乃々「付き合うとか…むーりぃー…」 (123)

※複数P世界、安価スレ
エロ・鬼畜は安価下
誤字脱字・駄文・亀注意
もうぼのの書くしか無いじゃない…

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1417088443

亜季「なかなか付き合い慣れませせん…」
亜季「なかなか付き合い慣れません…」 - SSまとめ速報
(http://jump.vip2ch.com/http://jump.vip2ch.com/http://jump.vip2ch.com/http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1416728494/)

櫂「え、あたし付き合わされるの?!」
http://jump.vip2ch.com/http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1416818050

拓海「コイツまで付き合うのか…」
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1416974221

の続きです
ほのぼのはずが…24作目…
どうしてこうなった…

乃々「………」ペラッ

乃々「おお………」ペラッ

乃々「…………」ペラッ

乃々「こ、これは…」///
ドキドキ

乃々「…ふう。読み終わりました…男の人同士の恋愛も……」

乃々「お二人の漫画は面白いです…テレビでしか見たこと無いですけど実際に会ってみた…」

バーン

乃々P「森久保ォ!!」

乃々「ひうっ?!な、何ですか?!もりくぼは仕事ならしませんよ…」

乃々P「やったな来週仕事だぞ!」

乃々「もりくぼの言うことも聞いて欲しいんですけど…」

乃々P「え?なんだって?」

乃々「もういいです…それで今回はどんな仕事なんですか?…ひょっとしてま、また自作ポエムの朗読をさせる気ですか…?」

乃々P「それは再来週にあるから安心しろ!」

乃々「また新たな黒歴史が……キャンセルしたいんですけど……」

乃々P「……確かにこの前森久保ォには恥ずかしい思いをさせたな…」

乃々「だったら…」

乃々P「だが断る!この乃々Pの最も好きな事の一つは森久保ォの恥ずかしがる姿を見て楽しむことだからだ!」

乃々「ま、またあんなのさせられたら恥ずかしくて死んじゃうんですけど!」

乃々P「大丈夫だ!恥ずかくても死なん!

乃々「もりくぼはデリケートだから死んじゃうんですけど…」

乃々P「お前はスペランカーか!そんなわけないだろ!仕事は仕事だ!」

乃々「むーりぃー………」

乃々「……もういいです…もりくぼは今日でアイドルを辞めます…そしたらお仕事しないで済みます…」

乃々P「いいのか?来週の仕事は森久保ォも楽しめると思ったんだがな!」

乃々「…どうせもりくぼにひらひらした衣装を着せて躍らせるんですね…むーりぃ…」

乃々P「いや、荒木先生と大西先生のアシスタントだ!アイドルとしては知ってるが漫画はよく知らんな!森久保ォは確か……」

乃々「大ファンなんですけど!」
キラキラ

乃々P「うおっ?!お前が大声出すなんて珍しいな……」

乃々「あう……い、今のは忘れて欲しいんですけど…」///

乃々P「お、おう…(脳内フォルダに保存と。)なんでも『誰でもいいからアシスタントを貸して欲しい…』らしい。アイドル事務所に頼む意味はよく分からんが…」

乃々「そ、それで私に…?」

乃々P「そこで今も言った通り2人の大ファンらしいお前に頼む事にした。撮影じゃないらしいが構わないよな?」

乃々「>>12

行きます、行かせてください

乃々「行きます、行かせてください!」

乃々P「俺はいじってて楽しい森久保ォに会えなくなるのは残念だが…それにしても普通にアシスタント雇えばいいのにな。」

乃々「キャラの服もとってもお洒落ですから、きっと本人たちも凄くおしゃれな人たちだと思うんですけど!」

乃々P「衣装もセンスあるよな!まあ、そこらへんも勉強してこい!」

乃々「もりくぼはこの一週間これだけを楽しみに生きて行きます…」

乃々P「それは言い過ぎだろ…」

翌週

乃々(テレビでしか見たこと無いですけど、綺麗な人でした…)

乃々(ここが仕事場…ここであんな名作が…き、緊張してきました…)

ピンポーン

乃々(きっとテレビみたいに身だしなみもきちんとした仕事の出来る女の人です…)

ガチャ
比奈「…ふわあ……すいません。どちら様でスか…」

乃々「…………?!」

乃々(な、なんかテレビと違うんですけど…)

比奈(髪ボサボサ スッピン ジャージ)「?」

乃々「へ、部屋を間違えまし…」

比奈「あの…森久保乃々ちゃんでスか?」

由里子「…比奈ちゃんお客さん?」

比奈「アタシたちの救世主が来てくれたっスよ!」

乃々「た、多分人違いだともり…私は思います……よ?」

由里子「え…何?救世主?ブラジラさん?」

乃々(す、すごいクマです…)

比奈「しっかりしてくださいっス由里子さん。スーパー戦隊の話はしてないっス!」

由里子「あ…ごめん…えーっと…お休み…」

比奈「寝ちゃダメっス!寝たら死ぬっス!!」

乃々(い、今のうちに…)ソロソロ ガシッ

比奈「腐腐腐腐…どこ行くんスか?」

乃々「あわわわわわ!」

仕事場

由里子「改めてあたしは大西由里子だよ!」

比奈「アタシは荒木比奈っス。」

由里子・比奈「二人は漫画家!」
キャピーン

乃々「…………」

比奈「アタシらの持ちネタが…これがジェネレーションギャップ…」ガクッ

由里子「ぶっちゃけありえないじぇ…あたしらももう若くないね…」ガクッ

乃々「………あの…」

乃々「……あ、あの本物の荒木先生と大西先生ですか?」

由里子「アタシは正真正銘本物だよ!あ、もしかしてイメージと違った?」

比奈「あー…だったら申し訳ないっス…私服はジャージ以外持ってなくて…」

乃々(憧れの先生に会いに行ったらなんか凄くやつれた人が2人出てきたんですけど…)

由里子「普段はお化粧とかしないもんネ?」

比奈「あ、サインどうぞっス。」

乃々「ほ、本物です…(いろいろ聞きたいことはありますけど…)あ、あの…何で今日はもりくぼを?」

由里子「>>21

森久保の個人サイトにあげられてた絵を見た

安価把握

きょ、今日はスレ立てだけで……

再開します

由里子「乃々ちゃんの個人サイトのイラストを見てビビッときたんだよね!」

乃々「え……(あ、あのサイトは私と分からないようにし、してあるはずなんですけど!)」サー

比奈「この個人サイト乃々ちゃんのっスよね?」カチャカチャターン

乃々「も、もりくぼには全く身に覚えが無いんですけど…」ダラダラ

由里子「とぼけても無駄だよ!管理人の精霊の声を聞く純白乙女って乃々ちゃんだよね?」

乃々「違います!ひ、人違いなんですけど…だってそのサイトの管理人の名前は風と戯れる純白乙女に………あっ……」ダラダラ

比奈「やっぱり乃々ちゃんだったっスね。」


由里子「いやー、自信無かったからカマをかけてみたんだけど合っててよかったよ!」

乃々「…もりくぼは嵌められたんですけど…」

比奈「一緒に掲載されてるポエムがこの前テレビで見たのと同じだったんで。人違いだったらどうしようかと…」

乃々「だいたい乃々Pさんのせいなんですけど…もりくぼの秘密が明らかになってしまいました…もうお終いなんですけど…」

由里子「ネットサーフィンしてたら偶然見つけてね。なかなかOSRなポエムだったじぇ!」グッ

比奈「ちょっ、前から知ってたって言ってたじゃないっスか!何こんな時にネットサーフィンなんかしてるんスか?」ユサユサ

由里子「戦士には休息も必要なんだじぇ…」ガクガク

比奈「書き下ろしが終わるまではネットサーフィン禁止って言ったじゃないっスか!アタシだってしたいんスよ!」
ユサユサ

由里子「したいかじゃいんだよ。するんだよ。」ガクガク

比奈「ゆーりーこーさーん!!」ユサユサ

乃々「あの……」

比奈「あ、ごめんなさいっス。ついいつもの調子で…」

由里子「ま、まあ今回はそのおかげで助かったわけだからいいでしょ?」

比奈「今回は!っス!」

比奈「そんなわけで今日は乃々ちゃんの画力をアタシらに貸して欲しいっス!」

乃々「もりくぼに出来ることがもし仮に存在するならいいですけど…」

由里子「アイドル事務所にアシスタントを依頼できる…売れっ子って素晴らしい…」

比奈「遣うの漫画とか同人誌くらいっスもんね。」

由里子「忙しくて遊びにとか行けないしね!HAHAHAHA!……はぁ。」

比奈「やめてくださいよ…悲しくなるじゃないっスか…それじゃ乃々ちゃんには>>31をまずはお願いするっス。」

ベタ

比奈「乃々ちゃんはベタをお願いするっス。」

乃々「あうう…ベタですか…やっぱりもりくぼの画力なんて必要ないですよね…」

比奈「ち、違うっス!いくら上手いとはいえいきなり素人さんにプロとして原稿は任せられないのでまずは塗りの腕を確かめさせて欲しいんでス!」

由里子「いきなり地味な仕事でごめんね。でも乃々ちゃんの実力が分からないとさ。」

乃々「任せてください。地味な仕事はもりくぼの天職なんですけど…」

30分後

乃々「あの……」

比奈「書き下ろしの締め切りいつでしたっけ?」カリカリカリカリ

由里子「刹那で忘れちゃった。まあいいかそんな締め切り。」カリカリカリカリ

比奈「おい、あんた!!ふざけた事言ってんじゃ…!」カリカリカリカリ

由里子「辞めろ!比奈っちゃん!」
カリカリカリカリ

乃々「あの………」

比奈「あ、ごめん、集中してたっス…ベタ塗りの仕方が分からなかったっスか?」

乃々「そうじゃなくて…あの…全部終わったんですけど…」

比奈「まさかそんな……マジっス…ちょっと由里子さん!全部ベタ終わってるっス!」

由里子「はいはいお疲れ様DEATH…え、終わってる…?!」

比奈「連載分と増刊分と書き下ろし分全部貯めてたのが綺麗さっぱり終わってるっス!」

由里子「何…だと…?うわ…ユリユリより丁寧だじぇ…」

乃々「そんな大した事じゃないんですけど……」

比奈「いやいや!大したものっス!今すぐ由里子さんと変わって欲しいくらいっス!」

由里子「じょ、冗談きついよ…」

比奈「冗談だったらいいっスね。」

由里子「えっ……酷くない?」

比奈「冗談っス。」

由里子「で、ですよね〜。」

比奈「経験とかあるっスか?」

乃々「その…一応毎日練習はしてるんですけど……」

由里子「…ひょっとして今回は締め切り落とさずに済むかもしれないじぇ…!」

比奈「ええ…今回は編集さんに怒られなくて済むかもしれないっス!乃々ちゃん、他には何が出来まスか?!」

乃々「えっと…>>39

小物とか花背景なら少しは

乃々「えっと……小物とか花背景なら少しは……」

比奈「じゃあそれもお願いしていいっスか?アタシらは作画に集中しないといけないっスから…」

乃々「いいですけど…もし失敗しても…もりくぼには責任取れませんよ?」

由里子「でぇじょうぶだじぇ!ユリユリたちもよく失敗するもんネ!」

乃々「プロの漫画家さんでも失敗するんですね……ちょっと意外なんですけど。」

比奈「数えたら切りが無いっスよ?だから失敗なんて気にしないでパーッとやっちゃって欲しいっス!」

乃々「……わ、分かりました。」

比奈「…………」カリカリカリカリ

由里子「………」カリカリカリカリ

乃々(プロの漫画家さんはもりくぼなんかと違って失敗なんかしないと思ってました……)

比奈「…………」カリカリカリカリ

由里子「…………」カリカリカリカリ

乃々「……………」カリカリカリカリ

比奈「乃々ちゃんここに花背景をお願いしまス。」

乃々「は、はい!今行きます…!」

由里子「あ、こっちも花背景よろしく!」

乃々「あうう…もりくぼは一人しかいないんですけど…」

由里子「今日はまだ二徹だから楽勝だネ。」

比奈「3日おきに寝られるのは久しぶりっスね!」

乃々「そ、そんなにいつも大変なんですか?!」

由里子「いつもは三徹、四徹は当たり前だじぇ…」

比奈「昼間はアイドル、夜は漫画家っスからね。」

由里子「いやあ、アイドルとしても漫画家としても売れっ子なアタシたちって凄すぎ?」

比奈「あちゃーそれ言っちゃうっスか?言っちゃうっスか?」

乃々「どっちかだけにしたらいいんじゃないかともりくぼは思うんですけど…」

由里子「んー…どっちも好きだからネ!」

乃々「でも…アイドルか漫画家だけでも十分先生方なら大丈夫だと思うんですけど…?」

比奈「>>45

比奈「どっちも楽しいし、どっちも楽しみにしてくれるファンの人たちがいるっス。片方だけでもファンの人の喜ぶ声を聞くのは嬉しいのに、両方やれば二倍聞けるんだからやめられないっス!」

由里子「ファンの人たちあってのアタシたちだからネ。乃々ちゃんは違う?ファンレターとか貰ったら凄く嬉しくない?」

乃々「……確かに嬉しいですけど…」

比奈「アタシらもそれが嬉しくて仕方が無いんス。最初は両立できるか不安だったっスけど。」

由里子「出始めはめちゃくちゃ叩かれたもんね…」

比奈「そうそう。漫画家の癖にアイドルなんかやって名前を売るのか、とか。オタクキモいなんかも散々言われたっスね。」

由里子「ユリユリを馬鹿にするのはいいけどオタクを馬鹿にするのは許せなかったよ!」

乃々「私だったらそこで諦めちゃうんですけど……」

比奈「アタシらは根性がひん曲がってたっスから逆に頑張ったっスね。」

由里子「そんな文句に負けてたらオタクの敗北だじぇ!ユリユリたちはそんな奴らを見返してやりたくなっちゃってね。」

比奈「がむしゃらだったっスね…キツくて何回も何もかも投げ出したくなったっス…」

由里子「でもそんな中でアタシらを応援してくれる人たちも出てきてくれたんだ…最初のファンレターは涙が出たね…」

乃々「………」

比奈「その時アタシらはこの人たちのためにできる限りのことはやろうって思ったっス!」

由里子「そしてユリユリが美人すぎたせいで今に至る…と。」

比奈「最後だけおかしいっスよ!」

由里子「てへぺろ。」

比奈「アタシも頑張ったじゃないっスか!だいたい何スか!あの美しすぎる腐女子ってキャッチコピー!」

由里子「考えたのユリユリじゃないもーん!マネージャーさんだもーん!」

比奈「そうだったんスか?!全くあの人は……今考えたら新人漫画家をアイドルにスカウトするなんて変人の極みっスよ!」

乃々「あの…漫画は………」

比奈「今ので切りがよかったんで午前中はここまでっス。ピザでもとるっスか?」

乃々「>>51

一時中断します

安価は>>52

先生方にお任せします…

再開します

乃々「先生方にお任せします……」

比奈「そんなに堅くならないでいいっス。アタシらに遠慮しなくていいんスよ?」

乃々「いえ…先生方にもりくぼなんかが意見するのはおこがましいんです……」

比奈「うーん…美玲ちゃんなんか『北京ダックが食べたいぞッ!高級なヤツだからなッ!」とか言うんスけどね…」

由里子「同じ14歳とは思えないじぇ…」

比奈「あ、今日頼んだらポイント台紙またいっぱいになるっスね…」

由里子「そろそろ頼む物が無いよ…女子力の低さをポイント台紙が物語っちゃってるね…どんだけピザ食べてんだろ…」

比奈「最近3食ピザだったっスからね…」

乃々「ピザ以外も出前を頼めばいいと思うんですけど…」

比奈「んー…出前に何を頼むか考える時間が惜しいと言うか…」

乃々「その発想は無かったです…」

由里子「じゃあユリユリが電話するじぇ。もしもしあれ、電波が?ちょっとユリユリ外に…」ガシッ

比奈「同じ手は二回は通用しないっス!」グググ

由里子「離して比奈ちゃん!ユリユリは行かないといけないんだじぇ!今日はおホモだち特別号の発売日なんだよ!」
グググ

比奈「仕事終わってから買いに行けばいいじゃいっスか!」グググ

由里子「いーやー!ユリユリは買いに行くの!」

乃々「…あの…意見を言うなんておこがましいんですけど…こうしてる間にもファンの人たちはお二人の作品を待ってると思うんですけど…」

比奈・由里子「………!」


比奈「由里子さん…仕事しましょうか…」

由里子「うん…ユリユリ仕事する。それから買いに行く。」

乃々「あの…失礼な事を…」

比奈「いや、今のが無かったら由里子さん確実にごねて仕事しなかったっス。」

由里子「ユリユリでも乃々ちゃんの前くらいではカッコつけないとネ!」

比奈「乃々ちゃんも案外ズバッと物を言いまスね!あ、気を悪くしないでください!」

乃々「あううう……///…もりくぼはピザ頼みますね…」」



5分後

ピンポーン

由里子「むむむ。ピザにしては早いね?」

比奈「この時間…ひょっとして編集さん…?!」

由里子「!!!」

比奈「あ、アタシら何かしたっスかね?!」

由里子「わ、わかんないけど…の、乃々ちゃん出て!」

乃々「わ、分かりました……どなたですか?」
ガチャ

>>60「こんにちは。」

きらり

きらり(280cm)「こんにちはだにぃ☆」

乃々(149cm)「あ…あ……」

比奈「ま、マズイ!きらりちゃんを止めてください!大変な事になるっス!」

乃々「も、もりくぼにはむーりぃー!」

きらり「にょわしょー☆」ゴシャアアア

由里子「ああ…この前修理した天井が……」

比奈「最初から天井なんか無かった…そう思うっス…」

比奈「きらりちゃんしゃがむっス!このままじゃまた風通しが良くなっちゃうっス!」

きらり「うゅ?ごめんなさいだにぃ…またやっちゃったにぃ…」

乃々(もりくぼの脳は事態を処理できないんですけど!)

由里子「ちゃんとしゃがんで入ってきてって言ってるでしょ!」

きらり「比奈ちゃんたちのお家は狭いにぃ…」

比奈「狭くないっす…」

乃々(実物です…実物の諸星きらりさん…足しか見えないんですけど…)

きらり「うきゃ?」

乃々「?!」ビクッ

きらり「にょわー!かーわいいにぃ♪」ズオアアアア

乃々「ひいいいいい!」

きらり「にょわしょー!」ブンブンブン

乃々「ひいいい…む、むーりぃー!」

きらり「にょわにょにょわ!」ブンブンブン

30分後

比奈「可愛いからって振り回したらダメじゃないっスか!」

由里子「乃々ちゃん顔真っ白だよ!」

乃々「もりくぼは…もりくぼは…もう……」フラフラ

きらり「うきゅ………」

比奈「きらりちゃんに悪意が無いのは分かってまスけど…」

由里子「あれはユリユリも……スリルとサスペンスになっちゃうじぇ…」

きらり「だってかわゆいものをみたらうきゃーってなってはぴはぴになっちゃうにぃ…」

乃々(大きいです……座っててももりくぼより高いんですけど…)

由里子「二人は直接会うのは始めてだったよね?こっちは今手伝ってもらってる乃々ちゃん。こっちはきらりちゃんね。」

乃々「はじめまして…もりくぼは森久保乃々です………」

きらり「きらりは諸星きらりだにぃ!きらりん☆」

乃々(ひうう…私の苦手なタイプのテンションが高い人です…)

比奈「今日は何の用っスか?」

きらり「>>67

きらり「きらりPちゃんのお洋服を考えて欲しいの。」

由里子「いつもだったらやってあげたいんだけど……」

比奈「今日はちょっと立て込んでて…」

きらり「うゅ……でももうすぐきらりPちゃんのお誕生日だから早くお洋服をプレゼントしてあげたいにぃ…」

由里子「うーん………分かった!比奈ちゃんこっちからやるよ!」

比奈「がってんっス!」

乃々「あの…漫画はどうするんですか?」

比奈「後回しになるっスね。仕方が無いっス。」

乃々「そんな……きらりさんには悪いんですけど………普通は仕事が優先だと思うんですけど?」

由里子「そんな道理アタシの無理でこじ開ける!きらりちゃん、きらりPさんのサイズは分かる?」

きらり「うーんとね…ちっちゃくてかわゆいにぃ☆」

比奈「そうじゃなくて……」

由里子「だいたいでいいから…」

きらり「えっと…このくらいだにぃ。」

乃々(ちっちゃいです……)

比奈「だとしたら各部位ごとのサイズはまあ……」サラサラサラ

比奈「こんなものっスかね?」

乃々「なんだか数字がいっぱいなんですけど……」

由里子「どんなイメージがいいと思う?」

乃々「あ、あの……」

きらり「きらりPちゃん時々かっこいいお洋服は大っきくてサイズがないってしょぼんてしてたからかっこいいお洋服がいいと思うにぃ!」

由里子「ふむふむ…なら…」サラサラサラ

由里子「こんな感じはどうかな?」

きらり「うきゃー!かっこいいにぃ!」

由里子「プロですから。比奈ちゃん、後はまとめていくよ!」

比奈「今パソコンを立ち上げるっス!」

乃々「ちょ、ちょっと待って欲しいんですけど!」

比奈「何っスか?」

乃々「やっぱりおかしいです…諸星さんのお願いは仕事が終わってから聞けばいいじゃないですか!」

きらり「そしたらお誕生日に間に合わないにぃ……」

乃々「それは困りますけど…それでもお仕事を優先した方がいいと思うんですけど!」

比奈「耳が痛いっスね…」

乃々「ファンが待ってるんじゃないんですか?何を呑気にしているんですか?もりくぼには分からないんですけど!」

由里子「>>74

きらりんパワーがね…

由里子「きらりんパワーがね…」

乃々「き、きらりんパワー?」

由里子「そう…きらりんパワーがアタシにそうさせるんだよ?分からないかな?」

乃々「意味がわからないんですけど…」

比奈「きらりちゃんの熱い思いでハートに火が付くぜ燃え上がるぜって言う事っス!」

乃々「はぐらかさないで欲しいんですけど…!」

比奈「はぐらかしてなんかいないっス。いいっスか、アタシらの職業はファンの人に喜んでもらう事っス。」

乃々「だ、だから……」

由里子「きらりちゃんもアタシたちのデザインのファンだから同じように喜んでもらわないとネ!」

乃々「…そんな理由ではもりくぼは納得できないんですけど!そ、それに原稿が終わらないんじゃないんですか?」

比奈「…だったら原稿も終わらせればいいんスね?」

乃々「そう……ですけど…」

比奈「由里子さん…原稿をお願いできるっスか?きらりちゃんはアタシに細かい指示をください。」

きらり「おっつおっつばっちし☆」

由里子「この姿になるのは久しぶりだじぇ……」ハチマキギュッ

乃々「えっと…あの……」

由里子「悪いけど乃々ちゃんアシスタントとして頑張って貰うよ!」

乃々「私と大西先生だけじゃ絶対無理なんですけど……ねえ、やっぱり仕事から……」

由里子「悪いけど静かにして欲しい。」カリカリカリカリカリカリカリカリ

乃々「?!さっきとは速さが全然違うんですけど…?」

比奈「由里子さんはエンジンかかったら早いんスよ。まあエンジンかかるまでが遅いんスけど…」

乃々「でも…それだけじゃ…」

比奈「不可能を可能にする…それが有閑クラブですから…っス。古い漫画だけど乃々ちゃんは知ってまスか?」

乃々「……わかりました…やってみるだけやってみますけど…」

6時間後

由里子「」チーン

乃々「ほ…本当に…お、終わったんですけど?!」

比奈「これくらいいつもやってくれれば楽なんでスがね…はい縫製までしましたよ。」

きらり「比奈ちゃん…ありがとうだにぃ…」

比奈「どうでスか?プロの仕事は?」

乃々「……>>82

今日はここまでです。

明日から頑張る…嘘じゃないよ?

すごいです…本気になったらこんなに早いなんて…ただ、いつもこのくらいのペースでやってほしいですけど

再開します

乃々「すごいです…本気になったらこんなに早いなんて…ただ、いつもこのくらいのペースでやってほしいですけど…」

比奈「あっはっは!乃々ちゃんもなかなか言うっスね!」

乃々「あうう…別にそういうつもりじゃないんですけど……もりくぼはただもっと早く先生方の作品が読みたいなって思っただけで………」アセアセ

比奈「あっはっは!いいっス、いいっス!事実っスから。いやあ…その本気は普段出さないから本気…みたいな?」

きらり「うきゃー☆なんかかっこいいにぃ!!はぐはぐすぅ?」

比奈「き、気持ちだけはいただけまス…」

比奈「由里子さん。由里子さん。」
ユサユサ

由里子「はっ!アタシの男体祭り(♂)は?!」

比奈「そんな物無いっス…ほら大丈夫っスか?」

由里子「うああ…あれは夢だったのか!!」

比奈「どんな夢見てたんスか…皆さん今日はお疲れ様でス。コーヒー淹れてきま………あれ?」フラッ

きらり「比奈ちゃん?!」

比奈「い、いえ…軽い貧血っス…」
ヨロッ

乃々「で、でも顔色が凄く悪いんですけど……?」

比奈「あっはっは…日焼けしてないだけっス…」

由里子「いや…」ピタ

由里子「うわっ、すごい熱!なんで我慢してたの?」

比奈「このくらいで休んで連載に穴を開ける訳にはいかないっスから…葛根湯飲んだから大丈夫っス。」

きらり「………」ヒョイ

比奈「うわっ!あの…きらりちゃ…」

きらり「……無理をされていたのですね。こんなに軽い体で……」

比奈「…………」

きらり「比奈さんなら大丈夫…そう思って頼りすぎてしまいました…」

比奈「…水臭いっス。アタシときらりちゃんの仲じゃないっスか?」

きらり「……すみません。」

きらり「乃々さん。お布団がそこの押入れに入っているはずです。」

乃々「はい………えっと…あ、ありましたけど…」

きらり「敷いてください。私はおかゆを作ります。」

乃々「わ、分かりました!」

比奈「そんな……まだまだ休めないっスよ。これから由里子さんの原稿の校正をして……」

由里子「ユリユリの原稿に校正など要らぬ!だから大人しく横になってよね。」

比奈「………」

きらり「台所をお借りします。」

由里子「じゃあアタシ薬局行ってくるから!」ガチャ バタン

比奈「皆さんにこんな事させて申し訳ないっス…」

乃々「いえ……38度6分?!…すごい熱じゃないですか!」

比奈「…アシスタントに来てもらったのにかっこ悪いとこ見せちゃったっスね…」

乃々「……朝から無理してたんですか?」

比奈「無理なんかしてないっスよ!ほら……」ヨロ

乃々「……>>93

うえ

乃々「もりくぼは氷枕と水タオル用意します。プロ意識ってすごい…」

比奈「乃々ちゃんだってアタシと同じプロのアイドルじゃないスか。」

乃々「………私は…」

きらり「おかゆできたにぃ!」ドンッ

寸胴鍋「おにゃーしゃー☆」

比奈「ありがとうございまス…ただそんなには……」

乃々「なんで寸胴鍋があるんですか……」

比奈「資料用っス。」

きらり「ふーふーしてあげゆ。ふーふー、あーん。」

比奈「あーん…」パク

比奈「……体に染みるっス…ピザ以外は久しぶりっス…」

乃々「………あの…こんなに無理をしたのはもりくぼがあんな事を言ったからですか…?」

比奈「いやいや確かにちょっとはムッとしたっスけど…」

乃々「……やっぱりもりくぼはダメダメです……先生に無理をさせてしまうなんて…」

乃々「私があんな事さえ言わなければ…荒木先生は倒れるまで頑張らなくても……」

比奈「…それは違うっスよ。勘違いしないで欲しいっス。」

乃々「でも…悪いのはもりくぼです…」

比奈「…いいえ…遅かれ早かれアタシは倒れてたはずっス。自分でも本当は分かってたっス…だからむしろ乃々ちゃんが居てくれて助かったっス!」

乃々「私が居て……?」

比奈「はいっス!」

乃々「………」

乃々「そんなわけが無いです…もりくぼがいなかった方がいいに決まってます…もりくぼはお手伝いに来たのに迷惑をかけてしまって…」

比奈「迷惑だなんて…頼んだのはこっちっスから…」

乃々「いいえ…もりくぼのお手伝いした箇所もきっと全部ボツです…もりくぼなんかがした箇所がOKなわけありません……」

きらり「……どうしてそんなに自分を悪く言うのですか?」

乃々「あうう……だって事実なんですけど……」

きらり「>>100

きらり「乃々ちゃんはもっと自信をもって大丈夫です。乃々Pさんだってそれを分かってお仕事を取ってきてるんじゃないですか?」

乃々「自信なんてもてないんですけど…もりくぼは地味で可愛く無いですし……」

きらり「…私は乃々ちゃんが羨ましいです…」

乃々「何がですか?もりくぼは諸星さんに比べたらスタイルも悪いし、性格だって暗いんですけど……乃々Pさんだってもりくぼを荷物見たいに抱えて運びますし……」

きらり「…少なくとも…私はきらりPさんに抱えてもらったりはできません…」

乃々「…………」

きらり「昔は身長の女の子だったらな、とよく考えていました。」

乃々「…………」

きらり「でも今ではこの身長は私の自慢です。アイドルとしては目立てますし。それにきらりPさんは大きな私が好きって言ってくれましたから。」

乃々「……きらりPさんはきらりさんが好きなのかもしれないですけど…乃々Pさんは私がきっと嫌いなんですけど…」

きらり「…どうしてそう思いますか?」

乃々「だっていつももりくぼが嫌がる仕事ばっかり取ってきますし…きっと私をいぢめて遊んでるんです…」

比奈「んー、そうじゃなと思うんスけどね。だって乃々Pさんとこの前たまたま一緒に飲んだ時酔っ払ってずっと
『あと2年…あと2年で乃々と結婚できる…』ってうわ言のように……あ、これは言っちゃいけなかったっス!」

乃々「け、結婚…………」///カアアア

きらり「乃々Pさんはきっともっと乃々ちゃんの可愛さをたくさんの人に知って欲しいんだと思います。」

乃々「………そうなんでしょうか?」

比奈「それにもう言っちゃうっスけど『はあ…いつも乃々に嫌がる仕事ばっかりさせてるけど嫌われたらどうしよう…』って泣いてましたよ。」

乃々「乃々Pさんが……」

ガチャ
由里子「薬買ってきたよ!」

比奈「自信が持てないなら見てくださいあの由里子さんを!いつも頭の中は男祭りなR-18なのにあんなに堂々としてるっスよ。」

乃々「…………」

乃々「由里子さんが平気なんだから乃々ちゃんは胸を貼ればいいっス!」

由里子「だから酷くない?」

乃々「…>>106

訂正

ガチャ
由里子「薬買ってきたよ!」

比奈「自信が持てないなら見てくださいあの由里子さんを!いつも頭の中は男祭りなR-18なのにあんなに堂々としてるっスよ。」

由里子「えっ何?薬局まで行ってきたのに唐突なユリユリdisり?」

乃々「…………」

乃々「由里子さんが平気なんだから乃々ちゃんは胸を貼ればいいっス!」

由里子「だから酷くない?」

乃々「…>>107

尊敬する先生達みたいになれますか・・・

乃々「……尊敬する先生達みたいになれますか?」

比奈「乃々ちゃんならなれるっス!ねえ由里子さん?」

由里子「えっ、ちょっ…まあなれると思うよ!努力次第だけどネ!」

乃々「…今ので少し自信がつきました…大西先生のおかけです…」

比奈「さすがは由里子さん!」

由里子「お、おう!どういたしましてだじぇ……」

由里子「えっ、アタシなんかしたっけ…?」

きらり「んーとね、乃々ちゃんが由里子ちゃんを見たらはぴはぴになったにぃ☆」

比奈「いやあ…今のは由里子さんにしかできなかったっスよ!」

由里子「おい病人。ユリユリを遠回しにバカにしてないかね?」

比奈「ゴホッ、ゴホッ!頭が急に痛く!」

乃々「…2人とも仲がいいんですね…もりくぼには友達がいないから羨ましいんですけど……」

きらり「もう!ひどいにぃ!きらりともう乃々ちゃんはお友達だゆ!」

乃々「…私なんかと友達…本当にいいんですか?もりくぼなんかと友達でもつまらないんですけど……」

きらり「きらりは乃々ちゃんといたらはぴはぴだにぃ☆」

乃々「……そうですか…?」

きらり「うゅ!乃々ちゃんとぉーってもかわゆいにぃ!きらりんハウスにお持ち帰りしたいにぃ!」

乃々「……きらりんハウス?」

きらり「こんなかわゆい子とお友達になれなかったらきらりしょぼんってなっちゃうにぃ…」

由里子「アタシらの仕事場にも気軽に遊びに来てよネ。ただし手伝ってもらうよ。」

比奈「そうっス。乃々ちゃんみたいな貴重な戦力はなかなかいないっス。毎日来てもいいくらいっス!」

乃々「……私なんかでよければ…」///

きらり「うきゃー!!うれすぃー♪」

乃々「友達………」///

きらり「お友達の証に>>114だにぃ☆」

きらりんルームにご招待

きらり「きらりんルームにご招待だにぃ☆」

乃々「よく分かりませんけど……友達の証…もりくぼにはもったいないくらいの響きです!」

比奈「ああ…えっと……あっ急に眠気が!」バタッ

由里子「アタシも持病のしゃくが!」
バタッ

きらり「比奈ちゃんと由里子ちゃんもご招待したかったのに残念だにぃ……」

乃々「友達の証……」ワクワク

乃々「お疲れ様です…2人とも寝かせてあげましょう……」

きらり「だにぃ。よし、きらりんタクシーだにぃ☆」ヒョイ ポス

乃々「肩の上に乗っちゃったんですけど!」

きらり「今きらりが立ったらお家の屋根が壊れちゃうからお外だったらもっと楽しいにぃ!」

乃々「もりくぼの知らない景色が……!」ワクワク

きらり「おやすみなさいだにぃ。じゃあれっつごー☆にょわにょわにょわ…」

乃々「おお……」ワクワク

翌日

乃々P「乃々に嫌われたらどうしよう…ベストな仕事を取ってきてるつもりなんだが…」

ガチャ

乃々P「おっ!おはよう!の…森久保ォ!」

乃々「おにゃーしゃー☆」

乃々P「」



終わりなんですけど……

>>1の亀進行が酷い回でした…退屈なされたら申し訳ありません…次回以降反省いたします…

森久保ォが若干何かを学ぶ回でした。…よね?

よく考えたらメイン不在だったんですけど…

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