ココア「リア充?」
チノ「私なんて友だち二人しかいないのに…」
ココア「え、そんことないよチノちゃん!」
チノ「いいんですよ私みたいな陰湿コミュ障オタク喪女なんて…」
ココア「い、いんしつこみ?」
チノ「はぁ…」
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チノ「まず私は学校に行くときは必ずマヤさんたちと一緒に生きます」
ココア「仲良しだからね」
チノ「違いますよ」
ココア「え?」
チノ「まだ私がボッチだったとき一番辛いのは学校に登校して授業が始まるまでの時間ですよ」
ココア「…」
チノ「一人で椅子に座って回りのリア充共がやれ昨日のドラマや昨日のテレビの話をしているのを聞くのがどれだけ辛いか分かりますか?」
ココア「…」
チノ「たまににわかが私の知ってるアニメの話をしたときなんかブチ切れそうになりますよ」
ココア「チノちゃん…」
チノ「昼とか辛かったなぁ図書館の横で食べてましたよ、今は二人とですが」
チノ「大体私はコミュ障なのになんで接客業しなくちゃいけないんですか!」
ココア「えぇ…」
チノ「でもリゼさんはよかったですよ」
チノ「知ってますか?リゼさんは学校で人気者らしいですよ」
ココア「そうみたいだね」
チノ「そのリゼさんと休日一緒に歩いてるだけで私は神にでもなった気分でしたよ!」
チノ「それにリゼさんもオタク仲間ですからねしっかりと私のことを分かってますよ」
ココア「わ、私だってチノちゃんのことを分かってるよ!!」
チノ「なら問題です」
チノ「私の一番好きなガンダムはなんでしょう?」
ココア「あっ…えーと」
チノ「分からないんですか?」
ココア「…」
ココア(なにガンダムって?)
チノ「はぁ…失望しましたよ」
ココア「チノちゃん…」
チノ「やはり貴女と私は相容れぬ関係」
チノ「リア充は滅びてしまえ!!」
ココア「ち、チノちゃん!?」
チノ「ほろび~ろ~!」ユラユラ
ココア「チノちゃん…」
チノ「ふふっ…どーせモテモテのココアさんは喪女の気持ちなんて」
ココア(今度はもじょ?)
チノ「どーせ私のことをココアは見下してるんでしょう?」
ココア「そんなことないよ!」
チノ「なら私の言うことをなんでも聞いてくれますか?」
ココア「うん!」
チノ「本当ですか!」
チノ「今なんでもするって言いましたね?」
ココア「うん!チノちゃんの為ならなんでもしちゃうよ!」
チノ(こっこれは予想外にいい方向に!)
チノ「さぁて何をしましょうかねぇ」ニヤニヤ
チノ「決めました」
ココア「何をするの?」
チノ「これをもって下さい」
ココア「これってリゼちゃんの制服?」
チノ「それを鼻の所へもっていってください」
ココア「こう?」
チノ「そう、そこでスーハースーハーしてください」
ココア「スーハースーハー」
ココア(あっ…リゼちゃんのいい香り)
チノ「…」パシャ!
ココア「!?」
チノ「うっわ~ココアさん変態~」ニヤニヤ
ココア「ちっ違うよチノちゃんが!」
チノ「リゼさんに送りつけてあげましょう」ピロリン
ココア「だっためだよっ!」
チノ「あっ…もう既読つきましたね」
ココア「そんな…」
チノ「あっ返信が来ましたよ、ほらっ」
リゼ『チノこれはどういうことなんだ?』
ココア「あ…あぁ…!」
チノ「ココアさぁんの人生しゅーりょ~」ニヤニヤ
ココア「あ…」
チノ「他の女子にも送っときますよ」
ココア「…」プルプル
チノ「んw?どうしましたァ?」
ココア「う…そ」ジョバー
チノ「おっお漏らしっ!」
チノ「いいですよその絶望の表情とお漏らし!」パシャパシャ
ココア「うっ…」バタン
チノ「ふん、気絶してしまいましたか」
チノ「まぁこれでココアさんも私の仲間入りです」
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