女「……男…さん……」(22)

女「……」じー

男「(お、またストーキングしてるな)」

女「……」じー

男「(そろそろか…)」

犬「わんっ!」尻尾ふりふり

女「!? わっ、わっ」

飼い主「おはようございます。いつもごめんなさいねぇ…この子、あなたが好きみたいで…」

女「…い、いえ…」なでなで

犬「♪」尻尾ぶんぶん

男「(毎朝決まった時間に散歩に来てるんだからいい加減覚えろよ…っと、やべっ電車に間に合わなくなる)」

女「……あ……男……さん……」

犬「?」尻尾ぶんぶん

男「(はぁ…本当に通勤電車って嫌だよな…人多いし近いし…っと、降りねば)」

女「…?…?」キョロキョロ

男「(やっぱりいた…いや、わざわざタクシー使って先回りせんでも)」

女「…!……」こそこそ

男「(近づこうとするも)」

女「!? !?」

男「(流されていく…通勤ラッシュを甘く見るなよマジで)」

男「おはよーございます」

上司「おはよう」

後輩「おはようっす」

女「……」こそっ…

男「(会社まで付いてきても仕事が始まる頃には家に帰ってく…まあ、流石に仕事中までストーキングせれたら困るが)」

『朝のラジオ体操を始めます』


女「……」じー…こそこそ

男「(帰る時ぐらい普通に帰れよ…お疲れ様でしたってか)」

男「(さて、昼飯昼飯っと…)」弁当箱ぱかっ

男「…ですよねー…」

後輩「先輩のお弁当いつもうまそーですよねーお母さんに作ってもらってるんですか?」

男「まあ、そんなもんだ(正確にはストーカーだが)」


女「…っ…////」時計ちらり、男抱き枕むぎゅぅ

男「お先に失礼します」

上司「おう、おつかれ」

後輩「先輩もう帰るんすか!? ずるいっすよ!!」

男「おう、事務処理頼んだぞ。がんば」

後輩「うわぁぁぁぁぁん!!」




男「(まあ、いるよなー)」

女「……」じー…

男「(夜飯なに食おうかなぁ)」

コンビニ店員「あざっしたぁー」

男「(カップ焼きそばとシュークリームにゼロコーラ…ん、夜飯はこんなもんだよな。自炊面倒くさいし)」

女「……」じー

男「(手提げバック持参…今日は弁当持ってきてるみたいだな。布団出しやすい位置に置いとくか)」

男「ただいまーっと」

男「(玄関のチェーンはかけずに鍵だけ閉めて…っと)」

男「(とりあえず布団を見つけやすい位置に出しといて…それからお湯沸かして風呂も沸かさねーと…)」

女「……くちっ!……」窓の外から

男「(最近寒いしなぁ…風邪だけは引かないようにしろよ?)」やかんぴー

男「お、焼きそば焼きそばっと」台所へ

女「……♪……」魔法瓶から暖かい緑茶飲んでいる

男「ごちそうさまでしたー」手合わせ

男「ああ、明日は唐揚げと卵焼きとレタスを入れた弁当にしようかなーよし、唐揚げは冷凍品で卵焼きは今から作ってレタスは適当にちぎって弁当に入れて冷蔵庫の中にいれておこうそうしよう」棒読み

女「……!……」メルメル

男「(いや、独り言で弁当の中身言って作るやつなんていないのになんでこいつ疑わねーんだ?あと)」

女「……っ!……っ!」しっしっ

猫「にゃー?」

男「(ここらへん野良猫多いのもいい加減覚えろよ…弁当目当てで猫集まってるじゃん…)」

女「……」つささみ

猫「にゃー!」はぐはぐ

男「(餌付けすんなよ…)」

男「(風呂入ったしニコ動見るか…)」

女「……」タクシーを呼び乗って

男「(明日の弁当と同じおかずを作りに行くんですねわかります。まあ毒とか髪の毛とか入ってないからいいけど。美味いし)」

男「…なんで俺なんかをストーキングするのかねぇ…」

男「10時か…明日も仕事だし寝るか…」

タクシー〈〉

男「10時か…明日も仕事だし寝るか…」

タクシー〈キキッ…パタン…

女「……」

男「(布団よし、チェーンよし…電)」

男「10時か…明日も仕事だし寝るか…」

タクシー〈キキッ…パタン…

女「……」

男「(布団よし、チェーンよし…電気を消灯して…)」

女「……!!……////」ドキドキ

(連投しました…すいません)

女「……」ドキドキ

女「……」つ合鍵

女「……」がちゃ…そー…

女「……お、おじゃま……します……」ボソボソ

男「(はい、いらっしゃい)」狸寝入り

女「……」そろそろ…がちゃ…

男「(冷蔵庫ってどんなにゆっくり開けても音するよなー)」

女「……」ぱかっ…すっすっ

男「(いつもごちそうさまです)」

女「……////♪……」そろそろ…がちゃ…

女「……」そろそろ…ぎし…

男「(あー…次は風呂場か…)」

女「…!…♪…」ワイシャツぎゅーくんかくんか

男「(家に持って帰るのはいいんだけどさ、洗って返したら普通バレるからね?)」

男「(こんばんは)」薄眼

女「……はぁ、はぁ……/////」ぎっ…ぎっ…

男「(相変わらず可愛いな)」

女「……はぁ…はぁ…男……さん……/////」布団の上から馬乗り

男「(近い近いですよお嬢さん)」

女「……好き……好きです……愛してます……男……さん……」ほっぺたぺろり

男「(うひぃ、くすぐったい)」

女「はぁ…はぁ…おい……しい……/////」ぺろぺろ

男「(くすぐってえなぁ…こいつは犬かなんかか?)」

女「男さんが望むなら……わた…し……////」手を握り胸元へ

男「(おう、おっぱい柔らかいなおい)」

女「はぁ…んぅ…どう…ですか…?私のおっぱい…」手のひらをおっぱいに当てて

男「(すっごい柔らかいですとも)」

女「んっ…んっ…直接触っても……いいんですよ…!ふわ…ぁ…///」手を服の中にいれてもぞもぞ

男「(肌すべすべだなー)」

女「…っあ…!」ぴくんっ

男「(お、今なにやら硬いものがありましたね)」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年10月17日 (土) 11:23:34   ID: J1-H_672

おい最後…

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