P「ちゃんと歌詞の意味分かってるのか?」 (243)

P「という訳で、今から皆の英語力をチェックしまーす」

皆「!?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1419442561

春香「ど、どういうことですか?英語力?」

雪歩「なんでいきなりそんなことを…」

P「こないだ美希のハリウッド映画進出に、千早の海外レコーディングが決まったように」

P「これからの765プロは、世界を視野に入れた活動に取り組んでいくことが先週の金曜の晩にたるき亭で決まったんだ」

伊織「私達の方針決めを酒の肴にしてんじゃんないわよ!」

真「あはは。まぁでも、それは歓迎すべきことなんじゃない?」

響「そうだな。自分のカンペキさは国内レベルで留めておくには勿体無いからね!」

P「今はまだ二人だけだが、ゆくゆくは全員に世界デビューの話を持っていきたいと思っている」

P「個人としてだけじゃなく、ロスで765プロライブをやるなんてのも検討中だ」

春香「わ~凄いです!夢が広がりますね、プロデューサーさん!」

亜美「んっふっふーん。遂に亜美たちの名前がワールドワイドに知れ渡っちゃう時が来たんだね」

真美「これは札束のプールで泳げる日もそう遠くなさそうですなぁ」

  わいわい  がやがや

P「だがしかし」

P「世界進出をするにあたり、一つの懸念事項があることに俺は気付きました」

あずさ「懸念事項…?」

P「単刀直入に聞く。お前達、英語できんの?」

皆「……………」

P「なぁ春香?」

春香「え、えーっと………」

P「やよい?」

やよい「うぅ………」

P「真は置いといて、雪歩?」

雪歩「た、多分普通くらいには…?」

真「…………」

伊織「『何でボクを置いとくんですか!』とか言いなさいよ。一応」

P「貴音?」

貴音「できません」

響「いさぎいいなぁ貴音」

亜美「なんか余裕ぶってるけどひびきんはどうなの?」

響「日常会話くらいは大丈夫だと思うぞ。自分カンペキだからな」フフン

千早「なるほど、それで英語力をチェックすると言いだしたんですね」

P「あぁ。どこに行くにしてもとりあえず英語は使えないと始まらないからな」

伊織「まぁ便利な言語ではあるわよね」

亜美「亜美はそんなことないと思うな。亜美たちは日本人なんだから日本語だけ出来れば良いじゃん」

真美「そーそー世界側が真美たちに合わせるべきだよ。世界にも日本語くらい勉強しといてくれないと」

律子「いやいや傲慢が過ぎるでしょアンタ達…」

真「ある意味アイドルっぽい台詞な気もするけどね」

P「まぁたしかに、それも一理無くもないな」

P「人を魅了するのに必ずしも言語は必要じゃないし、大体のことは通訳を付ければどうにでもなる」

P「だから何も、全員に英語ペラペラになれと言っているわけじゃない」

春香「よかった…」ほっ

やよい「助かりましたぁ…」ほっ

P「ただ海外でライブをやる以上、自分の歌を英語で歌えるくらいの力は必要になるはずだ」

真「自分の歌を英語で……!?馬鹿な……」

雪歩「そ、そんなに難しいことは言ってないと思うよ?真ちゃん」

伊織「あぁ、たしかにそれは出来たほうがいいかもね」

伊織「向こうで英語verを発売するなんてこともあるかもしれないし」

響「セルフカバー的な感じか。これから出るCDのおまけに入っててもカッコ良いよね」

亜美「そうかなー?日本人だって洋楽聴く時は英語聞いてるんだから別に日本語のままで良いじゃん!」

真美「そうだそうだー!」

律子「どれだけ英語を渋るのよアンタ達は」

亜美「だって絶対この流れベンキョー会とか宿題どっさりとかになる感じじゃん!」

真美「事務所でまでお勉強とかカンベンだよー」

P「そう言うだろうと思って、こんなゲームを考えてみた」トンッ

やよい「ゲームですか?」

P「あぁ。といっても簡単なもんだけどな」

P「まず適当にチーム分けをする。そうだな、3チームくらいが妥当か」

P「そして、俺が765プロで出しているCDの歌詞が書いてあるボードを見せるから」

P「代表者がそれを見て英訳する。それだけだ」

貴音「できません」

亜美「お姫ちんww」

春香「せめてやろうとはしましょうよww」

伊織「代表者ってどういう意味?」

雪歩「チームで力を合わせて英訳をするんじゃないんですか?」

P「あぁ。代表者以外のメンバーは答えを当てる役だ」

P「代表者の英訳を聞いて、何の曲の歌詞を言ってるのか当てるってことだな」

美希「ジェスチャークイズみたいな感じ?」

P「そうだな。だから英訳が完璧である必要は無い。チームの皆に伝われば十分だ」

雪歩「それなら何とか大丈夫かも…」

あずさ「それなら伊織ちゃんがメンバーに居れば安心ね」ウフフ

伊織「ふふん。アンタ達に私のネイティブな発音が理解できるかがちょっと心配だけどね」サラッ

P「ま、習うより慣れろってことで。早速チーム決めてくぞー」

P「そしてテキトーにじゃんけんで決めた結果」


Aチーム
亜美・千早・あずさ・響


Bチーム
伊織・真・やよい・美希


Cチーム
雪歩・貴音・真美・春香


         

P「まぁワリとバランスよくバラけた感じかな」

律子「そうですね。学年で見ても、そこまで戦力の偏りは無さそうです」


響「自分が居ればなんくるないさー!大船に乗ったつもりで任せてほしいぞ」

千早「特段英語が得意という訳ではないけれど、歌に関してなら自信があるわ」

亜美「んっふっふーん。これは楽なチームに入れた感がありますなぁラッキー!」

あずさ「うふふ。皆で力を合わせて頑張りましょうね」


伊織「運が良かったわね。ま、邪魔にならないように隅っこで大人しくしてなさい」

真「ぐっ言い返せない…。くそう運動だったら負けないのに!」

美希「あふぅ。英語なんてテキトーにノリで言ってれば大体通じるの」

やよい「そ、そうなんですか?美希さん」

伊織「やよいにテキトーなこと教えてんじゃないわよ。よくそれで映画の台詞覚えれたわね…」


真美「お姫ちんと同じかぁ。これはなかなか波乱万丈なゲームになりそうだね→」

貴音「大変申し訳ありませんが、お世話をお掛け致します」ペコリ

春香「大丈夫ですよ!私達なら目をみれば相手の伝えたいことくらい分かるはずです」

雪歩「それはゲームとして駄目なんじゃ…」

雪歩(このチーム、私がしっかりしないと…!)キュッ!

P「ちなみに、たまにボードに英語の歌詞が書いてあることがあるが」

P「その場合はその部分だけ和訳して答えてくれ」

真「和訳だって……!?そんな…倍じゃないか!?」

伊織「いやアンタそれ出来なかったらどういうつもりで今まで歌って来たのよ…」

春香(マーメイは人魚姫で、ジェラシーは……あれっ何て訳せばいんだっけ!?)アセアセ

貴音「和洋折衷…という訳ですね」

雪歩「な、何がですか?」

P「じゃ、早速ゲーム始めるぞ。まずはAチームからだな」

千早「いきなりね」

あずさ「ちょ、ちょっと緊張するわね~」アセ

響「大丈夫大丈夫。自分、日本人に聞き取りやすい英語も出来るタイプだから」

亜美「流石はひびきん!エセうちなーんちゅ!」

響「誰がエセうちなーんちゅだ!」

亜美(んふふ、はじめはどーなることかと思ったけど)

亜美(このチームなら亜美はテキトーに賑やかしやってればバンジーオールオッケー。ちょろいもんですぜ)クフフ

P「じゃあ亜美。代表者頼むぞ」ポンッ

亜美「えっ!?」ガビーン!

響「ちょ、ちょっと待ってよプロデューサー!」

千早「代表者は私達が決めて良いんじゃないんですか?」

P「誰もそんなこと言ってないぞ。代表者は俺の独断で一番ヤバそうな奴にやってもらう」

亜美「一番ヤバそうって…」

伊織(あれ、そうなるとこれ…)アセ

雪歩(すっごくマズいんじゃ……)アセ


P「だってそうだろ?出来るヤツがやったら、答える側にもう一人出来るヤツがいれば」

P「他の2人がほぼ必要無くなる。それはゲームとして面白味に欠けるだろう」

亜美「それはそーかもしれないけど…。うわーマジで!?完っ全に油断してた!」

亜美「先に謝っとく!ゴメンねみんな!」

千早「先に謝られても…」

あずさ「大丈夫。私達3人で力を合わせて、亜美ちゃんの英訳を推理してみせるわ」

響「推理て。そういうゲーム……なんだろうなあ」

響「まあいいや!それならそれで頑張るだけだぞ!」

P「よしよし良い立ち直りだ」

P「それじゃあルールの補足説明をするぞ」

P「当たり前だが、ボードに書いてある日本語をそのまま読むのは反則」

P「その瞬間その問題は不正解になるから注意してくれ」

亜美「当たり前だけど、テンパったら言っちゃいそうだなぁ…」

P「あと禁止なのはジェスチャーと…いいや。めんどくさいから何かあったらその場で言っていく」

千早「そんなアバウトな感じで良いのかしら…」

P「制限時間は3分間!その間でより多く正解したチームが偉いぞ!」

律子「それでは、歌詞英訳ゲームスタート!」ピーッ!

※皆様もご一緒にお考えください

とりあえずここまで。
以前某vipでやってみたもののre-make。というか完全版です。
ギャグSSなので投下中レス歓迎。むしろ募集。

※アイドル達のキャラ崩壊(主に学力面で)がある恐れがありますが、バラエティのノリでスルーお願いします。

亜美「よっしゃこーい!」

P「第1問!これだ!」ダンッ!!

亜美「………………っ!!」

響「いや何かは言ってよ亜美!」

亜美「ちょっ!ちょっと待ってYO!えーっと…あ、そうだナウ!ナウ!」

響「ナウ!?今ってことだな!千早、「今」って入ってる歌詞ってどれだ!?」

千早「流石にもう少し絞ってくれないと…」

あずさ「亜美ちゃん。他に分かるところはない?」

亜美「えーと…メだから…あっ!」

P「亜美ー。英語の所そのまま言ったら減点だからな?」

亜美「わ、分かってるよ!だ、だからナウで…ど、ドントストップ!みんな!」

P「減点1」

亜美「なんで!?」

あずさ「あ、亜美ちゃん。みんなは日本語よ~」

伊織「うわぁ予想以上にひっどいことになってるわね」

やよい「でもあぁいう風に問題を出されると焦っちゃう気持ちは分かるなー」

やよい「私も今からドキドキしてるよ。ちゃんと英訳できるかな…」

伊織「大丈夫よやよい。ウチには菊地真が居るからその心配は一切必要ないわ」

真「えっ?そ、そんな照れるな…///」

美希「真クンかわいいの」


千早「ドントストップみんな…?もしかして…!」ピーン!

P「ハイ千早!」

千早「『キミはメロディ』!」
 
   ピンポーン!!
   

響「おぉ!凄いな千早!」

あずさ「凄いわ千早ちゃん。なんで分かったの?」

千早「ドントストップを、止められないって意味で言ってるのかもと思って。その後に皆だから」

千早「『誰も止められない』そして最初に出た『今』。これが両方あるのはこの曲だけよ」

P「ちなみに問題文のボードはこんな感じだった」

『今溢れるキミはメロディ 誰も止められないメロディ』


伊織「メロディくらいちゃんと訳しなさいよね。ねぇ真」

真「そ、そうだね。メロディくらい訳せないと困るよねメロディくらい…」

P「とは言っても「みんな」って普通に日本語で言ってるから1点減点」

P「3-1で入るのは2pだな」カキカキ

春香「あ、そういうカウントになるんですね」

P「日本語の別の表現探せって言って無いからなー気をつけろよ第2問!」

亜美「……………っ!?」

響「だからさぁ!!早く!!」

亜美「えーあーーーガール!!ど……ウェア!ウェアガール!!」

響「ウェアガール!?何だそれ!?」

亜美「あの…だから!!」ウズウズ

P「ジェスチャーは禁止だぞ亜美ー」

あずさ「服?女の子の服……はい!」ピーン!

P「はい、あずささん!」

あずさ「『私はアイドル』ですか?」

  ブブー!

P「残念!1p減点です!」

あずさ「ごめんなさい…」

千早「気にしないでください。亜美、もう少し情報を!」

響「そうだぞ!女の子はどんな服着てるんだ?」

(ふるふるフューチャー☆かなあ……)

亜美「だ、だから違うんだってぇ!」

亜美「ウェアで……あと、マウス?マウスがピンチ!!ヤバい!!」

P「減点1」

真美「亜美ww」

雪歩「意外とこういう減点が痛くなりそうだね…」

響「口がピンチ?なんでだ?」

千早「…………あっ!whereだったのね!」ピーン!

律子「はい千早!」

千早「『きゅんっ!ヴァンパイアガール』!」

    ピンポーン!

ボード『どこかへおでかけ おじょうさま 喉がからから
    限界 ぎりぎり 発狂寸前 きゅんっ!』

春香「また千早ちゃん!凄いっ」

真美「て言っても今回は減点2で1pかぁ。時間も使っちゃうと微妙だね」

雪歩「パスはアリみたいだから、無理と思ったらすぐに変えるといいかもね」

貴音「なんと、そのような戦略が…!」

雪歩「…ずっとは駄目ですよ?」


P「次行くぞっ第3問!」バンッ!

亜美「うぅっいきなり…!えーとえーとっ!」

P「…………」ピクッ

春香「いきなり?」

雪歩「プロデューサーのイエローカードがピクッって動いたね」アハハ…

伊織「私なら出すけど、まぁ多少は見逃さないとマジで点残んないわよね」

>>33
この曲だとlimitとかcrazyとかの方がヒントになったかもねー。

>>36
読者へのヒントを優先してると思うよ

>亜美「えーあーーーガール!!ど……ウェア!ウェアガール!!」

の「ど……ウェア」って言い直してるのとか

>響「そうだぞ!女の子はどんな服着てるんだ?」

これでミスリード風のヒントだと思う
俺は曲の傾向で古めのもの、「ど」はドレスを亜美が勘違いしてと思って間違えた

亜美「だ、ダッシュ!超ダッシュでゴー!!エターナルゴー!!」

響「走る…?永久に走って行って…」ブツブツ

千早「マグロじゃないんだから…」

亜美「そんでそんで…バット!ドント!レッドデンジャーオーマイガー!!」

響「はぁ!?オーマイガーはこっちの台詞だぞ!」

亜美「あ、リターンズ!!」

響「帰って来るな!!」うがーっ!


伊織「Don'tを何だと思ってんのかしらマジで」

真美「真美はなんとなく言いたいこと分かるけどなー」

響「要はずっと走ってて困ってる…なら!」ピーン!

P「ハイ響!」

響「『迷走Mind』だっ!」

真「あぁ!」ポンッ

  ブブー!

響「うぎゃー!ごめんっ!」


真「…………」

雪歩「私もちょっと思ったけど違うんだね」

伊織「優しさと甘さは別物よ?」

春香「亜美が答えた英単語から連想する曲名を言うってゲームでは無いもんね」アハハ…

律子「逆算的に歌詞を推理して行くのも、戦法の一つかもしれないわね」

律子「何を見れば、亜美はダッシュやゴ―と変換するのか」クイッ

雪歩「でもそれ泥沼に嵌まっちゃうリスクもありそうですね…」


千早(晴れ色?隣に…?違うわね、「迷う」に引っ張られては駄目)ムゥ

亜美「あれだよほら!ギャンブルチャレンジ!!バット!!デッドオアレッドライト!!」

響「ワンフレーズの歌詞に次から次へと新情報出して来るな!」

あずさ「冒険……けれど、駄目だった…赤い光……!!」ピーン!

P「あずささん!」

あずさ「『GO MY WAY!!』」

   ピンポーン!

ボード『ノンストップで行ってみましょ♪ って思ったらまた赤信号?!』

千早「凄いですあずささん!」

あずさ「ふふっ良かった。ありがとうね、亜美ちゃん」

亜美「んふふ。それほどでも~♪」

響「亜美に礼言う必要無いと思うぞ」


春香「あぁ、それで「いきなり」って言ってたんだ」

律子「「止まらずに」とか「休憩無しで」とかどうにでももっと伝えやすい言葉あるでしょうに…」

やよい「あそこに立つと頭わーってなっちゃいそうですから、亜美の気持ちは分かります」

伊織「oh my godの是非は置いといて、安易に直訳しないあたりは褒めるべきかもしれないわね」

 そして

P「第6問!これだ!」

亜美「うあうあうあー!?えっ!?これどうすればいいの!?」

響「分かるとこだけ言えばいいぞ!早く早く!」

亜美「ジャンプ!スペース!え、エターナル!?あとパープル!」

響「分かるとこだけ言えば良いって言ったけどさぁ!!」

亜美「えーえーえーっとぉっ…」アセアセ

あずさ「跳ぶ、宇宙、永遠、紫…………宇宙なら…」スッ

亜美「あ、あとあれ!ソード!」

あずさ「えぇっ!?」

千早「剣が出てくる歌詞って……」

響「あぁもう時間無いぞ!?どうする!?」

あずさ「うぅっ自信は無いけど……」ピーン!

P「あずささん!」

あずさ「こ、『Kosmos, Cosmos』…?」

   ピンポーン!

あずさ「やった!」

千早「それでよかったのね…」

P「ピーッ!!ここで時間切れ!Aチームのポイントは12pです!」

亜美「あーものっすごい疲れた……」ぐでー

響「こっちの台詞だぞ……」

千早「最後のソードっていうのは何だったの?」

あずさ「Kosmos, Cosmosの歌詞は」

ボード『Kosmos,Cosmos-Kosmos,Cosmos 跳び出してゆく 無限と宇宙の彼方』

あずさ「よね?」

亜美「うん。だからカタナだから剣でソードで…」

雪歩「彼方だよっ!」

亜美「あぁっ!?」ガビーン

響「ホントもうそういう混乱させるの止めてほしいぞ…」

伊織「背中から斬られた感じよね。味方の情報すら信用出来ない…」フム

やよい「亜美、パープルって言ってたのはどういうこと?」

亜美「えー?よく覚えてないけど…ほら、コスモスだからじゃない?多分」

春香「多分て。コスモス和訳しろって言われて困る気持ちは分かるけど…w」

真美「ていうか、あのコスモスって花のこと言ってるんだったっけ?」

亜美「さぁ…雪ぴょんの曲ってポエムじみた意味分かんないの多いから難しいよ→」ぐでー

雪歩「亜美ちゃん…」ゴゴゴゴ…

P「じゃあ次、Bチームだな」

伊織「代表は真ね。みんな、基本コイツは敵だから信用しちゃ駄目よ」

真「なんでだよっ!!色んな意味で!!」

やよい「そ、そうだよ伊織ちゃん。私ホント英語はダメダメだから代表は多分……」

P「いや、真だけどな」

真「分かってはいましたよチクショウ!!」


千早「このチームも相当カオスなことになりそうね」

響「亜美より酷いってことあるのかー?」

亜美「正解数ゼロのひびきんに言われたくないなー(正解内訳千早3:あずさ2)」

響「そ、それは亜美は悪いんだろ!?ちゃんと情報くれれば答えれたさー!」

亜美「ひびきんあれでしょ。勉強だけは出来るバカでしょ」

響「じゃあ亜美は勉強出来ないバカだな!」

P「ほらほら終わったのにケンカしない」

P「今の所暫定一位はAの12p。そこを超えるのがBの目標だな」

伊織「相当難しいハードルだと思うけど、3人で力を合わせて奇跡を起こせてみせるわ」

亜美「いおりんww」

美希「あふぅ。まー適当に曲言ってればいつかは当たるの」

やよい「3回間違えたらポイント無しですよ?美希さん」

真「」ダラダラダラダラ

雪歩「ま、真ちゃん!深呼吸深呼吸ー!」

千早「何故1問も答えてないのに既に疲労困憊なのかしら…?」

律子「制限時間は3分!Bチームの歌詞英訳ゲームスタート!」

真「負けないぞっ!!かかって来い!!」

P「第1問はこれだ!」バンッ

真「!こ、これはいけるぞ!」

伊織「そういうのいいからさっさと答えなさい!」

真「アイラブ、アイラブ、アイラブ………」ダラダラ

美希「何回告るの?」

伊織「ラブソング系?いや裏をかいて来てるのかも…」ブツブツ

真「あっ!!」ピコーン!

真「トースト!!アイラブトースト!!」

伊織「知らないわよアンタの好みは。…でも、アンタにしては上出来ね」ニヤリ

伊織「やよい、答えはこれよ」ゴニョゴニョ

やよい「ふんふん。ありがとう伊織ちゃん!」ピーン!

P「はいやよい!」

伊織(しかし言うにことかいてトーストて。パンズくらい言いなさいよねせめて)

やよい「『愛 LIKE ハンバーガー』です!」


    ブブー!


伊織「!?」

真「なにやってんの伊織!!全然!!全然違うよ伊織!!」

伊織「うっうるっさいわねぇ!?全然違うのはアンタの脳みその方でしょうが!!猿人!!」

やよい「い、伊織ちゃん落ち着いて…」


春香「あれ?違うんだ。私もそれだと思ったのに」

響「他にパンが好きって言ってる歌あったか?」

雪歩「アイラブがそもそも違うのかな…?もしかして」

真美「そこから疑いだすともう信じるとこ無いよねww」

美希「真クン。アイラブトーストの続きはないの?」

真「えぇとえぇと!あの……赤いくだ…!」

P「減点1」

真「えぇっ!?これも駄目なんですか!?」

律子「そりゃそうでしょアンタ…」

伊織「くっそマジで全然分かんないわ…!アイツが今作った曲じゃないでしょうね…!?」

やよい「トーストといえば……あっ!」ピーン!

P「やよい!」

やよい「はい!『おはよう!!朝ご飯』です!」

伊織「そっか!でかしたわやよい!」

    ブブー!

伊・や「ええええええぇぇっ!?」

春香「うわー私今『やよい凄い!』って思ったのに」

千早「そういう時って普通正解するものだけどね…」

あずさ「これでこの問題はポイント無しになっちゃったわね」

真「何やってんの!しょうがない!パスでお願いします!」

伊織「こいつ……!!」ギリッ…!!

美希「トーストといえば…あ、ミキ今分かったかも」

P「第2問!」

真「ぐっ難しい漢字が……!」

P「減点1」

伊織「要らんことで減点されてんじゃないわよ!?剥ぐわよ!?」

真「あーえっと………イージーイージー!!」

伊織「さっき難しいって言ったでしょうがアンタぁ…!」ギリギリ

美希「多分だけど歌詞の中に『簡単』って入ってるんじゃない?」

やよい「かんたん…かんたん……」ウムム

真「あとはあとはえーっと!ダウン!プライスダウン!」

やよい「値下げ…!?」キラリ

伊織「簡単で値下げ…!?んな事歌った曲なんてあった?」

美希「うーんまたハンバーガー?あんまりピンと来ないけど」

やよい「間違えたら減点だから答えにくいですよね…。でもそんなこと言ってると時間が……」

真「くっだからさぁ……ウォーター!でショック!なことにはドント!」

P「減点1。なんだ『ことには』って」

伊織「アタシ達が惜しんでる点を勝手に使ってんじゃない!!黙ってなさい!!!」

真「回答者なのに!?」

>>65
> 亜美「ひびきんあれでしょ。勉強だけは出来るバカでしょ」
> 響「じゃあ亜美は勉強出来ないバカだな!」
この掛け合い笑った。

美希「ショックなことには……あ、分かったかもなの」ピーン

P「はい美希!」

美希「『蒼い鳥』なの!」

千早「!?」

   ピンポーン

千早「!?」

美希「やったの!」

やよい「美希さん凄いです!」

伊織「凄いけど何で!?」

春香「千早ちゃんも予想だにしてなかったねww」

雪歩「…………あ『容易い』が難しい漢字で」

雪歩「たやすいでイージーで、やすいでプライスダウン……!?」センリツ

亜美「雪ぴょん名探偵っ!!」

真美「自由過ぎるでしょ流石にwww同じ単語二回訳してるじゃんww」

千早「…というか、たしか歌詞には「たやすい」とひらがなで書いてあるはずなのだけれど……」

雪歩「っ!ま、まさか真ちゃん、脳内で問題を勝手に難しく作り換えて……!?」センリツ

律子「焦って簡単に解釈するならまだしも…ねぇ」アセ

あずさ「時間も半分使っちゃって、まだ1p。これは大変そうね…」

真「よーし調子が出て来たよ!次来いっ!」

伊織「…もうアイツ無視して、勘押しで三回答えるを繰り返した方が期待値高いんじゃない?」

美希「んー悪く無いけど、曲数軽く三桁越えてるのにノーヒントは流石に厳しくないかなー」

やよい「ま、まぁ聞くだけは聞いてみましょうよ」

P「第3問!これだ!」トンッ

真「………っ!!」

真「あの……こう…っ!」グッ(手を組む)

P「減点1」

真「しまった!?」

伊織「」ブチッ ピーン!

伊織「『フタリの記憶』!!」

  ブブー!

伊織「くそっ!じゃあ次!やよい、離しなさい!」ジタバタ

やよい「い、伊織ちゃんヤケになっちゃ駄目だよ」ハガイジメ

春香「あっははははははwww」ヒーヒー

亜美「そりゃいおりんキレるよwww」

千早「よくもまぁ次から次へと新しい減点パターンを思い付くものね…」

真美「同じチームじゃなくて命拾いだね雪ぴょんww」

雪歩「うん…まぁ……」

響「本人は一生懸命なんだ、許してあげようよ」


真「そうだ!オープン!スタート!あともしくはワン!」

P「…………」ピクッ

伊織「あともしくはだぁ…!?」ブチブチ

美希「真クン、同じ単語を何回も別の訳し方するのはカンベンしてなの」

雪歩「い、色々な表現の幅があるのって偉いよね」

律子「…和訳ならまだ表現のパターンが色々出るのも分かるんだけどね」

千早「何故一つもちゃんと出来て無い癖に、上の領域に手を出すのかしら…」

春香「千早ちゃん、マジにイライラするのは止めてあげて。真も悪気は無いんだから」


やよい「何かが始まる、もしくは最初なんですよね…」

伊織(オープン、スタート……おはようございますとか?いやこれはまだ常人の領域の思考)

伊織(この(ピー)の言う事なんだから、もっとまったく異次元から言語を持って来ないと…!)


真「スリーピング!ゴッド!えぇとえぇと…シャンク!!ナウイズホワッツドーナツ!?」


美希(シャンク→シェイク→振る→ふるふる→ふるふるフューチャー→フューチャー…かな。多分)

美希(ゴッドは無視した方が良さそうな気がするけど…)ウムム

※入れ忘れ

真1問目

ボード『大好きハニー いちごみたいに 純粋なの』


真2問目

ボード『泣くことならたやすいけれど 悲しみには流されない』


みんなも自分で訳してみよう!

答え合わせ(更新)はまた夜に。
別に当てられて悔しいからムキになってませんよ。
問題にしてほしい曲等もしあったら、リクエストください(採用するかは未定)

※歌詞は歌い出しとは限りません

解読の鍵はドーナツ

春香「オープン、スタートあともしくはワン」

真美「スリーピング、ゴッド、シャンク、ナウイズホワッツドーナツ!?」

春香「千早ちゃん、分かる?」

千早「分かりたくもないわ。何よドーナツって」

春香「ぷふっwwい、伊織とやよいも一生懸命考えてるけど、これもうパスするしかないよね」

律子「パスした所で…ではあるけど、これ解読するのは東大生でも無理…いやむしろ頭良い程無理でしょうね」

律子「解けるとしたらバカか、紙一重の…」


伊織「あーもう考えたって時間の無駄よ!!また勘で「待って、デコちゃん」

伊織「美希?」

美希「もうちょっと待ってなの、もうちょっとで…」

美希(スリーピングだから『眠り姫』なんてことは無いの)

美希(眠っている…つまり、夢を見る。そしてゴッド、神様はタブン、神頼みのことなの)

美希(最初のジェスチャー、手を組んでいたのは「祈り」を意味しているとすれば、この説の裏付けになるって思う…)

美希「そして未来…。夢で、神様に自分の未来についてお願いした…?」

伊織「神様にお願い…?神様ってことは『髪さまのBirthday』いや、お願いしてるならむしろ『神SUMMER!!』かしら」

美希「でもそれだとナウイズホワッツドーナツに繋がらないの」

伊織「それに繋がるもんなんてこの世にもひとっつもありゃしないでしょうよ…」

美希「今は謎のドーナツ、甘い、リング、ポンデリング、ドーナツに見える、まるでドーナツ」プスプス…

伊織「ちょ、ちょっとアンタ大丈夫?凄い熱が…」

美希「揚げた、ミスター、ゴールデンチョコレート、バームクーヘン、D-ポップなんで無くなったの…」

伊織「…お腹空いてんの?」

やよい(うぅっ美希さんがあれだけ頑張ってるんだから、私も何か協力しないと!)

やよい(ドーナツで思いつくこと思いつくこと……)ウーン

やよい「…………~♪」ボソッ

美希「!!!!!」

美希「やよい!!今何て言ったの!?」

やよい「ふぇっ!?ご、ごめんなさい美希さんが一生懸命考えてる時に私ヘンなこと…」

美希「いいから早く!!」

伊織「ちょ、ちょっと美希どうしたのよ」

やよい「は、はい。えぇと……~♪」ゴニョゴニョ

   ピーン!!

P「はい美希ぃっ!!」

美希「『M@STERPIECE』なのっ!!」

伊・や(えぇっ!?)

   シン…
   
真「…………」ニィ…


  ピンポーン!!


皆「「「「「えええええええええええっ!?!?!?」」」」」」


ボード『夢を初めて願って 今日までどの位経っただろう』  

  美希「『M@STERPIECE』なのっ!!」


春香「ありゃ、悩んでたけど結局はあてずっぽうかぁ」

律子「何か話してたから、美希なりの理はあるのかもしれないけど流石にねぇ…」

亜美「マスピだったら、亜美鼻からドーナツ食べるよww」


    ピンポーン


皆「「「「「えええええええええええっ!?!?!?」」」」」」 ざわっ…!!ざわざわざわっ…!!!


千早「―――っ!?!?」センリツ

真美「はぁっ!?はぁ―――ッ!?」

あずさ「ちょ、ちょっとどういうことなのかしら…?」

春香「み、皆一旦落ち着こう。深呼吸しよう」スーハー

春香「…よし。えぇとえぇと、ボードは『夢を初めて願って 今日までどの位経っただろう』」

貴音「ふむ…贋作ではなく、私達の知っているものと同一ですね」

律子(「初めて」→「オープン、スタートあともしくはワン」)

律子(「夢」→「スリーピング」 「願って」→「ゴッド」 「今日まで」→「ナウイズ」 「疑問形のニュアンス」→「ホワッツ」)

律子(ここまでは解読出来る!あくまで答えを見た後の話だけど…)

律子(そして「シャンク」は、まさかゴルフ用語では無いだろうから、恐らく…シェイクあたりと間違えた)

律子(さっきの『ハニ→ハニートースト→トースト』法を使えば、応用問題であるけどこれは解ける。言いたいのは恐らく「フューチャー」!)

律子(『未来』を入れることで、振りかえって時間が進む感じを出したかったんだと思われる…けれど)


美希・真以外(((((「ドーナツ」とは一体………ッ!?)))))

  

雪歩「…当て嵌めると『スリーピングをオープンゴッドして ナウイズどの位ホワッツフューチャー』」

雪歩「みたいなことに多分自信は無いけどなるんだろうと思いたくないけど思うから」

真美「雪ぴょんww」

雪歩「まだ訳していないポイントは「どの位」これが「ドーナツ」……?」

響「いやいやいや「ど」しかあってないじゃないか!ていうか「ど」以外何にも関係無いぞ!」


美希「ふーーーつっかれたぁーーー。ありがとやよい、やよいが歌ってくれたおかげなの」

やよい「?????」


春香「やよいが歌ったおかげ…?」

千早「そうえばさっき、少しだけ高槻さんが歌っていたわね」

響「よく聞こえたな…で、何を?」

千早「日本で言う所の「ドレミのうた」ね」

亜美「ドはドーナツのドってやつ?たしかにドーナツ出てくるけどそれがな――っ!?」はっ!!



   「どの位」→「ドの位」→「ドの音階」→「ドはドーナツのド」(?)→「ドーナツ」



皆「――――――――――-っ!!!」ゾワッ!!!!!

訂正
>>125
伊織「神様にお願い…?神様ってことは『神さまのBirthday』いや、お願いしてるならむしろ『神SUMMER!!』かしら」

これが自由な発想というものか……!

春香「うわぁwwwもう怖いww怖いようwww」

真美「見て見てコレ!トリハダがブワーッってww」

響「もはや才能だなここまで来ると…なんでそんな異次元変換がパッと思い付くんだ」

千早「英訳って何なのかしらね…」

律子「ていうか時間掛けたとはいえ何でこれが分かるのよ…美希も大概キチってるわね」

あずさ「さて、たしか冷蔵庫にドーナツが一つあったはずよね…」トテトテ

貴音「!」ギクッ!!

亜美「あずさお姉ちゃん!?これでも亜美アイドルだからごかんべんを~!」

あずさ「うふふ、冗談よ亜美ちゃん」

亜美「も~心臓に悪いよーあずさお姉ちゃん」

貴音「…………」ほっ

伊織「…そりゃ外野も騒ぐわよね」ゼェゼェ

美希「ゴメンデコちゃん。ミキ、ちょっとだけ…休む……の」グゥ

伊織「ええ、アンタは奇跡を成し遂げたんだから、今はしっかり休んどきなさい」

やよい「お疲れ様です美希さん、後は私と伊織ちゃんに任せてください!」グッ!

伊織「えぇ、アンタの骨は無駄にしないわ。ここか―

真「ほら何してるの次の問題っ!時間押してるんだから早く早く!!」

伊織「……絶対にこの化け物ぶっ殺してやる」ギロリ

   そして

伊織「ぐっ時間が…!」

真「だからあっ!!シャインボックスステンドゲットやったー!だよっ!!」

伊織「死ねっ!!」

美希「あふぅ……」ムニャムニャ

やよい「やったー!だからいいことがあったんですよね」

やよい「ステンドグラス…うーん分からないです……」

伊織「だーーーもうっ!!」ピーン!

P「はい伊織!」

伊織「『READY!!』」

  ブブー!

P「終了!!残念!Bチームの獲得ポイントは僅か2ポイントでしたー!」

伊織「」ゼェゼェ

美希「あふぅ……ん、終わった?お疲れ様なの。やよい、デコちゃん」ナデナデ

やよい「ごめんなさい…私全然貢献できなくて」グスッ

美希「気にすることないよ。ミキが言うのもアレだけど、出来たから何だって話なの」

真「全くもう!全然ダメじゃないか伊織!それでよくあんなデカいこと言えたね!」ぷんすか

伊織「」ブチィッ!!!!!  ブンッ!!

真「わっ!?」サッ

伊織「どきなさい美希!そいつを生かしておいてはこの国は終わるわ!!」

亜美「いやー笑った笑ったww」

真美「笑いすぎて吐くかと思ったよ→ww」

春香「私も謎の涙が流れちゃってるよ。何これw」

雪歩「あの…多分だけど、落ち着いてちゃんと考えれば真ちゃんもきっと……多分…多分」シュン

響「自信持てよ雪歩。雪歩が持たなくてどうするんだ」

千早「最後の問題は…『自分REST@RT』のサビ部分だったみたいね」

春香「『輝いた~』の所?あぁ…………あぁ?」


ボード『輝いたステージに立てば最高の気分を味わえる』

      

P「よーし、じゃあいよいよラストCチームだ」

P「代表者は貴音。頑張ってくれよ」

貴音「及ばずながら、私なりに精いっぱい努めさせていただきます」

響「代表者なのは何の異存も無いんだな…」

真美「まぁ既にオチは終わってるから気楽だよね。流石にビリってことは有り得ないんだしさ」

春香「そうだね。慌てて減点が一番勿体無いから、そこを気を付けていきましょう」

雪歩「四条さん、後のことは私達に任せてください!」

貴音「えぇ。信じておりますよ」ニコッ…

律子「Cチーム!!歌詞英訳ゲームスタート!!」

貴音「いざ!!」

 そして

雪歩「の、残り時間あと1分ですぅ!」

春香「まさか1ポイントも取れないとは…」アセ

貴音「……………」ウムムムム…

春香「ごめんなさい貴音さん!そろそろ、そろそろお願い出来ないでしょうか!」


亜美「いやーこの展開は予想外だったね→」

律子「まさか開始2分経っても口を開かず熟考を続けるとはね。減点云々以前の問題というか…」

響「まぁ…貴音らしいけどな」ハハハ…


貴音「…………!」カッ!!

春香(貴音さんが開眼した!)

雪歩(遂に答えが見つかったんですね!)

真美(よーしこっから追い上げるYOー!)

貴音「えねるぎっしゅ」

春・雪・真美「…………………………」

春・雪・真美「終わりっ!?!?!?」がびーん!!!

貴音「ふぅ………」グイッ キラッ

春香「いやいやいやいや!!何で汗拭いながらやり切ったみたいな良い笑顔浮かべてるんですか!!」

真美「そーだよ!!真美達2分間も待ちぼうけにさせて出た答えがそれ!?」

P「悪い悪い、急ぎの電話でな。今何問目だ?」

雪歩「開始直後に席外してたPが帰って来ちゃう時間ですよ!?」


亜美「総ツッコミwww」

響「2分間分溜まりに溜まってただろうからなぁ…」

千早「…真も一応褒める所あったのね。回転の速さという意味で…」

真「一応って」

伊織「ハンス・フォン・ゼークトの言葉知ってる?」

春香「せめてもう少しヒントを!ヒントをお願いしますっ!!」

貴音「想いを伝えるのに、多くの言葉は必要ありません」

貴音「ただ一言。それに万感を詰めてこそ、雅というものではないでしょうか」

春香「伝わってないから聞いてるんでしょうが!!しかもそれ歌詞というものを全否定してません!?」

雪歩「春香ちゃん、あの感じの表情の四条さんに何言っても無駄だよ。私達で頑張ろ?」

真美「って言っても「えねるぎっしゅ」だけじゃ…」

春香「1フレーズの更に一部だけで当てるなんて、千早ちゃんでも無理だよ~」

雪歩「ううん、四条さんの口ぶりを考えるに、恐らく「エネルギッシュ」は1フレーズ全体を指した言葉だと思う」

春香「全体を…!?」

真美「1フレーズを単語で表わしてるってこと!?そんなこと可能なの!?」

雪歩「つまり私達はエネルギッシュな1フレーズがある歌詞を探して、その歌を当てればいいんだよ!」

春香「色々疑問はあるけど時間無いからそれしかないね!」

真美「こうなりゃヤケだね!!エネルギッシュギルガメッシュ…!」ブツブツ…


律子「……雪歩の言ってることが正しいとして、それで答えが「エネルギッシュ」ってそれただの感想じゃ…」

伊織「そもそも『energisch』ってドイツ語なんだけどね」

P「マジで?じゃあ減点1」

貴音「なんと!?」

春香「何故絶望に抗ってる者に追い打ちをかけるかなぁ!?」

伊織「フン、私達に比べりゃマシでしょ」

雪歩「まぁそれは……」

真「!?」

真美「分かった訳では無いっ!!」ピーン!

春香「そこは嘘でも「分かったぁっ!!」って言おう真美っ!一応!」

P「ハイ真美!」

真美「『自転車』でどうだっ!?」

   ブブー!

真美「ぐはぁっ!!」

春香「くっ良いセン行ってると思ったのに…!」

響「あぁ、「思い切り回る~」のトコとかそれっぽいよな(?)」

伊織「…ていうか、ある意味正解でも良い気はするのよね」

あずさ「どういうこと?伊織ちゃん」

伊織「例えば今響が言った「思い切り回る~」のフレーズが問題だったとして」

伊織「多分貴音、同じこと言うと思うのよ。「えねるぎっしゅ」って」

響「あー……あれ!?じゃあコレ確実に当てるの無理じゃないか!?」

伊織「よりにもよって、ほぼ全曲の歌詞に当て嵌まりそうな感想だしねぇ。表情とかからよっぽど貴音の思考を読まないことには…」

やよい「これ元々はどういうゲームでしたっけ…?」

真美「あーもう無理だよコレ!アップテンポの曲は全部容疑者に入る!」

春香「諦めないで真美!仮に容疑者であっても、もっと他の言い方をするのがベターな歌詞はシロである可能性が高い!」

真美「僅か40秒でそんな精査できるかぁっ!もうあと15秒だしね!発音に2分掛かるからパスも出来ない窮地!!」

貴音「…………」じっ…!

春香「貴音さんも参加者なんだから「信じてますよ…!」面してないで協力してくださいよこのポンコツっ!!」

雪歩(エネルギッシュ…というポジティブな言葉に反して、貴音さんの表情は何かを憂いているようなものだった)

雪歩(銀の王女たる貴音さんが憂うこと…民の悲しみ?魂の輝(かがやき)を連想する言葉なのに……)

真(雪歩が部屋の隅っこでなんか書いてる時の顔してる…)

美希「あふぅ……」フワァ…

亜美「あ、ミキミキ起きた。ミキミキは今の問題の答え分かる?ヒントは「えねるぎっしゅ」で、『自転車』はハズレ」

美希「んー…?流石にそれだけじゃチンプンカンプンなの。真クンはどう?」

伊織「限りある酸素使って無駄な音を発してんじゃないわよ」

真「そうだね。7~8割方コレかな?っていうのはあるけど」

千早「…聞くだけは聞きましょうか」

雪歩(王女が憂う、魂の輝……闘争?ううん、ただの闘争じゃない)

雪歩(愛すべき民同士が血を流す…革命戦争。それを謳う戦歌と言えば…)

真「悪いけど、ボクにも論理的に説明は出来ないよ?ただビビっと来たっていうか、エクスプロージョンの話になっちゃうけど…」

雪歩(貴音さんが私に伝えたい曲は…) 真「このプロブレムのアンサーは…」


雪・真(「『Rebellion』!!」)


 ピーン!

    

雪歩(あれ?私のランプ点いてな――

P「はい春香!」

春香「私の勘を舐めないでくださいね!『キラメキラリ』!」

雪歩「ちょ待っ

   ブブー!

P「残念ながらこれで0P!正解は響の『Rebellion』でした!」

雪歩「」


  ざわわわわわわわわっ!!! やーりいっ!!


真美「?後ろ、どうしたんだろ?」

春香「くっ!ゴメン二人共!」

真美「しゃーないはるるん!まだ8秒あるから最後まで足掻いてこうっ!ね、雪ぴょん!」

雪歩「春香ちゃんの馬鹿ああああああっ!!!」ぽかぽかぽかっ!!

春香「いたたたたたっ!!え、雪歩何でっ!?」

雪歩「折角私答え分かってたのに!!春香ちゃんの真ちゃん!!」

春香「あぁん!?誰が…」

真美「分かったぁっ!!『風花』!!」ピーン


   ピンポーン!


春・雪「!?」

P「ここでタイムアップ!滑り込みセーフでCチームの獲得ポイントは3ポイント!」

P「その結果、最終結果はこちらになりました!」ドンッ!!


1位Aチーム(12p) 2位Cチーム(3p) 3位Bチーム(2p)


春香「いやいやそんなのどうだっていいですよ!え、真美最後何があったの!?」

真美「いや、お姫ちんが見た瞬間「ういんどーふらわー」って言ったから、風花ぁっ!!って答えて3秒で正解」

雪歩「なにその奇跡…」

貴音「ふふっ流石にこの程度の英語ならなんということはありませんよ」ドヤァ

春香「うっわー殴りたい」


真美「そーえば1問目のラストの時、何か騒いでたけどどしたの?」

真「大したことじゃないよ。たまたまグーゼン、ボクが正解を言い当てちゃったみたいでさ」フフッ

雪歩「」がーん

春香「へー凄い偶然だね」

真美「まこちん今度宝くじ一緒に買いに行こうよ」

真「…ほら、ボクこういう勘は鋭いからさ。それで高校受験も突破したみたいな所あるし」ははっ

伊織「道理で」

真「誰か一人くらいけんそんするなって言ってよ!!!」ぷんすか

皆(謙遜…………?)ぽかん

響「…てか、自分の曲って言ってたけど、ボードなんて書いてあったんだ?」

P「ボードはこれだな」


ボード『ずっとずっと I just spit fire 生きてゆく』


亜美・真「「あ~分かる分かる」」

響「いや分かんないけどな!?何でここを「えねるぎっしゅ」の一言で吐き捨てられなきゃなんないんだ!!」

真美「いやでもこれはむずかちーんじゃない?カタカナどころか英語入っちゃってるしさ」

美希「この英語ぶっちゃけミキも意味分かんないの。「私はちょうど火を吐く」って何?弱火でコトコトみたいなこと?」

響「誰がずっとシチュー作りながら生きてくんだよっ!!」

真美「あれでしょ?ボスがタバコ取りだしたから~みたいなことでしょ」

響「『へい、ボス』ボッ『おっ気が利くじゃねえか』じゃないぞ!!誰が下っ端の鉄砲玉だ!!」うがー!

千早「2問目って、ただ曲名をそのまま言っただけじゃ…」

律子「ボード見ると、歌詞内に入ってるから反則じゃないわね。ま、反動のサービス問題って所かしら」

やよい「うぅ、ビリになっちゃいました…」

伊織「落ち込む必要無いわ。むしろそうじゃなかったら辞めさせるんじゃなくて、こっちから抜けるレベルよ」

あずさ「あらあら…ち、ちなみに亜美ちゃんと真ちゃんなら1問目はどう答えてた?」


亜美「エターナル、私はちょうど……えーと、スペシャルな糸でお魚の肉を食べる、ライフ」

真「ネバーエンディング…ちょうどひとつのコーヒー一滴……ファイヤー!」


伊織「あ、もしもしパパ?ちょっと頼みたいことが……うん……国外退去…そう、イカダにくくって……」

あずさ「ふ、二人共今日は私がお勉強見てあげるわね~」

P「という訳で、優勝は亜美・千早・あずささん・響のAチームでした!拍手っ!」

 いえー!  はぁ……  うん……  パチ……パチ

P「どうした千早?浮かない顔して。優勝だぞ優勝。2位にクアドラプルスコア、3位にクインティプルスコアの圧勝で」

千早「はぁ…恐れ多いというか、なんというか。ゲームが終わった時にまさか優勝できるとは微塵も思っていなかったので…危機感が凄いです」

あずさ「代表者の亜美ちゃんに救われましたね~」

亜美「んふふ。そーでしょーそーでしょー」

響「まぁ…認めたくないけど、今思えば大分マシだったからなぁ……悲しいことに」

P「B,Cチームもよく頑張ったな。マジで」スッ(マイク)

春香「最後で光明が見えただけにちょっと悔しいですね。もう1回やらせてくれればいけるかもと思うんですけど…」

伊織「完敗です。100回戦ったら1戦目途中で棄権する位の力の差を感じました」

亜美「いおりんwww」

P「さて、じゃあ代表者の3人以外はこっち集まってくれるか?」

3人「?」


○月×日の春香の日記
プロデューサーさんからのお話は、Cチームのゲーム中に電話が掛かって来た海外ライブのオファーについてでした。
今迄のレッスンの他に、簡単な英会話のレッスンも増えるみたいでちょっとユーウツ…。でも頑張らないと!
律子さんも出てくれるので、10人の力を合わせて765プロの最高のライブを成功させるぞ~!I'm fight!!


おしまい

※3人も土下座の後に進研ゼミにぶち込まれて、どうにかなったとかならなかったとか


答えまとめ

Aチーム
1問目「キミはメロディ」
2問目「きゅんっ!ヴァンパイアガール」
3問目「GO MY WAY!!」
6問目「Kosmos, Cosmos」

Bチーム
1問目「ふるふるフューチャー」
2問目「蒼い鳥」
3問目「M@STERPIECE」
5問目「自分REST@RT」

Cチーム
1問目「Rebellion」
2問目「風花」


貴方は何問正解できたかな?

訂正
>>227ラスト行
                おしまい

                          

おまけ 

~はるちはの帰り道~

春香「いやー皆すごかったね。まさか真があんな名作を次々産み出すなんて」

千早「そうね…ちょっと色々衝撃的だったわ」

春香「私もあの三人ほどじゃないけど英語は苦手だから、もっと頑張らないとな~」

春香「ちゃんと歌詞の意味を理解した上で、私も千早ちゃんみたいにカッコ良く洋楽を歌いたいもん!」

千早「…春香。たしかに歌詞を理解して心を込めて歌うことはとても大事だけど」

春香「うん?」

千早「その前に発音がしっかりしてないと駄目なのよ?まずは日本語の曲の音程を…」

春香「……ガンバリマス」

千早「…あとちなみに、春香ならどう訳すの?『蒼い鳥』を」

春香「えっ!?」

千早「高校二年生なら十分出来る程度の難易度だと思うのだけど…ちょっと自分の中の常識に」

千早「自信が持てなくなってしまって…だから、お願い」

春香「う、うん分かった。えっと……」

千早「ちなみにあの時のボードはこれよ」サッ

ボード『泣くことならたやすいけれど 悲しみには流されない』

春香「持ってたんだ…コホン」

春香「cry is easy but don't horse to sad」

春香「と、とかこんな感じ……かな?」

千早「今度一緒に勉強しましょう。私の中学の時のノート残ってるから」

春香「…オネガイシマス」


           ほんとにおしまい
  

真も頭わーってならなければもうちょっと出来る子です(手遅れ)

各ツッコミありがとうございました。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年12月31日 (水) 01:59:42   ID: rYE8WFTu

面白かった!また別のやテーマで書いて欲しいなっ!

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