一夏「はぁはぁはぁ」ﾀｯﾀｯﾀ

一夏(よし！右に曲がれば校庭への出口だ！)ﾀｯ

シャル「あれ？一夏？どうしたの？こんな夜中に？」

一夏「ｼｬ､ｼｬﾙｯ！！！」

シャル「ん？」

一夏「い、いや・・・俺はだな・・・」ｱｾｱｾ

シャル「・・・」

一夏「そ、そういうお前こそどうしたんだよ！こんな夜中に！」

シャル「ああ、ぼく？ぼくはね・・・」

シャル「一夏が逃げ出さないように見張ってたんだ！」ﾆｺ

一夏「！？」

シャル「・・・で、こんな夜中にどこに行く気？」ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞ

一夏「ひっ！」

一夏「く、くるなあああああああああっ！」



～

ｽﾞﾁｭｽﾞﾁｭｽﾞﾁｭ

シャル「ほらほら、まだ終わりじゃないよ！」

一夏「う・・・あ・・・あ」ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ

ｽﾞﾁｭ

シャル「アハッ！最高だよ一夏ッ！」

ｽﾞﾁｭｽﾞﾁｭｽﾞﾁｭ

一夏「・・・・・ぅぁぁ」

一夏「・・・」

一夏「・・・っ！」

一夏「・・・ここは」

一夏(い、意識が飛んでたのか)

一夏「・・・俺の部屋だ」

一夏「・・・夜」ｷｮﾛｷｮﾛ

一夏「丸一日たっちまったってわけか」

一夏「うぐっ！さ、さすがに出さされすぎたか」

一夏(だがそうも言ってられない！警備が厳重になる前に逃げなくては！)