男「ツイーター??」 (17)

男「なにそのアプリ。」

友「えっお前知らないの?ツイーターだよ。全国のありとあらゆる人とやり取りできるんだよ。
例えば…ほら!お前音楽好きじゃん?その音楽の趣味があう人と繋がれるんだよ!」

男「へー…まぁ乗り気はしないけどとりあえずインストするわ。」

友「アカウント作ったら教えてくれよ!じゃあな!」

男「オーケー。また明日なぁ」

男「よし。とりあえずインストールしたぞ。アカウントを作っると。」ポチ

男「まぁ名前は男でいいか。IDもまぁ適当に名前をもじって。パスワードは本名と誕生日!おけ!できた~」

男「とりあえずどうすりゃいいんだこれ…?あっ友に連絡しよう。」

男『あっもしもし?ツイーターアカウント作ったぞ』

友『おっ!早速か!ID教えてくれ!』

男『おけ。~~~がIDだ』

友『おけおけ。フォローしに行く。』

男『フォロー?何も傷ついてないんだが』

友『そっちじゃねぇよwwフォローすることでその人のツイートが自分のタイムラインで見れるようになるんだよw』

男『へー…なるほどな…』

友『まぁわからなかったら聞けよw』

男『さんきゅ。じゃあまたな。』

男「とりあえずフォローすればいいのか。ん?通知欄にマークが出た。
あっこれが友のアカウントか!なるほど。よし。フォローっと」ポチ

男「友のアカウントフォロワー数すごい多いな…300人…フォローしてる数が500…つまりフォロワーは友のことをフォローしてる人数か。なるほど。」

男「どうやってフォローする人増やすんだ…ん?虫眼鏡マークだ。これで検索すればいいのか?」

数時間後
男「おぉ!すげぇ!!フォロワー30人なった!フォローした人数50人もいるとTL騒がしいなwこれは割と楽しいぞw」

友「おはよ!」

男「お、おはよー…」

友「どうしたよ。元気ないじゃん?」

男「いや昨日ツイーターやってたらねれなくて…」

友「面白いだろ!あれ!」

男「うん…色々調べてたり専門用語頭に入れてたりで疲れたけどなw」

友「でもお前はまりすぎるなよw」

男「ほどほどにしとくよ…」

男「ただいま~」

男「誰もいないのか。ちょっと夜更かししたから寝よう…」

数時間後

男「おきたおきた~あれツイーターの通知すごいことなってる…」

男(あっクラスの女さんとか委員長…野球部まで…友伝えに俺をフォローしたのかな…そんなとこだろ。フォロバしとこ。)

男(うーん。音楽アカウントは別に作るかな…まぁしばらくは一つでいいか。)

深夜
男(夕方寝たから眠れねぇ…ん?ツイーターからまた通知だ。)

フォロワー「男さんってあのバンドのライブ行くんですか?」

男「いくよ~!」

フォロワー「私もですよ!」

男「本当に!!かっこいいよねあのバンド!」

フォロワー「本当です!よかったら一緒に行きません?」

男「いいよ!当日会えるといいね!」

フォロワー「ですね!わーい(⌒▽⌒)」

男(おぉー友達の輪が広がるぞこれ)

友「おはよ…お、お前何したの?」

男「おはよ……何って何が?」

友「出会い厨って噂が立ってるぞ…」

男「えっ?出会い厨?なにそれ」

友「ネットを介して出会う奴のことをそういう風に言うんだよ。」

男「えぇそうなの?昨日のフォロワーさんかな…ライブで会おうって…」

友「あちゃー…」

男「どうすりゃいいの?」

友「アカウント違うの作ってそっちでやったほうがいいぞ…リア垢とは別で…」

男「なるほど…」

一週間後
男「とりあえず出会い厨の噂みたいなのはやんだな…よし。音楽アカウント作ろ。アカウント名は好きなバンドのボーカルの名前をもじってと。よし。これでオーケー!IDも適当でよし。できた。」

男「あとはエゴサして好きなバンドの輪を広げてと。」

友「おはよ~最近ツイーターどうよ?」

男「いい感じ。好きなバンド増えてく。」

友「よかったじゃん、今度オススメのCD化してよw」

男「ええぞ!」

女「なんのはなししてるの?楽しそうに!」

男「あっ女さん。ツイーターの話だよ」

女「男くん全然浮上しないよね笑」

友「それなw別垢にこびりついてるの?」

男「まぁそうだよ。」

女「えぇw内緒で私だけフォローしてほしいなぁ」

男「アカウント名ももじってるからいいよ!女さん誰にも言わなそうだし。」

友「あっずるい!俺も俺も!」

男「しょうがないな。」

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