安価でなんかしようと思う(765)

>>9

冒険物で。

>>11
あなたの種族を教えて下さい

a 人間
b エルフ
c 亜人(詳しく決めたい場合レス内に)
d 獣人


>>12
性別と年齢
最高で30最低で8
人間以外は100歳以上可

エルフ 女 8歳
>>15出自を選んでください

a 一般
あなたは森に住み、いたって平穏な暮らしをしていた。

b 裕福
あなたはエルフの中でも地位の高い生まれで、今まで暮らしに困ったことはない

c 孤児
あなたは拾われた子供で
両親の事は分からない

d 奴隷
あなたは奴隷として働いていた。
理不尽な状況を快く思っていない

設定細かに決める安価スレはエタる法則
b

女 エルフ 8歳 裕福

最後に
何か特技があれば>>17
無くても可
明らかにチートっぽいのは弱体します

一瞬で見た文を暗記

1日目 午前 所持金 2000G
エルフの里
――――――――――――

エルフ「ふわ…」

仕事中のお父さんとお母さんの目を盗んで外に出ることができました

お出掛けするときはいつも
みんなと一緒なので新鮮です


里の外は危ないって言って
出してくれなかったなあ…


>>17

a 出発
b 武具を見に行く
c 道具を見る
d 酒場に行く
e 教会へ行く
f 状態の確認
g 自由安価
(脈絡無さすぎる場合安価下)

すま 安価下で

1日目 午前 所持金 2000G
里の武具屋
――――――――――――

冒険に危険は付き物なら
身を守る武器が必要なのです


…でも、重いものは持てなそうです


「いらっしゃい…おや、随分と若いお客様だ」

エルフ「こんにちは!」

「これは丁寧に。おつかいかな?」


エルフ「冒険に行くんです。
その為の身を守るものが必要です」


「冒険者ごっこか…君のような子がするなんて珍しいね」

>>22
a 武器を見る
b 防具を見る
c 店員と話す
d 店を出る
e 自由安価

a

エルフ「武器を見せてください」

こつこつと貯めたお小遣いで
冒険の用意です


「分かった…と、その前に
君は接近戦と魔法。どっちが得意かな?」
エルフ「?」


「武器によって戦い方は随分変わるからね。自分に合ったものを選ぶのが良いよ」


エルフ「なるほど…」



>>24
a 接近戦が得意です
b 魔法が得意です
c その他(自由安価)

b 連続安価だめなら↓で

エルフ「魔法が得意です!」

お家でも魔法の飲み込みが早いって
褒められていました
ちょっとした自慢なのです


「なら、君が持てそうな武器は…」

(重量2まで装備可)

木の杖 100G 重量1
樫の杖 300G 重量1
桜の杖 500G 重量2


エルフ「綺麗な色です」

「武器自体は威力はあまりないけど
魔法の力を高めてくれるんだよ」

エルフ「ほぇ…」


>>26
a 武器を買う 指定
b 自分で武器を見る
C 防具を見る
d 店を出る
e 自由安価

殺してでも商品強盗

エルフ(全部を欲しいけど、お金は足りない)


エルフ(…)


エルフ(…ううん。駄目だよ
悪いことは。お母さんに怒られちゃう)



※現在の状態では不可です
安価下

今日はここまで

現在の状態で人物の殺傷・略奪行為等は行えません(裕福層で教育もしっかりしてるので)


それしか行わざる得ない事態に陥った場合ならば或は。


現在の状態
エルフ next 楽しくバイト
Lv1 健康
体力 15/15 精神 20/20 next 10

筋力 2
防護 1
魔力 3
魔防 3
運 2

筋力=装備可能な重量です

エルフ「お手伝いします!」

お店で働くことに
興味が涌きました。


「え? 冒険者ごっこはいいの?」

エルフ「冒険はいつでも出来るのです」


「あまり楽しくは無いかもしれないよ。それでもいいのかい?」


エルフ「もちろんです!」


ごっこじゃないんだけどなあ




「いらっしゃいませ」

エルフ「いらっしゃいませー」

冒険者「ん…? 店を間違え…いや合ってる」

冒険者(親子か?)


エルフ「何をお探しですか?」


冒険者「じゃあ、剣はあるか?
なるべく丈夫なやつ」


エルフ「それなら、こちらはいかがでしょう」


冒険者「ああ、これは…
値は張るが十分いけそうだ」


冒険者「こいつをいただこう」

1日目 日中 所持金 2200G
里の武具屋
――――――――――――

エルフ「ありがとうございましたー」

訪れたみんながご満悦な顔で買って
くれました。大成功なのです。


「君、どこかで働いてたりしてたのかい? 手際が良すぎて」


エルフ「えへん」


暗記が昔から自慢です
書いてあるものを一通り目を通したら
バッチリなのです


「あ、手伝ってくれたお礼をしないと
これがお駄賃ね」


エルフ「わっ。ありがとうございます」


200G を受け取りました
木の杖 を受け取りました

1日目 日中 所持金 2200G
里の武具屋
――――――――――――

お日さまが高く上がりました
まだ、お母さん達には気付かれてはいないと思うのです


バレたら連れ戻されそうです




>>34
a 武器を見る
b 防具を見る
C 店を出る
d 自由安価

b

エルフ「防具も見たいです」

「分かった。君が今装備出来そうなものは…」

ローブ 重量1 (100G)
革の鎧 重量2 (300G)
革の盾 重量1 (150G)
石の盾 重量2 (200G)


「金属製のものはまだ君には重そうだね」
エルフ「腹筋をすればいいのですか?」


「そんなすぐに筋肉は付かないよ…」

>>36
a 防具を買う 指定
b 店を出る
c 自由安価

C 値引き交渉

世の中には価格交渉なるものがあるのです。
お店にもよるけれど、お値段を下げてくれたりもするとお父さんが言っていました


エルフ「あの。もうちょっと安く出来ませんか?」


ちょっと図々しいかな


「ん? 流石に君には高かったかな」


「でも…さっきお手伝いもしてくれたから、少しくらいならいいか」


エルフ「ありがとうございます!」


作戦成功、なのです

ローブ 重量1 (70G)-30G
革の鎧 重量2 (200G)-100G
革の盾 重量1 (100G)-50G
石の盾 重量2 (150G)-50G


「うん。この位までならいいよ。
これ以上は採算が合わなくなるから無理だけどね」


エルフ「とっても安くなりました!」



>>39
a 防具を買う 指定
b 店を出る
c 自由安価

a ローブ

【ローブを購入しました】

エルフ「ふわふわで軽いのです」


「多少魔力で加工してあるんだ。
見た目よりは頑丈だよ」


エルフ「杖とこの服で魔法使いです!」


絵本で読んだ魔法使いにそっくりなのです

「武器は防具は持っているだけじゃ意味はないよ」


エルフ「?」


「いや、売り文句のようなものだから
気にしないでね」

1日目 日中 所持金 2130G
里の武具屋
――――――――――――

【木の杖を装備しました】
【ローブを装備しました】


これで
どこからどう見ても冒険者なのです


エルフ「~♪」


「気に入って貰えて何よりだよ」


>>42
a 武器を買う 指定
b 防具を買う 指定
c 店を出る
e 自由安価

買った商品を店主の前でぶっ壊す

買った商品を壊す…!

エルフ「…」


出来ないのです。
折角買ったものを。
しかも、安くしてくれたのに
壊す事なんて出来ないのです


安価下

エルフ「似合いますか?」

くるっと回ってお辞儀します
お稽古で習った挨拶なのです


「うんうん。良く似合ってるよ」


エルフ「えへへ」


「でも、服は少し大きめかな?
邪魔にはならないけれどね」


エルフ「これからおっきくなります!」


むんっと胸を張って言います
張る胸もいつかきっと出てくると思うのです

1日目 日中 所持金 2130G
エルフの里
――――――――――――
お店を後にしました

里は賑わっています
別に変わった所は無く
いつもの様子なのです


平和って良いなあ…

>>47

a 出発
b 武具を見に行く
c 道具を見に行く
d 酒場に行く
e 教会へ行く
f 状態の確認
g 待機

e

1日目 日中 所持金 2130G
里の教会
――――――――――――
教会に訪れました。
木製の大きめの扉を開くと
女性の神官さんが机に立っていました

綺麗な人なのです


神官「こんにちは」

エルフ「こんにちは!」


元気良く挨拶をすると神官さんも微笑んでくれました

挨拶の魔法なのです


神官「ようこそ、当教会へ。
どのようなご用件でしょうか?」

>>49
a お祈りをする 1日1回
b お告げを聞く
C 寝床を借りる
d 話す 内容指定
e 教会を出る

d サッカーしようぜ

エルフ「サッカーがしたいのです!」


11人で組んでゴールを競い合うという
サッカーというスポーツがあるらしいのです

けれど今ここは2人だけなのです

でも、人数は関係ないと思うのです


神官「サッカー? 私と…ですか?」

エルフ「だめですか?」


神官「いいえ…。お気持ちはとても嬉しいのですが、今は少し」


神官「夕方頃には手は空きますよ」

神官さんは夕方頃なら大丈夫みたいなのです。

けれど、お母さん達には気付かれそう

>>51
a ここで待つ
b どこかで時間を潰す(夕方は固定)
c やっぱりいい

c サッカーはやっぱりいいって意味で。

やっぱり悪いのです。
神官さんの時間を割いてまでは
誘えないのです

エルフ「やっぱりいいのです
神官さんも忙しそうなので」


神官「そうですか。…少々残念ですね」


エルフ「なら、今度時間が空いたときにまた誘うのです!」


神官「まあ。楽しみにしていますね」


本当に楽しみな顔なのです。
近い内に一緒に遊べたらいいな


>>53
a お祈りをする 1日1回
b お告げを聞く
C 寝床を借りる
d 話す 内容指定 ×誘う行動
e 教会を出る

今日はここまで

自由安価は特定の場合
ある条件を満たしたときにします


現在の状態
エルフ next お告げを聞く
Lv1 健康
体力 15/15 精神 20/20 next 10

E 木の杖(物攻+1)
E ローブ

筋力 2
防護 1+1
魔力 3+3
魔防 3+2
運 2

筋力=装備可能な重量です
お告げで???が聞けます
夕方頃に両親が探しに来ます
教会の寝床は無料です

エルフ「お告げを聞きたいのです」

悩んだとき、困ったとき
神様の声を聞くと良いと言ってました
神様は平等に見てくれているから、らしいのです

神官「分かりました。
少し、お待ち下さい」


神官さんは祈りを捧げると
どこからか光が現れ、神官さんに集まります


神官「神の声が聞こえます…」


神官「貴方は心は清らかに澄んでおります。その心をお忘れないよう」


神官「貴方を探す人物がじき現れるでしょう」

…よくわからないけど
今のままで良いってことかな
なんだか不思議なのです


神官「神はいつでも貴方を見ていらっしゃいますよ」


光が無くなると雰囲気がさっきの神官さんに戻りました


>>60
a お祈りをする 1日1回
b 寝床を借りる
c 話す 内容指定 ×誘う行動
d 教会を出る

a

エルフ「お祈りをします」

お祈りをすることは大事なのです
良いことも悪いことも、神様はお見通し。
何人がお祈りしているのかも多分わかっていると思うのです

神官「では、共に祈りましょう…」


神官さんの見よう見まねで
両手を結んで目を閉じました


エルフ「…」

1日目 午後 所持金 2130G
里の教会
――――――――――――

神官「小さな事の積み重ねですよ。
良いことも、悪いことも
それがやがて大きな意味を為すでしょう」

エルフ「つみかさね…」


神官「毎日お祈りすれば、良いことがありますよ」


エルフ「そうなのですか?」


神官さんは笑って
頭を撫でてくれました。

ちょっと恥ずかしいけど
心地良かったのです

>>64
a 寝床を借りる
b 話す 内容指定 ×誘う行動
c 教会を出る

1日目 午後 所持金 2130G
エルフの里
――――――――――――
神官さんに挨拶して
教会を後にしました

まだまだ外は賑わっています


>>66
a 出発
b 武具を見に行く
c 道具を見に行く
d 酒場に行く
e 教会へ行く
f 状態の確認
g 待機

g

折角外に出れたので
里を冒険なのです


エルフ「~♪」


出掛けるときはいつも
両親かメイドさん達が付いてきました

片道3分の道でもです
息苦しかったのです


エルフ「あ…」


何かが落ちてありました


エルフ「髪飾り?」


お月様の形をした髪飾りがあります
あまり汚れてないのです。
誰かの落とし物かな?


【月の髪飾り?】を入手しました

お父さんは
里はそこまで広くは無いと言ってるけれどそれでも私には広いのです

ぼうっとしていると
見たことのある冒険者風の人が私に話し掛けてきました


冒険者「あれ? さっきの武具屋の子じゃないか」


冒険者「こんなところでどうしたんだ。迷子か?」


武具屋に来ていた人なのです
迷子じゃないのです


>>69

a 話す 内容指定
b 話を聞く
c 何でもない

a カジノはどこですか

エルフ「カジノはどこですか?」

よく冒険者の人はそこに行くという話を聞きます。

笑ってたり、泣いたりしてますが楽しい所だという噂なのです

気になるのです。この人なら知ってるのかも


冒険者「え…?」


冒険者の人が目を白黒させます。
変な事言ったかな?


冒険者「その言葉をどこで」


エルフ「噂を聞いたのです。
カジノはしげきの多いところだって」


冒険者「…」

冒険者「いいか? そういう事は聞いちゃ駄目だ」

エルフ「どうしてですか?」


冒険者「それは、あれだ。
あんたがそこに行くと怒られるからだ」

エルフ「怒られる?
冒険者さんも怒られるのですか」


怒られて楽しい所なのです
よく分からないけれど新発見なのです


冒険者「いや俺は平気だ…じゃなくて、そういう所には行っちゃ駄目だ」


エルフ「どうしてですか?」

冒険者「ああ、もう面倒くさい!
あそこには怖い人達が沢山いるんだ。
だから行くな? 絶対だからな?」


肩に手を置かれて間近で言われました
怖い顔でした

1日目 夕 所持金 2130G
エルフの里
――――――――――――
お日さまが沈みそうです
真っ赤夕日と空はお気に入りなのです

…けれど、なにやら騒がしいのです

>>73
a 出発
b 武具を見に行く
c 道具を見に行く
d 酒場に行く
e 教会へ行く
f 状態の確認
g 待機

g

エルフ「…?」


騒がしい所をじっと見つめてると
よく聞き覚えのある声が聞こえました


エルフ母「誰か、この位のエルフの女の子を見掛けませんでしたか?」


エルフメイドA「エルフ母様のご息女です。どうかご協力を~!」


エルフメイドB「ます~!」


エルフ「!!」


お母さんなのです。
メイドさん達も連れています
ゆっくりしすぎたのです


>>75
a 逃げる 判定あり
b 隠れる 判定あり
c 様子を見る
d 名乗り出る

b

隠れないと…!
今見付かるのは嫌なのです





「あれ? その子なら店でお手伝いに来て…」


エルフ母「本当ですか!? それはいつ頃に…?」



エルフ「!」


もう一刻の猶予もありません

隠れられるような場所は…


>>78
井戸の中 隠+5
近くに置いてある樽 隠+4
藁山の中 隠+3
空の壺 隠+2


※隠が高いほど見付かり辛い


判定
運(2)+隠+秒(一桁)-ID左側からの数字ひとつ(0か英字なら無効)

5以上で見付からない

藁山

2+3+4-9=0

藁山の中に隠れました
物音を立てなければ
見付からずに凌げそうです。


エルフ母「…では、この辺りで最後に見掛けたのですね?」


…お母さんです


冒険者「ああ。…突っ込んだ話で悪いんだが、あんたの子供って親から見たらどん感じなんだ?」


エルフ母「…。物覚えは良いし頭も回るわ。とてもまだ赤子とは思えないくらいね」

冒険者「はあ」

エルフ母「でも、ときに冗談か本気だか分からないような話をするわね」


冒険者「…あー」

エルフ母「でも、冒険者に憧れるような
幼い所もあるの」


冒険者「それはどう思ってるんだ?」


エルフ母「駄目に決まってるでしょう
危険で、常に死と隣り合わせ。おまけにお金の為ならどんな汚い事も喜んで引き受ける。
愚劣の極みだわ」


冒険者「…それ言われちゃ俺も愚劣なわけだが」


エルフ母「あら、ごめんなさい。
でも冒険者なんて反対なのよ。どうしてそれを分かってくれないのかしらね」


エルフ「………」

エルフ母「あなた達はここを
しらみ潰しに探してちょうだい」

エルフ母「私は別の所を見に行きます」


エルフメイドA「了解しました」


エルフメイドB「さーいぇっさー」



…お母さんは別の方に行ったようです。


エルフメイドB「ここにいると思う?」

エルフメイドA「母様はしらみ潰しに探せとの命令です」


エルフメイドB「えぇー、少しくらい休んで良いでしょ? ずっと叫びっぱなしだったんだよー」


エルフメイドA「藁に座らないで下さい。服が汚れます」


エルフメイドB「けちー」

エルフ「くひゅっ」


潰れた藁が鼻にかかって
我慢出来ずにくしゃみが出ました


エルフメイドB「…あれ?」


エルフメイドA「そこ、中に誰かいますね?」



…ばれてしまったのです


>>83
a 話す 内容指定
b 逃げる 判定あり
c おとなしく捕まる

a カジノに行けなかったので大人しく帰ります

エルフ「…」


藁山から出ると
メイドさん達が表情を変えました。

1人は呆れて、1人は嬉しそうです


エルフメイドA「ここにいらしたのですね」

エルフメイドB「あれ? もしかして私ってお手柄?」


エルフメイドA「調子に乗らないで下さい」

相変わらずこの二人のメイドさんは
仲が良いのです。
お家でもいつもこんな調子なのです


エルフメイドA「母様がご心配されています。さあ、戻りましょう」


エルフ「…」

本当は帰りたく無いけれど
里の人達に迷惑を掛けるのは
気が引けます

メイドさんが差し出した手を握りました


エルフ「カジノに行けなかったので大人しく帰るのです」


エルフメイドA「は…?」


エルフメイドB「カジノってあのカジノ?スロットとか、ポーカーとか」


精一杯の反抗なのです



エルフメイドA「…頭痛の種が増えましたね」

今日はここまで

旅には出れませんでした。

現在の状態
エルフ next 連行中 カジノに興味津々
Lv1 健康
体力 15/15 精神 20/20 next 10

E 木の杖(物攻+1)
E ローブ

筋力 2
防護 1+1
魔力 3+3
魔防 3+2
運 2

筋力=装備可能な重量です
お告げで心理状態が聞けます
髪飾りは呪われてはいないようです
カジノはここより大きな街の方にありそうです

見返したらレスがあって嬉しい
乗っ取りだけど

1日目 夜 所持金 2130G
自宅
――――――――――――

あれからすぐに強制帰宅されました

持っていた装備を取り上げられてしまったのです


エルフ母「何度言ったら分かるの?
冒険者なんてやめなさい」


エルフ「考えるだけでも良いじゃありませんか」


エルフ父「いいや認めん。
なぜよりにもよってそんなものを…」


二人して意地悪なのです

エルフ父「今日は多目に見といてやる
だが次は無いからな」


エルフ母「冒険者なんて考えは捨てなさい。もっと立派な職業は沢山あるのだから」

エルフ「…」


半ば言い捨てるように言われました

ローブと杖、返してくれなかったのです


>>90
a 話す 内容指定
b 家をうろつく
c ふて寝する

大人はみんな頑固なのです。

一度決めたら考えを曲げません

良いことだと思うけど
これはちょっと違うと思います


エルフ「出れなくなりました…」


扉も閉めきられて

私の力じゃ開きそうにありません


軟禁状態なのです

エルフメイドB「お説教は終わりましたか?」


エルフ「ひゃう!」


突然背後から声が出たのでびっくりしました


エルフメイドB「あ、すいません。驚かしてしまい」


エルフ「藁に乗ったメイドさんなのです」

エルフメイドB「その認識ですか私…なら藁に入ったお嬢様とお呼びしますよ?」


エルフ「冗談なのです」

この人は両親と違って
頑固そうじゃ無いのです

>>92
a 話す 内容指定
b 外に出たい 判定あり(難)
c 愚痴る
d 何でもない

安価下で

エルフ「メイドさんはどうしてメイドさんになったのですか?」


こういうと失礼なのですが
この人はメイドさんっぽくないのです

思った疑問をそのまま口にしました


エルフメイドB「理由ですか? 簡単ですよ」


エルフメイドB「ここ時給良いからです。与えられた事してればしっかり貰えますし」


エルフ「それだけ…ですか?」


エルフメイドB「それだけですよ?」


単純明快でした

エルフメイドB「まあ、言わば
私の場合は自業自得ですけど」


エルフ「じごうじとく?」


エルフメイドB「つい熱くなって掛け金をフルに使って、スられてしまい…」


エルフメイドB「借金になる前に
やめておいて良かったですね、ええ」


メイドさんはどこか遠い所を
見つめています


エルフ「カジノに行った事があるのですか?」


エルフメイドB「経験はそれなりに…ただ、勝ったことは今のところ…」


どんどん暗い表情になっていきます
聞いちゃいけないことだったのかな…

エルフメイドB「でもなあ…」

エルフ「?」


エルフメイドB「何か違うんですよね。
いや、悪いことは駄目ですけど」


エルフメイドB「何をどう思うかなんて人の勝手じゃないですか」


エルフ「…聞いてたのですか?」


エルフメイドB「あの大声は響き渡りましたし…いや、聞こうと思って聞いてたわけじゃありませんよ?」

エルフメイドB「お嬢様はカジノに興味があるんですよね?」


冒険と、なのです。
カジノはおまけですけど
冒険者さんの話を聞いてる内に
興味が湧きました

私は大きく頷きます

エルフメイドB「なら、明後日まで待って頂けますか? 丁度その日は休日を貰ってますし」


エルフ「何かするのですか?」


エルフメイドB「言葉でわからないなら、一度本物を見に行けば良いだけの話ですよ」


エルフメイドB「人の作った街に、大層なそういう施設があるとかって話です」

エルフ「連れてってくれるのですか?」

エルフメイドB「勿論、両親には秘密ですよ?」


エルフメイドB「バレたら物理的に私の首が飛びそうなので…」


メイドさんは休日の日に
人の街に連れてってくれるみたいなのです

>>100
a 話す 内容指定(承諾扱いになります)
b 承諾
c 断る

b

エルフ「お願いします、です!」


願ってもないことなのです
主従の関係とかなく、メイドさんに頭を下げました


エルフメイドB「おっと…頭をお上げくださいお嬢様。では明後日、迎えに行きますね」


エルフ「楽しみに待ってるのです!」


エルフメイドB「本当は楽しみにしちゃいけないんですけどね」


そう言うとメイドさんは微笑んでその場を去りました

明後日が楽しみなのです


【明後日の日程が固定されました】
【木の杖を失いました】
【ローブを失いました】

2日目 朝 所持金 2130G
自室
――――――――――――

お日さまが上り
鶏が1番に鳴きます

日差しは心地よいけれど
心晴れやかではありません


エルフ「…」


エルフメイドA「では外出の際は誰かと行きますように、それでは」


言い終わると扉が閉まります
私の日常なのです



>>103
a 外に出る (里の外不可)
b 勉強する
c 装備を取り返しに行く
d 髪飾りを調べる

d

昨日拾った髪飾りを見ます

エルフ「…」

特に汚れも、壊れてる所もなく
捨ててあるには綺麗すぎます。

形からすると
女の子用だと思うのです、たぶん


きっと誰かの落とし物だと思います


エルフ「…誰かに聞いてみようかな?」


知ってそうな人がいたら
今度聞いてみるのです

2日目 日中 所持金 2130G
自室
――――――――――――

昨日の今日ということだけあって
厳しく監視されています

世の中では、これをカンヅメというらしいのです

エルフ「カンヅメ?」

>>106
a 外に出る(里の外不可)
b 勉強する
c 装備を取り返しに行く
d 家をうろつく

a

2日目 日中 所持金 2130G
エルフの里
――――――――――――

エルフメイドA「本日はどちらへ?」


気分転換に外に出たのです

昨日のメイドさんは忙しそうで
代わりに厳しい方が来ちゃったのです


…気分転換にならなそうだなあ

エルフ「えっと…」

>>108
a 武具を見に行く
b 道具を見に行く
c 酒場に行く
d 教会へ行く
e 状態の確認
f 話す 内容指定
g 髪飾りについて
h 帰宅

f帰宅まで何時間外にいられるの?(ソワソワ

エルフ「あの…何時間外にいられるのですか?」


お外の空気を長く吸っていたいのです

少し挙動不審になってしまいましたが


エルフメイドA「…本日は母様、父様からご許可を頂いております」


エルフメイドA「日が暮れるまでならお時間はございます」


エルフメイドA「ですが、ご帰宅はお早めにする方が宜しいでしょう」


…あまりお家にはいたくないのです

でも、日が沈んだら帰らなければいけないのです

エルフメイドA「それと、ご理解はなされていると思われますが」


エルフ「?」


エルフメイドA「どうか里からは出ませんように。私からも出さないようにと仰せつかっております」


エルフメイドA「場合が場合なら、実力行使してでも連れ戻せとの命令です」


エルフ「…」


やっぱり二人とも頑固なのです

>>111
a 武具を見に行く
b 道具を見に行く
c 酒場に行く
d 教会へ行く
e 状態の確認
f 髪飾りについて
g 帰宅

d

2日目 日中 所持金 2130G
里の教会
――――――――――――

里の教会に向かいました

大きな木の扉を先陣を切って開きます


神官「ようこそ、当教会へ
あら。貴方は…」

エルフ「こんにちは!」


昨日と同じく元気よく挨拶の魔法なのです

神官「こんにちは。またいらして下さったのですね
そちらの方は?」


エルフメイドA「私はお嬢様に仕える侍女です。お見知りおきを」


エルフ「メイドさんなのです」


本当は1人で会いに行きたかったのです

神官「これも神のお導きでしょうか
今日、彼女達と知り合えましたことを祝福しましょう」

神官さんは嬉しそうなのです
つられて私も笑顔になりました



>>114
a お祈りをする 1日1回
b お告げを聞く
c 話す 内容指定
d 髪飾りについて
e 教会を出る

d

エルフ「これを見てください」

持ち物の中から
月の形をした髪飾りを出しました


エルフメイドA「髪飾りですか?」

神官「綺麗ですね」


エルフ「昨日拾ったのです。
神官さんのですか?」


聞いてみたのですが
神官さんは首を横に振ります


神官「いえ。残念ながら私のでは…」


神官さんのではありませんでした


エルフメイドA「私の知り合いに付けている人はいませんね」

神官「教会に訪れる方に
髪飾りを無くした方がいないか聞いてみますね」

エルフ「お願いします、です」

落とし物はきちんと返さないといけないのです

エルフメイドA「では、私の方も里の方達にそれとなく聞いてみましょう」


神官「相談して頂いて有り難うございます。神はこの行いも見ていらっしゃいますよ」

神様はずっと見ているらしいのです。
気は抜けないのです

>>117
a お祈りをする 1日1回
b お告げを聞く
c 話す 内容指定
d 教会を出る

c 今度一緒にカジノいこうね

エルフ「今度一緒にカジノに行こうね!」
1人で行くより
みんなで行く方が楽しい筈なのです

親愛の証なのです


神官「は…はい?」


エルフメイドA「お嬢様…まだそのような事を」


エルフメイドA「申し訳ありません。どこで覚えたのか分かりませんが、言葉しか知らないので」

神官「はあ…」

エルフ「ぽーかーとすろっとも一緒にやるのです!」


エルフメイドA「お嬢様!」


凄く睨まれました。
冒険者さんは怒られて楽しい所と言ってたけど

怒られるのは楽しくはないのです

エルフメイドA「そのような言葉を金輪際仰らないように。いいですね?」

目が座っているのです
有無を言わせない迫力がありました


エルフ「はい…」


神官「カジノでなくとも、私はみなさんと過ごせることを嬉しく思いますよ」


神官さんは困ったような笑みを浮かべてました

>>121
a お祈りをする 1日1回
b お告げを聞く
d 教会を出る

d

今日はここまで

更新分>>88

現在の状態
エルフ next 約束 (カジノは禁句)
Lv1 健康
体力 15/15 精神 20/20 next 10


筋力 2
防護 1
魔力 3
魔防 3
運 2

筋力=装備可能な重量です
お告げで心理状態が聞けます
3日目は固定されます
装備は3日目に捨てられます
夜には帰宅させられます

2日目 午後 所持金 2130G
エルフの里
――――――――――――
神官さんと楽しくお話し出来ました。

神官さんは癒しなのです


エルフメイドA「…」

時折里の入り口近くを通ると
メイドさんの顔が怖くなります

具体的に言うと眉が釣り上がるのです


エルフ「…出ないですよ?」

エルフメイドA「私としても、そうであってほしいですね」


…信用が無いのです


>>125
a 武具を見に行く
b 道具を見に行く
c 酒場に行く
d 状態の確認
e 帰宅

2日目 午後 所持金 2130G
里の道具屋
――――――――――――

「いらっしゃいませー」


雑貨屋さんなのです。

日用品から旅の必需品まで
色々揃っています


エルフメイドA「何かご入り用ですか?」

>>127
a 品物を見る
b 話す 内容指定
c 髪飾りについて
d 店を出る

c

エルフ「これを見てください」

髪飾りを雑貨屋さんに差し出します

「はい。こちら買い取りですか?」


エルフ「ち、違います。
この髪飾りの持ち主を捜しているのです」

エルフ「これを付けている人を見掛けなかったですか?」


危うく売ってしまうところでした


「…? えっと…ちょっと待ってください」


髪飾りを手に取ると真剣な表情で
じっと見つめます

エルフメイドA「心当たりが?」

「どこかで見たことがあるような、無いような…

すみません。色んな人がここを訪れるので、詳しくは」


エルフ「いえ。ありがとうなのです」


持ち主さんはもしかしたら
ここに来ていたのかもしれません。

>>130
a 品物を見る
b 話す 内容指定
c 店を出る

c

2日目 午後 所持金 2130G
エルフの里
――――――――――――

髪飾りの持ち主さんは
まだ里にいるのでしょうか

持ち主さんを探す私の気分は
探偵さんなのです


エルフ「♪」

エルフメイドA「楽しそうですね、お嬢様」

エルフ「外に出れたらもっと楽しいのです」

エルフメイドA「我慢なさってください」

けちなのです

>>132
a 武具を見に行く
b 酒場に行く
c 状態の確認
e 帰宅

e

2日目 夕 所持金 2130G
自宅
――――――――――――

エルフメイドB「おかえりなさいませー」

エルフ「ただいまなのです」


お家に帰ると
優しい方のメイドさんがお出迎えしてくれました


エルフメイドA「戻りました。何か変わったことは?」


エルフメイドB「これといって何も…あ、掃除と洗濯物は大体片付けましたよ! だから休け」


エルフメイドA「分かりました、では引き続き残りもお願いします」


エルフメイドB「ひぇ…」


容赦がないのです

エルフ「…」



エルフ「…」



エルフ「はっ」

ついぼうっとしてしまうのです
お家だとやることが少なくて
どうしても暇になるのです



>>135
a 家をうろつく
b 勉強する
c 装備を取り返しに行く

装備は大切なのです。

冒険者さんにとっては命と同義です
それは私にとっても同じなのです

…武具屋さんが褒めてくれたから


けれど、二人があれだけ反対してました
考えることすらだめ、ならば
もしかしたら捨てられるかもしれないのです


エルフ「それだけは、嫌なのです」




最後に見たのは
お母さんが持って行ってました

記憶を頼りにお母さんの部屋に向かうと
テーブルの上に置かれていました


まだ捨てられてはいなかったみたいです


エルフ「あ…」


安心するのも束の間

部屋ではお母さんがお仕事中なのです

幸いまだ私には気付いてはいないみたいです

>>138
a こっそり持っていく 判定あり
b 堂々と持っていく
c 説得する 内容指定

c 私が武器店で社会勉強で得たお金で購入したので、お母様でも私の物を取り上げてはいけないと論破する

エルフ「お母さん」


私は部屋に入り
お母さんと面と向かって話します


エルフ母「どうしたの、忙しいから手短にしなさい」


あからさまな不機嫌そうな声です
多分もう理由が分かっているのだと思います


エルフ「その服と杖を返してください」


エルフ母「…」


目を離さずしっかり見据えて言葉を続けます

エルフ「それは社会勉強で
得たお金で購入したものです」


ひとつは無償で
もうひとつはお手伝いでもらったお金。

どちらもお母さんから貰ったお小遣いは、使っていません

エルフ「たとえお母さんでも取り上げるのはいけないと思います」


エルフ母「社会勉強? これが、一体何の勉強なの?」


エルフ「魔法の練習に使います。
他にも色々な使い道はあるのです」


エルフ「お母さんは…すぐに冒険者に直結しすぎなのです」


エルフ母「……」


お母さんはだんまりしていました

エルフ母「…そうね。私も
少し頭に血が昇っていたみたい」


エルフ母「少し冷静さを欠いていたわ」

エルフ「じゃあ…」


お母さんが服と杖に手を伸ばし
私の手元に持ってきます

けれど、すんでの所で止まりました


エルフ母「でも、これは本当にそういう意図で買ったわけではないのね?」


エルフ「…」


>>142
a 頷く
b 話す 内容指定 (但し否定的な意見の場合…)

b 正直に冒険についての憧れを話す
世界を知ることは家で本を読むだけでは出来ない勉強だ

エルフ「…」

目を瞑り考えます
やっぱり憧れはあるのです

頷くことは簡単だけど
けれどそれでは嘘を付くことになります


エルフ「…本当は。
本当は、憧れています」

エルフ母「…」


エルフ「誰も見たことも行ったことの無い世界を、自分の目で確かめに行けるから」

エルフ「汚くてもいい。汚れてたっていいじゃないですか

だってそれは、目標のために頑張ってるからと思うのです」


だから、嘘偽りのない
思っていることの全てを話します


エルフ「それに、私の知ってる世界は
お家と…里だけなのです」


エルフ母「あ…」


エルフ「本を読んだり、勉強すれば
情報は分かります

けれど…それだけじゃ足りないのです」



エルフ「世界を知ることはお家で本を読むだけでは出来ない勉強なのです」

エルフ母「…」

呆然としていました
暫くしてお母さんが口を開きます

けれど、先ほどとは
比べるほどにならない穏やかな
雰囲気です

エルフ母「そう…そうなの
貴方はそこまで…」


エルフ母「…いえ、そうなってしまったのも私達に責任があるのよね」


そう言うと今度こそ手元に
服と杖が戻されました


エルフ母「けれどね、
私は冒険者は反対よ。…それは今でも変わらないわ」

2日目 夜 所持金 2130G
自室
――――――――――――

服と杖が返されました
多分もう捨てられることはないと
思います


けれど、やっぱりお母さんは冒険者には反対みたいなのです


>>147
a 家をうろつく
b 勉強する
c 母を訪ねる
d 就寝

b

エルフ「よしっ」


勉強をします。


実際に経験を積むことも大事ですが
基礎がなってなければ本末転倒なのです


エルフ「…」


本を読んでいたらいつの間にか
覚えるのが得意になっていました


どんどん覚えがよくなって
今なら丸暗記も出来ます


特技でありちょっとした自慢なのです

exp+4

今日はここまで

更新分>>124-148

現在の状態
エルフ next 約束 反対された…
Lv1 健康
体力 15/15 精神 20/20 next 6

E 木の杖(物攻+1)
E ローブ

筋力 2
防護 1+1
魔力 3+3
魔防 3+2
運 2

装備が返還されました
筋力=装備可能な重量です
お告げで心理状態が聞けます
勉強で経験値を獲得できます

3日目 朝 所持金 2130G
エルフの里
――――――――――――

朝なのです


一昨日言っていた通り
メイドさんが迎えに来ました


エルフメイドB「約束通り、お迎えに来ましたー」


エルフメイドB「と、その服は…」


エルフ「お守りなのです」


私は無事取り戻したローブを纏っていました

3日目 朝 所持金 2130G

――――――――――――

初めて外を見ました


エルフ「………」


想像していたのよりずっとずっと広くて
山が、大地が、どこまでも続いています


エルフメイドB「驚きました? でも一部なんですよ。これでも」


エルフ「これで一部…」



とっても、広いのです

エルフメイドB「父様、母様は仕事で暫く家を離れるらしいので
そこを狙ったんですよ」


エルフ「帰りはいつになるのですか?」


エルフメイドB「それはちょっと分からないです…てっきりお嬢様の方が詳しいと思ってたんですけど」


エルフ「初耳なのです」


お父さん、お母さんからは
何も言われてなかったのです


>>154
a 目的地に向かう
b 話す 内容指定

a

エルフ「♪」

足取りは軽くなります
里はどんどん遠くなるけど

道は続いていきます
この道をずっと進んだ果てには
何があるのかな


エルフメイドB「わ、私より先に行かないでください。はぐれてしまいますよ」


ちょっと浮かれてました
照れ隠しで笑いながらメイドさんの後ろを付いていきます


>>157
???判定
6以上で変化なし
運+秒(一桁)-ID(左から一桁)

何が起こるのだろう?

2+0-1=1

道を歩いていると
おもむろにメイドさんが足を止めます

エルフ「どうかしたのですか?」

エルフメイドB「静かに…お嬢様、絶対に離れないでください」


メイドさんが言うと
草むらが突然がさがさと音を立てて
獣のような何かが飛び出してきました


エルフメイドB「襲撃です!」

遠吠えをすると
同じような獣がさらに二頭ほど現れます

エルフメイドB「大丈夫。この程度なら何とかなりますよ」

メイドさんは穏やかな口調で
話してくれました


>>159
a メイドさんに任せる
b 共に戦う
c 逃げる 判定あり

a

エルフ「…」

私頷いてはじっと
メイドさんの後ろで待ちます

メイドさんが深呼吸していると
一頭が牙を剥き出して飛び掛かります


エルフメイドB「は!」

エルフ「あぶな…え」

なんと紙一重で交わし
喉元を蹴り上げてました


エルフメイドB「一頭」

エルフ「…」


残った二頭が襲ってきます。
メイドさんはかわしながら

一頭の前足を掴んで投げました


エルフメイドB「二頭」

最後の一頭は
怯んでいる隙に両の手を
結んで降り下ろしました


エルフメイドB「三頭…あとは、
うん。いないですね」


少し汚れた衣服をぱんぱんと手で払います

エルフメイドB「もう大丈夫ですよ。お嬢様」


エルフ「…」

メイドさんは武闘派だったのです。
笑顔が少し怖いのです


>>162
a 話す 内容指定
b 戦利品を漁る
c 目的地へ進む

a
師匠と呼ばせて下さい

エルフ「師匠と呼ばせてください、なのです!」


エルフメイドB「へ?」

メイドさんにあんな力が
あったことに驚きました
ちょっと怖かったけど

…けれど、それ以上に
メイドさんの力は凄かったのです

エルフ「どうしたらそこまで強くなれるのですか?」


エルフメイドB「強いほど…ではないですね。これ一応護身術程度ですし
お嬢様の母様もある程度腕に覚えのある人を雇ってたらしく」


メイドさんは困ったように笑います。
その話を聞いて更に私は興味が湧きます


エルフ「護身術なら私でも出来ますか?」

エルフメイドB「え゙」

エルフメイドB「いやいや。あの、教えるほどの腕ではありませんで」


エルフ「なるほどなのです。
なら、見て覚えるのです」

言葉で難しいならば
メイドさんの動きを真似して覚えていくのです

護身術なら見よう見まねでも
それなりに効果はあると思うのです


エルフメイドB「それもちょっと…ああ、分かりました、教えます教えますから歩き方まで真似しないでください」


勉強に【師匠と修行】が追加されました

3日目 日中 所持金 2130G
人間の街
――――――――――――

エルフメイドB「着きましたよ
ここが人の街です」

エルフ「ふわ…」

おっきいのです。
里の何倍もの広さがあるのです

人間さん以外に、エルフさん、獣人さん
はたまた妖精さん。

沢山の種族が街を歩いているのです


エルフメイドB「驚かれました?
ここはこの地域で一番大きい街なんですよ」


エルフメイドB「目的の場所に行かれるのも良いですけど、折角ですし観光とかどうですか?」

>>168
a 大通りを歩く
b 露天を見に行く
c 何だか大声のする建物へ
d 宿泊施設へ
e 狭い道へ
f 話す 内容指定
g 目的地へ

a

大きな通りを歩きます
建物は大きく道はとても広いのですが

人も大勢通っています
はぐれないようにしなきゃ


エルフメイドB「里とは違いますよね」

エルフ「全然違うのです。…えっと、何から何まで違うのです」


上手く説明ができないのです
でも、里とは別の魅力があるのです


>>171
a 武具屋へ
b 道具屋へ
c 酒場へ
d 教会へ
e 狭い道へ
f 話す 内容指定
g 目的地へ
h 入り口に戻る

d

3日目 日中 所持金 2130G
街の教会
――――――――――――

教会を訪れました

これまた里の教会より大きくて広いのです、あと扉が軋まないのです

中へ入ると白髭のおじさんが挨拶をします

「迷える子羊よ。
ようこそ当教会へ、今日はどんなご用事かな?」


私は羊じゃないのです


>>173
a お祈りをする 1日1回
b お告げを聞く
c 話す 内容指定
d 髪飾りについて
e 教会を出る

b

エルフ「お告げが聞きたいのです」


そう言うと
お髭のおじさんは静かに頷いて
目を閉じます

すると光が集まりおじさんを照らします
神官さんと一緒なのです


「神の声が聞こえます…」


「貴方の心は清らかに澄んでおります。その心をお忘れないよう」


「貴方が捜している人物はこの街のどこかにいるでしょう」

光が消えて
おじさんも目を開きます

「神は貴方を見ていらっしゃいますよ」


にっこりと笑って
話し掛けてくれます

けれど、神官さんのときと違って
どこか事務的なのです


>>176
a お祈りをする 1日1回
b 話す 内容指定
c 髪飾りについて
d 教会を出る

エルフ「これを見てください」

例によって髪飾りを差し出します

「ふむ…これはどうされましたか?
見た所呪われてはおりませんが」


エルフ「里の…私が住んでいる里で拾ったのです」

さっきのお告げの言葉がそうなら
捜している人物はきっと持ち主の
ことなのです


エルフ「これの持ち主さんを捜しています。心当たりはありませんか?」


するとおじさんは驚いた表情をします

「これは殊勝な方だ。わざわざここまで捜してこられたとは」

エルフ「持ち主さんですか?」

期待しながら聞きますが
おじさんは首を横に振ります


「いいえ。しかし、似たような髪飾りをした子には覚えがあります」


そういうと私をじっと見つめます

「そう。確か、君と同じような背格好女の子で。最近まではここを良く訪れていたのですが…」


エルフメイドB「来なくなったと?」


「ええ…ぱったりと。
もしかしたら、それが彼女の物かもしれませんね」

「残念ながら、その子の住んでいる所までは分かりませんが」


「もし会えたら返してあげてくれませんか。とても大切そうにしておりましたので」

エルフ「勿論なのです!」


エルフメイドB「最近までここを訪れていたのなら、その髪飾りを探しているんでしょうね」


同じ年くらいなのです
友達になれるかな

>>180
a お祈りをする 1日1回
b 話す 内容指定
c 教会を出る

a

今日はここまで

更新分>>151-179

現在の状態
エルフ next お祈りをする
約束 師匠! くろーすくぉーたー?

Lv1 健康
体力 15/15 精神 20/20 next 6

E 木の杖(物攻+1)
E ローブ

筋力 2
防護 1+1
魔力 3+3
魔防 3+2
運 2

筋力=装備可能な重量です
髪飾りの持ち主は人間の街のどこかにいるらしい
両親の帰宅日は決まってないらしい
勉強で【師匠と修行】が行えます

エルフ「お祈りをします!」


毎日とはいかないけれど
気が付いたときはお祈りをします
積み重ねなのです

「では、祈りましょう」


神官さんのポーズを真似して
目を閉じようとします

ふと見るとメイドさんも一緒に
お祈りをしてくれました




エルフ「……」

お祈りが終わると
にっこり微笑みます


エルフメイドB「お嬢様。いつの間にお祈りの仕方を?」


エルフ「里の神官さんを見て真似したのです」

メイドさんもお祈りをしてくれたことは
嬉しかったのです


「貴方の進む道に光のあらんことを」


最後におじさんはそう言います。
光は眩しいのです

3日目 午後 所持金 2130G
大通り
――――――――――――

教会を後にして、また
大通りをぶらりと歩きます

相変わらず人通りが凄いのです

流れが絶えることが無さそうなのです


>>185
a 武具屋へ
b 道具屋へ
c 酒場へ
d 狭い道へ
e 話す 内容指定
f 目的地へ
g 入り口に戻る

3日目 午後 所持金 2130G
カジノ
――――――――――――

大きな建物です。

他の建物とは雰囲気が一味違うのです


エルフメイドB「お嬢様、ここがカジノですよ。
どうですか見た感想は」


エルフ「なんだか、音が凄いのです」


ガチャガチャしてたり、鐘のような音が鳴ったりします。


エルフメイドB「それでは、中に入りましょう。これも社会勉強のひとつですから」

内装は豪華、の一言に尽きます
歩く床はふかふか。

高そうな素材で作られた壁に
店員さんはみんな正装なのです

「お客様…大変申し上げ難いですが」

エルフメイドB「ああ、大丈夫ですよ。これでも二十歳以上ですから」

ハタチ?

「失礼しました。ごゆっくりお楽しみください」


店員さんはメイドさんと
何やらお話をした後行きました

エルフメイドB「…ちょっとだけ嘘付いちゃいました」

エルフ「…嘘は駄目なのですよ?」

そう言うとメイドさんは苦笑いします


エルフメイドB「分かってはいるんですけどね。ああ言わないとお嬢様はここへ入れませんから」


ハタチじゃないと入れないらしいのです


エルフ「ハタチとはなんですか?」


エルフメイドB「あと12年生きれば分かりますよ」


エルフ「そうなのですか」

そのくらいならあっという間なのです

エルフメイドB「お嬢様。これを」

メイドさんは
お金に似た金貨を手渡します

エルフ「…?」

エルフメイドB「ここではこれがお金の代わりで、必要なものなんですよ
今回は奢りです。勉強だと思って下さい」

エルフ「分かりました!」

メイドさんは物知りなのです




【メダル】を10枚受けとりました

>>190
a 高そうなカウンターへ
b テーブルの席へ
c スロット台へ
d 話す 内容指定

b

私は近くにあった
テーブルに向かいます

「ようこそ、お客様」

正装の店員さんと向かい合います

エルフメイドB「お嬢様。
こちらはトランプを使ったゲームをする所です」

あの絵柄の入ったカードを使うらしいのです

エルフメイドB「ゲームは一対一。
勿論イカサマはありませんのでご安心を
ルールは…やりながら教えましょうか」

ダイヤ、クラブ等の強さはありません
ハイカード ~ ストレートフラッシュの順の役の強さのみで競います

全て判定で行います(運+秒-ID数字)
やり直しは三回まで

役が引き分けだった場合
敗北となります

勝利後に掛け金が更に増えますが
店員のカードも強くなります


エルフメイドB「後は、実際にやってみてはいかがでしょう?」

エルフ「…」


メイドさんはなんだか生き生きとしているのです

>>194
a 挑戦する 掛け金指定(最大三枚)
b 話す 内容指定
c 別の場所へ 1 高そうなカウンター
2 スロット台へ

a 三枚 ID数字って全部ですか?前みたいに左の?

左端からの数字ひとつです
右端まで0か英字なら計算されません

私は持っているメダルを三枚差し出します

「では、確かに」


店員さんは慣れた手付きでカードをかきまぜていきます

カードが意思を持って踊っているみたいです


「お待たせしました。どうぞ」


手元に5枚のカードが渡されました

カードを見ると
同じ数字がいくつかありました

エルフ「これは?」

エルフメイドB「ツーペア、ですね」


エルフ「強いですか?」


エルフメイドB「弱い部類ですね。
これは素直に引き直した方が妥当かも…」
>>198
a 勝負
b 振り直し(残り3回)

役 合計数

~0ハイカード
1 ワンペア
2 ツーペア
3 スリーカード
4 ストレート
5 フラッシュ
6 フルハウス
7 フォーカード
8 ストレートフラッシュ
9 ロイヤルストレートフラッシュ

a

エルフ「これでいきます」


私は今の手札で勝負します


エルフメイドB「これで? 大丈夫かな…」

「では、私のカードはこちらです」


エルフ ツーペア

店員 ワンペア


「お客様の勝利でございます」


エルフ「勝ったのです!」

エルフメイドB「嘘っ!?」

掛け金3+獲得3=6
現在6枚

エルフメイドB「ビギナーズラックですよ。うん」


メイドさんはなんだか悔しそうです
勝ったのに…?


「お客様、続けますか?
続けられる場合メダルは12枚に増えます」


エルフメイドB「勝った場合はですけどね。負けたら全部失います
お嬢様、どうしますか?」

>>201
a 続ける
b やめる メダル6枚入手

a

エルフ「続けるのです」

「畏まりました」


チャリチャリとメダルが店員さんの
手元に追加されます

勝てれば12枚。
最初の数の二倍になるのです


「お待たせしました」


再びカードが渡されます


エルフメイドB「…ワンペアですね。
さっきよりも弱いカードですよ」

そういえば
さっきの店員さんはワンペアだったのです
エルフ「引き分けなら負け…」


エルフメイドB「あちらがハイカードだという可能性も…うーん」


>>204
a 勝負
b 振り直し(残り3回)

役 合計数

~0ハイカード
1 ワンペア
2 ツーペア
3 スリーカード
4 ストレート
5 フラッシュ
6 フルハウス
7 フォーカード
8 ストレートフラッシュ
9 ロイヤルストレートフラッシュ

b

2+5ー2=5

エルフ「振り直しお願いします」


「畏まりました」


流石にワンペアで勝負は無謀なのです
店員さんにお願いして

手元のカードを交換します

「どうぞ」


エルフ「ありがとうなのです」


渡されたカードを見ます。
けれど、数字はバラバラなのです

エルフ「はいかーど?」

エルフメイドB「お嬢様。これは良い手を引きましたね」

エルフ「ふぇ?」

エルフメイドB「こちらはフラッシュ。
強さは中間程ですが、中々出るものではありませんよ」


数字が同じだけが強いわけではないようです


>>207
a 勝負
b 振り直し(残り2回)

役 合計数

~0ハイカード
1 ワンペア
2 ツーペア
3 スリーカード
4 ストレート
5 フラッシュ
6 フルハウス
7 フォーカード
8 ストレートフラッシュ
9 ロイヤルストレートフラッシュ

a

エルフ「勝負なのです!」

ワンペアより格段に良くなったのです
今の手札を捨てるのも少し怖いので
ここは勝負なのです


「畏まりました。こちらが私の手札です」

エルフ フラッシュ

店員 スリーカード


「おめでとうございます。貴方の勝利です」

エルフ「勝ちました!」


エルフメイドB「最初の手札だったら負けてましたね」

掛け金6+獲得6=12
現在12枚


あっという間に倍になりました

エルフ「簡単なのです」

ちょっぴり得意げになります

エルフメイドB「引き際が肝心ですよ?
何時でも0になるリスクは付いているのですから」



それをメイドさんは優しくたしなめてくれます

慢心は駄目なのです

>>210
a 続ける メダルが24枚へ増加
b やめる メダル12枚入手

バイプッシュ!a

計算変えます

9の次は0に 0の前は9に
合計がマイナスになったり二桁にはなりません

もう一回行くのです

エルフ「お願いします」

「畏まりました」


店員さんにお願いして
更にメダルが追加されます

24枚。
これで勝てれば3倍なのです


エルフメイドB「チャレンジャーですね…いや、多分私でも同じことしたかも」


「お待たせしました、どうぞ」


カードが再び手渡されます


エルフ「これは…」

エルフメイドB「これはストレートですね。そのままでも結構良い手ですよ」


負けたら0になるのです。
慎重に考えないと…


>>214
a 勝負
b 振り直し(残り2回)

役 合計数

0ハイカード
1 ワンペア
2 ツーペア
3 スリーカード
4 ストレート
5 フラッシュ
6 フルハウス
7 フォーカード
8 ストレートフラッシュ
9 ロイヤルストレートフラッシュ

a

エルフ「勝負なのです!」

メイドさんの言葉を信じて
持っている手札で勝負します


「こちらが私の手札です」



エルフ ストレート

店員 フラッシュ


エルフメイドB「あ」

「残念ながら、貴方の敗北です」


エルフ「あう…」


負けてしまったのです

24枚が全て片付けられます
なんだか凄く空しいのです

考えたそばから慢心したのです


エルフメイドB「よくあるんですよ。
私も引き際をよく見誤って…」


エルフ「メイドさんの言葉を信じてたのです」


エルフメイドB「え…ええぇ?」


>>217
a 高そうなカウンター
b スロット台
c 換金所
d カジノを出る

スロット台

今日はここまで

更新分>>182-217

現在の状態
エルフ next スロット台 残7枚

Lv1 健康
体力 15/15 精神 20/20 next 6

E 木の杖(物攻+1)
E ローブ

筋力 2
防護 1+1
魔力 3+3
魔防 3+2
運 2

筋力=装備可能な重量です
換金所で換金orメダルの購入が可能です
髪飾りの持ち主は人間の街のどこかにいるらしい
両親の帰宅日は決まってないらしい
勉強で【師匠と修行】が行えます

大きな音のする箱のような
所に進みます

きらきらと光っていて
真ん中の絵がくるくると回っています

エルフメイドB「こちらはスロット台。
回ってる絵柄をボタンで止めて同じ絵柄を合わせるゲームです」

エルフ「さっきより簡単そうなのです」


エルフメイドB「メダルは最大三枚まで掛けられますよ。一枚で真ん中の列。二枚で上下の列、三枚で斜めから揃っても当たりになります」


メダルを増やすほど当たりやすくなるのです


>>221
a 早速やる 枚数指定 (残7枚)
b 話す 内容指定
C 別の場所へ 1 高そうなカウンター

       2 換金所
       3 カジノを出る

a 3枚

チャリチャリと細長い穴に
メダルを三枚入れていきます

回る絵柄の両端に光が灯ります

エルフメイドB「後は右のレバーを倒しすと始まります。止めるタイミングはお嬢様が決められますよ」

エルフ「えいっ」

ちょっと重たいレバーを引くと
凄い音と共にくるくると回り始めます


>>224 判定
0 はずれ
1 小当たり 2枚
2 小当たり 2枚
3 小当たり ダブル 4枚
4 小当たり ダブル 4枚
5 当たり 15枚
6 当たり 15枚
7 大当たり 500枚
8 はずれ
9 レア当たり 30枚

のってけのってけ

2+3-8

判定 7

同じ絵柄を合わせるように押せば良いらしいのです

ひとつめは適当に押します

エルフ「えい」


7という文字が真ん中に止まりました

7が合ったら7枚なのかな?


取り敢えずこの絵を狙ってみることにしました。


エルフメイドB「ん?」

他の絵柄より分かりやすいのです。
色も濃いのでいつ流れてくるか
予想しながら押します

エルフ「えい」


ばちっと。
ふたつめもぴったりと7が真ん中で止まります

あとひとつ揃えば当たりなのです。


エルフメイドB「ん…ん?」


メイドさんが急にそわそわし始めます
どこか具合が悪いのかな


エルフメイドB「お嬢様、どうぞ」


急かされたのです

最後の7をよく見て狙います
くるくるをずっと見ていると
少し酔いそうになります


エルフ「えい」

みっつめを止めた瞬間
台の音が止まります

エルフ「あ…あれ?」

壊…した?
メイドさんも口を開けて見ています


エルフ「あの、わざとじゃ」

言い終わる前に、さっきと比較にならないほどの音が響いて
台から大量のメダルが流れ出ます

エルフ「ひゃああ!?」

エルフメイドB「お嬢様!?」

体がメダルに飲み込まれていきました。


大当たり【500枚】

-
-

エルフメイドB「…あれはスリーセブンで。 滅多に出ないんですよ?」

メダルから救出された後
メイドさんがそう言います

エルフ「凄いのですか?」


エルフメイドB「凄いってもんじゃないですよ。出した人なんて見掛けたことありませんし」

エルフメイドB「…今度からお嬢様を連れていこうかな」


最後には何やらぼそっと呟いてました

>>229
a 続ける 枚数指定 (残507枚)
b 話す 内容指定
C 別の場所へ 1 高そうなカウンター

       2 換金所
       3 カジノを出る

高そうなカウンター

ポーカーとは何だったのか

>>230
今回は手持ちの問題で3枚に制限しましたが
次回訪れた際は無制限に賭けられます

高級そうな席があるのです。
大人の雰囲気なのです

「いらっしゃいませ
こちら、お支払いは全てメダルとなっております」


エルフメイドB「ここは所謂休憩に使ったり、談笑したりする…社交場と言えばお分かり頂けます?」


エルフ「なんとなくなら」


エルフメイドB「あと、ここではお酒を飲む他にメダルで色んな景品と交換するサービスがありますよ」

エルフメイドB「ところで、お嬢様。
お酒を飲んだことは…」

エルフ「ないのです」

エルフメイドB「でしょうね。
なら…お酒は飲みませんように」

エルフ「なぜですか?」

エルフメイドB「飲酒は流石に隠し通せませんって…。それに、はっさ…覚えがないのにいきなり飲むのは危険すぎます」


飲むのは駄目なのです

>>234
a 景品と交換する
b 話す 内容指定
C 話す 1 頬が紅潮した女獣人

    2 裕福そうな男性
    3 果実を頬張る妖精
4 頭を抱える青年

d 換金所へ
e カジノを出る

c3

私は一際ちっちゃい
お客さんに目が止まりました

小人のような姿に背中に
半透明の翼が付いています
妖精さんなのです


妖精「もふ…ん
なになに~。私に用事?」


エルフ「妖精さんなのです?」


妖精「見てわからないの
それとも妖精を見るのは始めて?」


妖精さんはその場でふわふわと
飛び回ります。羽根は飾りじゃないのです

エルフメイドB「妖精のお客とは珍しいですね」


妖精「うん?
あ。あっちは興味ないよー
私はこれを食べに来てるだけ、美味しいから!」


本当に美味しそうに食べています
カジノには興味事態が無さそうなのです


妖精「でもここいちいちメダルに変えないといけないよね…重たいったら」



>>237
a 話す 内容指定
b 噂
C 髪飾りについて
d 何でもない

aどこにメダルを収納するところがあるのですか

エルフ「どこにメダルを収納するところがあるのですか?」

素直な感想を言います
見たところ妖精さんはどう見ても
軽装なのです


妖精「ん? あー、よく言われるよそれ。 よーく見ててね」


妖精さんが何かを呟くと
青白い光が妖精さんの手元に集まり
次の瞬間無数のメダルに姿を変えます


妖精「ふぬぬ…!
言っとくけど…偽物じゃないよ?
魔法で、収納、してるんだから、はっ」


妖精さんはプルプルしてます

エルフメイドB「そんな魔法まであるんですね。それなら持ち運びには困りませんが」


魔法は奥が深いのです


妖精「そう、でも…これっ
門外不出、だから。
妖精、以外に…は教えられないの…へぶっ!」


限界らしかったのです
妖精さんがメダルに埋もれます

少し前の自分を見ているみたいです

妖精「あ、これ。追加で」

「少々お待ちください」


>>240
a 噂
b 髪飾りについて
C 何でもない

b

エルフ「これを見てください」

髪飾りを妖精さんに見せます

妖精「なにこれ?」

エルフ「髪飾りなのです。
これを付けた人を捜してるのです
…見掛けませんでしたか?」


妖精「う~ん…あるような無いような」


妖精さんはじっくりと観察します


妖精「あ。
そういえば何日か前に似たようなのを付けた人が外に出ていくのは見たよ?」

妖精「この形だったかは分からないけど」

エルフ「その人はえと、私と同じくらいの…身長でしたか?」


妖精「んー…言われてみれば多分そんな感じだったような?」

教会のおじさんの話と
特徴は一緒でした。
やっぱり落とし物の持ち主は
女の子なのです

外に出たのは里に来たのだと
思うのです


妖精「知り合いなの?
拾ってくれるなんて良い人だね」


当たり前のことだと思うのです



「お待たせしました」


妖精「わあっ! 待ってました!」


追加の注文が届き
妖精さんは夢中で食べ始めました

お店の中はあれだけ音が大きいのに

ここと外は音が殆ど聞こえません

ぼうおんせつび。というのが
作られているらしいのです

>>244
a 景品と交換する
b 話す 内容指定
C 話す 1 頬が紅潮した女獣人

    2 裕福そうな男性
    3 頭を抱える青年
d 換金所へ

e カジノを出る

c2

景品やお酒を見回していると
男の人と目が合いました


男性「こんにちは、お嬢さん」

エルフ「こんにちはなのです」

整った服装をしていて
落ち着きがあって
どこか余裕のある物腰は
紳士さんという言葉がとっても合うのです

男「…」

エルフ「?」

紳士さんはじっと私を見つめます

男「おっと、すまない
君と同じような年の子供が知り合いにいてね」


男「…と言っても君にそういうのは失礼だっかな?」


エルフメイドB「本当は子供そのものなんですけどね…」

エルフ「…」

確かに私まだは子供ですけど
子供扱いは嫌なのです

>>247
a 話す 内容指定
b 髪飾りについて
c 噂
d 何でもない

エルフ「何か噂はありますか?」

冒険者は噂や言い伝えを頼りに
旅に出ることがあるのです


男性「ううむ…そうだな
そういえば、知ってるかい?」

紳士さんが
ふと思い出したように話します


男性「街の入り口の方の露天。
あれに盗品が混じっているらしいんだ」


エルフ「とうひん?」


エルフメイドB「盗まれたもののことです。…穏やかじゃないですね」


男性「僕も聞いた話だからね。嘘か本当かは分からない」

男性「もちろん噂だから
鵜呑みにするのもいけないと思うけれどね」

盗まれたものならば
自分のものであるのを証明すれば
いいだけなのです


エルフ「なら持ち物に名前を書きます。
これで解決なのです」


男性「確かにそうだ。
自分の物であるということの証になるだろう」


紳士さんは笑いながら答えました

>>251
a 話す 内容指定
b 髪飾りについて
C 何でもない

b

エルフ「これを見てください」

妖精さんのときと同じく
髪飾りを紳士さんに見せます


男性「あれ? これは…」


エルフ「落とし物なのです。 これの持ち主さんを捜しています
…心当たりはありませんか?」


そう聞くと紳士さんはまじまじと髪飾りを見つめてうん、と頷きます


男性「知り合いの子が付けていたものにそっくり… いや、そのものだ。見間違う筈がない」


エルフ「本当ですか!」

男性「わざわざ持ち主を捜してくれたのかい…

なんて良い方なんだ。拾ってくれてありがとう」


エルフメイドB「知り合いの方はどちらに?」


男性「おっと、住んでいる所は…そこの家だ。あの子もきっと喜んでくれるよ」


地図を出すと指を差して教えてくれます
家の場所も分かりました



【髪飾りを返しに行く】が追加されました

持ち主さんのお家も分かりました

髪飾りはいつでも返しに
行けるのです。

>>255
a 景品と交換する
b 話す 内容指定
C 話す 1 頬が紅潮した女獣人
    4 頭を抱える青年
d 換金所へ
e カジノを出る
f 髪飾りを返しに行く

a

今日はここまで
めりーくりすます


更新分>>220-255

現在の状態
エルフ next 景品と交換 残507枚

Lv1 健康
体力 15/15 精神 20/20 next 6

E 木の杖(物攻+1)
E ローブ

筋力 2
防護 1+1
魔力 3+3
魔防 3+2
運 2

筋力=装備可能な重量です
持ち主の自宅が判明しました
両親の帰宅日は決まってないらしい
勉強で【師匠と修行】が行えます

エルフ「景品が見たいのです」

メダルで交換できるものが
どんなものか気になります

店員さんにお話をします


「少々お待ちください」


エルフメイドB「こちらで交換できる品物は、お店とかでは売ってない物とかあるんですよ」


エルフメイドB「商品は日替わりですから、こまめに見に行かれるのも良いかもしれないですね」

「お待たせしました。
本日の商品はこちらになります」


待っているとすぐに
店員さんが商品を持ってきました
早かったのです


5枚 医療セット
30枚 高級ワイン
100枚 戦闘用ドレス
500枚 鋼鉄の斧
2000枚 霊薬 (1つのみ)
50000枚 限定の剣


様々なものが並びます
確かに、里のお店では
見たことはないのです

剣と斧は重そうなのです


>>259
a 交換する 指定
b 話す 内容指定
c やめとく

a 医療セット5個 ドレス1着

5×5=25 25+100=125
507-125= 残 382枚

中身はお薬だったのです
持っていて困ることはないのです

服はパーティーで着て行けそうな
豪華で綺麗なドレスなのです。

驚くことに、これは戦闘用で
頑丈に出来ているのです


エルフメイドB「お嬢様にとても似合いそうですね」


エルフ「えへへ」


良い買い物なのです

【回復薬(良)】を15個入手しました
【バトルドレス】を入手しました

エルフ「…」

人が多くなってきた気がします

いつの間にか
空いていた席も埋まってたり

人の通りも増えてきました


エルフメイドB「あ…もうこんな時間だったんだ」


時刻は既に夜を回っていたのです


>>262
a 換金所へ
b カジノを出る
c 髪飾りを返しに行く

a

カウンターの席を離れて
入り口近くの受付に歩きます

エルフメイドB「こちらは換金所。
ゲームに必要なメダルを購入したり、メダルをお金に変えられますよ」


メダルがなくなったらここに行けば
いいのです。


>>264

メダル1枚=100G
現在 382枚

a 換金する
b メダルを購入する
c やめとく

382×100=38200
38200+2130= 所持金 40330G

メダルをお金に変わらせます。

「今回の枚数で
計38200Gになります」


どすん。


エルフメイドB「」

エルフ「ふわ…」


金貨の大袋が渡されたのです


エルフメイドB「いや…実際見ると壮観ですね、本当に」


流石にこの大きさは持てないのでメイドさんが袋を持ちます。


エルフメイドB「うわ…すご…」


メイドさんが楽しそうなのです

3日目 夜 所持金 40330G
街の宿屋
――――――――――――

流石に遅くなったので
今日は宿に泊まることになりました

お金はメイドさん持ちです


…そういえば
お泊まりは初めてなのです


エルフ「……」


少し緊張して眠れません

>>267
a 気分転換に外へ
b メイドさんと話す 内容指定
c 宿をうろつく
d 勉強する 1 通常
2 師匠と修行
e 装備の変更 指定
f 無理にでも寝る (次の日へ)

d2

エルフ「師匠」


エルフメイドB「え? 師匠って…私?」


エルフ「朝にメイドさんは師匠になって教えますって言ってました」


エルフメイドB「あ…ああー…覚えていらしたんですね」


約束なのです。
忘れるはずが無いのです


エルフメイドB「…分かりました。
ここじゃ音が立ちますし、一旦外の方へ行きましょう」

3日目 夜 所持金 40330G
人間の街 宿屋周辺
――――――――――――

エルフメイドB「お嬢様。まず始めに断っておきますが、これはあくまで護身術です」


エルフメイドB「接近されてしまった時の緊急手段としてお考えください」


エルフ「分かりました」


返事をすると
メイ…師匠の雰囲気が変わります
本気な目なのです


エルフメイドB「まず一番分かりやすいのから。相手が腕を伸ばした時の対処法です」

エルフメイドB「お嬢様、一度腕を突き出していただけますか?」

エルフ「こうですか?」

言われて手を正面に向けます

エルフメイドB「これって相手が誰かを攻撃する時によく見られる態勢なんですよ。 実際は手に武器を持ってたりしてますが」

エルフ「ほえ…」


エルフメイドB「で、この出された腕は一瞬ですが隙が生まれます」


師匠は私の腕を取ると
慣れた手つきで
私の腕を捻り背中へと回し…


エルフ「いたたたっ」


エルフメイドB「あ、すみません!
つい熱が入ってしまい…」

エルフ「気にしてないのです
今の師匠の動きを覚えるのですか?」


エルフメイドB「ご明察の通りです
ただ、相手がいつまでも腕を突き出しているわけもありませんから
少しずつ動きながらやりましょう」


エルフメイドB「慣れたらこちらも動きを早めますので」


エルフ「分かりました」


師匠との修行が始まりました




エルフメイドB「今日はこのくらいにしましょう」


数十回か、そのくらいのやり取りをした後師匠はそう言って区切ります

動きが早くなった途端に一度も上手くいかなくなりました

はっきりいうとまだまだだと
自分の中でも分かるのです


エルフメイドB「気を落とさないでください。 初めは誰だってそうですよ」


エルフ「師匠も同じだったのですか?」


エルフメイドB「勿論。私は最初は腕を掴むどころか、動きにすら付いていけてませんでしたから」


エルフメイドB「目で追えたお嬢様は、筋は悪くないですよ。 私が保証します」

エルフメイドB「このまま続けていれば
もしかしたら私をすぐ追い抜くんじゃないでしょうか」


エルフ「それは言い過ぎだと思うのです」

エルフメイドB「そうですかね…継続は力とも言いますし」


エルフメイドB「修行が必要な際は何時でも言って下さい。お力になりますよ」


エルフ「なんだか始める前とは大違いなのです」


エルフメイドB「それは…まあ…個人的に面ど…教えられるような立場か疑問に思いまして」


最後の言い直す前の言葉は聞かなかったことにしておくのです

レベルが上がりました
Lv1→2
体力 15→19 精神 20→25

筋力 2
防護 1
魔力 3→4
魔防 3
運 2


ポイントが3つ振り分けできます

体力は1つにつき 3上昇
精神は1つにつき 5上昇

>>275

体力2
精神1

体力19→25 精神25→30

4日目 朝 所持金 40330G
人間の街
――――――――――――

昨日はおかげで
ぐっすり眠れました

眠れない日は修行すると
良く眠れるのかな

>>277
a 大通り
1 武具屋へ
2 道具屋へ
3 酒場へ
4 教会へ

b 露天を見に行く
c 何だか大声のする建物へ
d 髪飾りを返しに行く
e 狭い道へ
f 話す 内容指定
g カジノへ
h 街の外へ

d

4日目 朝 所持金 40330G
持ち主の家前
――――――――――――

昨日のお話の通りの場所へ
足を運びます

そこにお家がありました。
落とし物の持ち主さんの家に
間違いはありません

早く返さないと。

大事なものだったら、きっと凄く悲しいはずなのです


エルフ「…」


こんこんと軽くノックをして待ちます。

エルフ「……」


エルフ「……」


…反応がありません


もしかして、まだ寝てるのかな?

朝が弱い人だったら悪いことをしちゃったかも…

>>280
a 再度ノックして待つ
b 声を出してみる
c 思いきって中へ
d 出直す

c

このままだと埒があかないのです
強引だけど、中に入ることにしました

エルフ「おじゃまします、なのです」


エルフメイドB「お嬢様? 入るんですか?」


エルフ「はい。ノックはしましたので。
返しに来たって言えば大丈夫なのです」


エルフメイドB「そういう問題とは…」


…実は持ち主さんが同い年くらいと
聞いたので、わくわくしているのは
メイドさんには秘密なのです

中はいたって普通でした
…本当は貧しそうに見えたのですが


メイドさんはこれが普通ですと話してました

私の言う普通は裕福の類なのだそうです。結構ショックなのです。


エルフ「すいませーん!」


中に入ってもう一度声を出しますが
やはり反応はありません

お部屋はしんと静まり返ってます
耳鳴りがするくらいひどく静かなのです。

エルフメイドB「…少し変ですね」


不思議に思いながらも
ゆっくりと奥に進みます




結局ぐるっと家の中を回りましたが

持ち主はいませんでした
留守だったみたいなのです


流石に用事もなく居座るのはいけないので立ち去ろうとしたとき


エルフメイドB「やっぱり変ですよ。 出掛けてるなら普通鍵掛けませんか?」


ごもっともなのです。


エルフメイドB「里ならともかく
例え近くに出掛けるとしても、この街で防犯を考えないとは思えないんですよね」

エルフ「なら、持ち主さんはどこに?」


エルフメイドB「それは…分からないですけど、何か腑に落ちないような、どこか引っ掛かるような…」


メイドさんはうんうんと唸ります

確かに鍵が掛かってなくて
すんなり入れたのは不思議でした


>>285
a 話す 内容指定
b もう一度見て回る
c 物色する
d 髪飾りを置いていく

a 事件の匂いがする

今日はここまで

更新分>>257-285

現在の状態
エルフ next 事件の匂いがする

Lv2 健康
体力 25/25 精神 30/30 next 25

E 木の杖(物攻+1)
E ローブ

筋力 2
防護 1+1
魔力 4+3
魔防 3+2
運 2

エルフ「…事件の匂いがします」

明らかに事態はおかしいのです。
ただ、出掛けているだけでは
済みそうではありません


エルフメイドB「その髪飾りは里で拾ったんですよね?」

エルフ「はいなのです」

もっとも見付けたのは3日ほど前と
付け足しておきます


エルフメイドB「…開きっぱなしの扉に、里に落ちてた髪飾り…」


エルフ「何か分かったのですか?」


エルフメイドB「いえ全く。 …ですけど、考えたくありませんがこの家の方に何かしらあったことは間違いはなさそうですね」

拾ったのは3日前なら

今日で3日目になります

もしかして、3日間ずっと
鍵は開いたままだった…?


エルフメイドB「…あまりにも分からない所が多いです」


エルフメイドB「里の方で話を聞いてみるのはいかがですか?」


エルフ「それはもうしたのです。
…けど知らないとか、見たかもしれないとか、曖昧で」


エルフメイドB「…変な話ですね
髪飾りが落ちていたなら、里に訪れたのは確かなはず」

エルフ「聞いた人達は
偶然見掛けなかったのかも…?」


エルフメイドB「そんな偶然って
あるんですかね…」


持ち主さんは不在で
けれど、どこにいるのかは
皆目見当が付きません

もしも、何か大きな事に巻き込まれたならと考えると…心配でなのです





【行方不明?】が追加されました

>>291
a もう一度部屋を見て回る
b 物色する
c 持ち主の家をでる 行き先指定(>>276参照)

b

荒らされていない
棚や机の中をひとつずつ調べます


エルフメイドB「…お嬢様?」

エルフ「泥棒さんじゃないのですよ?」

そんな目で見ないでほしいのです


エルフ「持ち主さんのことが
分かるようなものがないか、見てるのです」


エルフメイドB「も、勿論分かってますって。ただ端から見たらそういう風にしか見えませんので」


確かに少し強引なのは
自分でも分かってはいます

エルフ「んっ」

引き出しのを開けると
一枚の紙がふわりと飛び床に落ちます
それを拾って中身を見ます

紙は殴り書きで
おおざっぱに線を囲っており

内側に×の印が書かれています

まるで、宝の地図です


エルフ「……え?」


×の印の横の文字に目が止まりました
詳しい場所の名前が書かれています


エルフ「お家なのです」

自分の住んでいる里と
お家を間違えるはずないのです


おおざっぱな地図も
ざっくりと見ると里に似ています

エルフメイドB「え? どれどれ…、…。
確かに似てます、それに地名が何よりの証明ですね」


エルフメイドB「このバッテン、お嬢様の家の中に書かれてますが、何かあるのでしょうか?」


エルフ「…分からないのです」


お父さんもお母さんも
何も言ってなかったのです

エルフメイドB「私も、何かあったような事は聞いてないですね」

エルフメイドB「というより詳しい事はあっち任せですし」

あっち、とは
厳しい方のメイドさんのこと
を言ってるのです

あの人なら何か知ってるのかな?


エルフ「…気が重いのです」


エルフメイドB「お嬢様はまだ良いですよ。私仕事中は四六時中一緒なんですよ?」

メイドさんはじごうじとくだと思うのです



>>296

行き先指定 (>>276参照)

b

4日目 日中 所持金 40330G
露店
――――――――――――

街の入り口に
大きな露店があります

品物は武器から道具まで様々あります。
どれも安くてお買い得なのです


【とうひん】だって噂もあるらしいのです


露店主「さあさあ、いらっしゃい!
安いよ!」


店主さんは元気いっぱいに声を掛けてきます


>>298
a 話す 内容指定
b 行方不明?
c 品物を見る
d 店を出る

a バイトさせてくださいっ!

エルフ「バイトさせてくださいっ!」

ぺこっと頭を下げてお願いします
メイドさんと店主さんはいきなりのお願いに困惑しています


エルフメイドB「お、お嬢様?」


露店主「お嬢ちゃん、働きたいだって?
にしては侍女を連れてるし、随分と身なりは良さそうだが…」


露店主「これは遊びや気紛れでやれるもんじゃねえんだ、そんな中途半端な気持ちで言ったんならやめときな」


エルフ「…」

>>300
a 説得する 内容指定

b 諦める
1 品物を見る
2 行方不明?
3 店を後にする

1

安易な気持ちで言った気は
ありませんでしたが

それでも店主さんには迷惑だったのかもしれません。


エルフ「商品を見せてください」

露店主「ああ。お客様なら大歓迎だ!」


店主さんは嬉しそうに商品を広げます


エストック 重量2 物攻+5 700G
トンファー 重量4 物攻+22 3500G
仕込み傘 重量3 物攻+14 2500G

とんがり帽子 重量1 魔防+2 700G
魔法のマント 重量2 防護+2 魔防+2 1500G
防護の腕輪 重量1 防護+2 1000G

霊薬 10000G
高級ワイン 1000G
傷薬 50G

露店主「今売れるのはこんなもんだな
お店で売ってるやつより安いことは保証するぞ」


エルフメイドB「…確かに安いですね。物によっては半額以下だったりしますし」

…基準が里だけなので
私には高く見えるのです

>>303
a 品物を買う 指定
b 行方不明?
c 店を後にする

仕込み傘1 魔法マント1防護腕輪1 傷薬×7a

40330-5350=34980
残金 34980G


傷薬とマント、傘を買いました。
日傘と思って持ち上げようとすると

エルフ「……!?、??」

予想以上に重くてびっくりしました。
両手で持ち上げるのがやっとです


露店主「そいつあ仕込み傘って武器なんだ、持つ所を引っ張ってみな」


言われた通り引っ張っると
片刃の剣が姿を見せます


エルフ「武器だったのです」

エルフメイドB「刃こぼれもありませんし、よく手入れされてますね
本当にこの値段で売って宜しいのですか?」


露店主「おう。一度決めた額なら変えねえ。その代わりこれ以上の値引きは勘弁だがな」


わははと店主さんは豪快に笑います。
この傘、私にはちょっと重たいのです


【仕込み傘】を入手しました
× 重量オーバーで現在装備付加

【魔法のマント】を入手しました
【防護の腕輪】を入手しました
【傷薬】を7つ入手しました

4日目 午後 所持金 34980G
人間の街
――――――――――――

街は広いのです
1日が過ぎたけど、まだまだ
行ってない所も沢山あります

1日で全部回ることは出来ないのです

>>307
a 大通り
1 武具屋へ
2 道具屋へ
3 酒場へ
4 教会へ

b 宿屋へ
c 何だか大声のする建物へ
d 狭い道へ
e 装備を変更する
f 話す 内容指定
g カジノへ
h 街の外へ

g

今日はここまで
次は29日頃になります

更新分>>288-307

現在の状態
エルフ next カジノへ

Lv2 健康
体力 25/25 精神 30/30 next 25

E 木の杖(物攻+1)
E ローブ

×仕込み傘 (重量3) 物攻+14
魔法のマント 防護+2 魔防+2
防護の腕輪 防護+2
バトルドレス 防護+10 魔力+2

傷薬×7 回復薬(良)×15

筋力 2
防護 1+1
魔力 4+3
魔防 3+2
運 2

4日目 午後 所持金 34980G
カジノ
――――――――――――

昨日の今日頃に

ちょうどカジノに来ていました


相変わらず音はうるさくて
耳がちょっと痛いくらいなのです

エルフメイドB「……」

メイドさんはここにくると生き生きとするのです

>>312
a 換金所へ
b 交換所へ
c 話す 内容指定
d カジノを出る

c 一緒にスロットしませんか?


エルフ「一緒にスロットしませんか?」

メイドさんの楽しみな表情につられて
私も楽しくなるのです。

エルフメイドB「宜しいのですかそれは勿論是非とも! 行きましょうお嬢様」


とても早口だったのです

話すことが煩わしいくらいにどんどん奥の方へと進みます

エルフメイドB「さあこちらへ」

エルフ「ま、待ってくださいなのです」

はぐれないようにメイドさんの後についていきます


置いてきぼりは嫌なのです



換金所へとやってきました。

メイドさんはもういつでも準備万端です

メダルがいっぱいなのです。


エルフ「そんなにいっぱいで良いんですか?」

エルフメイドB「私には幸運の女神がついていますから」


メイドさんには女神さまがついているみたいなのです

いいなあ

>>315
現在 34980G メダル1枚 100G
a メダルに変える 枚数指定
b 話す 内容指定(メダルは交換しない)
c 交換所へ

a メダル100枚

今回は>>315
100×100=10000G
34980-10000= 残金 24980G
―――

メダルを100枚交換しました。
この100枚は10000Gの価値なのです

決して安くはないけれど
こう見ると少なく見えます。
不思議なのです


エルフメイドB「さあ、どーんと稼ぎますよ!」


メイドさんははりきってスロット台に直進していきます


何故だか分からないけれど、上手くいきそうな気がしないのです



スロット台に到着しました。
メイドさんは隣の台に座ります


エルフ「当たりそうですか?」

エルフメイドB「はい。それは勿論! 運を連れて来ていますから!」

エルフ「…?」


よく分からないけど
自信はたっぷりなのです

>>319
現在100枚
a 自分も始める 枚数指定(最大3枚)
b 話す 内容指定
c メイドさんの台を見ている
d 交換所へ

a3枚

メダルを3枚を入れて
レバーを倒します

エルフ「……」

大きなな音楽と共に
くるくると絵柄が回り出します

…そういえば、昨日は7の文字が揃ったらメダルがいっぱいだったなあ。
他の絵柄でもいっぱい貰えるのかな?


>>321 判定
0 はずれ
1 小当たり 2枚
2 はずれ
3 小当たり ダブル 4枚
4 小当たり ダブル 4枚
5 当たり 15枚
6 当たり 15枚
7 レア当たり 30枚
8 はずれ
9 大当たり 500枚

えい!

8+2-6= 判定 4

エルフ「…」

鳥さんの絵柄を真ん中に止めます
続いて二番目も集中して止めようとします
エルフ「あ」

しかし、止まったのは別の絵柄
これではずれなのです


エルフ「む…」


三番目は半ばなげやりに押します。
次に期待しようと思っていると

ちゃりちゃりと、出口からメダルが出てきます

よく見ると

上と斜めの絵柄が揃っていました。


3枚ならそういう当たりもあるのです


>>324 現在101枚
a 続ける 枚数指定(最大3枚)
b 話す 内容指定
c メイドさんの台を見る
d 交換所へ

エルフ「…」

手が空いたので
メイドさんの台を見てみます。


エルフメイドB「……!」


エルフ「ほぇ…」


物凄い早さでボタンを止めています
けれど、一度も当たっていません。

エルフメイドB「大丈夫…挽回は出来ますから!」


とてもそうは思えないのです

エルフ「幸運の女神…」


多分、その女神さまはきっと悪魔さんなのです。

女神さまなら、はずれることはないのですよ

>>327
a 続ける 枚数指定(最大3枚)
b 話す 内容指定
c メイドさんの台を見続ける
d 交換所へ

c

エルフ「…」

それでもじっと見てます
当たってほしい

ううん、当たれ。

そんな思いを込めて、メイドさんの台を見つめます

エルフ「あ!」

エルフメイドB「…!」


台の絵柄が2つ揃います。
7じゃないけれど、あとひとつ揃えば
当たりなのです

エルフメイドB「…」

メイドさんは集中しています
ゆっくりと、次に流れる絵を予想します
そして…

エルフメイドB「そこだ!」

>>329 判定

5 当たり
9 ? それ以外 はずれ

んんっ

2+6=判定 8

エルフ「………」

エルフメイドB「………」


1枚差でずれてしまいました。
斜めも他の段も当たってはいません

メイドさんはがっくり肩を落としたように見えましたが、すぐに向き直ります


エルフメイドB「想定通りです」


そうなの?

>>332
a 続ける 枚数指定(最大3枚)
b 話す 内容指定
c 交換所へ
d 外へ出る

c

エルフ「メイドさん?」

エルフメイドB「…………」


もうスロットを回していました
凄い集中力なのです。

私の声にも気付きません


エルフ「あっちに行ってますよ?」


メイドさんは返事はしませんでした

お邪魔してもいけないので
それ以上何も言わず、ここを離れます




交換所へきました

やっぱり静かで落ち着きます。
耳が痛くなるので、こまめにここに来ないと



>>335
a 景品と交換する
b 話す 1 頬が紅潮した女獣人

    2 知り合いの男性
    3 頭を抱える青年
   4 常連の妖精さん

c 換金所へ
d カジノを出る

a

エルフ「景品を見せてください」

カウンターの店員さんに話し掛けて
商品を持ってきてもらいます

「お待たせしました。
本日の商品はこちらになります」


10枚 攻撃の薬(一時的に攻撃力上昇)
30枚 高級ワイン
100枚 拳?
500枚 湾刀?
2000枚 カード?
50000枚 限定の剣


>>337 現在101枚
a 景品と交換する 指定
b 話す 1 頬が紅潮した女獣人

    2 知り合いの男性
    3 頭を抱える青年
  4 常連の妖精さん

c 換金所へ
d カジノを出る
e メイドさんの所に戻る

d

エルフ「やっぱりいいのです」

広げられた商品を戻させます
101枚だと交換できるものも少ないのです


「またご利用ください」


エルフ「はいなのです」


…メイドさんはまだまだ熱中しています

当たりそうになると耳が縦に動いて
はずれて下に項垂れます


遠目から見ても分かるのです


エルフ「……」


流石にずっと待っているのは暇なのです

4日目 夕 所持金 24980G メダル 101枚
人間の街
――――――――――――

エルフ「んー…!」

外の空気を吸いに出ました
太陽は落ち始めて、街はオレンジ色に染まります
こんな長い間外に出たことってないなあ


>>340
a 大通り
1 武具屋へ
2 道具屋へ
3 酒場へ
4 教会へ

b 宿屋へ
c 何だか大声のする建物へ
d 狭い道へ
e 装備を変更する
f メイドさんの所に戻る

e

現在装備

武器 E 木の杖 物攻+1 魔力+3
服 E ローブ 防護+1 魔防+2
装飾1 -
装飾2 -

装備可能なもの
(装飾)魔法のマント 防護+2 魔防+2
(装飾)防護の腕輪 防護+2
(装飾)月の髪飾り ???
(服)バトルドレス 防護+10 魔力+2


>>342
装備を指定

武器 木の杖
(服)バトルドレス
あとまだ装備できるなら、重量オーバーになるまで
(装飾)魔法のマント

(装飾)防護の腕輪
の順番で。

エルフ「…と」

魔法使いさんの衣装から
着替えました

舞踏会やパーティーに着ていきそうなドレスなのです


やっぱり戦闘用とは思えないなあ。


でも、見た目よりは凄く動きやすいのです

メイドさんは似合うって言ってくれるかな?

今日はここまで
次は早ければ1日頃に

連続安価は2回まで、30分以内に無ければ取っていただいて構いません
次回からはこれでお願いします

更新分>>311-345

現在の状態
エルフ next -

Lv2 健康
体力 25/25 精神 30/30 next 25

E 木の杖 物攻+1 魔力+3 重量0
E バトルドレス 防護+10 魔防+2 重量2
E 防護の腕輪 防護+2 重量0


×仕込み傘(重量3)物攻+14
ローブ 防護+1 魔防+2 重量0
魔法のマント 防護+2 魔防+2 重量1
傷薬×7 回復薬(良)×15

筋力 2
防護 1+12
魔力 4+3
魔防 3+2
運 2

4日目 夕 所持金 24980G メダル 101枚
人間の街
――――――――――――

エルフ「よーしっ」

服装も変わって心機一転。
魔法使いさんからドレスになりました
この服装なら、どこから見ても大人のレディなのです

>>349
a 大通り
1 武具屋へ
2 道具屋へ
3 酒場へ
4 教会へ

b 宿屋へ
c 何だか大声のする建物へ
d 狭い道へ
e メイドさんの所に戻る

4日目 夕 所持金 24980G メダル 101枚
酒場
――――――――――――

扉を開くと陽気な歌や声
大きなコップ?を鳴らす音が聞こえます

冒険者や、お仕事帰りの人達が
いっぱい集まっています


「いらっしゃいませー!
空いている席へどうぞー!」


制服を着た女の人が両方の手にお盆を1つずつ持ち、その上にお酒を乗せて器用に運んでいます


匠の技なのです

エルフ「えと…」

空いている席はカウンター
それと、テーブルがすこし。

テーブルには先に座っている人がいます

>>952
a カウンター席へ
 1 注文をとる
 2 冒険者を雇う
 3 話す 内容指定

b 手前のテーブルへ
 (酔ってる男性が座っている)
c 奥のテーブルへ
 (やつれている男性が座っている)
d 最奥のテーブルへ
 (女の人が座っている)

最も奥の空いたテーブルに向かいます

そこには女の人が座っています。
不思議と、その人以外は誰も座っていません

私より身長は頭ひとつ分くらい大きいくらいなのです


「あら?」

エルフ「いっしょの席いいですか?」


あっちも気付いたみたいなので
先に断って言っておきます


「いいわよ、空いてるからね」


女の人はにこりと笑って促してくれました
良い人なのです

「…」

エルフ「…?」

席に座ると女の人はじっと私を見つめます
顔に何か付いてるのかな?


「…よく見付けたわね、気付けない筈なのだけれど」

エルフ「?
席が空いてるのは入り口からでも見えるのですよ?」


確かに目立ちにくい席なのです
けど、目を凝らす程でもないのです


>>355
a 注文をとる
b 話す 内容指定
c 行方不明について
d ぼーっとする

b 実は服さえ透けて見える魔眼を持ってるんですと嘘をついてみる

エルフ「ちょっと特技があって」

声のトーンを低くして話します。
けれど目は真っ直ぐ正面を捉えます


「へえ、気になるわね。 何かしら?」


女の人も視線は外さす真っ直ぐ見返します。

…笑顔だったけど、どことなく変なのです


エルフ「実は…」




エルフ「実は服さえ透けて見える魔眼を持ってるのですよ!」

「……」

エルフ「……」


勿論、嘘なのです。

ちょっとした冗談のつもりで言ったのです

「……」


「……くすっ」


少しの間私をじっと見た後
噴き出すように女の人は笑いだしました


「貴女、面白いわね。
なら…私の体は貴女の目にはどう映るのかしら?」

…冗談を返されたのです


>>358 何て答える

神秘的

エルフ「…神秘的なのです」


魔眼を持たない私は見たままの感想を伝えます

服装か、あるいは雰囲気が
普通とはどこか違っていて
でも嫌じゃない。そんな感じなのです


「…神秘的、ね」


けれど、その言葉を聞いていた人は
複雑そうな表情を浮かべています

でも、すぐにまた微笑みます

「私にしてみれば、貴女の方がよっぽど神秘的に映るわ」

エルフ「私が神秘的なのです?」

私は普通だと思うのです。
お外にはあまり出たことはないけど…


「そう。 …もしかしたら、本当に付いているのかしらね
魔眼のエルフさん?」


エルフ「あう…」


魔眼は持ってないのですよ


>>362
a 注文をとる
b 話す 内容指定
c 行方不明について
d 酒場を後にする 行き先指定
(>>348参照)

a

エルフ「すいませーん」


賑やかな中
声が届くように大きな声で呼びます


…お家だと行儀が悪いって怒られるけど、ここなら良いよね?


「はーいただいまー!」


あっちやこっちに忙しそうなのです
1人でよくあれだけ動けるなあ…


「お待たせしましたー!」


すぐに来てくれました
待ってないのです

「ご注文をどうぞー!」

紙を渡されます
そこには、料理の名前と軽い説明が書いてありました


エルフ「えと…」


焼き肉 350G (食べた日のみ筋力+2)
サラダ 200G (食べた日のみ防護+1)
米の炒めもの 300G (食べた日のみHP+20)
ミルク 50G (HP10回復)
安酒 150G (? お持ち帰り可)
葡萄酒 300G (? お持ち帰り可)
火酒 500G (?? お持ち帰り可)
高級酒 1500G (? お持ち帰り可)

>>365
a 注文する 上記から指定
b やっぱりやめる 行動指定(>>361参照)

↑レス30分オーバーしたのでとります焼き肉a

エルフ「これをお願いします」


書かれていた料理を頼みます。
制服の人は片手で注文を手早く書くと
ぺこりと一礼します

「はい。少々お待ちくださいませー!」


そう言うと素早く店の奥へと消えていきました


「肉…? 貴女はお肉を食べるの?」

エルフ「?」

すごく不思議そうな顔をされました

エルフ「ないのですよ?」


お家では、野菜が中心で。
お肉は生まれて初めて食べるのです

そういえば
せっかく外にいるのだから

美味しいものを食べて回るのも
楽しそうなのです。

メイドさんなら賛成してくれるかな?


「お肉は…そうね、貴女にとって
美味しく感じられるか分からないわ」

エルフ「…?」

「味覚の違いかしらね。
特にエルフは肉が駄目な人が多いの」


「油っぽい、とか。 動物臭いとか…ね」

エルフ「ふえ…」


なんだか微妙なチョイスをしてしまったらしいのです

「でも、貴女ならもしかしたら美味しく食べられるかもしれないわね」


エルフ「どうしてですか?」


そう聞いたら、なぜかくすくすと笑って
私を見つめて


「貴女が神秘的だから」



よくわからない事を言いました

24980-350= 24630G
――

「お待たせしましたー!」

テーブルにことんと
お皿が置かれます

お皿の上にはじゅうじゅうと
焼きたてのお肉が音を立てています


エルフ「これが…おにく」

「ごゆっくりどうぞー」

今まで嗅いだことのない匂いなのです

エルフ「…」

フォークを使って切り分けます
まずは一口なのです

エルフ「…はむ」

>>370
判定 運+秒(一桁)-左端のID
9 に近いほど好みの味

どうかな

2+7-7=2
判定 2 マズすぎる


エルフ「…………」

ひとくち。

ひとくち、で、手が止まりました


「あら」


エルフ「ん………んむ、………むん」


話の通りでした

口の中で独特な臭みと、脂が
強烈に襲ってきます


エルフ「んん…む……ん」


「貴女でも口には合わなかったようね」


エルフ「んむむ…」

水を渡してくれたので
押し込むように一気に飲み干します

エルフ「……ぷはっ!」


「どう? 初めてのお肉は」


エルフ「…好きにはなれない味なのです」

けれど、残すのは駄目なのです。
せっかくの料理なのです
どんなに美味しくなくても、残すのは作ってくれた人に失礼です


エルフ「はむっ………んん」




一時的に筋力が2上昇しました

-
-

好奇心は危ないものなのです。

お外に出て、またひとつ新しいことを学びました。


…しばらくお肉は見たくないのです

「ふふ。完食したのね、偉いわ」


エルフ「…むぅ」


頭を撫でられました。
好き嫌いはいけないのです
当たり前のことなのですよ

…でも、しばらくお肉は遠慮したいのです
>>374
a 話す 内容指定
b 行方不明について
c 酒場を後にする 行き先指定
(>>348参照)

b

ここまでです


更新分>>348-374

現在の状態
エルフ next 行方不明について

Lv2 健康
体力 25/25 精神 30/30 next 25

E 木の杖 物攻+1 魔力+3 重量0
E バトルドレス 防護+10 魔防+2 重量2
E 防護の腕輪 防護+2 重量0


×仕込み傘(重量3)物攻+14
ローブ 防護+1 魔防+2 重量0
魔法のマント 防護+2 魔防+2 重量1
傷薬×7 回復薬(良)×15

筋力 2(+2)
防護 1+12
魔力 4+3
魔防 3+2
運 2

エルフ「お話があるのです」

私は持ち物から髪飾りを取り出して
女の人に見せます

「これは?」


エルフ「この髪飾りを付けた人を捜しているのです。
住んでいる場所も分かったのですが、ずっと留守だったみたいなのです」


朝の出来事を思い出しながら
分かっていること、多分そうであることを一言ずつ伝えます


エルフ「えと、何か知りませんか?」

「…悪いけれど。
力にはなれそうにないわ」

返ってきた返事は
快いものではありませんでした


「髪飾りを付けた人は知らないけれど
その人は今は行方が分からない、という認識で合ってるかしら?」


エルフ「はいなのです」


頷くと、女の人は指を顎に当て
暫く考えると訝しげな顔付きになります


エルフ「?」


「何でもないわ 早めに見付けてあげないと、ね」

「この街は良い所よ。
だけど、相応に悪い所もある」


「光と闇のようなものよ
照らす場所があれば、暗くなる場所も出来る。 見方次第でどうとでも変わるわ」


エルフ「??」


「今は分からなくてもいいわ。
それを知るのは、貴女はまだ若すぎる」


エルフ「子供扱いしないでほしいのです」

「あら、それはごめんなさい」

…よく分からなかったけど
子供扱いはされたのは分かったのです

でも、撫でられるのは嫌じゃないので
特別に許すのですよ


「…そうね。
何か、手伝えそうな事があれば
いつでも言って頂戴」


エルフ「良いのですか?」


「力になれなかったお詫びよ。
多分、大体はここにいるからいつでも話して」


エルフ「ありがとうなのです!」



酒場で【手伝ってもらう】が追加されました

4日目 夜 所持金 24630G メダル 101枚
人間の街
――――――――――――

エルフ「わぁ…」

すでに真っ暗なのです。
お店やお家に明かりはぽつぽつ灯ってあって、それが何だか綺麗なのです

…でもそろそろ眠くなってきました

メイドさんはまだカジノなのかな?


>>381
a 教会へ
b 宿屋へ
c 何だか大声のする建物へ
d 狭い道へ
e 装備を変更する
f メイドさんの所に戻る

4日目 夜 所持金 24630G メダル 101枚
カジノ
――――――――――――

もう一度カジノに入り
辺りをよく見渡します。

お客さんがいっぱい増えてて
見付け辛いのです


エルフ「あ!」


いました。
メイドさんもきょろきょろと慌ただしく見渡しています


エルフメイドB「お嬢様!」


あっちも気付いて
走って近付いてきます

エルフメイドB「お嬢様、捜しましたよ! 今までどこに?」


エルフ「あう…」


メイドさんは怒っています
ちょっとの息抜きが大分経ってしまって
メイドさんが心配するのも当たり前なのです


>>384
a 正直に言う
b 誤魔化す 内容指定
c 話す 内容指定
d 黙っている

b繁華街で食べ歩きしながら回ってるとうっかり寄り道してたのです

エルフ「繁華街で食べ歩きしながら回ってるとうっかり寄り道してたのです」


とっさに私は誤魔化します
1人で酒場に行った事は伏せて、けれど
カジノから離れていたことは
しっかりと話します


エルフメイドB「…さっきから漂う香りはそのせいでしたか」


エルフ「に、匂ってますか?」

エルフメイドB「薄く、ですが。
本当に食べ歩いていたのですね」


お肉の強烈な味と風味で鼻が少し
効かなくなってるみたいなのです

エルフメイドB「…はあ。 なら、一言でも私に言っていただければ」


エルフ「メイドさん、とても熱中してたから」


エルフメイドB「う…ま、まあ私にも落ち度はありました…けど」

エルフ「…」

ふと、メイドさんの台が目に映ります

ここを離れる前に見たときは
いっぱいのメダルが置いてありました

けれど、今はメダルが一枚もありません


エルフ「どうでしたか?」

聞くと、メイドさんは肩を震わせ
静かに呟きます

エルフメイドB「聞かないでください」


つまりはそういうことで

【ぶすい】ということなのだと思いました

4日目 夜 所持金 24630G メダル 101枚
人間の街
――――――――――――

エルフ「…」

くんくん。
やっぱり鼻が効かないのです

あれから何度か嗅いでいるのですが
何も匂ってきません


エルフメイドB「大丈夫ですよ。強い匂いではありませんし
思い切り近付かなければ気になりませんよ」


エルフ「うー」


臭いのは嫌なのですよ

「おい、あいつだ!」
「まだガキだろ? 本当に持ってるのか?」

「俺見たぜ、前にあいつが大当たりする所をな」


歩いていると、男の人が三人
何やら話し込みながら近付いてきます

「よ~お。お嬢ちゃん、カジノで当たったんだって? さぞかし儲けたんだろうなあ」


エルフメイドB「…何ですか、あなた方は」


メイドさんは私を守るように前に立ち塞がります


「おっと、せっかくの大金でも使い方が分からなければ持ち腐れってもんだ」


男の人はにこにこと笑って言います
けれどあの男の人の笑顔は…何故だか例え様のない気持ちの悪さを感じます

エルフメイドB「はあ。…つまり、お三方は所謂カツアゲしにきたと?」


「人聞きが悪いな。 有効活用って言うもんだぜ」


エルフメイドB「人の金を奪うことに何の躊躇いはないんですね?」


「優しく言ってる内に渡せな。 痛い目を見たくはねぇだろ?」


空気がどんどん悪くなっていくのは
一目瞭然でした
いつの間にか、残りの二人は後ろに回り込んでて、逃げ道が無くなります


エルフメイドB「お嬢様。こいつらを引き付けます、その内にお逃げください」


>>390
a 話す 内容指定
b 留まる (戦闘には参加しない)
c 頷く
d 一緒に戦う

d

エルフ「…」

私はメイドさんの言葉を聞かず
杖を取り出します

エルフメイドB「お嬢様!」

メイドさんが叫びます

きっと、本当は逃げた方が一番良いかもしれないのです

けれど、私にはメイドさんを置いて
逃げることなんてできないから…それに


「大人しくしときゃ良かったものを…
お仕置きが必要だな! やっちまえ!」



お仕置きが必要なのは、この人達の方なのです

Lv2 健康
体力 25/25 精神 30/30
―――――――――――
敵A.B.C


エルフ「…」

エルフメイドB「全く…お嬢様、絶対に離れないでくださいね」

エルフメイドB「お嬢様の身にもしものことがあれば、私は」

エルフ「首が飛ぶのです?」


エルフメイドB「……まあ、物理的にでしょうね。南瓜を切り落とすような感じで」


ステータス >>375

>>393
a 通常攻撃(物理+筋力)対象指定
b 魔力攻撃 (必要精神 1 魔力で計算) 対象指定

c 道具の使用 指定
d 装備の変更 指定
e 防御(現在の防護+防護半分で待機)
f 会話 相手・内容指定

a.C

杖を強く握りしめ
相手の人に向けます

「はっはっは! そんな木の枝でどうしようってんだ」


聞こえるのは笑い声
けど、この人達の笑い声はあまり好きじゃありません


エルフ「…っ!」


笑っている隙に、私はこの杖を振るう


>>395
判定
(物攻+筋力)+運-左端ID=最終ダメージ
※物理+筋力分のダメージは減りません

てい

2+7-9=0
1+2+2=5

Cに5ダメージ


確かな手応えがありました。
杖は相手のお腹に当たり
振動が腕に伝わります


エルフ「……っ」


けれど、男の人は一切動きません
笑い続けています


「おいおいお嬢ちゃん、これは遊びじゃねえんだ!」


言い終わる前に、男の人の拳が
私に向かって襲い掛かりり―――

>>397
判定
防護+運-左端ID-(相手の威力)=最終ダメージ

※防護以下の数値にはなりません

ガード

(13)+4-7=10 (13)
13-??=(??)0

ダメージ0

エルフ「うっ!?」

拳が懐に潜り込みます
体が「く」の字に曲がり
私の体はいとも簡単に浮いてしまいます


エルフメイドB「お嬢様ぁ!!」


メイドさんの声が聞こえます
男の笑顔が見えます
勝ち誇った目をしています


エルフ「………ぃ」


体が浮いたと気付いたのは
拳が体を穿った後で…

今も私のお腹に突き刺さっています


けれど

「へっ、気を失ったか?
だから痛い目見るっつったんだ」


エルフメイドB「お前らぁ!!」

…メイドさんの声が聞こえます。
いつもと違って凄く怒っていて
言葉使いも荒いのです

配してくれて凄く嬉しいのです
けれど、そんなに怒ることはないのですよ

だって―――


エルフ「痛くないのです」

「は!?」


体は「く」の字のまま
私はその隙を生かすのです

>>401
a 通常攻撃(物理+筋力)対象指定
b 魔力攻撃 (必要精神 1 魔力で計算) 対象指定

c メイドさん式護身術 対象C固定

d メイドさんに任せる

途中ですがここまで


更新分>>376-401

現在の状態
エルフ next 戦闘中

Lv2 健康
体力 25/25 精神 30/30 next 25

E 木の杖 物攻+1 魔力+3 重量0
E バトルドレス 防護+10 魔防+2 重量2
E 防護の腕輪 防護+2 重量0


×仕込み傘(重量3)物攻+14
ローブ 防護+1 魔防+2 重量0
魔法のマント 防護+2 魔防+2 重量1
傷薬×7 回復薬(良)×15

筋力 2(+2)
防護 1+12
魔力 4+3
魔防 3+2
運 2

エルフ「…!」

私は男の手を両手で掴むと
飛び降りて、勢い任せに素早く後ろに回します


「おあ!? こいつ…!」


力じゃ多分勝てないから
焦っている今のうちなのです


>>405
判定
運+秒-左端ID
7 以上でCを拘束

>>406
判定
(筋力)+運+秒-左端ID ダメージ

そい

そい

2+4-0=6 失敗
(2+2)+5-8=1 (4)

Cに4ダメージ(累計9)


「このガキ!」


エルフ「ふわっ!?」


力任せに腕を振り払われ
私は尻餅を付きます

やっぱり力では勝てないのです
男の人達は、私達と距離をとります

エルフメイドB「お嬢様! ご無事ですか!?」

エルフ「…おしりが痛いのです」


でも泣きません

エルフメイドB「良かった…」

ぎゅっと
メイドさんは抱きしめてくれます
力は強く、ちょっと痛いくらいなのです


エルフメイドB「本当に…」

エルフ「あ…」


「なめやがって!」


それを遮るように、男の人達が声を荒げます。

その手には刃物が握られています

顔は紅潮して、今にも襲い掛かりそう

エルフメイドB「もう、冗談で済まされませんよ?」


「ああ!? てめぇこそ覚悟しやがれ!」

男の人達はもう冷静さはありません
言葉も聞こうともしません


エルフメイドB「そうですか。 なら、お嬢様を襲ったその汚い腕の一本は貰いますね」


静かに、メイドさんは呟きました



【三人が武器を装備しました】

Lv2 健康
体力 25/25 精神 30/30
―――――――――――
敵A.B.C(9)

「いいぞー!」
「やっちまえー!」
「ぅゎょぅι゙ょっょぃ」

いつの間にか
騒ぎを見物する人達が集まっています

エルフ「………」

どうして




誰も 止めようと思わないのかな


ステータス >>402
>>411
a 通常攻撃(物理+筋力)対象指定
b 魔力攻撃 (必要精神 1 魔力で計算) 対象指定
c 道具の使用 指定
d 装備の変更 指定
e 防御(現在の防護+防護半分で待機)
f 会話 相手・内容指定

a C

エルフ「…っ!」

もう一度、杖を構え
眼前の相手の懐に飛び込みます


「ああああ!!」


怒りに任せて相手も
持っているナイフを振り回します


>>413
判定 相手側ダメージ
(物攻撃+筋力)+運-左端ID


>>414
判定 被ダメージ
(防護)+運-左端ID-(相手威力)

えい!

30分たったので、えいえい

訂正
(物攻+筋力)+運+秒-左端ID
(防護)+運+秒-左端IDです

(1+2+2)+2+8-9=6 ダメージ6
(1+12)+2+9-9-(??)= 1

体力24/25

C (累15)

「ぉごあっ!?」

大振りになったところを狙い
見事に杖は大当たり。

男の人は小さく唸ります
さっきよりは効いたと思うのです

エルフ「…っ」

私も無傷ではありません
武器で体を掠って痛みます

まともに当たれば傷なんかじゃすまないのです


あの人達もそんな事は分かっているはずなのですよ

エルフメイドB「…」

メイドさんが飛び出し
凄まじい早さで距離を詰めます
息が掛かるほど近くまで追い詰めると一人の顔を


エルフメイドB「ふっ!」

「あがぺ!?」


躊躇なく蹴り飛ばしたのです

蹴られた人は遠くから見ていた人達の中心辺りまで吹き飛んで、頭から落ちました

「っの野郎が!!」

もう一人がメイドさんの背後から
頭から襲おうと腕を振りかぶります
手には、短剣が握られていました

エルフメイドB「…」

メイドさんは振り向かず
肘を曲げると一気に後方へ
鈍い音がすると、その人は握っていた武器を落とします

「お゙っ!?」

メイドさんはそれを素早く拾い上げて
男の人の首に、皮一枚のところに突き立てます


エルフメイドB「動いたら切ります」

「何なんだ…何なんだよお前ら!?」


最後に残った人が叫びながら話します


エルフメイドB「こっちの台詞なんですけどね」


突き立てた短剣は離さないまま
メイドさんは淡々と答えます


エルフメイドB「で、続けます? 個人的にはそちらの方が色々好都合ですが」


メイドさんは

とっても冷たい目をしていました

「お…覚えてやがれ!!」


男の人は走ってその場を去ろうとします

見物人も乱暴に掻き分けて奥の方へと


「おい! 待て!俺を置きざりにひ…!?」



…1人は
メイドさんに捕まったままなのです


>>421
a 追い掛ける
b 引き留める 内容指定
c 話す 内容指定
d 見送る

b ポケットから財布が落ちてたので拾ってあげましたよ~(冗談

エルフ「ポケットから財布が落ちてたので拾ってあげましたよ~」


冗談風に言うと
男の人慌ててこちらに振り向きます

私の手には金貨袋。勿論私ので
本当は拾ってはいないのです


「?…?…………!」


何度か袋を見て、男の人はポケットの中に手をいれるとやっと冗談だと気付きます

男の人の顔はまるで果実のように真っ赤になります

「お前らの顔覚えたからな!!」


吐き捨て、今度こそ逃げていきました。

エルフ「…へぅ」


力が抜けて、疲れがどっとやってきます


…初めて、喧嘩しました


見知らぬ誰かに


一歩でも間違えたら喧嘩では済まされなかった、戦い


エルフ「…………ぁ」


今になって


怖さがやってきて


震えが止まらなくなります

エルフメイドB「お嬢様」

エルフ「ひぅっ」

私の頭に手を置いてくれます
反射でびくっとしちゃったけど…


エルフメイドB「もう大丈夫。
…大丈夫ですから」


頭を撫でてくれます
メイドさんの手は暖かくて
怖さを少しずつ和らげてくれるのです


エルフ「ん…」


目を細めて、私は身を委ねます。
メイドさんは撫でくれるから

もう少し、このままで

-
-

それからしばらく
体の震えはどうにか止まったのです

エルフ「…」

エルフメイドB「で、どうしましょうコレ」


「あひぃ!?」

コレ、とは多分そこにいる男の人のことを指していると思います

武器は取り上げられて、もう戦う気はないようなのです


エルフメイドB「お嬢様に手を出した不埒者ですし、文字通り捨てて行ってもいいんですが」

エルフ「捕まえたのはメイドさんなのです」

エルフメイドB「相手は逃げましたから、もうコレに価値はありませんって」



…この人達の話になると
言葉が凄く悪くなるのです

「たす…助けてください」

エルフメイドB「あ゙?」


「ひひぃん!?」


あ、今ちょっと馬に似てた


「お、お願いします…何でもしますから…命だけは…!」


>>427
a 解放する
b 条件を出す 内容指定
C 話す 内容指定
d 行方不明について
E メイドさんに任せる

エルフ「あの…」

「お…お、おう。何だ?」


私は話し掛けると、男の人は
びくびくします

エルフ「この髪飾りをした人を捜しています。多分私と同い年なのです」


「髪飾りぃ? んな事だけじゃ分かん」


エルフメイドB「何も知らないと?」


「おわあ待ってくれ!!
思い出す! 全力で思い出すから待ってくれえ!! 」


エルフ「…おどすのは駄目なのですよ?」

エルフメイドB「私はただ聞いただけですよ?」


目が笑ってないのですよ

エルフ「…」

「ううむ…いや…あれは違うし…ひっ」


エルフメイドB「…」

俯きながら、時折メイドさんの方を向いてはびくっとして、また俯きます

「……あ、そういえば」

ふと何かを思い出したように
口ずさみます

エルフ「何か分かったのですか?」

「あ、いやあでも…」

エルフメイドB「話してください」

「はい!!」


男の人は促されて、ビシッと立つと
ぽつぽつと話し始めます

「あ、ああ…確か2、3日前に市場の方で
そんくらいのガキを見たような…」

エルフ「市場?」

「こことは違うとこにあるんだが…まあ、なんだ…裏の店ってことだ」


エルフ「うらのおみせ?」


「…まだお前には早いだろうな」


エルフ「むぅ」

子供扱いなのです


エルフメイドB「そこで見たと?」


「あ、ああ、ちらっとな。
ただお前の捜してる奴とは言い切れないからな」

「い、市場に行くには
通りにある狭い道を進め。
一本道だから、迷いはしないぞ」


エルフ「狭い道なのですね」


エルフメイドB「…なるほど…。
分かりました」


「な…なあ、もういいだろ。
話せることは教えたんだ」





>>432
a 解放する
b 条件を出す 内容指定
C 話す 内容指定
d メイドさんに任せる

b
さてメイドさんが鬼に変わる前にあなたを見逃す条件です
 これに懲りて二度と多勢になって弱者を脅すような真似はしないでくださいね 
悪いことすれば必ず自分にも返ってくるのです。

今日はここまで


更新分>>404-432

現在の状態
エルフ next 条件を出す

Lv2 健康
体力 24/25 精神 30/30 next 4

E 木の杖 物攻+1 魔力+3 重量0
E バトルドレス 防護+10 魔防+2 重量2
E 防護の腕輪 防護+2 重量0


×仕込み傘(重量3)物攻+14
ローブ 防護+1 魔防+2 重量0
魔法のマント 防護+2 魔防+2 重量1
傷薬×7 回復薬(良)×15

筋力 2(+2)
防護 1+12
魔力 4+3
魔防 3+2
運 2

私は男の人に向かって話します

エルフ「さてメイドさんが鬼に変わる前にあなたを見逃す条件なのです」


「あ、ああ! 何だ!」


男の人は表情が明るくなります


エルフ「これに懲りて二度と多勢になって弱者を脅すような真似はしないでくださいね 悪いことすれば必ず自分にも返ってくるのです」


「勿論だ!! もうお前達を襲わない! 約束する!」


頭がちぎれんばかりに思い切り首を縦に振って答えてくれました

「だが…お前達は弱者って言うほどじゃ…あ、いえ、何でもないです」

エルフメイドB「…」

言い掛けて止めました
強いのはメイドさんで、私は
強くはないのですよ


「な、なあ、もう行ってもいいんだよな?」

私は頷きました
元々、この人をどうこうしようとは
思ってはいません


エルフメイドB「お嬢様が決めた事ですので。その慈悲に感謝してくださいね」


二、三度頭を下げて
逃げるように走り去って行きました

エルフメイドB「お嬢様、行きましょう」
エルフ「どこにですか?」

エルフメイドB「宿へです。 夜も更けてきました、 さっきみたいな輩に絡まれるのはお嬢様には毒です」


エルフ「…分かったのです」


メイドさんの目付きが厳しくなります
さっきみたいに喧嘩するのは嫌だけど
今のメイドさんの顔を見ているのはもっと嫌なのです

4日目 夜 所持金 24630G メダル 101枚
街の宿屋
――――――――――――

狭い道。

そこにある【市場】に
髪飾りの持ち主さんがいるのです

エルフ「うーん…」

あの男の人は、私には早いって言ってたけど…


エルフ「…分からないのです」



>>439
a 気分転換に外へ
b メイドさんと話す 内容指定
c 宿をうろつく
d 勉強する 1 通常
2 師匠と修行
e 装備の変更 指定
f 寝る (次の日へ)

ここの宿屋は広いのです。

冒険者さんを沢山泊められるように
改築を何回かしたらしいのです

メイドさん調べですが。


泊まるスペースは二階に。
一階には食堂があるのです
お酒は出ません


エルフ「♪」


特に理由もなく
冒険心に任せて私は宿屋の中を歩きます

食堂に足を運んだときに
辺りの、賑やかな雰囲気が変わります

エルフ「?」


何故か、そこにいた沢山の人達が
一斉に私の方を向きます


エルフ「ぇぅ…」

>>442
a 堂々としている
b 話す 内容指定
c 逃げる
d 謝る

b 挨拶をした後、どうして私を一斉に私を見ているのか穏やかに聞く

挨拶は大切なのです

エルフ「こ、こんばんは」

沢山の人に見られて
緊張しながらだったけど
失礼のないように、お家で習った
挨拶をします


すると中からはおお、と感心する声が聞こえます


エルフ「あ…の、みなさん、なんで私を見ているのですか?
何か、私にご用事ですか?」


思っている疑問をそのまま聞き出します

「ばっかねー。
さっきのこともう忘れたの?」

沢山の人の中から高い声が聞こえると
小人が一人パタパタと羽根を羽ばたかせて私の前に出てきます


エルフ「妖精さん」

カジノで見掛けた妖精さんがいました
そこにある食べ物が好きで、カジノによく寄っているのです


妖精「うわ肉臭っ」

エルフ「…言わないで欲しいのです」


妖精さんは鼻を手で摘まむような動きをして、その後にまた私に言います


妖精「ここにいる人達、あの戦いを見てた人達よー。私も含めてだけど」

「絡まれてた時はひやひやしたが
強いんだなあんた! スカッとしたよ!」
「もう1人の方も体術がずば抜けているし、どこで習ったんだ?」

「その服は特注品か? いくら素手とはいえあの攻撃で無傷だなんてあり得ない…」

妖精さんが皮切りに
一斉に私の方に質問されます


エルフ「えと…」

妖精「あの辺、カジノ近くって特に治安悪いのよね~。お金を盗んだり、ひったくったりとかで」


妖精「で、今のあなたはそんな悪党を倒した正義のヒーローってわけ」

エルフ「…ヒーローなんかじゃないのです」

あの時は無我夢中で。
でも駄目なことだから
あんなことしちゃだめだから
止めただけなのです


妖精「ヒロインが良かった?」

エルフ「違うのです」


素直には喜べませんでした

戦ってる間、誰も、私達を止める人はいませんでした

止めるどころか…やれーとか、いいぞーとか

妖精「なんか嬉しくない?」

エルフ「…よく分からないのです」

妖精「褒められてるのに?」


エルフ「違うのです…でも違くないのです」

妖精「??」


もやもやする気持ちがあるのです
けれど、それが何なのかは結局分からないのです


>>448
a 妖精さんと話す 内容指定
b 見物人と話す 内容指定
c 戻って寝る

a私に対しては買い被りすぎですよ
あの時は先に師匠が身を挺してくれたお蔭で自分も立ち向かう自信ができただけですよ。

エルフ「私に対しては買い被りすぎですよ
あの時は先に師匠が身を挺してくれたお蔭で自分も立ち向かう自信ができただけですよ」


あのとき
もしも、私1人だけなら
怖くて何も出来なかったのです

妖精「師匠?」


エルフ「メイドさんなのです。
戦い方を教えてくれました」


妖精「メイド? 師匠なのにメイドなの?」

妖精さんは不思議そうに首を傾げてます


エルフ「はいなのです」

妖精「なんか面白い人だね」

エルフ「メイドさんですか?
確かに他のメイドさんみたく堅くもないし、話し易いのです」


妖精「いやあなた含めてよ
見てて退屈しないもん」

くすくすと妖精さんは笑います。
メイドさんはともかく、私は面白いのかな?


妖精「この街の楽しみって
食べ物だけだと思ってたから楽しみが増えて嬉しいわ~」


エルフ「? 良かったのです」

とりあえず妖精さんに楽しみが出来たみたいなのでなによりなのです

妖精「でも、これであなた
目を付けられたと思うわー。 悪ーい奴に」
エルフ「わるーいやつ?」

妖精「そう。 ああいうのって
必ずおっきな悪い親玉がいて、ほーふくとかするんじゃない?」


エルフ「襲わないって約束をしたのですよ」

妖精「悪い人って約束を守ると思う?」


エルフ「…」


すぐに頷くことは出来ませんでした。
妖精さんの言葉もごもっともなのです
あの場限りの嘘だって事も考えられるから…

妖精「まー、お師匠さんがいるなら
まず負けはないでしょ?」

メイドさんなら確かに無敵そうな気がするのです


エルフ「戦いたくはないのです」

面と向かって戦いに行きたくはないし
メイドさんも戦わせたくはないのです


妖精「まあ、戦えば戦うほどある意味有名にはなりそうだからね」


>>453

a もう少し話す 内容指定
b 部屋で休む

a 私たちが襲われて戦っている時、周りの人達は見て楽しんでいたのだけど、どうしてか知らないか聞いてみる?

エルフ「…私たちが襲われて戦っている時、周りの人達は見て楽しんでいたのです」
私は、あのときのことを思い出しながら
妖精さんに聞きます

妖精「ん?」

エルフ「どうして、なのですか?」

妖精さんはきょとんとして私を見ると
さも当たり前なように話します


妖精「この街の人ってわりとそうだよ?」

エルフ「…そう…なのですか?」


妖精「うん。 面倒は嫌いというか、自分さえ無事なら後はどうでもいいっていうか、他人事なの」


妖精「例え命が掛かってても」

妖精さんは淡々と話します

妖精「応援してたのは、実際にメイドさんの動きは綺麗だったからだよ」


妖精「でも手助けはしないし、どちらに何が起きても見て見ぬふりだったかもね?」


エルフ「…」



ショックでした

今まで以上に、里の生活とはかけ離れていたのです

ただ見ているだけ
助けもしないし、関係も持たないし、止めることもない



私の中で常識そのものを覆された気分なのです

妖精「私も森から出たときは驚いたもん」
エルフ「妖精さんはそれで良いんですか」
妖精「良いも何も、この街はそういうものなんだなーって。 もう慣れたし」



妖精「て大丈夫? 顔色悪いよ」


エルフ「…もう寝ます」


妖精「ふぅん…お大事に?」



今はただ眠りたなったのです

5日目 朝 所持金 24630G メダル 101枚
人間の街
――――――――――――

エルフ「…」

寝覚めは良くありませんでした
里の常識とは180度違う

他人には基本的に無関心な街


酒場で女の人が言っていた【悪いところ】ってこのことなのかな…

エルフメイドB「おはようございます、お嬢様」

エルフ「おはようなのです」


エルフメイドB「今日は少しお話が…
? どうかしましたか」


気が付けば、私はメイドさんに抱き付いていました

エルフ「…なんでもないのです」

腕はぎゅっとして離さないまま
メイドさんと話します

エルフメイドB「…そうですか」

メイドさんは頭を撫でてくれます
くすぐったいけど、暖かいのです


エルフ「………。 お話って何ですか?」

エルフメイドB「メイドAさんの報告で、5日後にご両親が帰宅するというお話を聞きました」


エルフ「お母さんが…?」

5日後、つまり10日目には帰ってくるのです。いや、それよりも…

エルフ「あっちのメイドさんも協力してたのですか?」

エルフメイドB「本当は私1人で行こうとしたら、あっけなく見付かってしまって」

メイドさんは苦笑いして
ことの顛末を話します

エルフメイドB「事情を話したら驚くほどすんなり通してくれたんですけどね」


エルフ「…意外なのです」


エルフメイドB「あの人厳しいけど優しいところもあるんですよ、多分、おそらく」

そこは絶対とは言い切って欲しかったのです

5日後は、帰ってくるらしいので
それまでには戻ってないと…

エルフメイドB「ただ、時間までは分かってはいないので帰宅は早めが良いでしょうね」


エルフ「分かったのです」


>>461
a 大通り
1 武具屋へ
2 道具屋へ
3 酒場へ
4 教会へ

b 何だか大声のする建物へ
C 市場へ
e 装備を変更する 指定
f メイドさんと話す 内容指定

b

今日はここまで

腹パンされて無傷な8歳


更新分>>435-461

現在の状態
エルフ next 大きな声のする建物へ

Lv2 健康
体力 25/25 精神 30/30 next 4

E 木の杖 物攻+1 魔力+3 重量0
E バトルドレス 防護+10 魔防+2 重量2
E 防護の腕輪 防護+2 重量0


×仕込み傘(重量3)物攻+14
ローブ 防護+1 魔防+2 重量0
魔法のマント 防護+2 魔防+2 重量1
傷薬×7 回復薬(良)×15

筋力 2
防護 1+12
魔力 4+3
魔防 3+2
運 2

5日目 朝 所持金 24630G メダル 101枚

――――――――――――
街を歩いていると
一際建物を見掛けました。
中からは歓声が聞こえます

エルフ「あれは?」

エルフメイドB「あちらは闘技場。 武を競い合う場所ですよ」


エルフ「とうぎじょう…」


里にはない施設なのです。


エルフメイドB「確かに里にはありませんね。 それに…純粋な戦いの場でもありませんし」


エルフ「?」

メイドさんの顔はどこか嫌そうでした

中に入ると
大勢の人がいました

中央の机に、メイドさんに付いていくように進みます

エルフメイドB「こちらが受付になります。 観戦は自由で、奥の階段を上がれば見られますよ」


メイドさんはそう言うと
真剣な眼差しになって私に言います


エルフメイドB「出来れば参加も、観戦もしないでくれませんか?」

エルフ「どうしてですか?」

エルフメイドB「ここは、所謂何でもありな所ですので。…お嬢様に見せたくない醜悪な光景を目の当たりにするかもしれません」

醜悪?
武を競い合うなら
多少の怪我はするかもしれないのです
見てて痛そうなのは嫌だなあ

「ようこそ。
闘技場をご利用ですか?」


考えていると、受付の人が
話し掛けてきます


エルフ「えと…」


>>467
a 話す 内容指定
b 参加する
c 観戦する
d 闘技場を後にする 行き先指定(>>460 参照)

c

エルフ「観戦したいのです」

好奇心に駆られたのです。
駄目と言われたら気になってしまいます

メイドさんは複雑そうな顔をしますが
諦めて分かりました、と言ってくれました

受付の人はにっこり笑います

「次の試合はもうすぐ始まります。
お急ぎください」


エルフメイドB「行きましょう、お嬢様」

メイドさんに促され
私は階段を上がっていきます

-
-

階段を上がった先は
吹き抜けになっていて
下の方を見渡せるようになっています

席は殆ど埋まっていて
残念ながら座れません

下にある北と南にある門の格子が開かれます

すると再び歓声が沸き上がります


『お待たせしました! 次の試合は挑戦者と旅の剣士との戦いだ!』


両方の門から一人ずつ出てきます


エルフメイドB「…良かった。 今日は普通だ」


メイドさんが小さな声で呟きました

-
-

試合が始まり
お互いの武器が衝突しあって
何度も打ち合います

一進一退。
誰が見ても良い勝負です


エルフ「……」

席からは怒号や歓声、悲鳴まで聞こえます


エルフ(…これ、知ってる)


雰囲気が

まるで昨日の悪い人たちを相手にしたときと、あまりにも空気が似ていました


あのときも街の人たちは観戦気分で
楽しんでいたの…?

-
-

暫くして、決着はつきました
挑戦者と呼ばれた人の武器が壊れ
その人は降参しました


なのに


観戦した人たちは
不満そうに、文句を言っています


エルフメイドB「…いかがでしたか、お嬢様」


エルフ「…」

答えに困る質問なのですよ

>>472
a 話す 内容指定
b 参加する
c もう少し見ている
d 闘技場を後にする 行き先指定(>>460参照)

c

エルフ「…もう少し見ています」

エルフメイドB「本気ですか?」


自分でも、何でそんな事を言ったのかは分かりません

でも…さっきの試合は見てて不快なものはひとつもなかったのです

エルフメイドB「…」

メイドさんは軽く溜め息を吐きます
少しわがままだったかな
反省なのです

話していると
再び歓声が上がります
もう、次の試合が始まるみたいです


『お待たせしました!
今回のメインイベントだ!!』


エルフ「?」

めいんいべんと?

闘技場は武を競う場所ってメイドさんは言ってました
何が起きるのかな?



エルフメイドB「…」


メイドさんは、さっきより顔が険しくなっていました

出場者の設定をします

性別は女性になります

>>476 種族(>>10参照)・年齢指定 8~20
>>477 性格などあれば

亜人で竜の角の生えてる人 年齢は16

同じ人が安価連続で取った場合下扱いなんだっけ?

一応性格 冷酷

格子が開かれ
両方から出場者が出てきます
一人は血の気が多そうな戦士さん

そして、もう一人は


竜娘「…」

エルフ「ふぇ?」


角の生えた
私より少し年上な女の子でした

戦士さんは重そうな鎧と盾などの装備を付けていて

逆に女の子の方は服以外何も身に付けていないのです


いくら何でも勝ち目なんてないのです

『挑戦者は巷で噂の腕利きの戦士! 対するは連勝中の竜娘!!
だが今回でその命運は尽きてしまい
むさ苦しい男のモノと成り果てるか、注目の一戦だ!』


「やかましい!」

戦士さんが叫びます。

確かに鎧の中は暑苦しそうですが、言ってはよくないのですよ


エルフ「モノ?」

エルフメイドB「……」


そういえば、あの女の子の首に
首輪が付けられています。


まるで、ペットみたいなのです




「しかしあんたのご主人様も酔狂だな。勝てばお前の事を好きにして良いとかな」

竜娘「…」

「まあおかげでオイシイ思いが出来るわけだが」

竜娘「…」

「早めに降参しろよ? そうすればすぐにこんな所より良い場所に連れてってやるからよ」


竜娘「…ねえ」


「なんだ? 命乞いなら――」


竜娘「うるさい」




二人が何か話をしています
でも、よく聞き取れないのです

エルフ「?」

戦士さんが離れます
何だか怒っているみたいなのです


『それでは試合開始です!
戦の女神はどちらに微笑むのか!!?』


エルフ「わっ」


戦いが始まります。
あまりにも大きな歓声につい耳を塞ぎます

エルフ「…え?」

試合は、凄いことになっていました

戦士さんの攻撃を全て見切っているかのように
避けて、いなして
隙ができたら素手で反撃をします


『これは鮮やかだ! 屈強な戦士の攻撃をまるで赤子をあやすかのように一撃一撃を落としていく!!』


圧倒的なのです


竜娘「…」


攻撃があまり効いていないことを悟ると
あえて前面に出て懐に潜り込みます

次の瞬間、戦士さんの盾を奪い
それを使って叩き伏せました


「俺のた…どわっ!!?」

盾の攻撃を受けた戦士さんが吹き飛んで
女の子が倒れた戦士さんの上に乗り

再び盾で殴り始めます


二回、三回、四回…


エルフメイドB「お嬢様!」

見ていたら、メイドさんが私の目を押さえました


エルフ「メイドさん?」

エルフメイドB「決着は付きました。もう、行きましょう」


声はまだ聞こえます。

変な音がして、歓声も徐々に無くなっていきます。


エルフ「真っ暗で何も見えないのですよ」

5日目 午後 所持金 24630G メダル 101枚
人間の街
――――――――――――

最後までは見せてくれませんでした

何が起きたかは分からなかったのですが
きっと、見てはいけないものだったんだなって思います

エルフメイドB「こういう施設もあるんですよ。 本来なら、ご案内はしたくは無かったのですけどね」


やっぱりわがままだったかも、なのです


>>486
a 大通り
1 武具屋へ
2 道具屋へ
3 酒場へ
4 教会へ

b 闘技場へ
C 市場へ
d カジノへ
e 装備を変更する 指定
f メイドさんと話す 内容指定

4

ザッザッザッ

5日目 午後 所持金 24630G メダル 101枚街の教会
――――――――

教会に来ました。

お祈りをしに来ている
人が結構います

里よりいっぱいなのです


エルフ「こんにちは!」

「ようこそ、当教会へ
あなた方は確か…」


「落とし物は届けられましたか?」


エルフ「まだなのです
けど、お家は分かったのですよ」

「もし、お会いしましたら
一言私の方にお話ください」


エルフ「分かったのです」


やっぱり、急に来なくなると
心配になるのですよ


>>491
a お祈りをする 1日1回
b お告げを聞く
c 話す 内容指定

c 闘技場で行われてることについて知っているか
  知っているならどう思うか

エルフ「そういえば、とうぎじょうという場所に行ったのですよ」


「闘技場ですか?
あの場所は街の有名な観光場所ですよ」

街の有名な場所だったのです
…そういえば街の観光場所って知らないのです


エルフ「行ったことがあるのですか?」


「いえ、私は残念ながら。
教会を疎かには出来ませんので」


ちょっぴり残念そうに呟きます


「行かれたのですね。
いかがでしたか? 闘技場は」

エルフ「声が大きかったのです!
あとばばーん!とか、しゅばー!とか
重たい武器とかぶつかって凄かったのです!」

あのときにみた記憶を
身振り手振りでお話します

「それはそれは。満足なされたようですね」


エルフ「ムキムキな人とか、鎧の人とか、首輪を付けた人とかいたのです!」


「…首輪?」


私の一言に
動きが止まりました
表情も少し堅くなっています

エルフ「?」


エルフメイドB「参加者の方に1人いまして、あの形は恐らく………」

メイドさんが話します
けれど最後は聞き取れない声で
あちらの耳元で話しました

仲間外れみたいで嫌なのです

「……なんということだ」

突然悲しそうに呟きます

エルフ「どうかしたのですか?」


「……いえ、なんでもありません
…天罰に見舞われるでしょう。 今すぐ止めるべきです」


エルフメイドB「もっとも、口で言って聞くような奴ならそういう事はしませんよ」


「いくら知らなかったとはいえ
そのような行いをする場所を…観光地などと…」


良くわからないけれど
空気が悪くなっているのは確かなのです

…けんか、なのですか?


>>495
a お祈りをする 1日1回
b お告げを聞く
c 話す 内容指定
d 教会を出る 場所指定(>>485参照)

d→a

エルフ「えっと…お邪魔しました、なのです」


この暗い雰囲気から離れたくて
つい逃げ出すように話します

エルフメイドB「…失礼します」


「ええ、それでは…
と、すみません。ひとつだけ宜しいですか?」


エルフ「はい?」


「もう、闘技場へ足を運ぶのはやめた方が宜しいでしょう」


エルフ「……??」


さっきと反応が全く逆だったのです

5日目 午後 所持金 24630G メダル 101枚大通り
――――――――

エルフ「はうっ」

「おっとごめんよ」

賑やかなのです

行き来する人たちで大通りは
まるでお祭りみたいに人が集まっています
この時間がいっぱい人がいる
時間なのです

エルフメイドB「お嬢様、離れませんように」


エルフ「努力しま…わぷっ」

もう何度ぶつかったか分かりません


>>498
a 時間をつぶす
b 話す 内容指定
c 移動する (>>485内の1~3)

同レス内に判定
運+秒(一桁)-左端ID
4 以下ではぐれる

2

5日目 午後 所持金 24630G メダル 101枚道具屋
――――――――
判定 6

「いらっしゃいませー」

人にぶつかり、押されながらも
どうにか道具屋に辿り着けました。


エルフメイドB「お嬢様。お具合の方は…」


エルフ「大丈夫なのです」


でも、今すぐここを出ようとは思わないのですよ


>>500
a 買い物
b 話す 内容指定
c 店内を見て回る

c

お店には色々なものが置いてあります

お薬から日曜雑貨、様々なのです
里より品揃えがいっぱいなのです


エルフメイドB「何かご入り用でしょうか」


エルフ「見た後に決めるのです」



商品がいっぱいあって見てて
飽きないのです

「そこの人、まさか里の…」

じっくりと見ていると
男の人が私に話し掛けました


エルフ「? ……あ!」

見覚えがありました。
お家を出た最初の日、里でその人に会いました


エルフ「冒険者さんなのです!」


冒険者「久しぶりだな、外出は許可してもらえたんだな」


エルフ「もらえてないのです」


冒険者「え?」


エルフ「おしのびなのです」

エルフメイドB「あの節はどうも
ご迷惑をお掛けしました」


メイドさんが深々と頭を下げます
…私もあのときは逃げたりして悪かったのですよ


冒険者「よしてくれ、別に迷惑だなんて思ってないから」



>>504

a 話す 内容指定
b 買い物
c 店を出る 行き先指定(>>485参照)

a 一緒に買い物に付き合ってほしい

らしいです

エルフ「一緒にお買い物に付き合ってください。なのです」


冒険者「ん? 急にどうしたんだ」


エルフ「何がお得なのか知ってそうなのです」


エルフメイドB「お嬢様私もそういうのは詳しい方で」


エルフ「実際に旅をしてる冒険者さんの方が物に詳しそうなのです」


エルフメイドB「あ、はい…」

エルフメイドB「…確かに、専門の方の知識があると頼もしいですね」


メイドさんはちょっとしょんぼりします
けど、いつもの顔に戻ります


冒険者「俺は商人じゃないけどな
…まあ、構わないが俺で良いのか?」


エルフ「よろしくお願いします」


冒険者さんがお買い物に付き合ってくれるのです

メイドさん以外の誰かとお買い物って、したことがないかも

楽しみだな

>>515
A 買い物する
B 移動する(↓参照)

a 大通り
1 武具屋へ
2 道具屋へ
3 酒場へ
4 教会へ

b 闘技場へ
C 市場へ
d カジノへ
e 装備を変更する 指定
f 誰かと話す 人物・内容指定

d

まずはここでお買い物なのです

エルフメイドB「よろしくお願いします。 冒険者様」


冒険者「敬語はいらないよ
高い身分でもないし」


エルフメイドB「そう、じゃよろしく~」


冒険者「…自分で言っといて何だがあっさりすぎやしないか?」


エルフメイドB「敬語って結構疲れるの」

エルフ「私にも敬語はいらないのですよ?」


エルフメイドB「そうしたいのは山々なんですけどね、後がめっちゃ恐いですし」

冒険者「基本的にあって困るようなもんは無いぞ」

冒険者さんはてきぱきと
色々なものをとっては見せてきます。
手慣れているのです


エルフ「かさばりそうなのです」


冒険者「…全部買うつもりなのか?」


エルフ「?」


エルフメイドB「お嬢様がそう望めば」


冒険者「なんというか…本当に良いとこ育ちなのな」


エルフ「??」


エルフメイドB「お嬢様は純粋ということですよ」


商品が追加されました

【☆追加分】


回復薬 体力+10 100G
回復薬(強) 体力+25 300G
☆回復薬(特強) 体力+40 500G

精神回復薬 精神+10 200G
精神回復薬(強) 精神+20 500G
☆精神回復薬(特強) 精神+30 800G

治療薬 異常回復(効かないものあり) 1000G

☆煙玉 確実に逃げれる(特定の場合不可) 300G

火炎弾 10ダメージ(判定あり) 200G
☆毒弾 5ダメージ(判定あり) 200G


所持金 24630G
>>520
a 購入 指定
b 移動(>>514参照)

a
回復薬 体力+10 100G                 10個
精神回復薬 精神+10 200G              10個
治療薬 異常回復(効かないものあり) 1000G    5個
☆煙玉 確実に逃げれる(特定の場合不可) 300G 5個
火炎弾 10ダメージ(判定あり) 200G         10個
☆毒弾 5ダメージ(判定あり) 200G          10個

ちょっと買いすぎかな?
買いすぎでしたら半分ぐらいで

24630-13500= 11130

所持金 11130G


現在携行品
(傷薬の名前を回復薬に変えます)

回復薬×17 体力+10
回復薬(良)×15 体力+15
精神回復薬×10 精神+10
治療薬×5 異常治療
煙玉×5 逃走の確実化
火炎弾×10 10ダメージ+
毒弾×10 5ダメージ+

エルフ「これと、これも…あとこれも」


冒険者「おお随分と思いきったな
だが、これは二人に必要なものか?」


冒険者さんは煙玉や火炎弾を指して言います

エルフメイドB「最低限必要だよ、 前に襲われたし」


冒険者「襲われただって!?」


エルフメイドB「単なるゴロツキにね
追い払ったけど」


エルフ「メイドさんは追い払う気は無かったのですよ」


あのときのメイドさんの目は怖かったのです

冒険者「体は平気か?
怪我とかはしてないか」


エルフ「手加減してくれたのです
全然痛くなかったのですよ」


冒険者「手加減…?」


エルフメイドB「そうですね
きっと優しいゴロツキだったのでしょう

お嬢様のお言葉を親身になって聞いてくれましたし」


冒険者「ゴロツキに優しいも何も…まあいいか、無事なら」

5日目 夜 所持金 11130G メダル 101枚
人間の街
――――――――――――

すっかり暗くなりました
冒険者さんがいたおかげで
良いものがいっぱい買えたのです


エルフ「ありがとうなのです」

冒険者「このくらいお安いご用だ
それより暗いが時間は良いのか?」


エルフメイドB「もとより両親様は知らないだろうし、今は仕事で遠くに行ってるから大丈夫」


冒険者「バレたら恐ろしいなそれ、親って里で見たあいつだろ」


エルフメイドB「バ…バレなきゃいいのよ」


>>525
a 話す 内容指定
b 宿へ向かう (冒険者と別れます)
c もう少し付き合ってもらう
(>>514参照)

a
冒険者さんは童貞ですか?

冒険者「じゃあ、俺はここで」

冒険者さんは
立ち去ろうとします。

エルフ「待ってください」


冒険者「まだ何かあるのか?」


エルフ「聞きたいことがあります」


冒険者「おう、何だ」







エルフ「冒険者さんはどーてーですか?」

時間が止まったのかと思いました。

冒険者さんとメイドさんは
目を開けたまま立ち尽くしてます

エルフ「冒険者さん?」


冒険者「あ……ああ、ちょっと耳がおかしかったみたいだ。 何だって?」


エルフ「童貞ですか?」


冒険者「ちょっ!?」

エルフメイドB「お嬢様ああ!?」


エルフ「童貞なのですか?」


冒険者「なに然り気無く認定してんだよ!?」

エルフ「里の人が言ってました。
男はみーんな[どーてー]だって」


エルフメイドB「お嬢様に悪影響が…。
その方とは一度おはなし、しないといけなくなりましたね」

冒険者「里にもえらく、品がないエルフもいたんだ」


エルフ「品がないのですか?」


冒険者「そういうのはあまり人前で聞いちゃ駄目だ。 親に教わらなかったか?」


エルフメイドB「人前じゃなくとも聞いちゃ駄目です。 教育面諸々私達任せでしたし、これは私の責任っす」


メイドさんががっくりと肩を落とします
どーてーは、人前で聞いてはいけないらしいのです

エルフ「それで冒険者さんはどー」

冒険者「ちがうから!!」

エルフ「違うのですか」


近くにいるのにとても大きな声で
答えてくれました

叫ばなくても聞こえているのですよ


エルフ「ところで冒険者さん」

冒険者「今度は何だ!?」


エルフ「どーてーって何ですか?」


冒険者「」


エルフメイドB「お、お嬢様…意味を分からずに聞いたのですか?」

エルフ「だから聞いてるのですよ」


エルフメイドB「それは助かったような、いやそうでもないですね」

エルフ「冒険者さん、教えてください」

冒険者「………なあ、教えた方が良いのか?」


エルフメイドB「バカですかあんた!
いたいけな8歳の子供にナニ教えようとしてんだ!?」


冒険者「は、8歳!? まさか見た目通りの年齢だったのかよ!」


エルフ「子供じゃないのです。 立派なおとなのレディなのですよ」


冒険者「おとなだと…!?」


エルフメイドB「そこ反応すんな!
お嬢様もこんがらがるので
少し黙っててください!!」

5日目 夜 所持金 11130G メダル 101枚
宿屋
――――――――――――

エルフ「…」

あれから、冒険者さんとはすぐに別れました。

冒険者さんは逃げるように。
私は宿屋まで引っ張られました。


エルフ「…」


意味は教えてはもらえませんでした。


エルフ「もう聞かないのですよ?」

エルフメイドB「いつお嬢様がうっかり口を滑らせるか分かりませんので」


せめて宿屋では別々にいたいのです

>>533
a 気分転換に外へ
b メイドさんと話す 内容指定
c 宿をうろつく
d 勉強する
1 通常
2 師匠と修行
e 装備の変更 指定
f 寝る (次の日へ)

2

エルフメイドB「さあ、初めましょうか」

エルフ「はい」




エルフメイドB「今日はこのくらいにしましょう」

エルフ「ヘトヘトなのです」

今日も動きが早くなった途端に一度も上手くいかなくなりました

レベルが上がりました
Lv2→3
体力 25→30 精神 30→36

筋力 2→3
防護 1
魔力 4
魔防 3→4
運 2→3

3ポイント振り分けられます

体力は3上昇します
精神は5上昇します

少し修正


Lv2→3
体力 25→28 精神 30→35

筋力 3→5
防護 1→2
魔力 4
魔防 3→4
運 2→3

Lv3 健康
体力 28/28 精神 35/35 next 55

E 木の杖 物攻+1 魔力+3 重量0
E バトルドレス 防護+10 魔防+2 重量2
E 防護の腕輪 防護+2 重量0


仕込み傘(重量3)物攻+14
ローブ 防護+1 魔防+2 重量0
魔法のマント 防護+2 魔防+2 重量1

回復薬×17 体力+10
回復薬(良)×15 体力+15
精神回復薬×10 精神+10
治療薬×5 異常治療
煙玉×5 逃走の確実化
火炎弾×10 10ダメージ+
毒弾×10 5ダメージ+

6日目 朝 所持金 11130G メダル 101枚
宿屋
――――――――

エルフ「ん…ふぁ…んん…」

ちょっとだけ眠たいのです。
お家のベッドとは違くて、宿屋のベッドは硬かったけど

大分慣れたのですよ

エルフ「…10日目には、もどってくる」

遅くても9日目の夜には街を出ないと間に合いません

そのときは、眠らず歩くことになりそうなのです

>>542
a 大通り
1 武具屋へ
2 道具屋へ
3 酒場へ
4 教会へ

b 闘技場へ
C 市場へ
d カジノへ
e 装備を変更する 指定
f メイドさんと話す 内容指定
G 街の外へ

d

6日目 朝 所持金 11130G メダル 101枚
カジノ
――――――――

エルフ「とーちゃくっ」

カジノへと着きました。
夕方や夜に比べると人は少なくて
結構ガラガラなのです


エルフメイドB「朝イチにカジノに向かうなんて、よっぽどお気に召したみたいですね」

エルフ「音は大きいけど楽しいところなのです!」

エルフメイドB「母様が聞いたらなんて言うでしょうね?」


エルフ「…ぜったい言わないのです」


エルフメイドB「私も言いませんよ。…っていうか言えません」

お店はやっているのです。

カウンターの席は
夜ほど人はいないけど

それでもお酒を飲んでる人は
いるみたいです



エルフメイドB「さて、どうしますか?」

>>545
a 換金所へ
b 交換所へ
c 話す 内容指定
d カジノを出る 行き先指定

書き忘れ

e スロット台
f ポーカー台

安価直下

乗っ取られてなかったので


>>552 判定
運+秒(一桁)-右端からのIDひとつ

5以下で…

ほいさ

3+2-2= 3

眩しい光がチカチカして
耳が痛くなったのは初めだけなのです

今はもう慣れっこなのですよ

エルフ「だから今日は別々でやってみます」

エルフメイドB「本気ですか?」

エルフ「本気なのです」


1人で出来て大人だと思うのです


エルフメイドB「…分かりました。ですが、あまり離れないようにしてくださいね?」

エルフ「はいなのです」

エルフメイドB「それと、決して勝手に外に出ませんように」


エルフ「…はいなのです」


釘を刺されたのです

見慣れたスロットの台へと到着しました。
ここは前に大当たりの出た場所の近くなのです

残念ながら、その台は今は使われているのです


エルフ「よいしょっ」


スロットの椅子に座ります
ふっかふかで座り心地は抜群なのです


>>555
現在101枚
枚数指定(最大3枚)

3枚で、GO!

所持 98枚

ちゃりんちゃりんと
メダルを入れてレバーを引きます

サーカスや旅芸人が流すような軽快な音楽と共にくるくると絵が回り始めます

ぴかぴかと下にあるボタンが
まるで、押されるのを今か今かと待ち構えてるみたいです


エルフ「んぇ?」


他の台に座っている人達が
ちらちらとこちらを見ています

他の人と比べて頭が2つ、3つ分も小さな私は目立つみたいです

エルフ「とっ」

じっくり見てると
くるくると回る絵は規則正しく
あるていどなら次にどんな絵が来るか予想できます

けれどぴったり止めるのは難しいのですよ
それに


エルフ「う…」

酔いそうなのです


>>558 判定

運+秒(一桁)-左端のIDから数字2つ

0 はずれ
1 小当たり ダブル 4枚
2 はずれ
3 小当たり 2枚
4 小当たり ダブル 4枚
5 当たり 15枚
6 レア当たり 30枚
7 当たり 15枚
8 はずれ
9 大当たり 500枚

ほいほい

3+4-0=7 当たり




前と同じく「7」の数字を狙って絵を止めます
揃えば大当たりなのです


意識を集中して、絵を止め――

エルフ「あ」


止めた場所に7の数字はありませんでした
残念ながらもう大当たりは狙えないようです


エルフ「…」


ほんの少しだけ

メイドさんの気持ちがわかった気がします

大当たりを狙わなくとも
絵が合えば当たりなのです

たとえば
この果物に似た絵でも揃うと
メダルが出てくるのですよ


ひとつ目の絵に合わせてふたつ、みっつと合わせます

今度こそ狙い通りにぴったりと合いました

エルフ「わあ!」


音楽が鳴るとジャラジャラとメダルが出てきました


エルフ「いち…に…
……15枚なのです!」


3枚が5倍の15枚になったのですよ



所持数
98枚→113枚

エルフ「♪」

「や、やあ。お嬢さん」

エルフ「ん?」

メダルを集めていると
知らないおじさんが声を掛けてきました


「き、君さ。確かここで大当たりを出したみたいだね? 噂になってるよ」


エルフ「うわさですか?」


「そう、噂だよ。そりゃあもう
沢山の人に知られていてね」


おじさんは私が当てた
メダルをじっくりと見てます


「わ、悪い人に脅されるかもしれないんだ。だから、おじさんが預かってあげるよ?ね?」


エルフ「預かる?」

確かに悪い人には最近会ったのです
もしかしたら、また同じことが
起きるのかもしれないのです


「お嬢さんが持つには多すぎるだろう? お、おじさんに預けた方がお利口だよ?」

エルフ「…えと」



おじさん。顔が近いのですよ


>>563
a 預ける メダル全部
b 預ける 枚数指定
c 断る
d 話す 内容指定
e メイドさんの所へ 判定
(運+秒-左端ID数で3以上)

・メイドさんは離れた場所にいます
・荒事になると一定期間入店が禁止されます

dおじさんはロリコンだ!

お母さんやメイドさんからは
私のような小さな子が好きな人間がいるというお話を聞きました


その人達はお名前、通り名があるのです


エルフ「おじさんは…」

「なんだい?」


えっと確か…


エルフ「おじさんはロリコンだ!」


「!?!?」


出掛かった言葉がようやく出ました。

「ロリコン?」
「あちらの台からね」

ざわざわと少しずつ注目されます
おじさんはびっくりして慌ててます


慌てるということはとっても怪しいのです

エルフ「このおじさんはロリコンですよー!」


「ち、違う…!誤解だ!」


「いやどう見ても…」
「顔がくっつきそうな距離で言われても」

そう言われておじさんははっとして
転びながら勢いよく私から離れます


「おじさんは少しメダルを預かろうと…!」

おじさんは必死に見に来た人達にお話します。

エルフ「…」

ちょっと悪いことをしたかな?
でもロリコンはおとめのてきなのですよ



>>568
a 話す 内容指定
b メイドさんの所へ
c 交換所
d 換金所

・判定が無くなりました

b

この隙にメイドさんのところに行きます。

エルフメイドB「そこ!」

勢いよく止めました
見事に外れだったのです


エルフメイドB「oh…」


がっくりと項垂れます
顔を上げたところで私に気が付きました

エルフメイドB「ぬぁー……。
と、これはお嬢様。どうかしましたか?」

エルフ「むしろこっちが聞きたいのです」

だいぶ参った顔をしてました

エルフメイドB「あー…いつものことですから」


エルフ「いつもの?」


真っ白になることが?


エルフメイドB「運がほしいです。主に勝負運とか」



エルフ「ほぇ…」




>>571
a 話す 内容指定
b スロット台へ
c ポーカー台へ
d 交換所
e 換金所
F カジノを出る

c

メダル113➡93

エルフ「20枚なのです」

手持ちからお兄さんに
20枚のメダルを渡します
決して少ない数ではないのです

「畏まりました」

エルフ「ほぇ…」

お兄さんは手際良くカードをかき混ぜます
人が変わっても、カードが踊ってるように見えるのです

どうすればあんなに早くできるのかな?

「どうぞ」

エルフ「はいなのです」

カードが裏返しで渡されます。
めくるまでどんな絵になってるのか誰にも分かりません

緊張の瞬間、なのです

>>197

判定>>590

そい

(3+3)-3=3 判定 3

エルフ「あ!」

同じ絵柄のカードが三枚揃っていました。
スロットなら「あたり」なのです

エルフ「む」


そういえば前にメイドさんは絵が揃ってもあまり強くないって言ってたのです

エルフ「むむむ…」


>>592
a 勝負
b やり直し(残3回)
※bの場合>>592で判定を行います

b

エルフ「交換してもいいですか?」

ちょっと悩んだあと
カードを交換することにしました

ふたたびカードが混ぜられて
あっという間に新しいのが渡されます

「どうぞ」

エルフ「ありがとうなのです」

3+2=5 判定 5

エルフ「わあ」

カードを見ると
今度は数字はバラバラだったけど絵が全部一緒でした

たしか…絵は揃うと強いはずだったのです

>>595
a 勝負
b 交換する(残2回)

a

エルフ「これでいきます」

「畏まりました」


まだ返られることはできるけれど
今より強いカードが出るとも限らないのです

これで勝負、なのです


「私の手札はこちらになります」

店員 ツーペア

エルフ フラッシュ

「おめでとうございます、お客様の勝利です」


エルフ「わあ!」

エルフ「えへへ」


思いきって勝負して正解だったのです

20枚のメダルが
ふたつになったのです

「続けますか?」


続ければ20枚が今度はよっつに増えるのです!

…かてれば


>>598
a 続ける
b やめる メダル40枚入手
行き先指定(>>544>>541参照)

b
交換所へ移動
可能ならメイドさんと一緒に

エルフ「やめておきます」

「では、こちらを」

ほどほどが良いのです。
いっぱい貰えるかもしれないけれど、全部無くなるのは嫌なのです

エルフ「♪」


ちょっとだけ重くなったメダルは勝利の証なのですよ




メダル 93➡133枚

エルフ「あ!」

エルフメイドB「お嬢様、
此方にいらしたんですね」

メイドさんを探しにいこうとしてばったり会いました

エルフメイドB「そのメダルは…流石です」

エルフ「えへへ」


エルフ「…」


メイドさんのメダルは見当たりませんでした




そのまま交換所へきました。

ここは静かで落ち着くのです
交換じゃなくても足を運びたくなるのですよ


エルフメイドB「何かを交換するのですか?」

エルフ「考え中なのです」




>>602
a 景品と交換する
b 話す 1 慌ててる男性
   2 常連の妖精さん
c 移動(>>544 >>541)

a 景品と交換する

エルフ「景品を見せてください」

「承りました、少々お待ちを」


交換する景品は日替わりなのです
前はここでドレスと交換したのです。
今日はどんなものがあるのかな

「お待たせしました。
本日の商品はこちらになります」

エルフメイドB「今日は装備品が多いようですね」

10枚 防護の薬(一時的に防御上昇)
30枚 高級菓子詰め合わせ
100枚 短剣
500枚 武器付きの盾
2000枚 宝石
50000枚 限定の剣


>>604 現在113枚
a 景品と交換する 指定
b 話す

    1 慌ててる男性
    2 常連の妖精さん
c 移動(>>544 >>541)

bで1

エルフ「…」

エルフメイドB「お嬢様?」

景品を見ていると
その端で何やら慌ただしく
荷物を出したり戻したりしてる男の人が目にとまります

エルフ「あの」


気になって、その人に声をかけました

「ん、おお、俺か?」

エルフ「どうしてそんなに慌ててるのですか?」

「あ、いや、違うんだ待ってくれ…」


何が違うんだろう?

エルフメイドB「落ち着いてください。
待つも何も、お嬢様は貴方にただお声を掛けただけですよ」

「ほ、本当か?俺を兵士に付き出したりしないか?」

エルフメイドB「その言い方は、何か後ろめたいことがあるように聞こえますが」

「そんなことは無い!
いや、無くはない…わけでもない」

エルフメイドB「どっちなんですか…」


エルフ「何かあったのですか?」

「ああ…実は」

「ここで酒を頼んでたが
いざ、会計をしようとしたんだが、その…な」

一通り出された荷物の中には
お金は入っていませんでした

エルフメイドB「つまり無銭飲食と」

「待ってくれ!ここに来る前は確かに持っていたんだ」

エルフ「落としたのですか?」

エルフメイドB「もしくは何処かで盗まれた…?」


一大事なのです

エルフメイドB「ちなみに、どれほど飲まれましたか?」

「ああ…このぐらいだって、もしかして、払ってくれるのか?」

エルフメイドB「そんな虫の良い話があるとお思いですか」

「だよなぁ…」

エルフメイドB「…お嬢様次第ですね。残念ながら、今の私には誰かに渡せるほど余裕がありませんので…」

エルフ「…」


…とても悲しいのですよ


>>609
a 払う(1000G)
b 条件付きで払う(1000G、内容指定)
c 交換する(>>603)
d 移動(>>544 >>541)

※c dを選ぶと払いません

b 条件付きで払う(1000G、内容指定)
護衛or冒険に付き合ってもらう

エルフ「良いのですよ」

「ほ、本当か!」


お財布を無くした人を
放っておくことはできないのです

エルフ「でも、代わりにお願いがあるのです」

「何だ?俺にできることなら…金以外でなら」


エルフ「そんなことじゃないのです」

お金よりもずっと大切なことなのですよ

エルフ「お供さんになってほしいのです」

「お供…?」

エルフ「冒険者にはお供さんが必要だって、本で読んだことがあるのです」

「君が冒険者だって…そんな風には…いや、それよりお供なら酒場でも」

エルフ「ここもさかばなのですよ」

「ごもっともで」


エルフメイドB「お嬢様は外の世界…ひいては、冒険に憧れを持っておられまして」

エルフメイドB「申し訳ありませんが暫くの間付き合って頂いても宜しいですか?」

「あ、そういうことか
その遊びに付き合うよ」

エルフ「むむ」

遊びじゃないのですよ

>>613
種族を教えて下さい

a 人間
b エルフ
c 亜人(詳しく決めたい場合レス内に)
d 獣人


>>614
年齢
最高で30最低で8
(人間の場合最低は20歳になります)
人間以外は100歳以上可

dの獣人
詳細を決められるなら犬

人間なら14歳ぐらいの年齢

獣人「助かったよ」

エルフメイドB「先ほどお話を伺って参りましたが、それらしき物は届けられては無いそうです」

獣人「そうか…まあ
元々俺の不注意だったし、授業料って思っとくよ」

エルフ「探さないのですか?」

獣人「ん、万が一見付かっても中身が無事とは限らないしなぁ」


所持金11130G➡10130G

獣人「俺は何をすれば良いんだ?」

エルフ「お供さんは冒険者さんに付いて来るのですよ」

エルフ「冒険者さんは私なのです」フンス

獣人「分かった。付いて来れば良いんだな」

エルフ「はいなのです。
あ、リーダーは私なのですよ?」

獣人「ん。分かった
よろしく、リーダー」

エルフ「えへへ」

お供さんは犬さんの姿によく似たとっても優しい人なのです

もっと、仲良くなれるかな

エルフメイドB「…少し客足が伸びてきたようです」

辺りはここに来たときより
人数が増えていました
結構長い間、居たみたいです

ここにいるときは
時間を忘れがちなのです

獣人「夕方にはまだ早いけど、これからは更に増えると思うぞ」


今でも沢山の人がいて
メイドさんを探すのも
一苦労だったのです

これ以上増えたら
はぐれたとき大変なのですよ

>>619
a 景品と交換する(>>603)
b 話す (内容指定)
   1 メイドさん
   2 獣人
   3 常連の妖精さん
c 移動(>>544 >>541)

bの2
お供さんに拾った髪飾りを見せて髪飾りの匂いから落とし人探しが可能か確認する

エルフ「お供さんお供さん」

獣人「ん?」

エルフ「これを見てほしいのです」

自分の荷物から髪飾りを取り出してお供さんに見せると

お供さんは不思議そうに首を傾げます

エルフ「落とし物なのです
きっと、持ち主さんも困っていると思うのです」

エルフ「それで…匂いで追うことってできますか?」


何だか動物さんみたいな扱い方なので
ちょっと言い出し辛かったのです

獣人「あっはっは
それは俺の得意分野だ。任せてくれ」


エルフ「嫌じゃないのです?」


獣人「恩人の為ならこのくらいお安いご用だよ」

けれど、お供さんは
嫌な顔をひとつもせず
にっこり笑って引き受けてくれたのです


【匂いを辿る】が追加されました

>>622
a 景品と交換する(>>603)
b 話す (内容指定)
   1 メイドさん
   2 獣人
   3 常連の妖精さん
c 移動(>>544 >>541)
d 匂いを辿る(外へ移動)

d

エルフ「じゃ、じゃあお願いします、なのです!」

獣人「お供の初仕事だな
こりゃ張り切らないとな」

お供さんはくんくんと髪飾りの匂いを嗅いで鼻を鳴らします

悪いなって思うけど
その仕草はやっぱり犬さんみたいで可愛いのです

エルフメイドB「わかりましたか?」

獣人「ん…この匂いは、似たような匂いが外であった気がする」

エルフ「お外から?」

獣人「ああ。少なくとも
ここに同じ匂いはしないな」

エルフメイドB「では、一度ここを出ましょうか?」

エルフ「はいなのです」

6日目 午後
所持金 10130G メダル 133枚
――――――――

カジノから一回出たあと
お供さんはもういちど鼻を鳴らします

獣人「ん。思った通りだ
こっちから同じ匂いがする」

お供さんは匂いのした方向へ歩いて行きます

エルフメイドB「なんて言いますか、便利な体質ですね」

獣人「そうでもないかな
臭いものとか遠くからでも分かるからなぁ」

エルフ「くさいもの?」

獣人「例えるならあそこの家のカビの匂いがここからなら分かる」

エルフメイドB「oh…」

臭いのは嫌なのです
お肉とか

獣人「匂いはここからか…」

お供さんは
街にある狭い道を
見つめます

エルフ「ここ…」

前に、ゴロツキさんが
この道の先に【うらのおみせ】があるというお話をしていた道なのです

エルフメイドB「この道は…」

メイドさんも思い出したようなのです

獣人「なあ、この先のこと知ってるのか?」

エルフ「うらのおみせ?があるってお話を前に聞いたのです」

獣人「裏の店…か」

エルフメイドB「貴方はこの先に何があるのかご存知なんですか」

獣人「いや、俺も知らない…が」

獣人「この先…酷く臭いんだ。ゴミや動物の死骸を混ぜたような臭いがする」

エルフメイドB「それは…たまらないでしょうね」

獣人「けど、匂いは確かにこの先からだな…」

前にゴロツキさんが
子供をこの先で見たって
言っていました

やっぱり持ち主さんなのかな?

でも、そうだとお家をずっと開けてまでお店にいることになります

何だかヘンなのです

獣人「…先に2人いる」

エルフ「! 持ち主さんですか?」

獣人「いや、匂いが違う
それにこれは金属…武器…だな」

エルフメイドB「ゴロツキの類いですかね…また」

エルフ「あぅ」

メイドさんのお顔がまた怖くなってきてるのですよ

獣人「どうする?
こんな街中で武器を出してるなんてまともな気はしないが」

エルフメイドB「進むなら倒さないといけませんか」


メイドさんが物騒なのですよ



※奇襲を回避しました
>>629
a 交渉する(内容指定)
b 隠れて進む 判定あり
c 倒して進む
d 話す (内容指定)
   1 メイドさん
   2 お供さん
e 移動(>>544 >>541)

dの1
メイドさんなら通路を進む上で選択肢a~cの内どれにするか意見を聞く

エルフ「メイドさんは
どう行ったらいいと思いますか?」

エルフメイドB「私ですか?
…そうですね、いつでも動ける状態でまずは話を聞きますかね」

エルフ「へ?」

てっきり「ぶっとばします」と
言うのかと思っていました
意外なのですよ

エルフメイドB「もし相手が理性的な方なら洒落にならないかもしれないですね」

エルフメイドB「ってお嬢様、意外そうですね」

エルフ「意外なのです」

でも、確かに
何も話さずいきなり人をぶつのは
悪いことだと思います

>>631
a 交渉する(内容指定)
b 隠れて進む 判定あり
c 倒して進む
d 話す (内容指定)
   1 メイドさん
   2 お供さん
e 移動(>>544 >>541)

b

エルフ「隠れて進みます」

そのまま進むことはせず
ここはこっそり進むのですよ


獣人「ん、そうだな
先の二人が友好的だとも限らない」

エルフメイドB 「もし見付かった場合は…話をしてみます?」

獣人「話せる相手なら良いんだけどな」

エルフ「ダメなときは?」

エルフメイドB「相手方には少々お休みして頂きます」


見つからないようにしないと!

そーっと、そーっと
建物や壁に隠れながら
あっちからは見えないように
進みます

なんだか泥棒さんみたいな気分なのですよ

獣人「…今は、気付かれてはいないようだ」

このまま進めれば
みんなが見つからずにすむのです


「…いたか?」

「ああ、あいつらの事だろ?」


エルフ「?」

途中で話し声が聞こえました

「カジノで大勝した奴を狙ったのに返り討ちに遭うなんてな」

「相手は女子供って話だぜ」

「は?あんな威張り散らしてる癖にそんな弱い奴だったのかあいつら」

「いや?それが女がなんか無茶苦茶強ぇって話で、しかもガキに至っては鋼のように身体が硬いんだと」

「冗談だろ?」


どこかで聞いたことの
あるようなお話なのです

>>635
a 進む 判定 運+秒(一桁)-ID
b 耳を傾ける 判定 運+秒(一桁)-ID

5以上で見付からない

a
女は度胸!

3+9-6=6 成功

二人はお話に夢中で
気付かれることもなく
無事に通り抜けることができました

エルフ「ほぇ?」

その先は、さっきの狭い道とはうってかわって広い場所で

中心からちらほらと色んなお店が並んでいました

そこにあるひとつに目が留まります

エルフメイドB 「これは…」

獣人「裏の店、そういうこと…か」


どうして、人が檻の中に入ってるのかな

エルフメイドB「お嬢様
ここを離れましょう。
ここはお嬢様は知る必要の無い場所です」

エルフ「持ち主さんの匂いはここからって言ってたのです」

エルフメイドB「それは…」


ここまで来て戻るなんて
持ち主さんや手伝ってくれたお供さんにも悪いのですよ


エルフ「匂いはまだしますか?」

獣人「…ああ、する」

お供さんも何だかヘンなのです

>>638
a 匂いを追う
b 近くにある店へ
c 話す(内容指定)
1メイドさん
2お供さん

a

エルフ「持ち主さんはどこですか?」

お供さんも
ここに来てからあまり
浮かない顔なのです

獣人「あ、ああ
そこから…だ」

お供さんは
顔をその方向へ向けます
その先は、さっきぱっと目についた大きな檻でした

エルフ「あっちからなのです?」

エルフメイドB「お嬢様!」

善は急げ。なのですよ

大きな檻は
ひとつひとつ広くはないけど
動物さんや人が入っていて
ぼろぼろの服を着ています

その中で

私と同じくらいの身長の女の子を見つけました


エルフ「…この人、ですか?」

獣人「…そうだ」


>>641 判定
運+秒-ID-6

oh...せめて少しでも良い結果であれ

3+0-9-6=8(-12)
判定 8 軽度のケガ

女の子はあちこち擦りむいてたり、赤く腫れた痕がありました

横向きに倒れていて
眠っています

エルフ「どうして?」

どうして、こんなにひどいケガをしてるの?


獣人「これは…」

エルフメイドB「…」

なんで、お供さんもメイドさんも黙ってるのですか?

エルフ「ケガ…してるのです」

このままは…きっと痛いのですよ

「おや、困りますねぇ
うちの商品に勝手なことをされては」

横から、別の人の声がきこえました
そこにいたのは男の人で
檻に入っている人とは真逆で裕福そうな人でした

エルフ「誰ですか?」

「おやこれは失敬
私はここの商品を扱っている奴隷商でございます」

エルフ「どれいしょう?」

「ご存知ではないですか?
そちらにある物は全て私の商品でございます」

エルフ「しょう…ひん?」


ひと…なのですよ

エルフメイドB「今すぐその口を閉じて下さい、私達は貴方のような方に用はありません」

「それはできません
うちの商品に何かされるのは困りますからね」

獣人「髪飾りを返しに来た…。その相手が、そこにいる者なんだ」

「その根拠は?」

獣人「匂いだ。飾りの残った匂いがこの者と同じだった」

「お話になりませんね
そのような曖昧なものを信じろと?」

獣人「獣人の嗅覚を疑うのか?」

「そちらが嘘を吐いている可能性を鑑みただけですよ」

「ではそちらの商品をお売りしましょう」

どれいしょうさんが
そう言うと笑顔を向けて
話します

「買って頂ければ
後をどうしようが何も言わないことを約束しましょう」


その笑顔は…いやな気分がしました


>>646
a 女の子を買う【3000G】
b 交渉する 内容指定 判定あり
c 話す 内容指定
   1 メイドさん
   2 お供さん
   3 どれいしょうさん

c1 ひとのうりかいについて

エルフ「商品…なのですか」

「ええ。先程も言いました通り、この檻にいるものは私もめの商品でごさいます」

エルフ「ひと、なのですよ」

「はい。商品の中には動物や魔物の他に人間も扱っております」

「おや、大型をご所望ですか?申し訳ありません、そちらは生憎切らしておりまして」


エルフ「違うのです」


なんで、そんなに楽しそうなの?

エルフメイドB「こんな…こんなことをして…良心が痛まないのですか?」

「これは異なこと仰いますな」

「この檻に入れられた物は皆過去に罪を負った前科者や終身刑を受けた囚人
また、人に害を為す魔物です」


「嫌悪感はあれど、情の湧く余地がどこにありましょう」

獣人「あの子もそうだと言うのか」

「あれはつい先週ここへ売られた物でしてね、なんでもどこぞの豪邸に盗みに入ったんですよ」

女の子が…悪い人…?

獣人「その子を売った連中があんたを騙していることも考えられる」

「お言葉ですが、見ず知らずの方の意見を信じられるとお思いで?」

エルフ「…」

「随分とそれにご執心のようですが、もしかしてお友達ですか?」

エルフ「お…とも…だち?」

「そうですね。お客様は新規ということもありますので特別に割り引いてあげましょう」

ひとを売るのは悪いこと…?
でも…売られてるひとは…悪いひと…

…わからないのです

>>651
a 女の子を買う【2000G】
b 交渉する 内容指定 判定あり
c 話す 内容指定
   1 メイドさん
   2 お供さん
   3 どれいしょうさん

C3
女の子とお話しをしたいのです

エルフ「お話が…」

檻に入っている持ち主さん
は本当にそんな悪いひとなのか私にはわかりません

けど

エルフ「その子と…お話がしたいのです」

何も話さないで
誰かから聞いたお話だけで決めつけるのは
ぜったい違うのです

「話ですか?
…まあ、良いでしょう
しかし私も立ち会いしますが宜しいですか」

エルフ「たちあう?」

「話をすると見せ掛けて商品を逃がされては困りますから。
下手な同情心でやられたことが昔にありましてね」


どれいしょうさんは
あからさまに嫌なお顔で呟きました

「では、檻を開きます
拘束は外しませんので
お手数ですがお客様は檻の中へお越しください」

エルフ「わかりました」

どれいしょうさんは
慣れた手つきで檻の鍵を開けて、扉を開きました

「どうぞ」

獣人「このまま俺達が入って
扉が閉められれば晴れて仲間入りってことか?」

「何を仰有いますか
万が一そのような事をすれば
私の信用問題に関わります」

獣人「どうだかな」

「でしたらこちらでお待ちになられますか?」

獣人「そうさせて貰う
あんたが俺を信用しないように、俺もあんたを信用できない」

檻の中に入っていていた女の子
髪飾りの持ち主さん

私と同じくらいの背丈で
お年も私と同じくらいなのです、たぶん

エルフメイドB「酷いですね…」

近くに来るとさっき見た怪我が余計にはっきり見えて痛そうなのです

エルフ「…」

あまり強くしないように
体に障らないように
そっと身体を揺すって女の子を起こします

「…っ」

>>656
女の子の種族を教えて下さい

a 人間
b エルフ
c 亜人
d 獣人
e 魔族・魔物
(c、d、eで詳しく決めたい場合レス内に)

>>657
女の子の性格

e ドラゴン

生真面目、世間知らず、寂しがり屋、直情的、おバカ

全部はダメならこの中から1~3個で

「っ…」

エルフ「…?」

身体を揺すられた拍子に
その子の背中から下に
するりと何かが落ちました

エルフ「しっぽ…?」

それは、尻尾でした

犬さんや猫さんと違い
鰐さんのような長い尻尾が
その子から生えていたのです

「ドラゴンを見るのは初めてですか?」

エルフ「どらごん…?」

「えぇ、ドラゴンです。その種類は多様でございまして」


「巨大で強靭な肉体を持ち、翼を纏い、大空を舞う種族もいれば
このような人の姿に酷似した容姿を持つ種もいらっしゃるんですよ」

「ここ…、…いたっ!」

ドラゴンの女の子は
目を覚ますと
苦しそうに顔を歪めました

エルフ「目が覚めたのです」

「ひっ!?」

女の子は、私を見て
すぐさま飛び退きようとしました
けど、すぐ後ろは格子で背中が勢いよくぶつかります

「いっ…!」

エルフ「大丈夫ですか!」

「さ、さわらないで!」

エルフ「!」

「……………!!」

女の子はじっと、私を睨み付けてきました

はっきりと受け取れる
拒絶の気持ち
それは暗くとても恐ろしいものでした

>>661
話す 内容指定

髪飾りに見覚えがないかを、聞く

エルフ「里で、拾ったのです」

荷物の中から、髪飾りを取り出して見せます

エルフ「見覚えはありませんか?」

「…っ!か、かえして!」

叫びました
拘束がほどけなくて
何度も、格子に身体を打ちます

「かえしてよ!」

エルフ「返すのですよ」

「え…?」


エルフ「いいですか?」

一度どれいしょうさんを見ます
少しの間髪飾りを見つめたあと、どうぞと言ってくれました

エルフ「ちょっと待って下さい」

女の子は動けないので
私が髪飾りをかわりに付けてあげます

髪の毛も少しだけ痛んでて
土やホコリが付いていました


「な、なんで…?」

エルフ「メイドさんとお供さんと一緒に髪飾りの持ち主さんを探してたのですよ」

「…アイツらとは…違うの?」

エルフ「あいつら?」

「こんなところに、無理やり連れてきたニンゲン…」

「いきなり、叩かれて…蹴られたり…した…」

「何も…!
私は…何もわるいことなんてしてないのに!!」

途中から声が震えて
最後は吐き捨てるように
言い放ちました

獣人「…と、言っているが」

「囚人や特に魔物は自由を得る為なら平気でその場限りの嘘を付き、情に訴えようとするんです」


「嘘じゃない!
あんた達の方がよっぽど嘘つきじゃない!」

「何も盗んでない…!
なのに…なのに…」

女の子は目にいっぱい涙を浮かべてどれいしょうさんを睨みます

「もう宜しいでしょうか?」

どれいしょうさんが尋ねてきます

エルフメイドB「その子が本当に盗みを働いていないのか私に判断は付きません。
ですが…」

このままその子がここにいれば、いつかは…

【月の髪飾りを返却しました】
>>666
a 女の子を買う【2000G】
b 交渉する 内容指定 判定あり
c もう少しだけ話す 内容指定
d 話す 内容指定
   1 メイドさん
   2 お供さん
e ここを後にする

a

エルフ「…です」



エルフ「買う…のです」

エルフメイドB「お嬢様…何を…?」

メイドさんが信じられないものを見るような目をしていました

私もまた
とんでもないことを口にしたことに驚いています

「お買い上げありがとうございます」

にっこりと
どれいしょうさんが笑いました

その笑顔は
忘れることのできない
そんな顔でした

「買う…?買うって…」

女の子は、今の話を聞いていて

「あいつらと違うんじゃないのに…?なんで…ねえ!」

憎しみのこもった声で
そう叫びました

エルフ「足りますか?」

「はい…確かに頂戴致しました」


エルフメイドB「……」


10130G→8130G

「拘束を外します
お客様にはこちらを」

そういうと、どれいしょうさんからちいさな石のようなものを渡されました

エルフ「これは?」

「この物が反抗的な態度を取ったり、楯突くような真似をした場合念じてお使い下さい。
そうすればたちまちにお客様に素直になるでしょう」

エルフ「…」

…よくわからないけど
念じれば使えるらしいのです

【ちいさな石?】を入手しました

「ありがとうございますお客様
。どうぞ、これからもご贔屓に」

どれいしょうさんは
そう言って、お店の奥の方へ行きました

残されたのは
3人と、「買った」女の子

「…」

エルフ「…」

人を、命を、買いました。

その事実だけが、頭の中をぐるぐると回っていました

>>671
a 話す 内容指定
   1 メイドさん
   2 お供さん
   3 女の子 
b 近くにあるお店へ
c 移動(>>541)
※現在闘技場、カジノへ入店不能

a1
女の子の手当てをお願いするです

(必要なら回復薬を使って下さい、出来ればお供さんも一緒に落ち着ける場所へ移動したいです)

エルフ「メイドさん」

エルフメイドB「…あ、はい」

メイドさんに話し掛けます
少し呆けていたようで
返事が遅れてきました

エルフ「手当てを、お願いすれです。それに…どこか、落ち着ける場所が」

言いかけて、ふらっと
段差に足がを引っ掛かりました

思わず目をつむって
次の瞬間来る衝撃に備えます

けれど、いつまでもやってこない痛みを不思議に思って
目を開くと

獣人「…大丈夫か?」

エルフ「ありがとう、なのです」

お供さんが身体を支えてくれてたのです

獣人「疲れたか?何ならこのまま運んでもかまわない」

エルフ「い、いいのですよ」

そこまで子供じゃないのです

エルフメイドB「こちらをお飲み下さい」

「なに…これ」

エルフメイドB「市販の回復薬です。今のままよりは大分楽になる筈です」

「……」

エルフメイドB「私が先に飲んで」

「いい…どうせ、飲まなきゃ、無理やり飲ませるんでしょ」

エルフ「そんなことしないのです」

「どうだか…今のあなたの目
あいつらみたいだもん」

「…んっ…」

ひとくち飲んだあと
お薬だって分かったみたいで
そのまま全部飲み干しました

エルフメイドB「如何ですか?」

「少しだけ、楽に…なったわ」


エルフ「よかったのです」

…よかった?
何がよかったんだろう

楽になったことは良いことのはずなのに

素直に喜べない…喜んじゃいけないと
そんな想いがしたのです

【回復薬を使用しました(残16)】

獣人「…ここで落ち着けるような場所はなさそうだ」

エルフ「そう…ですか」


仮に、休めそうなところを
見つけても

ここは…落ち着ける気がしないのです

エルフメイドB「…思い当たる場所は宿ですが、もう一度あの道を通ることになりますね」


隠れながら通ってきた道なのです


エルフメイドB「一度通った道ですので。帰りも同じ所を進めば問題ありません」


最初に入ってきた道まで
戻ってきました

相変わらずそこには武器を身構えた二人のひとがいます


「ひっ」

女の子は武器を見たとたん
震えだします

叩かれたり、蹴られたりした…
そう、聞きました


>>677
a 交渉する 内容指定 判定あり
b 隠れて進む 判定あり
c 倒して進む
d 話す (内容指定)
   1 メイドさん
   2 お供さん
   3 女の子

ここへ来たときと同じように
壁や影に隠れながら進みます

「…、…」

一緒に隠れる女の子には
ときおり、不安な顔をして
私達を見ます

声は出さず、身振り手振りでどこに隠れるか、どこを進むかはお供さんが教えてくれます


エルフ「…」

このまま上手くいけば
また、見つからずに済むのです


>>679 判定
運+秒(一桁)-ID
5以上で見つからない

いまだっ

3+5-0=8 成功

そのあとも無事見つかることはなく、狭い道を越えて
大通りへと続く道まで戻ってきました

エルフメイドB「ここまで来れば」

獣人「ようやく新鮮な空気を吸えるよ」

エルフ「むりさせてしまって、ごめんなさい」

獣人「いや、構わないよ
それより…大変なことになったな」

はじめは髪飾りを返すだけ。それだけでした

どれいしょうさんにお供さん…それに、髪飾りの持ち主さん

今日だけで
たくさん…たくさんの出来事が、ありました

エルフメイドB「続きは宿で行いましょう、お嬢様も宜しいですか?」

エルフ「お願いします、なのです」

「ま、まって…」

そんなとき
持ち主さんはうつむいて
とまどいがちに話しました

エルフ「どうしましたか」

「宿にって…大通りを行く、の?」

エルフ「はい」

道なりに進めば。
というより、この道からだと
一度横切らないと行けない場所にありました

「こ…この格好で?」

エルフ「あ」

「あのおみせ」で出会ったときから着ているその服は
かろうじて繋がっている、布切れに近いようなもので

大通りを抜けるなら
その姿をたくさんの人に見られるということでした

獣人「それは…問題だな」

さすがにそんな真似はできないのです

エルフメイドB「どこかで服を調達しないといけませんね」

獣人「少しの間ここで待って貰うことになるけど」

「…!」

獣人「いや、それは危険だ
あの場所からは遠いが
ここにそういう連中が来ないとも限らない」

「……」

エルフメイドB「では、どちらか1人ここに残りますか?」

>>684
a メイドさんに残ってもらう
b お供さんに残ってもらう
c 自分が残る
d 我慢してもらう(宿屋へ)
e 話す 内容指定
   1 メイドさん
   2 お供さん
   3 女の子

e1
持ち物のローブ(重量の問題がなければ魔法のローブ)を着させてあげられないでしょうか

エルフ「メイドさん」

エルフメイドB「はい、お嬢様」

エルフ「私の服はどうですか?」

余っている装備があったはずなのです

メイドさんにそれを伝えます

エルフメイドB「服…?ですが、それではお嬢様は」

エルフ「ちがうのです。
前に着ていた服なのです」

身体もちかいから
きっとサイズはぴったりなのですよ

エルフメイドB「お嬢様はよろしいのですか」

エルフ「よろしいのですよ」

今の服よりは断然こっちの方がいいのです

「これは…?」

エルフ「お着替えなのです」

お古なのは許してほしいのですよ

「…あ…ありがと」

獣人「着替えが終わったら呼んでくれ」

エルフ「大丈夫なのです」

ローブを受けとると頭から被り、それを着ます

「むぐっ…ぷぅ!」

ちょっとだけ頭がつっかたのです

エルフ「服はきつくありませんか?」

「…後ろが少しきつい」

もともと尻尾が入る服じゃないのですよ

【ローブが装備されました】

6日目 夕 所持金 8130G メダル 113枚
宿屋
――――――――

宿屋に着きました
道中には特に何もなかったのですがやっぱりすごい人数だったのです

あのとき、着替えずそのまま出ていったら…

言ってくれて助かったのですよ

エルフメイドB「ここなら一息、つけそうですね」

今はお客さんはまばらだけど
これから増えると思います

>>688
話す 内容指定
   1 メイドさん
   2 お供さん
   3 女の子

3
みんなの自己紹介をする+女の子からも聞く

いろいろあって
自己紹介が遅れてしまっていたのです

お互いにずっと名前を知らないのは嫌なのですよ

エルフ「エルフなのです」

「…?」

エルフ「私の名前なのです」

「エルフ…」

エルフ「あっちはメイドさんとお供さんなのです」


「メイドサンとオトモサン…」


エルフメイドB「それは名前ではありません」

エルフメイドB「私はお嬢様の侍女を務めさせて頂いておりますエルフメイドBと申します、お見知りおき」


獣人「俺は獣人だ。二人は恩人で、今はその恩返しをしていた所なんだ」

「う、うん」

エルフ「持ち主さんのお名前を教えてくれませんか?」

「持ち主さん?」

エルフ「髪飾りの持ち主さんだから持ち主さんなのです」

竜子「わ、私は…竜子」

持ち主さんは竜子さんというのです

竜子「あいつも言ってたけど
ドラゴンよ…」

エルフメイドB「ドラゴンと言いますと、やはり巨大な体躯を想像してしまいますね」

竜子「それも本当のドラゴンよ。圧倒的な力を持っていたり…空を飛ぶのもいるわ」

竜子「…そっちの方が広く知られるようになったけど」

ひとの姿をしたドラゴンさんもいるみたいなのです

竜子「…私をどうするの?」

エルフ「え?」

竜子「どうする…つもりなの?」

私は…
髪飾りを返したあと
気がつけば、そうしていました

何を、どうしようかなんて
全く考えてなんてなかったのです

それだけ…だったのです

それだけの理由で…命を買ってしまったのです

>>693
a 話す 内容指定
   1 メイドさん
   2 お供さん
   3 女の子
b 今日は休む
c 1人にさせてほしい

a3
お家に誰もいなかったですが、ご家族は?

エルフ「髪飾りを…返したかっただけなのですよ」

竜子「これを…?
で、でもそれは買う前じゃない…」

そこまで言って
ふと、あることを思い出しました

持ち主さんのいない家と、鍵が掛かってない開きっぱなしだった扉。

エルフ「実は、もっと前から持ち主さんは探していたのですよ」

エルフ「前に持ち主さんのおうちに行ったときは誰もいなかったのです」

竜子「な、なんで勝手に入ってるの!?」

エルフ「それは…ごめんなさい」

今にしたら、ちょっとやりすぎだったのですよ

竜子「ここのお店より少し大きくて、子供がたくさんいるところだったわ」

獣人「…孤児院か」

エルフ「こじいん?」

エルフメイドB「両親や家族、身寄りの無い子供達を彼らの代わりに育ててくれる施設ですね」


獣人「君はそこで暮らしていたのか」

竜子「うん。
あ、あのね、そこの院長て人がすごく優しくて
いつもお菓子くれるの!」



【孤児院】が行き先に追加されました

【孤児院について】が追加されました

エルフ「…ご家族の人は?」

聞いてみました。
あの日はたまたま誰もいなかったので

もしかしたら今頃、家族の方が心配しているはずなのですよ

私が、里から帰らなかったときも…そうだったから


竜子「知らない」

エルフ「え…?」


竜子「知らないの。
顔…見たことないわ」

獣人「見たことがない?」

竜子「ウソじゃないわ!
本当に見たことないの」

エルフメイドB「…竜子さんは初めからあのお住まいに住んでいらしてたのですか?」

竜子「…ううん、家は最近で、その前は別のところ」

別のところ?

家族がいない

お父さん、お母さんが
いるのは当たり前で育ってきた私には

それがどういうことなのか、わかりませんでした

もし、お父さんとお母さんがいなかったら

私は…どんな子になっていたのでしょう

>>698
a 話す 内容指定
   1 メイドさん
   2 お供さん
   3 持ち主さん
b 孤児院について
c 今日は休む
d 1人にさせてほしい

b

それにしてもいま一番たのしみにしてるスレだけにスレをageて人が増えて欲しい気持ちと
変なのに目をつけられ辛いであろう現状とで気持ちが揺れる

エルフ「孤児院はどんなところなのですか?」

子供が集まり、一緒に暮らすところ。

いったい、どんな生活があるのかな

初めて知った場所に純粋な興味がありました

竜子「どんなところって…
子供がたくさんいるの」

竜子「朝は鳥がおこしてくれて、おきない子供がいたらみんなでおこして」

竜子「ご飯食べて、勉強して、みんなと遊んだりして…遠くに行ったとき、みんな迷子になったっけ」

持ち主さんは途中から楽しそうに話してくれました

きっと、素敵な所なんだと思います

持ち主さんの笑顔が、それを表しているのですよ

竜子「最近子供がいっぱいそこにやってきたわ」

エルフメイドB「いっぱい?何人ほどでしょうか」

竜子「たぶん…10人くらい?
元々いた子供達の倍以上はいたもん」

エルフ「どうしてそんなに?」

竜子「わかんない
村から逃げた…?とか、言ってたけど」

獣人「ここからなら…東の方角に村があるな。もしやそこからか」

エルフメイドB「村から村人が逃げてくる事態…ですか」

【東の村】が行き先に追加されました

【村人が逃げた?】が追加されました

少しずつ辺りは賑やかになっていました

杯の交わす音、陽気な歌や
笑っている声

冒険者さんたちが旅から戻ってきたのです

獣人「もうそんな時間か」

エルフメイドB「長くお話をしていたようですね」

窓からはお日さまはすっかりが落ちていて、かわりにお月さまが顔を出してます

エルフメイドB「獣人様は…いかが致しますか?」

獣人「ん?」

エルフメイドB「既に恩返しには十分過ぎるほど返されましたので」

獣人「ここまで関わっておいて今さらだよ」

獣人「村にしても何か気になる。一段落するまでお供を手伝わせてくれ」

エルフ「…いいのですか?」

獣人「ああ、よろしく頼む」

エルフ「ありがとうなのです!」

お供さんと
暫く一緒にいられるのですよ

あれから
二階にある空いていた部屋を
二人ずつで借りました。

隣の部屋にお供さんとメイドさん。

竜子「…」

ここには私と持ち主さんなのです

エルフ「…」

竜子「…」

エルフ「……」

竜子「……」

持ち主さんからは
何も話してはくれません
ただ、遠くからじっと見つめられてます

>>704
a 持ち主さんと話す 内容指定
b 気分転換に外へ
c 宿をうろつく
d 勉強する
   1 通常
   2 師匠と修行

話したいことが多すぎるのが問題だ……

安価ならaで
どうして孤児院を出て一人暮らしをしていたのか

エルフ「持ちぬ」

竜子「ひゅっ!?」

エルフ「!?」


竜子「とと、とつぜん話しかけないでよ…びっくりした…」

エルフ「こっちもびっくりしたのですよ」

じっと見てたから
てっきり何か話したいことがあるのかなって

そう、思ってたのです

竜子「それで…何か、言いかけてたけど…何…?」

持ち主さんは
私とお話するときは少しぎこちないのです


エルフ「…持ち主さんは、どうしてあのお家に?」

竜子「あ…んとね
村の子供が来たって話しをしたよね」

エルフ「はい。10人くらいなのですね」

改めて考えたら10人は
結構な人数だと思います

竜子「いきなり人数が倍も増えたから…食べ物と…お金が足りなくて」

竜子「街ならお仕事する場所があったから…」

エルフ「だから、孤児院を出たのです?」

竜子「うん」

いきなり人数が増えれば
足りなくなるものも増えます

持ち主さんは、孤児院の為にここで暮らしていたのです

竜子「でも…ほとんど断られたわ
子供には無理だって」

エルフ「むう」

気持ちはわかるのですよ
子供扱いされるのは私も嫌なのです

竜子「ごみ拾いとか…掃除とかはさせてくれたから…」

竜子「少ないけど…ちょっとずつ貯めてた…」

持ち主さんはうつらうつらとして。少し眠そうでした

今日のこともあって
疲れてるのだと…思います

思い返していると
次第に私も眠くなってきました

>>709
a 持ち主さんと話す 内容指定
b 寝る

無理は良くないな b

エルフ「ふわ…」

眠気の方が勝った私は
おとなしく
ベッドの中に入ります

エルフ「…今日は、眠ります」

竜子「…」

エルフ「寝ないのですか?」

竜子「…う、ううん……寝る」


そう言うと、持ち主さんも
他のベッドの中に入ります


…どれいしょうさんに持ち主さん

村の子供や孤児院

里にいたら
ずっと、知らないままでいたのかもしれません

【竜子】を購入しました

戦闘・判定時(可能な場合)
ある程度の指示が可能です

竜子 Lv.1 状態(不安/中立)
体力 15/15 精神 10/10 next 10
筋力1
防護1
魔力1
魔防1

>>712
ポイントを10振り分けできます

体力は1つにつき3上昇
精神は1つにつき5上昇

>>713
何か特技があれば
(強力な場合弱化します)

魔力 1 それ以外を3ずつ

すまん 体力と精神抜きの筋力、防護、魔防3ずつで 修正でもう1つ安価取りたくないので特技は↓の人よろしく

ひとつと書き忘れてましたので
今回のみ以下の二つを習得します

【歌唱】
【動物言語】

・歌の才能があります
今の段階では道行く人が立ち止まるくらいの実力を持っています

・動物との簡単な会話、意志疎通が可能です
(動物以外の生物・生命体とは会話できません)

ステータスを更新しました

所持金 8130G

エルフ Lv3 健康
体力 28/28 精神 35/35 next 55
特技 【記憶力】>>17

筋力 5
防護 2
魔力 4
魔防 4
運 3

E 木の杖 物攻+1 魔力+3 重量0
E バトルドレス 防護+10 魔防+2 重量2
E 防護の腕輪 防護+2 重量0

竜子 Lv.1 状態 健康(不安/中立)
体力 15/15 精神 10/10 next 10
特技【歌唱】>>715【動物言語】>>715

筋力4
防護4
魔力2
魔防4

E ローブ 防護+1 魔防+2
E 布切れ ---

所持品

仕込み傘 物攻+14 重量3
魔法のマント 防護+2 魔防+2 重量1

回復薬×16 体力+10
回復薬(良)×15 体力+15
精神回復薬×10 精神+10
治療薬×5 異常治療
煙玉×5 逃走の確実化
火炎弾×10 10ダメージ+
毒弾×10 5ダメージ+
小さな石 ???

歌を歌う持ち主さんを
止めたくはありませんでした

それに、
もっと聴いていたいと思ったのです

竜子「~♪…」

目はすっかり覚めてましたが
まるで、まだ夢の中にいるみたいです

竜子「あははっおはよう」

エルフ「?」

突然持ち主さんが挨拶をしてきました。

もしかして気づいてた?

けれど、持ち主さんはこっちを見てません

竜子「ここに住んでるの?
うん…うん、そうなの。」

持ち主さんは
そのまま別の方を見て
お話しています

けれど、持ち主さん以外に
人影は見えません

誰と話してるのかな

>>724

a 話す 内容指定
b こっそり近づく 判定あり
c 【誰か】との会話を聞く
d 部屋を出る 判定あり

b d 判定 5 以上
(秒+運-ID)
>>724内で行います

きたか!

折角(?)なので b

3+0-0=3 失敗

お話に夢中の持ち主さんが気になって

なるべく音を立てずに近づきます

エルフ「…?」

なぜか話し声は、持ち主さんだけしか聞こえません

なのに、持ち主さんは外を見て楽しそうにお話していました

外になにがあるのかな?

そのときでした


エルフ「はうっ」

竜子「っ!」

あと一歩近付こうとして
足をひっかけて
頭から転んでしまいました

持ち主さんばかりに注意がいってたせいで

小さな段差に気づくことができなかったのです

竜子「……」

エルフ「…」

竜子「…だい、じょうぶ?」


…ちょっとだけ痛いのですよ

竜子「ぉ…起きてたの?」

エルフ「歌が聞こえたのです」

竜子「ご、ごめん…うるさくして」

エルフ「そんなことないのですよ」

むしろもっと聴いていても良いくらいなのです。


>>728

a 話す 内容指定
b 二人で出かける(>>541)
c 部屋を出る(>>541)

※現在カジノ不可

a誰と話してたのか

エルフ「誰かと話してたのですか?」

姿の見えない誰かとのお話が気になって
思いきって持ち主さんに聞いてみました

竜子「…それは…その」

エルフ「…?」

持ち主さんはなんだか話しづらそうにしていました

こまらせちゃいけないと思って、やっぱりいいと言おうとしたとき

竜子「…変だって思わない?」

エルフ「へん?」

竜子「自分で言ってもちょっと、変だって思うから」


よくわからないことを聞いてきました

竜子「こ、声が…聞こえるの」

エルフ「声ですか」

竜子「うん…でも人、じゃなくて…動物の声」

エルフ「動物さんの…?」

竜子「う、うん。あのね、わたし、動物とお話できるの」

エルフ「じゃあ、さっきのお話は動物さんなのですか?」

竜子「う、うん、さっきは鳥なんだけど、すごくお喋りな鳥で…!」

持ち主さんはさっきは鳥さんとお話をしてたのです

お喋りな鳥さん?


【動物さんの声】が追加されました

>>732

a 話す 内容指定
b 動物さんの声
c 二人で出かける(>>541)
d 部屋を出る(>>541)

※現在カジノに入場不可

b

持ち主さんは動物さんの声が聞けて
お話ができるのらしいのです

動物さんが喋ってる姿…想像できないのです

…お供さんみたいなのかな?

エルフ「いつからお話ができるようになったのですか?」

竜子「…ん、うん
気がついたら、なの」

竜子「昔、掃除…してたときに、犬がこんにちはって言ったの」

エルフ「犬さんですか?」

竜子「いつも綺麗に掃除してありがと、て」

持ち主さんの尻尾がふりふりと揺れてます。

竜子「…でも、このこと皆に話したら、変って言われて」

尻尾が垂れました

動物さんがお話するのは変なことなのでしょうか

エルフ「私もいつか聞こえるのでしょうか?」

竜子「わ、わからないわ…けど、変じゃない、の?」

エルフ「へんだなんて思ってないのです」

エルフ「動物さんとお話できる持ち主さんが羨ましいのですよ」

素直な気持ちを言います

猫さんも、犬さんも、鳥さんも。
普段どんなことをお話しているのか気になるのです

竜子「じゃ、じゃあね!」

竜子「わたしが動物とお話させたげる!」

エルフ「本当ですか?」

竜子「う、うん。
話せれば逃げないし、わたしが、動物の言葉を伝えたら、わかるでしょ」

エルフ「それは…めいあんなのです」


持ち主さんが動物さんの言葉を訳してくれたら
私もお話ができるのです

竜子「き、きまりね」

エルフ「そのときはおねがいします」

竜子「う、うん!」

持ち主さんの尻尾がさっきより強く揺れました

ちょっと、ぶつかりそうなのですよ

【動物と会話する】が追加されました

※街や村その他動物のいそうな場所などで、竜子が同行している状態のみ可能です

7日目 朝 所持金 8130G メダル 113枚
宿屋
――――――――

持ち主さんとお話をしていたらすっかりお日さまがお顔を出していました。

この街に来て、大分見慣れた景色になりました

けれど…まだまだ知らないことはいっぱいあるのです

エルフメイドB「おはようございます、お嬢様、竜子様」

エルフ「おはようなのです」

竜子「お、おはよう…」

獣人「ん、機嫌が良さそうだな。何かあったのかい?」

エルフ「変じゃないことなのです」

獣人「?」

>>739

a 話す 人物・内容指定
b 動物と話す 内容指定 判定あり
c アイテム使用・装備変更(>>716>>717参照)

d 移動(>>541>>544>>695>>700)

※判定 運+魔力(竜子追加可能)-秒 4 以上
>>739内で行います

読み返してきたけど謎が多いなこれ、竜子の売られるまでの行動を追いたいところだけど

ここはひとまず親密度を上げる為にもaで
お供さんとメイドさんに竜子の歌のことを話す

ごめん

エルフ「今朝は大発見があったのですよ」

エルフメイドB「大発見、ですか?」

実は話したくてウズウズしてたのです

竜子「え…ぁ」

エルフ「実は、持ち主さんは動物さんとお話ができるのですよ」


獣人「お話か、言いたいことが予想できるとかじゃなくてか?」

エルフ「今日の朝、動物さんとお話してるところを見たのです」


エルフメイドB「会話が成立するということですか?」


竜子「か…簡単な、話なら…」

持ち主さんのお顔が赤くなったのですよ

獣人「驚いたな…ドラゴンの特徴というものなのか?」

エルフメイドB「他のドラゴンの知り合いは見たことありませんし…彼女だけの力ということも考えられますね。」


エルフメイドB「ともかく、動物と話せるなんて凄い力だと思いますよ」

竜子「え…」


ぽかんと口を開けてぼーっとしてます。

メイドさん、何かおかしなこと言ってたかな

竜子「へ、…変って、思わ…ないの?」

持ち主さんはさっきとおなじことを聞きました

エルフメイドB「いいえ。便利だなぁ、とは思いますね」

獣人「別に思わないな。
ところで動物って犬や猫とかだろうけど、牛や馬も聞けるのか?
どんなことを話してるか気になるよ」


みんなも同じ意見なのですよ


竜子「―……」

エルフ「あの?」

持ち主さんはうつむいて
だんまりしてしまいました

エルフ「どこか、痛むのですか?」

竜子「な、なんでも、ない」

持ち主さんの声はちょっとだけうわずってたのです

7日目 午前 所持金 8130G メダル 113枚
宿屋
――――――――

ここへ来てから1週間がたちました。

いろんな人と出会って、お話して、…ときには戦って…

おうちでは、どれも経験することのできない出来事なのです
でも、それももうすぐ…

>>746

a 話す 人物・内容指定
b 動物と話す 内容指定 判定あり
c アイテム使用・装備変更(>>716>>717参照)

d 移動(>>541>>544>>695>>700)

※判定 運+魔力(竜子追加可能)-秒 4 以上
>>746内で行います

まさかまた続きが読めるとは!
a エルフメイドB 奴隷身分からの解放について

持ち主さんのことを考えて

やっぱり今のままじゃいけないと、思いました

自分がもし持ち主さんと同じ立場だったら…嫌なのですよ

エルフ「メイドさん」

エルフメイドB「はい。どうしました?」

エルフ「持ち主さんを解放できませんか?」

エルフメイドB「彼女を自由にさせるということですか?」

エルフ「できませんか?」

そう言うとメイドさんは
難しい顔をしてうーんとうなりました
 
エルフ「だめなのですか?」

エルフメイドB「え?あ、いえ…お嬢様の意見には賛成。大賛成なんですけど」

エルフ「けど?」

エルフメイドB「【あの店】の人が渡した石に何か仕掛けがあると思いまして」

エルフ「これが、ですか?」

荷物の中にあった、手に収まるくらいの小さな石を取り出します。

念じれば使えると言ってたけれど…


エルフメイドB「ですね。それをまず何とかしなければなりません

エルフ「これを壊すのはだめなのですか」

エルフメイドB「手っ取り早いですけど、多分やっちゃいけないと思いますね」

エルフ「やっちゃいけない?」

エルフメイドB「はい。多分ですけど。石に反応するように、おそらく彼女にも何らかの仕掛けが施されてると考えられます」

エルフメイドB「【あの店の人】のことです。石に異常が出たら即座に彼女の身に何かが起こる仕掛けをしていると思いまして」

持ち主さんにも仕掛けが…

エルフメイドB「もし石を下手にいじって暴走したらそれこそまずいですし…」

エルフメイドB「石の解除の方法はおそらく【あの店の人】が知ってるとは思いますけど」

エルフ「またあのお店に…」

あのお店は

凄く…いやな気分になりました






【石の解除方法を聞く】が追加されました

>>751

a 話す 人物・内容指定
b 動物と話す 内容指定 判定あり
c アイテム使用・装備変更(>>716>>717参照)

d 移動(>>541>>544>>695>>700)

※判定 運+魔力(竜子追加可能)-秒 4 以上
>>751内で行います

aで相手は竜子
奴隷商に売られることになった経緯について詳しく

持ち主さんのことが気になりました

どうして、あんな場所に
…売られていたんだろう

つらいことを聞くと思います…けれど

エルフ「あの」

竜子「!」

持ち主さんはびっくりして
いきおいよく振り向きました

エルフ「あ…ごめんなさい」

竜子「う、ううん…こっちこそ驚いて、ごめん、なさい」


驚かれて謝ることはないのですよ

エルフ「どうして、あそこで持ち主さんは、売られたのですか?」

お店の人は言ってました
悪い人や、罪をおった人はあの場所で売られるんだと

けれど、持ち主さんは悪いことはしてないと言ってたのです

竜子「わ、
…悪いことなんてしてない!」

エルフ「疑ってはいないのですよ」

竜子「そ…そう…なの?」

エルフ「私は持ち主さんのことを聞きたいのです」

竜子「……」

そういうと
持ち主さんはぽつぽつと
話し始めてくれたのです

竜子「取り…返したかったの」

竜子「大事なもの…なの。
でも、盗まれた…」

エルフ「その、髪飾りのことですか?」

里で拾った髪飾りがあります
それは確かに持ち主さんのものだったのです

竜子「ううん…そっちは、落としちゃった、けど」

竜子「犯人は、分かってた」

エルフ「犯人が分かるのですか?」

竜子「近くに隠れ家のある、泥棒だって、猫が教えてくれた、から」

誰かが見てなくても
動物さんは悪い人をしっかりと見ていたのです

竜子「案内して…くれたけど」

竜子「もう何も残って、無くて…」

持ち主さんはがっくりと
肩を落としました

大切なものを盗まれた…それは、すごくつらいことなのです

竜子「…でも、紙が残ってた」

エルフ「紙ですか?」

竜子「う、うん…泥棒の、だと思う。場所と、お金のことが書いてあったから…」

竜子「地図に、写したの」


エルフ「地図…」


持ち主さんのお家にあった宝の地図は、泥棒さんの地図の写しだったのです

竜子「書いてあった、場所に行ったのまでは覚え、てるけど」

竜子「いきなり、暗くなって…眠たくなって」


竜子「次に起きたら…あの檻で…」


持ち主さんはがたがたと震えました

エルフ「ありがとうなのです…つらいことを聞いて、ごめんなさい」

竜子「……ん」

暗くなって眠くなって
起きたらいつのまにか
あの場所で、売られていました

とても、恐ろしい体験なのです


私なら…絶対に、耐えられないのです
持ち主さんは…それを、3日も…?

エルフ「…」

持ち主さんを眠らせた人…
泥棒さん?
それとも、お家に来ると困る人が…?


>>758

a 話す 人物・内容指定
b もう少しだけ竜子と話す 内容指定
c 動物と話す 内容指定 判定あり
d アイテム使用・装備変更(>>716>>717参照)

e 移動(>>541>>544>>695>>700)

※判定 運+魔力(竜子追加可能)-秒 4 以上
>>758内で行います

割と不穏な感じがしてきたな
a、竜子、大切なものとは?

エルフ「盗まれたのってなんですか?」

持ち主さんの盗まれたものが気になりました。

泥棒さんから取り返すために
追い掛けるくらいに大切なもの

泥棒さんが狙うくらいに
すごく、価値のあるものなのでしょうか

竜子「…」

エルフ「話したくないですか?」

竜子「きいて…どうするの」

エルフ「え?」

竜子「と、取り返して、くれるの?」

エルフ「それは…」

持ち主さんは不安と期待のまじった
そんな顔をしていました


竜子「助けてくれるの?」



>>761
a 取り返すと約束する
b 約束はできない
c その他 内容指定

aの場合>>761直下に盗まれた物を

c
可能な限り協力するけれど最優先は奴隷身分からの解放

すぐに言葉は出ませんでした

取り返すと言って
本当に取り返せるのか分からなかったから

私にそんなことのできるくらいの力なんてあるとは思えなかったから

嘘を吐いて、持ち主さんを悲しませたくはありませんでした

だけど

エルフ「できるだけ…」

竜子「…」

エルフ「絶対に取り返せる…とは、言えないのです」

エルフ「けど、持ち主さんの力にはなりたいのです」

エルフ「私は…メイドさんや皆さんに助けてもらってばかりだけど…」

エルフ「できるだけの力になりたいのですよ」

この気持ちは嘘ではないのですよ

竜子「…あ」

竜子「あり…が、とう」

竜子「わたし…なにも、お礼、できないの、に」


エルフ「お礼がほしい為にするわけではないのですよ」


きっと、何を言われても私は手伝ったと思います

竜子「あ、あのね」


エルフ「はい?」

竜子「あんた、だけ、なら
教える…けど」

竜子「大事なもの…」

エルフ「盗まれたもの、ですか?」

竜子「うん…」

竜子「だから…一緒に取り、返して」

エルフ「絶対と言えないのですよ」

竜子「それ、でも、いい」

>>765
竜子の盗まれたもの
※食料品不可

この雰囲気のスレの安価だとふざけるべきか真面目にいくべきか迷うな
ドラゴンぱんつ or 龍玉の指輪(紐を通してネックレスにしていた)のどちらかで

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