のあ「出かけるわよ。」

みく「にゃ？ど、どこへ行くにゃ？」

のあ「築地に海鮮丼食べに行くわ。」

みく「なんでわざわざ！？お魚は勘弁してー！！」

のあ「もうアーニャが並んで予約してるわ。早くいくわよ。」ダッ！

みく「止めるにゃ！担がないでにゃ！！せ、せめて降ろしてー！！」

～次の休日～



みく「お休みだにゃあ。この間の休みは壮絶だったにゃ・・・アーにゃんがあれだけ輝いた目で待ってたら行くしかなかったにゃ・・・」

みく「でも！今日こそは！！休みを満喫するにゃ！そういえば穂乃香チャンがにゃんこ化してたと聞いたしその辺について語り合うかにゃ！」

みく「よーし、そうと決まったら早速・・・」

＜ガシャーン！！

みく「！！？？」



のあ「私よ。」

みく「何で窓を突き破ってんだにゃあ！！！！！！」

のあ「たまには換気しなさい。」

みく「しすぎだにゃ！！もうずっと換気し続ける羽目になったにゃ！！！」

のあ「さあ、行くわよみく。」

みく「今日は何なんだにゃ！！お魚はもう食べないよ！」

のあ「泳ぎに行くわよ。」

みく「もう寒いから！！２ヶ月以上遅いにゃあ！！」

のあ「安心しなさい。行き先はガンジス川よ。」

みく「レベルが高すぎるにゃあ！！！」

のあ「寒さの事くらい対策してるから安心しなさい。」（ドヤッ）

みく「なんでちょっと誇らしげなのか解んないにゃ！！」

みく「というか、お休みは今日だけなのに行けないにゃ！」

のあ「当然日帰りよ。ヘレンに頼んだら私設機のヘリを用意してくれたわ。あ、パスポートはここにあるわ。」

みく「なんでそこまで用意周到にゃ！！！」

のあ「早くしなさい。アーニャはそろそろ悟りを開くわよ。」

みく「なんでアーにゃんは先に行ってるのにゃ！！っていうかなんでそこまで順応性が高いのにゃ！！！」

のあ「さあ、ヘリが来たわよ（ガチャン）」　バラバラバラバラバラバラバラバラ

みく「にゃああああ！！！手錠は駄目だにゃあ！！！外すにゃあああああああ！！！！！」

～その次の休日～


みく「この間のお休みは大変だったにゃ・・・ただあのヘリ借り物だったみたいでＰチャンに請求書届いてたにゃ・・・そりゃあＰチャンも阿修羅の様な顔になるにゃ」

みく「でも、でも今日こそは！おやすみを満喫するにゃ！！留美チャンと猫グッズでも買いに行くかにゃ！」

みく「とりあえず寝室からは出るかにゃ。」ガラガラ



のあ「私よ。」

みく「何でもう居るのにゃ！！っていうか何で入れたのにゃ！！」

のあ「私が修理した窓よ。開け方は知ってるわ。」

みく「完全にやってることが犯罪だにゃあ！！」

のあ「行くわよ。早くしなさい。」

みく「こ、今度は何なのにゃ！！せめて普通に遊ぶにゃ！！」

のあ「サーカスの一日体験に行くわよ。」

みく「何で体験なんだにゃ！！見るだけで良いじゃないかにゃ！！！！」

のあ「無事に帰れるのを祈っておくのね。」

みく「そんな過酷なのにゃ！？そもそものあにゃんはどうしてそんな行きたいのにゃ！！」

のあ「行くわよ。安田大サーカスへ。」

みく「それサーカスじゃないにゃ！！！」

のあ「早くしなさい。アーニャもう３０秒でカレーが食べれるわよ。」

みく「何で担当がＨＩＲＯにゃ！！！アーにゃんは何になろうとしてるのにゃ！！？？」

のあ「さあ、行くわよ。」シュルシュル

みく「にゃ！？いつの間にロープを全身に！？」

のあ「進めー。」

みく「降ろすにゃーーーー！！！」

～更に次の休日～


みく「なんか良く解らないけど認められて暖簾分けされたにゃ・・・「前川大サーカス」は当然のように即封印だけど。」

みく「今日こそ・・・今日こそは休むにゃ。そういえばかな子ちゃんが新しいケーキ作りに挑戦してるらしいにゃ。顔だしてみるかにゃ・・・」

みく「・・・・・・のあにゃんは居ないはず・・・窓も完全に直したし玄関も締めたし・・・」　＜ガラガラ

みく「良かった。流石に今日は居ないにゃ。とりあえず朝食でも食べて準備するかにゃ。」　＜テレビポチー


のあ「私よ。」

みく「何でテレビにのあにゃんが居るのにゃあ！！！」

のあ「アンテナと配線を弄ったわ。もう私のスタジオしか写らないわよ。あと盗聴器があるから会話ができるわ。」

みく「何してくれてるのにゃ！！！」

のあ「さあ、早く準備しなさい。」

みく「今度はいったい何なのにゃ！！！！」

のあ「リアル桃鉄やるわよ。」

みく「リアル桃鉄！！！！！！！！」

のあ「電車と初期資金は用意したわ。」

みく「何でそんな金とがあるのにゃ！！」

のあ「私のポケットマネーよ。安心しなさい汚れた金では無いわ。」

みく「むしろ怖いにゃ！！」

のあ「早くしなさい。貴女のターンなのよ。」

みく「ターンって言われても！！どうすれば良いか全く解らんのにゃ！！」

のあ「はい・・・今情報が入ったわ。目的地のニセコにＰが到着したわ。」

みく「Ｐチャンも参加してるのかにゃ！！？？」

のあ「さて、次の目的地は金沢よ。急いで向かいなさい。そういえば貴女が一番遠いわね。だｋ・・・」　

＜ピンポーン

みく「！！やった！お客さんだにゃ！！！みくは忙しいから参加できないにゃ！！」

のあ「・・・」

みく「はーい！どちら様ですかにゃー？」＜ガチャ

アーニャ「アー・・・アーにゃんボンビーなのねーん。」

みく「・・・・・・」

のあ「だからボンビーが着くわ。残念ね。」

みく「・・・・・・」＜バタン

アーニャ「い、入れてくさだーい。」

みく「アーにゃんプレイヤーでもないのかにゃ・・・」

～更に更に次の休日～



みく「・・・あれから世間は謎の高峯グループの躍進で大騒ぎだにゃ。」

のあ「そうね。大体の土地は買い占めたわ。」

みく「更に食品、農林、水産などもトップに躍り出ていろんなものをひっくり返したにゃあ・・・」

のあ「正直ここまで大きな事になるとは思ってなかったわ。あ、パン焼けたわよ。」

みく「ありがとうだにゃ。さーて今日は・・・・・・」

みく「何でいるんだにゃああああ！！！！！！！！！」

のあ「ノリツッコミも出来るのね。安田師匠に報告だわ。」

みく「師匠になってるのかにゃ！？っていうか今日は何しに来たんだにゃあ！！！！」

のあ「・・・・・・最近振り回しすぎたと思って。ちょっと反省していたところよ。」

みく「のあにゃん・・・？」

のあ「最初は悪戯心あってだったの。でもいつしか暴走したようなの。」

みく「そ、そうだったのかにゃ。」

のあ「こうして日本経済のトップに立って思ったわ。」

みく「そういえばそうだったにゃ！どえらい事しでかしてたんだったにゃ！」

のあ「私がしたかったのはこういう事じゃない。」

みく「そりゃそうでしょうにゃあ！」

のあ「だから会社も元の企業に返還したわ。」

みく「本当に引っ掻き回すだけ引っ掻き回したにゃ。」

のあ「私がしたかったのはこんな事じゃない・・・私が・・・」

みく「の、のあにゃん・・」

のあ「私がしたかったのはただ、ただ・・・貴女で、貴女と遊びたかっただけなのよ」

みく「あー本音もれちゃったにゃー！「で」って言っちゃったんだよにゃー！！良い話になりそうだったのににゃーー！！」

のあ「だから一緒にお遍路四国八十八箇所巡りにいくわよ。」

みく「勘弁してにゃあ！！！」

のあ「アーニャはもう香川でうどん食べてるわよ。」

みく「もう嫌にゃーーーー！！！！」




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おわり