遊馬「AV女優のツァン・ディレが引退か」 小鳥「寂しくなるね」 (15)

鉄男「聞いたか遊馬!AV女優のツァン・ディレが!」

遊馬「知ってるぜ」

小鳥「情報が遅いよ鉄男くん」

遊馬「長かったAVとの関わりもこれで最後だな」

小鳥「うん・・・」

鉄男「けど何で人気者のAV女優が引退しちまうんだよ」

遊馬「色々あったんだ」

小鳥「色々とね」

鉄男「?」

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3日前

コナミ「どうすべきか・・・」

遊馬「何やってんだよお前!」

コナミ「君はいつかの」

遊馬「悩み事か?」

コナミ「ああ実は彼女にプロポーズしようと思って」

小鳥「彼女って人気AV女優のツァン・ディレさん?」

コナミ「ああ!」

遊馬「すればいいじゃん別に」

コナミ「結婚すれば俺は家庭に居てほしいでもツァンはAV業界に身を置きたいって言ってるんだ」

小鳥「大変だね、どうしよう遊馬」

遊馬「俺に任せてくれよ!その悩みを解決するぜ!」

遊馬「って事でさ」

カイト「今ツァン・ディレがAV業界から去れば大混乱に陥るぞ」

シャーク「ああ先のモンスター騒動や光騒動で落ち目になってんだからな業界は」

璃緒「AVは危険だって言われ始めても居るわよ」

遊馬「・・・」

カイト「何かいい案でもあるのか遊馬」

遊馬「俺とカイトとシャークはツァンの所へ行く」

遊馬「小鳥とシャーク妹はコナミを連れて来てくれ」

小鳥「連れて行くってどこの?」

遊馬「今ごろ多分撮影中だと思うからな」

シャーク「そうか!撮影現場を見せてコナミにも納得してもらうってわけか」

カイト「お前にしてもいい考えだな遊馬」

遊馬「急ごうぜ!」

遊馬「かっとビングだ!」ガチャッ

ツァン「またアンタ達!?今撮影中なんだから来ないでよ!」

カイト「ツンデレAV女優VSデカマラ黒人男優六人衆か」

ツァン「大変なんだからねさっきもやっと三人目が終わったんだから」

アリト「いい記念になったぜ」

シャーク「アリト!?」

アリト「黒人男優って言うから紛れ込んでたら見事に通ってよ」

遊馬「今からコナミ連れてくるから見学させてもいいよな?」

ツァン「べ、別にいいけど・・・アンタ達は」

シャーク「俺は構わねえよ」

カイト「撮影現場なんて滅多に来れないからな」

ツァン「解ったよ。監督この子たち僕の知り合いだから見学させてもいいよね」

監督「あ、はい」

ツァン「次はアンタの番だよ。早く服脱いで」

黒人「Yes!」

小鳥「連れてきたよ!!」

コナミ「こ、これは!?」

遊馬「見ろよ彼女の姿を」

シャーク「輝いているだろ」

カイト「奴にとってここが戦場なんだ」

遊馬「コナミだって真剣にやってるだろデュエル?プロだもんな」

コナミ「そうだな・・・ツァン聞いてくれ!」

ツァン「ちょっと話しかけないでよ!今大事なところ何だから!!」

黒人1「アレモシカシテプロデュエリストノコナミサンジャナイカ?」

黒人2「ホントダコナミサンダ」

遊馬「行けコナミ!」

コナミ「俺と結婚してくれ!!」

ツァン「え!?」

コナミ「俺もプロとして続けたいだからツァンもAV女優として続けてくれ!俺はそれでも構わない!!」

ツァン「ほ、本当にいいの続けて?」

コナミ「ああ!」

ツァン「僕・・・嬉しいよコナミ!」

遊馬「やったぜ!!」

黒人3「マタヒトツAVノレキシニデンセツガキザマレマシタナ」パンパンパン

社長「待ちたまえ!」ガラッ

遊馬「誰だ?」

ツァン「僕の事務所の社長だよ」

シャーク「てめえ!結婚を阻止する気だな!」

社長「いや違うんだ・・・ツァン、一度引退するんだ」

カイト「何故だ?ツァンが引退すれば貴様の会社に何のメリットもないぞ」

社長「いや一時的に引退するんだ、AV業界ではね結婚後しばらく引退させる義務があるんだ」

璃緒「何故?」

社長「それは華やかな新婚生活に他の男に抱かれるのは如何なものかと世界AV連盟が作った鉄の掟だ」

ツァン「じゃあ僕は一時的に引退しても籍は残るって事?」

社長「うむ、戻ってきなさい私はいや私達はずっと待っているよ」

遊馬「良かったな。これで全てが丸く収まったぜ」

シャーク「一件落着だな」

監督「あ、あのこの場で居合わせたのも何かの縁ですのでコナミさんとツァンさんの結婚式から子種を撒き散らす儀式まで撮らせてもらってもいいですかね?」

コナミ「構わないよ」

小鳥「結婚式は呼んでくださいね二人とも!!」

遊馬「それがこの世界初!結婚式から中出しSEXまでの道のりってAVなんだぜ」

小鳥「それとこれが結婚式の写真だよ。二次会でカイトが脱がされて怒ってたよね」

鉄男「・・・そうか。カイトやシャークと璃緒さん他のバリアン連中にⅢらまで居たのか」

遊馬「ああ!」

鉄男「俺や委員長たちは呼ばなかったんだな」

小鳥「あ・・・」

鉄男「友達なのに呼ばないんだな遊馬は」

遊馬「俺たちってそういう仲だろ」

鉄男「フッ・・・ドライだなお前は」

遊馬「ああ」

鉄男「帰るわ俺」

遊馬「好きにしろよ」

小鳥「帰っちゃうよ鉄男くん!」

遊馬「ほっとけよ薄いんだよ鉄男も委員長も」

小鳥「・・・」

数日後

小鳥「この前さアリトが泣いててねツァンさんの一番のファンだから仕方ないよね」

遊馬「・・・」

小鳥「でもこのドラゴン・ウィッチのドラゴンに犯された派遣OLっていいよね?遊馬もそう思わない?」

遊馬「・・・」

小鳥「ちょっと聞いてるの?」

遊馬「・・・」

小鳥「遊馬!」

遊馬「朝からAVの話はやめろって前に言っただろ」

小鳥「ごめん」

遊馬「常識のない奴は俺は嫌いだ」

小鳥「あ、待ってよ遊馬!」

遊馬「そんな考えじゃロクな大人にはならねえぞ?」

小鳥「うん・・・」

遊馬「いい大人になりたきゃそんなものは捨てろ。いいな?」

小鳥「はい・・・」

遊馬「どいつもこいつも常識ってやつを知らねえのか」


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