姉「今夜もしますか?」(12)
姉さんにオナニーしてるとこを見られた。
「ん……はぁ…あむっ……」
きっかけはたしかそんな理由だった気がする。
「…弟君?」
「気持ちいいよ、姉さん…」
「もっとよく…んっ…してあげます…じゅるる…」
気がつけば性欲の処理の相棒が、右手から姉さんに代わっていた。
「姉さん…その…」
「何でしょう?」
「……」
「言ってくれないと分かりませんよ?ふふ…ちろちろ…」
「つぁ…!」
何がして欲しいのか分かった上で言ってるんだろう。
「じゅぞぞ~……」
「(うぁ!根こそぎ吸い取られる…!)」
「これですか?」
よかったけど、俺がしてほしいのはそれではなく…。
「うーん、違ったみたいですねぇ…」
「あ…」
玉を指で転がして弄ぶ姉さん。
「どうしました?」
「……っ」
分かってるくせに。
「…玉を舐めて欲しいんだけど」
「はい?」
「だ、だから…玉を舐めて…ください」
「ならはっきり言わないと駄目じゃないですか」
「…ごめん」
「お姉ちゃん、僕の金玉を舐めてってちゃんと言ってください」
「……」
これが言わせたかったのか。
「…お、お姉ちゃん」
「はい?」
「僕の金玉を…舐めてください…」
「はい、弟君♪」
姉さんはいつもの綺麗な顔で笑ってそう言った。
「弟君の金玉は相変らずボーボーです」
「やっぱり剃ったほうがいいのかな…」
「舐める側としてはそのほうが舐めやすいですね」
何度となく舐めてもらってるけど、そんなこと言われたのは初めてだ。
「今度剃っておくよ」
「今度?…ふふ、ちん毛ボーボーの金玉舐めさせる気満々なんですね」
「あ、いやそれは…」
「いいですよ?お姉ちゃんはボーボーの弟君金玉もちゃんと舐めてあげます」
意地の悪い笑みを浮かべる姉さん。
小さい頃は直前に意地悪をされて泣かされていたけど。
「私は優しいお姉ちゃんですから」
今は案外悪くないと思うようになった。
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません