ラティオス「御主人のために」(159)

………
「今回の功績によりbpを進呈します!」

男「ありがとうございました。みんな、出て来い。」pon!!

ラティオス「お疲れ様でした、御主人。」

バンギラス「今回も余裕だったな!」

ムウマージ「ふふん、私のおにびが活躍してたわね!」ホッコリ

ハッサム「毎回、マスターの指示は的確で助かります。」

男「みんな、今日もありがとう。ボックスでゆっくり休んでくれ。」

ボックス内

サーナイト「あ、皆さん!今日もお疲れ様でした!」

バンギラス「よー、出迎えご苦労さん。」

ムウマージ「今回も、中々楽しめたわね。」

マニューラ「ええなぁ、ウチも早よう皆と一緒に戦いたいわぁ。」

ハッサム「直接頼んでみたらどうですか?」

マニューラ「せやな、今度そうしてみるわ。」

カイリュー「んんwwwwラティオス殿はいらっしゃらないのですかなwwww」

バンギラス「ラティオスは男と作戦会議だとよ。」

カイリュー「了解ですなwwwwぺゃっwwww」

バンギラス(きめぇ)

ワイワイガヤガヤ…

………

男「次はどの子と戦おうか。」

ラティオス「でしたら、マニューラを連れて行ってはどうでしょうか。」

男「マニューラか、初陣は勝ち星をあげてやらないとな。」

ラティオス「ふふっ、そうですね。」

男「なぁ、ラティオス。」

ラティオス「何ですか、御主人?」

男「毎日強敵と戦って、戦って、たまには息抜きでもしたいよな?」

ラティオス「私は御主人の赴くままに戦いますよ。」

男「そんなに畏まるなよ。お前は一番の相棒なんだ。」

ラティオス「ええ、ありがとうございます。」

男「そこでだ、俺はある名案を思いついた!」

ラティオス「おお、その名案とは?」

男「ポケモンたちのやりたい事や行きたい所に連れて行くのさ。いい案だろ?」

ラティオス「ふむ、それなら皆、喜びますね。」

男「だよな!正直俺もそろそろ羽を伸ばしたかったんだよー。」

ラティオス「はねやすめ、ですか。」

男「あはは、そうだな。」

ラティオス「ですが、私達の仲間はボックス内に沢山居ます。御主人の身体が足りないのでは?」

男「…き、気合いで。」

ラティオス「私も、協力しましょうか?」

男「いやいや、お前もたまには休め。毎回助けられてばかりだと何だか情けないんだよ。」

ラティオス「そうですか、分かりました。ですが私は…」

男「あー、いや。何も言うな。また今度聞かせてくれ。それと、ラティオスはボックスにいるみんなにこの事を伝えてくれ。」

ラティオス「了解しました。では、戻りましょうか。」

男「そうだなー…何かやる気出てきた。」

ラティオス「ふふっ、頑張って下さいね。」

………
ボックス内

ラティオス「ただいま戻りました。」

マニューラ「おっ、ラティオスはん!今度の試合、ウチに…」

ラティオス「すみません、実は…」カクカクシカジカ

マニューラ「えー、そうなん?何か都合悪いなぁ。」

バンギラス「何だ何だ、二人で密談か?」

クチート「私にも聞かせてよー!」

ナンダーナニカアルノカー
ガヤガヤ…

ラティオス「皆さん集まって。実は御主人の提案でこのような…」カクカクシカジカ

バンギラス「あの戦闘狂の男がそんな妙案をなぁ…。」

カポエラー「いや戦闘狂違うでしょ!」マッハパンチ

こうかは ばつぐんだ!

バンギラス「」ビクンビクン

サーナイト「寸劇はやめましょうよ…。」

クチート「それで、その企画はみんなが参加出来るの?」

ラティオス「勿論。そのためのはねやすめですから。」

バンギラス「俺はあの茶髪の男のドサイドンと戦いてぇな。」

ハッサム「同じく、鍛錬を希望する。」

ムウマージ「たまにはのんびりしないのかしら…。」

ラティアス(おにいちゃんと出かけたいなぁ…)

サーナイト(ますたーと出かけたい…)

カイリキー(男と2人っきりで…ウホッ♂)ムラッ

ムウマージ(うわぁ)

ラティオス「なお、明日から始まりますので、今日はゆっくり休んでくれ。との事です。」

エーフィ「楽しみだわ。ねぇ、兄さん?」

ブラッキー「そうだな。久しぶりにリーフィアやグレイシアの所にも行こうか。」

クチート「ムウマージちゃんはどうするの?」

ムウマージ「私?うーん、どうしよっかなぁ。」にこ

カイリュー「んんwwwwヤケモンの厳選以外ありえないwwww」

ラティオス「明らかに面倒な事はやらないみたいですよ。」

カイリュー「なんと」

サーナイト(早く明日にならないかなぁ…♪)

ラティオス(皆、嬉しそうな表情をしている。今回の企画は成功みたいですね…ふふっ。)
………

男「おっ、友じゃん。」

友「よー。相変わらず戦ってたのか?」

男「それがな、明日から…」カクカクシカジカ

友「へー!いいじゃん、俺にも参加させろよ。」

男「そうだな、みんなにもいい触れ合いの場になるし…。」

友「またサーナイトちゃん見せてくれよ!可愛くて仕方ないんだ…。」

男「お、おう。」

友「そんな目で見るなよ…。」

今日はここまでです。また明日来ます。

一日目
………

男「んっ…ふわあ~ぁ。今日もいいてんk」

弟「兄貴おはよう朝だぞー!」ガチャリ

男「ノックをしなさい愚弟」

弟「朝から暴言ですか愚兄。」

男「お前もだろ!?…あぁ、おはよう。」

弟「今日もいい天気だねー。ね、ピカチュウ?」

ピカチュウ「うん、そうだね!男さんおはよー!」

男「おぉ、ピカチュウ。相変わらず元気そうだなー。」なで

ピカチュウ「えへへー。」

男「っと、こうしちゃいられない。今日は友と待ち合わせてたんだ…準備したらすぐ出かけるから、母さんにも言っておいてくれ。」

弟「友さんだね、分かった。行こう、ピカチュウ!」ガチャリ

ピカチュウ「うん!」

男「いつも通り、仲が良さそうだな。…さて、準備準備。」

………

友「もう、おっそーい!待ち合わせ時間の1分と45秒遅刻よ!」プンプン

男「その気持ち悪い話し方と無駄に几帳面な時間合わせはやめなさい。」

友「何だよ、つれないな。せっかくうちの子を連れてきたのによー。」

男「おっ、約束は守ってくれたみたいだな。」

友「へへん、勿論。」

男「それじゃあ早速…みんな出ておいで。」pon!!

サーナイト「あ、ますたー!おはようございますっ。」

ムウマージ「おはy…日差しが強いわね…。」

バシャーモ「おはよう、男…それと、友様。おはようございます。」

友「サーナイトちゃんにムウマージちゃんとバシャーモか!久しぶりだな~。」にこにこ

バシャーモ「ご無沙汰気味でしたね。調子は如何ですか?」

友「そりゃあ、ばっちりよ。バトルも私生活もな!」

友「それじゃあ俺も。カモン!」pon!!

ジュカイン「…ぐぅ。」zzz

エアームド「…はっ、朝?朝か!友さんおはよっす!」

エルレイド「…はあ、相変わらずジュカインはまだ寝てる。友さんに男さん…ですね。おはようございます。」

男「おう、おはよう。ジュカインは…あぁ、そういえば朝は起きづらかったんだっけ?」

友「はは、そうなんだよ…おーい。」つんつん

ジュカイン「むにゃ…!」ガバッ

バシャーモ「久しぶりですね、ジュカイン。」にこ

ジュカイン「ば、バシャーモ…な、何でここに…って、ここ何処よ!」

サーナイト「ジュカインさん、ここはいつもの公園ですよ。」

ジュカイン「あら、サナちゃん…と、むっちゃんじゃない。男さんも…あら?」きょろきょろ

友「実はな、ジュカイン…」説明中…

ジュカイン「そういう事だったのね…もっと早く言ってよ、寝ぐせがついてるかもしれないじゃない…。」チラッ

バシャーモ「?」

ジュカイン「うう…。」

ムウマージ「ところで男、私の他にバシャーモとサナがいるのはどういう事なの?」

男「あぁ、今日集まった皆は『のんびりしたい組』なんだ。」

ムウマージ「なるほどね…こんな所にバンギラスやハッサムを連れてきても意味ないしね。」

エアームド「ムウマージさんお久しぶりっす!覚えてますか?」

ムウマージ「勿論。友の飛脚役よね?」にこ

エアームド「違います!酷いっす!」

ムウマージ「冗談よ、冗談。ふふっ。」

友「あぁ、愛しのサーナイトちゃん…相変わらず美しい。」にじりにじり

サーナイト「…」かなしばり

友「ほげっ…う、動かない…。」

エルレイド「はぁ、友さんも懲りませんねぇ。」苦笑

………

バシャーモ「どうですか、バトルの方は順調ですか?」

ジュカイン「当たり前よ。私を誰だと思ってるのよ?」

バシャーモ「ふふ、そうでしたね。」


サーナイト「そういえばこの前、ますたーが作ってくれたポロックがすごく美味しかったんですよ。エルレイドもどう?」

エルレイド「いいんですか?ありがとうございます…ん、うん。美味しい。」もぐもぐ…

サーナイト「よかった、やっぱり好みって似てるのね?」

エルレイド「あはは、そうですね。」


ムウマージ「ねぇ、またアレ見せてよ。」

エアームド「アレっすか?いいっすよ!」ビュンビュン!

ムウマージ「うわぁー、すごいわね。どうやったらそんなに身軽に空中で動けるのかしら。」ふわふわ

エアームド「コツがあるんすよ!いいっすか…。」

男「皆楽しそうだな、よかったよかった。」

友「たまにはこういうのもいいよなー…」

男「そうだな、最近はずっと試合だけで籠もってたし。」

友「俺も俺も。すげー気楽だぁ…。」

男「そういや、エルレイドはインファイト覚えたのか?」

友「おう!今じゃすっかり主力技だぜ。」

男「いい感じに、まだ伸びそうだな。」

友「そうだな…って、結局こういう話になっちまうな。」

男「あ…あぁ、まぁいいんじゃないか?」

友「ははっ、だよなぁ。」

………

男「もう日が暮れるな…おーい、そろそろ帰るぞ。」

バシャーモ「む、了解しました。」

サーナイト「はーい、ますたー。」

ムウマージ「これから私の時間なのに…まぁ、仕方ないわね。」

友「はえーなぁ。まだ一時間くらいしか経ってないかと思った…。」

ジュカイン「そうね…また、会いましょう?」

エアームド「お疲れ様っす!」

エルレイド「今日はゆっくり休んで下さい。」

男「友も皆もありがとう。それじゃ、またな…皆、お疲れ。」シュゥン

友「また遊ぼうなー、次はバトルでもするか!」

男「おう、望むところだ。」にこ

今日はここまでです。また明日来ます。

二日目、某公園

男「さて、と…。」

友「…また会ったな。」

男「いや、まぁ約束したからな。」

友「おい、雰囲気壊すような発言はやめろよ!」

男「えっそういう感じだったの…。」

友「男のky!だから彼女出来ねえんだよォッ!」ブンッ

男「危なッ!何で直接攻撃するんだよ…。」

友「叱咤激励だよ」

男「暴力じゃねーか…。」

友「そんな事はどうでもいい!」キリッ

男「友から始めたんじゃ…まぁいいや。今日はバトルするんだし、この鬱憤を晴らさせてもらうぜ?」

友「後で泣きっ面を拝ませろよ!…ルールは?」

男「シングルで三匹制、どうぐ使用禁止でどうだ?」

友「おっけー。」

友「それじゃ…行ってこい、ボーマンダ!」pon!!

ボーマンダ「っしゃオラァ!相手は誰だァ!」ギャオーン

男「頼んだ、カイリュー。」pon!!

カイリュー「んんwwww我の相手はヤーマンダ殿であるかwwww」

ボーマンダ「…って、おめェかよ。」

カイリュー「久しぶりですなwwww我々の勝敗は確か3勝2敗でしたかな?wwww」

ボーマンダ「んだと?俺が3勝の間違いだろうが!」

カイリュー「んんwwwww」

友「そろそろいーか?」

ボーマンダ「おっと、話が長くなったな。」

カイリュー「そのようですなwwww試合を導く以外ありえないwwww」

男「それじゃ…そろそろ始めるか!」

友「ボーマンダ、ドラゴンクロー!」

ボーマンダ「まずはてめェのマルスケを破るぜ!」ズァォ!!

こうかは ばつぐんだ!

カイリュー「んんwwww」

男「よし、耐えたな…カイリュー、りゅうせいぐん!」

カイリュー「必然力wwww」

しかし カイリューのこうげきは はずれた!

カイリュー「」

ボーマンダ「ふぅ、てめェのりゅうせいぐんは認めたくねーが強力だ…だか当たらなけりゃ意味がねェ。」

男「何やら意味がありげだな…。」

友「そう、こんな時のためにひかりのこなを持たせておいたのさ!」

カイリュー「ひかりのこなはありえないwwww」

ボーマンダ「けッ、てめェ等の言う"運命力"ってヤツか?」

カイリュー「んんwwww…ちょっとマズいですな。」

男「大丈夫だ、俺を信じろ。」

カイリュー「導かれるのはアリエールwwwww」

友「ボーマンダ、もういっちょドラゴンクロー!」

ボーマンダ「おう…おらよッ!」ズァォ!!

こうかは ばつぐんだ!

男「キツい、が…まだいけるか?」

カイリュー「小突かれたらひんしになりますなwwww」

男「大丈夫だな…決めろよ、りゅうせいぐん!」

カイリュー「こだメガりゅうせいぐんですなwwww」ゴゴゴォッ!!

きゅうしょに あたった!
こうかは ばつぐんだ!

ボーマンダ「なッ…畜生、また負けちまった…。」シュゥン

友「ここにきて、急所だと!?」

ボーマンダ「運命力ですなwwwww」

友「ボーマンダ、お疲れ…行け、ドサイドン!」pon!!

ドサイドン「…カイリューか、だが本調子ではなさそうだな。」

カイリュー「死にぞこないwwww」

男「カイリュー、りゅうせいぐん。」

カイリュー「我の役目は果たしましたなwwww」ゴゴゴォッ!!

ドサイドン「…効かんな。」

友「ドサイドン、とりあえずストーンエッジ。」

ドサイドン「承知。」ズゴゴォッ!

こうかは ばつぐんだ!

カイリュー「オーバーキルですなwwww」シュゥン

男「カイリュー、お疲れ様…。」

男「(いけるか…?)頼んだ、バンギラス!」pon!!

バンギラス「ふん…会いたかったぜ、ドサイドンさんよぉ。」

バンギラスのすなおこしで すなあらしが はっせいした!

ドサイドン「私はそうでもないんだがね。」

バンギラス「けっ、いけすかねぇ…。」

男「バンギラス、じしんだ!」

バンギラス「おうよっ!」ズドォンッ!!

こうかは ばつぐんだ!

ドサイドン「ぐっ…相変わらず、おかしな火力だ。」

友「(後五割程…よし、とっておきだ!)ドサイドン、アームハンマー!」

ドサイドン「承知…!」ドゴォッ!!

こうかは ばつぐんだ!
バンギラスは ヨプのみで アームハンマーのいりょくを よわめた!

バンギラス「ぐぅぉっ……!」ズシャァッ

男「バンギラスっ!」

バンギラス「っ、だ、いじょうぶ、だ…っ!」グググッ…

ドサイドン「これは驚いた。私のアームハンマーを耐えるとは…。」

友「けど…次で決まり、だな。」

友「よし、ドサイドン!もういっちょアームハンm

男「バンギラス、交代だ…頼む、ムウマージ!」シュゥン、pon!!

ムウマージ「はぁ、だから相性は考えなさいって言ったのに…。」スカッ

ドサイドン「な、なんと…。」

友「ムウマージちゃんだとォッ!?」

ムウマージ「あら、私が昨日居たからって、来ないと思った?」ふわふわ

すなあらしが ふきあれる…すなあらしが ムウマージを おそう!

ムウマージ「いたっ…煩わしいわね。」

男「ま、仕方ないさ。ムウマージ、エナジーボール!」

ムウマージ「りょーかい。吹っ飛びなさい!」シュドォッ!

こうかは ばつぐんだ!

ドサイドン「うぐっ…すみません、友さん…。」シュゥン

友「ぐぬぬ…計算違いだったか…。行け、ドンカラス!」pon!!

ドンカラス「…ようやく出番、ね。」

ムウマージ「げっ、あんたか…。」

ドンカラス「懐かしいね、ヤミカラスとムウマだった頃は…。」

ムウマージ「今は思い出に浸る時間じゃないわよ!」

男「ムウマージ、10まんボルトだ!」

ムウマージ「言われなくてもっ!」ビリリッ!

ドンカラス「うわぁっ!いったいなぁ…。」

友「大丈夫か!」

ドンカラス「うん、まだいける。」

友「よし、つじぎりだ!」

ドンカラス「分かった…ッ!」シュンッ…ドンッ!

きゅうしょに あたった!

ムウマージ「きゃあぁっ!?そ、そんなぁ…。」シュゥン

男「ムウマージ!…よく頑張った。頼んだ、バンギラス!」pon!!

バンギラス「交代してもらったからには、勝たねーとな…。」

友「お互い体力は五分五分…まだ、勝算はあるっ!」

友「ドンカラス、はねやすめで回復だ!」

ドンカラス「分かった…ふぅ。」シューン

男「決めろよ…ストーンエッジ!」

バンギラス「おうよっ!…食らえ!」ズゴゴォッ!

こうかは ばつぐんだ!

ドンカラス「あぐっ…や、やばい…。」

友「ドンカラス、まだいけるか!」

ドンカラス「なんとかいけr

すなあらしがふきあれる…すなあらしが ドンカラスを おそう!

ドンカラス「」シュゥン

友「ドンカラスうぅぅぅぅ!」

バンギラス「危なかったぜ…ま、勝ちは勝ちだな。」シュゥン

男「俺の勝ち、だな。」

友「ぐぬぬ、負けたぁ…。」

男「ギリギリだったな…。」

友「二回戦目は負けねーぞ!」

男「その前に皆を回復させてあげなきゃな。」

友「あ、そうだった…ポケセン行くか。」

男「おう。」

急用が出来たので離脱します。少ししたらまた来ます。

………

友「ふっふっふ…。」

男「いきなりどうした。」

友「次の試合は勝てる!そんな気がするゥ!」

男「(フラグ…)そ、そうか。」

友「早速二回戦だ!ルールはさっきと同じでいいよな?」

男「もちろん。」

友「まずは俺からだな。カモン、ガブリアス!」pon!!

ガブリアス「ぎゃおーん。」

男「あらかわいい。」

ガブリアス「…やってみたかっただけよ。」

男「よし…行ってこい、マニューラ。」pon!!

マニューラ「よっしゃ!ウチの出番やな!」

ガブリアス「げっ…こおりじゃないの…」

マニューラ「ふふん、かかってきいや。」

友・男『ガブリアス、まもる! マニューラ、つるぎのまいだ。』

マニューラ「ほいほい。」チャキーン

ガブリアス「まも…えっ、友!積まれたじゃない!」

友「しまった…。」

男「ふっ、経験がモノを言うのさ。」キリッ

友「(#^ω^)」

ガブリアス「ちょっと友!どうすんのよ!」

友・男『くそっ…ガブリアス、いわなだれ! マニューラ、バトンタッチ…頼んだ、ハッサム。』

マニューラ「交代かぁ。またなー、ガブリアスはん。」シュゥン、pon!!

ハッサム「ようやく出番か…かかってこい。」

ガブリアス「くっ…食らいなさい!」ドドドッ!!

ハッサム「むっ…中々強いな。」

友「素早さは勝ってるはず…ガブリアス、だいもんじ!」

男「うちのハッサムを甘く見るな!とんぼがえりだ!」

ハッサム「御意に。」シュピン…ドカッ

ハッサムは 男のてもとへ もどっていく!

男「頼んだ、キングドラ!」pon!!

キングドラ「今回の戦いは忙しいね、全く。」

ガブリアス「うぐっ…いけぇっ!」ズオォッ!!

こうかは いまひとつのようだ…

キングドラ「何かしましたか?」

ガブリアス「」

友「んなバカなっ…だ、だけど何でガブリアスがハッサムにすばやさで負けたんだ!」

男「こだわりスカーフ…万が一に備えて持たせていたんだよ。」

友「ちっ…ガブリアス、ドラゴンダイブ!」

ガブリアス「私を甘く見ないで頂戴…!」ズドンッ!

こうかは ばつぐんだ!

キングドラ「くぅっ…やりますね…」

男「キングドラ、れいとうビーム!」

キングドラ「…ですが、私達の作戦勝ちです…!」キイィィンッ…

こうかは ばつぐんだ!

ガブリアス「が、はッ…そんな…。」シュゥン

友「ぐぬぬ…。」

友「まだ終わらんよ!行ってこい、フーディン!」pon!!

フーディン「ほっ。久々じゃわいのう…主は、キングドラか。」

友「いったれフーディン、サイコキネシス!」

フーディン「任されたわい。ほあぁっ!」ギイィンッ

キングドラ「ぅぐっ…すみません、男さん…。」シュゥン

男「充分だ。お疲れ、キングドラ…いってこい、ハッサム!」pon!!

ハッサム「畏まった。」

友「フーディン、ほのおのパンチだ!」

フーディン「はいやあっ!」ゴバァンッ!

こうかは ばつぐんだ!

ハッサム「なっ…ぐうぅっ…!」

男「ハッサムっ!」

フーディン「ワシの火力じゃちと貧弱じゃがのう…ほれ、ついでのオマケ付きじゃ。」

ハッサムは やけどをおった!

男「くっ…シザークロスだ!」

ハッサム「御意に…!」ズバァンッ!

こうかは ばつぐんだ!

フーディン「ほげぇっ!…コンマ1まで、倒れんわいのう!」

フーディンは きあいのタスキで もちこたえた!

ハッサム「くっ…しまった…。」

ハッサムは やけどのダメージを うけている…

ハッサム「っ…申し訳ありません、マスター…。」シュゥン

男「ハッサム…お疲れ、よく頑張った。」

友「ふっふっふ…まだ諦めんぞォ!」

男「勝負は、これからだ。頑張れ、マニューラ!」pon!!

マニューラ「よっしゃ…って、死にかけの爺さんが相手かいな。」

フーディン「失敬な、まだまだ現役じゃわい。」

男「マニューラ、つじぎり。」

マニューラ「さいなら~」シュンッ…ドンッ!

こうかは ばつぐんだ!

フーディン「年寄りは労らんかい…!」シュゥン

マニューラ「自分で年寄り言うとるやないか…。」

友「頑張ってくれ、ジュカイン!」pon!!

ジュカイン「行くわよ…!」

マニューラ「へへん、かかってきいや!」

男「マニューラ、れいとうパンチ!」

マニューラ「っしゃらァ!」パキィンッ!

こうかは ばつぐんだ!

ジュカイン「きゃあぁっ!…まだ、やれるわ…!」

友「(タイプ一致、しんりょく込の威力を見せつけてやれ…!)ジュカイン、ハードプラントッ!」

ジュカイン「はあぁぁッ!」ヒュババンッ!!

マニューラ「あぐぁっ!なっ…んなアホな…。」シュゥン

男「マニューラ!…すまない。」

友「よっしゃぁ、俺の勝ちだなっ!よく頑張った、ジュカイン!」

ジュカイン「はぁ、はぁっ…ふ、ふん。当然よ。」シュゥン

男「まさか、ハードプラントを覚えているなんてな…。」

友「隠し技ってやつだ。これで一勝一敗だな!」

男「そうだな…相変わらず強かった。また戦おう。」

友「当然!…あ、早くポケセン行かないとジュカインに怒られちまう!」

男「あはは…。」

………

友「あー、楽しかったし、いい経験になった!良いことずくめだったぜ。」

男「だな。…今度は、相棒を連れてこよう。」

友「おっ、その気なら俺も…。」

男「…ふふっ。」

友「…うはは。」

男「まぁとにかく、今日は楽しかった。ありがとうな。」

友「おう!また誘ってくれよ~。」

今日はここまでです。また明日来ます。

二日目・夜

男「ふぅ、何だか疲れた…明日連れて行く皆をセットして、と…。」

男「…よし出来た。おやすみ…。」

………
pon!!

男「ぐぅ…」zzz

「…」ぎゅっ

三日目

弟「おはよーございまーす。」ヒソヒソ

ピカチュウ「まーす!」

弟「ちょっ、ピカチュウ。もうちょっと声小さく…!」

ピカチュウ「あっ、ごめんねー。」ヒソヒソ

弟「大丈夫。…これから兄さんに寝起きどっきりをしたいと思いまーす。」

ピカチュウ「具体的に何をするの?」

弟「ピカチュウがでんきショックで起こします。」

ピカチュウ「ボクが怒られるじゃん…!」

弟「責任はわたくし、弟が取ります。」キリッ

ピカチュウ「ならいいや。」

弟(こやつめ。)

弟「それでは…お邪魔しちゃいましょう。」カチャリ…

ピカチュウ「ぐっすりだね。」

男「ぐぅ…。」zzz

弟「じゃあまずは布団を剥いd…!?」

ピカチュウ「どうしたの?」

弟「…ピカチュウ。出て行こう、僕達には早すぎたよ。」

ピカチュウ「えっ?えっ?何々?」キョロキョロ

弟「おいでピカチュウ…兄さんのけだものー!」ガチャリ、バタン!

男「んっ!?」ガバッ

男「…弟の声が…なんだゆめか。」チラッ

男「」

クチート「くぅ、くぅ…。」むぎゅ

男「…っかしいなぁ。疲れてたからか昨日の記憶が…。」

男「うん、無かった事にしよう。二度寝二度寝。」

男「…じゃねーだろおォッ!」バサァッ

クチート「きゃんっ。」

男「おはようクチート。」

クチート「あ、おはよー…。」むにゃむにゃ

男「クチート、何で外に出てるんだ?」なで

クチート「んぅ。にーちゃんと寝たかったから…。」

男「ははは、こやつめ。」

クチート「えへへ~。」

男「一刻も早く弟に誤解を説かなければッッ!」ダッ

クチート「あっ…いっちゃった。何なんだろ。」

………

男「たいへんなめにあった」

男「何だか弟に近づくと一定間隔をとられてる気が…。」チラッ

弟「」ササッ

………
某大都市・ショッピングセンター

男「ついたついた。久しぶりに自転車に乗ったけど…何だかこれだけで疲れたなあ。」

男「よし、皆出ておいで。」pon!!

クチート「改めておはよー!」

チルタリス「ふわあ~ぁ…おはようね、マスター。」

キノガッサ「おはyうわぁ!ここが噂のショッピングセンターかぁ!」キラキラ

男「皆おはよう…はは、キノガッサは早速気に入ったみたいだな。」

キノガッサ「こんなに大きいお店、僕初めて見たよ!うわぁ~、すっごいなぁ…。」

チルタリス「少しはしゃぎすぎじゃないのー?」

キノガッサ「そ、そんな事ないよ!」

クチート「ねーねー、入らないの?」

男「んっ?あぁ、もう少し待っててくれ…人を待ってるんだ。」

「…!…。」

男「おっ、来たか。」

クチート「えっ、どこどこ?」キョロキョロ

男「上だよ、上。」

クチート「上?」

バサッ、バサッ…

ムクホーク「姉御、着きましたよ。あそこに居るのは男さんですね。」

女「ありがとームクホーク!そして久しぶりね、男!」スタッ

男「出会い頭にかっこいい(笑)ポーズしながら登場だなんて素敵。」棒読

女「棒読みじゃない!全く思ってないでしょ!」

クチート「何だか不思議な人だね。」

キノガッサ「そうだねー。」

チルタリス「全くね。」

女「ちょっと男!独裁政権みたいな育て方してんじゃないわよ!」

男「ちょっと意味が分からないですね…。」

女「まぁいいわ。買い物のスペシャリストである私が、ショッピングの何たるかを教えてあげる!」

男「おぉ、普通にありがたい。」

女「普通に、って何よ…。」

女「みんなー、出てらっしゃい!」pon!!

アブソル「呼びましたか?マスター。」

フライゴン「フリャ」

ブースター「おはよう。…フライゴン、それは鳴き声だよ。」

フライゴン「いやなに、ジョークだよジョーク。」

男「みんな、初めて見る顔ぶれだね。」

女「どの子も可愛いのよ!」フンス

アブソル「俺は、可愛いとは程遠いと思うんですが…。」

ブースター「そんな事ないと思うよ?」

女「みんな可愛いのよ!」ドヤ

男「みんなよろしくな。とりあえず中に入ろうか。」

クチート「は~い。」

キノガッサ「わくわくっ、だね!」

チルタリス「まぁ、楽しみっちゃあ楽しみね。」

女「一貫してシカト!?」

………

クチート「あっ、にーちゃん!このお菓子欲しい!」

女「おっ、クチートちゃん。このお菓子はこれとこれを一緒に買うとお得になるのよ。」

クチート「ほんとに!?」キラキラ

女「ほんとほんと。ね、男?」ニヤ

男「お、おう…そうだよ。買ってあげる。」

クチート「やったぁ!」ぴょんぴょん

ブースター(ちょろそうな人だなぁ)

チルタリス(相変わらずちょろいわね)

キノガッサ「うわぁ~…男さん!このきょうせいギプスとタウリンが欲しいです!」

男「(日常品じゃないんだな)おう、いいぞ。」

チルタリス「私はあの"金運がグングン上がる幻のきんのたま"が欲しいわ。」

男「…さすがに、財布が…。」

チルタリス「冗談よ、ふふっ。」

女「みんな仲がいいみたいね。」

フライゴン「そうだなぁ、いい事だ。」

アブソル「…あ、このピチューのぬいぐるみ…。」

ブースター「」ニヤニヤ

アブソル「はっ!」バッ

ブースター「~♪」

アブソル「な、なぁブースター。」

ブースター「何かな?」

アブソル「…黙っててくれない、か?」ヒソヒソ

ブースター「あはは、どうしよっかなー。」ヒソヒソ

アブソル「う、頼むよ…。」ヒソヒソ

ブースター「何て、嘘だよ嘘。そんなイジワルしないさ。」にこ

アブソル「はぁ、よかった…。」

女「んー?なーに話してるのっ!」むぎゅー

アブソル「うわっ、びっくりした…。」

ブースター「もふもふ。」

チルタリス「ねぇ、そこの貴方。」

フライゴン「ん、俺か?…君は、チルタリスだな。」

チルタリス「そうよ。貴方、出身は?」

フライゴン「ホウエンだが…どうかしたのか?」

チルタリス「いいえ、聞いただけよ。」にこ

フライゴン「…?」

男「おーい、チルt

クチート「空気読もうよにーちゃん!」アイアンヘッド

男「ほげっ…」ビクンビクン

………
某ショッピングセンター・五階

男「うぅ、まだ背中が痛む…。」

クチート「ちょっと強くやりすぎたかな…。」

男「ま、まぁ、これは成長した証拠だ。」なで

クチート「えへへー。」

キノガッサ「僕も強くならないとなぁ…。」

チルタリス「あら、何か目標でもあるの?」

キノガッサ「うん。バシャーモさんに追いつくんだ!強くてかっこいい、僕の憧れだよ。」

チルタリス「へぇ…頑張ってね?」

女「はぁー、沢山買ったわね!満足満足。」ほくほく

フライゴン「俺は荷物持ちか…。」

アブソル「一番身体が大きいから…。」

ブースター「ぼくひんじゃくだから」

フライゴン(ちいぃっ!)

男「どうだ、みんな。たまにはこういうのも悪くないだろ?」

キノガッサ「毎日こんなのがいいなぁ!」

クチート「毎日ry」

チルタリス「私は、中々新鮮で楽しめたわ。」

男「毎日来たら財布がすり減るまで無くなっちまうよ…。」ぐすん

………

クチート「あーあ、もう終しまいかぁー。」

男「ここから帰ると大分時間がかかるからなぁ…と言っても日が落ちかけてるから、ちょうどいいさ。」

女「あら、ポケモンを助けてもらわなかったの?」

男「まぁな、色々あるんだよ。」

女「ふぅん、そっか。じゃあお疲れ!みんな、挨拶してね。」

ブースター「男さんさよーなら。また会おうね。」シュゥン

アブソル「お疲れ様でした。」シュゥン

フライゴン「じゃーな、男…と、チルタリス。」シュゥン

チルタリス「ん…えぇ。」

男「うん、みんなもお疲れ様。ゆっくり休むんだよ。」シュゥン

女「私は飛んで帰るけど、何なら乗せていくわよ?」

男「さすがに自転車を置いていくのは嫌だし、今回は遠慮するよ。」

女「あら、そう?じゃあ、出てきなさいムクホークっ!」pon!!

ムクホーク「お呼びですか姉御。」

女「帰るわよ!沢山の荷物と共に!」どっさり。

ムクホーク「ちょっ…定員オーバー間近じゃないですか…。」

ムクホーク「うう…あ、男さん、お疲れ様でした。また姉御をお願いしますね…。」フラフラ…ビューン

女「ムクホーーク!全速力で行くわよっ!」

ムクホーク「はいよぉ!…はぁ。」

男「…はは、何だかなぁ。俺も帰ろ。」

今日はここまでです。また明日来ます。

四日目

男「エーフィ、ブラッキー。出ておいで。」pon!!

エーフィ「ようやく私達なのね?」

ブラッキー「まぁ、順番はいつかは回ってくるものだ。仕方ないよ。」

男「俺が実体を持ったかげぶんしんが出来たらなぁ…。」

エーフィ「私達でも出来ないわよ。」

男「だよな、はは…。」

ブラッキー「話は変わるけど、シンオウ地方までどうやって行くんだい?」

男「ちょっと時間はかかるが、ピジョットに運んでもらう。」pon!!

ピジョット「話は聞きましたぜ!シンオウ地方まで行けばいいんすよね?」

エーフィ「そう。ピジョットさん、よろしくね。」

ブラッキー「何だか悪いね。」

ピジョット「あっしの事は気にせずに!さぁさぁ乗った乗った!」

男「と言うわけだ。行こうか?」

エーフィ「えぇ。」
ブラッキー「あぁ。」

………
シンオウ地方・某所

男「ついたな。ありがとう、ピジョット。」

ピジョット「お安い御用ですぜ!」シュゥン

エーフィ「早速、行きましょう。」

男「おう、…あまり気乗りはしないんだがなぁ。」

ピンポーン

「はい、はーい!」ドタドタ

「どちらさn…あらあら、久しぶりね?」

男「うん、久しぶりだね。姉さん…。」

姉「もう来たのねー、まだ一時間はかかると思ってたんだけど…。」

エーフィ「男がせがんだのよ。」

男「違うからな。」

姉「あらあらまあまあ。」

ブラッキー「早くお姉ちゃんに会いたいと。」

男「」

姉「まだ甘えん坊なのね…ふふっ。」

男「チガウヨ…チガウヨ…」

姉「立ち話もなんだし、あがって?」にこ

男「あ、うん。お邪魔するよ。」

エーフィ「ねぇ、お姉さん。リーフィアとグレイシアは?」

姉「あぁ、そうだったわね。今呼んでくるわ~。」

ブラッキー「楽しみだね。どれくらい成長したか…。」

エーフィ「そうね、すごく楽しみ…。」

……

姉「ほらほら、久しぶりの再開よ~。」むぎゅ

リーフィア「何で僕達を抱きかかえたまま…あっ、兄ちゃん、姉ちゃん!」ピョンッ

グレイシア「エーフィ姉さんにブラッキー兄さん…久しぶりですわ。」

ブラッキー「やぁ、元気そうで何よりだね。」

エーフィ「貴方達、一回り大きくなったのね?たくましくなったわ。」

リーフィア「ほんと?あまり実感ないやー。」

グレイシア「ありがとうございます、ふふっ。」

ブラッキー「リーフィア、近くにおいで。」

リーフィア「んっ…なになに?」

ブラッキー「久しぶりの再会だからね…。」すりすり

リーフィア「んぅ、にへへ。」すりすり

エーフィ「グレイシア、ひんやりして気持ちいいわ。」ぴと。

グレイシア「エーフィ姉さんは、毛並みが綺麗で気持ちいい…。」すりすり

男「和みますなぁ…!」タラー

姉「鼻血出てるわよ~。」

男「ハッ」

男「ところで姉さん、彼氏は出来たの?」

姉「えー?居ると思うー?」にこにこ

男「(すごくめんどくさい)うーん…。」

姉「…残念ながらいないの、うぅ…。」

男「落ち込まないでよ…。」

姉「めげないわっ!」キリッ

男「その調子でいい加減彼氏ゲットしてよ。」

姉「ポケモン以外は簡単に捕まえられないの。あ、もちろんポケモンも難しいけどね?」

男「はいはい。」

姉「あっ、バカにしてるわね?いい?本来人間とポケモンは……」ペラペラ…

男「(うわぁ始まった…これが嫌だったんだよ…)うん、うん…。」

グレイシア「マスターが難しい話を。」

ブラッキー「物知りなんだねぇ。」

リーフィア「ますたーは頭いいからね!」

エーフィ「男にも見習わせたいわ。バトルだけは一級品なんだけど…。」

………

姉「と、言うわけ。本来は特殊な関係無く共存しうる関係だったのよ~。」

男「ありがとうございやした…。」

ブイズ「…」zzz

男「って、みんな寝ちゃってる…遊び疲れたのかな。」

姉「今日は泊まっていったら?」

男「っ…い、いや。遠慮するよ。断固。」

姉「つれないわねぇ。…ま、仕方ないわね。」

男(トラウマが…トラウマが…)

………

エーフィ「短い時間だったけど、貴方達の顔が見れてよかったわ。」

ブラッキー「また遊びに来るから、その時にはもっと。」

リーフィア「うー…その時まで我慢するよ。」

グレイシア「ブースター兄さんやサンダース兄さん、シャワーズ姉さんにもよろしく伝えておいて下さい。」

エーフィ「分かったわ。」

男「よしよし、じゃあそろそろ帰ろうか。」

姉「あっ、男~。」

男「何だい姉s」

ちゅっ

男「…今更、子供じゃないんだから、頬にキスなんかしなくても。」

姉「ふふっ、また来なさいよ?」にこ

男「あぁ、分かってる。」

男「頼んだ、ピジョット。」pon!!

ピジョット「お呼びですかい!」

リーフィア「でかっ!」

グレイシア「かっこいい殿方ですこと。」

ピジョット「んん?エーフィさんとブラッキーさんの親戚ですかい?」

ブラッキー「そう、とても利口な弟と妹だよ。」

ピジョット「もう満足で?」

エーフィ「えぇ、だから、行きましょう。」

男「そういうわけだ、そろそろ帰ろう。」

姉「うふふ、またね~。」

リーフィア「さよならー!」

グレイシア「また、来てくださいね?」

男「あぁ、ありがとう…じゃあな。」

エーフィ「行きましょう。」ピョンッ

ブラッキー「うん、帰ろう。」ピョンッ

ピジョット「行きますぜー!」バッサバッサ

………

シンオウ地方・上空

男「エーフィ、ブラッキー。あまり時間がとれなくてごめんな。」

エーフィ「別にいいの。私達は貴方と居られるのが幸せだから。」

ブラッキー「そう。言うまでもないけど…気遣いは無用だよ。」

男「お前たち、優しいなぁ。ちょっと昔は駄々こねたりしてたのに…。」

エーフィ「…あ、あれは別のエーフィよ。」

ブラッキー「忘れてほしいなぁ…。」

男「ははっ、すまんすまん。」

男(次、行く時はサンダース、シャワーズの所かな。きっと喜ぶ顔が見れる。)にこ

エーフィ「何で笑ってるの?」

ブラッキー「感傷に浸ってるんだよ。」

男「ち、違うからな!」

今日はここまでです。また明日来ます。

バシャーモさんの戦闘シーンはよ

1です。遅れてしまいました、すみません…。
>>103
分かりました。今回の書き込みで書かせて頂きます。

五日目
カントー地方・某格闘道場

男「たのもー。」

格闘王「はっはっは!道場破りじゃあるまいし、その挨拶はおかしいぞ!」

男「はは、そうですね…お久しぶりです、格闘王さん。」

格闘王「応!ポケギアから連絡が入った時は久しぶりにワクワクしたぞ。」

男「ご無沙汰でしたからね。」

格闘王「ここに来たからには、普通のポケモンバトルではなくポケモン自身の意志によって戦ってもらうぞ。」

男「もちろん、そのつもりです。早速やりましょうか。」

格闘王「よしきた!今日はシングルでいくか。」

男「分かりました。」

格闘王「よし…まずは先鋒!いけ、ハリテヤマ!」pon!!

ハリテヤマ「うっす!」

男「ハリテヤマか…頼んだ、カポエラー。」pon!!

カポエラー「よっし、まずは僕からっすね。」

ハリテヤマ「んんん?ちっちぇーなぁ。そんなガタイで俺に適うのか?」ゲラゲラ

カポエラー「むっ…。」

格闘王「ハリテヤマ、私語は慎め。」

ハリテヤマ「はいよー。」

格闘王「それでは…はじめェい!」ドンッ!

カポエラー「よっ、とぉ。」バシィッ

開始の直後、カポエラーが目にも止まらぬ速さでマッハパンチをハリテヤマの腹部に叩き込む。

ハリテヤマ「あぁぁ?効かんなあぁ。」

が、堅い。伊達には鍛えておらぬと言うように…その巨躯には傷一つついた様子がない。

ハリテヤマ「おらっ!」ブンッ

ハリテヤマがその巨体に見合わない、鋭い手刀を放つ。速い。

カポエラー「くぅっ!」

間一髪で回避するカポエラー。同時に死角となる背後へ回り込む。

ハリテヤマ「ふん、ちょこまかと…。」

カポエラー「こいつは、どうだぁ!」ビシィッ!

すかさずがら空きの背中にトリプルキックを放つ。

ハリテヤマ「ふん、効くかよ!」ブォンッ!

振り返ると同時にハリテヤマが裏拳を繰り出す。速さも威力も申し分ない。そして、拳が大きい。

カポエラー「ふんっ、こっちだよ!」ビシィッ!

ハリテヤマ「むぐっ…。」

だが、予知をしていたかのようにカポエラーはその頭部にある出っ張りを使い…駒が廻るかのように、回転、回避、攻撃を仕掛ける。

カポエラー「どうだっ!」ビシィッ!

さらに回転の掛かった重い一撃がハリテヤマの太い脚に突き刺さる。やはり、堅い。

ハリテヤマ「ぐっ…やるじゃねぇか、さっきの言葉は訂正してやる。」

カポエラー「そりゃあどうも。光栄だねぇ。」

ハリテヤマ「俺も本気でいくぜ…。」ゴゴゴッ…

ハリテヤマがきあいだめを始める。先程の表情とは打って変わって鋭く眼孔が光る。

カポエラー「まだまだ、これからだっ!」ブンッ!

カポエラーが器用に回転しながら跳び、まわしげりを顔に向けて放つ。

ハリテヤマ「甘い、甘いなぁ。」ガシィッ、グググッ…

それを羽を無くした蚊を捕まえるかのように容易くハリテヤマが掴む。握力ですら万人の骨を砕くかの如き力は、容赦なくカポエラーを締め付ける。

カポエラー「うぐぅぅっ!」

ハリテヤマ「どうした、こんなもんかあぁ?」

カポエラー「ぁ、ぐっ…。」

ハリテヤマ「そら、よおぉっ!」ブォンッ、ドガァッ!

ハリテヤマが勢い良くちきゅうなげを繰り出す。一言で表すならば『豪力』。受け身も取れるはずがなく、カポエラーは床に叩きつけられる。

カポエラー「ぅぐあっ!」ドシャッ…

ハリテヤマ「はっはぁ!俺の勝ちだな!」

カポエラー「っっ…まだ、だ…っ!」

ハリテヤマ「あぁ?まだ立てるのかよ。…しゃーねぇ、これで、最後だ!」ブォンッ!

ふらふらと立ち上がるカポエラーに何の躊躇も無く渾身のばくれつパンチを振り落とす。

カポエラー「っ…!」シュッ…

ズドンッ!

ハリテヤマのばくれつパンチが炸裂する。カポエラーが勢い良くその場で激しく『廻る』。

ハリテヤマ「はっはっ…んだぁ?」

怪訝そうに見つめる刹那、ハリテヤマは勝利の確信から恐怖の片鱗を覚える。
言うなればそれは、他の力でさらに速さを増した風車!

カポエラー「だあぁぁぁっ!」ズドオォォンッ!!

ばくれつパンチの接点をこうそくスピンでずらし、自力で廻るには到底追いつく事のない速さでハリテヤマにカウンターを叩き込むッ!

ハリテヤマ「がッッ…はぁッ…なんだ、とォ…ッ」ズシャァッ…

非力だと嘲笑ったハリテヤマも、自らの力を加えたカポエラーの一撃には耐えられる筈も無く…床に崩れ落ちる。

カポエラー「っ、はっ…はぁっ…ふん、僕の…勝ちだ。」

格闘王「それまでっ!勝者、カポエラー!」

ハリテヤマ「っぐ…くそ、次は必ず…。」シュゥン

カポエラー「へへん、またやってやるさ。」

男「カポエラー、よく頑張った、お疲れ様!ゆっくり休んでくれ。」

カポエラー「いやぁ…はは、ギリギリだったよ…。」シュゥン

ちょっとご飯食べてきます…すみません。
しばらくしたらまた来ます。

格闘王「続いて中堅!いけ、サワムラー!」pon!!

サワムラー「…うす。」

男「よし…頼んだぞ、キノガッサ。」pon!!

キノガッサ「よーし、いくぞ!」

サワムラー「アンタが、俺の相手か…見た所、あまり慣れていないようだな。」

キノガッサ「だとしても、負けはしないよ!」

格闘王「では…はじめェいッ!」ドンッ!

サワムラー「…。」

キノガッサ「…っ。」

サワムラーもキノガッサも、動かない。
ではなく、サワムラーのプレッシャーが凄まじく…キノガッサは迂闊に動けずにいた。

キノガッサ「(すごい威圧感…気をつけないと。)…。」ジリッ

サワムラー「!」シュンッ…スパァンッ!

キノガッサが間合いを詰めようと、脚を『動かそうとした』瞬間にサワムラーのローキックがキノガッサの膝関節を抉る。

キノガッサ「くっ…!?」スパンッ

こちらも負けじと、と言った具合でマッハパンチを繰り出すキノガッサ。だが、体勢を崩されたおかげで対した痛手にはならない。

サワムラー「しゅっ、しゅっ…。」バシ、バシィッ

立て続けにサワムラーのにどげりが炸裂する。綺麗に円を描くそれはキノガッサの腹部、側頭部を的確に捉える。

キノガッサ「あうっ…、」ヨロッ…

脚は腕の力の約三倍。それを物語るようにキノガッサは大きくよろめく。

キノガッサ「く、くそぉっ!」ブンッ

躍起になったのか、力任せに腕を振るう。当然ながら鍛えられたサワムラーには当たらない。

サワムラー「まだ青いな…キノガッサ。」スパァンッ

サワムラーのまわしげりがキノガッサの顔に命中する。鞭が空気を裂く音に似た打撃音を響かせながら平静のままサワムラーは傷ついたキノガッサを見据える。

キノガッサ「うくっ…おぉっ!」シュンッ

突如、キノガッサはボクシングのダッキングのような体捌きでサワムラーに接近する。今までのダメージが嘘であったかのように素早い。

サワムラー「速い…が…。」ズドッ!

屈んで突っ込んだために膝蹴りの格好の的となったキノガッサは、案の定モロにサワムラーの堅い膝を顔面で受ける。

キノガッサ「ぐぅっ…うあぁぁっ!」ズドォンッ!

それにやや遅れてキノガッサがばかぢからを発揮する。繰り出された拳にサワムラーは耐えきれず、後方にかなり吹き飛ばされる。

サワムラー「ぐ、っ…。」ズザァッ…

キノガッサ「っ、はぁ、っ…!」ヨロヨロ…

サワムラー「…大した力だ。もう少し食らっていたら俺の負けだったな。」

それでも尚、サワムラーは立っている。ベテランの意地か虚勢か…真意は定かではないが、キノガッサは、もう自分で戦う事が出来ない位に疲労しきっていた。

キノガッサ「っ、くそぉ…。」ガクッ

サワムラー「センスはある。パワーもスピードもある…が、経験、精神面が甘い。鍛え直せばいずれ勝てるだろう。」

格闘王「キノガッサ棄権により勝者、サワムラー!」

キノガッサ「うぅ、ごめんなさい…。」

男「いや、よく頑張った。次は頑張ろうな。」

キノガッサ「うん、分かった…。」シュゥン

サワムラー「将来が楽しみだな…ふっ。」シュゥン

格闘王「最後に大将戦だ!皆の分まで戦うんだ、エビワラー!」pon!!

エビワラー「ふん、それくらい分かってるぜ、マスター。」

男「頼んだぞ…バシャーモ。」pon!!

バシャーモ「あぁ、任せてくれ。」

エビワラー「よー、バシャーモ。」

バシャーモ「…久しぶりですね。」

エビワラー「ま、何も言う必要はねぇ。拳で語るまでよ!」

バシャーモ「そうですね…全力で、いきますよ。」

格闘王「最後に大将戦だ!皆の分まで戦うんだ、エビワラー!」pon!!

エビワラー「ふん、それくらい分かってるぜ、マスター。」

男「頼んだぞ…バシャーモ。」pon!!

バシャーモ「あぁ、任せてくれ。」

エビワラー「よー、バシャーモ。」

バシャーモ「…久しぶりですね。」

エビワラー「ま、何も言う必要はねぇ。拳で語るまでよ!」

バシャーモ「そうですね…全力で、いきますよ。」

格闘王「悔いの残らないバトルにしろよ!はじめェい!」ドンッ!

エビワラー「っしゃぁおらァ!」ズドォッ!

バシャーモ「ふんっ!」ゴオォッ!

両者のメガトンパンチ、ほのおのパンチが繰り出した腕に当たり、相殺される。

バシャーモ「っ!」ドスンッ!

すかさずバシャーモはとびひざげりを放つ。流石に受けまいとエビワラーはガードするが、威力が大きくやや後方へ押される。

エビワラー「く、中々強いな…!」

バシャーモ「えぇ、伊達に鍛えていませんから。」

エビワラー「なら、こいつはどうだッ!」シュバババッ!

エビワラーの怒涛のラッシュ。一発一発が素早く、見切るには困難な手数。れんぞくパンチがバシャーモを襲う。

バシャーモ「ちっ、厄介な…。」

一発二発、エビワラーのラッシュがバシャーモの顔、体を捉える。

エビワラー「オラオラオラァッ!」シュバババッ!

その勢いは留まらず、むしろ波に乗るかのようにバシャーモに襲いかかる。

バシャーモ「っ、ふんっ!」ズバァンッ!

ブレイズキックでエビワラーの腕を蹴り抜ける。的確なそのキックは一寸の狂いも無く、エビワラーの腕を強制的に後ろに持ち上げる。

エビワラー「しまっ…」

バシャーモ「ふっ!」ズバァンッ!

もう一度、今度はがら空きのボディーにブレイズキックを叩き込む。ガードも出来ずエビワラーは壁に激突する。

エビワラー「かっ、はぁッ!」

バシャーモ「まだ、いきますよ…っ。」シュンッ

エビワラー「っ、おぉっ!」ドスッ…

バシャーモが近づいた瞬間、エビワラーが力のこもっていない素早さのみを追及したパンチを繰り出す。

バシャーモ「この程度、効きませ…っ!?」

ギュウン…ギュウン…

エビワラー「へへっ…体力、いただいたぜ。」

ドレインパンチ。それは相手の体力を吸収する、驚異的な力を持つわざ。

バシャーモ「ぐっ…まずいですね…。」

エビワラー「逃がすかっ!」ピシャアァンッ!

バシャーモ「ぐあっ!」

そこへすかさずかみなりパンチを叩きつけるエビワラー。雷電を纏った一撃は、バシャーモの体内を駆け巡り体力を、四肢を蝕む。

エビワラー「へへっ、これでとどめだッ!」ブゥンッ!

よろけるバシャーモへメガトンパンチで仕留めようとする。だがバシャーモも素人ではない。大振りのわざが来るのを待っていたのだ。

バシャーモ「(!今しかないっ!)そこだっ!」ドバアァンッ!!

エビワラーのメガトンパンチを避け、仄かにバシャーモの体が炎で紅く燃え上がる!
フレアドライブをがら空きの体目掛けて叩き込むッ!こらえきれずにエビワラーは二度目の壁に叩きつけられる事となった。

エビワラー「っがあぁっ!」ズシャッ…

バシャーモ「何とか、勝てましたか…しかし危なかった。」

エビワラー「くそっ、やっぱつえぇ…。」

バシャーモ「今回は、私の勝ちですね。」

エビワラー「…あぁ、俺の負けだ…。」

格闘王「それまでっ!勝者、バシャーモ!」

エビワラー「次だ。次は覚悟するんだぞ…。」シュゥン

バシャーモ「えぇ、覚悟しておきます。」

男「いい勝負だったな、お疲れ様。」

バシャーモ「あぁ…ありがとう。」シュゥン

格闘王「一勝二敗か、相変わらず強かったな!」

男「これも格闘王さんのおかげですよ。」

格闘王「がっはっは!いやなに、照れるな。だが男の育て方が一番影響しているのだ。やはり才があるな。」

男「ありがとうございます。」

格闘王「どうだ、こうやって生き生きと戦うポケモン達を見るのも悪くはないだろう?」

男「そうですね、毎回俺が指示しているので、新鮮です。」

格闘王「はっはっは、そう言ってもらえると嬉しいぞ!」

男「では、みんなを治してあげなきゃいけないので…お邪魔しました。また戦いに来ます。」

格闘王「あぁ、また連絡してくれよな!」

今日はここまでです。また明日来ます。

六日目

男「」スヤァ

弟「ピカチュウ、でんきショック!」ガチャリ

ピカチュウ「よーし!」ビリリッ

男「あぁぁばばばば」ビクンビクン

弟「撤収!」ガチャリ

ピカチュウ「はい!」

男「」ビクンビクン

………

男「何だか朝起きたら昨日の疲れが取れてる。すごく気分がいい…。」

弟「ぐっすり眠れたからじゃない?」

男「かもな…。」

弟(毎朝やろうかな)

男「何見てるんだー。寝ぐせついてる?」

弟「うん、寝ぐせ。整えてきたら?」

男「そうか…分かった。」

………

男「よし、出ておいで。」pon!!

ラティオス「ようやく私達ですね。ありがとうございます、御主人。」

ラティアス「ふわあ~ぁ、久しぶりに外に出たね!」

男「よしよし、ラティオスもラティアスも元気そうだな。」

男「それじゃあ、ラティオス、ラティアス。今日は自由に遊びに行っておいで。」

ラティアス「いいの?ますたー。」

男「おう、だけど俺も心配だからな。日が暮れる頃には戻ってきてくれ。」

ラティアス「やったぁ!ますたーありがとう!」

ラティオス「ふふ、ちゃんと言えて偉いね。」

ラティアス「むー、もう子供じゃないよ!」

男「ははっ、相変わらず元気だな。…じゃ、行ってこい。」

ラティアス「うんっ!」フワーン

ラティオス「行って来ます、御主人。」フワーン

男「おう。」

………

ラティオス「久しぶりだね、こうやって併走するのは。」

ラティアス「えへへ、そうだね…おにいちゃん。」にこ

ラティオス「ふふっ。そうだ、この機会に一度レックウザさんの所へ挨拶に行こう。」

ラティアス「あの優しいおじいちゃんの所?行く行く!」

………
ホウエン地方・某塔屋上

ラティオス「レックウザさん、いらっしゃいますか?」

ラティアス「おじいちゃーん!」

レックウザ「ん…おぉ!ラティオスに、ラティアスじゃあないか!久しぶりだねぇ…。」

ラティオス「ご無沙汰してました。身体の調子はいかがですか?」

レックウザ「儂は天気の影響を受けないでのぉ、まだまだ現役だわい。」

ラティアス「元気そうでよかったー!」フワーン

レックウザ「ラティアスも、大きくなって…儂ゃ嬉しいわい。」

ラティアス「えへへー。」

レックウザ「ところで、ラティオスや。そちの人間…男だったか。何か困ってはいないか?」

ラティオス「何も、むしろとても良くしてくれてますよ。あんなに優しい方は初めてです。」

ラティアス「ますたーは良い人すぎるよねー。」

レックウザ「ほっほ、そうかそうか。良かったのう…。」

ラティアス「ねー、おじいちゃん。この前わたしの友達のサーナイトって子がね…」

レックウザ「ほお、そんな事をのう…ほっほ。」

ラティオス「(ラティアスの喜ぶ顔が見れて、良かった。)ふふっ。」

レックウザ「ほう、今は有給休暇か。中々気前のいい人間じゃの。」

ラティオス「これも全て御主人の提案です。ここの所毎日、皆満足したように語ってくれますよ。」

ラティアス「わたしたちが最後だったみたい!」

レックウザ「そうかそうか…よかったのう。」

ラティオス「さて、そろそろ行こうか。」

ラティアス「えー、まだおじいちゃんと話したいよ!」

レックウザ「ほっほ、儂は逃げんから安心しんさい。また来れば、また会える。」

ラティアス「むー…分かった。またね!」ぎゅー

レックウザ「ほっほ。」

ラティオス「では、お邪魔しました。」フワーン

ラティアス「おじゃましました!おじいちゃんまたねー!」フワーン

レックウザ「元気でのー。」

……

ラティアス「おじいちゃん、まだ元気そうだったね!」

ラティオス「こら、まだ。なんて言っては駄目ですよ。」

ラティアス「あっ、そうだった。はーいっ。」

ラティオス「次は…」

ラティアス「おにいちゃん。」

ラティオス「…そうだね、そうしようか。」

ラティアス「うん!」

…………
某都・秘密の庭

ラティアス「うわぁ~…懐かしい、何も、変わってない!」

ラティオス「そうだね、ここに来るとすごく落ち着くよ。」

ラティアス「昔を思い出すね!」

ラティオス「…そうだね…。」

ラティアス「んぅ、何だか眠く…。」

ラティオス「うん、ゆっくり眠るといいよ。ここには誰も来ない。」

ラティアス「えへへ…うん、じゃあちょっとだけ…。」

ラティオス「おやすみ、ラティアス。」なで

ラティアス「おやすみ…。」

ラティオス(あの日、私は少年に助けられた。それから各地を飛び回っていた所に御主人と出会い、パートナーとして旅に付き添った。)

ラティオス(ここに居られない事は多少不安だったけど、もう、大丈夫。)

ラティアス「ん~…おにい、ちゃん…。」zzz…

ラティオス「ん…(ラティアスも、立派に成長した。御主人には長い間お世話にもなった。帰ったら、いつものように伝えよう。)ふふっ。」なで

………

ラティアス「まーすたー!」ヒュワーン

男「おー!ラティアスにラティオス!おかえり。」

ラティオス「ただいま帰りました、御主人。無事に、休日を満喫してきました。」

ラティアス「すごく楽しかったよ~!」

男「うんうん、よかったよかった…。」

ラティアス「あ、それとね!おじいちゃ…レックウザさんがますたーに会いたがってたよ!」

男「なにぃっ!?それって、あの伝説のレックウザ…?」

ラティオス「はい、その伝説の、です。」

男「まじかよ…恐れ多くて話しかけれないよ…。」

ラティオス「ふふっ、大丈夫ですよ。」

ラティアス「すごく優しいんだよ!」

男「よし、それじゃあ戻ろうか。」

ラティオス「はい。ラティアス、先に帰ってなさい。」

ラティアス「はーい、おにいちゃん!」シュゥン

男「ん?どうしたんだ、ラティオス。」

ラティオス「いえ、少し世間話を。」

男「そうか、それくらいなら構わないぞ。」

ラティオス「ありがとうございます、ふふっ。」

男「なーんだか、あっという間だったな。」

ラティオス「何だかんだで、御主人はやり遂げましたね。」

男「おう。それに何だか今日は疲れが無かったんだよ、不思議だったなぁ…。」

ラティオス「もう、慣れてしまったんでしょう。」

男「か、勘弁してくれ。流石に後一週間も続けたら疲労困憊で倒れちまうよ…。」

ラティオス「やりますか?」

男「や、やめてくれ!」

ラティオス「ふふっ、冗談ですよ。」

男「ラティオスが言うと冗談に聞こえないぞ…はは…。」

ラティオス「御主人。」

男「ん…何だ?」

ラティオス「毎日ボックスへ帰ってきた仲間達は、みな口を揃えて御主人の事をありがたく感謝していました。」

ラティオス「誰も不満を言うことなく、むしろまたやりたいと言った声しか挙がりませんでした。」

ラティオス「久しぶりの休日で、皆の良い刺激になったでしょう。本当にありg

男「あー、分かってる分かってる。」

ラティオス「御主人?」

男「それくらい、分かるよ。お前の言いたい事も、みんなの事も。」

男「最初はただの軽はずみだったが、ここまで成功するなんて思ってなかったよ。」

ラティオス「それは、御主人が上手く仲間達と交流をして下さったから。」

男「はは、それもあるだろうけど…」

ラティオス「御主人は、皆に愛されています。」

ラティオス「誰も、御主人に不満を持った仲間は居ません。」

ラティオス「一緒に戦える喜び、深め合う絆。全てみなの宝物なのですから。」

男「何か、らしくないくさいセリフだなぁ。」

ラティオス「ふふっ、いいんです。」

ラティオス「もちろん…私もそうです。」

ラティオス「全ては、御主人のために。」

ラティオス「皆も、御主人のために一緒について来てるんです。」

男「…あぁ、そうだな。」

ラティオス「…あぁ、何だか明日からまた日常が戻ると考えると、作戦を練りたくなりました。早速会議ですね。」

男「まじかよ!…はは、任せとけ!」

ラティオス「ふふっ、お願いしますね。」

………
――そう 全ては 御主人のために――

おわり。

以上で終わりです。
書き溜めも無く、ssも全く書いた事がない初挑戦でしたが、最後まで完走出来ました。
多少のオリジナル要素も入っていますが、そこは許して下さい。ありがとうございました。

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