魔王「いやだってきみただの女騎士じゃないっすか」
女騎士「勇者じゃないと相手しないってやる気なさすぎでしょ?」
魔王「だいたいなんできみだけここに来れてるんですかね」
女騎士「勇者と喧嘩したの……」
魔王「つまり寝返りに来たと?」
女騎士「寝るとか、そんなつもりじゃないから!!」
魔王「じゃあきみどうしたいのよ」
女騎士「行くとこないから……」
魔王「ワイに付くならころさんし、そうじゃないならここで首チョンやで」
女騎士「くっ」
魔王「だいたいなんで喧嘩したん?」
女騎士「締りが悪いって言われた」
魔王「誇り高き女騎士でありながらおまたはゆるゆるだったと」
女騎士「ずっと冒険で野宿してたらこんぼうで一人Hする癖がついて……」
魔王「きみあんなもんいれたらそりゃあきまへんがな」
女騎士「パーティーに女キャラばっかりいれて、
最初のメンバーの私のことなんか忘れて……全部勇者のせいよ!」
魔王「雌キャラパーティーか。童貞にありがちやな」
女騎士「しかも全員女にしないところがまた突き抜けてなくて香り高いの」
魔王「そらなあ」
女騎士「とっかえひっかえ若くてロリなキャラに目移りして、
私は馬車の中でこんぼうといっしょに揺れてるしか無かったんです」
魔王「ということは勇者は近くにきてるってことか」
女騎士「セコいレベル上げしてるからもう暫く掛かるんじゃないかなぁ」
魔王「あれほんま苛つくわーレベル上げまくって無双して何が楽しいんやろ」
魔王「ワイらは勇者に合わせて強くなったり弱くなったり苦労してんねんで?」
魔王「強制イベントの時くらいしか無双できんし」
女騎士「そういうわけだから盛ってきたんですよね。毒」
魔王「怖い女やな」
女騎士「そろそろ毒が回ってころっと行ってる頃じゃないでしょうか」
女騎士「ちんぽ汁を通してロリどもにも拡散していると思いますし」
魔王「あれ、ちゅうことは勇者来ない?」
女騎士「はい」
魔王「どうしよ……そんな台本ないんやが」
女騎士「かならず来ることになってるんです?」
魔王「せやで。勇者と魔王の信頼関係がないとRPGは成り立たんからな」
女騎士「でも多分もう息がない頃ですねえ……」
魔王「アレか、ジュニアとかおらんの? 勇者の」
女騎士「クズでしたけど避妊だけは欠かしませんでしたね」
魔王「あー勇者の家系終わったかー次回作どうすんやろ」
女騎士「もう戦う意味もないし、次の仕事見つけないと」
魔王「まってーな、ワイ魔王の仕事しか職歴ないで? 椅子に座ってるだけやし資格もなんも」
女騎士「私だって騎士としてしか……」
魔王「あっけない終りやなあ、ほんま女の謀反ほどおそろしいもんはないわ」
女騎士「むっ……わたしのせいですか」
魔王「勇者が女たらしのロリコンのクズすぎたのがもともとの原因やろうけど」
魔王「決定的なことやらかしたんはきみよな」
女騎士「……」
魔王「でもきにすることはないで?
もともとこんな茶番、いつまでも続くわけがなかったんや」
女騎士「そうですね……」
魔王「街も、村人も、仲間も、モンスターも、ワイも」
魔王「全部勇者のストーリーを演出するために雇われたエキストラにすぎん」
魔王「勇者が気持ちよくなれる都合のい~い世界のコマ」
魔王「『魔王』が聞いて呆れるでほんま。何が王やねん噛ませ犬の最後ってだけや」
魔王「けどな、けど」
魔王「あいつがもうここに来ないって知ったらなんかこう」
魔王「なんて言うんやろ……」
魔王「なんや」
魔王「寂しいわ」
女騎士「魔王……」
女騎士「蘇生呪文かけにいったらまだ間に合うかも」
魔王「……ワイは構わんのやで? きみも大変やったんやからもうええやろ」
女騎士「わたしいってくる」
魔王「行ってしもた」
魔王「ごっつええ娘やないか……見る目ないでお前」
女騎士「騎士は騎士でもテンプルナイトでよかった」
女騎士「どうして回復呪文持ちの前衛になりたかったのか、今はもう覚えていないけど」
ピッピコポンチョロリーン
勇者「……ハッ、い、生きてる……」
勇者「そういえば急に猛毒が回って……毒キノコでも食ったっけ……」
勇者「ぼくのキノコを女賢者にしゃぶらせてたのは覚えてるが」
女騎士「行きなさないよクズ、あんたなんか死んだほうがマシだけど」
女騎士「魔王と勇者は必ず出会う信頼関係で結ばれてるんでしょ」
勇者「な、なんだよ急に……」
勇者「それより女賢者も蘇生してくれよーあとそっちの女吟遊詩人もー」
女騎士「はぁ?! 自分でやりなさいよ」
勇者「出来ないから頼んでんじゃん」
女騎士「クズ!馬鹿!アホ!」
勇者「なんなんだ……」
魔王「ふっふっふ勇者よ、よく来たな」
勇者「あれ魔王じゃん、よく来たなってどう見てもお前から来てるぞ」
魔王「台本だから仕方ないんだよ言わせんな恥ずかしい」
魔王「貴様ずいぶんと横行闊歩の限りを尽くしてきたそうではないか」
女騎士「魔王! 追いかけてきたの?!」
魔王「一応敵やからな、警戒するのは当たり前やで」
女騎士「警戒するなら薬草より武器を持つべきね」
魔王「ワイ魔王やし武器とかいらんねん」杖トリダシー
勇者「……」
勇者「おまえらデキてるわけ?」
女騎士「えっ?!」
魔王「それより勇者よ、旅は楽しかったか?」
勇者「まあそれなりにね。女賢者は可愛いし女吟遊詩人は合法ロリだし
都合のいい女騎士もいたしなー」
勇者「これで魔王が女の子だったら完璧なんだけど」
勇者「おい女騎士よー早く女の子蘇生してよ」
勇者「レギュラーから外して馬車警備員にしてやったじゃん。楽してたんだろ?」
勇者「ぼくを思ってこんぼうオナニーしてゆるゆるになるくらいの暇があってさ」
女騎士「なっ……ぎりりっ」
魔王「この勇者クズすぎるけど前作と中身入れ替わってるんか? ひどすぎるで……」
女騎士「もう死ぬ」
魔王「やめなはれ女騎士はん……」
女騎士「止めないでください。やっぱり耐えられない……魔王ごめん」
勇者「何こそこそ話してんだよォやっぱりできてんの?」
女騎士「フルァァァァァッ」
ぶすすすすっ
魔王「あ、あかん……」
女騎士「魔王!!!」
魔王「あんたはもう殺したらアカン……ええ娘なんやから……」
女騎士「血が……」
勇者「なにやってんだこいつら」
勇者「はあ……女の子の蘇生猶予時間終わりそうだ」
勇者「また女騎士つかうしかないかぁ」
勇者「魔王は女騎士との痴話喧嘩が終わったら後ろから刺しにいくか……」
勇者「その後は裏ダンジョンもあるしなー」
魔王「ワイはな、なんだかんだお前が来るの楽しみにしてたし」
魔王「一旦死んだと聞いた時は、これでRPGも終わりやとおもて寂しかったんやで?」
魔王「それがなんやねんその舐め腐った不遜な振る舞い……」
魔王「この世界は全部お前のためのもんかもしれんがな」
魔王「どの役も心こもってんねん! それに比べてお前は……そんなん勇者やない!」
勇者「なんだぁ? ぼくにお説教ですかぁ?」
魔王「くやしいか」
勇者「別に? ぼくだって好きで勇者をしているわけじゃないからさ」
勇者「民家に不法侵入して棚を漁っても無罪、
世の中の問題をぼくひとりに押し付けるゴミすぎる国、
勇者とかいって最終的には器用貧乏の最弱キャラ、
有利も不利も関係ない……すべてがめちゃくちゃ、頭がおかしくなりそうだ」
勇者「だからぼくは快楽をえらんだ。この世界に徹底的に抗うためにね」
勇者「女騎士がぼくを毒殺でもしてくれていたら、この辛い冒険はおわれたのかもな」
女騎士「……」
勇者「ぼくはもうね、勇者であることにつかれたんだ」
魔王「なにやこの空気……」
女騎士「ばかみたいだねわたしたち」
魔王「まあほら、あれな、きみが勇者に苦悩してたんは分かったわ」
魔王「ワイもついカッとなってまってな……たしかに勇者も大変やな」
勇者「ぼくも悪いことをしたと思ってる」
勇者「何をやっても誰にも咎められない都合のいい世界に慣れ切ってた
おまえらもぼくと同じように心もってたんだって今わかった」
勇者「ごめん」
魔王「すまん」
女騎士「魔王と勇者はひかれあう……か……」
魔王「しかしな、結局のところここはRPGなわけでな」
魔王「和解したら終わりなわけで、
詰まるとこワイらのおまんま食い上げにもなるわけや」
勇者「いまさらまた戦いなんてできないけどなー」
魔王「それでや。そこにオークがおるじゃろ?」
女騎士「嫌な予感がする」
魔王「オークといえばセックス、女騎士といえばセックス」
勇者「なるほど」
女騎士「なるほどじゃないよなるほどじゃない」
魔王「君らの下半身が戦ってたらとりあえずRPG停止ってことはないやろな」
オーク「フコーッ シュコーッ」パンパン
女騎士「やっあっんっ」
女騎士「ここで急に魔王らしい黒さとかっ……ずるいっ……」
勇者「やはり魔王、さすがのぼくもその発想はなかったわ」
魔王「艶かしいいい声に変わってきたようやな」
女騎士「やだぁっ……」
勇者「こんぼうで拡張した騎士マンコもオークのサイズにぴったりあって」
オーク「締まるっ……」
女騎士「こんなのっ……おかしっ……」ふるふる
魔王「顔真っ赤にして泣きそうな女騎士もええものやな」
勇者「気丈に振る舞っても騎乗させられているし、
涙をこらえていてもマンコは濡れてよだれを垂らしている」
魔王「鎧に隠された細腰を鷲掴みにされて、
広げた大股がオークの男根に痛々しく貫かれている」
勇者「ぼくらいいコンビじゃないかな?」
魔王「せやな。けど和解したらアカンねんで?
あくまで戦っていることが大事なわけでな」
勇者「女騎士がオークと戦闘中のフラグが消えなきゃいいんじゃない?」
薬草ぽーん
女騎士「くっ、ぁぁぁっ」体力回復ーん
オーク「女騎士の肉ううう柔らかいいいいっ」体力回復ーん
魔王「重そうな鎧に身を包みつつも、大事な部分はズタズタに壊れ、
ところどころ白い肌をむき出しにしている女騎士」
勇者「オークの熱気を帯びた臭い息が触れるたび、
女騎士は悪寒と共に胎内でうごめく異物を思い出させられている」
魔王「今や外側から見れば一体になったような女騎士の蜜壺とオークの男根」
勇者「その接合部からは白く濁った滑りが溶け落ち、女騎士の桃尻を回りこんで地面に滴り落ちていた」
女騎士「おなかっごりごりするっうう……」
魔王「一見すると女騎士が馬乗りになっているこの格好……
しかし実際はオークのピストンに委ねられるまま
少女人形のように振り回されているだけだ」
勇者「否、人形ではなかった、
まさしく発展途上の少女であった女騎士の身体は、
オークから与えられる激しい刺激によって
抗いようのない雌の反応を引き出されている」
女騎士「やめてっ……変っ……」
勇者「揺れに合わせて女騎士の嬌声が上がる。
広がりきった膣口が痙攣する様は、あげられた魚の口のようだ」
女騎士「ちょっと……ふたりとも……っ」
魔王「ん? ワイは魔王やから仕方ないで?」
勇者「ぼくも今まおうと戦ってて忙しい、世界がかかってるんだこの戦いには」
女騎士「あの、ねぇ……ひゃぁっ」
魔王「女騎士の板金鎧がはじけ飛んだ。
胸の部分が晒され、2つの肉球が姿を表している。」
女騎士「この……オークのくせに……っ」
勇者「オークは元から備わっていた本能でその片方にむしゃぶりつき、
もう片方を力強く握りこむ」
魔王「ゴムボールのように変形した柔肉の先端が膨れ上がり、
割れる寸前の風船に似た光沢を放っている」
女騎士「くぁぁっ」
魔王「女騎士は苦痛に顔を歪めた。しかしその顔は紅潮し息は荒い」
女騎士「はぁっ……はぁぁっ……」
勇者「何かを予感したのだろう。女騎士は天を仰ぐ。
次の瞬間、自制の効かなくなったオークの怒張が女騎士の深部で爆発した」
女騎士「こ、の……」
勇者「こうしてみると女騎士、
ぼくが犯すだけでは見えない表情がいっぱいあったんだな。
実に可愛い、つい愛でてしまう」
女騎士「鬼畜っ! 外道っ!」
魔王「言いながらも汗に濡れた肌には砂がこびりつき、
秘部からはオークの体液とも女騎士の愛液ともつかぬ泡が広がる」
勇者「凛々しかった女騎士の面影はもはやなく、
今や心だけはオークの慰み物になるまいと唇から朱の筋を引くのみだった」
~魔王と勇者は女騎士で遊ぶ 第一部 缶~
あとで誤字脱字もろもろ修正してまとめなおしやなこれ
見てくれたやつありがとな
気のいい合いの手ありがたかったで
続きは需要次第でその内
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