遊馬「出てきたぜ・・・なあ！待ってくれよ！」

小鳥「AV女優のツァン・ディレさんですよね！？」

ツァン「バレちゃったか」

カイト「教えろ。どうして産婦人科に行ったんだ」

ツァン「それは僕が妊娠したからよ」

遊馬「妊娠！？何でだよ！！」

ツァン「・・・」

小鳥「確かいつも外出ししてて中出し物は一本もないはずなのに！」

カイト「いや外に出しても妊娠するケースはある」

ツァン「アンタ達には関係ない事でしょ？僕が妊娠しようがしまいが」

遊馬「関係ある！誰の子供なんだよ！？教えてくれ！！！」

ツァン「言えない・・・言えるわけがない！」

遊馬「待てよ！教えてくれ！」

カイト「深追いはするな」

遊馬「クソ・・・誰なんだよ」

アリト「見てくれみんな！人気AV女優ツァン・ディレの淫乱メイドのご主人様M男調教が」

ドルべ「アリト残念な知らせがある」

ミザエル「ツァン・ディレが妊娠した」

アリト「う、嘘だろ！？AV女優が妊娠するなんて！」

ドルべ「事実だ」

アリト「誰なんだ相手は！！俺が一発ぶん殴ってやる！」

ギラグ「落ち着けよ！荒ぶるなアリト！！」

アリト「何でだよ・・・何でなんだよ」

璃緒「AV女優一人でこんな・・・」

シャーク「AV女優を舐めんじゃねえ」

璃緒「・・・」

シャーク「こいつはヤバい事になって来たぜ・・・なあ遊馬」

Ⅲ「大変！」

Ⅳ「ツァン・ディレが妊娠したんだろ」

Ⅲ「はい！」

Ⅳ「ニュースでもその事で持ちきりだ・・・ファンサービスが足りねえなAV女優ってやつは」

Ⅲ「Ⅴ兄様は」

Ⅳ「Ⅴ兄なら動き出したぜ」

Ⅲ「兄様が！？」

Ⅳ「Ⅴ兄が動くって事は事態はかなりヤバい方向に進んでる」

Ⅲ「こ、ここは僕達も」

Ⅳ「ほっとけよAV女優だって人間だいつかは妊娠しちまうんだよ」

Ⅲ「でも僕は・・・」

Ⅳ「こういう時は抜くのが一番なんだよ。パンツ脱げ」

Ⅲ「はい」

遊馬「カイト！どうすりゃいいんだ！？」

カイト「ツァン・ディレには彼氏はいないはず」

小鳥「いくら人気者でも居るよ好きな人ぐらい」

カイト「好きな人？違うな俺は彼氏の話をしてるんだ」

小鳥「清純なはずのAV女優が男と寝るなんて考えられないよ・・・」

遊馬「小鳥は昔からAV女優になりたいって言ってたもんな」

Ⅴ「カイト」

カイト「Ⅴ？まさか動き出すとは・・・自体の深刻さが伺える」

Ⅴ「遊馬それにカイト気をつけろ。今回の騒動には奴が関与してるかもしれない」

小鳥「奴？」

遊馬「カイトまさか・・・あいつが！？」

カイト「俺も薄々気づいていた。これは紛れもなくドン・サウザンドの仕業だ」

遊馬「やっぱりあいつか！」

カイト「ああ間違いない」

遊馬「何で無関係なAV女優を妊娠させるんだよ！」

カイト「無関係だと？一番人気のツァン・ディレが妊娠すればどうなる」

小鳥「私達が深く絶望する・・・それに」

Ⅴ「妊娠をすれば恐らくは引退・・・AV業界は我れ先にと天下を狙う戦国時代に突入する」

カイト「やがてはこの世界の崩壊にまで発展するはずだ」

遊馬「相変わらず恐ろしい奴だぜ・・・消えたはずなのに」

カイト「消えても邪念がそうさせるんだ」

遊馬「シャークに連絡しねえと！」

Ⅴ「既に彼もこの自体に気づいているはずだ」

シャーク「遊馬！」

アリト「遊馬！」

遊馬「シャーク！アリト！」

Ⅴ「行こう」

小鳥「行くってどこに」

Ⅴ「彼女の自宅へ」

カイト「まさかⅤは既に調べていたと」

Ⅴ「何事も先の先まで読まねばならない。私の頭には全てのAV女優のデータがあるからな」

遊馬「やっぱりカイトにデュエルを教えただけあって格が違うぜ」

アリト「許さねえ！俺がファンを代表して殴り飛ばしてやるぜ！」

シャーク「おいカイトまさかとは思うがこいつもドン・サウザンドの仕業じゃねえだろうな」

カイト「奴だ」

シャーク「あの野郎・・・！」

Ⅴ「ここだ」

遊馬「かっとビングだ！俺！！」

ドカッ

小鳥「遊馬！」

シャーク「遊馬に続け！かっとビングだ！」

カイト「かっとビングだ！」

小鳥「もォ・・・ドアを蹴破るなんて」

ツァン「え？何ちょっと何よこの子達！？」

遊馬「また会ったな」

シャーク「教えてもらうぜドン・サウザンドの居場所をな」

カイト「洗いざらい全てを」

ツァン「僕の事なんだからほっといてよ！」

遊馬「それはできねえ！ドン・サウザンドに孕まされたんじゃ俺達が動かなきゃならねえ！」

ツァン「ドン・サウザンド？」

カイト「全ての元凶だ」

ツァン「僕の彼はそんな名前じゃなくて」

コナミ「ただいま」

遊馬「誰だこいつは！？」

Ⅴ「彼はコナミという名のプロデュエリスト」

カイト「まさかプロデュエリストのコナミが彼氏だと！？」

ツァン「そうだよ」

コナミ「何でドンが破壊されているんだ？それよりも結果はどうだった」

ツァン「そ、それが・・・」

アリト「彼氏も居るのかよ・・・AV女優に・・・どこまで俺の夢を破壊すりゃ気がすむんだよ」

ツァン「実は想像妊娠って言われてさ・・・僕は完全に妊娠したと思ったのに」

コナミ「そうか・・・俺も身を固める覚悟はできていたのに・・・」

ツァン「何かごめん、どこで嗅ぎつけられたかニュースにもなってるし・・・」

小鳥「私たち一般人の早とちりだったみたいね」

遊馬「ドアまで破壊しちまったし何やってんだ俺達は」

カイト「せめてドアだけは直して帰るぞ」

シャーク「ああ」

遊馬「けどツァン・ディレの住処は解ったしこれから遊びに行けるな」

シャーク「それだけでも俺達は」

カイト「他の連中よりはランクが上という事か」

小鳥「ちゃんと直しなさいよ！ほら手を動かして！」

数日後

アリト「はあ・・・」

ギラグ「元気出そうぜ！ほら藤原雪乃のショタコンデュエリスト狩りでも見てさ」

ドルべ「重症のようだ」

ミザエル「こうなってしまってはどうする事もできん」

シャーク「考えろアリト！俺達はあいつの家知ってんだぜ？それだけで」

アリト「はあ・・・」

ベクター「ジャンジャジャ～ン！ツァン・ディレに彼氏が居たって？そりゃショックだよなアリト！」

シャーク「余計なこと言うんじゃねえぞお前」

ベクター「余計なこと？俺はいい物を持ってきたんだぜ！ほらよ」

ドルべ「これは」

ベクター「この世界にはまだ発売してねえデュエルモンスターのAVに決まってんだろ。俺の一押しはこいつかな？」

アリト「ドラゴン・ウィッチの夫の目の前でドラゴンに犯された人妻モンスター・・・ベクター！」

ベクター「いいだろ～！龍姦って言ってな・・・ま、内容は見てのお楽しみって事だな」

シャーク「璃緒！俺たち6人分のティッシュの用意だ！」

璃緒「本当に抜くのが好きねみんな」

シャーク「それが男なんだよ」