幼馴染「私、実は宇宙人だったのです!」 (14)

男「ふーん」ピコピコ


幼馴染「む、信じてないな」


男「いや、だってさ…幼馴染だし。どこからどう見ても」


幼馴染「ふふん、これは地球人になりすますための仮の姿…私の真の姿を見せてあげよう!」


男「勝手にどうぞ」ピコピコ


幼馴染「…」

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幼馴染「私、暗黒面(ダークサイド)に堕ちるから」
幼馴染「私、暗黒面(ダークサイド)に堕ちるから」 - SSまとめ速報
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これの続き、短め

男「ほら、早く変身しろよ」


幼馴染「くそっ!MPが足りなかったみたいだ!さらば!」ガラッ


男「だから玄関から帰れ!!」


男「ったく…暗黒面の次は宇宙人かよ。てか変身するのにMPって」


男「相変わらず訳がわからんよ…」


男「(…俺も面倒な女を好きになったもんだな)」

〜次の日〜


男「…」


幼馴染「どうだ!!」ババ-ン


男「(この前のマスクに謎の触角が…!)」


幼馴染「これが私の真の姿…怖気づいたか!」


男「あーはいはい。こわいこわいー」


幼馴染「そうか!ならまず私の下僕となれー!!」


男「嫌だ」


幼馴染「ふぇっ」


男「宇宙人さんよ、取り敢えず真の姿はわかったからどこから来たのか教えてくだされ」

幼馴染「えっ?」


幼馴染「えーと…うーん…」


男「(出身地答えるのに悩む必要あるのか…?)」


幼馴染「あ!M-78星雲!」


男「そーかそーか、そんなキモいウル〇ラマンもいるのか」


幼馴染「き、キモくないよっ!ウルト〇マンはかっこいいの!!」


男「知ってる」


幼馴染「」ニヘラ

男「で、宇宙人さんは何しに地球にきたんですか?」


幼馴染「あー…えー…うーん…」


男「(幼馴染…もうちょっと設定練ってこような?)」


幼馴染「侵略?」


男「侵略ね…侵略!?」


幼馴染「そうだよ!私は地球を侵略に来たのだ!!」


男「そりゃご苦労なこった」


幼馴染「やばいんだからね!私の星には2億人の仲間がいるんだから!!」


男「そっかー、頑張ったなー」ナデナデ


幼馴染「えへへ…ってちがーう!!」バシッ

男「ぐふっ!挨拶がわりのみぞおちはなし…」


幼馴染「さぁ男!私の下僕となるんだ!!」


男「…仕方ない」


幼馴染「どうした!こないのか!?来ないならこっちから…」


幼馴染「!!」


男「」ゴゴゴゴゴ


幼馴染「あ、あうぅ…」


男「めっ!」ゴゴゴゴゴ


幼馴染「ごめんなしゃい」


男「ん」

男「はぁ、もう変なことするのも最後だぞ?」


幼馴染「は〜い」


男「で、この触角はどうしたんだよ?」


幼馴染「これね!手作りなんだよ!カチューシャになってるの!」


男「器用だなぁ」


幼馴染「ふぅ」スポン


男「お、ちゃんと抜けるようになったんだな」


幼馴染「うん、改良に改良を重ねたからね」


男「そっか」


男「でも何でいきなり宇宙人とか言い出したんだよ」


幼馴染「それは…」

幼馴染「最近、男が構ってくれないから」


男「え?」


幼馴染「だって!男は勉強勉強なんだもん!私のことぜーんぜん構ってくれないからつまんないの!」


男「あのなぁ、お前は推薦だかなんだかしらないけど進路決まってるんだろ?俺はこれからなんだよ。それに、毎日会ってるじゃないか」


幼馴染「それだけじゃいやー!」


男「…はぁ、わかったよ。俺も頑張って時間作るからその時になったら盛大に甘えてこい」


幼馴染「…!!」


幼馴染「おとこー!!」ダキッ


男「わっと」


幼馴染「えへへー、やっぱりここがすきー!」スリスリ


男「…」


男「(コイツになら、侵略されてもいいかも)」

おしまい。綺麗に10レスで纏まってよかった

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