【安価】ボクっ娘と遊ぼ! in クリスマス (113)
「……むにゃ」
「ん、おはよう」
「珍しい事もあるものだね、キミの方が早起きだなんて」
「でも、せっかくの休みくらいはゆっくり寝ててもいいんじゃないかい?」
「ふわーぁ……」
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「あ、こらっ」
「朝から……盛るんじゃないっ」
ベシッ
「まったくもう……ホント、キミは万年発情期だね」
「……顔洗ってくるよ」
「正座で待ってることっ」
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「……ふぅ、さっぱり」
「……?」
「あぁ、キミも顔を洗いにっ……んっ……」
「……ぷぁ」
「……さっきの仕返し?」
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「あっ、こら……」
「犬かキミは、もうっ」
「洗い直しじゃないか、まったく……」
「盛る気持ちは分からないでもないけれど、顔でも洗って少し落ち着きたまえ」
「どうだい、落ち着いたかい?」
「落ち着いてないなら何度でも顔を洗ってもらうけど?ふふ」
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「ん、そうだね」
「何が食べたい?ボクが作るよ」
「ただし、冷蔵庫の中身で作れるもの限定でよろしく」
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「朝から随分と手間のかかるリクエストだね」
「いや、出来ないわけじゃないよ。大丈夫」
「んしょ、っと」
「それじゃ、そこで行儀よくしていてね」
「~♪」
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「ひうっ!?」
「こらっ!」
ボコンッ
「火を使ってるんだから、そういう冗談はしない」
「次変な事をしたら……そうだね」
「縛って柱にでも固定しようか?」
「ボクは本気だよ、くすくす」
「分かったらそこで大人しくね、二度は言わないよ?」
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「出来たよー……って」
「なんだい、体育座りなんてして」
「もう、子供なんだから……」
「ほら、機嫌治して?」
「はい、あーん」
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「そうそう、素直な方が助かるよ」
「ん?」
「……」
「……あーん」
「……ぱく」
「うん、我ながらいい出来だ」
「もぐもぐ……」
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「ふぅ、おいしかった」
「ん、どうしたの?」
「……おぉ」
「それって駅前のケーキ屋さんのやつだよね?」
「人気があって一か月前から予約が大盛況だったって聞いてるけど」
「頑張ったんだね、よしよし」
「……でも、朝からケーキ?」
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