちが集まると言われております」
武士「ふむ、キョウノミヤコか」
武士「よし、当面はそこを目的地としようか」
女剣士「わかりましたシショー!」
武士「道中といえど奥義の開発は怠らないぞ」
武士「女剣士よ、なにかヒントとなるものはないか?」
女剣士「ヒントですか?、例えば・・・↓1とか?」
武士「ふむ、けん玉か」
女剣士「友達の男子がそれで遊んでいたことがあったので」
武士「・・・掴んだ!」
武士「道中と言えどならず者はおる」
武士「奥義の試し撃ちに困ることはない」
女剣士「ご都合主義というものですか」
雑魚「・・・んだてめぇら?」
武士「まず刀を抜き、袈裟斬りを放つ!」ザンッ
雑魚「ぐぁっ!?」
武士「そこから返す刀で斬り上げる!」ザシュッ
雑魚「がああぁっ!」
武士「振り上げた刀はそのまま真上に放り投げ、」
武士「もう一本の刀を抜き横に薙ぐ!」ズシュウ
雑魚「げふ」
武士「落ちてくる刀は鞘に収まるように受け止める」チャキン
武士「奥義・・・『灯台蜻蛉返り』ッ!!」
武士「このけん玉の技を決める者がおってな、」
武士「純粋にすごいと思った・・・」
女剣士「(・・・かっこいい・・・っ!!)」
武士「ま、こんなところか」
女剣士「シショー!、かっこいいです!」
武士「お?、そうか?、かっこいいか?」
女剣士「それはもう!」
武士「そうかそうか!、ではどんどんいくぞ!」
女剣士「では、次は↓1なんてどうですか?」
これずっと雑魚斬ってくだけ?
>>30
それだけじゃつまらないだろうから何かストーリーつけようと思ってる
再安価↓1
女剣士「まいっちんぐ!」
武士「ごめん、知らない」
女剣士「・・・こちらにグーグル先生を用意しました」
武士「かたじけない」カタカタ
武士「・・・ふむ」
武士「一昔、ブームになったセリフであるか」
武士「元ネタはえっちぃマンガと」
武士「・・・おぬし、古い人間であるのか?」
女剣士「なー!私はまだ14です!」
女剣士「シショーこそドストライクな年代なのに知らないのですか!」
武士「そんなこと言われても・・・」
武士「まあよい・・・掴んだ!」
雑魚♀「そこの者!」
武士「ん?、我?」
雑魚♀「最近、人を斬りまわっている武士殿とお見受けいたした!」
雑魚♀「その首、貰い受ける!」
武士「いや、賞金首しか斬ってないから別にいいじゃん」
女剣士「シショー、この者にも賞金がかかっておりまする」
武士「では、試し撃ちに丁度良いな」
武士「相手の脇を抜けるように居合を放つ!」ヒュン
雑魚♀「うっ(見えなかった・・・!)」
武士「・・・」
雑魚♀「・・・?」
武士「この一太刀により、衣類がずり落ち、パンツが丸見えになる」
雑魚♀「なっ、ひゃあああああ!?」ハラリ
武士「隙だらけになったところをお好きなように」ガスッ
雑魚♀「へぶ」
武士「奥義・・・『居合・舞心宮』ッ!!」
女剣士「なんという恐ろしい居合・・・」ゴクリ
武士「よーし、次だ、どんと来い!」
女剣士「では↓1と↓2の組み合わせはどうです?」
武士「むっ、組み合わせか・・・」
武士「虎と狩りか」
女剣士「・・・虎狩り?」
武士「女剣士よ、それに気付いてはいけなかった」
女剣士「うぅっ、不覚・・・!」
武士「だがまあ・・・掴んだ!」
武士「虎って怖いよね」
武士「動物園で虎に吠えられたときはまじでびびった・・・」
雑魚「・・・チッ、んだよ」
武士「まずは横に薙ぐ!」ズバァン
雑魚「ぐぅあ!?」
武士「薙いだ刀を逆手に持ち替え」チャキ
武士「喉元を突く!」ズシャ
雑魚「おげ」
武士「奥義、『爪薙・虎牙』ッ!!」
武士「鋭い爪で獲物を捕らえ、」
武士「尖った牙で止めを刺す虎の如し・・・」
女剣士「すごいです、シショー!」
武士「なんだかんだでそろそろ町に着く頃であるな」
女剣士「今日はそこで休憩しますか」
武士「うむ、そうしようかの」
武士「・・・むっ!」
女剣士「シショー、どうしました?」
武士「静かな、しかし息が詰まりそうな殺気を感じる」
?「ほう・・・俺の殺気に気付くとは、なかなかの腕前と見た」
武士「・・・ぬぅ!おぬし・・・」
?「俺の名は剣豪!、最強を目指す者よ」
?→剣豪「どれ・・・ひとつ、手合せ願おうか!」
武士「(こやつ・・・出来る!)」
女剣士「し、シショー・・・」
武士「奥義、『爪薙・虎牙』ッ!!」ブォン
剣豪「踏み込みが浅いな!」キィン
武士「くっ」
剣豪「ぉおおっ!!」ブゥン
武士「ちぃ!」ガキン
女剣士「シショーが押されている!?、この者、一体・・・」
武士「奥義・・・『灯台蜻蛉返り』ッ!!」ブン
剣豪「その振りは届かぬ!」スッ
武士「むぅぅ!」
剣豪「もらったっ!!」ブン
女剣士「シショーッ!!!」
剣豪「・・・」
武士「・・・」
剣豪「見えなかった、だと・・・?」ハラリ
武士「奥義・・・『居合・舞心宮』・・・!」
女剣士「(ひゃあ!、男の人の下着!?)」アタフタ
剣豪「『灯台蜻蛉返り』、見切ったと思ったが・・・」
剣豪「その技にこの一太刀を隠していたとは・・・」
武士「・・・」
剣豪「・・・」
剣豪「キョウノミヤコでまた会いまみえよう」
剣豪「そのときは・・・この俺が勝つ!」ザッザッザッ・・・
武士「・・・ふぅ・・・」
女剣士「シショー!大丈夫ですか!」
武士「強い相手だった・・・次戦うときは勝てるかわからぬ」
女剣士「シショーがそこまで言う者とは・・・」
武士「・・・キョウノミヤコ」
武士「並み居る強者が揃いそうだな・・・!」
武士「剣豪よ!」
武士「我は常に強くなる!」
武士「再び死合うときも・・・」
武士「勝つのは我だっ!!」
続く
乙乙
どうでもいいっちゃどうでもいいけど試し撃ちじゃなくて試し斬りじゃね?
>>48
奥義を放つ、という意味で試し撃ちです、はい
武士「さて、町についたな」
女剣士「私、宿をとって参りましょうか?」
武士「頼む」
女剣士「わかりましたシショー!」スタスタ
武士「町についたといえど、奥義の開発は怠りはせんぞ」
武士「ふーむ・・・↓1をヒントに何か掴めるかな?」
武士「縄跳びか」
武士「幼少の頃はよくそれで遊んでおったな」
武士「最大で4重跳びまでできるぞ、続かないけど」
武士「・・・掴んだ!」
武士「町中にもならず者は現れるのだな」
雑魚「よお兄ちゃん、よそもんかい?、観光料払っていきな!」
女剣士「シショー、私は二重跳びを100回以上跳べます!」
武士「女剣士、宿はもうとったのか?」
女剣士「ええ、バッチリと!」
雑魚「・・・無視しやがって!」
武士「まず袈裟斬りを放つ!」ズバン
雑魚「ぐぉあ!?」
武士「すかさずもう片方に構えた刀でもう一方から袈裟斬りをかます!」ズバン
雑魚「ぐうぅ!?」
武士「最後に二本の刀で交差するよう斬る!」ズババァン
雑魚「がは・・・」
武士「奥義、『駆け隼』ッ!!」
武士「踏み込みながら斬るのがポイントである」
武士「はやぶさ跳びは今でも余裕でできるぞ」
女剣士「私、はやぶさ跳びは縄が足に引っかかるので苦手です・・・」
武士「町中にもならず者がいるとは」
女剣士「治安が悪いのですかね」
武士「まあよい、奥義の開発が捗るからな」
武士「次はそうだな・・・何にするか」
女剣士「では、↓1で何か!」
武士「うまい棒か!」
武士「我はてりやきバーガー味が好みである!」
女剣士「私はタコ焼き味が好きです!」
武士「よし、掴んだ!」
女剣士「えぇっ?」
雑魚「俺はめんたい味が好きだな」
武士「おぬしとは分かり合えそうにないな」チャキ
雑魚「・・・くぅっ!」
武士「相手とのすれ違いざまに居合で横に斬る!」ズバァン
雑魚「ぐぅわ!」
武士「背後に回るので背中を縦に斬る!」ズバン
雑魚「おが」
武士「奥義、『両面十文字』ッ!!」
武士「10円って安いよね」
武士「女剣士よ、買ってきてくれぬか」
女剣士「わかりました!」スタスタ
武士「うまい」サクサク
女剣士「やはりこのサクサク感ですね」サクサク
武士「中々わかっておるではないか」サクサク
女剣士「お褒めに頂き光栄です!」サクサク
武士「うむ、小腹も埋まったし次の技を編み出そうか」
女剣士「では↓1で!」
武士「よし、↓2も組み合わせてみようかの」
武士「ufo?、あの空飛ぶ円盤か」
女剣士「それに牛を組み合わせるのですか?」
武士「・・・うむ、こういう関連性のないものを組み合わせてこそ真のもののふなり!」
女剣士「いえ、ufoと家畜にはキャトルミューティレーションなる関連性がありまする」
武士「え、そうなん?」
女剣士「はい」
武士「・・・まあよい、掴んだ!」
武士「ところで、ufoってほんとにいるの?」
女剣士「私は存在すると信じています!」
武士「うんうん、ロマンがあってよろしい」
雑魚「ufo?、んなもんあるわけねぇだろ」
武士「夢を壊すような物言いは控えい!」チャキ
武士「闘牛のごとく、刀の切っ先を向け、突進する!」ダダダ
雑魚「なんだ?えらい単調だなぁ」
武士「ふっ!」ヒュン
雑魚「消えた!?、いや・・・」
武士「上である!」ザンザン
雑魚「ぐわああ!?」
武士「脚に力を込めて跳躍し、一瞬にして相手の視界から消えつつ、」
武士「相手の真上に来ると同時に二本の刀で両肩を突く!」
武士「そして体を回転させ、後頭部にカカトを落とす!」ドゴ
雑魚「が」
武士「奥義、『幻影牛角刃』ッ!!」
武士「そうそう、我はufoキャッチャーが得意である」
女剣士「まことでありますか!、今度何か取ってください!」
武士「よかろう、我に任せい!」
女剣士「わぁい」
武士「む、日が暮れてきたようだな」
女剣士「そろそろ宿に向かいますか?」
武士「そうすると・・・むっ!」
ザザザザ
雑魚1「・・・」
雑魚2「・・・」
雑魚3「・・・」
武士「・・・何奴!」
雑魚1「名乗る必要はない」
雑魚2「おぬしの力・・・見せてもらおう」チャキ
女剣士「し、シショー・・・」
武士「・・・致し方あるまい」チャキ
雑魚1「ぉぉおお!」ブン
武士「遅い!、『両面十文字』ッ!!」ザンザン
雑魚1「ぐはぁ!?」
雑魚3「後ろ、貰った!」ザッ
武士「ふん」ヒュン
雑魚3「んなっ!?(消えた!?)」カラブリ
武士「『幻影牛角刃』ッ!!」ズンズン
雑魚3「ぐわぁぁ!!」
武士「ふっ」ドゴ
雑魚3「が」
雑魚2「ならこっちだ!」ダッ
女剣士「ひゃあ!?」
女剣士「・・・なんてね!」ドゴ
雑魚2「んが!?」
女剣士「奥義、『華麗咲・無残散』ッ!!」ズバン
雑魚2「があああああ!!」
武士「あやつ、いつの間に腕を上げたな!」
雑魚4「・・・」ザッ
雑魚5「・・・」
雑魚6「・・・」
武士「ええい、数が多いな!」
武士「ならばこの技よ!」ダッ
武士「戦場を駆けるはっ!」ザン
雑魚4「ぐわ!」
武士「無双の如しっ!」ザン
雑魚5「がふぅ!」
武士「奥義、『駆け隼』ッ!!」ズババン
雑魚6「ぐうおおおおお!?」
武士「ふん」
女剣士「さすがシショー、かっこいいです!」
雑魚5「うぅ・・・」
武士「む、まだ立ち上がるか!」
?「そこまでです!」
雑魚5「ひ、姫様!?」
?→姫「その者の実力はよくわかりました」
武士「・・・おぬしが黒幕か」
武士「一体何のつもりだ?」
姫「私、この町の長の娘である姫と申します」
姫「このようなことをしたことにはお詫びを申し上げます」
姫「実は、あなたの実力を見込んで、頼みたいことがあるのです」
武士「頼みたいこと?」
・・・
武士「・・・ふむ、強盗集団と」
姫「はい、そうです」
女剣士「この町の治安が悪かったのはそやつらの仕業ですか」
姫「ええ」
姫「彼奴らが最近、この町を荒らしまわっているので、ほとほと困っているのです」
武士「そこで我にそやつらの退治を?」
姫「どうかお願いします!」
武士「・・・」
武士「戦いに必要なものとは」
武士「見栄えだ!!」
姫「!?」
武士「悪者を退治し、世に誇るのも極みへの道の一つ!」
武士「よかろう、この我が!、その強盗集団を!、退治してみせよう!」
姫「ありがとうございます!」
女剣士「シショー、かっこいい!」
続く
武士「ふーむ・・・」
女剣士「シショー、何を悩んでおられるのですか?」
武士「試し撃ちと試し斬り、どちらが正しいのかと思ってな」
女剣士「はあ」
武士「奥義を放つって意味で撃つ、としているのだが」
武士「剣技だから斬る、ではないかと悩んでおる」
武士「でもさ、仮に安価で『波動拳』なんてのになって」
武士「開発した奥義が飛び道具系だったらそこんとこどうなん?」
武士「あと、『砕き連殴』みたいに剣技じゃない技もあるしさあ?」
女剣士「私には難しすぎてよくわかりませぬ・・・」
武士「ふーーーむ・・・」
結論:そのまま試し撃ちで続行します、はい
女剣士「難しい話してたら強盗集団がいるらしい洞窟に来ましたね」
武士「ふむ、そうだな・・・あ」
武士「忘れてたけどなんでおぬし付いてきてんの?」
武士「危険だから我一人でいいものを・・・」
女剣士「私自身の身くらい自分で守れます!」
武士「あかん、それフラグだから帰りなさい」
女剣士「えー・・・まあシショーがそういうなら・・・」トボトボ
武士「素直でよろしい」
武士「ここでは強盗集団を相手に奥義を開発していくぞ」
武士「ふむむ・・・↓1から何かを得られるか?」
武士「クレイモアか」
武士「たしか地雷だったな」
武士「爆発すれば中身の鉄球が散弾のごとくばら撒かれるとか」
武士「おっかなー・・・」
武士「よし、掴んだ!」
雑魚1「む!、何者だ貴様!」
武士「貴様らが町を騒がせている強盗集団だな!」
雑魚2「我々の事を知っているのか」
雑魚3「ならば生かして返すわけにはいかんな!」チャキ
武士「複数か、奥義の試し撃ちには丁度良い!」チャキ
武士「刀に波動拳よろしく闘気を込める!」キュイイン
武士「それを地面にぶっ刺す!」ザクッ
雑魚1「何をするつもりだ?」
雑魚2「構わん、やってしまえ!」
武士「柄は掴んだままで刀身の背を思い切り蹴り上げ、刀を振り上げる!」ゲシ
武士「すると刀に込められた闘気が爆ぜ、地面を這って拡散する!」
武士「這う闘気は行く先々で続けて爆発を起こす!」
雑魚1「何だこれは!?」
雑魚3「う、むおおおおお!!」
ズドオオオォォォォォン!!!
武士「奥義、『裂地斬撃破』ッ!!」
武士「我ながらかっこいい奥義を編み出したものだ」
ナンノオトダ?
コッチダ!
武士「むう、音を聞きつけて仲間が来るか」
武士「急いで次の奥義を考案せねば」
武士「よし、では↓1から編み出すぞ!」
武士「落ち葉か」
武士「木から離れ、散っていくその様は哀愁を感じるものだ」
武士「でも落ち葉の掃除って大変だよね」
武士「よし、掴んだ!」
雑魚4「ぬぬ!、曲者だ!」
武士「誰が曲者か!、賊は貴様らだろうが!」
雑魚5「たたっ斬ってくれる!」
武士「刀を二本抜き、回る!」クルクル
武士「それを高速でだ!」グルグルグル
雑魚4「なんだ?、風が巻き起こってる?」
武士「回転しながら跳ぶ!」ヒュン
武士「そして敵に突撃する!」ゴォォォォォ
雑魚5「なんだ!?、竜巻!?」
雑魚4「うわあああああ!!」
ズババババババァ!!!
武士「着地が大事である」スタッ
武士「奥義、『旋風剣・木枯らし』ッ!!」
武士「落ち葉が風に乗って舞うかの如し・・・」
武士「いささか派手に暴れすぎたか?」
雑魚6「貴様がさっきから暴れている奴か!」
雑魚7「よくも好き勝手してくれたな!」
雑魚8「ただで済むと思うな!」
武士「ええい、もう来たのか!」
武士「それじゃあ貴様らでいいから何かヒントをよこせ!!」
雑魚6「ヒントだと?、じゃあ↓1」
雑魚7「↓2」
雑魚8「↓3」
武士「うぅ、3つか・・・」
武士「ザリガニ、エビ、カニ!」
武士「何か甲殻類で統一されとる!」
雑魚6「もういいか?」
武士「もうちょっと待って」
雑魚6「わかった、俺は待つ」
雑魚7「だが俺達は待たない!」
雑魚8「うおおおお!」
武士「屁理屈だ!」
武士「だがしかし!掴んだぞ!」
武士「二本の刀を抜き!」チャキ
武士「相手の首を挟むように斬る!!」ズバン
雑魚7「かっ」
雑魚8「んな!」
武士「腕が交差状態からから開きに戻るときも可!」ズバン
雑魚8「あが」
雑魚6「んなな・・・」
武士「もう一丁!」ズバン
雑魚6「おげ」
武士「奥義、『断斬鋏刃』ッ!!」
武士「相手の首を切断する奥義、これぞ必殺」
武士「・・・」
武士「ハサミギロチンとは言ってはいけない」
武士「まだ潜んでるのか?、一体何人いるんだ?」
?「ほう、貴様が仲間達を斬ってる奴か」
武士「その物言い・・・貴様が親玉だな?」
?→親玉「いかにも俺が強盗集団の親玉だ」
親玉「さぁて、ここまでしてくれたんだ」
親玉「ただ殺すだけじゃ足りねぇーな!!」ジャキ
親玉「出てこい、お前ら!!」
子分s「・・・」ザザッ
子分s「・・・」ザザッ
武士「まだこんなにいるのか!」
親玉「かかれ!!」
子分s「うおおおお!!!」ダダダダ
武士「ふん!、こんな雑魚共は何人来ても一緒だ!」キュイイン
武士「敵が一方に集中しているときは、」ザクッ
武士「奥義、『裂地斬撃破』ッ!!」ドゴォ
子分s「うわああああ!!」
子分s「ぬあああああ!!」
ドガアアァァァァァン!!!
親玉「ちぃっ」
子分s「お前の周りを囲んでやったぞ!」ザザッ
子分s「これでさっきの技は出せまい!」ザザザッ
武士「周りが囲まれてしまったときは!」グルグルグル
武士「奥義、『旋風剣・木枯らし』ッ!!」ゴオォォォ
子分s「何ィ、竜巻!?」
子分s「ま、巻き込まれ、ぐああああ!!」
ズババババババァァァァ!!!
武士「着地が大事」スタ
子分「もらった!」ザッ
武士「甘い!」ズバン
子分「ぐあ!」
武士「『爪薙・虎牙』ッ!!」ズン
子分「ご」
親玉「お前らもういい!、下がれ!」
親玉「こうなったら俺が直々に相手をするしかないようだな」ザッ
武士「貴様を倒せばこいつらも統率がとれまい」
武士「来い、その首貰い受ける!」チャキ
親玉「上等だ!、行くぜぇ!!」ダッ
親玉「おらっ!!」ズドン
武士「むっ」ヒョイ
武士「(地面が抉れた・・・動きは遅いがなんという破壊力)」
親玉「へへ、横に避けちまったな」
武士「何?」
親玉「そらよ!!」ブォン
武士「ぬぅあ!?」ドバ
武士「(地面の土を飛ばしてくるとはっ・・・く、目に入った)」
親玉「もらった!!」ブン
武士「ぬおおお!?」ガキィン
親玉「ほぉ、目が見えない状態で今の攻撃を防ぐたぁな・・・だが」
武士「何という豪力・・・刀が二本とも弾き飛ばされるとは」
武士「なんとか目の土を払えたが・・・」
親玉「刀がなければ何もできまい?」
武士「ふ、それはどうかな!」スッ
親玉「鞘だと?」
武士「きぃえええええ!!」ドゴォ
親玉「ぐぅあ!?、肩がっ」
武士「うおおおおおお!!」ドコドコドコ
親玉「ぬぐぐぐぅ!!」
武士「奥義、『砕き連殴』ッ!!」ベキィッ
親玉「おごぉっ!?」
親玉「ぬぅ、ぐぅ、」フラフラ
武士「まだ立っていられるか、だが刀は回収させてもらった」チャキ
武士「我の勝ちだ」
親玉「ま・・・まだだっ!」ブン
武士「その負けを認めない精神、見事なものよ」ヒョイ
武士「それに対する礼儀としてその命、潔く散らしてやろう!」
武士「奥義!、『断斬鋏刃』ッ!!」ズバァン
親玉「が」
子分s「そんな・・・親方がやられた!」
子分s「敵いっこねぇ!逃げろー!」
子分s「うわあああ!」ドタドタ
武士「・・・強盗集団の親玉、討ち取ったりっ!!」
続く
せっかく上げてもらったので続き書いてく
武士「強盗集団を一掃したおかげで報奨金をたんまり手に入れたぞ」
女剣士「これでしばらくは困りませんね」
武士「して、先ほど町を発ったが、キョウノミヤコへはあとどれくらいだ?」
女剣士「歩いていくにはまだまだ時間がかかりますね」
武士「ふーむ、仕方あるまい、やはり奥義を開発しながら歩いていくか」
女剣士「それじゃあ↓1で何か開発してください」
武士「そんな簡単に言うでない、まったく・・・」
武士「電気椅子か・・・電気椅子ぅ?」
女剣士「はい」
武士「電流が流れる椅子、でいいんだよな」
武士「これまた難しいものを・・・」
女剣士「えーと、だったら」
武士「案ずるな、もう掴んだ」
女剣士「まことでございますか」
武士「最近人を斬りまくったせいで誰も近寄らんようになった」
女剣士「そんなこともあろうかと、ここに巻き藁をご用意しました」
武士「おお、よくやった・・・て、どこから出した?」
女剣士「秘密です」
武士「女とは秘密の多いものよな・・・」
武士「まあよい・・・では」
武士「足払いを仕掛ける!」ドゴ
巻き藁「」ステーン
武士「相手が尻餅を付き、見上げたところに刀を真上から勢いよく顔面に突き刺す!」ズン!
巻き藁「」
武士「奥義、『天仰落雷』ッ!!」
巻き藁「」
武士「・・・リアクションがないとなんかつまらんな」
女剣士「そこらへんのならず者を片っ端から斬るよりは健全だと思います」
わりと電気椅子関係ないよな
>>109
尻餅=座ったところに落雷のごとく突き=電気って感じで。まあ無理矢理なのは認める
武士「では次の技を開発するか」
女剣士「この巻き藁、突いただけなので再利用できますね」ヒョイ
武士「・・・そうか」
女剣士「次は↓1なんてどうですか?」
武士「ふむ」
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