理亞「いよいよ今日はエンカの日ね!」 (18)

理亞(いよいよTwitterのフォロワーさんと会えるのね。集合場所は秋葉原駅って言われてるけど、ここでいいのかな?エンカって初めてだからよくわからないな...。どんな話しようかな。DMしてみよう)

かづのこ:今秋葉原駅に着きました~

Ayase:わかりました(∩´∀`)∩

理亞「あ、それらしい人がいた...!すいません、Ayaseさんですか?」

絵里「あ...!Ayaseです!かづのこさんですか?」

理亞「はい、かづのこです!初めまして!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1516809851

絵里「こちらこそ!」

理亞(綺麗な人だなぁ...大学生ぐらいかな?)

絵里「じゃあ早速東京観光に行きましょうか!」

理亞「はい!......え?」

絵里「ん?」

理亞「あ、いやぁ...エンカって初めてで、会って話すだけだと思ってたものでして...」

絵里「あ~、なるほどね!でもせっかく来てくれたんだし、どこか行きましょうよ!」

理亞「はい!まずはどこに行くんですか?」

絵里「じゃあ...私の学校の近くの神社から」

理亞「神田明神ですね!」

絵里「あら、知ってるのね!」

~神田明神~

絵里「着いたわ!ここが私が通ってる音ノ木坂学院の近くの神田明神よ」

理亞「わぁ...ずっとテレビで見てました...すごいです!」

絵里「お参りに行きましょ!」

理亞(ご縁がありますようにってことで、5円玉を...)

理亞「Ayaseさん何をお願いしたんですか?」

絵里「私?いろんな人と出会えますようにってお願いしといたわ!かづのこさんは?」

理亞「私、学校でスクールアイドルやってるので、優勝できますように!ってお願いしました」

絵里「あら、奇遇ね!私も高校生のときはスクールアイドルやってたのよ?」

理亞「そうなんですか!?」

絵里「ほら、ここにみんなで描いた絵馬があるでしょう?」

理亞「本当だ、みなさん絵が上手ですね...!」

絵里「それで、結果は優勝したのよ?」

理亞「さ、流石です...!」

絵里「ほら、この階段。私たち高校生の頃ここを思いっきりダッシュで往復してたのよ」

理亞「ハードですね...」

絵里「走ってみる?」

理亞「じゃあ、1回やってみます...」

絵里「無理はしないでね~」

理亞「大丈夫です、特訓になるので...」スタスタ


理亞「はぁ、はぁ...すごいですね...!」

絵里「結構疲れるでしょ。じゃあ、次はメイド喫茶で少し休みましょうか」

理亞(メ、メイド喫茶!?『萌え萌えキュンッ♡』とかやるの!?)

理亞「メイド喫茶って、あの...」

絵里「そういうのじゃないわ。店員さんがメイド服着て接客するだけ」

理亞「なるほど、そういう感じなんですね.........あ、やば...」

絵里「ここの喫茶店でいいかしら...あら?かづのこさん?」

理亞(............やってしまったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!会って終わりかと思ってたから、財布の中に350円しか入ってない!!!!!!)

絵里「かづのこさん?財布漁って...どうかしたの?顔真っ青よ?」

理亞(やばいやばいやばい!!!)

絵里「何か大事な物落としちゃったの?」

理亞「......すいません、財布の中身...350円しかありませんでした...」

絵里「あ~...なるほどねぇ...」

理亞「本当申し訳ないです...」

絵里「せっかくのエンカだもの、そんな暗い顔しないで...?」

理亞「でも...」

絵里「大丈夫、私がおごってあげるから!」

理亞「...え?いいんですか?」

絵里「好きなもの頼んでいいからね!」

理亞「あ、ありがとうございます...」

~メイド喫茶~

理亞「えっと...じゃあ、とりあえず、オレンジジュースをください」

絵里「私も同じのください!」


店員「お待たせしました~」

理亞「Ayaseさんって、ずっと秋葉原に住んでるんですか?」

絵里「ずっとではないわ。幼稚園の頃はロシアに住んでたわ」

理亞「どうなんですか...」

理亞(道理で見た目がこんなに美しいわけだ...)

絵里「私はロシア人のクォーターなのよ」

理亞「すごく、お綺麗ですね...」

絵里「えっ!?あ、ありがとう...///」


絵里「そろそろ12時だし、そろそろお昼食べに行きましょうか!」

理亞「いいですね」

絵里「サイゼリヤでどうかしら?」

理亞「わ、わかりました...」

~サイゼリヤ~

理亞「混んでますね...」

絵里「そうねぇ...本当食べたいもの頼んでいいわよ」

理亞(でも、できるだけ安いの選ばないとね...よし、これにしよう)

絵里「ミラノ風ドリアくださ~い、」

理亞「あ、カルボナーラください...」

絵里「あとドリンクバー2つ!」

店員「ご注文ありがとうございます!」


絵里「かづのこさん、高校生活どんな感じ?」

理亞「すごく...楽しいです。沼津にライバルのスクールアイドルがいるんです」

絵里「そうなのね!」ベラベラ


絵里「あ、いろいろ話してたら1時間も経っちゃってたわ!お会計しましょう!」

理亞「本当ありがとうございます...!」

理亞(Ayaseさんってすごく優しい。全部おごってくれたし、お金をこれしか持って来なくても何も怒らないで慰めてくれた...。なんだろう、とてもいい人だなぁ。すごくドキドキするなぁ...!)

絵里「そろそろ時間的に東京観光は終わりかしら。暗くなっちゃうものね。ところで...帰りの電車賃はある?」

理亞「はい、交通費は大丈夫です!」

絵里「じゃあ、またいつか会えるときね!今日はありがとう。楽しかったわ!」

理亞「こちらこそ楽しかったです!」

理亞(あ...次会ったときお金返さないと!)

~その日の夜~

理亞(Ayaseさん、すごく綺麗な人だったなぁ...大学生ぐらいだよね?気になるからPeingで聞いてみようかな?普通に聞いたら怪しいけど匿名だから大丈夫だよね...?)

【年齢はどれくらいですか?】

Ayase:具体的には言えないけど、30代です!

理亞「......................................え?」

理亞(嘘でしょ!?!?!?!?!?!?あんなに若く見えたのに!?Ayaseさん、めちゃくちゃ大先輩だった!!失礼なことしてないよね!?大丈夫だよね!?)

理亞(っていうか私、何でこんなにAyaseさんのこと気にしてるんだろう...?この気持ち、まさか...)

理亞(Ayaseさん、すごくいい人だった...!また近いうちに会いたいな。もう今から楽しみ...////)

理亞「さて、今日はもう寝よう...」








理亞「Ayaseさんのことで頭がいっぱいで寝れない...///」

終わり。

私が初めてエンカしたときの失敗談(お財布の中身を確認せずバッグに投げ入れたら350円程しか入ってなかったこと)をおごってもらった申し訳なさと感謝の気持ちからSSにしてみました。
結論から言うと作者はドアホ。
エンカするときは行く前にきちんと財布の中身を確認しましょう! 以上!!!

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom