侵略者「みたまえ、コレが先遣隊から送られて来たモノだ。」


臣下A「何ですかこれは！？」
臣下B「薄くて丸くて片方の面は七色に光っている？」


侵略者「これは地球で『DISC』だとか『円盤』だとか『フリスビー』と呼ばれているものだ」


臣下A「このようなモノが何だとおっしゃるのですか！」
臣下B「地球人の考えることはわからん」

侵略者「これはな、地球人の『記録媒体』らしいのだ！」

臣下A「なんですと！？」
臣下B「これなら情報もすぐに集められますぞ！」


侵略者「そうだ、これで我々の勝利も確定したモノだ！とりあえず、念には入れて集めるだけ集めさせた」

ズラー


臣下A「こんなに沢山！？」
臣下B「流石ですぞ！！！」

侵略者「『記録媒体』と言うことはだ、地球人の歴史が記録されているはずだ。歴史がわかればおのずと文明レベルも判明するからな」

臣下A「では、その『円盤』を読み取る為の装置を早急に用意いたします！」

侵略者「うむ」

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臣下B「準備が整いました！」

侵略者「王である私自ら地球人の『歴史』を頭に入れて戦いに活かす必要がある」

臣下A「では一枚目から......」

侵略者「ふっ、原始人共の歴史とやらを見せてもらおう」

《西暦2009年2月、ゼントラーディーとの第一次星間戦争が勃発。翌年2010年にリン・ミンメイの活躍で戦争は集結。ゼントラーディはマイクローン化の技術により人類との共存の道を歩んだ....etc》


臣下A「な、なんと」
臣下B「地球人は既に異星人との戦争経験があると！？」


侵略者「先遣部隊を送って正解だったな。現状のままでは返り討ちにあっていたぞ！」

《うぉおー！ランカー！》
《デフォールド反応！？》
《マクロスアタック！》


臣下A「三段変形の戦闘機！？」
臣下B「ワープまで？？」

《アタシの歌を聴けぇぇ！！》


侵略者「もっとだ！もっと情報を集めろ！！

」