その日…幻想郷は闇に包まれた…
霊夢「そんな…嘘でしょ!?…天照神が…敗れた!?」
天香香背男『ようやくこの時が来たか…私が力を取り戻す時が…これでようやく真の姿に戻れる…!』
紫「霊夢!貴女なんてことを…!」
霊夢「そ、そんなこと言われても!」
天香香背男『うおぉぉー…!』
?カッ!?
紫「あ…あぁ……」
???『我は天上の光に抗う存在…死兆を司りし燦ざめく明星の輝き…』ゴゴゴ…
天津甕星『我が名は…天津甕星(アマツミカボシ)』
天津甕星『この現世(うつしよ)を常世(とこよ)に変えてくれる…!』
…闇に包まれた幻想郷には“悪魔”が溢れ、人々はもちろん、神々や妖怪達も徐々に追いやられていくこととなった…
…だが…
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香霖堂…
魔翌理沙「…悪魔召喚プログラム?」
霖之助「そうだ」
霊夢「霖之助さん、それは一体何なの?」
霖之助「これさえあれば、君達が手をやいている悪魔達を利用することができる」
早苗「利用…ですか?」
霖之助「あぁ。今から説明するから、とりあえず三人とも、これを…」スッ…
▼霖之助は薄っぺらい四角の箱のようなモノを三人ともに手渡した…
魔翌理沙「…これは?」
霖之助「それは外の世界で“スマートフォン”と呼ばれているものさ」
早苗「スマートフォン……フォンってことは……ケータイ?」
霊夢「それで?これをどうすればいいの?」
霖之助「細かいことはとにかく、今から言う通りにそれを操作してくれ」
魔翌理沙「わかった!」
半妖説明中…
霖之助「…といった感じだ」
早苗「ふむふむ…この“アプリ”というのを起動させればいいのですね」スッ…スッ…
霊夢「ちょっと早苗!一人で納得してないでやり方教えなさいよ」
早苗「はい……ここを押してこうやって……」
魔翌理沙「よし!できた!後はこの箱に浮かび上がった“認証”の文字に触れればいいんだよな?」
霖之助「あぁ」
魔翌理沙「へへ…私が一番乗りだな」トンッ…
…カッ!…
バロウズ『初めてマスター、私はこのアプリのナビゲーションシステム…バロウズ』
早苗「…!」
霊夢「し…しゃべった!?」
バロウズ『あら、喋っちゃいけなかったかしら?』
バロウズ『とりあえずこのアプリについて説明するわね』
魔翌理沙「あぁ…頼むよ」
バロウズ「オッケー、マスター。このアプリ、悪魔召喚プログラムは…」
バロウズ説明中…
バロウズ「…以上で説明は終了よ」
早苗「なるほど…」ふむふむ…
魔翌理沙「おい、霊夢。今ので分かったか?」
霊夢「あんまり……」
魔翌理沙「…だよなぁ」
霊夢「……でも」トンッ!
…カッ!…
バロウズ『初めてまして、マスター。このアプリについて説明しましょうか?』
霊夢「いらない」
魔翌理沙「おいおい…念のためもう一回聞いといた方が…」
霊夢「さっきの説明からすると要は悪魔をぶっ飛ばして仲魔とやらにすればいいんでしょ?…だったら実践あるのみよ」スタスタ…
早苗「霊夢さん!?どこへ…」
霊夢「ちょっとそのへんで悪魔と戦ってくる」
バロウズ『説明書は読まないタイプかしら?…だけど、そういうのも嫌いじゃないわ』
霊夢「あら、気が合うわね…それじゃ行ってくるわ」
…ガチャ…バタン…
バロウズ『』
早苗「…行っちゃいましたね」
魔翌理沙「…」
早苗「…?…魔翌理沙さん?」
魔翌理沙「こうしちゃいられないな!私もさっさと行かないと…!」トンッ!
…カッ!…
バロウズ『初めてまして、マ…』
魔翌理沙「説明なら要らん!早速悪魔を退治しに行くぞ!」バッ!
バロウズ『分かったかわ』
…ガチャ…バタン…
早苗「…」
早苗「…二人とも、行っちゃいましたね」
霖之助「そうだな…」
バロウズ『…どうする?マスター?』
早苗「私は…一旦神社に帰ります」
霖之助「そうか、気をつけてな」
早苗「はい、ありがとうございます」
…ガチャ…バタン……
早苗「バロウズさん」
バロウズ『なぁに?マスター』
早苗「道すがら、このアプリについてもっと色々教えて下さい」
バロウズ『オッケー、マスター』
早苗「道すがら、
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