空飛ぶ少女と傭兵 (44)
ストライクウィッチーズとオリキャラの二次創作物語です。
明らかに設定間違っているところがありましたら。
指摘していただいて結構です。
不定期投稿になるかも知れません、
ご了承していただければ光栄です。
<オリキャラ設定>
主人公
ユーリ・ミハヴェリャフカ・アントノフ
民間軍事会社シャング・リラ社
日本太平洋支部 硫黄島基地
第1電子偵察戦闘飛行機中隊 中隊長
出身:ロシア連邦
国籍:日本
日本語、ロシア語、英語、その他に
様々な言語を話せる。
搭乗機体:[露製、PAK.FA T-50ステルス戦闘機]
元ロシア空軍エース部隊 サソリ隊に
所属していた。
2018年のロシア内乱の際に活躍したためシャング・リラ社にヘッドハンテ
ィングされ今に至る。
写真が趣味のため電子偵察隊に志願し
中隊長になるが未だ隊員はユーリのみである。
酒もかなり好きでコックピットに私物用スペースを作り酒やその他もろもろ収納している
機体の様々なところに改造を施している その説明はのちほど
時代
西暦2021年
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1418034001
ユーリとやらは果たしてウィッチなのかパイロットなのか
なぜPMCがPAK FAをもっているのか
どうも、アントノフです!
大学ももう少しで卒業なのでテンションたかいです!
第一話です。投下!
2021年 4月4日 硫黄島
暑い日差しが照りつける中、クーラーの効いた自室に居たところ指令室に俺は呼び出された。
ユーリ「オレ何かしでかしたか?」
呼び出される理由思い出す暇もなく指令室と書かれた札がある部屋の前に来た。
コンコンコン
?『入れ!』
低い独特な声が木製の扉のむこうから聞こえた、オヤジは在室だ。
ユーリ「ユーリ少佐、入るぜ!」
オレは指令の前に行き、敬礼した
神崎「その顔だと、呼び出された理由が解ってなうようだな。」
オレの目の前にいる人はオレの上司で硫黄島基地指令の神崎昇大佐だ
隊員たちからは陰で『オヤジ』と言っている
無論オレもだが、
ユーリ「オレ、何かしでかしましたか?神崎指令。」
神崎「ハッハッハ、君がしでかすことはいつものことじゃないか、それぐらいで呼び出すほど私の器は小さくないよ。」
ユーリ「そうっスか、じゃあ何の用件で?」
ひとまず安心したオレは用件を聞いた、多分ろくなことじゃないと思うが、
神崎「実は一週間後、本土の百里基地で航空ショーをやることが決まってな、君にゲスト参加してもらいたいと航空自衛隊から直々に要請があった。」
ユーリ「はぁ、そうですkって、ハァァ!」
1テンポ遅れてオレは反応した
すいません、第一話ではなくプロローグでした。
>>2さんへ
いちようパイロットです
あと設定に書かなかったのですが年齢は28歳と言うことでお願いします。
硫黄島基地 第一ハンガー
キィィィィィィィィィィィ
ジェットエンジンの出す爆音がハンガー内に響きわたる中 オレは出撃?準備をしていた。
ユーリ「燃焼室内温度正常、一番油圧、二番油圧、共に正常、」
確認事項を声に出しながら記録用紙に記入していく、ハッキリ言って面倒臭い!
ユーリ「マニュアルチェックリストフラップ、ヨー、ラダー、確認、」
整備兵A「エンジンノズル確認完了!整備員は退避ー!チョークとれー!」
エンジンに負けない大声で整備兵が叫ぶ、まるで人間エンジンだ、
ユーリ「アクーラ1からタワー、三番滑走路からの離陸許可を求む!」
島の基地なのでハンガーから滑走路までの距離はそう離れていない、30秒もかからず滑走路脇に来た。
タワー『了解したアクーラ1、離陸を許可する、風速は高度5000フィートにて4-5-6、3-6-5の突風あり、本島上空は快晴、エアポケットに注意せよ』
タワーの管制官が気象情報を読み上げた、そしてついに離陸の瞬間が来た
ユーリ「ラジャー、こちらアクーラ1離陸許可を得たシステムオールグリーン離陸する!」
そう言ってオレはスロットルを押し込んだ、エンジンは唸り声を上げながら一気に離陸速度まで機体を走らせた。
ユーリ「離陸成功」
タワー「了解したアクーラ1、レーダーサービスを終了する、少佐、自衛隊を[あっ]と言わせてやってください!成功を祈ります、グットラック!」
管制官が冗談を交えながら言った
ユーリ「了解した、任せておけ!」
そしてオレは愛機と共に日本本土の百里基地へと向かった。
設定追加
ユーリ・ミハヴェリャフカ・アントノフ、男性で上官、部下関係なしに馴れ馴れしい口調が特徴
シャング・リラ社の高官達がロシア兵器局と親しい間柄なため、装備はロシア製が多い
しかし、ヨーロッパ支部等の一部部隊ではラファールやラプター等も装備しているらしい
ユーリが乗っているPAL FAは彼が個人的に改造し、低速度性能、搭載武器、航続距離、旋回性能、等々、様々な面で他の機体を凌駕している。
また日米合同演習の際には日本のF-3、米軍のF-22を合わせて15機撃墜という記録を叩き出したモンスターマシンだ。(勿論彼個人の記録で)
この社には元ロシア軍人や元米軍、元自衛隊員等の隊員も居るためほとんど正規軍に等しい軍隊である。
一年に何度か米軍、自衛隊員が研修に来るなど正規軍との交流も盛んだ。
噂によると近々攻撃型原潜やイージス艦も装備する噂が流れているが、嘘か誠か定かではない。
エースコンバットのやりすぎじゃなかろうか
>>8
確かにエスコン要素は入っています
私自身エスコン好きなので、
エースコンバットファンの方がいらっしゃったら、謝ります、今後もエースコンバットを参考にしたりするかもしれませんが、どうかご了承ください。
ちなみにアルダーウィッチーズを中心に展開していきたいと思っています
深夜2:36
硫黄島から百里まで1000キロ以上離れている。
月明かりに照らされた水面がキラキラと輝いている、百里まであと30分の距離になったところで、ユーリは考えていた。
ユーリ(何でこうなったかな~)
ー遡ること5時間前ー
ユーリ「何で俺が航空ショーなんかに出なきゃいけないんですか!お断りです!」
神崎「まぁ最後まで聞け」
ユーリ「..........」
神崎「実は上の方でお前が欲しがっていた例のブツが手に入りそうでな」
ユーリ「マジですか!」
神崎「ああ、ウチのネットワークをなめるな、それで来月くらいにはここに配備してくれるらしい、ただ条件が一つ」
ユーリ「ショーに出て、ウチの広告塔になれと?」
神崎<ニヤリ>
ユーリ「神崎さん、オレは戦うことしか頭にn「ユーリ!それも含めてお前にいってるんだ!戦うことだけが戦争屋とゆう訳じゃないぞ。」」
ユーリ「.......」
神崎「ユーリ・ミハヴェリャフカ・アントノフ少佐、本日から10日間、研修及び臨時航空ショー参加隊員として航空自衛隊百里基地行きを命ずる!何か質問は?」
ユーリ「ハァ、無~し。」
神崎「....よろしい、出発は3時間後、以上。」
ユーリ「まぁ、適当にやってサッサと帰ればいいか。」
ユーリは嫌々百里基地を目指した、だが次の瞬間、信じられないことが起きた。
ガクン
ユーリ「!?」
突如機体がよさぶられるようにして急降下を始めた、そして、コックピット内のアラームが一斉に鳴り出した。
『ビービービー!警告!燃焼室内温度低下!』『ビービービー!ストール!ストール!』『ビービービー!警告!ミサイル接近!』
ユーリ「何だ何だ何だ!どうなってんだ! クソ!動け!」
スロットルを最大まで押し込みジョイスティックを目一杯引いただが機体は依然降下を続けていた、ユーリはなすすべが無かった。
ユーリ「エンジン!コンタクト!コンタクト!クソ!増槽投棄!メーデー!メーデー!こちらアクーラ1、機体に異常発生!制御が効かない、脱出装置も反応しない!ベイルアウト不能!繰り返す!ベイルアウト不能!」
その時、機体は高度1000を切っていた、目の前には海面、しかし脱出装置は反応しない、ユーリは死を覚悟した。
ユーリ「ダメか......」
しかし海面に着水する直前ユーリの機体が光に包まれた。
ユーリ「な、何だ!ま、眩しい!」
ゴオオォォォォォォッ
追加設定
機体の塗装 上部はロシア戦闘機でよく見られる白、黒、の冬期迷彩模様、下地の色は灰色、下部は明るい水色一色、エンジン周囲は一部を除き無塗装である、機首にシャークマウスのノーズペイントが施されているほか偵察機としても使えるように機首下部に通常、及び赤外線カメラポッドを取り付けていることが外見上最大の特徴である、また後方警戒レーダードーム先端が赤く塗られている(カメラポッド等はユーリ自身の改造であることは言うまでもない)
ユーリ(どれくらいの時間がたったのだろう、恐らくオレは死んだ、だが変だ、聞き覚えのある音、エンジン音? 聞いているとなぜだか落ち着く。ここはどこだ?ここは..どこ....だ...?)
ユーリ「ん、アィテテテテテ、ハッ!オレは確か!..........オートパイロット?...作動させた覚えは無いが、....明るい!?もう昼か!百里基地は!...ッ!?」
ユーリ(ここは、どこだ?)
ユーリが飛んでいたのは木々が生い茂る樹海の上だった、しかもかなり低空で飛行していた。
ユーリ「オレは太平洋上空を飛んでいたはず、こんな広大な樹海は....、いや、富士の樹海なら富士山が見えるはず、こここは一体どこだ?GPSは...使用不能!?どうなってるんだ。」
ユーリは自分の身の回りに起きた現象が理解不能だった、突如機体が制御不能に陥り、気づいたら樹海の上空を飛行していて、しかもGPSは作動しない、訳がわからなかった。
ユーリ「燃料は...あと2時間分か、降りれる場所を探さないと、<カチッ>よしレーダーとカメラ、無線機は使用可能か、ン?」
ユーリが対空レーダー目をやると多数の光点が表示されていた、そしてたまに2、3個の光点が消滅していく、明らかにレーダーのノイズではなかった。
ユーリ「まさか、空中戦?..........とにかく、確かめよう、」
ユーリは無線の周波数を全チャンネルに設定した、そして黙視で確認した、すると.....
?『後....ろ...敵.........ろ!』
?『ぜんぜ....へら....い!』
?『落ち......ろ...!』
無線機からは途切れ途切れではあるが、多数の声が聞こえた、しかもただの声ではない、
ユーリ「女の声!?」
遠くてよく見えないが確かに空中戦が行われていた、しかも流れてるのは確かに女の声だった、ユーリはカメラを起動させ、ズームで確認した、
ユーリ「何なんだあれ!むき出しの女が銃を持って戦ってる!」
ユーリはこの時、頭痛を覚えた、次から次へと信じられないことが起こり訳がわからなくなっていた、その時、あの女の子たちと戦っていたであろう、真っ黒な航空機がこちらに向かってきた、そしてその航空機は赤いレーザーの様なものを放ってきたのだ。
『警告!高熱源体接近!』
ユーリ「!?」
アラームが流れたと同時に反射的にジョイスティックを右に倒し、ギリギリのところでレーザーを回避した、あと一秒倒すのが遅かったら、彼は終わっていただろう。
ユーリ「クソッタレ!問答無用で撃ってきやがった! ならこっちにも考えがあるぜ!」
ユーリは無線機の発信ボタンを押し、周波数を調整しながら、少女たちとの交信を図った、
ユーリ「現在、本空域で戦闘中の所属不明部隊に告ぐ!加勢する!」
すると、彼女たちも気づいたのか、通信が入ってきた。
?『あの機体はなんだ!』
?『新手のネウロイか!』
?『見たことないカタチだ!』
ユーリ「ネウ..ロイ?」
ネウロイが何の事だか知らないが、あの真っ黒な機体のことだとユーリは思った。
ユーリ「ネウロイだか何だか知らないが、オレは味方だ!」
?『『『『味方!?』』』』
ユーリ「話は後だ!」
そう言うとユーリは火器管制装置を作動させた。
ユーリ「アクーラ1!エンゲイジ!」
上で、アルダーウィッチーズと書いたんですけど、あれは間違いで、ブレイブウィッチーズの方でした。申し訳ありません。
戦闘機なら1秒単位じゃなく、コンマ以下の方が現実的
レーザーとか銃撃は光速や音速以上(アニメ的に光速ではないと思うが)だから、撃ってきた警告なんか聞いてたら避けれない
というか、撃ってきたことが分かる警告なんて現代レベルの戦闘機にはない
ミサイルなんかのレーダー照射するものに対する警告ならあるだろうが、そういう攻撃はホーミングだから避けようとしてもそう簡単には避けれない
さらに、警告が文章でなんて悠長なのは映画だけ
設定書きたいのはわかるw
設定羅列すると何か創作したって気になるからね。でも設定ってのは、自分のノートに書いておいて内容を作る際の参考にするものじゃない?
設定を表現したかったら文章で書き表して勝負したら?
(設定羅列が読者を煽る挑発だってんなら、それはそれでいいけど…)
現代ウィッチなら俺がかいて放置してるやつがあるから参考にしてね
ストライクウィッチーズ 2020 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1416222531/)
投下以外の発言はできるだけ絞ったほうが読みやすいと思うよ
思いついてどうしても見せたい設定はWikiに突っ込むのも手だよ
>>19
大変参考になりました!
ありがとうございます。
極力質問等には答えていきたいと思っていますので
応援よろしくお願いします。
第二話 <遭遇>
ユーリ「アクーラ1!エンゲイジ!」
ユーリはそう叫ぶとスティックを左に倒し、先程攻撃してきた機体に機首を向けた、敵もこちらに機首を向けている、ヘッドオンの状態であった。
ビィィィィィ ビィィィィィ
ネウロイ?はユーリの乗る機体に向けて赤いビームを発射した、だがユーリは華麗な操縦でバレルロールを行い回避した。
ユーリ「甘い甘い!」
目標との距離が100Mを切ったところでスティックの引き金を引いた。
ユーリ「焼夷弾と徹甲弾、その他もろもろの最高級ブレンドだ!」
ヴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ
毎分3000発の弾を発射する20mmガトリング砲が火を吹いた、引き金を引いていた時間は2、3秒程だったがそれでも数十発の弾丸をもろに喰らったネウロイは瞬く間に火に包まれ、そして消滅した。
ユーリ「様ぁ見ろ!」
?『....すごい..威力だ』
?『それにすごく早い』
?『ただ者じゃないことは確かだね』
無線から英語らしき言葉が聞こえてきた。
ユーリ(少なくとも、英語圏か?)
そう考えてるうちに、新たな脅威を感じたネウロイはユーリを取り囲むかのように接近してきた。
ユーリ「ほぅ、数で勝負か?面白い!
」
ユーリ(ならこっちは!)
ユーリは急上昇を開始した。
?『馬鹿かお前!あれじゃうち落としてくれって言ってる様なものじゃねーか!』
無線機から男口調な女の怒鳴り声が聞こえた、
ユーリ「この機体の速度と上昇性能をなめちゃいけねぇよ!」
?『何!?』
ユーリはそう言うとアフターバーナーのスイッチをいれ一気に加速、高度15000Mまで来たところでエンジンの緊急停止ボタンを押した。
爆音を響かせていたエンジンは停止し、ユーリを乗せた機体は降下を始めた。
『ビー!ビー!ビー!失速!失速!ビー!ビー!ビー!』
失速を知らせるアラームを無視し、機首を下に向けた、先には遅れてやって来たネウロイがビームを放ってきた、ユーリはフレアを放出しながら匠に機体を操作し回避し続ける、そしてその直後、ロックオンを知らせるブザーが鳴った。
ユーリ「ダスビダーニャ、クソッタレ」
ウェポンベイから一本のミサイルが発射された、ミサイルはネウロイの編隊のど真ん中に飛び込み炸裂、半径30M内に無数の破片を撒き散らし、一度に9機を撃墜した。ユーリはエンジンを再起動、機体を立て直し水平飛行に戻った、その直後ネウロイはこの戦いは不良と思ったのか、一目散に撤退していった。
?『あっ!まて!「やめろ菅野!」』
?『こっちも魔法力が限界だ深追いはするな』
菅野『...了解』
菅野と呼ばれている女の子はネウロイを追いかけようとしたが編隊の真ん中にいた女に止められ編隊に復帰した。
ユーリ「残存勢力の撤退を確認した、等空域はクリアだ」
?『了解した、私は隊長のグンドュラ・ラル、階級は少佐だ、援護に感謝する。』
ユーリ「どうもラル隊長、オレは民間軍事会社シャング・リラ所属、日本太平洋支部、硫黄島基地、第1電子偵察戦闘飛行中隊隊長のユーリ・ミハヴェリャフカ・アントノフ、同じく少佐だ。ところでラル少佐、そちらの基地への着陸許可をもらいたい、燃料がそこをつきそうだ。」
ラル(日本...国名か?聞いたことがないな)『どれくらい持つ?』
ユーリ「良くて一時間ってとこだ」
ラル『なるほど、了解した、ここから40分の距離だ着いてこい』
ユーリ「感謝します」
ユーリ(ギリギリだな)
ユーリはほっと胸を撫で下ろした、そして、ラル隊長とその他4人の女の子と共にラル達の基地へと向かった。
ラル『もう少しで着くぞ』
ユーリ「あぁ、わかった」
ユーリはギアを下ろし着陸態勢に入った。
ユーリ「ところで、滑走路の長さはどれくらいだ?」
ユーリの搭乗している機体は彼の個人的な改造で超低速度飛行が可能だ、しかし、これはあくまでジェット機と比較したものでありレシプロ機と比べれば高速だ、そのため着陸後の滑走距離もレシプロ機よりも遥かに長い、滑走路が短ければオーバーランする可能がある。
ユーリは恐る恐る聞いた、
ニパ『いちよう輸送機も使えるように500Mの長さはあるぞ』
菅野『いや、350Mだ』
クルピンスキー『400Mだよ』
それぞれの答える長さはバラバラだった
ロスマン『ニパさんの答えが正解よ』
ウィッチーズ隊の(三人の)教育係であるロスマン曹長が答えた、どうやら500Mらしい、だがユーリは険しい表情になった、と言ってもマスクをしているため外の五人には分からないが。
ユーリ「...足りない」
ロスマン『え?』
ユーリ「距離が足りない、このまま着陸したらオーバーランする可能性がある」
ユーリは答えた
菅野『だったらもっと速度を落とせばいいだろ、ハッキリ言って少し速すぎるぞ』
クルピンスキー『右に同じだね』
ユーリ「これで失速ギリギリだ」
一同『『『『『エッ!』』』』』
ユーリ「この機体の失速速度は時速580キロ、今は572キロ、機体を止めるには最低600Mは必要だ、今は燃料が少ない分軽いから辛うじて飛べているだ」
ラル『他に方法は?』
ユーリ「無いわけでは無い」
ユーリは着陸滑走距離を最短に方法を一つだけ知っていた、だがその方法は機体に大きな負担をかけ最悪命を落とす危険があった、ユーリはその方法を皆に教えた、
ラル『危険だが...やるしかないな』
ロスマン『えぇ、そうですね』
クルピンスキー『パウラのその険しい顔、かわいいねぇ』
バチンッ
場違いな言葉を発したクルピンスキーに対しロスマンは、どこから取り出したのか学校等でよく見る指示棒でクルピンスキーの頭をペシッた
ニパ、菅野『やれやれ...』
そうこうしているうちに基地と滑走路らしきものが見えてきた、
ユーリ「チャンスは一回、」
ユーリは歯を食い縛り、着陸コースに入った。
大学のレポートやバイトが忙しいので投下遅れるかもしれません、ご迷惑をおかけします。
実を言うとこれが処女作でしかもパソコンをやり始めたのが最近なので慣れてないんです。
あとバイトはガソスタなので元々忙しいし、それに私は大学生といっても3年浪人してやっとは入れたバカですし大学も偏差値低い馬鹿校なので...
ハッキリ言って「ニート」って言われれば否定しようが無いです。
読みにくい部分があれば出来る限り改善したいので今後もよろしくお願いします。
ユーリ「着陸コースに乗った、ドラッグシュート解放現在速度500!」
『ビービービー!失速!失速!』
ユーリ「うるせーうるせー!黙れ黙れ!」
ユーリはなり響く警報に八つ当たりし高度を下げた
ユーリ「現在高度30、20、10、逆噴射!」
ユーリは逆噴射ボタンを押しスロットルを最大まで上げた、それと同時に機首が急激に下がったのでユーリはジョイスティックを引き機首が下がるのを防いだ、そして
ユーリ「タッチダウン!現在速度450!エアブレーキ!車輪ブレーキ圧やや上げ!」
PAK FAの垂直及び水平尾翼は全動式だ、ユーリは四枚の尾翼を進行方向に対して90度に折り曲げたがスピードの出た鉄の化け物はそう簡単には止まらない、すでに滑走路の真ん中辺りまで差し掛かった
ユーリは「現在速度280!頼む!止まれ!止まってくれ!」
小さな木造の格納庫らしき建物が目の前に迫る、もう駄目だ!と思ったその時
?「動けだの止まれだの、注文の多いヤツだなお前は」
ユーリ「!?」
突然声が聞こえた、いや頭の中に直接聞こえたような感じだった
そして不思議なことに機体は急激に速度を落とし建物の手前5Mの所で停止した
ユーリ「....なんだ今の?」
ユーリはキャノピーを開け機体に異常が無いか確認のために外に出た、外は冬らしくとても冷えていた、機体に異常は無いそして後から先程の5人が着陸、機体のそばに来た
ラル「ギリギリだったな、もう少しでハンガーを破壊されるとこだった」
ニパ「近くで見るとデケーな」
菅野「噴進機か?」
クルピンスキー「あまりかっこよくないね」
ユーリ「PAK FA T-50」
一同「!?」
ユーリ「ステルス戦闘機だ、ラル少佐基地への着陸許可を出していただき感謝します」
ユーリはヘルメットとマスクをとりラルに敬礼した
ラル「いや、困っヤツがいたら助け合わないとな..いろいろ話を聞きたいのでここじゃなんだ、中でコーヒーでもどうだ?
皆は各自で休んでいてくれ、戦闘報告書は私が出しておく」
ニパ、菅野、クルピンスキー「了解」
そしてユーリは3人と集まり出した整備兵らに「いじるなよ!」と言い残しラルに指令室まで案内された
第ニ話 【平行世界】
指令室
ラル「さてと、それじゃまずは簡単なプロフィールを教えてくれ」
ユーリ「いいけど、話が終わったらロシ...いや日本大使館に連絡をしてくれるか?」
ポルクイーシキン「日本とは国の名前ですか?」
この人はポルクイーシキン大尉、この隊の戦闘隊長をやっているらしい、指令室に入った時に自己紹介された
ロスマン「聞いたことのない国ですね」
ユーリは疑問を抱いた、アジア最大の造船及び海軍力を持っている日本を知らないはずがない、さっきの奴らもジェット戦闘機を知らない奴ばかりだった
ユーリは恐る恐る聞いた
ユーリ「なぁ、変なこと聞いて悪いけど.....今って西暦何年何月だ?」
ラル「現在は....」
ユーリ<ゴクン>
ラル「1945年の3月だ」
ユーリ<ガタンッ>
ユーリはあまりのことに驚き腰かけていた椅子から立ちたがった
ユーリ「1945年!?」
ラル「あぁ、そうだ」
ユーリ「ちょっと待て!と言うと今は第二次世界大戦のまっただ中って訳か!?」
ロスマン「第二次...世界大戦?」
ポルクイーシキン「なんのことですか?」
ラル「その辺も詳しく聞かせてくれないか?」
ユーリは驚きを隠せなかった、自分がいたのは2021年、だが今は1945 年約80年も前の世界にいることになる、しかしそれだけではない
ユーリ(第二次世界大戦を知らないとはどうゆうことだ?大戦が終結したのは45年後半、だとすれば今は大戦の末期のはずだ)
さらに女が軍人でしかも魔法が存在する世界.....考えられるのはただ一つ
ユーリ「平行世界....か」
「「「?」」」
ユーリ「なぁ、落ち着いて聞いてくれ」
「「「......」」」
ユーリ「俺は.......俺は約80年先、しかも別の世界から来た人間だ」
ロスマン「......人同士が....殺し合う..戦争」
ポルクイーシキン「80年後の..未来」
ロスマン「信じられないわね」
ポルクイーシキン「えぇ」
ラル「........」
ユーリは自分がいた世界について説明し終わったところだった
ユーリ「少なくとも俺がいた所はそうゆう世界だ、ネウロイなんて存在しないし魔法なんてものもない、その代わりに人同士の戦争がある....哀れな世界だ」
ラル「君はこれからどうするつもりだ?」
ユーリはしばらく考えこんだ
ユーリ「できれば助けてもらいたい、ここは俺がいた世界と違ければ時代も違う、この先どうすればいいか俺が聞かせてもらいたい」
ラル「なら.....」
ユーリ「?」
ラル「ならこの基地で働かないか?」
ユーリ「!?」
ロスマン、ポルクイーシキン「エッ!?」
ラルの提案に三人は驚いた、中でも一番驚いたのはロスマンとポルクイーシキンの二人だった
ポルクイーシキン「ちょ、隊長!補給だってままならないのに何を!」
ロスマン「そうです!しかもさっきの話だって本当かどうか分からないのにこんなチャラチャラした男を!」
ユーリ(サラッと酷いこと言うね)
ラル「確か君は傭兵だったね?」
ユーリ「あぁ」
ラル「報酬さえ払えば何でもするんだろ?」
ユーリ「額によるがな」
ラル「なら報酬は部屋と三食の飯、そして君の機体に必要なもの、それで我々と共に戦ってくれないか?」
ユーリはラルの顔をジッと見た、そしてラルの顔を一滴の汗が流れるのが見えた、
ユーリ(賭けたな)
ユーリは右手をラルの前に差し出した
ユーリ「契約成立だ」
ラル「よろしく頼む!」
ユーリとラルは固い握手を交わした、
ロスマン「まったくラル隊長は....」
ユーリはラルとの会談を終え部屋に案内してもらうため基地の廊下をロスマンと
ロスマン「貴方確か傭兵でしたよね、規律とかはちゃんと守ってくださいね」
ユーリ「はいはい、つーかさ、お前って歳いくつだ?」
ロスマン「は?」
ユーリ「いや、身長からして14、5そこらだと思うけど言葉が大人じみているから、実際のところいくつかなって」
ロスマン「19です」
ユーリ「19!?こんなチビなのに!」ナデナデ
ロスマン「ッ!?触らないでください!バカにしてるんですか!」
ロスマンは撫でてきたユーリの手を払い除けユーリを睨み付けてきた、だがあまり怖くない、それどころかかわいい
ユーリ「...お前ってかわいいな」
ロスマン「ふぇ!?」
ユーリ「冗談だ」
ヒュッ
ロスマンは指示棒を取り出しユーリの頭を叩こうとした、だが
ユーリ「よっと」
ロスマン「え!?」
ロスマンの手にしていた指示棒はいつの間にかユーリの手にあった、そしてユーリはロスマンの両手を片手で掴み壁に押さえつけた、ロスマンはユーリと壁に挟まれる状態だ。まるで壁ドンのように
ユーリ「もので人を叩くのは、あまりよくないな~」
ロスマン「え?え?ちょっ、ちょっと、離しなさい!」
ユーリ「嫌だって言ったら?」
ロスマン「は!?」
ユーリ「俺、お前見たいに強気な女、嫌いじゃないぜ」
ユーリはロスマンの顔にキスでもするかのように顔を近づけた
ロスマン(\\\\\カァァァァァ\\\\\)
ユーリ「なんてな」パッ
ロスマン「えっ?」
ユーリ「冗談だ、ハハハ」
ロスマン「...........」
ユーリ「部屋より先に俺の相棒のところにいきたいんだが」
ロスマン「...なぜです?」
ユーリ「いろいろ荷物があるからな、パソコンにUSB、多少の着替えにその他」
前にも紹介したようにユーリの機体には彼の個人的な改造が施されている。コックピットの後ろに小型ながら予備の座席を取り付けていて、普段や戦闘時等は空だが、出張(遠征)や長距離偵察の際には荷物や偵察要員を乗せられるようになっている。
ロスマン「ぱそこん?ゆーえすびー?」
ユーリ「ま、簡単に言えば俺のいた世界の最新電算機....ってとこか?、後で見せるよ」
ロスマン「?まぁ、いいですが」
そうこう言ってるうちに格納庫前に着いた、辺りはポツリポツリ雪が降っていた
次回予告
ロスマン「あのユーリと言う人なんなんですか!」
ラル「まぁいいじゃないか、戦力も増えるし、アイツはかなりの大物だ」
ポルクイーシキン「ハァ、また書類仕事が増える....」
ラル「次回『空飛ぶ少女と傭兵』【交流】」
【第三話】交流
ユーリ「よいしょっと」ガチャ
ユーリはキャノピーを開けて後部座席に固定してある普通のより少し大きめのアタッシュケースを取り出した
ロスマン「ずいぶん大きなケースですね」
ユーリ「あぁ、着替えとか護身用のベレッタちゃんも入ってるからな、自然と大きいのになるんだ」
ロスマン「ベレッタちゃん?」
ユーリ「これさ」チャッ
ユーリはアタッシュケースを開け、二重底の下からカスタムされたベレッタを取り出した
ロスマン「ずいぶんゴツゴツした銃ですね」
ユーリ「ベレッタのいいところは、カスタムパーツが多く加工もしやすい、俺の中では世界最高の拳銃だ」
クルピンスキー「いくら世界最高の銃でも、使う人がダメじゃ無駄だよね~」
ユーリ「ッ!?」ジャキッ
クルピンスキー「おいおい、人にいきなり銃を向けるのはいけないよ」
ユーリ「フッ、軍人の背後に気配消して回り込むとはいい度胸だな」
ユーリ(コイツは確か...ヴァルトルト・クルピンスキー...だったかな?)
クルピンスキー「君、さっき僕の先生を口説いてたよね?先生に手を出さないでもらいたいね」
ロスマン「誰が貴女のよ!」
ユーリ「『僕の』って、お前...レズか?」
クルピンスキー「い~や、僕は女性が好きなだけだよ」
ユーリ「いやいや、それを『レズ』って言うんだよ......てことはお前も」
ロスマン「私はノーマルです!」
クルピンスキー「あれ、そうだったの?」
ペシン
クルピンスキー「...痛い、暴力はいけないな~。君もそう思うだろ?」
ユーリ「お前は例外だ」
ロスマン「全く、行きましょユーリさん」
ユーリ「へいへい」
ユーリ「そういや俺の機体燃料無かったな~」
ユーリは自分の機体に燃料がほとんど0だとゆうことを思い出した
ロスマン「それならラル隊長が本国に手配してくれるそうですよ」
ユーリ「そう?なら大丈夫か...」
ロスマン「着きましたよ、ここが貴方の部屋です」
ユーリ「あんがとよ」
中はベッドとタンスがおかれたお世辞にもいいとは言えない部屋だった
ユーリ「ずいぶん...ボロボロだな」
ロスマン「えぇ、ここは補給がままならない基地ですから」
ユーリ「ま、この雪の中野宿するよりはマシか..」
ロスマン「では、夕食の時にまた呼びに来るので、待機していてください」ガチャン
ユーリ「りょーかい」
ユーリ「さてと」ガチャ ゴソゴソ
ユーリ(えーっと..今あるのは、パソコンにUSBが数個、ソーラー式充電機、携帯、酒、着替え3日分、シャング・リラの制服一式、銃一挺に予備マガジン、カメラ、フィルム6個)
ユーリは自分の所持品をタンスの上に並べた
ユーリ「大体こんなもんか....」バフッ
ベッドに横になったユーリは目を閉じた
ユーリ(つい勢いでここにいることになったが....この先どうすればいいんだ?)
『動けだの止まれだの、注文の多いヤツだなお前は』
ユーリ(あの声はなんだったんだ?....)
?「....リさん.....ユーリ..ん.....ユーリさん」
ユーリは誰かに起こされた
ユーリ「ん~?」
下原「あの~、夕飯の時間です」
ユーリ「お前は?」
下原「あ、初めまして、扶桑皇国海軍所属下原定子と申します」
ユーリ「ユーリ・アントノフ.....ユーリ・ミハヴェリャフカ・アントノフだ、宜しく」
定子「どうも、そろそろ夕飯の時間ですよ」
ユーリ「あぁ、エディータちゃんが言ってたな..」
定子「食堂に案内します」
ユーリ「りょーかい」
ユーリ(こいつもウィッチというやつなのか?....普通の女の子にしか見えないけど....扶桑ってことは恐らく日本だよな...)
ユーリは定子に先導されながら基地の廊下を歩いていた
下原「ここです」
ユーリ「サンキュー」
ガチャ
そこには先程会ったメンバーが居た、
ラル「来たか。諸君、今日からここで一緒に戦うことになった、アントノフ少佐だ。ユーリ君、自己紹介を」
ユーリ「民間軍事会社シャング・リラ社所属、ユーリ・ミハヴェリャフカ・アントノフです、階級は少佐、元隊はシャング・リラ社日本太平洋支部硫黄島基地、第一電子偵察戦闘飛行中隊です。本日付けで本基地に配属...と言うか雇われました。出身はロシア連邦、こちらの世界ではオラーシャに当たる国です、年齢は28です。以後よろしくお願いします。こんなところか?」
パチパチパチパチ
ラル「ありがとう、各自の自己紹介は食事中にやってくれ」
ユーリ「俺はどこに座ればいい?」
ロスマン「こっちです」
ロスマンが自分の隣の席を指差した、ユーリは席に座った
ラル「それじゃあいただくとしよう」
『いただきます』
ユーリ「いただきます」
次回予告
ユーリ「なんか勢いで雇われちまったけどいいのかな~」
ロスマン「ここに入ったからにはちゃんと命令に従ってくださいよ」
ユーリ「て言うか、お前オレよりも階級下だからオレが命令する側じゃね?」
ロスマン「えっ?」
ユーリ「さ~て何にしよっかな~♪」
ロスマン「馬鹿にしてるんですか!」
ユーリ「次回、『空飛ぶ少女と傭兵』【交流(後編)】」
【第四話】交流(後編)
『いただきます』
ユーリ「いただきます」
ユーリ(しかし、まさかこんなところで肉じゃがと白米を食べれるとは....)
ニパ「なぁ」
ユーリ「ん、なんだ?」
ユーリ(確かコイツはニパ・エドワーディン・カタヤイネン....曹長だったかな...)
ニパ「民間軍事会社って言ってたけど正規軍じゃないのか?」
ユーリ「あぁ、俺がいた時代は西暦2021年。民間軍事会社略してPMCがあちこちにあって、その中の一つPMCシャング・リラに俺は所属している。しかし民間軍事会社つっても元軍人とかがほとんどだから正規軍に近いな、たまに正規軍が研修しに来たり合同演習にも出たりするし」
菅野「お前の居た世界にネウロイはいるのか?」
ユーリ「....いや、ネウロイは居ない」
ジョーゼット「なら、その世界に戦争は無いんですね」
一番聞かれたくないことだな、とユーリは思った
ユーリ「戦争が無い世界に....戦闘機や弾丸が必要だと思うか?」
菅野「.....どういう事だ?」
ラル「......」
ロスマン「.......」
ポルクイーシキン「.......」
ユーリ「言ってもいいのか?」
ラル「隠す必要も無いだろう」
菅野「?」
ニパ「?」
ジョーゼット「?」
下原「?」
ユーリ「俺が居た世界は人同士の戦争が存在する世界だ...」
菅野「人...同士」
下原「人同士が殺し合う世界ですか?」
ユーリ「あぁ」
クルピンスキー「なら、君も人を殺した事があるのかい?」
ユーリ「俺は歩兵じゃないから直接人間に銃口を向けた事は無いが....人が乗ってる戦闘機や爆撃機なら何度も墜した事がある」
菅野「撃ち落とす時なんとも思わないのか?」
ユーリ「俺がまだ新米の頃は恐かったが...やってるうちにそんな気持ち忘れちまった」
菅野「......」
ユーリ「俺は....二度とトリガーから指を離せない....本物の人殺しになっちまったんだ」ジャラ
下原「それは?」
ユーリ「仲間の...唯一のカタミ」
ユーリは首からさげていた3枚のドッグタグをテーブルに置いた
『ハローン・イニチョフ・マルコノフ ロシア空軍大尉 2003.4.24』
『セルゲイ・イリノビッチ・アルドノフ ロシア空軍中尉 2000.8.16』
『バシーリ・ニカノチョフ・カラマーゾフ ロシア空軍中尉 2002.5.21』
ユーリ「みんな...空で散って行った」
『.........』
ユーリ「セルゲイなんて....俺に向かって敬礼しながら墜ちて行きやがった...俺は、部下の一人も守れなかった.............俺の仲間は皆空で散った....俺も空で散る義務がある」
『..........』
ユーリ「悪い、こんな話ししちまって.....聞かなかった事にしてくれ」
ロスマン「貴方も色々あったんですね」
ラル「仲間が死んだのはお前のせいじゃない」
ユーリ「あんりがとよ」
ラル「それじゃ!改めてユーリ少佐の着任を祝って」
『乾杯!』
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