赤羽根P「安価で黒井社長と仲良くなる」 (82)
P「まずはどうする?」
>>3
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細かい気遣いで従順アピール
P「細かい気遣い……か」
P「お、ちょうど黒井社長が冬馬たちを連れて歩いているぞ」
P(よし、黒井社長に↓2しよう!!)
P「黒井社長、飲みに行きましょうか!!」
黒井「確か貴様は……」
冬馬「ん? 765プロのプロデューサーじゃねえか」
北斗「へえ、面白そうですね。せっかくですからプロデューサーさんの誘いに乗って飲みに行きませんか黒井社長?」
翔太「そろそろ夜ごはんの時間だから僕もお腹減ったよクロちゃんー!!」
黒井「フン、誰が765プロの人間なぞと飲みに行くものか。他を当たれ」
P「そ、そんな……」
P(ど、どうする!?)
忘れてた
P(どうする!?↓2)
高木社長といっしょに誘う
>>9の↓2だから>>11です
ややこしくて申し訳ない
P「もしもし社長? 今から黒井社長と飲みに行こうと思うんですけどご一緒しませんか?」
黒井「なっ、高木だと!?」
高木『ほう、黒井とか。中々面白そうじゃないか。是非行かせてもらうよ』
黒井「ならんならん!! 帰るぞお前たち!!」
冬馬「ちょ、ちょっと待てっておっさん!!」タッタッタッ
翔太「お腹すいたからクロちゃんにおごってもらおうと思ってたのに……」
北斗「社長のご意向なら仕方ありませんね……チャオ☆、765プロのプロデューサーさん♪」
P「あ、ちょっと待ってくださいよ!!」
高木『ははは、やはり断られてしまったかい?』
P「ええ……黒井社長と仲良くなろうとしてたんですけど」
高木『まあそれは難しいだろうね……ならば外堀から埋めていくというのはどうだい?』
P「外堀……ですか?」
高木『そう、外堀だ。例えば……↓2なんてどうだい?』
高木『黒井のご両親はどうかね?』
P「……まだ存命でいらっしゃるんですか?」
高木『……多分』
P「多分ってなんなんですか多分って!? 確か黒井社長って50代ですよね!? 流石に危なくなってるんじゃないですか!?」
高木『……確かにもう亡くなってしまっているかもしれないな。ならば961プロの↓2なんてどうだい?』
高木『伊集院君なんかどうだい?』
P「……それならまだ行けそうですね。ありがとうございました社長」
高木『うむ!! 君の健闘を祈っているよ!!』
P「……よし、早速北斗と仲良くなろうか」
P「と、思ったけどメアドも電話番号も持ってないぞ俺」
P(どうする……?↓2)
P「よし真。俺が見ててやるから今から961プロのビルの前をウロウロしてこい」
真「ええと……それって何か意味があるんですか?」
P「ああ、北斗を釣る」
真「……つまりボクにエサになれと」
P「ウィ」
真「はあ……今度ショッピングについて来てくださるなら手をうちます」
P「乗った!! よし、行ってこい!!」
真「なんでボクがこんなこと……」テクテク
北斗「↓2(セリフ)」
北斗「チャオ☆」
真「あ、早速釣れましたよプロデューサー」
P「よし、このロープで縛りつけろ真!!」ヒョイッ
真「えっ」
P「早く!!」
真「は、はい!!」
北斗「ふえぇ、エンジェルちゃんに締め付けられてるよぉ……」
P「ふぅ……早速↓2に運び込むぞ」
P「さあカラオケに来たぞ北斗、真」
真「……色々と強引過ぎやしませんか? 店員さんからすごい目で見られてましたよ?」
北斗「あ、Rebelion入れてくださいよプロデューサー」
P「じゃあ俺はふるふるフューチャー☆にするかな」ポチポチ
北斗「お、いいですね。一緒に歌いませんか?」
真「二人とも馴染みすぎじゃないですか!?」
「「大好きはーにぃ〜♪」」
真「……なんて酷い絵面なんだ……」
真(早く帰りたいなぁ……あ、そうだ、↓2したら早く帰れるかな?)
真「……あーあー、おほん。……黒井社長ですか?」
黒井『いかにもそうだが……何の用だ?』
真「……お宅の伊集院北斗君と765プロのプロデューサーがカラオケデートをしているのだがどうする?」
黒井『なんだと!?』
真「……どうする?」
黒井『やはり北斗はそっちのケが……いや気にしてはいかん。そうだな……↓2をすることにする』
黒井『やはり息子のように手塩にかけて育ててきた北斗がその道を選ぶなら祝福してやらんといかんな』
真「なるほど……って、は?」
黒井『すまないが765プロのプロデューサーに、来週の日曜日961プロへ来いと伝えてくれないか?』
真「え、あ、えと『よろしく頼んだぞ』……はい」
真「ど、どうしよう!?↓2」
真「……ま、いっか。伝えなくてもなんとかなるだろうし」
真「よーし! ボクもジャンジャンバリバリ歌っちゃいますからねー!!」
「「「どこかへお出かけ、お嬢様〜♪」」」
ーー日曜日
黒井「……あの匿名の少年、私を騙したな?」
北斗「大体僕がゲイなわけないじゃないですか!?」
P「……どうやら今日黒井社長から呼び出しがかかっていたらしい」
P「はあ……せっかくのチャンスだったのに」
P「……よし、今日は黒井社長と仲良くなるために何をしようかな……?」
↓2「何かお悩みですか?」
やよい「プロデューサー、何か悩みごとでもあるんですかー?」
P「ああ、やよいか。実は黒井社長と仲良くなりたくてな……」
やよい「はわっ、黒井社長ですか!? うーん……それなら↓2をやるといいと思いますー!!」
やよい「セレブのほーむぱーてぃー、っていうのがこの前テレビで特殊をやってましたー!!」
P「ホームパーティーか……確かにアリだな。でもあの黒井社長が俺の家に来てくれるかどうか……」
やよい「それなら961プロに押しかけてもやし祭りを開催しちゃえばいいかなーって」
P「な、なるほど!! ……でもそれには協力者が必要だな」
やよい「↓2さんなんてどうですかー?」
>>55 特殊→特集
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P「冬馬!! 頼む!!」
やよい「あまとうさん!! 961プロでもやし祭りを開催させてください!!」
冬馬「は、はあ!? わけわかんねえよ!! つかあまとうじゃねえ!!」
P「どうしても黒井社長と仲良くなりたいんだ!! そのためにはもやし祭りしかないんだ!!」
やよい「もやし祭りにはみんなを仲良くする効果があるんです!!」
冬馬「わっけわかんねえ……まあ、そこまで言うなら手伝ってやってもいいけどよ」
P「ほ、ホントか!?」
やよい「うっうー!! ありがとうございますー!!」ガルーン
冬馬「俺としてもアンタたちが汚ねえことしてるっていうのが信じられなくなって来ちまったからこの機会におっさんの本音を聞いてみてえしな。まずはどうすればいいんだ高槻?」
やよい「まずは↓2ですー!!」
やよい「まずは素手で岩を砕きますー!!」
冬馬「そうか、その岩でホットプレートを……ってなんでやねん!!」
P「……今のツッコミはキレが微妙だな」
冬馬「……ああ、関西弁を変に取り込んだから大体1000点満点中30点ぐらいだな」
やよい「違いますー!! 素手っていうのは嘘ですけど、いい感じの大きさになった石はもやしをぬかに漬ける時の漬物石にするんですよ? 水分が多いもやしを漬けたぬかはゆるゆるになっちゃうんで漬物石でぎゅってするんです!!」
P「へえ、もやしのぬか漬けなんてあるのか」
やよい「この前あずささんに教えてもらったまま忘れてたんですけど、せっかくだから特別に作ってみようかなーって思ったんです!!」
冬馬「面白いなそれ。もやしにも色々なレシピがあるんだな……」
やよい「他にももやしの↓2〜4とかを作ろうと思います!!」
今日はこれだけ
また明日も来ます
やよい「他にももやしのビーフストロガノフとチャンプルー、お味噌汁とかを作ろうと思います!!」
P「び、ビーフストロガノフ……? ロシア料理と味噌汁と沖縄料理って中々カオスだぞ……」
冬馬「もやしチャンプルーと味噌汁は百歩譲って理解できるが……ビーフストロガノフ?」
やよい「うぅ、これもこの前テレビでやってたやつだから例にあげてみたんですけど……無理ですか?」
P「うーん……まあ玉ねぎの代わりにもやしとかならできないこともないと思うけど」
やよい「あっ、でもお肉とか高いからあまり買えない……」
冬馬「それぐらいなら経費で落としてやるから心配すんな。ジュピターには社長と同じぐらいの権限があるんだぜ?」
やよい「ホントですかー!? ありがとうございますー!!」
P「悪いな冬馬」
冬馬「そう気にすんなって。おら、決まったんだからさっさと材料買いに行こうぜ!!」
黒井「一体何があるというのだ? いい加減その手を離してくれないか北斗」
北斗「まだダメです。不器用な僕には目隠し役ぐらいしかできませんから、自分の仕事はきちんとこなさせてもらいますよ」
黒井「不器用……何か作るのか?」
北斗「それはこれからのお楽しみですよ社長。……翔太、まだ無理か?」
翔太「あー……もう大丈夫っぽい。もういいー?」
Pやよ コクコク
冬馬「ああ!! 準備オッケー、だぜ!!」
北斗「よし。……じゃあ目隠しを解きますよ社長?」
パーン! パーン!
黒井「!?」
961プロ社員「「「「「いつもお疲れ様です黒井社長!!」」」」」
黒井「!?!?」
冬馬「いつも俺たちの面倒を見てくれてありがとなおっさん!!」
北斗「でも社長はいつもピリピリしていらっしゃいますからね。時には息抜きをしてもらおうと思って」
翔太「僕とやよいちゃんで料理を作ってみたよ!!」
やよい「うっうー!! 上手にできましたー!!」
冬馬「レシピを教えてやった俺のこと忘れてんじゃねえよ!?」
黒井「た、高槻やよい!? それに765プロのプロデューサーも」
P「どうです黒井社長? 誠に勝手ながらではありますが、あなたの社員さんたちの普段の想いを伝えるために、765プロと961プロとの摩擦を無くすために高槻家恒例行事であるもやし祭りを開催させていただきました」
黒井「き、貴様という男は……!」
社員A「社長!! いつもお仕事お疲れ様です!!」
社員B「社長のおかげで『黒い』のに今やホワイト企業状態になってますよ!!」
社員C「自ら事務仕事をテキパキとこなす社長かっこいい!!」
黒井「え、あ、」
P「……とりあえず座りましょうか」
黒井「あ、ああ……」
P「どうですかそのビーフストロガノフ? やよいが初めての高級なお肉に困惑しながら作ったやつですよ?」
黒井「フン、高級と言ってもどうせ1000円」
やよい「…………」ウルウル
黒井「……悪くはないな」
やよい「や、やった!! やりましたよあまとうさん!!」
冬馬「ああ!! もうあまとう呼びがどうでもよくなるぐらいにはやったな高槻!!」
北斗「よかったねやよいちゃん?」
翔太「僕も頑張ったんだからねー!!」
やよい「はい!! みんなで一生懸命作ったんだからぜーーーったいに美味しいはずですよね!!」
黒井「……あくまでも悪くは、ないだからな」
翔太「今のを訳すと『美味しい』、ってことだよねクロちゃん?」
黒井「ち、違うわ馬鹿者!!」
やよい「えっ……違うんですか?」
黒井「……やはり違わないな」
やよい「えへへ……」
黒井「……何故私が気を遣うハメになっているのだ」
P「どうです社長。今日のパーティーの感想は?」
黒井「……↓2」
黒井「……お前たちというやつは……!」ポロポロ
「「「「「しゃ、社長!?」」」」」
黒井「……取り乱してすまない」
北斗「僕のハンカチ、使いますか?」
黒井「……ああ、ありがたく使わせてもらおう」
やよい「うぅ……男の子なんだから泣いちゃダメですよ黒井社長!!」サスサス
黒井「すまない……すまない……」
冬馬(なんだこの絵面)
黒井「……いや、本当にすまなかった。年甲斐もなく泣き散らしてしまって」
P「いえ、きっと俺も同じ境遇になれば泣いてしまってましたよ。だからそんなに気になさらないでください」
黒井「……芸能界に入ってから数十年、このように暖かく迎えられたのは初めてだったからな」
翔太「クロちゃん、苦労してたんだね……」
北斗「社長……」
P「……いい雰囲気の中申し訳ないんですけど、実は今日のためにサプライズゲストも来てくださってるんですよ社長?」
黒井「……は?」
P「高木社長!!」
高木「いやあ少し遅れてすまなかったねぇ!!」
黒井母「崇男!! いい歳して泣いてるんじゃないよ!!」
黒井「お、お袋!? それに高木も……」
高木「うむ!! 私がお前のお袋さんを連れてきたのだよ!!」
黒井母「わざわざ悪いねえ高木さん」
黒井「な、な……!!」
P「……これを踏まえた上でもう一度聞きましょうか」
P「今日は……どうでしたか?」
黒井「……悪くはなかった!!」ダッ
冬馬「あっ、オイおっさん逃げんじゃねえ!!」
北斗「ははは、やっぱり母親に赤くなった目を見られるのは恥ずかしかったんじゃないか?」
黒井母「おや、アンタ随分と男前ねぇ?」
北斗「ふふ、あなたもまだまだ麗しいですよ☆」
黒井母「もう、近頃の男は上手なんだから!!」
翔太「ストライクゾーン広いね北斗君……」
P「みなさん!! 黒井社長を追いかけましょう!!」
やよい「うっうー!! 鬼ごっこですー!!!!」
社員たち「「「「「おーー!!」」」」」
高木「私も久しぶりに走るとするかね!!」
黒井(……やはり765プロは嫌いだ!!)ダダダダダダ
おわり
なんか綺麗にまとまってしまったが大丈夫だろうか
初安価ssだったのですがお付き合いいただいた方、ありがとうございました
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