紗南「学校の」晴「みんなの変化!」 (148)
※書き貯めをチマチマと出していきます。
モバP「どうしたんだよ晴も紗南も」
晴「どうしたもこうしたもないんだよP!」
紗南「そうだよPさん!」
モバP「二人が結託するなんて珍しいな、アウトドア派とインドア派なイメージだったけど」
紗南「この前ウイイレで対戦してねー」
晴「紗南のやつ手加減してくんねーんだもん」
紗南「手加減なんてゲーマーしてあり得ないね!」
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モバP「紗南はそういうやつだからな、許してやってくれ晴。サッカーだって手を抜かれると嫌だろ?」
晴「まぁ……そうだけどさ。ってそこじゃないんだよ話は!」
紗南「そうだよPさん、今話したいのはそっちじゃないの!」
モバP「じゃぁなんだってんだよ……」
晴「みんながサッカーに誘ってくれない……」
紗南「ゲーム仲間がゲームを一緒にやってくれない……」
モバP「そんなことか。あぁなるほどね。うん」
晴「なんだよP! その腑抜けた返事は!」
紗南「私たち真剣に悩んでるのに!」
モバP「んー。なんというか俺の口から言っていいのかと思ってな」
ちひろ「別にいいですよー?モバPさんの評価がダダ下がりしますけど」
モバP「ならちひろさんが伝えてくださいよ……」
紗南「ち、ちひろさんわかるの!?」
晴「お、教えてくれよ!」
ちひろ「だーめーでーす。モバPさんは『男の子』なんだからわかるんじゃないですか?」ニヤリ
モバP「鬼!悪魔!」
ちひろ「次は?」
モバP「ナンデモナイッス」
晴「P!教えてくれ!」
モバP「う~ん……ここで俺が説明してしまうのもアレだな」
紗南「アレって何さー!」
モバP「紗南、おつかいクエストってわかるだろ?」
紗南「それクソゲーになりかねない要素じゃん……それが?」
モバP「俺はそれの最後の最後なんだよ、つまりあれだ!光のオーブを持ってこないと倒せないから」
紗南「Pさんなんで闇の衣持ってるのさ」
晴「ゲームの例えはわかんねぇよ! つまりどうすればいいんだ?」
モバP「他のやつらにも聞いてくるといいってことだ。んで回答を自分たちなりに考えてみな」
紗南・晴「めんどくさい」
モバP「そういう現代っ子な発言は認めません!さぁ行って来い!」
晴「というわけなんだけどさ……わかるか」
くるみ「ふぇぇぇん……くるみ馬鹿だからわかんない……」
紗南(人選ミスだよねこれ……)
晴(この人ホントに年上か……? いやあの胸は)
紗南「アイドルになって学校で変わったことないかなーって思ってさ? どうくるみちゃん」
くるみ「が、学校でぇ……? え、えっとぉねぇ……」
~くるみのこの前のこと~
男子生徒A(以下男子A)「おいくるみぃ! この前の雑誌見たぜー?」
くるみ「ふぇっ!?」
女子生徒A(以下女子A)「ステージのど真ん中で踊ってたよねー!くるみちゃん!」
くるみ「ふぇっ!?」
男子生徒B(以下男子B)「『ひとりでがんばれる』って意気込んでたくるみ……かっこよかったぜ?」
くるみ「あ、ありがと」
女子A「ちょっとB!何くるみちゃん口説こうとしてるわけー? どーせ胸が目当ての癖に!」
くるみ「そ、そうなのぉ……?」ウルウル
男子B「ちっげぇよ! 純粋にあの雑誌を見て感動してだな……」
女子A「どうだか、毎度毎度止める私の身にもなってよ、ねぇくるみちゃん?」
男子A「くるみぃ、気をつけろよ?こいつむっつりだから」
くるみ「うぅ……」
女子A「ご、ごめんねくるみちゃん! べ、別に怖がらせようとしたわけじゃなくてね?」
男子A「こんなので泣くなよなぁくるみ! わ、悪かったよ! 飴いるか?」
男子B「やっぱりくるみはくるみかぁ……」
くるみ「ご、ごめんね……くるみ馬鹿だから……がんばるからぁ」コロコロ
女子A「………」
男子A「………」
男子B「………」
教師「………よし、お前ら、胴上げだ」パチン
くるみ「ふぇっ?」
「「「「わーっしょい!わっしょい!」」」」
晴(なぜ胴上げ……)
紗南(何か女子Aと男子Bにフラグの臭いが……)
くるみ「くるみ……みんなに応援されて……嬉しくて……」
晴「そうだよな、クラスのみんなに見てもらえてるってことだしなー」
紗南「くるみちゃん頑張ってるもんねー!」
くるみ「でもぉ……泣き虫なのは治ってないし……」
紗南「大丈夫だよ! この前のドリームライブみたいにできればなんとかなるって!」
晴「そうだ! あの時のくるみさんすごかったからな!」
くるみ「そうかなぁ……うん、くるみがんばってみる!」
くるみ「紗南ちゃん、晴ちゃん、ありがとうねぇ」
晴「いいっていいって!」
紗南「肝心なことの解決はしなかったけどね……」
晴「そ、そうだったな……」
???「な、なにか……あったのか……?」
紗南「うわぁ! 輝子ちゃん!」
晴(この人も神出鬼没だなぁ)
輝子「く、くるみちゃんとは、晴君が話してるの……め、珍しかったから……」
晴「まぁなー。そうだ紗南、輝子さんにも聞いてみようぜ?」
紗南「んーまぁいいけども」
輝子「が、学校か……そういえばこの前……こ、こんなことがあったぞ」
晴「お、なんか聞かせてくれよ輝子さん!」ズイッ
輝子「ち、近い……」
紗南「晴ちゃんは積極的だからねー」
~輝子のこの前のこと~
輝子「キノコーキノコーボッチノコー」シャカシャカ
男子A「おぃきのこぉ!何聞いてるんだ?そのヘッドフォン貸せよぉ!?」
輝子「フ、フヒッ!? 返して……勝手に取らないで……」
男子A「毒茸伝説じゃねーか、おい皆これ聴けよ」
女子A「何これすごい……。何なのコレ?こいつオタクなの?」
輝子「……え、えっと……」
男子B「毒茸伝説、200人のアイドルを有するシンデレラガールズプロダクションの中でも選りすぐりのアイドルと言える星輝子がシングルCDデビューした時の曲だな。
彼女が愛するきのこの名前を冠した素晴らしい一曲で実は輝子はローテンションとハイテンションを使い分ける表裏一体のアイドルだ。
後に輿水幸子と白坂小梅と共に142'sという神グループを結成している。ちなみに声優は松田颯水だ」
女子B「何それアイドルってこいつヤバいよ売れっ子?」
男子B「まぁな知ってる人は知ってる売れっ子のアイドルだ」
輝子「く、くそぅ……か、隠してたのに……」
男子A「甘いぜきのこぉ! 気づかないのか俺のTシャツを!」
輝子「そ、それは……わ、私のライブの物販の……」
男子B「甘いなA! 俺には現地での限定抽選で手に入れたサイン入りCDがある!」
女子A「この前の買い物サボったと思ったら……きのこ、よくも黙っててくれたわね!」
輝子「フヒッ!?」
女子A「この色紙にあんたのサイン……ちょうだいね!」
男子B「おいおいズルいな、俺たちはずっと隠してきたってのに!」
男子A「そうだぜきのこぉ!俺たちに隠すことなんて何もねぇ!」
輝子「………ハ、ハハハハハ! ヒーハー! ナイスだぜマイクラスメイト! お前らには私の一緒に魂のライヴを」
A・B「「「それは五月蠅いからいいや」」」
輝子「す、すみません」
教師「話は聞かせてもらった」ガラッ
輝子「フヒッ!?」
男子A「………」
男子B「………」
女子A「………」
教師「よし、やれお前たち」パチン
「「「「わーっしょい!わっしょい!」」」」
晴(なんか似たような奴らが見えたような)
紗南(なんか見たことあるコピペ臭が……そして仲が進展してる)
輝子「そ、それからクラスのみんなとも、す、少し話すようになったんだ……」
紗南「へー……というかみんなファンだったんだね」
輝子「せ、世間は狭い……」
晴「友達になれたならいいんじゃねーの?」
輝子「あ、あくまでファンでいるって言って近寄ってくれない……」シュン
晴「そこは自分からガンガン行こうぜ!輝子さん!」
紗南「インドアボッチ系で売ってる輝子のファン相手にそれは無理だよ晴ちゃん……」
本日分はここまで、
とりあえず明日また再開します
再開します。
森久保「輝子ちゃんが羨ましいんですけど……」
晴「輝子さんがいたならそりゃいるよなー……」
紗南「セットで考えるのは良くないよ晴ちゃん。緑と赤はセットでも青は違うんだから」
森久保「コロコロ限定販売とかわけわからないんですけど……」
紗南「わかってるじゃん……んで乃々ちゃんもなんかあるの?」
晴「教えてくれよ!今の問題解決に必要なんだ!」ズイッ
森久保「近いんですけど……むーりぃー……」
紗南「晴ちゃん、離れないと乃々ちゃんが机の下で窒息するよ」
晴「なんだよ……やりづらいなぁ」
森久保「もりくぼの方がやりづらいんですけど……」
~森久保の最近の話~
女子A「のーの!この前のグラビア見たよー! 可愛い子リスちゃーん?」
森久保「うぅ、見ないでほしいんですけど……」
女子B「なーに言ってるのアイドルなのに? こんなに縮こまって……もっとシャンとなさい」
女子A「言い方きついよBちゃん! ねー?子リスちゃんは脅かしたら怖いもんねー」
森久保「い、今既に逃げたいんですけど……」
女子C「またまたー。ほーれ、子リスが好きそうなパイの実進呈するからもうちょいお話ししようぜー?」
女子A「そうそう、別に取って食いやしないわよー?ののちゃん可愛いから!」
女子B「あんたはさっさと別の目標を落としに」
女子A「ののちゃーん、飴も食べない? B、あんただってあの大馬鹿と……」
森久保「パ、パイの実が口の中でサクサクしてるので……」サクサク
女子C「やだ、かーわーいーいー! ののっち! 今日の放課後ぬこカフェ行こうぜぬこカフェ!まどろむののっちみたーい!」
森久保「猫カフェはみくさんの領分なんでむーりぃー……」
女子B「その辺をきっちりする前に自分の意志をですねぇ……」
森久保「ご、ごめんなさいBさん……」
女子B「ベ、べつにそこまで神経質になれとは言ってないでしょ?もうちょっと……」
女子A「かわいく?」
女子C「小動物みたいに?」
森久保「え、えっと森久保はトイレに………」
女子A・B・C「かーわーいーい!」
教師「………」ガラッ
森久保「せ、先生」ビクッ
教師「……やれ」パチン
「「「「わーっしょい!わっしょい!」」」」
森久保「むーりぃぃ!」
紗南(同じクラスかな?でも年齢が……くるみちゃんも輝子ちゃんもだけど)
晴(もう突っ込む気もならねぇ)
輝子「み、みんなと話してて羨ましい……」
森久保「もりくぼは静かに暮らしたいのに……」
晴「完全に愛玩動物だったな」
紗南「そういうのも悪くないと思うけどねー」
難波「天丼は」
川島「2回までと」
みく「決まってるにゃ!」
紗南「え? あ、うんそうだよね」
「「「じゃ、また」」」ガラッ
晴「あ、あぁまたな……」
幸子「学校の話と聞いて!カワイイボクがきましたよ!」
晴「幸子さんはなんか想像つくからいいや」
紗南「愛玩動物枠かもしくは……いじ」
輝子「さっちゃん……」
森久保「ドンマイです……」
幸子「何を言ってるんですか! なんでこのボクがさもいじめられてるような決断をしてるんですか!?」
輝子「フヒ……違うの?」
幸子「その真面目なトーンの回答に少し凹みますけど……その程度でボクがカワイイことは揺るぎませんからね!」
紗南「いやだって一時期腹パンとか」
幸子「あれはもう終わったんです! いいから聞いてくださいよ! ボクの輝かしい学生生活を!」
~幸子の学生生活~
カワイイの僕の日常は校門の前からすでに始まっているんです!
紗南(なんでナレーション付きなんだろう……)
幸子「皆さんおはようございます!今日もボクはカワイイですね!」
晴(どんだけ自信満々な挨拶だよ……)
するとみんながボクに笑って返してくれるんです!
男子A「よぉ幸子ぉ!今日もカワイイなそのヘアピン!」
女子B「おはよう幸子さん。今日もカワイイじゃないですかそのタイ」
幸子「でしょう? ボクはいつでもカワイイんです!」
ボクが下駄箱に行けばクラスメイトはみんなボクに声をかけてくれます。
男子B「今日もカワイイなそのカバンのマスコット。今日日直だぞー」
女子A「今日もカワイイじゃないそのニーソ!ブランドどこー?」
幸子「そうでしたね!カワイイボクは日直だってカワイクこなして見せますよ!」
放課後だって僕のカワイイ姿は留まることを知りません!
教師「輿水ー日誌に清書、よろしくな」
幸子「任せてください先生!カワイイボクにかかれば日誌もクラスで一番の出来にですよ!」ドヤァ
教師「……さすがだな輿水カワイイぞ」パタン
幸子「どうですか」ドヤァ
晴(ん……あれ?)
紗南(地味にカップルが成立した上に一緒に登校してる……)
輝子「あ、あれ? もしかして」
森久保「そ、そうですよね……?」
晴(あ、気づいたか……?)
輝子「さ、さっちゃん、胴上げされてないよ……」ガクガク
森久保「先生もふ、普通でした……」ガクガク
紗南(そっちじゃなーい! いやそっちにも驚いたけど!)
幸子「違いますよ!ボクのカワイさが偉大過ぎて気軽に胴上げなんてできないんですよ!」
輝子「な、なるほど……」
森久保「えっ、納得しちゃうんですか……?そうですか……」
難波「………突っ込んだほうがええんかな?」
川島「ダメよ笑美ちゃん、これはアカンラインを超えているわ」
難波「せやかて川島ァ!」
みく「だ、だいじょうぶにゃ、幸子ちゃんは人気者にゃ」
ナターリア「なんか面白い話が聞こえてきたヨ!」
紗南「あれ?ナターリアじゃん。最近出てなかったと思ったら」
ナターリア「最近はトレーナーと一緒にムシャシュギョーしてたからナ! いつお仕事がきてもいいように!」
晴「なるほど! いいなそれ!オレも今度混ぜてくれよ!」
森久保「そのテンションにはついていけないんですけど……」
紗南「私らインドア派だからねぇ」
幸子「ボクはどっちでもいけますよ!」
輝子「さ、さっちゃんはバリバリのアウトドアじゃないかな……」
ナターリア「学校生活だよネ? ンー……ナターリアのはサンコーにならないと思うナ!」
紗南「まぁ国籍違いだからねー」
輝子「で、でも気になる……ナ、ナターリアの学校」
森久保「外国人がいっぱい……もりくぼにはむーりぃー……」
ナターリア「ナターリア通ってるのフツーの日本の学校ダヨ? 漢字もしっかりベンキョーしてる!」
晴「それ教科書が読めない、とかにならないか?」
ナターリア「読めるようにベンキョーする!頼子とかに教えてもらってる!」
紗南「うわぁ……なんか眩しい」
晴「紗南とか授業中にモンハンとかしてそうだもんな」
紗南「そ、そんな不良みたいなことしないよ! 何厳選しようか悩むくらいだよ!」
晴「勉強してねぇじゃん……」
~ナターリアの最近のこと~
ナターリア「オッハヨー!」ガラッ
女子C「あれー? ナタっちじゃんおひさー?」
ナターリア「オッヒサー? 今日は全部出られるからガンバル!」
女子C「おー、それならこのスーパーノートを授けよう……名付けて『K.Sノート』!」
ナターリア「なんかスゴソー!」キラキラ
女子C「授業の要所要所がパーペキに書かれた奥義書なのだ……! ナタっちいる?」
ナターリア「いつもアリガトー! でもなんか変な視線を感じるヨ?」
女子C「それはねー? ナタっちが何故かワイシャツの下の方のボタンを半端に開けてヘソチラしてるからカナー?」
ナターリア「ホントだ!」
女子C「後、この前の公演のせいで黒に嵌ったであろうナタっちが黒の下着をつけてるせいでブラがスケスケでエロエロだからかな?」
ナターリア「……マジデ?」カァァァ
女子C「マジ。男子の目線釘づけだよナタっち、さすがアイドル!」ダキッ
ナターリア「き、着替えてクル! は、離して!」
女子C「授業始まっちゃうからダーメ」スリスリ
ナターリア「か、帰らせテー!!」
教師「……ナターリア」ガラッ
ナターリア「セ、センセー! ナターリアお、お腹が痛いノデ……」
教師「……グッジョブだ」パチン
「「「「わーっしょい!わっしょい!」」」」
ナターリア「ヤ、ヤメテェェェ!」
ナターリア「恥ずかしいこと思いだしちゃったヨ……」カァァァ
晴(このスタイルだしなぁ……というか教師……)
紗南(あー……Cさんはそっちの趣味だったかぁ……)
森久保「……あっ、あうぅぅぅ……」カァァァ
輝子「の、乃々ちゃん、ど、どうした……?」
森久保「な、なんでもないです、なんでもないんです……」
紗南(少女漫画ってそういうのあるしなぁ……というか乃々ちゃんもターゲットかな?)
幸子「素晴らしい友情ですね! ボクも負けていられません!」
晴「なぁ幸子さん、ちょっと聞きたいんだけどさ?」
幸子「なんでしょう? 晴君、ボクになんでも質問していいですよ! お姉さんですからね!」ドヤァ
晴「清書したノートってどうしてるんだ?」
幸子「ボクのノートは完璧ですからね! ボクのノートと教え方でクラスのみんなから引く手あまたなんですよ!」
ナターリア「みんなのセンセー? サチコスゴイ!」
幸子「フフーン! ボクは完璧なんですよ!」
???「自分も完璧だぞ!」
輝子「フヒッ!?」
紗南「なんか今沖縄の風が過ぎて行ったような」
難波「そこは胴上げするんかい!」ビシッ
川島「ダメよ笑美ちゃん、別のところに紗南ちゃんがぷるぷるしてるわ」
みく「ツッコミ役を奪うことは許されないにゃ」
難波「せやけどぉ!」
一旦休憩、続きは12時くらいに……
次こそ紗南&晴くんの番です。
再開いたしまーす
紗南「おつかいクエスト終了ー!」
モバP「おいおいまだまだ残ってるだろ?ざっと195人くらい」
晴「ちひろさんかよ!」
ちひろ「Pさん? どういうことです?」
モバP「お、俺のせいじゃないですよちひろさぁん!」
ちひろ「………」
モバP「さぁん!(泣)」
ちひろ「………」
モバP「さぁん……」プクー
ちひろ「チキチキー! 月末目玉引けたら帰れまスリー!!!!」
モバP「おいこらやめろぉ!」
ちひろ「まぁそれはいいとして、紗南ちゃん達は答えがわかりましたか?」
晴「中学生って大変だなと思った」
紗南「リア充爆発しろって思った」
モバP「何があった!? というかなんで紗南は荒んでるんだよ?」
紗南「だってなんかみんな同じ学校っぽいし……私だけ違うし」
晴「胴上げなんてできねぇよ……」
モバP「ど、胴上げ……? ま、まぁいいや。とりあえずわからずじまいだったんだな?」
紗南「うん……Pさん……教えて?」
モバP「おいこらギャルゲーで覚えたであろう上目使いやめろ」
晴「Pだけが頼りなんだよぉ!」
モバP「誤解されるような言い方をするな!」
ちひろ「……警察呼びます?」
モバP「せめてそこは早苗さんにしません? み、身内で済ませましょ?」
モバP「もう仕方ないにゃぁ……教えてやろう。お前たちの問題の正体を」
???「キモイにゃ!」バシーン!
モバP「ぐほっ……お、お前ら二人の悩みはな、実は同じ理由なんだよ……」
紗南「同じ……」
晴「理由?」
モバP「えっとな……お前ら両方な、『エロいんだよ』」
『エロいんだよ』
紗南・晴「「―――――――っ!?」」
モバP「別にアレだぞ? 美波さんとか美優さんみたいなエロスじゃないぞ?」
紗南「き、聞いてない! なんなのさエロいって!?」
晴「ロ、ロリコンかよお前!? [ピーーー]! 今すぐ[ピーーー]!」
モバP「馬鹿野郎、今話してるのはお前の学校の話だろうが。ロリコン向けには別がいるわ」
ちひろ「そこはっきり言っちゃうんですね」
モバP「売り筋を偽る理由はありませんし……」
モバP「とりあえず、証人が必要かと思って連れてきたよこいつら」
美羽「呼ばれて!」
千枝「飛び出て!」
美羽「魔王である!」
モバP「ちなみにどっちかがロリコン枠です」ナデナデ
千枝「……千枝悪い子」ポッ
晴「やめろよ! なんか見る目変わっちゃうだろ!?」
モバP「とりあえず耐性ありそうな紗南から行こうか」パチン
難波「………」ザッ
川島「………」サッ
みく「………」ギュッギュッ
紗南「え? 何これ、というかなんで三人とも無言であたしを椅子に縛ってるの?オシオキヲカイシするの?」
難波「この時の」
川島「ために」
みく「スタンバってたにゃ」ドヤァ……
紗南「何その無駄な徒労」
デデデデッデデデッデデデッ ※例のBGM
モバP「ご要望にお答えしてみました」
紗南「至りつくせりだー!ありがとう!」ナミダメ
モバP「VTR~GO!」
~美羽のアンケート~
Q.同じクラスの紗南ちゃんのことをどう思いますか?
男子A『紗南? あいつモンハンうめーよなぁ。え?そういう話じゃない?』
紗南「あ、同じクラス人だ。この人結構うまい大剣使いで……」
男子A『まぁなんというかさ……エロいよな』
紗南「え? えっ、えぇぇぇぇぇ!?」カァァァ
男子A『なんつーの?無邪気なエロス? 無○気の楽園?』
モバP「美羽ぅぅぅ!こいつの住所教えろ! こいつの母親か姉妹をアイドルにしてDランクアイドルくらいにしてやる!」
美羽「なんですかその絶妙な嫌がらせは! 教えませんよ?」
男子A『この前もさー? お、Bじゃんどうしたん?』
男子B『いや、確かに紗南はエロいなと思って』
紗南「な、な、なななな………」
晴「紗南のやつ茹蛸みたいに……(ヤバイ)」ダッ
みく「逃がす」ミギテガシッ
難波「わけには」ヒダリテガシッ
川島「いかないわ!」ドヤァ!
晴「バリエーションつけるなよぉ!」ジタバタ
男子A『モンハンやってるだろ? するとさ、あいつちょこまか動くんだよ、ゲームに合わせて』※ハロウィンSRのSD参照
男子B『なー、そのせいかテンション上がってるのか声が艶っぽくなってきてなぁ……』
紗南「あわわわ……」
男子A『攻撃決めたりステップ踏むたびに「えいっ!」とか可愛い声が真横から聞こえて揺れる三つ編みからうなじが見えるんだぜ?』
男子B『吹っ飛ばされてスタンして即死までフルコン喰らったときなんてな?』
紗南『あっ……あ、やばっ、あっあっやぁぁぁぁ!……うぅ、ごめんね下手で……』(艶っぽい声で上目遣い)
男子B『……エロイだろ?』
男子A『クラスの男子全員ガン見してたよな、何があったって』
モバP「さ、紗南……え?」
紗南「………イッタカモ」プシュー
――――エロいですね
紗南「ちょっと美羽ちゃん!納得しないでよ!」ワタワタ
男子A『なまじあいつゲームの声優的なことしてたじゃん? 実はそれご祝儀感覚で買ったりしてたわけよ?』※紗南は初期R+でゲームに出演済み
男子B『ゲームの声が真横で聞こえて、挙句クリアしたら『やったね!お疲れ様!』って笑顔でこっち向くんだぜ?』
男子A『エロいけどなんかアレだよな……紗南ってさ』
男子A・B『『使いづらいよな』』
紗南「つつつつつつ、使うって……」
モバP「……」ウンウン
ちひろ「無言で頷かないでください」
美羽「―――――」カァァァ
晴(美羽さん思い出して赤くなってる)
男子A『後あれだよ! アイドルの時の衣装と夏服!』
男子B『衣装はプロデューサーが決めてるらしいから同級生としては死ぬべきだと思うけどなー』
ちひろ「だそうですよ」
モバP「思惑通りに売れてるわけだから問題ないんです」ドヤァ
男子A『一人の男子としてはGJとしか言いようがない』
男子B『腋が素晴らしいよな本当に』
紗南「Pさん次の服は……ながそ」ナミダメ
モバP「え?嫌だけど?」
男子A『私服に関しては……あー……』
―――どうかしました?
男子A『これって誰か聞いてる?』
―――聞いてませんよー?
紗南「ウソだ!聞いてる!聞いてるから!」ジタバタ
美羽「聞いてません! 見てるんです!」ドヤァ
男子B『私服? もしかしてあれの話しようとしてるのかお前!?』
男子A『し、仕方ないだろ? 美羽様の命令だぜ!?』
男子B『そ、そうだけどさ……紗南の尊厳が……』
紗南「何!? あたしは何をしたの!?」
男子A『この前SRになれた時さ、俺たちあいつの祝賀会をしたんだよ。とはいってもゲーセンで数クレ奢るのと缶ジュースくらいだったけどさ』
男子B『なんか前のSRの時、鉄拳の調子がよかったとかなんとか言ってな』
モバP「お、お前……友達と出かけるって男子とだったのか!? SRで話題になってたあの時に!?」
紗南「………」メソラシ
男子B『実際アイツすごい強くてさ、戦ってるやつ以外は紗南の横とか後ろで見てたんだよ』
男子C『腋とかうなじを』
男子A『黙ってろ変態』
男子B『んでさ、俺らをぶち抜いて紗南のやつ6連勝したんだよ。そしたら渾身のドヤ顔でな』
男子A『あぁ最高だったな、こっちむいていい笑顔で、ホントクラスメイトでよかったと思ったよ』
紗南「みんな………」
男子A・B『横乳が見えてなかったらな』
紗南「――――――――――――」
晴「あ、石化した」
ちひろ「紗南ちゃんまさかあの時の恰好で……」※ピコピコゲーマーSR、タンクトップ&ホットパンツ
男子A『なんというかエロかったけどあの時はガチで青ざめたよな、この季節に無防備だとは思ってたけど』
男子B『無防備のエロスってこんなエロいのかって思ったよな、顔面蒼白だったけど俺ら』
紗南「―――――――――――――」
モバP「美羽ぅぅぅぅ! 今すぐこいつらの名前を教えろ! こいつらの彼女をアイドルにして『遠くに……いっちまったな』ENDにして別れさせてやる!」
美羽「だからその謎の報復はなんなんですか? 教えませんよ!」
男子B『まぁそんなこんなで紗南はいろいろ健全なエロスだけどさ、いい友達だと思ってるよ』
男子A「女子であんなゲーム得意なやついないしな、結構狙ってるやつも多いんだぜ?」
紗南「……二人とも……」フルフル
―――それならまたいつもみたいにゲームを?
男子A・B『『でもごめん、ちょっとしばらくはそれは無理』』
紗南「え」
男子A『でかくないとはいえ友達と思ってた女子の胸チラはキッツいって……』
男子B『今は冬服だから露出は少ないけどさ、ほら……意識しちゃうじゃん?』
紗南「…………あうあうあうあうあう」
男子A『よし、言うこと言えたな! えっとだから……』
男子B『そうだな、質問には答えたな!』
男子A・B『美羽様ごほうブツッ
美羽「以上で紗南ちゃんインタビューを終わりまーす!」
晴「おいなんか最後」
紗南「」
モバP「どうだ紗南、理由がわかっただろ?」
紗南「もう……んでやる」
モバP「ん?」
紗南「もう死んでやるぅ! オシオキは!命を奪うオシオキのラストはまだなの!?」
みく「もう大丈夫にゃ」ナワホドキ
川島「あなたは強い子よ紗南ちゃん…」ハルチャンシバリ
難波「気にすることないやん……」ドヤァ……
晴「おいこら! 紗南を慰めながらオレを縛るな!」
紗南「もうやだ……みんなにそういう風に見られてたなんて……」
モバP「ファンの意見を知ることは大事なことだろ紗南?」
紗南「未識別のままでよかったよこんなの!」パタパタ
モバP「胃縮小だったか?」
紗南「魔物のるつぼだよ!」
モバP「さて、紗南がギャルゲーの世界よ、ようこそしたところで……次は晴だ」
ちひろ「それはそれで帰ってこれるんでしょうか」
モバP「大丈夫です、妖精が何とかしてくれます」
晴「はーなーせー!」
千枝「ダメだよ、晴くん……オトナの話はちゃんと聞かなきゃ……」
晴「千枝はなんでそんなことに……」
千枝「晴くんの知らない千枝……見たい?」
晴「……マジで明日からどう会話すればいいんだ」
みく「楽しく」バッ
川島「仲良く」バッ
難波「笑い合えばいいねん!」ドヤァ!
ヘレン&3人「「「「ヘーイ!」」」」パァン!
晴「もう黙ってろよ大阪トリオ!」
今日はここまで。
晴くん編がやれなかったのは残念です。
明日には完結できるかと思います
前半と紗南編の内容が違いすぎるなぁ……
再開していきます。
モバP「さて晴、おおよその見当はついてるな? 紗南の尊い犠牲のおかげで」
晴「あ、あぁ。その点は紗南に感謝してる。ある意味覚悟できたし」
ちひろ「それじゃ、大丈夫ですね……何があっても」
晴「は!?」
モバP「VTR~GO!」
~千枝のアンケート~
Q.晴くんのことをどう思いますか?
男子A『え?晴?……天使かな?』
晴「………へ?」
男子B『馬鹿かお前、あれが天使なわけないだろ!』
晴「そ、そうだよな、言ってやれ!」
男子B「男子で議論した結果サキュバスたんになっただろいい加減にしろ!」
晴「………は?」
ちひろ「開幕ロングシュート入りましたー」
――――晴くんって一緒にサッカーしてて仲良かったよね?
男子A『アイドルになる前は、なぁ……』
男子B『男みてーな女ー!って馬鹿にしながら遊んでたよなぁ……』
晴「そ、そうだった、そうだろおまえら!」
男子A『アイドルになるって聞いたときも『おまえみたいな男女がなれるかよバーカバーカ』なんていってたよな』
男子B『あいつも乗り気じゃなかったからな! 俺たちもどうせ似合わない服きてるとこを笑おうと思ってたんだよ』
―――それで?
男子A『あいつアイドルになってさ?いきなり『フレッシュアイドルはるちーん』なんて言い始めたじゃん』
男子B『あぁ、やっぱりか、なんて思ってたんだよ。そしたらさ』
誰かが言ったんだ。
『晴のやつ……カワイくね?』
晴「え」
男子A・B『『だよな!?』』
男子A『そこからは俺達の『覚醒』は始まったんだ……』
晴「おい、なんだよ覚醒って! 蘭子さんとかじゃねぇんだぞ!」
千枝「晴くんちょっとうるさい」
晴「う、うるさいってなんだよ!」
男子B『俺達は晴の、いやラブリーはるちんの前に全員が萌え倒された……』
男子A『男子全員でおこづかいを集め合ってはるちんが乗っている雑誌を買い集めた』
男子B『女子に白い目で見られることもあったさ? だけど俺たち親衛隊の歩みは止まらなかったんだぜ?』
晴「待てこら! なんで親衛隊なんてことになってるんだよ!」
男子A『サッカーをする時も、積極ヘディングなんてさせないように高速パスの練習をし』
男子B『スライディングなんてしようもんなら危ないからボールの奪い方を研究したんだ』
モバP「さすが子供の行動力だな」
ちひろ「相手の趣味を潰してないあたりプロですね」
男子A『そしてさ、きたじゃないか』
―――何がですか?
男子B『バニーガールだよバニーガール! 晴のやつがバニーの格好してたろ?』
男子A『晴のやつは絶対見るな!って言ってたけどさ?』
晴「うがぁぁぁぁ!あれのことは忘れろよホントに!」
その時誰かがまた言ったんだよ。
『晴のやつ……エロくね?』
男子A・男子B『『だよなぁぁぁぁぁぁ!?』』
晴「……」ポカン
男子A『それ聞いたときに思ったんだよ! あいつもなんだかんだで女の子なんだってなぁぁ!』
男子B『バニーでぴょんぴょんしてた時に俺たちは亀になってたからな』
モバP「あのガキどもぶん殴ってきていいですかね」
ちひろ「不審者扱いで警察のご厄介になりますけど?」
晴「オ、オレが……え、エロ……」フルフル
千枝「兎さんって実は」
晴「やめろぉ! なんか嫌な知識を植えつけられそうだからやめろぉ!」
男子A『ココロがぴょんぴょんしてる中あのはるちんの嫌そうな顔が堪らなくてなぁ!』
男子B『なんか何人かが『明日晴に悪口言ってくるわ』って言って走っていたからな』
晴「そのせいかよ! なんかやたら愚痴ってくるやつがいるかと思ったら!」
男子A『返しの悪口で震えてるやつとかいたよな』
男子B『あれただのドMだと思うんだ……』
男子A『そんで次だよ。まさかの正統派だったよな』
男子B『はるちん降臨って感じで最高だったよな』
晴「わ、わかってるじゃねぇか」
男子A『アイドルを楽しんでる晴を見てさ……俺たちは思ったんだよ』
『晴のふとももたまんねぇなぁ……』
晴「おい! なんでそうなったんだよ!おい!」
モバP「小学生にフェチを芽生えさせるとは……晴、すごいなお前」
晴「嬉しくねぇよ!」
男子A『それからというもの俺たちは必死に晴をサッカーに誘った』
男子B『そしてフォワードに任命した』
男子A『シュートの時に振り切るふとももを見るためだ……』
男子B『あの時はゴールキーパーが取り合いになったよな』
晴「………もぉやーめーろー!」カァァァ
難波「諦めるにゃ」ミギ
川島「見届けるんやで?」ウシロ
みく「晴ちゃんのアイドルパワーをね!」ヒダリ
ヘレン「そう、それが」メノマエ
「「「「世界レベル(や)(にゃ)(よ)!!!」」」」ヘーイ!!!
晴「囲んで叫ぶなよ!」
モバP「パリエーション多いなぁ……」
男子A『疾風のストライカーはまさに僥倖だったよな』
男子B『晴もアイドルのためにってふともも見せてくれたし』
晴「ご、誤解を生むようなこと言うなよ! サッカーやっただけだろ!」
ちひろ「小学生が僥倖とか使いますかね」
モバP「このガキ共いろいろもう大人ですからね」
千枝「晴くん大胆……」
晴「なんだよその目はぁ!」
晴「あ、あれ?でもこの様子だとなんで最近オレサッカーに誘われてないんだろ?」
男子A『俺たちはふとももを楽しんだ。輝く汗を楽しんだ』
男子B『自分たちのおこづかいがなくなるのも惜しまず』
モバP「もうこいつら小学生じゃなくて中年だろ」
ちひろ「いろいろとアウトですよね」
男子A『そんな矢先にきたオーストラリア旅行だよ』
男子B『晴のやつ学校でも鼻歌なんか唄っちゃってなー』
晴「ち、違う! そ、そんなこと!」
千枝「カワイイ鼻歌だったよ?」
晴「なんでお前が知ってるんだよ!」
男子A『つい録音しちゃったもんな』
男子B『俺の父ちゃんこれが着信音だぜ?』
晴「お前らのせいかよ!」
ちひろ「作ったのは私ですけどね」
モバP「さすがちひろさん」
ちひろ「事務所でも唄ってましたからね」
男子A『旅行から帰ってきた晴を見た俺たちはあいつの楽しそうな顔を見てさ……』
男子B『思っちゃったよな。うん』
『『守ってあげたいターイプ!』』
晴「はぁ!?」
モバP「今CVが諏○部になってましたね」
紗南「しょ、小学生がやるゲームじゃないんだけど……」フラフラ
ちひろ「あれ?もう復活したんですか?」
男子A『だってさ、コアラ抱きしめたくてウズウズしてるんだぜ?』
男子B『ハンバーガーをかぶりついてドヤ顔してるんだぜ?』
男子A『そりゃ親の気持ちになるってもんだ……』
モバP「ついに達観し始めたぞこのお子様達」
ちひろ「ちゃくちゃくと開発されてますね、晴ちゃんに」
みく「本人は無関係だけどにゃ」
川島「無意識の魔性……わかるわ」
難波「天然っ子やもんなぁ晴くん」
ヘレン&3人「「「「ナイスサキュバス!」」」」
晴「だぁぁぁもう! 畜生!」
男子A『おかげでふとももの美しさから俺たちは原点に戻ってこれたんだ』
男子B『そう、はるちんかわいい、という真理に』
――――それで最近は?
男子A『デビューのころの雑誌を見ながら成長に打ち震えてる』
男子B『学校でアイドルでいることを嫌がりもしなくなった晴に感動してる』
晴「な、なんか照れくさいな……あいつらに気使わせてるみたいで」
―――――本音は?
男子A『フレッシュはるちんの気怠けふとももペロペロしたい』
男子B『学校でアイドルだってことを再度自覚させて赤面させたい』
晴「」
モバP「親御さんになんていえばいいかな」
ちひろ「説明会でも開きますか? 全国行脚することになりますよ?」
モバP「そこでスカウトしてきていいなら」
ちひろ「仁菜ちゃん以下はさすがにもうダメですからね?」
モバP「いや、母親を」
紗南「子持ちはさすがにキツ……くもないのかな?」
男子B『今度の学校祭でな? はるちんのライブをお願いしてるんだよ』
男子A『なんか蛍光色のおねーさんがオッケーだしてくれたしさ?』
ちひろ「学校側からOKが出たんでつい」
モバP「グッジョブですよね俺」
―――――――えっとつまり最近グラウンドが空いてるのって……
男子B『先生と一緒に極めてるからなー全員で』
男子A・B『『振り付け』』
紗南「オタ芸マスターしちゃったよ……」
モバP「晴、ライブ楽しみだな! 来週だぞ!」
晴「い、嫌だ! なんか馬鹿にされるつもりでいくつもりだったのに!」
紗南「というか、私に比べて全然いいじゃん晴ちゃん……私に比べたら」ドヨンド
――――――それで改めてききたいんだけど……いいかな?
男子A『千枝ちゃんの質問ならなんでも!』
男子B『答えるから……答えるから……!』
晴「おいこら、お前らオレのファンじゃねぇのかよ!?」
――――――晴くんのこと、改めてどう思います?
晴「………」ゴクリ
男子A『あいつはさ、なんだかんだでアイドル嫌がってたと思うんだよ』
男子B『女と遊ぶより男とサッカーしてる方が楽しそうなやつがアイドルなんてさ、って思ったもんさ』
男子A『だから……最初にみんなで雑誌を買ったのはさ、少しでも……売れてほしかったのもあったんだよな!』
男子B『ある意味我慢してデビューしたのに売れないんじゃ可哀想だしな!』
晴「お、お前ら……」グスッ
―――――ホントに?
男子A『あぁ、アイドルになるって聞いて馬鹿にしたりもしたさ』
男子B『だけどほら、俺たち友達じゃん? 応援してやらないとまずいじゃん?』
―――――ホントにホント?
晴「千枝ぇ! 揺さぶるなよぉ!」
男子A『そ、そうだぜ? 晴のやつが最近楽しそうにしてるのが嬉しくて』
男子B『だからこそ盛大にライブに迎えてやろうと』
―――――ホ ン ト に ?
男子A『俺たちに性の始まりを与えた天使だと思ってる』
男子B『俺たちに性の素晴らしさを広めた悪魔だと思ってる』
男子C『だから間をとってサキュバスたんになったんだよな、はるちん』
男子A『黙ってろよ変態』
晴「そこで折れるなよぉぉぉ!」ガックリ
男子A『マジ晴の二の腕ヤバい、ぷにぷにしてそう』
男子B『サッカーをフルタイム出場させて汗を堪能したい』
男子A『試合終了後にやったな晴!って言って抱き着いて肌を堪能したい』
男子B『ユニフォームはうちで纏めて洗ってくるよって言って回収したい』
―――――変態さんですね。
男子A『これは純粋な愛だから!』
男子B『大人ならロリコンだけど俺らタメだから!』
男子A・B『『だからセーフ!!』』
難波「アウトや」
みく「ダウトにゃ」
川島「レッドカードね、わかるわ」
ヘレン「世界レベルならセーフよ」ドヤァ
「「「!?」」」
男子A『まぁ言うことはそれくらいかな……』
男子B『そうだな、愛を叫べた気がするよ』
――――それじゃライブが終わったらまたサッカーするの?
男子A・B『『いや、それはちょっと』』
晴「は!?」
男子A『なんつーかさ……ライブ……やるんだろ?』
男子B『なんだかんだで生はるちんを見たらさ』
男子A『次の日からリビドーが抑えられない』
男子B『サッカー中にタックル(意味深)も辞さない』
ちひろ「今からでもキャンセルしますか、ライブ」
モバP「思惑通りに売れてるので却下」
晴「………」ボーゼン
男子A『だから千枝ちゃん!今日は俺と』
男子B『いいや、俺とデー(ブツッ
千枝「こ、これで千枝のインタビューを終わります!」
紗南「なんか最後に変なのが」
モバP「さて、晴。真実を知った気分はどうだ?」
晴「……てやる」
モバP「ん?」
晴「ア、アイドルなんてやめてやる! クラスのやつにあんなこと思われて……やってられっか!」
紗南「アタシよりいろいろとヤバかったね……クラスの民度が」
モバP「まぁ晴の売れ筋通りで嬉しいような行き過ぎて悲しいような、だな」
晴「こうなるの知ってたのかよ!?」
モバP「小学生男子に親しみやすいサッカー好きで男勝りな女の子って売りに出したらそのままバニーで惹きつけて正統派で落とす」
ちひろ「完璧ですね!」ハイタッチ
晴「なぁ……今からアイドルやめるわけには……」
みく「多分もう手遅れだと思うにゃ」ナワホドキ
難波「今普通の小学生に戻ったら……」
川島「暴動が起きかねないわね、わかるわ」
モバP「小学生が暴動を起こすのは見たくないなぁ……」
晴「やだよぉ……来週からどんな顔してあいつらに会えばいいんだよ……」
ちひろ「秋葉ちゃんの超小型カメラで撮影してたのでバレてませんよ? いつも通りです。もちろん紗南ちゃんも」
紗南「その方が嫌だよ!」
モバP「まぁアレだ、お前らのアイドルとしての才能はホンモノだってわかったんだ、よかったじゃないか!」
晴「カケラもよくねぇ…… というかこんなVTRあったならどうしてみんなに聞いて回らせたんだよ!」
モバP「ん? 気づかないのか? 俺は事務所にいるアイドルは把握してるし、なんとなーくどんな話をするかわかってたからな」
紗南「え? ……あ」
晴「どうしたんだ紗南? 」
紗南「皆の話……」
くるみ:アイドルになったことを認められる話
輝子:クラスメイトがファンだってわかる話
森久保:クラスメイトに愛でられる話
幸子:普通に接してもらえる話
ナターリア:エロスな珍事の話
紗南「全部私たちに関係あるじゃん!」
ナターリア「酷イ!」
モバP「ナイスナターリア!」b
ナターリア「Pマデ!?」
モバP「まぁお前ら、最初の理由はわかったんだ問題ないだろ?」
紗南「問題しかないよ!」
晴「紗南はまだ普段の態度を変えればいいけどさ……オレどうすればいいんだ……?」
千枝「手懐けちゃえばいいんじゃないかな?」
晴「……手懐ける?」
ちひろ「はるちんと結城晴は別物だから!ってライブで念を押せば言うこと聞くと思いますよ?」
晴「そ、そうかな?」
千枝「できるよ! そうすればみんな『晴くん』と遊んでくれるよ!」
晴「……オレに……できるかな」
モバP「がんばれがんばれやればできる!諦めんなよ!」
難波「わかるか、あれが教祖への持ち上げってやつや」
みく「晴ちゃんちょろいにゃぁ……」
川島「クラスが団結するわね、変な方向に」
ヘレン「ファンとはアイドルを見守るもの……つまりそういうことね」
~晴のその後~
学園祭、ライブ当日
晴「み、みんなー!学園祭楽しんでるかー!」
男子群『『『ウォォォォォ!!!』』』
晴「みんな、オレがアイドルになって色々迷惑をかけたりしてたかもしれない。だから今日はここで恩返しだ!」
教師&男子『『『………』』』ハルチーン
晴「さぁみんな……早いけど……始めようぜ!!」
教師「お前ら全員構えろぉぉぉ!」
晴「お前ら! オレの名を!言ってみろぉぉぉぉ!!」
教師&男子『『『はーるちーん!!!!』』』ウォォォォ!
晴「~♪~~♪」
男子『『フゥフゥフゥフゥ!!!』』ウチワフリフリ
教師『はーるちーん!』アイノテ
晴「~~♪」
教師&男子『『『ハイハイハイハイ!!!』』』テビョウシ
ちひろ「なんですかあれ」
モバP「比奈に決めゼリフを教えてもらったそうです」
ライブ終了後
モバP「どうだった?晴」
男子勢『『『はーるちん!はーるちん! ヘイヘイヘイヘイはーるちん!』』アンコール!アンコール!
晴「みんなすごかった。 オレも負けてられねぇよ!」ワクワク
ちひろ(完全にいろいろ忘れてますね)
モバP「あぁ、そうだな。明日からはみんなとサッカーもできるさ!」
晴「あぁ!」
ちひろ(オリジナルの法被揃えてオタ芸するクラスメイトと一緒に……?)
次の日
男子A「晴、昨日はお疲れ様!」
晴「お、Aか。どうしたんだよわざわざ」
男子B「なんだよ、せっかくお前をサッカーに誘ってやろうかと思ったのになぁ」
晴「ま、マジで? いいの?」
男子A「この前までお前『サッカー』したいって顔に書いてたからな!」
男子B「驚くなよ……放課後に河川敷のグラウンドが取れそうなんだ!」
男子A「サッカー部の連中が一緒にやらないかーってさ!」
晴「い、いいのかよ? サッカー部となんて……」
男子B「むしろ晴を連れてこないなら貸さないって言われてるからな! 行こうぜ!」
晴「しょ、しょうがねぇなぁ!さっさと行こうぜ!」
男子A「サッカー部ってことは試合はフルタイムだからな! 疲れるぞー? 汗かくぞー?」
晴「はっ! サッカーやるのにそんなん気にしないっての! アイドルの体力なめんなよ?」
男子B「まぁ汚れるとアレだからな、オレのジャージ貸してやんよ! 汚して帰ったら怒られるんだろ?」
晴「お、サンキュー。悪いな何から何まで」
男子A・B「「当たり前だろ! 友達だからな!」」
晴「そうだよな!」
晴(すっかり元通りだ……千枝とちひろさんの言うとおりだな!)
男子A・B(計画通り)
ちなみにサッカー部の8割が晴のファンでした。
晴のポジションはフォワードでした。
~紗南のその後~
紗南「うぅぅぅ……」
男子A「どうしたんだよ紗南、突っ伏して」
男子B「というか暑くねぇの? 上着までしっかり着込んで……冬には早いだろ?」
紗南「ほっといて」
紗南(我慢我慢……ここでテンションあげたらまたダメな方向に……)
女子A「あんたらなんかしたんじゃないの? 特にB」
男子B「は、はぁ!? 紗南にそんなんするわけねぇだろ!?」
女子A「どうだか、でも紗南ちゃん、今日暑いし……蒸れちゃうよ?」
紗南「ごめんありがと……」
男子A「今日も放課後モンハンやってこうぜ紗南、俺ラージャン狩りしたいんだよ」
紗南「村クエでハメ殺しすればいいじゃん……」
紗南(あんな話言ってたのに……もう大丈夫なのかな?)
男子A「ばっか、あれは部位破壊できねぇだろ。角が欲しいんだよ」
男子B「紗南がいれば一気に楽になるからなぁ、……頼むよ」
女子B「紗南ちゃん困ってるみたいだしやめてあげたら?」
紗南「い、いいよ。今日はお仕事ないし」
紗南(うんうん、あたしの場合晴ちゃんみたいに周りが変なわけじゃないし……あたしが気を付ければ問題ないよね!)
男子A「よっしゃ決まりだ! んじゃ放課後に教室でな!」
紗南(今日は冬服着込んできてるし……体を動かさないように土日で練習してきた、これで完璧!)
男子A「よーしやるぞ」
紗南「あ、極限ラージャンあるよ、これでいこう」
男子B「マジかよ! チャーアクでいいよな?」
男子A「即死するなよ?」
男子B「善処しまーす」
紗南「大丈夫大丈夫! 私がベストなとこで粉塵使ってあげるから!」
男子A「頼もしいねぇ。よくいくぞ~」
狩猟開始10分後
紗南「よしっ……それっ……」
男子A(また呟き始めた……)
男子B(今日はあんま動いてないけど……)
紗南「二人とも、そっちいったよ!」
男子A「あ、あぁ!任せろ!」
男子B「もうちょいだからな!」
メインターゲットを達成しました!!
テテテテーン!
紗南「ッシ!」ガッツポーズ
男子A(カワイイ)
男子B(カワイイ)
紗南「次何やろうかー? ワンモア?」
男子A「あればなー」
紗南「了解ー、……やっぱこの教室暑いね~」ヌギッ
男子A・B(!?)
紗南「な、何さ?あ、Aのとこに極限あるじゃん! 行こう行こう!」ズイッ
男子A(が、画面を見るためとはいえ近づくなよ! お前今ワイシャツ1ま)
男子B「さ、紗南! 俺クシャル行きたいんだけどいいかな?」
紗南「え? まぁいいけど……Aはそれでいい?」スススッ
男子A「あ、あぁ問題ない」
男子A(グッジョブ)
男子B(危ねぇ)
男子A「な、なぁ紗南? お前ってもしかして十時愛梨と仲良かったり……する?」
紗南「なんでー? 確かに同じパッションだしそこそこ仲いいけどさ」
男子A(男の前で蒸れて汗かいた状態で笑うなよ頼むから!ワイシャツ透けかけてんぞ!?)
男子B(こんなの俺ら以外が見たら洒落にならんぞ……)
男子A・B((こいつやっぱエロいわ))
紗南「どうしたの二人共? クエスト始めようよ」
男子A「わ、悪いな、粉塵が切れてたから調合してたところでさ」
男子B「ちょっと武器間違えたからな、もうちょい待ってくれ」
紗南「りょーかい!」
男子A「あぁ、そうだ紗南」
紗南「ん? どうしたの二人共変な顔して」
男子A「俺またしばらく一緒にゲームできねぇわ」
男子B「俺ちょっとネトゲに走ってくるわ」
紗南「なんで!?」
ちなみに紗南のこの癖はこの二人によって最小限に拡散は抑えられているらしい。
紗南がこの日の行動のエロさに気づいたのは女子に相談した翌日のことだったという。
モバP「そういえば」
ちひろ「どうかしました?」
モバP「お前らなんで参加してたの?」
難波「その場の」ドヤァ
川島「ノリに」ドヤァ
みく「決まってるにゃ!」ドヤァ
ヘレン「そう、それが……」スッ
4人「「「「大阪(世界)レベル!!!」」」」ハイタッチ!
モバP「大阪の皆さんへの風評被害はやめて差し上げろ」
ちひろ「そうですね……では」パチン
難波「………」メクバセ
川島「………」ウナヅキ
みく「………」ニヤリ
ヘレン「さぁ、いきましょうか?」
モバP「やべっ!」ダッ
逃げた先でモバPは胴上げにより天井に全身を打ち付け、病院に搬送されたという。
ヘレン「名誉の負傷……まさに世界レベル!」ドヤァ
終わり。
随分と長くなってしまいました。
ただ書きたいことはかけた気がします。紗南ちゃんはカワイイ。晴くんもカワイイ。
ただこんなことを書いておきながら紗南Pの自分としては紗南ちゃんに邪なそれはあまり感じない感じです。
妹みたいな感じだと思えたら楽しいよ!
余談ですが、16歳未満の子供はゲームセンターには18時までしかいることはできないらしいです。
つまり紗南ちゃんもそれは含まれます。これ大事なこと。
18歳以下は22時までしかいられません。これも大事なこと。
紗南ちゃんがでてるSSや漫画とかでゲーセンに行く話を見つけたらそれを確認してみよう!
ゲーセンを出たシーンで月とか書かれてたらダウトの可能性が……あるよ!
それをやらかしそうになったのは自分だけだと信じています。
この話とは関係性のない自分の過去作品を一応記載しておきます。
紗南Pでありたいです。
紗南「みんなでなかよくゲームを」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1413134513
紗南「突然の自由時間」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1415290971
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