姉「おっぱい飲みますか?」 (24)

弟(父さんに叱られたからだったか)

弟(同級生に母さんがいないことでいじめられたからだったか)

弟(とにかく俺は泣いていて)

弟(どういうわけかそんな流れになった)

弟(姉さんが俺に言ったその言葉だけは、ハッキリと覚えている)

姉「おっぱい飲みますか?」

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弟(姉さんは俺には勿体ないくらいよく出来た姉だ)

弟(美人というよりは可愛い。料理も得意)

弟(面倒見もいいし、優しい)

弟(少し間の抜けたところが欠点)

弟(母乳が出るのも)

弟(……)

弟(そこはむしろ美点だ、と言う人もいる気がする)

弟(俺の母方の家系の女性は、若い頃から母乳が出るという)

弟(医者にも行って調べてもらったが、とくに異常はないらしい)

弟(困ることがあるとすれば――)

姉「定期的に出さないとおっぱいが張ってしまって苦しいんです」

弟(……だそうだ)

姉「弟くん?」

弟「なに?」

姉「さっきからポケーとして、どうしたんですか?」

弟「ちょっと考えごと」

弟(これは母乳が出ちゃう姉と)

姉「さては晩御飯のことですね?」

弟「そうそう」

姉「今日はスーパーでひき肉が特売なので、今夜は弟くんの大好きなハンバーグです♪」

弟「いいね、ハンバーグ」

弟(色々ともてあまし気味の弟のお話)

姉「ピーマンも食べないと駄目ですからねっ」

弟「……はい」

弟(姉さんの母乳を飲まなくなったのは中学生になってからだった)

弟(いつまでも子供じゃないとか、姉さんにずっと甘えていられないとか)

弟(色々考えての決断だった)

弟(けど、正直なところ後悔してる)

弟(姉さんと同じ高校に受かって、それから八カ月)

弟(運動やら勉強やらで誤魔化してきたけど、いい加減我慢の限界に近い)

弟(今じゃ姉さんの胸を揉んだり吸ったりすることしか考えていない自分がいる)

弟「……」

弟(姉さんのことだから、土下座して頼み込めばOKしてくれそうな気もする……)

姉「だ~れだっ?」

弟(突然視界が塞がれる)

弟(今この家には俺と姉さんの二人しかいない)

弟(最初からクイズでもなんでもなかった)

弟「……姉さん」

姉「ふふ、正解です」

姉「最近の弟君はボーっとすることが多いです」

弟(クイズ正解のご褒美はなかった)

姉「さっきだってそうですよ」

弟(実際は姉さんの胸にばかり目がいってたけど)

弟(気付かれていないようだ)

弟「寒いからね」

姉「寒いとボーっとしちゃうんですか?」

弟「クリスマスも近いから」

姉「?」

弟(姉さんは首をかしげている)

姉「くしゅん!」

弟(今のは姉さんのくしゃみ)

弟「最近急に寒くなってきたよね」

姉「そうですね、気をつけないと風邪をひいてしまいます」

弟「今夜はシチューなんかいいんじゃない?」

姉「シチューいいですね♪」

弟(なんとか誤魔化せた)

弟(ちなみに姉さんのシチューは美味い)

弟(隠し味に母乳でも入ってるんじゃないかと思うぐらい美味い)

弟(そんなこと考えてるもんだから)

弟(つい姉さんの胸に視線がいってしまった)

弟「!」

弟(姉さんの胸元の服は、なぜか湿っていた)

姉「……っ」

弟(ガン見し過ぎて、さすがに気付かれてしまった)

姉「くしゃみした勢いでちょっと出ちゃったみたいですね」

姉「最近寒かったので、サボってたんです」

弟(そう言って姉さんは、笑った)

弟(サボってたってのは、まぁ、乳搾りのことだろう)

弟「……」

姉「……」

弟(こういうときは、いつもなら自室に逃げ込む)

弟(いつもなら無理矢理話題を変える)

弟(でも、そのときの俺は)

弟「手伝おうか?」

姉「え……?」

弟(とんでもないことを言ってしまった)

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