和「不老不死」 (24)


勢いで書いた
特に何も無い

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咲「和ちゃん、和ちゃん」

和「どうしました?」

咲「なんでもなーい」

和「なんなんですか...」

咲「ふふっ」

和「まったく...宮永さんは」ハァ

咲「仕方ないよ、だって今幸せだから」

和「...」

咲「どうしたの?顔赤いよ?」

和「恥ずかしい事を平然と言う宮永さんが悪いと思います」

咲「そうかなぁ...えへへ」

和「まったくもう......宮永さん」

咲「どうしたの?」

和「好きですよ」

咲「うん、私もだよ」

和「お姉さんにお酒を飲まされました」

咲「お姉ちゃん、お酒癖悪いからね」

和「成人して間も無い事を分かって居ないのでしょうか」

咲「和ちゃんと一緒に飲めるのが嬉しいんだと思うなぁ」

和「そうなんですか?」

咲「お姉ちゃん、不器用だからね」クスッ

和「そ、それなら仕方ありませんね」

咲「すっかり気に入られちゃったねぇ、最初は険悪な仲だったのに」

和「そうですね、私自身も此処まで仲良くやれると思って居ませんでしたから」

咲「そうかなぁ...私はこうなるって思ってたよ?」

和「......咲さん」

咲「何?」

和「私、成人を迎えて言って起きたい事があるんです」

咲「何かな?」

和「好きです」

咲「うん」

和「愛しています」

咲「うん」

和「結婚して下さい」

咲「......」

和「私が咲さんを支えます」

咲「結婚は支え合うものだよ、和ちゃん」

和「そ、そうですね......」

咲「うん、だから私も和ちゃんを支えるね」

咲「和ちゃん、起きてよ仕事だよ?」

和「...後5分寝かせて下さい」

咲「もう...遅刻してもしらないからねー?」

和「ううう...」ムクリ

咲「よろしい」

和「おはようございます......」

咲「ほらほら、顔を洗ってご飯食べなきゃ時間ないよ?」

和「はい...」フラフラ

和「では、行ってまいります」

咲「うん、いってらっしゃい」

和「今日は早く帰ります」

咲「うん、待ってるね」

和「なんと言っても初めての結婚記念日ですからね!」

咲「あはは、事故に気を付けなきゃ駄目だよ?」

和「はい、では行ってまいりますね!」

咲「はーい、気を付けてねぇ」

咲「最近お母さんが孫を見たいって凄い急かして来るよ」

和「...その事に関してですが...」

咲「うん、分かってるから気にしないで」

和「ごめんなさい......」


和「旅行楽しかったですね」

咲「結婚20周年記念だからね」

和「温泉に行くとあの頃を思い出します」

咲「あー...合宿だね、あの頃に戻りたいなぁ」

和「咲さん、今は幸せじゃないんですか?」

咲「んー...すっごい幸せ」ニコッ

和「そうですか」ホッ

咲「でも、一つね」

和「!」

咲「教えてあげないけどね」

和「咲さん、そこまで言ったのなら最後まで言いましょう!」

咲「嫌だよー」クスッ

咲「大晦日だね」

和「そうですね、少し寒いです」

咲「こんな日は家から出たくないよね」

和「そういう訳にも行きませんよ」

咲「うー...」

和「ほら、お姉さんや皆が待っていますから立って下さい!」

咲「足腰が痛いよー...」

和「でしたら、私がおぶってあげます」

咲「本当?それじゃあお言葉に甘えて」スッ

和「全然動けてるじゃないですか!!」

和「一応、定年退職を達成しました」

咲「今までご苦労様でした」

和「いえ、咲さんが居たから頑張れたんです」

咲「そうかなぁ...だと嬉しいね」クスッ

和「それじゃあご飯作りますね」

咲「私がやるよぉ...」

和「たまには作らせて下さい、仕事も終えて暇な身ですから」

咲「ん...それじゃあお言葉に甘えて」ニコッ

和「はい、お任せあれ」

咲「……和ちゃん」

和「なんですか、咲さん」

咲「愛してるよ」

和「...咲さんに愛してると言われたのは初めてですね」

咲「えー、一回くらい言ってるよ〜」

和「いえ、この六十年間一度も聞いた事がありませんでした」

咲「変な事ばっかり覚えてるんだから」

和「記憶力は良い方でして」

咲「知ってるよ、ずっと一緒に居たからね」

和「そうですねぇ...時間が過ぎるのは長いです」

和「咲さん...」

咲「和ちゃん......」

和「......」

咲「ついに………この日が来ちゃったみたい……だよ」

和「......」

咲「一つ……心残りが………あるん……だけ.…ど聞いてくれる……かな」

和「...嫌です」

咲「我儘......言わないで......ちゃんと......0聞いて」

和「...っ」

咲「私の...事.........忘れ...て?」

和「そんなの...そんなの」

咲「ん......和ちゃん......手を握って......くれるかな?」

和「さ、咲さん」ギュ

咲「うん、凄い......暖かいね和ちゃんの......手」

和「はい!ずっと......握ってます!!ずっとです!!」

咲「あり......が......ね?」

咲「そ......ごめ......い...」

咲「だ......た...」ニコッ

和「咲さん...?」

咲「......」ポロポロ

和「咲さんッ...!!」ギュウッ

和「おはようございます咲さん」

和「私、一人ぼっちになったみたいです」

和「お姉さんも、優希も、花田先輩もムロもマホも、部長も染谷先輩も......皆居なくなっちゃいました」

和「私、咲さんの事ならなんでも知ってるんですよ?」


和「咲さん......」

和「咲さん...咲さん......」

お墓「」

和「っ...」

和「っ...ううっうぁあああああ!!」ポロポロ

和「あっ、あああぁああああぁぁああああッ!!」ポロポロ

咲(ごめんね、和ちゃん、大好きでした)ギュッ

和「っあああぁあああうわああああああッッ!!」ポロポロ


-おわり-

和「朝弱いのに、毎日私を起こす為に早起きしてた事」

和「最初の結婚記念日に、持ち出されたケーキが手作りだった事も」

和「プロポーズの時に手が震えていた事も」

和「嘘を吐く時、すぐに話題を変える事も」

和「温泉に行った時、何を思って居たのかも」

和「子供が本当は欲しかった事も」

和「全部全部知っていました」

オチの投稿順をミスるという快挙を成し遂げたので、寝ますおやすみ

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