エルフ「っ……いっそ殺せ!」 男「馬鹿を言うな」ニヤニヤ(54)

男「お前みたいな上玉、殺すわけがないだろう」クイッ

エルフ「ぐっ……」

男「じっくりと何日もかけて、味わい尽くしてやるよ」ニヤァ

エルフ「下種が……!」


みたいなね

男「くっくっく……つぎはコレだ」

エルフ「な、こんな格好できるわけないだろう!」

男「ただのメイド服じゃないか、ほら、着替えろ!」

エルフ「や、やめ……ひっぱるなぁ」

………………

男「うん、白い肌に金色の髪……たしかにメイド服がよく似合う」パシャパシャ

エルフ「くっ……写真なんか撮るな!」ブン

男「お?」

エルフ「ん?」

男「パンチラいただきました!」

エルフ「やめろ、消してくれ!」

男「消すわけないだろう、賭けトランプで負けたのは誰だったかなあ……よし、次はナース服だ! チャイナドレスもあるぞ!」

エルフ「っ……いっそ殺せ!」

エルフ「……ふう、ごちそうさまでした」

男「美味かったか?」

エルフ「ああ、このスパゲッティーとかいう食べ物、味はもちろんだが、口当たりも良いな。ついつい食べ過ぎてしまった」

男「そうかそうか……それじゃあ、デザートの盛り合わせだ。ケーキ、アイス、プリン、果物、なんでもあるぞ!」

エルフ「な……なんだと?」

男「腹一杯で、食えないよなあ?」

エルフ「むぐぐ……こんなにきらびやかな……おなかいっぱいだけど、おいしそう……よし、食べるぞ!」

男「はい、ここでカロリー表」

エルフ「な、なんだこれは!?」

男「エルフの基礎代謝が、年齢で……うん、今の時点で十分食べ過ぎ。これ以上食べたら、むちむち化はまぬがれないな」

エルフ「男が……男が用意したのではないか!」

男「おれは美しいエルフが、欲望に負けるのを見たいんだよ」ニヤニヤ

エルフ「あ、あぐ……ううう」チラチラ

男「さあ、どうするんだ? 食べるのか? 食べないのかぁ?」ニヤニヤ

エルフ「っ……いっそ殺せぇ!」

エロを期待していたが、これはかなり……イイ(°∀°)!

男「さてさて……」

エルフ「ひっ……」ギュゥ

男「おーおー、目つぶって縮こまっちゃって可愛いねぇ」ナデナデ

エルフ「……っ」

男「髪の毛さらさらー、銀糸みたいに輝いてるし」ナデナデ

男「花のような優しい香りがするし」ナデナデ

エルフ「……ぁ」

男「ん? どうしたの」ナデナデ

エルフ「……わ、私のことを……その、辱めるんじゃなかったの……か?」

男「え、なにしてほしいの?」ニヤァ

エルフ「……っ」

男「さて、覚悟は良いか?」

エルフ「ぐぬぬ……まさか弓でも負けるとは」

男「魔法じゃかないっこないけど、弓ならなんとかな……さて」

エルフ「……っ! す、好きにしろ」

男「では……こちょこちょ」

エルフ「ひゃふ! くすすぐったい……あははは!」

男「こちょこちょこちょ……それそれ」

エルフ「あはははは! はひー! や、やめろおぉ!」

男「やめるもんか、少なくとも午前中一杯くすぐるからな」

エルフ「う、うそだろ……あははは! いやっははは……」

男「うわあ……いろっぽい……こちょこちょ」

エルフ「っ……いっそ殺せ! ……あはははは!」


汚っさん「へっへっへっ……高貴なエルフも魔法が使えねえとこんなもんか」

エルフ「………」グッタリ




汚っさん「まだ1kmも走ってねえのにだらしねえなあ……へっへっへっ
おいおい、魔法を使ったらダメだろう、体力付かねえぞ」

エルフ「いっそ殺せぇ……」ゼエゼエ

汚っさん「大層なエルフだなぁ」

エルフ「もうっ………やめっ……て」グスン

男「おいおいまだ始まったばっかだぜ?そんなんで最後まで持つのか?」ニヤニヤ

エルフ「くっ……こんなのあんまりだ………!」グスン

男「後1時間はあるぜ、ほらしっかり観ろ!」グイッ

コレオハジキヤロ、ドロップチャウヤンカ

男「やっぱ名作だよな、火垂るの墓」

エルフ「っ……いっそ殺せ!」グスッ


幼エルフ「ゲホッゲホッ……苦いのいやぁ……白いどろどろもいやぁ……おじさん、どうして……お姉ちゃん……たすけてよぉ……」

エルフ「我慢するんだ……すぐにまた元通りになるから……」グッタリ



汚っさん「二人して風邪か、薬も粥も我慢しろよ、風邪にはこれが一番だからな!」

幼エルフ「うー……どろどろご飯はもういやぁ……おじさん、お肉ー」

汚っさん「あぁん?そんなもん体調崩してる時に食ったら吐いちまうぞ?
もう少し元気になったら肉入りの粥にしてやるからそれまで肉はお預けだ」

幼エルフ&エルフ「「ぶーぶー」」

汚っさん「どうした?さっきから足が震えてるぞ」

エルフ「武者震い…だ」ガクブル

<キャー

エルフ「ヒィィィッ!!?」

汚っさん「へへっ。良い声を上げるじゃないかエルフさんよぉ」

エルフ「う、うるさい!私が本気になったならあんなヤツらなんて…」

汚っさん「遊園地のお化け屋敷で物騒なこと言わない」

エルフ「だが!」

<ウボァー

エルフ「いやぁぁぁあああ!!!!」

汚っさん「ここまで怖がるもんなのかね」

エルフ「もうヤダ…いっそ殺して…」グスッ

汚っさん「死んだらゾンビに…」

エルフ「いやぁぁぁぁあああ!!!!」


お目汚し失礼

くすぐりなら>>19の人がしてるのぜ、でも書く。

エルフ「ほら……ここがいいんでしょ……?」

幼エルフ「うふふ……」



汚っさん「悪いが全然くすぐったくねえな」

エルフ「えー、私たちなら30分は笑い転げてるのにー、ねー?」

幼エルフ「ねー」

汚っさん「それはお前らがくすぐったがりなだけだろうが……」

幼エルフ「苦いのもうやだぁ……もうやめてよ……」

エルフ「私だけでなく幼エルフまでもその毒牙に掛けるのか…この下衆め」

汚っさん「下衆で結構。じゃあ元気な君から済ませてしまおうか」

エルフ「…くそっ!」

幼エルフ「お姉ちゃん…無理しないで」

エルフ「心配するな幼エルフ。この手のことは慣れている…だから、お姉ちゃんは大丈夫」


汚っさん「じゃあピーマンの味にも慣れようか」

エルフ幼エルフ「「それとこれとでは話が違う(の)!」」

汚っさん「いいから早く食べてくれる?洗い物が進まないんだけど」

幼エルフ「…うぅ…にが~い」

エルフ「…いっそ殺せ……私を殺してくれ……」

エルフ「ひぎぃっっ!!?」

??「ココカ?ココナンカ姉チャン?」

男「相変わらずえげつねぇな」

エルフ「ハァ…ハァ…男、貴様私を騙し―くぅっ!!!!?」

??「アヒャヒャヒャヒャ!コイツハ良イ反応ダゼ!!」

男「そんなこと言って本当は気持ちいいんだろ?ハマってるんだろ足ツボマッサージ」

エルフ「世迷言を…あっ」

マッサージ師「―見ツケタゼ弱点!アヒャヒャヒャ!」

男「あ、じゃあそこを重点的にお願いします」

エルフ「私は…私はお前(の紹介したマッサージ)なんかには負けない!」



なんか違う気がするけど気にしない

エルフ「痴れ者め」

男「言いたいことはそれだけか?」

エルフ「…一つだけ約束しろ。あの子には…幼エルフには同じことをするな」

男「言われなくてもあの小さい身体じゃぶっ壊れちまうからさせねーよ。いいからさっさと入ってくれ」

エルフ「うっ…なんだこの熱気は。気持ち悪い」

男「しかも密室だぜ?ワクワクするよな」

エルフ「御託はいい。するなら早くしろ」

男「へいへい。せっかちだねぇあんた」

パシャー モワモワモワ

エルフ「なんだ!?何事だ!か、身体が…」

男「どうだい身体の芯から熱くなってきただろ?これがスチームサウナの効果さ!」
男「今から一時間。休憩を挟みつつもこのサウナでムチムチになったお前のやらしい身体を少し前のモデル体型にしてやるよ!」

エルフ「なっ!貴様計ってくれたな!」

男「なんとでも言ってろ。そら!蒸気の追加だぜ」パシャー

エルフ「くっ!まだだ…まだ私は負けない!」

はは。酉晒しちまったぜorz


エルフ「そ、そんな奥までなんて……ら、らめぇ……」

汚っさん「お前も好きだなぁ」

エルフ「そ、そんなことぉ……」ゾクゾク



汚っさん「ほれ、耳掃除終了だ」

エルフ「あ~気持ちよかった~」耳ぴこぴこ

幼エルフ「おじさん!おじさん!次わたしわたし!」ワクワク

汚っさん「はいはい、ちょっと待ってな」

エルフ「くそっなんだこいつ!ええい近付くな!」

汚っさん「そいつの対処法を教えようか?」

エルフ「この程度の相手などにいつまでも手子摺る私ではない。良いから貴様はそこで黙っていろ」

汚っさん「あ~そっちの道じゃなくて…」

エルフ「な、なんだ!?伏兵か?」

汚っさん「そっちに進むと弓兵にフルボッコされるって注意しようと思ったのに」

―――
エルフ「ここは…毒の沼か!?」―――
エルフ「なんだこの巨人は!?こちらの攻撃が当たらない…っ」
―――
エルフ「しまった!また弓兵に囲まれたか!」
―――

エルフ「………」

汚っさん「初見でここまで来れば凄いと思うよ?」

エルフ「もうダー○ソウルなんてやらないんだからな!!」グスッ


ダークエルフ(ニコニコ)

貴族男「……」頭抱え

ダークエルフ「ご主人様?」キョトン


貴族男「お前は……奴隷、だよな?」

ダークエルフ「はい、私の身も心もご主人様のモノですわ♪」ニッコー


貴族男「ヤる為にお前を買った訳だが……」

貴族男「主人が寝込むまでヤるかフツー!?」ダンッ

ダークエルフ「ご主人様、激しかったですわ……」ポー

貴族男(あ、やべ)

ダークエルフ「辛抱たまりませんわー!!」ガバァー!!!

貴族男「ちょ、おまアッーーーーー!??」


……逆レイプっていいよね!

エルフ「くっ!身動きが取れない……もしや魔法の類いか!?」

幼エルフ「もっとぉ!!もっと欲しいのぉ!!!」

エルフ「しかも食事にまで薬を盛ったとは…」

汚っさん「それが“炬燵×蜜柑”の魔力ですから」ヌクヌク

エルフ「フフフ、どうだ見てみろ!こいつの白い筋を全て取ってやったぞ」ドヤッ

幼エルフ「お姉ちゃんすごーい!パチパチ」

汚っさん「そろそろ鍋が良い頃合いだからあんまり食べ過ぎないようにね」

エルフ幼エルフ「はーい」

汚っさん「じゃあ蜜柑の皮を捨ててきなさい」

幼エルフ「ふぇ…」

エルフ「貴様……鬼畜だな」

男「……ぐがー、むにゃむにゃ」zzz

エルフ「…………」ソーッ

男「すぴー、ふがー……」zzz

エルフ「…………っ」ツンツン

男「んぐ……ふがー、すぴー」zzz

エルフ「…………」ドキドキ

エルフ「…………」ソロー


エルフ「…………ん」チュ


エルフ「っ………………えへへ」

男「…………」ニヤニヤ

エルフ「っ!? ぁ、その、えっとこれはっ」ビクッ

男「…………」ニヤニヤ

エルフ「っ……いっそ殺せ!」

エルフ「ばっ……!そんなもの押し付けるな!」

男「いや俺ってさー、プライドが高いヤツを一気に堕とすのが好きなんだよねー」ニヤニヤ

エルフ「止めろ……そんな大きいモノを押し付けたら……!!」ガタガタ

男「まあ無理矢理にでもやるけどさ」カチッ

エルフ「?……動けない?」

男「これでお前の身体は俺のモノだ……」ニヤニヤ

エルフ「……まっ、まさか!止めてくれ!そんなの……死ぬより酷い!」

男「もう遅い、陰陽師カードからのリニアでキングボンビーはお前のモノだ」

エルフ「っ……いっそ殺せ!」

男「ただいまー」
エルフ「帰ったか、夕食ができてるぞ」

男「おー、スゲエ美味そう! やっぱり愛情のスパイスかな?」
エルフ「な……馬鹿なことを言ってないで、早く食べろ!」

男「いや、その前に……」
エルフ「なんだそれは?」

男「カメラだよ、ビデオカメラ……テレビにつないで、再生」

……

エルフ『はあ……男、早く帰ってこないかなあ……』
エルフ『帰ってきたら、なんて言おう……』

エルフ『笑って、おかえりなさい……って……そしたら、男も……無理、恥ずかしすぎる』

ピンポーン

エルフ『あ、帰ってきた!』パアァ

……

エルフ「くうぅ……」

男「……」ニヤニヤ

エルフ「っ……いっそ殺せ!」

男「……ふむふむ」ペラ

エルフ「なんだそれは?」

男「ん? 古いノートだな。タンス整理してたら出てきた」

エルフ「ふむ、どんなことが書いてあるんだ?」

男「ええと、『貫く風(ウィンドジャベリン)』とか『神の矢雨(ディバインレイン)』とか、他にもいろいろ必殺技とか魔法が……」

エルフ「……ん?」

男「『その少女は呪われた宿命を背負い、光と闇の力を宿していた……』」

エルフ「男、そのノート見るのはやめないか?」

男「えー、もう少し見る」

エルフ「いいからよこせ!」

男「おっとっと、表紙に名前が……ええと、『エルフ』だって!? コレ、エルフのノートだったのかぁ……」

エルフ「な……」

男「『貫く風(ウィンドジャベリン)シュバーン!』とか、エルフも言ってたのかぁ」ニヤニヤ

エルフ「っ……いっそ殺せ!」

男「ディバインレインwwwwww ぐはあwwwwww ディバインレイン超つええwwwww」
エルフ「……っ~!!!!」

男「食らえwwwwww ウィンドジャベリンwwwww ドシュワアアアアアアア!wwwwww」
エルフ「っ……っ……!!!」

男「やべええwww 黒歴史いじるの楽しすぎるwwwwww」
エルフ「……黒歴史?」

男「だってそうだろ? こんな厨二じみた想像の言葉ばっか」
エルフ「想像? それは私の魔法のアイディア帳だ。オリジナルの魔法のな」

男「え? 想像じゃないの!?」
エルフ「当たり前だ。私を誰だと思っている……どれも実際に完成したが、威力が大きすぎて、相手を必要以上に傷つけて以来封印しているんだ」

男「完成って……」
エルフ「なのに、あんなに笑って……私の心を踏みにじった罪、その身に刻むが良い!」ゴゴゴゴゴ」

男「ちょ……ま……」
エルフ「風よ……束となって悪を貫け! ウィンドジャベリン!」キュウゥゥゥ……ギュン!

男「げばっはあ……」ゴチュッ
エルフ「雨よ……その身を矢尻となせ! ディバインレイン!」シュシュシュ……ダダダダダダダダダ!

男「ぎゃああああああああ……」グチャグチャグチャ
エルフ「回復魔法もあるからな。何度でもいたぶってやる」

男「いっそ……ころしてください……」

エルフ「だ、駄目!外に外に出してえぇぇ!!」

男「さーて、どうしてやろうかな、っと」

エルフ「お願い!外に、外に――!」

男「出すわけねえだろ!おら行くぜ!」

エルフ「いやああああ!」

カランカラン

ギャラリー「うぉおぉぉ!ピンゾロで五倍だと!?」

男「へへ、ごっそうさん。これにこりたら下手に賭博に手を出すなよ」

エルフ「い、一年分のお小遣いが……チンチロなんてやるんじゃなかった」

男「あとで水羊羹でもおごってやるよ」

エルフ「いっそ……殺して……」


エルフ「ご、ご主人……様」

汚っさん「ああん?何か言ったのかぁ?」



エルフ「な、何でもないっ!(は、恥ずかしい……しゅ、主人としてこれからも可愛がって下さいとは言えない……)」カァァァ

汚っさん「?飯はもう少し待てよ?」

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