王様「何?奴隷の中に生意気な娘がおるだと?」【DQM】(10)

王様「そんなやつは八つ裂きにしてしまえ!」

青ピエロ「それ、いいすぎ」ビシッ

王様「ちょっと言い過ぎたかのワッハッハッ…」

赤ピエロ「連れて来ました」

奴隷娘「……チッ」

王様「ほぅ…そなたの名は?」

奴隷娘「……杏子…」

王様「何?あんこじゃと?」

奴隷娘「佐倉…杏子だ…」

王様「何?あん…

テリー「王様ただいまー♪」

スラぼう「ぷるるぷるる」プルプル

杏子「…!?」

杏子「てめぇ!!」ドッ!!

スラぼう,ホイミン,ピッキー,ゴレムス「!?」ビクッ

テリー「え?」

王様「ほう。玉座の間で戦闘とは舐め腐っとるの」

-【杏子】さみだれ斬り--86!-75!-54!-32!-

テリー「わわっ!!」

王様「ほぅ。テリーの育てたモンスターにここまで…強いな」

テリー「ていうか本当になんなんだよ!」

【その後】

杏子「すまねぇな…急に襲ったりして」

テリー「いやいいよ。スラぼうが偶然似てただけなら」

スラぼう(良くねえよ)

王様「襲うなら全裸でわしにかかってこい」

青ピエロ「それ、エロすぎ」ビシッ

杏子「……」

杏子「実はな。前まで別の世界にいたんだけど
白い変な奴にここの世界に連れて来られたんだよ」

王様「わたぼうじゃな?」

杏子「ん?あぁそいつだ。君は凄い素質のあるマスターに
なれるとか…訳の分かんねえ事を良いやがって。
まぁ、似たような事を別の獣にも言われたけどな…」

テリー「別の獣?」

王様「まさか…きゅぷきゅぷの実の能力者か?」

青ピエロ「それ、何それ?」ビシッ

杏子「その話はまた今度な」

王様「とりあえず、そなたは優秀だ。どうじゃ?
そなたも星降りの大会に出ぬか?」

杏子「わりぃがそういう趣味じゃないんでね」

テリー「そうだね。やめてよ」

杏子「……」(何だコイツ)

王様「う~む。なら、『いかりの扉』へ行ってくれるか?」

杏子「何か厄介事を任せようとしてるなお前…」

王様「奴隷が厄介事をこなすのは当たり前じゃろ」

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