亀有公園前派出所にて
両津「なにぃ!?1週間四国の交番に出張だとぉ!?」
部長「そうだ!お前はここの交番の堕落した生活に慣れきってしまいたるんでおる!」」
両津「嫌ですよ!めんどくさい!わしは絶対行きませんからね!」
部長「署長命令だ!一度ほかの部署空気に当たって気持ちを切り替えてこい!」
両津「と、言うわけで四国の交番に1週間勤務することになってしまったのだが…」
両津「あー!もう退屈だ!中川や麗子もいない!つまらーん!」
お婆さん「すみません~…」
両津「ん?何だ?婆さん道にでも迷ったのか?」
お婆さん「いえ~、電卓が落ちてたもんで交番に届けようとおもって…」
両津「ん?こりゃ電卓じゃなくてスマフォだ。携帯電話」
両津「まあ最近の携帯電話は形がシンプルすぎるからな…わしが預かっておこう…」
ガサゴソ
両津「それにしても暇だ…退屈だしパトロールでもいくか!」
河川敷
両津「こうして周りを歩いてると四国も悪くないな。寄り道ついでにうどんでも食ってくか…」
???「風先輩ー!川のごみ、拾い終えましたー!」
???「ごくろうさまー!」
???「そろそろ帰りましょうか」
???「私おなかすいちゃった…」
???「あんた達、だらしないわよ…もう疲れちゃったわけ?」
両津「なんだ?あいつら…ボランティアか何かか…?」
友奈「ねえ、あそこに居るのお巡りさんじゃない?」
東郷「あれ、本当…なんだろう?」
樹「きっと私たちのことあやしんでるんじゃ…」
風「何を言うか!私達は川のゴミを片付けているだけのただの立派な勇者部よ!」
夏凜「わざわざ聞こえるように言うか…」
友奈「おーい!おまわりさーん!私たちは川を掃除してるだけの中学生でーす!」
東郷「あはは、友奈ちゃん。別にそんなアピールしなくても…」
両津「おう!おつかれさん!だけどお前ら夜になると川はあぶねーから早めに帰るんだぞ!」
勇者部一同「はーい!」
ヴィーヴィーヴィー(警報音)
樹「え…これってまさか…」
風「こんな時に…!?」
友奈「バーテックス!?」
両津「なんだ?バーテックス?」
夏凛「はいはい、ゴリラのおっさんとはここでさよなら。私達急用だから!じゃあね!」
両津「誰がゴリラだ!」
樹海にて
両津「なんだぁ!?急に背景が変わって回りには木の根だらけになってるぞ!どういう事だ!?」
夏凛「って…」
東郷「なんで…」
樹「あれれ…」
風「嘘…」
友奈「なんでお巡りさんが樹海に居るのーーー!?!?!?」
両津「樹海?何のことだ!説明しろ!それと…」
ゴツン!!!
夏凛「痛った!!何するのよ!このゴリラ!」
両津「さっきゴリラって言った罰だ!ってまた言いやがったなぁ!」
東郷「落ち着いてください!ゴリ…じゃなくてお巡りさん!これから説明しますので!」
友奈「おまわりさんも勇者なの!?」
勇者部一同「えええええ!?」
両津「知るか!勇者だの大赦だのそんなものどうでも良い!わしはこれからうどんを食いにいくんだ!早く戻せ!」
夏凛「バーテックスを倒すまで戻れないのよ!さっき言ったじゃないの!ゴリラ!」
ゴツン!
両津「だからわしはゴリラじゃないって言ってるだろうが!」
夏凛「痛ったぁ!!またぶったわねー!」
東郷「なんか漫才みたい」
風「ほら!ふざけてないで戦うわよ!勇者部一同変身!」
友奈「了解です!」
勇者部全員変身
両津「本気で変身しやがった!?」
友奈「両津さんも大赦からもらったスマフォがあるんじゃ?」
両津「あん?スマフォ…そう言えばさっき婆さんが落ちてたスマフォをわしに…」
ガサゴソ
東郷「それですそれ!それで両津さんもきっと変身が!」
両津「あの婆さん…大赦の回し者だったのか…」
東郷「そこのパネルをタッチすると変身できます!」
両津「ふーん、まあいい、あれをやっつけてとっととわしは帰るぞ!変身ー!」
友奈「わわ…真っ黒全身タイツ…」
東郷「ぷぷぷ…」
樹「ゴ…ゴリラさんみたい…」
風「こら樹!そんなこと言ったら失れ…ぶふぅ!」
夏凛「どっちがバーテックスかわかんないわね…!あーはっははは!」
両津「笑うなー!!!!!」
ゴツン!
夏凛「痛ったー!だからなんで私だけ殴るのよ!って…その姿ぷくく・・・あはははは!」
両津「くっそー!大赦の野郎!どういうセンスしてやがんだ!そのうち痛い目にあわせてやる!」
対バーテックス、レオ・スタークラスター(合体タイプ)
夏凛「ちょ!ふざけてる間にバーテックスが合体しちゃったじゃないの!」
友奈「す…すごく強そう…」
風「でもここで食い止めなければ神樹様が大変なことに…って!?」
両津「うおおおりゃあああ!勇者バーックドローップ!」
ズドーン!!!
両津「勇者キャラメルクラッチー!!!!!!」
合体バーテックス「ギャーーーー!!!!!」
夏凛「嘘でしょ…」
樹「バーテックスが両津さんに手も足も…」
両津「よっしゃーーー!とどめだー!勇者ジャイアントスイングーー!!!!」
合体バーテックス、結界の外へ放り出される。
友奈「一瞬で終わっちゃったね…」
両津「でかけりゃ良いってもんじゃない!しかも合体姿も大してかっこよくなかったぞ…」
東郷「私もそう思いました」
夏凛「同意する場所そこか!?」
風「お、結界が消えていく」
樹「強いんですね、両津さん…」
両津「当然だ!わしを誰だと思ってる!っとそれより!わしはもう少しこの結界の中を探検する!お前らは先に帰ってくれ!」
友奈「あ!勝手に結界の外にでてっちゃった・・・」
夏凛「まあいいわ。あんなゴリラなんてほっといて帰るわよ!」
風「迷子にならないといいけど…」
………
……
…
両津「なんだ~ここは!?」
両津「結界の外が宇宙みたいになってるぞー!?しかもバーテックスがうじゃうじゃいやがる…!」
バーテックス「キシャー!!!!」
両津「痛!いきなり噛み付いてきやがった!こいつ!」
ガシ!
バキ!
ボカ!
バーテックス「」
両津「倒しても倒しても沸いてきやがる…こいつらゴキブリみたいなやつらだな・・・・」
バーテックス「ギギギ…」
両津「なんだぁ!まだやんのか!!!」
バーテックス「びく!」
両津「なんだ…わしを見てどんどんバーテックスが引いていくが…ん…待てよ…」
両津「おい!」
ガシ
バーテックス「じたばた」
両津「たしか…」
ガサゴソ
………
……
…
絵崎教授「ゴリラ君!この薬はだね、喋れない動物に飲ませると人間の言葉が喋れて理解できるのだよ!」
両津「わしに飲めと言いたいのか!」
絵崎教授「いやいやいや!たくさん作ったからおすそ分けをと思ってだな」
両津「ったくまた役に立たないようなもんつくりやがって」
両津「あった!インチキ臭くて効果あるかわからんが…これを…」
バーテックス「ジタバタ!!!」
両津「これを飲め」
グイグイ
バーテックス「げほげほ!…お願いです…簡便してください…」
両津「おお!効果はあったか!おい!化け物!なんで俺たちを襲うんだ!」
バーテックス「だ…だって上司からの命令で…でも結界からゴリラみたいな化け物が出てきて同僚が襲われたって」
両津「ゴリラじゃない!勇者だ!」
バーテックス「とりあえず我々がいくら合体しても貴方には勝てないので貴方だけは襲わないということにたった今決まりました」
両津「なるほどなるほど…で、ここはどこなんだ?宇宙か?」
バーテックス「いえ、ここは我等が主と対をなす神樹の結界の外、ようは崩壊した日本です」
両津「なぁにぃぃ!?そんな事があるわけがないだろう!わしは亀有からここまで出張できてるんだ!」
バーテックス「それもきっと神樹の結界の中です…」
………
……
…
両津「ふむふむ、人間を粛清するため、そしてそれを味方する神樹を破壊するためにお前らが存在するわけなんだな」
バーテックス「そのとおりです、ですが我が主はあなたを非人間だと判断し攻撃対象から外す事となりました」
両津「攻撃されないのは嬉しい事だがなんか頭に来る言い回しだな…」
両津「しかしまてよ…崩壊した日本と言うのならわしとこいつら以外存在しない…じゃあこの崩壊した日本をすべてわしの国にしてわしは王金持ちに…」
両津「おいお前!」
誤字訂正
王金持ち×
大金持ち○
バーテックス「な…なんでしょう!?」
両津「仲間をなるべく俺の前に集めろ…!これから日本を再建するんだ!このわしの!両津帝国として!」
バーテックス「そんな!私の使命は神樹を…」
両津「なにー!また痛い目にあいたいのか!?」
バーテックス「わかった!やります…やりますってば!…」
両津「まずはこの薬をお前らに量産して全員喋れるようにしなければな」
両津「生命の頂点なんだろ?当然できるだろうな」
バーテックスA「わかりました、がんばって量産しましょう」
両津「次にバーテックス土木部、君たちが土地を耕し建物を建てる。がんばりたまえ」
バーテックス達「はい、両津さん」
両津「わしはこの日本の支配者になる男だ!陛下とよびなさい!」
バーテックス達「はい!両津陛下!」
両津(ふっふっふ…国を作るだけでなくリゾート施設の開発もいそがねば…結界の中から客を呼び寄せれば大儲けできる…)
バーテックス薬剤担当「両津陛下!薬の量産終わりました!」
両津「おお、もう出来たか!さすがは生物の頂点!どんどん他のバーテックスにも飲ませて広めろ!」
そしてしばらくがたち…
病院にて
園子「説明したとおり、これが勇者の本当の目的なの…」
東郷「そんな…それじゃあ私達は戦うたびに体が…」
園子「うん…それとね、結界の外のこと…教えてあげる…」
東郷「結界の外…?」
………
……
…
東郷「私は真実を確かめるために結界の外へきた…そして確かめ…って何これ!?!?!?!?」
目の前にあるのは、巨大な両津の像と、広がる町並み
所々に両津の顔が掘られた建造物が広がっている
東郷「これって…両津さん…だよね…!?乃木さんの説明とぜんぜん違うんだけど…」
バーテックス「おい!勇者が居るぞ!作業が遅れるとまた両津陛下がお怒りになられる!やっつけるぞ!」
バーテックス2「おー!」
東郷「なんかいま…バーテックスが喋ったような…」
バーテックス一同「かかれー!」
両津「おいこらやめろ!そいつは味方だ!襲い掛かるんじゃない!」
バーテックス「え…でもこいつは神樹の…」
両津「成り行きで味方になったんだ!わしの言うことが聞けないのか!」
バーテックス2「ひぃ!?失礼しました!陛下の客人とは!!!ささ、勇者様こちらへ…」
東郷「」
バーテックス「えっさほいさ」
バーテックス「おーい!鉄筋を持ってきてくれー!」
東郷「バーテックスが大工したり農業したり…両津さんこれっていったい…」
両津「よくぞきいてくれた東郷君。わしはこの崩壊した日本を作り直し、四国の隣に両津大帝国を気づき上げるのだ」
東郷「そうなんですか…ってええええええ!?!?!?」
バーテックス執事「両津陛下、お客様、飲み物をお持ちしました」
両津「ああ、ありがとうよ。そこに置いといてくれ」
東郷「」
東郷「バーテックスが喋ってる…」
両津「なあに、毒なんて入ってねーよ。ささ、グイっと」
東郷「い…頂きます」
両津「帝国の建設で忙しい。という訳でバーテックスと勇者と戦ってる時間がないので残念だが勇者はもう戦いから足を洗ってくれ」
東郷「は…はぁ…でもじゃあ私たちの苦労って一体…体の一部が動かなくなったりした子達がいるんです…」
両津「ああ、満開の後遺症だろ?バーテックスどもから構図を全部きいたよ。おーい!バーテックス薬剤師!」
バーテックス薬剤担当「およびになられましたか?両津様」
両津「こいつの体の欠損を直す薬をくれてやってくれ」
バーテックス薬剤担当「かしこまりました…東郷さま…これをどうぞ…」
東郷「へ?…なんですかこのカプセルに入った粉末は…」
両津「両津帝国には当然医者も必要になる。このバーテックスは医療部担当だ。もともと生物の頂点に立つんだ。これくらい朝飯前だ」
東郷「こんなので体の欠損が…ゴクン」
東郷「…耳が直ってる…足の感覚まで…!」
両津「お前らの仲間もどこかしらやられてんだろ?全員に飲ませてやれ」
東郷「あ…ありがとうございます…!両津さん!」
両津「さあ、これからまたわしも会議で忙しい!とっとと薬持って帰った帰った!」
東郷「」
両津「そういえば…四国の神樹はどうするか…まてよ…バーテックスは今すべてわしに従っている…これをダシに和平を結べば…大赦から莫大な資金が提供されるんじゃないか…?」
両津「神樹まで手元に収めればわしは国の王と言うより神をも超えた存在に…こうしちゃいられん!バーテックス!つどえー!」
会議室
レオバーテックス「ええええ!?全員で神樹に和平交渉!?」
サジタリアスバーテックス「もし、向うが和平に応じなかったら、また勇者と戦闘になるんじゃ…」
カプリコンバーテックス「どうするんですか両津陛下!薬を勇者側に大量に渡したんでしょ!?もう向こうは満開しまくりじゃないですか!」
サジタリウスバーテックス「さすがにあの満開を大量に使われ続けると我々でも…」
両津「ええいうろたえるなデカブツども!」
バン!
バーテックス一同「ひぃ!(びく」
両津「和平交渉にはわしも出向く!神樹が和平に応じないのなら、わしが腕っ節で神樹を従えてみせるぞ!」
タウラスバーテックス「おお、さすが両津陛下…頼もしい!」
両津「そうとわかれば突撃の準備だー!東郷の空けた結界の穴から全員で進入だーーー!わしに続けーー!」
バーテックス一同「おおおおおお!陛下ばんざーい!」
夏凛「警報が鳴り止まない…!?それに…なにこの無数のバーテックスの数…」
風「両津さんから渡された薬のおかげで体の機能は回復したけど…」
樹「こんなすごい数…どうやって戦えば…」
友奈「でもここで私たちがやらないと…って両津さんが指示してるのこれって…」
東郷「両津さん自分の領土拡張のために神樹に構ってる暇がないって言ってた…なのにどうして…」
夏凛「って!あそこにいるの!」
友奈「りょ…両津さん!?」
両津「わしらは何も戦いに来たわけじゃあない。神樹に用があってきた!和平交渉のために…!」
東郷「和平交渉…?」
両津「そうだ…!バーテックスはいまやわしの管理下にある!だから神樹への攻撃をよそうと思っているのだ!なあお前ら!」
バーテックス一同「はい!我等両津陛下の意思のままに!」
友奈「」
夏凛「」
風「」
樹「」
東郷「」
両津「その代わり条件がある!」
東郷「条件…?」
両津「二度とバーテックスが攻撃しない条件として…10億円ほどわしに金を工面してくれ!」
風「それって和平交渉じゃなくて脅しのような…」
夏凛「世界の平和うんぬんより金なのね…あんたって」
友奈「両津さんてお金の亡者だったんだね…あはは」
???「ほう、だいぶ姿が見えないようだったがこんな所でこんな事をしていたのか両津…」
両津「え…部…部長!?!?!?!?!?しかもなんですかその鎧甲冑は!?」
東郷「ええと…両津さんの行方を捜していた部長さんが…大赦と交渉して用意させた最強の勇者システムを纏っています…」
部長「両津、一週間まるまるサボってこんな所にいたのか…署長の怒りはそれはすさまじかったぞ…?」
両津「ち…違うんです!わしはただ滅びた国を新たに立て直すべく、バーテックスと手を結び!新たな未来を…!」
部長「ばっかもーーーーん!!!」
両津「ひぃぃぃ!」
部長「内容は大赦から聞いた…!容赦はせんぞ…両津ぅぅぅぅううう!!!!!」
こち亀のあのBGM
両津「くそお!こうなればやけだ!レオバーテックス!融合してやつにつっこめ!」
レオ・スタークラスター「そんなあ!両津陛下がおびえる様な相手に俺たちが勝てる訳が…!」
両津「いいからいけ!部長に勝ったらなんでも好きなものを買ってやる…!」
レオ・スタークラスター「よーし…こうなればやけだ…うおおおお!」
ザシュ!
部長の長刀で一撃でやられるレオバーテックス
それを見たほかのバーテックスは一気に青ざめ
バーテックス「両津陛下が怯えて勝てない相手に俺たちが勝てる訳がない…」
バーテックス2「逃げよう…!」
バーテックス3「あんなの反則だー!」
バーテックス4「逃げるぞーーー!」
バーテックス一同「うわあああああ!たすけてーーーー!!!」
両津「お前たち!どこへいく!!!!こら待て!待たないか!」
バーテックス一同「逃げろーーーーーーーー!!!!」
両津「お前ら!今まで立てた建造物を踏みつけるな…やめろーーーーーーーーー!」
バーテックスが逃げる際に今まで両津が築き上げた建造物や施設は全て壊されサラ地になってしまった
両津「しょ…しょんなぁ…!わしの帝国がぁ…」
友奈「ちょっと…両津さんがかわいそうかな…」
部長「心配いらん。あの馬鹿には好い薬だ!たっぷり反省させんとな!」
東郷「その後、両津さんがくれた薬のおかげで乃木さんも完全に復活。私も鷲尾須美の頃の記憶を完全に取り戻した…そして…」
こち亀のオチBGM
亀有交番にて
両津「勇者部五箇条ひとつ…挨拶はきちんと…」
麗子「両ちゃん戻ってからずっとあんな調子よ…」
中川「なんでも新しい土地の開拓に失敗して全て水の泡になったとか…」
両津「うるさい…ほっといてくれ…わしの…わしの野望が…」
東郷「結局両津さんのおかげで言葉を覚え対話が可能になったバーテックスは全員自分たちの行動を反省し、崩壊した日本や世界を神の力を借りてすぐさま元通りにもどしたとさ」
友奈「そして…」
東郷「こんにちは」
友奈「両津さんいますか?」
麗子「あら?両ちゃんの知り合い?にしては可愛い子達ね」
友奈「私たち、両津さんに助けてもらった恩人なんです」
東郷「お礼におはぎ、作ってきました。よかったら皆でどうぞ!」
中川「へえ、おいしそうじゃないか。ほら先輩、不貞腐れてないで食べましょうよ」
両津「そういえば戻ってきてから何も食べてなかったな…腹も減ったしわしも食べる…」
東郷「おっと、両津さん。そろそろ部活の時間ですよ?」
友奈「きょうは道路のゴミ拾い!さあ行きますよー!勇者部副部長!両津さん!」
部長「あの後勇者部に入って心を入れ替えて貰うため、私が彼女たちにお願いしたんだ、君たち、両津をよろしくたのむ!」
風「まかせてください!」
樹「私たち」
夏凛「ごり…じゃなくて両津さんの根性を叩き直すため」
友奈「勇者部一同」
東郷「全力を尽くします!」
両津「いやだーーー!もう勇者なんてこりごりだーーーーー!!!」
完
???「ほう、だいぶ姿が見えないようだったがこんな所でこんな事をしていたのか両津…」
両津「え…部…部長!?!?!?!?!?しかもなんですかその鎧甲冑は!?」
東郷「ええと…両津さんの行方を捜していた部長さんが…大赦と交渉して用意させた最強の勇者システムを纏っています…」
部長「両津、一週間まるまるサボってこんな所にいたのか…署長の怒りはそれはすさまじかったぞ…?」
両津「ち…違うんです!わしはただ滅びた国を新たに立て直すべく、バーテックスと手を結び!新たな未来を…!」
部長「ばっかもーーーーん!!!」
両津「ひぃぃぃ!」
部長「内容は大赦から聞いた…!容赦はせんぞ…両津ぅぅぅぅううう!!!!!」
最後東郷さんが持ってきたのはおはぎじゃなくてぼた餅でしたすみませんorz
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