男「安価で生き延びる」(69)


男「くっ…なんだ今の揺れ…部屋がめちゃくちゃだ」

テレビ「未知…ザ…生命体が…ザザ……韓…ザザ…海のザ…底に…ザザ――」プツン

男「切れた」

男「一体全体なにがどうなってんだ」

男「とりあえずどうしようか」

1.部屋を調べる
2.妹の部屋へ
3.両親の部屋へ
4.姉の部屋へ

↓1


男「おーい姉ー、生きてるかー」ガチャ

姉「…zzz」

男「寝とる…タンスとか倒れてんのに」

男「おーい死ぬぞー」

姉「…んー…死…ね…zzz」

男「寝言で死ねっておい」


男「起きろ」バチーン

姉「っ!」ガバッ

ガシッ

姉「おい」

男「ごめんなさい」

男「だって起きないし」

姉「だからってビンタはねーだろうが」

男「次から気を付けますんで手に持ってる木刀下ろしてください」


姉「まぁいいや」ポイッ

男「あーれー」

姉「で、何があった」

男「実はカクカクシカジカ」

姉「ふむ…」

男「姉、さん?」

姉「未知の生物か。そいつは楽しみだ」ニヤリ

姉が仲間になった!


ドンガラガッシャーン

男「今の音は…? 妹と親の部屋からか」

男「さてどうしよう」

1.姉の部屋を調べる
2.妹の部屋へ
3.両親の部屋へ
4.外へ出る

↓1


男「妹入るぞー」ガチャ

男「うっ」

妹「」

姉「死んでるな…」

男「シャンデリアの下敷きになって…かわいそうに」

姉「だから普通の電灯にしとけとあれほど」


男「さっきの音は…そうか。もっと早く行けば間に合ったのかも」

姉「この調子だと2人も死んでんなこりゃ」

男「外に出ますか…」

姉「あぁ」

姉「と、待て。手ぶらで行くつもりか?」

男「まぁそのつもり」

姉「これ持っとけよ。無いよりマシだろ」ポイッ

男「これって…」パシッ

男(傘……)


姉「外もけっこう荒れてんなー」

男「遠くで火事おこってるし」

姉「さて、宇宙人はどこだ」ニヤ

男「いや待て」

姉「なんだよ」

男「とりあえずはだな」

1.食料確保にスーパーへ
2.生存者を探す
3.役立つものがないか日用雑貨店へ

↓1


男「街もこれだけぐちゃぐちゃだと食事も大変だと思う訳だ」

姉「まぁ、そうだな」

男「そこで俺としては食料を調達しにスーパーに行く事を提案する」

姉「採用」

男「よしきた」

姉「宇宙人もそれを読んで待ち伏せてるかもな…クックック」

男「頼もしいけど不安だ」


―スーパー―

男「あれ、自動ドア動かんぞ」

姉「電気止まってんだろ、どけ」パリーン

姉「よし侵入」スタスタ

男「手馴れてますね」

姉「見ろ、人がいる」

男「どこから入ったんだよ」

姉「さぁ。裏口とかあるんじゃないか?」

男「わかってて正面突破するんだな」

姉「その方が早い」


姉「で、何持ってく? ビニール袋なら山程あるし」

男「そうだな…」

1.長期に備えて缶詰類
2.軽さ重視でパンや菓子類
3.とりあえず今のうちに刺身食っとく
4.あえて武器を探す

↓1


男「そういや電気止まってるんだよな」

姉「あぁ、そのようだが」

男「なら今のうちに腐るもん食っといた方がよくないか?」

姉「ふむ…生ものか」

男「惣菜コーナーにご飯もあるだろうし」

姉「もうすぐ昼時だしな」


男「ところで姉は何が好きなんだっけ」

姉「…お前は何が好きなんだ?」

男「サーモンだろ」

姉「はっ…にわかが」

男「なっ! うまいだろサーモン!」

姉「まるで回転寿司で卵を卒業した子供のようだな」


姉「まぁ、確かに。マヨネーズにも醤油にも合う」パクパク

姉「それに玉ねぎやアボガドと合わせてもイケる上」パクパク

姉「炙っても旨いがな
」パクパク

男(すげぇサーモン食ってる…)

男「好きなんじゃん」

姉「好きじゃない!」


姉「ふぅ…食った食った」

男「結局サーモンしか食ってねぇし」

姉「私は缶詰をとってくる」

男「長持ちするしな」

姉「お前は適当にぶらぶらしとけよ」


男「行っちまった…」

男「さすがに傘だけじゃ心許ないか」

男「なにか役に立つものは…」

1.花火
2.殺虫剤
3.厚手のフライパン
4.傘だけで充分

↓1


男「フライパンか…刃物程度なら防げるし、取っ手で少しならリーチもある。これにするか」

厚手のフライパンを手に入れた!

【持ち物】
・傘
・厚手のフライパン


ドゴオォォン

男「!」

男「天井に穴が空いて…あっちは缶詰コーナーか!」

男「姉は大丈夫かな」


―缶詰コーナー―

姉「つっ…! んだてめぇは」

?「……」


男「姉! 生きてたか! ってなんだソイツ」

?「……」

姉「宇宙人とやらか…クックック」

男(だとしたらテンプレ通りすぎんだろ…トレンチコート着たエージェントに両脇から抱えれてそうだ)

宇宙人「わ…」

姉「わ?」


宇宙「ワレワレハ、ウチュウジンダ」トントン

男「喉トントンしながら喋ってる」

姉「何いってんだ普通だろ」

男「えっ」

姉「宇宙人のイメージ映像この前テレビで見たし」

男「いやそれh」

宇宙「キシャアァァ!」ピョン


宇宙「ブゥン! ブシュアァ!」

男「あれは…ライ○セーバー! しかも口で音を出してる! さて、どうする…!」

1.傘を開いてガード
2.フライパンでカウンター
3.とっさに避ける
4.姉を身代わりにする

↓1


男「こうなったら…」

男「うおぉぉおぉ!!」

スカッ

男「あっ」

宇宙「オワリダ」トントン

姉「危ねぇえぇぇ!!」バキィィ

男「ぐぼはぁっ」ブハッ

ドンガラガッシャーン

宇宙「!」


男「な、なぜ俺を殴る…」

姉「いやーあぶなかったなー」

男「棒読みやめろ!」

姉「…お前なんざお呼びじゃねぇんだよ」

姉「これは」

姉「私の物語だ!」グシャッ


宇宙「ガッ!」

ズザァァ

男「木刀で殴り飛ばした!」

姉「ほら、缶詰持ってろ」ポイッ

男「おっと」パシッ

姉「おらっ!」ガッ

宇宙「グッ…」ガッ


姉(つばぜり合いか…そろそろ決めよう)

姉「どうする」

1.力押しで叩き伏せる
2.前蹴りで意表をついて兜割り
3.秘技・メッタギリ

↓1


姉「必殺」

男「あ、あれは!」

宇宙「!」

姉「メッタギリぃぃぃ!!」バキッドガッグシャッバキィィ

宇宙「グゥゥ」カチャ

男「銃!? 姉危な―――」

ピュン


宇宙「」

男「姉! 大丈夫か?」

姉「残念ながら…当たりどころが悪かったようだ。血が止まらない」

男「おいふざけんな! こんな死に方俺が許すと思ってんのか!」

姉「私の事は気にするな。最後に全力で戦うことができたからな…」

男「もう喋るな。傷に響く」

姉「いいか男…人類の仇を―――」パタッ

男「姉ぇぇえええ!!」


男「外に出よう」

姉の木刀を手に入れた!


男「空に何か…」

男「敵の船か! 姉の仇だ。乗り込んでやる」

男「しかしどうやって乗り込むか…」

男「宇宙船から光が!? 吸い込まれ、る…!」


男「くっ、ここは…船の中か」

?「その通り」

男「お、お前は…>>38!」


間違えた安価↓1


男「妹じゃないか!」

男「いや、妹はシャンデリアの下敷きになって死んだはず…お前は誰だ!」

妹「ふふっ、わたしはわたしだよ。お・に・い・ちゃん」

男「なら何で生きてんだよ」

妹「生きてたらダメみたいな言い方だね」


妹「いいよ、教えてあげる」

妹「そもそも宇宙人の目的が何かわかるかな?」

男「なんの話を…」

妹「彼らが地球に来たのはね、資源と人材の確保。それも…改造した人間を」

妹「つまりわたしは生き返らせてもらったわけ、憎しみの力をレーダーが感知したみたい」


男「憎しみ、だと?」

妹「そう」

妹「お兄ちゃんさ、地球が揺れてからすぐ助けてくれなかった…すぐにお姉ちゃんの部屋に行った」

妹「わたしはそれが許せなかった! シャンデリアの下敷きになって少しずつ意識が薄れていっても悲しかった! 寂しかった!」

妹「わたしはこんなにお兄ちゃんの事を……き……に…」ゴニョゴニョ


男「妹…」

妹「だからもういい! お兄ちゃんを殺してわたしも死ぬ!」ジャキン

男(! 身の丈ほどの大太刀!)

妹「ふふふ、死んでくれるよね、お兄ちゃん?」

男「くっ…どうする!」

1.傘でめった打ち
2.フライパンで袋叩き
3.姉の木刀で円月殺法
4.力強く抱きしめる

↓1


男「妹ぉぉおおお!!」ダッダッダ

妹「!」ビクッ

男「ごめん」ギュッ

妹「あ…」

男「ごめんな…寂しい思いをさせて。そうだよな、馬鹿みたいにつよい姉よりか弱いお前の元に駆けつけるべきだった」

男「反省してる」


妹「お兄ちゃん…」

男「これからはずっと一緒だ」ギュウウ

妹「ありがとうお兄ちゃん、嬉しいよ」











妹「お兄ちゃんが馬鹿で」

ザクッ


男「ぐっ…うぁぁあああ!!」ブシュウウ

妹「ほらほら踊れ踊れー」

男「な、何で…」

妹「もうそんなのはどうでもいいの」

妹「お兄ちゃんが大人しく死んでくれるだけで十分」

妹「それじゃあ…さようなr」

ドッゴォォーン


グラグラ

妹「! 何この揺れ!?」

男「一体何が…っ…あれは!」マドノソトミル

男「地上から>>52>>54している!」

巨大ロボ

昇龍拳


男「巨大ロボが昇龍拳しているだと!?」

妹「なによあれ! あんなの地球に…いやぁぁぁ!!」ガッ

妹「あぅ……」アタマウッテキゼツ

男「船が…堕ちる!」

ガシッ

『動力エンジンに異常発生動力エンジンに異常発生。墜落します』


男「このままじゃ…なにかないか…」

男「…あれは」

『緊急脱出用小型機』

男「これしかない」

妹「」グッタリ

男「妹…!」

プシュウウ


ドッゴォォーン

――――
―――
――

男「ぐ…なんとか、生きてるか」

妹「」


巨大ロボ「……」

男「うお!巨大ロボが目の前に!」

プシュウウ

男「誰か降りてくる…」

男「お前は…!」

↓1


姉「はぁ、ふぅ…」

男「姉! 生きてたのか」

姉「当然、だ」

男「このロボットは?」

姉「拾った」

男「いやいやいや」


姉「それは…妹か?」

男「! そうだ大変なんだ! 妹が宇宙人に改造されて…」

姉「ほう」

男「まぁほとんどそのままだったけど…」

姉「その脇腹の傷もか」

男「あぁ」


姉「なる、ほど…な」ニヤリ

男「」ゾクッ

姉「再教育の必要がありそうだな…クックック」

姉「おい、木刀をよこせ」

男「おいあんまり手荒な真似は…」

姉「よこせ」

男「こちらでございます!」

姉の木刀を失った!


姉「おい起きろクソ妹」ゲシッゲシッ

男(すげぇ蹴ってる…)

妹「ぐほぇっ!」

姉「やっとお目覚めか」

妹「っ…ここは……ひっ! お姉、様!?」

男(様!?)


妹「はっ…いや、生まれ変わったわしの必殺剣にかかったら……ってあれ? 刀がない…」

姉「」ゴゴゴゴゴゴ

妹「いや、あのー…実はそういう遊びでして…」

姉「ほう? ならば私も付き合ってやろう。存分にな」ゴゴゴゴゴゴ

妹「ちょ…っと…待、待、…アッーーーーー」

男「」チーン


――――
―――
――

男「さて、これからどうする?」

姉「どうするも何も」

妹「もうお嫁に行けない…」グスッ

男「まぁ、宇宙人はまだまだ地球に残ってる」

男「だがロボットもあれば食料もまだある」

男「なにより…」


男「俺と姉と妹がいる!」

姉「…あぁ、そうだな」

妹「もうお嫁に行けない…」グスッ

男「そう…」













男・姉「俺達・私達の戦いはこれからだ!」

妹「もうお嫁に行けない…」グスッ

end


少しグダったけど終わり

ありがとな!

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