ケータ「よし！もう一度ひゃくれつ肉球だジバニャン！」

ジバニャン「ひゃくれつ肉球！にゃにゃにゃにゃにゃー！」ｽﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ

絵里「･･････」

・・・

ケータ「やったぁ！メダルゲット！」

ウィスパー「やりましたね！ケータ君！･･･ん？」

絵里「･･････ハラショー」

ケータ「早速妖怪ウォッチで呼び出してみようかな！」ｳｷｳｷ

ウィスパー「あの･･･ケータ君？」

ケータ「どうしたの、ウィスパー？」

ウィスパー「あの、申し上げにくいのですが･･･めっちゃ見られてます」

絵里「･･････独り言ハラショー」

ケータ「！？」

翌日

絵里「ということがあったのよ」

希「ははぁん、その男の子はきっと妖怪と戦ってたんやね」

絵里「妖怪と戦ってた･･･？どういうこと？」

希「この世の不可解な出来事とスピリチュアルな出来事はすべて妖怪の仕業、見えないだけで妖怪はあちこちにいるんやで？」

絵里「高校生にもなって妖怪なんて言われてもね･･･」

希「じゃあエリチにウチからプレゼントや！」ｺﾞｿｺﾞｿ

絵里「･･･？」

希「はい！妖怪ウォッチや！」ﾃﾃｰﾝ

希「これの光をかざせば妖怪が見えるんやで！」

絵里「ハラショー･･････」

希「放課後早速試してみたらええやん？ミューズの誰かが妖怪にとりつかれてるかもしれへんで？」ﾜｸﾜｸ

絵里「随分嬉しそうに言うわね希」

希「妖怪にとりつかれるなんてスピリチュアルやん？」

絵里「･･････」

絵里(妖怪が見える時計、妖怪ウォッチ。ねぇ･･････)

放課後

絵里「という訳で、次回のライブはこういう予定でいきます。なにか質問ある？」

穂乃果「はいはい！」

絵里「穂乃果、どうかした？」

穂乃果「質問じゃないんだけど、にこちゃんの「にっこにっこにー」ってやつ正直寒いよね！」

にこ「」

絵里「えっ･･･」

穂乃果「だって寒いよ！高校生にもなってあれは無いよ無い無い！正直鳥肌たってるもん私！」

ことり「･･･ほのかちゃん？」

海未「ほ、穂乃果！なにをいってるんですか！？」

穂乃果「海未ちゃんもそう思うよね？にこちゃん寒いよね！」

海未「わ、私に振らないでください！」

にこ「ちょっと！否定しなさいよ！」

ﾜｰﾜｰ

希「これは･･･妖怪のしわざやね！エリチ！妖怪ウォッチをかざすんや！」ﾜｸﾜｸ

絵里(なんで嬉しそうなのかしら･･･)ﾋﾟｶｰ

ﾊﾞﾊﾞｧｰ

絵里「の、希！何かいるわよ！？小さいお婆さんがいる！」

希「あれはバクロ婆やね！とりついた人間の秘密にしていることや本心を暴露させる恐ろしい妖怪や！」

絵里「妖怪、バクロ婆･･･！」

ﾊﾞﾊﾞｧｰ　ﾋﾟｮﾝ

真姫「タシカニニコチャンノアレハサムイワネ」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ

にこ「」

凛「凛もクッソ寒いとおもうにゃー！」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ

にこ「」

花陽「でも凛ちゃんも大概だよね！」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ

凛「」

海未「みんなどうしてしまったんですか！」

・・・

希「このままだとまずいでエリチ！バクロ婆をなんとかせんと！」

絵里「何とかって･･･話し合いで解決できるかしら･･･」

希「ここはバトルや！このメダルを使うんやエリチ！」ﾋﾟｰﾝ

絵里「･･･のんたん？ねぇこれ希の事じゃｎ」

希「いいから早く早く！メンバーの絆が壊れてしまう前に早くするんや！」

絵里「･･･わかったわ！」

ｽﾁｬ

絵里「来なさい！私の友達、のんたん！妖怪メダル、セットオン！」

ﾌﾟﾘﾁｰ　ｼｮｳｶﾝ

ﾌﾟﾘﾁｰ　ｵﾚｯﾁ　ﾄﾓﾀﾞﾁ　ﾌｸﾜｳﾁｰ

希「のんたんやで！」

絵里「･･････」

絵里「ねぇ希･･･何やってるの？」

希「のんたんやで！希ではないんやで！」

絵里「･･････のんたん。バクロ婆を何とかしたいんだけど、頼める？」

希「まかせるんや！タロットカード投げ！」ｼｭｼｭｼｭ

ﾋﾞｽﾋﾞｽﾋﾞｽ

絵里「あっ！避けられた！」

ﾊﾞﾊﾞｧｰ

希「なかなかすばしっこいやん？」ｾﾞｪｾﾞｪ

絵里「ねぇ、希･･･普通に捕まえた方が早くないかしら？」

希「のんたんやで！」

絵里「･･････」

希「タロットカード投げ！タロットカード投げ！」ｼｭｼｭｼｭ

絵里「･･････」

希「はぁはぁ･･････」

絵里「えいっ」

バクロ婆「バ、ババァ！？」

希「ダメやん！普通に捕まえたらあかんやん！ウチの出番が台無しやん！？」

絵里「ちょっともう見てられないから･･････端から見たらタロットカード投げてる変な人だしね」

希「･･････そうなん？」

絵里「･･････うん」

希「･･････」