岡崎泰葉「コタツでシンデレラ!」 (45)

泰葉「まあまあ、お茶どうぞ」コトッ

奈緒「ああ。ありがと…」ズズズ

奈緒「…なんか、一周回ってちょうど良い季節になったな」ハフ

杏「季節を先取りしてたかいがあったね」

イヴ「ですね~。あ、泰葉さん。そろそろお時間ですよ~」

奈緒「時間?」

泰葉「分かりました。それでは参りましょうか」

杏「ういー」

イヴ「は~い」

奈緒「なんの話だ?」ズズズ

泰葉「今日から始まる新番組!」

杏「コタツに潜ってだらだらトーク!」

イヴ「コタツでシンデレラ!はじまりはじまり~」

奈緒「は?え?え?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1417600700

泰葉「なおこの番組は、『渋谷生花店』『和菓子屋しおみ』『櫻井桃華』の提供でお送りいたします」

奈緒「最後ちょっと待て!?」

泰葉「改めまして今日和。コタツでシンデレラ!メインパーソナリティの岡崎泰葉です」

奈緒「なあ」

杏「同じく双葉杏ちゃんやでー。知らない人は名前だけでも覚えて帰ってね」

奈緒「ちょっと…」

イヴ「同じく、イヴ・サンタクロースです〜」

泰葉「そして、栄えある第一回目のゲストはこちら!」

杏「今をときめくツンデレ眉毛アイドル!神谷奈緒ちゃんだよ!」

奈緒「誰がツンデレ眉毛だよ!え?なに?またアレやんのか?」

杏「残念。今回はガチなんだ」

奈緒「は?いや、アタシ何も聞いてないし…」

泰葉「いってみよー!」

イヴ「やってみよ〜!」

奈緒「なぁ、イマイチ状況が掴めないんだけど…」

泰葉「それではまずは簡単に番組についてご説明しましょう」

奈緒「無視かよ!」

杏「奈緒ちょっと黙ってて」

奈緒「えっ?」

泰葉「この番組は、私達の所属するCGプロ事務所内常設コタツで収録をしています」

杏「そして、毎回打ち合わせや偽の収録で呼び出したアイドルをゲストに、ゆるーくぐだぐだお送りしていく予定だよ」

イヴ「たまに暇なのに事務所に来ていた暇なアイドルをお呼びする事もあります」

奈緒「いちいちプチドッキリにする意味って…」

泰葉「その方が面白いですから」フフッ

奈緒「ええー…」

奈緒「とりあえず何となくは分かった。つまりガチの番組なんだな?」

杏「だからそう言ってんじゃん」

泰葉「ちなみにオープニングは奈緒さんにお茶を渡したあたりからになります」

奈緒「なにぃ!?」

杏「みんな、奈緒の素が聞けて良かったね」

奈緒「あああぁぁぁ」

泰葉「と言っても、あまり変わりませんよね。面白くない事に」

杏「うん。若干気はぬいてたけど、概ねいつも通りの奈緒だよね。面白くない…」

奈緒「面白くないって…」

杏「実は素の奈緒はキャッピキャピなぶりっ子でしたーとか無いワケ?」

奈緒「ないよ!」

泰葉「ないんですか?」

奈緒「なーいー!」

杏「ちょっと試しにこのセリフ読んでみてよ」

奈緒「あん?………なんだこれ?」

杏「大先輩の某王子様系アイドルのセリフ」

奈緒「いやいや…え?」

イヴ「3・2・1・キュ〜!」

奈緒「えっちょっ…。きゃ…きゃっぴぴぴぴーん!みんなのアイドル、神谷奈緒ちゃんなりよ〜!なっおなっおりーん☆」

泰葉「違う!違うよ奈緒さん!そんなの誰も望んでない!誰も得しないよ!」 ボウヨミ

奈緒「お前らが言わせたんだろうがぁ!ちくしょう!」

杏「あっはっはっはっはっ!」バンバン

奈緒「あんずぅ!」

杏「うっひゃひゃひゃひゃ!」ヒーヒー

奈緒「あーもう…///」

杏「はー。笑った笑った」

奈緒「何言わせてんだよもう!」

泰葉「可愛かったですよ?なおりん☆さん」

イヴ「ファンが増えましたね〜なおりん☆さん」

奈緒「いらない。そんなファンはいらない…。あとなおりん言うな」

杏「さて、なおりん☆の意外な一面か知れた所で最初のコーナー行こうか」

イヴ「は〜い」

奈緒「だからなおりん言うなってば!」

泰葉「まずはじめはこちら『アイドル何でも相談室』」

泰葉「イヴさん。説明を」

イヴ「は〜い。このコーナーでは、皆さんから寄せられた相談メールを私達がぐだぐだ適当に解決していく予定です〜」

杏「メールは番組終了後から募集するからどんどん応募してね」

泰葉「採用されなかったらごめんなさい」

泰葉「初回は有志から送られてきたメールをご紹介します」

イヴ「『桐生が如く』さんからいただきました〜」

奈緒「バレバレじゃね?」

杏「なんの事やら」

イヴ「『皆さん今日和。番組開始おめでとうございます』」

泰葉「ありがとうございます」

杏「ありがとん」

イヴ「『本日は、悩みを聞いて下さるという事でメールさせて頂きました。私は縁あって会社経営の傍らアイドル業を始めることとなったのですが』…」

奈緒「やっぱりあいつか?いや、でも口調が…」

イヴ「『丁度タイミングが合わなかったのか、私には所謂同期という方がいません。もちろん、なれ合いだけではやっていけない世界というのは重々承知してはいますが、やはり少し寂しさもあります。また、先日出させて頂いたイベントでも、やはりソロでの出演となり不安は募る一方となっています。私はこのまま、独りの道を進んでいくのでしょうか?』との事です〜」

泰葉「あー…」

杏「…ね」

奈緒「うわぁ…」

杏「こればっかりはねえ」

泰葉「私達の事務所はみなさん仲良しですから、余計にそう思ってしまうのかもしれませんね…」

奈緒「今迄は最低でも二人同時にデビューさせてたしなぁ」

泰葉「そうですね…。ここはひとつ、ポジティブに考えてはどうでしょうか?」

イヴ「と言いますと?」

泰葉「同期がいないのではなく、つかささんと一緒にデビューさせるに足る人物がいなかったのだ、と」

イヴ「おお〜」パチパチ

奈緒「まともだ!」

杏「泰葉、名前名前」

泰葉「おっと。『桐生が如く』さんでした」テヘ

奈緒「やっぱりあいつだったか…」

杏「まあ、次あたりのイベントで誰かしらと組むだろうし、そこまで悲観しなくても大丈夫じゃね?」

泰葉「そうですね。時子さんと法子ちゃんみたいに、意外な人と仲良くなる事もありますし」

奈緒「あの二人、仲良しか?法子が一方的に絡んでるだけな気もするけど…」

イヴ「実は時子さんも満更でもなかったり〜」

泰葉「出されたドーナツはなんだかんだと言いながらも全て食べていますしね」

杏「噂では、駅前のドーナツ屋の前で足を止める時子様を目撃した人がいるとかいないとか」

奈緒「はあー。それは知らなかった。てかお前らよく知ってるな」

泰葉「事務所の面白そうな情報は逐一キャッチしていますから」フフッ

杏「因みに奈緒はこないだぬいぐるm…もがっ!」

奈緒「あー!あー!よし!次行こう!次!」

イヴ「ぬいぐるみ?」

泰葉「奈緒さんの事の真相はまた後日するとしまして」

奈緒「頼むから!黙ってて!」

泰葉「続いては、曲紹介のコーナーです」

杏「ここでは、毎回ゲストに因んでたり因んでなかったりする曲を紹介していくよ」

イヴ「途中から幾つかお便りも紹介していきます〜」

奈緒「あ、まともだ…」

泰葉「今回は奈緒さんがゲストという事で、流すのはもちろんあの曲です」

奈緒「まあ、だろうな」

イヴ「スタンバイもおっけーみたいですぅ」

奈緒「スタンバイ?」

泰葉「それでは聞いてください。曲は『2nd SIDE』歌うのは、北条加蓮さんです」

奈緒「はぁ!?加蓮!?」

イヴ「どうぞ〜」

加蓮「 雨の音に隠した胸の鼓動は〜聞こえると恥ずかしい、だ・か・ら〜」

奈緒「なにしてんだ!加蓮んんん!!!」

加蓮「目をそらしても、二つ目の傘を渡す度に〜照れるのが怖くて…」

加蓮「今まで言えない秘密を勇気を出して試すのさ〜」

加蓮「聞いて・・!」

泰葉「それでは番組開始にあたり、お祝いのメッセージを幾つか頂きましたのでご紹介していきますね」

奈緒「いや、それよりあれ!何なんだよあれ!おい!」

加蓮「ここだけの話、そうよ夢のような気持ちを〜」

奈緒「なあ!聞けよ!」

杏「まずはこちら『渋谷生花店犬係』さんから」

杏「『番組開始おめでとう。これから三人がどんな番組を紡いでいくのか、楽しみにしているよ』」
アナタハシラナイ、ホントーノアタシミセールカラァ
イヴ「続いては『電車で一時間』さんからです〜」

イヴ「『泰葉ちゃん、杏ちゃん、イヴちゃん、番組開始おめでとうござうさみん!まさか本当に番組になるとは思ってなかったですが、これから頑張ってください!』」
オンナノココロダモノ、コノママダキシメテー
泰葉「最後は『煌めきの病弱乙女』さんからです」

泰葉「『三人とも新番組おめでとう!念願が叶って良かったね。これからも陰ながら応援させてもらうよ』」
クチニハシナイケド、サキニキヅイテーホ・シ・イ・ノ
奈緒「全然陰からじゃないだろ!」

泰葉「皆さん、ありがとうございました」

泰葉「事務所内特設ステージ(ミカン箱)より、北条加蓮さんでした」

杏「加蓮、ありがとー」

泰葉「ちなみにあちらでは、観客からのアンコールによる、奈緒さんメドレーが始まっている模様です」

イヴ「よく耳を凝らしたら聞こえるかも?」

奈緒「なんなんだよ!これはぁ!」

杏「あれ?言ってなかった?」

奈緒「聞いてないし!あきらかに仕掛けてきてただろ!」

泰葉「そんな事はありませんよ?」

奈緒「ああもう…。結局アタシはこんな役回りかよ」

イヴ「まあまあ、気を落とさずに」ナデナデ

奈緒「誰のせいだよ!ちくしょう!」

泰葉「それでは次のコーナーへ行きましょう」

奈緒「マイペースだな、おい」

杏「続いてのコーナーはこちら」

イヴ「『妄想!ドリームボイス!』です〜」

泰葉「私達が普段あまり言いそうにない言葉や、言ってもらいたい言葉を送ってもらって、実際に言ってみましょう、というコーナーです」

杏「あまり過激なのはダメだよん」

奈緒「どこかで聞いたことあるな」

泰葉「まあ、ありがちですよね」

奈緒「ぶっちゃけた!」

泰葉「ちなみに、なおりん☆さんに読んでもらったのもこちらのコーナーのものでした」

奈緒「あー…」

イヴ「最初のお題はこちら『妄想淑女』さんからです〜」

杏「むふふ」

奈緒「あっ…」

イヴ「『熱中症を、ゆっくり言ってください』」

奈緒「またベタな…」

泰葉「どういう意味ですか?」

杏「つまり…ゴニョゴニョ」

泰葉「ああ、なるほど」

奈緒「どうせまたアタシに振るんだろ?」

泰葉「いえ。最初は私が」

奈緒「えっ?まさかの?」

杏「それじゃあいってみよう」

イヴ「は〜い。『熱中症を、ゆっくり言ってください』」

泰葉「あの、キス…しませんか……?///」

杏「はい!よろこんでー!」

イヴ「きゃ〜っ」

奈緒「合ってるけどなんか違う!」

泰葉「おや?」

奈緒「熱中症はどこいったんだよ!?」

泰葉「あっ…失敗失敗」

杏「破壊力はバツグンだったけどね」

奈緒「まあ、それはな…」

杏「じゃあこんな感じで、次行ってみようか」

イヴ「続きましては『渋谷生花店犬係』さんからです〜」

奈緒「やっぱり来たか…」

イヴ「『ストレートに愛の告白をしてみてください』」

泰葉「ストレートに?」

杏「まあ、変に誤魔化したりせずにって事だろうね。ね、奈緒?」

奈緒「やっぱりアタシにふるのな…。いいよ!やってやるよ!もう!」

杏「そう来なくっちゃ」

奈緒「はあー…」

杏「それではいくのだ!」

イヴ「では〜。『ストレートに愛の告白をしてみてください』」

奈緒「なあ…あ、アタシはアンタの事、す…好きなんだけど!アンタはどうなんだ?アタシの事、好き、か?」

泰葉「大好きです」

杏「ぅお持ち帰りぃーーー!」

奈緒「うぅ…///」

泰葉「流石奈緒さんですね」

杏「最初のと合わせて今日だけで何人ファンが増えたかな」

イヴ「奈緒さん可愛いです〜」

奈緒「さあ、次は杏の番だな?」

杏「残念。ここまで」

奈緒「は?」

杏「いやー。杏たちもやりたかったんだけどなー。残念だなー」

イヴ「残念です〜」

奈緒「お前ら…」

泰葉「こんな感じで、私達やゲストに言ってみてほしい言葉を募集しています」

奈緒「締めてきた!?」

イヴ「特定の語句から、何かこんなの。って言うものまで幅広く募集しています〜」

杏「人物は指定してもいいししなくてもいいよん」

泰葉「さて。エンディングのお時間となりました」

杏「初回としては…どうなんだろう?」

イヴ「私は楽しかったですよ〜?」

泰葉「はい。やはりこの三人は落ち着きますね」フフッ

杏「事務所だしコタツだしで、仕事の感覚ゼロだったけどね」フヒヒ

奈緒「それはそれでどうなんだ?」

泰葉「良いと思いますよ?」

奈緒「うーん?」

イヴ「奈緒さんはどうでしたかぁ?」

奈緒「良くも悪くも、いつもどうりいじられた記憶しかない…」

杏「まあ、それが奈緒だしね」

奈緒「釈然としないけど言い返せない自分が悲しい…」

泰葉「ここでもう一度コーナーのおさらいをしておきますね」

杏「『アイドル何でも相談室』では、リスナーの真剣なのからどうでもいいのまで、杏達に聞いてほしい悩みを募集しているよ」

イヴ「こちら、聞くだけの場合もありますので〜」

泰葉「『妄想!ドリームボイス!』では
、私達やゲストに言ってほしい台詞を送ってください」

イヴ「なんとなくそれっぽく言ってみます〜」

イヴ「もちろん、いわゆる普通のお便りもどんどん送ってくださいね〜」

泰葉「それと、こんなコーナーどう?という提案もしてみてください」

杏「前向きに検討するかも?」

イヴ「まだ始めたばかりなので柔軟に対応出来ますよ〜」

杏「なお、宛先は番組ホームページか、奈緒宛のファンレターでも受け付けてるよ」

奈緒「ぅおおい!」

奈緒「本当に来たらどうすんだよ」

泰葉「その際は届けて下さると助かります」

イヴ「楽しみにしていますね〜」

奈緒「送ってくるなよ!?」

杏「見事な前フリだね」

奈緒「ちがーう!」

泰葉「皆さんからのお便りお待ちしています」

杏「今はないけど番組ノベルティなんかも後ろ向きに企画中だよ」

奈緒「後ろ向きかよ」

泰葉「それでは本当に終わりですね。お相手は、岡崎泰葉と」

杏「双葉杏とー」

イヴ「イヴ・サンタクロース。そして〜」

杏「皆のアイドル。なおりん☆でした!」

奈緒「なおりん言うなってば!あっ。ゲストの神谷奈緒でした!」

杏「ばいばーい」

イヴ「良い子にしててね〜」

泰葉「次回もお楽しみにー」


奈緒「………二度と来ねえ」

杏「さあ、それはどうかな?」

泰葉「はふぅ…」

杏「おつかれ」

イヴ「緊張しました〜」

奈緒「なあ、これホントに流すのか?」

泰葉「そうですよ?」

杏「楽しみだね、なおりん☆」

奈緒「絶対あいつらにからかわれる…」ハァ

イヴ「相変わらず仲良しさんですね〜」

奈緒「ああ、うん…ソウダネ」

泰葉「それはそれとして…」

奈緒「?」

泰葉「お腹空きましたね」

杏「だねー。よく働いたしね」

奈緒「また唐突な…」

P「よっ。お疲れ」

泰葉「あ、Pさん。どうでしたか?」

P「うん。良かったんじゃないか?」ナデナデ

泰葉「ふふっ。ありがとうございます」

奈緒「ん?」

杏「どしたん?」

奈緒「なんか、あの二人雰囲気変わった?」ヒソヒソ

杏「まあ、色々あって?」ヒソヒソ

奈緒「ふーん…」

イヴ「ブリッツェンどう〜?」

ブリッツェン「ブモー!」

奈緒「ブリッツェン?」

イヴ「泰葉さん。おっけーらしいですよ〜」

泰葉「あ、じゃあ準備しましょうか」

奈緒「今度は何だ?」

ブリッツェン「ブモッフ!」ゴトッ

奈緒「鍋?」

泰葉「おーぷーん」カパッ

奈緒「おお!…おでん?」

杏「泰葉特製のね」

イヴ「番組の間、ブリッツェンに見てもらっていました〜」

奈緒「ああ。そういえばブリッツェンいなかったな」

杏「流石にラジオだとブリッツェンはねー」

イヴ「ごめんね、ブリッツェン?」

ブリッツェン「ブモモン!」

イヴ「えへへ。ありがとう」

泰葉「奈緒さんも食べますよね?」

奈緒「ああ、うん」

奈緒「うおっ。本当に美味い!」

杏「冬の間は泰葉鍋が杏達の主食になるからね」

泰葉「鍋にはこだわりがあります」フンス

P「今年は俺もお世話になりそうだなぁ…」

泰葉「それはもう、喜んで」

イヴ「うふふ。楽しみですぅ」

杏「杏の肉が減るじゃないか」

P「だから杏は野菜も喰えと…」

泰葉「おかわりもありますからね?」

杏「わーい!」

イヴ「は〜い!」

奈緒「あー…。久しぶりにここまで食べたかも…」

泰葉「食後にみかんとおせんべをどうぞ」ドサッ

奈緒「いや、もう無理…」

杏「やっぱこれだよね」ガサガサ

イヴ「おみかん美味しいです〜」ムキムキ

奈緒「まだ食うのかよ…」

P「よく入るよな」バリボリ

奈緒「ってアンタもか!」

奈緒「……あ、そういやPさん」

P「んー?」

奈緒「ちょっと聞いてもいいか?」

P「なんだ?」

奈緒「今日のこの収録なんだけど…」

P「………」メソラシ

奈緒「おい」

P「………あ!俺そろそろ次の現場行かなきゃー」

泰葉「そうなんですか?」

奈緒「おい!」

P「じゃー泰葉、あとヨロシクなー」

泰葉「はい。行ってらっしゃい。Pさんも頑張ってきてくださいね」

P「おー!」

奈緒「あ、こら!………逃げやがった」

奈緒「全く…。あの人もグルだったのかよ…」

杏「バレないようにスケジュール調整とか色々ね」

泰葉「頼りになりますよね」フフッ

奈緒「いや、まあ、凄い人だとは思うけど…」

泰葉「それで奈緒さん。次の収録はいつにしますか?」

奈緒「は?」

杏「既に準レギュラー確定してるからね」

奈緒「いやいやいや。え?」

イヴ「いつでもお越しくださいね〜」

奈緒「嫌だよ!」



おわるよ!

以上。読んでくださった方、ありがとうございました!
久しぶりに書いたので色々ぐだぐだですが…
これからまた泰葉の為に投票券稼ぎに行ってきますー
果たしてこの番組の第二回はあるのでしょうか…?

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