思いついたまま書いていきますので、
見苦しい点が多々あると思います。
ユウキとアスナの友情
ボクは気が付くと、自宅にいた。
自宅というのは、もう誰も住んでいないボロ屋敷のことだ。
陽の光でさえ消え入ってしまいそうな、
生活感の失われた、廃墟。
それはこの間、ボクがアスナと見た時に感じた、
あの家の印象だった。
なのに、今は、ボクの目の前に、
姉ちゃんがいて、賛美歌―アメージンググレイスを熱唱していた。
なぜ。
「ユウキ、今度教会で歌うんだから、もう少し音痴直しておかないと」
「え……?」
お父さんが、横で笑った。
なんだ、これ、夢?
「お父さんは、ユウキのしゃがれた美声、好きだけどなあ」
「私、さすがにそこまでは言ってないんだけどね」
うわ。
ボク、こんな夢初めて見た。
すごく、リアル。
ボクらが座っている白木のベンチ付きテーブルは、
まるで、塗り立てたばかりのように眩い色をしていた。
庭は芝生も整っていて、まるで、あの頃のまま。
泣けてくるね。
神様、すごいプレゼントだ。
テーブルの上には、ランチボックスが置いてあって、
サンドイッチがギュウギュウに詰め込まれいる。
凄く、美味しそうだ。
お腹が空いた。
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すいません。
スレタイ失敗したので、ちょっとHTML化してやり直します!
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