男「うわ、まる子うぜぇ」(9)

男「なんだこれ、物の気持ちを考えるとかほざいて他人に迷惑かけっぱなしじゃねえか」

友「アニメに向かって何いってんだよ...」

男「あーまる子うぜぇ」

友「この前もクレヨンしんちゃんのしんちゃんうぜぇとか言ってたよな」

男「もうしんちゃんなんてどうでもいいんだよ。まる子がうざい。殺したい」

友「じゃあ殺してこい」

そう言うと友は小さな機械をポケットから出した。

男「これはなんだ?」

友「未来の機械...『漫画・アニメの世界に行けますよリモコン』だ」

男「マジかよ」

友「ただし萌え漫画・アニメには行けないからな」

男「そ、そんな...」

友「性犯罪が発生してから萌えアニメ・漫画に行けなくなったんだ」

男「でも、ジョジョの世界は行けるんだろ??」

友「まあな。だけどジョジョの世界で死んでも誰も責任は取らないらしい」

男「覚悟が必要ってことか」

友「まあ、通行人Aとかそういう役割になると思うしこの世界と変わらないと思うぞ」

男「じゃあ行ってくるぜ」

友「じゃ、このボタンで...」

ポチッ



男「............ここは......?」

藤木「!?突然人が降ってきたぞ!?」

男「そこの君、まる子って言う人知ってるか?」

藤木「え?」

男「知ってるのか??」

藤木(どうしよう...この人なんか怪しいし...やめておこう...)

男(こいつ、藤木だよな。絶対まる子の事を知ってる)

男「おい藤木」

藤木「!?!!どうして僕の名前を!?」

男「うるせえ。さっさと教えないと殺すぞ藤木」

藤木(ヤバい...!ここは教えるしかないな...)

藤木「はい。まる子とは同じクラスです」

男「どこに家あるか知ってるか?」

藤木「はい。こっちです」

さくら家

藤木「ここです」

男「おう」

藤木「じゃ、僕はこれで」

男「おい」

藤木「はひっ!?」

男「他の奴に言ったら殺すからな」

藤木「も、もちろん言いません!!」

男「後、まだ帰るな」

藤木「え...??」

男「帰るな」

藤木「は...はい」

ピンポーン

まる子の母「はーい」

男「すみません。私、藤木のいとこの坂口と申しますが、まる子さんいますか?」

まる子の母「あっ、はいわかりました。まる子ー」

まる子「ん?」

まる子の母「藤木君のいとこの坂口さんって人が来てるわよ」

まる子「誰だろう...まあいいや」

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