「こちらブルーワン、目標を確認した。航空機ではない」

『了解、警告射撃を許可する』

「日本国航空自衛隊である、我が国の領空を侵犯している、速やかに退去せよ」

ドラゴン(見たこともないハエだな)

「目標が攻撃してきます!」

『威嚇射撃を許可する』

「目標健在」

「監視衛星からの画像解析が終わりました」

「これは…」

1時間後　某所

「つまりあの飛翔体は怪獣ではなくドラゴンなんですね」

「そうです」

「ミスルギ皇国からの資料によりますと」

「ドラゴンは肉食性で三種類確認されています」

「また大型になると魔法陣に似た強力な防御壁を展開することもあるそうです」

「防衛大臣」

「今の特自にドラゴンとやらに勝てる兵器はあるのかね？」

「あります」

「しかし、資料にある固有特殊攻撃に耐える武器はあるのかね?」

「スーパーXのことだ」

「スーパーX?」

「対ゴジラ用に極秘に開発されていたもので」

「ドラゴンに対して有効と確信しております」

「さらに現在、対ドラゴン作戦の為2と3の給油作業を急がせております」

数十分後

『スーパーX及び2、3は第二滑走路へ繰り返す…』

「スーパーXは!」

「ただいま発進しました」

「目標、大島上空を通過」

「スーパーX及び2、3作戦行動範囲に到着」

ドラゴン(なんだ?)

「ファイヤーミラー展開」

ドラゴン(アイロン見たいな奴何か開いたぞ)

「超低温レーザー、発射」

ドラゴン(アイロンに攻撃した?)

ドラゴン(な!?)




ドラゴン(マジムリ…なんなのここ…)←断末魔

「後の処理は任せる」

スーパーX(俺の出番は?)