彡(゚)(゚)「借金つら……そや!エスポワール号で一攫千金したろ!」 (105)

彡(゚)(゚)「利根川はぁん……ワイはもう首が回らんのや」グルングルン

彡(゚)(゚)「何か良いギャンブル教えてくれや」

利根川「エスポワール号に行け」

彡(゚)(゚)「エスポワール号って聞いたことあるで!」

彡(゚)(゚)「限定ジャンケンや!星3つ揃えたら300万円貰えるんやんな?」

利根川「せやで」

彡(゚)(゚)「そこで勝てばワイの114514円の借金も全額チャラや!」

彡(゚)(゚)「それどころか釣り銭が仰山ある!」

彡(゚)(゚)「ワイ乗るで!エスポワール号に乗船して金持ちになるんや!」

利根川「そうなるとええな」

エスポワール号

彡(゚)(゚)「なんやこのゴミ溜め……周り糞ニートだらけやんけ!」

彡()()「ククク……お前はすぐに負けそうンゴねぇ」

彡(゚)(゚)「お前失礼なやっちゃな~!アナルに手入れて奥歯ガタガタ言わせてやるやで!」

利根川「限定ジャンケンの概要を説明するンゴ」

利根川「今からお前ら負け組に、3種12枚のカードを使って限定ジャンケンをしてもらうンゴ」

利根川「その際、星を賭けてもらうンゴ!勝てば負かした相手から星を1個貰えるシステムになってるンゴ」

利根川「この星は一つ100万円で借金して帝愛から買ってもらうンゴ」

彡(゚)(゚)「はあ!?ワイそんなこと聞いてないんやが!?横暴すぎるやろ!」

利根川「うるさいンゴ!借金できる上限は1000万、つまり星は10個までが限界ンゴ」

彡(゚)(゚)「クソが!ド畜生の犬畜生が!ここはリスクを考えて星1個にするべきやな…」

利根川「因みに、星をすべて失えばその時点で地獄行き確定ンゴ」

彡(゚)(゚)「」

彡(゚)(゚)「騙された……地道にコツコツ稼いで114514円返すべきやったんや」

彡(゚)(゚)「目先の利益に踊らされたワイの負け……狂喜乱舞したワイを呪いたい」

彡()()「このゲームには必ず勝てる方法がある…!」

彡()()「カードは3種12枚、これは全てグー・チョキ・パー均等に配られている……」

彡()()「つまり……!口裏合わせてあいこ12連続…!これで星のやり取りはなし!」

彡(゚)(゚)「……天才やんけ!」

彡(゚)(゚)「お前にひどいこといってスマンな!アナルに手をいれるのは勘弁したる!」

彡(゚)(゚)「じゃああいこ12連続やろうやで!」

彡(゚)(゚)「グーチョキパーの順番で出すんや!」グー

彡()()「わかったンゴ」パー

彡(゚)(゚)「なっ!?しょっぱなから間違えるバカがおるかいな!何間違えとんねん!」

彡(゚)(゚)「ワイは次チョキ出すからな!?お前は絶対パー出すんやぞ?」チョキ

彡()()「わかったンゴ」グー

彡(゚)(゚)「ああああああああああああああああ!!!!」ビュルルルルル

彡(゚)(゚)「お前甘い言葉でワイを誘って!誑かしおったな!」

彡(゚)(゚)「ワイの星を返せ!ワイの星後一個だけやんけ!!」

彡()()「ダマされる方が悪いンゴ……勝負の世界は騙し騙される世界ンゴ」

彡()()「それがわからないからお前は負け組なんじゃないかンゴ?」

彡(゚)(゚)「ああああああああああああああああああああ!!!!」ブリュリュル

数時間後

彡(゚)(゚)「星全部なくなってしもうた……終わったやで……」

利根川「彡(゚)(゚)……借金3114514円で地獄行き決定……!」

彡(゚)(゚)「なっ!?なんやこの怖い兄ちゃんたち!ワイをどこに連れて行くつもりや!」

利根川「ヤリ部屋やで」

彡(゚)(゚)「やめーや!!離せやコラ!!」

>>1くん
ここVIPだぞい

風呂入ったら続き書くンゴ

>>10
彡(゚)(゚)「ああああああああああああ!!!!!」

地下

彡(゚)(゚)「地道に働くのも楽しいな!ほらどうした?もっと頑張れや!」パンパン

カイジ「うぅ……」

彡(゚)(゚)「なんやあいつら?どっか連れて行かれるで?」

カイジ「あいつらは……病気で肺がやられちまって……用済みに鳴ったんだ」

彡(゚)(゚)「!?」

カイジ「ああなったらもうおしまい……死ぬまで放置……」

カイジ「死んだらそのまま焼却炉行きの人生さ……希望なんてない」

彡(゚)(゚)「そ、そんなのってあんまりやろ……!ワイはせっかく働くことの楽しみを知ったっていうのに!」

彡(゚)(゚)「そんなのってあんまりやろ……!」

カイジ「なぁ……あんたを見込んで頼みがあるんだが」

彡(゚)(゚)「?」

彡(゚)(゚)「ふむ、つまりカイジはんはブレイブメンロードに挑みたいってわけか」

彡(゚)(゚)「でも一人じゃ出場できないからパートナーとしてワイを選んだと」

カイジ「そうだ……アンタはなんかこう……勝とうっていう意思がある奴だ」

カイジ「他のやつとは違う……死んでない人間……!」

彡(゚)(゚)「お前見る目があるな!いいやで!ブレイブメンロード出場しちゃる!」

カイジ「ありがとう……!ありがとう……!」

ブレイブメンロード

彡(゚)(゚)「はあ!?超高層ビルの最上階から鉄骨渡りやと!?」

彡(゚)(゚)「おかしいやんけ!!ワイはブレイブメンロードに挑んで成功したら1000万貰えるって聞いてただけやぞ!」

カイジ「彡(゚)(゚)……すまん……」

彡(゚)(゚)「すまんじゃすまらせんやろ!!ワイの命が関わる問題なんやぞ?」

利根川「そんな命なら……捨ててしまえ」

彡(゚)(゚)「お前……!利根川……!白目を向きながら脱糞しろや!」

利根川「なぁ地下にいて何があるんだ?」

彡(゚)(゚)「仕事もあるし給料も貰えるやんけ!最高やろ!」

利根川「ずっとそのままでいるつもりか?外に出たいと思わないのか?」

彡(゚)(゚)「そら……たまに思う……当たり前やろ!」

利根川「ならチャンスをなぜ掴まない?目の前にあるチャンスを容易に投げ捨てるのか?」

彡(゚)(゚)「……!!」

利根川「チャンスを掴め……!そして我が物にしろ……!」

彡(゚)(゚)「ここで逃げるほうがどうかしとったんや……ワイやったる!」

彡(゚)(゚)「(鉄骨渡りって言っても鉄骨に跨ればなんとかなるしな)」

利根川「因みに、鉄骨にまたがったり、手をついたりしたら電流が流れ死ぬ」

彡(゚)(゚)「死ねやクソハゲ!首釣って脱糞しろや!」

利根川「黙れ!よーし参加者は鉄骨の前に並べよー」

彡(゚)(゚)「クソがぁ……どうすればええんや……」

彡(゚)(゚)「そや……!この手があった……!ワイってやっぱり天才や……!」

彡(゚)(゚)「カイジ!いいことを思いついた!」

カイジ「何!?教えてくれ!?」

彡(゚)(゚)「それはな……」ゴニョゴニョ

数分後

彡(゚)(゚)「よっしゃ!やったる!」

彡(゚)(゚)「背番号334番!彡(゚)(゚)!行きまーす!」ダダダ

兵藤「ふむ……自ら死地に走っていくか……面白い」

彡(゚)(゚)「あかん!助走つけ過ぎて躓きそうや!」ガタッ

カイジ「彡(゚)(゚)~~~~!!!」

彡(゚)(゚)「あああああああああああああああ!!!!!」ブリュルルルルル

彡(゚)(゚)「はぁ……はぁ……ッセーフや……作戦成功……!」ニヤァ

利根川「なっ!?貴様っ……!鉄骨を手で掴んでいるのになぜ電流が流れない!?」

彡(゚)(゚)「コンドームや」

利根川「!?」

彡(゚)(゚)「コンドームはゴムやから、電気が流れん……!」ドンッ

彡(゚)(゚)「この前ヤリ部屋からいくつかコンドームをガメとったんや」

彡(゚)(゚)「何かに使えると思ってな……ワイ天才すぎるやろ?」

彡(゚)(゚)「お前らもワイの後に続けや!コンドームをハメれば生存確率上がるで!」

カイジ「よっしゃ……!みんなー!コンドームをはめろ!」

彡(゚)(゚)「ふふっ……ワイの奇策が光ってるやで」ガツガツ

利根川「止まれ!貴様!」

彡(゚)(゚)「それは無理な話やwwww止めたいならお前がここまでこんかいwwww」

利根川「ぐっ……!ぐぅ……!」

彡(゚)(゚)「このままラストスパートや!盗塁王にワイはなる!」ピタッ

うわああああああああああああああああああ!!!

彡(゚)(゚)「はぁ……はぁ…ゴール到着や……!」

そして、続々と鉄骨渡りをクリアする参加者たち……
数時間後には……24名全員が成功していた……

カイジ「彡(゚)(゚)お前のおかげだ!」

彡(゚)(゚)「褒めてもアメちゃんしかあげれんやでwwwww」

利根川「良くも俺の顔に泥を塗ってくれたな」

彡(゚)(゚)「おっ?wwwワイのクソ塗ってやってもええんやぞ?www」

利根川「弱い犬ほどよく吠える……貴様、俺とサシで勝負しろ」

彡(゚)(゚)「サシ♂勝負なら受けて立つで!」

利根川「……Eカードだ……!」

彡(゚)(゚)「Eカード?」

利根川「皇帝1枚と市民4枚が1セット、奴隷1枚と市民4枚が1セットの2種類のセットで行うカードゲーム」

利根川「皇帝は市民に勝つ、市民は奴隷に勝ち、奴隷は皇帝に勝つ」

彡(゚)(゚)「ふむ、強さ比べみたいなもんやな!」

利根川「俺は皇帝側、お前は奴隷側のカードで勝負する」

彡(゚)(゚)「なっ!?このEカードってゲームは圧倒的に皇帝側のほうが有利やろ!」

彡(゚)(゚)「お前逃げるんか!?サシで勝負するんじゃないんかワレ!」

利根川「いいか?勝ち組は選ぶ権利が存在する、故に勝ち組なんだ」

利根川「お前は負け組、最初から選ぶ権利など無い」

彡(゚)(゚)「クソがあああああああああ!!!」ブリュルルル

利根川「また、勝負する際にはお前に角膜か鼓膜を賭けてもらう」

利根川「この専用器具をつけろ、これは針が45ミリ進むと角膜か鼓膜に到達し、膜が破ける」

彡(゚)(゚)「恐ろしすぎるやろ……じゃあお前は何をかけるんや?」

利根川「俺はお前がかけた1ミリごとに10万円のレートで応対する」

彡(゚)(゚)「ふむ……ワイが1ミリかけたらお前は10万円出すってわけか」

彡(゚)(゚)「勝負の回数は何回や?」

利根川「10回だ」

彡(゚)(゚)「わかった……やったろうやないか!」

利根川「角膜か鼓膜、どちらにする?」

彡(゚)(゚)「どっちもや!どうせワイが勝つからな!」

利根川「ッ!?(常人なら絶対に鼓膜を選ぶ……角膜は失うと取り返しがつかないが、鼓膜なら失っても取り返しがつくからだ)」

利根川「(しかしこの男――なるほど、ここまで勝ち上がってきただけのある男だ……!)」

利根川「正気とは思えないな……だがお前が言うのだから仕方がない」

彡(゚)(゚)「はよせんかいコラ!」

利根川「おい、専用器具をもう一つ持ってきてくれ」

数分後

彡(゚)(゚)「はえ~針が目の前にあって怖すぎ……転んだら貫通するんちゃうかこれ?」

彡(゚)(゚)「まあええわ!まず30ミリかけるやで!両方!」

利根川「30ミリだと!?」

彡(゚)(゚)「何か問題あるんか?ワイが30ミリ賭けるって言うんやから好きにさせろや!」

利根川「い、いや問題ない……しかし30ミリ賭けるということは角膜と鼓膜どちらも30ミリということになるぞ」

彡(゚)(゚)「別に構わへんよ」

利根川「わかった……ではカードをセットしろ」

彡(゚)(゚)「ワイは奴隷を裏向きにしてセット!ターン終了!」

利根川「はぁッ!?!?!?!」

彡(゚)(゚)「はよお前のセットしろや」

利根川「(惑わされるな……どうせ今のははったり……市民を伏せているに違いない……)」

利根川「(初っ端から奴隷を伏せることができるような人間とは思えない……)」ッ皇帝

彡(゚)(゚)「オープン!」

彡(゚)(゚) 奴隷
利根川  皇帝

彡(゚)(゚)「ちょっろwwwwwwwwwww童貞ちょっろwwww」

利根川「あぁ……!!こいつぅ……!!」

兵藤「……」

おんJで立て直せ
きもい

>>24
んごおおおおおwwwwwwwwwwwww

誰かレスしてお(´・ω・`)

彡(゚)(゚)「次も30ミリかけるやでwwwwwww」

彡(゚)(゚)「ワイは奴隷を裏向きにしてターン終了やwwwww」

利根川「またか……いやもう驚きはしない」

利根川「(こいつは俺が二度目はないだろうと読んでくるに違いないと思っているはずだ)」

利根川「(そして俺がまんまと皇帝で勝ちを狙ってくるとばかり思っている猿……)」

利根川「(俺が出すべきカードは……市民だ)」ッ市民

彡(゚)(゚)「オープン!」

彡(゚)(゚) 市民
利根川  市民

利根川「市民……だと……?」

彡(゚)(゚)「危なかったわ~!市民にしといてよかったやで」

黒服「(うまい……彡(゚)(゚)といったか……?)」

黒服「(こいつは一戦目で奴隷を出したことにより、利根川様に皇帝を出す行動に制限をつけた)」

黒服「(最初に奴隷を出されたとなれば、皇帝を切りにくくなるのは必然)」

黒服「(このゲームは長期戦になれば奴隷側が有利になるのだから…)」

黒服「(彡(゚)(゚)がするべきことは、利根川様に序盤で皇帝を切らせないこと)」

黒服「(末恐ろしい奴だ……彡(゚)(゚)……!)」

彡(゚)(゚)「ワイの顔に何かついとるんか?」ハナホジ

2ターン目も市民VS市民で引き分け……勝負は運命の3ターン目に突入する

黒服「(きたっ……!ここが勝負の分かれ目っ……!)」

黒服「(ここで引き分けとなれば、次の勝負は利根川様が不利な状況になるっ……!)」

黒服「(なぜなら、4ターン目で市民と市民で引き分ければ、5ターン目は残り奴隷と皇帝なので利根川様の負け)」

黒服「(だからこそ利根川様は市民を切るリスクが伴う…!)」

黒服「(しかし、皇帝を切るとなれば……相手が奴隷であった場合死……)」

黒服「(アクションを起こすなら今しかない……)」

利根川「(リスクの先負いか……リスクの後回しか……)」

利根川「(いや……彡(゚)(゚)が奴隷を出す可能性もある……ここは市民で…)」

彡(゚)(゚)「?」

利根川「(それこそが彡(゚)(゚)の狙いだったとしたら……?)」

利根川「(そう……こいつが出すカードは最初から決まっているんだ)」

利根川「(引き分け狙いの市民……!そして4ターン目で俺に市民を切るリスクを負わせる手順…!)」

利根川「(ここで引いていては勝負にすらならない……死ぬなら、思い切り打って……死ぬ!)」ッ皇帝

彡(゚)(゚)「オープンや!」

彡(゚)(゚) 奴隷
利根川  皇帝

彡(゚)(゚)「やったー!勝ったやで!1200万円の儲けや!」ビュルルルル

彡(゚)(゚)「嬉しすぎて脱糞しまくりングや!!」

利根川「」

利根川っ……あまりにショックに白目で脱糞……!

あまりのショックで白目で脱糞

彡(゚)(゚)「なんや?お前も脱糞仲間やったんか!」

彡(゚)(゚)「これでケツ拭くといいやで」ッ諭吉

利根川「」

彡(゚)(゚)「は~1200万儲けたしこれで一生遊び放題やなwwwwww」

兵藤「待てンゴ」

彡(゚)(゚)「なんやクソジジイ?ワイを家に返してクレメンス」

兵藤「それは無理な話ンゴ!お前は面白いやつンゴ!ワイと勝負させてやるンゴ!」

彡(゚)(゚)「はあ~?ワイは1200万円でもう満足したんや!!」

兵藤「10倍のレート1億2000万円を賭けるンゴ!」

彡(゚)(゚)「!?」

兵藤「その代わりお前は左の指全て賭けるンゴ!」

兵藤「帝愛病院なら3ヶ月で指は完治するンゴ!どうンゴ?」

彡(゚)(゚)「指って……そんなん正気じゃなさ過ぎるやろ!」

兵藤「狂気の沙汰ほど面白い…やるンゴ?やらないンゴ?」

彡(゚)(゚)「(まあクソジジイっぽいしどうせボケとるやろwww絞るだけ絞りとって食い散らかしたろwww)」

彡(゚)(゚)「いいやで!賭けるンゴ!」

アニメ見るので投下はNG
またあとンゴ~

アナルフリスク見たいンゴ

書いていくンゴ

カイジ読みたくなった

彡(゚)(゚)「じゃあクソジジイ!なんのゲームをするんや?」

兵藤「お前が決めろンゴ」

彡(゚)(゚)「なんや!ワイがゲームを決めてええんか!」

彡(゚)(゚)「ならワイとティッシュ箱くじ引きで勝負せえや!」

兵藤「ティッシュ箱くじ引きとな?」

彡(゚)(゚)「せや!ルールは簡単!箱に数十枚ほどティッシュペーパーを詰めておく」

彡(゚)(゚)「その中に1枚にだけ○を書いて、そのティッシュを先に引いたほうが勝ちや!」

兵藤「それで構わないンゴ」

兵藤「ただし、イカサマ防止の為にティッシュを加工することは禁止」

兵藤「引く順番はワイからにさせてもらうンゴ」

彡(゚)(゚)「それでいいやで?勝てるもんならな」

彡(゚)(゚)「ほな、準備するから数十分ほど待ってクレメンス」

彡(゚)(゚)「(ククク……まんまと乗り寄ったわこのクソジジイ…)」

彡(゚)(゚)「(ほんま老人を詐欺るのは簡単すぎて笑いがこみ上げてくるわ)」

彡(゚)(゚)「(くっ……笑うな……まだ笑ったらあかん……ワイの策がバレてまう)」

彡(゚)(゚)「(必勝の作が……!)」ピトッ

彡(゚)(゚)「準備終わったやで~さぁ~引くやで~」

兵藤「死ねっ……!彡(゚)(゚)……!」

兵藤「お前のような輩が考えることは簡単…!」

兵藤「あたりのくじを引きにくいところに収め、イカサマすることに決まっているのだ!」

彡(゚)(゚)「ッ!?」

兵藤「その表情……どうやら図星のようだな彡(゚)(゚)」

彡(゚)(゚)「や、やめーや……!」

兵藤「やめられない止まらない、この気持ち……!」

彡(゚)(゚)「それを引いたらあかん……!」

兵藤「お前がティッシュ箱の側面に当たりくじを潜ませていることは簡単に予想がつく!」

兵藤「これだ……!」ッティッシュ

彡(゚)(゚)「^^」

利根川「会長が……ハズレを引いた……?」

彡(゚)(゚)「次はワイの番やな^^」

彡(゚)(゚)「おっwww引けたでwww○の書かれたティッシュペーパーやwwww」

利根川「お前……イカサマをしたな彡(゚)(゚)…!」

彡(゚)(゚)「イカサマなんてしとらんwwww偶然や偶然www」

兵藤「……」プルップルッ

利根川「彡(゚)(゚)……!○の書かれたティッシュペーパーを見せろ…!」

彡(゚)(゚)「ええやで?」ッ○の書かれたティッシュペーパー

利根川「何だこのネバネバしたものは……!」

彡(゚)(゚)「ワイの鼻くそや」

利根川「ッ!?」

兵藤「ッ!?」

彡(゚)(゚)「ワイは○の書かれたティッシュペーパーを箱に仕込むとき鼻くそをつけたんや」

彡(゚)(゚)「そして、鼻くその粘着力を使って、箱の天井に○の書かれたティッシュペーパーを貼り付けた」

兵藤「なに……ンゴ……?」

彡(゚)(゚)「クソジジイ、お前の発想は正解までたどり着いとったwww」

彡(゚)(゚)「やけどなwww箱の天井は盲点やったやろ?www普通、そこまで頭が回らんwww」

彡(゚)(゚)「いや、クソジジイがワイを侮っていたからやろなwww」

彡(゚)(゚)「完全勝利wwwwwww早く1億2000万寄越せや^^」

数日後

彡(゚)(゚)「やきうスタジアム買ったら数億円借金することになったンゴ……」

彡(゚)(゚)「返すアテもないし……ワイ首吊ろうかな……」グルングルン

ホームレス利根川「よう彡(゚)(゚)!久しぶりやな!元気しとったか!」

彡(゚)(゚)「お前は利根川!?炊き出し避難者のワイを邪魔しに来たんかコラ!」

利根川「違うンゴ、ホームレス仲間と一緒にワイも炊き出しに来たンゴ」

彡(゚)(゚)「なんやそうやったんか、お前も随分落ちぶれたんやな」

利根川「お前のせいやぞ彡(゚)(゚)!お前にEカードで負けて負債抱えて帝愛首になったんや!」

彡(゚)(゚)「はえ~それは悪いことしたな~ほんまスンマソン」

利根川「彡(゚)(゚)お前こそどうしてこんなところに来とるんや」

利根川「お前兵藤会長に勝って1億2000万貰ってたやんけ」

彡(゚)(゚)「カクカクシカジカ」

利根川「お前つくづく馬鹿なやっちゃな~そんなんで借金とかwww」

彡(゚)(゚)「ワイの夢やったんや!やきうスタジアムほしかったんや!」

利根川「ワイも帝愛の十一で借金が今3000万になっとる……」

利根川「ワイもお前も返す当てはあらへん……どや?手組まんか?」

彡(゚)(゚)「ワイを騙したような奴がいけしゃあしゃあとよく言えるな!」

彡(゚)(゚)「けどまあええやで、元帝愛幹部のお前なら情報いくらか持ってそうやしな」

利根川「よしきた……!お前、沼ってギャンブル知ってるンゴか?」

彡(゚)(゚)「沼……?」

利根川「通称欲望の沼……一玉4000円の巨大パチンコや!」

彡(゚)(゚)「一玉4000円!?ワイの日当より高いやんけ!」

利根川「今まで飲み込んできたパチンコ玉の数から考えると」

利根川「およそ…大当たりで吐き出される金額は……六億円……!」

彡(゚)(゚)「六億円ッ……!?そマ?」

利根川「マ」

彡(゚)(゚)「面白そうやんけ……!その勝負受けて立つで……!」

利根川「まぁ落ち着け……まず、帝愛の息がかかっている時点で察することがあるだろう」

彡(゚)(゚)「イカサマ……不正か」

利根川「そうや……今まで数々の人間が沼に挑んできたにも関わらず当たった人間は2人だけ」

利根川「兵藤会長と、俺だ」

彡(゚)(゚)「クソジジイとお前だけ……?」

利根川「接待プレイでもしていたんだろう…正攻法ではまず突破は不可能ンゴ」

鼻糞w

彡(゚)(゚)「じゃあもう終わりやんけ」

彡(゚)(゚)「諦めて他のギャンブル見つけようンゴ!」

彡(゚)(゚)「そや!二人でビデオに出るってどうや?一回の出演で50万円貰えるらしいで!」

彡(゚)(゚)「二人で出れば100万円!二倍の儲けや!ワイらも二倍ハッピーや!」

利根川「彡(゚)(゚)、落ち着けンゴ……正攻法じゃ突破は不可能ってだけンゴよ」

利根川「相手がイカサマをするなら…こちらもイカサマで対抗すればいいンゴ」

彡(゚)(゚)「ふむ、万里ある主張やな」

利根川「まずは情報収集が肝心……そうと決まれば帝愛カジノに乗り込むぞ!」

彡(゚)(゚)「わかったやで!帝愛カジノにカチコミや!」

カジノ

店員「ホームレスのお客様はご遠慮下さい」

彡(゚)(゚)「」

利根川「」

坂崎「なんやそこのホームレス、そこで何たむろっとるんや」

彡(゚)(゚)「誰やねんお前、ワイらはホームレスちゃう、夢追い人や」

坂崎「夢追い人~?ま、まさかあんたらカジノで沼に挑戦しようとしてたんか?」

利根川「せやで」

坂崎「やめとき!あんなん幾多の人間の人生を滅茶苦茶にして、破滅に追い込んだ悪魔や」

坂崎「手を出したら負け……廃人になるンゴ」

彡(゚)(゚)「それでもワイらは沼に挑まないとダメなんや」

利根川「せやせや」

坂崎「なんや事情がありそうやな……話くらい聞いたるわ」

彡(゚)(゚)「ワイは彡(゚)(゚)、こっちは元帝愛の幹部だった利根川や」

利根川「よろしくニキーwwww」

坂崎「元帝愛の幹部……やと?」

彡(゚)(゚)「まあ色々あってワイらは二人合わせて数億円の借金を抱えてしまったんや」

彡(゚)(゚)「返す当ても無いから、沼に挑んで一発当てて儲けたろって企んでたんやが…」

利根川「ホームレスだから入店拒否されたンゴ」

坂崎「なるほど、取り敢えずお前らワイの家に来いや」

彡(゚)(゚)「ひえっ」

坂崎「来いや」ガシッ

彡(゚)(゚)「ら、乱暴やめーや!乙女になんてことするんや!」

ぽいじ凄い面白いな

坂崎邸

坂崎「ワイはな…お前らにもっと良いギャンブルを紹介しようと思ってるんや」

彡(゚)(゚)「もっと良いギャンブル?」

坂崎「偶然にも明日、帝愛カジノで大規模なポーカー大会が開かれる」

坂崎「プロも集まるポーカー大会……賞金はざっと5億円」

彡(゚)(゚)「マジか!」

坂崎「一人あたりの参加費は100万円くらいで事足りる……」

坂崎「どうや?ワイら3人でこのポーカー大会に挑んでみるのは?」

利根川「確かに……沼に挑むよりも……勝率は高いかもしれない…」

彡(゚)(゚)「ワイも賛成や!」

坂崎「なら決まりやな!あっ100万円は各自で用意するんやぞ」

彡(゚)(゚)「」

利根川「」

沼の描写は脱糞するレベルなのでギャンブル変えました
すんまそん

脱糞してやれや

わかりました
脱糞します
>>63は無しで

坂崎「ワイはな……数年パチコン沼を研究してきた冴えない警備員や」

彡(゚)(゚)「自宅警備員か」

坂崎「自宅警備員ちゃう、本物の警備員や!これでもワイは妻子持ち、職ありの全う人間やで?」

彡(゚)(゚)「それは童貞のワイに対する当て付けか?当て付けかコラ?」

坂崎「なんだ童貞か」

利根川「本題に入れ、早く」

坂崎「うむ、ワイが沼の研究をして幾つかわかったことがある…ポイントと言うべき箇所」

坂崎「まずは釘の森や」

彡(゚)(゚)「釘の森?」

坂崎「大体、確率から言ってしまえば100玉中1玉だけが釘の森を乗り越えられる計算…」

坂崎「1玉4000円やから……概算すると」

彡(゚)(゚)「400万円使ってやっと1玉がその釘の森ってやらを抜けるってことか」

>>65
あんがと
ポーカーも沼後に頼む

坂崎「そんな生ぬるいもんじゃないやで、沼が恐ろしいのはこっからや」

坂崎「第二の関門っ……ランダムで釘の森を抜けてきた玉を弾く可動式の機械っ……!」

坂崎「こいつが動けば、釘の森を抜けた1玉、つまり400万円はぱぁ……!」

彡(゚)(゚)「くぱぁ」

利根川「帝愛アコギな商売しすぎやろ」

坂崎「最後に待ち受けている関門は3段クルーン……!」

坂崎「1段目のクルーンには3つの穴、2段目には4つ、3段目には5つの穴があるんやが」

坂崎「1段目と2段目の手前穴1つは下に設置されたクルーンに落ちる穴になっとって」

坂崎「1段目…2段目と通過して3段目で奥の当り穴に玉が入ると大当たりになるんや!」

坂崎「やけどなぁ……厄介な問題がまだ一つ残っとる」

彡(゚)(゚)「……傾斜やろ?」

坂崎「なんでわかった!?」

彡(゚)(゚)「いや感で、でも帝愛が考えつきそうなことやろ?」

彡(゚)(゚)「手前を下側にした傾斜にすることで、一段目と二段目のクルーンに玉が入りやすくなる」

彡(゚)(゚)「でも、手前に傾斜が聞いとるから、三段目のクルーンで奥の穴に入ることはほぼ決して無い」

彡(゚)(゚)「挑んでくるギャンブラーに寸前まで当たるかもって希望を抱かせて、地獄を見せる帝愛の汚いやり方や」

利根川「そんなん攻略不可能やろ」

彡(゚)(゚)「いや、攻略できる…!」

坂崎「どうやってや?」

彡(゚)(゚)「まあワイに任せてくれや」

工事現場

彡(゚)(゚)「おっちゃん!頼むで!」

おっちゃん「はい」

坂崎「どうしてこないなけったいな場所に来たんや?」

利根川「俺のツテを伝って調べたんやが、第二の関門の機械とやらの検査及び修理は外注らしいんや」

利根川「そんで、今のおっちゃんがその外注を請け負う下請け業者な」

利根川「ワイが彡(゚)(゚)の指示で、数日後に沼の可動式の機械壊しに行くから」

利根川「後はおっちゃんに稼働しない奴とすり替えてもらうって手はずになっとる」

坂崎「そんなん、一般人が協力してくれるわけ無いやろ」

利根川「彡(゚)(゚)がケツ差し出したら快く協力してくれたで」

彡(゚)(゚)…漢やな…いや姦かな

ビル

彡(゚)(゚)「頼むやでー!」

オーナー「はい」

坂崎「いまのは誰や?」

利根川「あいつは帝愛カジノビルのオーナーや」

利根川「第三のクルーンの傾斜をクリアするにはどうしても人の力じゃ無理」

利根川「やからな、彡(゚)(゚)は自然のチカラを使おうって言い出したんや」

坂崎「自然のチカラ?」

利根川「地盤沈下や、ビルの上層階を重くすることで、地盤が緩んで傾く」

利根川「傾斜と逆方向に傾けることで、第1、第2クルーンの手前の穴に入りにくくなるけど」

利根川「第3クルーンの奥側の穴に入りやすくなるんや」

坂崎「でもそんなん、一般人が協力してくれるわけ無いやろ」

利根川「彡(゚)(゚)がケツ差し出したら快く協力してくれたで」

ラブホ

彡(゚)(゚)「お願いするやでー」

一条の部下「はい」

坂崎「誰やねん」

利根川「こいつは帝愛カジノのホールを取り仕切る一条って奴の部下や」

利根川「ワイのツテを使って調べたんやが、どうも釘の森は日にち毎に設定があるらしいんや」

利根川「部下に協力してもらって、その設定をワイらの決行日に激アマにしてもらうように頼んだんや」

坂崎「激アマってどれくらい?」

利根川「そうやな、30玉中1玉が釘の森を突破するくらいの激アマ設定や」

坂崎「でもそんなん、一般人が協力してくれるわけ無いやろ」

利根川「彡(゚)(゚)がケツ差し出したら快く協力してくれたで」

彡(゚)(゚)のケツはガバガバよッ!

―決行日

坂崎「ワイがかき集めた5000万」

利根川「ワイはビデオ出演して50万貰ってきたンゴ」

彡(゚)(゚)「オーナーからもらったお小遣い1000万や」

坂崎「合計6050万円……沼に挑むには十分……!」

彡(゚)(゚)「行こうやで……!ワイら三人で、沼を倒すんや…!」

カジノ

彡(゚)(゚)「よっしゃ!まずは1000万のクレジットで打ちまくるンゴ!」

カランカランカランカランカラン

一条「なっ!?」

彡(゚)(゚)「ファッ!?玉が全部釘の森突破しとるやんけ!30玉中1玉の確率じゃなかったんかワレ!」

一条の部下「気を利かせて1玉中1玉が釘の森を突破するようにしました」

彡(゚)(゚)「ファインプレーやんけ」

一条「おいちょっと待て」

彡(゚)(゚)「なんや?」

一条「これは明らかに不正……!今日の沼は閉店ガラガラ……!終わりっ……!」

兵藤「待たんか一条」

一条「兵藤会長……!」

兵藤「イカサマを見抜けなかったお前が悪いのだ、奴らの金が尽きるまで黙って見ておれ」

彡(゚)(゚)「おっいつぞやのクソジジイ!生きっとったんやな!死ね!」

一条「クソ……だが釘の森が無くともブロックがある……」

一条「あからさますぎないように、しかし玉をあまり突破させないようにブロックするか」

一条「――ブロックが効かない…?」

彡(゚)(゚)「無駄やでー^^」

一条「一昨日、変な男が沼に突進して台を壊した……その時迅速に修理したはず…!」

一条「まさかっ……こいつら修理の業者と繋がって……手回ししていた…?」

一条「はぁ……はぁ……だがまだクルーンがある…問題ない」

彡(゚)(゚)「よっしゃ!玉が一玉残らずクルーンに仰山入りよるで!」

カランカランカランカラン

彡(゚)(゚)「っしゃいしゃいwwww60玉目にして第二クルーンに到達wwww」

彡(゚)(゚)「イけっ……!イけっ……!第3クルーンに入れっ……!」ポチャ

彡(゚)(゚)「死ねやクソがああああああ!!!」ダンダン

彡(゚)(゚)「なんで入らんのやゴミカスコラああああああああ!!!」ドンドン

――300玉目、第3クルーンに到達

彡(゚)(゚)「第3クルーンきた~wwwwwww」

一条「(バカが……第3クルーンは傾斜により絶対に奥の穴に入らない…)」

一条「(ひやひやさせてくれるが……貴様は第3クルーンで死ぬのだ)」

彡(゚)(゚)「あ~大当たりの穴の隣の穴に入った……つかん」ショボン

一条「はあ!?」

一条「傾斜……!傾斜はどうなってるんだ!?」

部下2「傾斜はいつもどおりで御座います」

一条「ならなぜ、奥側に近い穴に入ったんだ!普通、手前の穴二つにしか入らないようになってるはずだろ!」

部下2「それは私にもわかりません……」

一条「あいつらだ……あいつらがイカサマして傾斜を弄ったんだ」ピッピ

一条「どんな方法かわからない……でも傾斜を弄ったというのなら……その方向に更に傾ければ」ニヤァ

彡(゚)(゚)「ファッ!?急に二段目のクルーンに入りにくくなったやんけ!」

彡(゚)(゚)「つーかこれおかしいやろ!なんで一段目のクルーンの玉が奥にしか入らんのや!」

一条「お前らどうせ何らかの方法で傾斜を弄ったんだろう?」

彡(゚)(゚)「ぐぬぬ……バレとったんか……」

一条「普通、傾斜がイジられたとわかったら、傾斜を戻すようなぁ?それは凡人のやること」

一条「だが俺は違う……天才……!傾斜を弄った方向に傾けるっ……!」

一条「これで、傾斜の角度が更に増す分……!第1クルーンから第2クルーンに入りにくくなる」

彡(゚)(゚)「でもそんなことしたら……第3クルーンに玉が1個でも入ったら傾斜の影響で死ぬやんけ」

彡(゚)(゚)「まさに自殺行為……!」

一条「第3クルーンにはな……まだ秘密があるんだよぉ」ニヤァ

彡(゚)(゚)「自ら秘密を自白するスタイル」

――500玉目

彡(゚)(゚)「一条のバーカwwww第3クルーンにちょっと入ってるやんけwww」

一条「……」

彡(゚)(゚)「傾斜の影響で第3クルーンは奥の穴に入りやすくなっとるしwwwお前は終わりやwww」カンッ

一条「ククク……」ニヤァ

利根川「パチンコ玉が第3クルーンの大当たりの穴に入る直前で、飛んだ……?」

彡(゚)(゚)「違う……飛んだんやない……飛ばされたんや…!」

一条「これが第3クルーンの秘密さ……!透明の壁っ……!」

彡(゚)(゚)「透明の壁っ……?」

一条「第3クルーンの穴の周りに、透明で数ミリ程度の壁を設置しているのだ」

一条「これによりっ……当たり穴に入ろうとした愚かな玉は……弾かれっ……入らない」ニヤァ

彡(゚)(゚)「ああああああああああああああ!!!!もう終わりや……おしまいや……!」

利根川「まだや彡(゚)(゚)……!パチンコ玉同士の衝突で生まれるエネルギーを使うんや…!」

利根川「衝突して玉は飛び上がって…第3クルーンの大当たりの穴に吸い込まれる奇跡を……!」

彡(゚)(゚)「そうやな!まだ5000万円分あるんや!奇跡の1つか2つくらい起こるやろ!」

――501玉目

カンッ

彡(゚)(゚)「奇跡早すぎワロタ」

利根川「そのまま入れっ……!入れっ……!大当たりの穴に吸い込まれろっ……!」

がっ……ダメッ……!
大空へ飛び立ち、ほぼ確実に大当たりの穴に入るはずだったパチンコ玉は空中で軌道を突如変更っ……!
そのまま隣のハズレ穴に直進……

彡(゚)(゚)「流石におかしいやろ」

彡(゚)(゚)「なんで空中で軌道が変わるんや?明らかにおかしいやろ……!」

部下2「使うの早いですね」

一条「まさかこんなに早いとは思わなかったからな…しかし、これで奴らも目が覚めただろう」

一条「そして己の無力さを痛感したはずだ…沼を倒せないとな…!」ニヤァ

彡(゚)(゚)「近くで見えたらわかるで!これ、空気や!」

利根川「空気……?」

彡(゚)(゚)「大当たりの穴の内部から空気が出とる!つまりや……」

彡(゚)(゚)「透明の壁を乗り越えても……穴には……入らん」

利根川「」ビュルルルルルル

坂崎「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!)」

彡(゚)(゚)「……」(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!)」

近くで見たらわかるで!←

カイジ(ガイジ)

彡(゚)(゚)「クソが……どないすればええんや……」ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!

彡(゚)(゚)「……!!」ベチャッベチャッ

一条「ククク……彡(゚)(゚)クン……自らの糞を沼に塗りつけるとは」

一条「とうとう気でも狂ったのかい?」

彡(゚)(゚)「違う……これはお前をアット驚かせる為の仕掛けや……」

彡(゚)(゚)「数分後……お前は脱糞すると予告する」

ギャラリー「脱糞予告だと……?そこまで自身があるのかっ……?」

一条「面白い……じゃあ好きなだけ糞を沼に塗りつけるんだな」

彡(゚)(゚)「そうさせてもらうわ」ベチャベチャ

これ原作やったら糞じゃなくてなんなんや

利根川「な、なあ彡(゚)(゚)……基地外にしか見えんのやが?」

彡(゚)(゚)「利根川はぁん、ワイを信じてくれや」

彡(゚)(゚)「ワイはいつだって人を裏切ったことなんか無い!」

彡(゚)(゚)「ワイが必ず利根川はぁんを勝利の道へと誘うから……やから!」

利根川「わかったンゴ……お前に負けたよ……ワイの糞も使えや」

坂崎「ワイの糞も使ってクレメンス……!」

彡(゚)(゚)「利根川はぁん……!坂崎はぁん……!」

彡(゚)(゚)「せや!三人で塗りたくろうや!……もしかしたらこれが三人の最後の共同作業になるかもやし」

利根川「せやな」

>>90

――数分後、糞沼の完成……!

彡(゚)(゚)「さて、どうしてワイが糞を塗りたくったんか……理由を教えるやでー」ヌチャッ

一条「玉詰まりイヤァァァアアアアア!!」 (ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!)」

彡(゚)(゚)「せや!玉詰まりや!」

利根川「ど、どういうことなんや彡(゚)(゚)!説明してくれや!」

彡(゚)(゚)「一条がさっき傾斜変えたやろ?あれで角度が増した分、ハズレ穴の玉詰まりが起きやすくなったんや」

彡(゚)(゚)「玉詰まりのお陰で、第1クルーンの穴は、第2クルーンの穴に至る穴以外、詰まったまま」

彡(゚)(゚)「これが第2クルーン……第3クルーンと続けば……」

利根川「第3クルーンで、透明の壁と空気を突破することができる……?」

彡(゚)(゚)「そうや!」

坂崎「でも玉詰まりって……傾斜を元に戻されたら改善されて終わりやんけ!」

彡(゚)(゚)「そうさせない為に糞を塗りたくって隠したんや」

彡(゚)(゚)「大体あれから数百発くらい玉は入ったはずやから、奥深くで玉詰まりが起きている可能性が高い」

彡(゚)(゚)「傾斜を元に戻されても簡単に玉詰まりは治らん」

利根川「彡(゚)(゚)~~~!!」

彡(゚)(゚)「近寄るなや、糞が伝染るやろ」

アカギさんがいれば余裕かな。

アカギ「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!)」
>>94

彡(゚)(゚)「残りの金全部パチンコ玉に換金や!ここからは時間との勝負やで!」

カランカランカラン

――3000玉目

利根川「凄すぎやんけ!見る見るうちに玉が詰まって……あっという間に……!」

彡(゚)(゚)「第3クルーンの大当たりの穴以外全て玉詰まりっ……!後は玉を当たり穴に押しこむだけやっ……!」

ガツンッガツンッ

彡(゚)(゚)「流石に第3クルーンは手強い……でもっ……もう少しで終わりや!」

ギャラリー「殺せっ……殺せっ……!糞沼を殺せっ……!」

彡(゚)(゚)「後ちょっとや……!後ちょっと……!」

一条「おい彡(゚)(゚)……!こ、ここまでにしないか……?」

一条「は、半分……半分の3億円を出すから……それで手打ちに……!」

彡(゚)(゚)「お前がワイにケツを差し出してくれるなら考えないこともない」

一条「そ、それは……!!」

彡(゚)(゚)「無理なら交渉決裂やな、ケツだけに決裂や」

一条「ああああああああああああああああ!!!」ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!

カラン…

ウォォォォォン!
ウォォォッォン!

利根川「一条と……沼が泣いてる…?」

坂崎「ちゅーか……今、大当たりの穴に入ったやんな……?」

彡(゚)(゚)「あああああああ!!!!」(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!)」

3日後

彡(゚)(゚)「6億円の分割はこうや」

彡(゚)(゚)「一番金を出してくれた坂崎はぁんに2億円」

彡(゚)(゚)「ワイと利根川はぁんは1億5000万」

彡(゚)(゚)「残りの1億は協力者の人らに3千万ずつ」

彡(゚)(゚)「残った1000万は寄付でええやろ」

利根川「せやな」

坂崎「問題あらへん」

彡(゚)(゚)「じゃあワイ、やきうスタジアムの返済すませて来るやで」

彡(゚)(゚)「さよならや」

利根川「ありがとうやで彡(゚)(゚)!」

坂崎「達者でな!」

彡(゚)(゚)「お前らも元気に暮らすんやで~」

やきうスタジアム

彡(゚)(゚)「ファッ!?1000万足りないってそマ?」

優しいおじさん「マ」

彡(゚)(゚)「いや……ここまで来てやきうスタジアムまで1000万足りないとかありえへんやろ……」

彡(゚)(゚)「ワイ、合計で2億5000万やきうスタジアムにつぎ込んだんやぞ…!」

優しいおじさん「1000万払えよ馬鹿野郎」

彡(゚)(゚)「無理言うなや……流石にもう無理……!ワイはなんとか死ぬ気の思いで稼いだんやぞ!」

優しいおじさん「ギャンブル紹介するよ?17歩ってギャンブルがあるんだけど」

彡(゚)(゚)「17歩……?」

絶望の沼編 完

糞沼編じゃないのか

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