立木「カイジと利根川の生死を賭けたゲーム・・Eカードっ・・・・!ついに最終戦を迎えるっ・・・・・!」
利根川(あの血痕・・・奴は気付かないはずがない・・・・命を賭けているのだからっ・・・必ず気付くはずだ・・・!)
利根川(つまり・・・あのカードは・・・市民っ・・・!!このガキはそのカードを奴隷と思わせようとしたということかっ・・・!)
利根川(なるほど・・・悪くない作戦だ・・・ がっ・・・!)
利根川(やはりこの俺様にはかなわなかったようだなっ・・・!)
利根川(よし・・・皇帝だっ・・・!!皇帝を出そうっ・・・!!)
利根川(・・・・・・待てっ・・・・・・・・・・・・!!!!!!!)ビリビリッ………
立木「利根川、何かに気づくっ・・・!悪魔的、圧倒的閃きっ・・・!!発見っ・・・!!」
利根川(もしかして、カイジあのカードは・・・奴隷なのか・・・・・?)
利根川(いや、待てっ・・待てっ・・・! あり得ないっ・・・!あいつがすり替えたのは市民と市民なハズ・・・だから俺は皇帝を出せば勝てる・・・・だが・・・・そんな単純な策をあいつがするか・・・・?)
利根川(あいつは限定じゃんけんで大胆な作戦をしてきたっ・・・! バランスとか・・・グーとパーの買い占めとか・・・)
利根川(それにあのカードの血痕・・・あの血痕は、拭き残しにしては大き過ぎないか・・・? 拭いた後、こんなに血痕が残ってたら拭くはず・・・なのに拭かないということは・・・ カイジは俺が血痕を利用することを利用しようとしているんだっ・・・・!)
利根川(てことはつまり・・・・あのカードは奴隷っ・・・・・・!)
立木「利根川、カードを提出っ・・・!! 長考の末、提出っ・・・!!」
利根川「静かにしろボケ」
立木「あ、すみません」
立木「開示っ・・・・・・・・」
利根川「カイジ・・・貴様はよく頑張ったな・・・だが・・・実らなかったぞ・・・・お前の・・・すり替えもどきっ・・・・・!!」
カイジ「なっ・・・・・・!?!?」
利根川「 ククク・・・・ やはりそうだったのか・・・そうだよ・・・お前は俺が血痕に気づくとわかっていた・・・そして、その思考を利用しようとした・・・!!そして血痕に気づくか気づかないかと迷わせ、お前のカードを俺に市民と思わせようとした・・・そうだろ・・・・?」
カイジ「ぐぐぐっ・・・・・!!!」
利根川「だから俺はこのカードを出すことにしたっ・・・!そのカードとは・・・・!!」
利根川「市民っ・・・・・・!」
カイジ「 ううぅっ・・・・・!!!」
カイジ「ぎゃーーーーー!!!!」ダダダダダ
立木「カイジ、逃走っ・・・・・!!圧倒的逃走っ・・・・!!しかし、帝愛の黒服達に逃げられるはずもなくっ・・・すぐ捕まるっ・・・・!!」
カイジ「ううう・・・・・!!!」
立木「Eカード、利根川の勝利で幕を閉じるっ・・・・・・!!」
利根川「カカカ・・・・・!!」
利根川「では、そろそろカイジ君には永遠に眠ってもらうとするかっ・・・・!」
カイジ「ひぃ~~~~!!!!」
立木「カイジ、抵抗っ・・・!耳の機械を必死になって取ろうとする・・・がっ・・・!!当然取れない悪魔の機械っ・・・!!」
カイジ「利根川様っ・・・!!すみませんでしたぁ~~~!!!」
立木「カイジ、プライドを捨てて土下座っ・・・・!土下座っ・・・・・!!土下座っ・・・・・・・!!!!!」
利根川「ククク・・・・それはできないね・・・私も苦しいのだが、これはルールだからね・・・死んでもらうよ・・!」
ピッ
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