ここから脱出しよう(安価)(11)
私は光が届かない暗い場所で、温かいものに包まれている。
だけど、昨日までとは何かが違っていた。
どうやら、私はどこかに連れて行かれているようだ。
ドクンドクン……という音を聞きながら、私は考えた。
ここにいたらダメだ。
何とかして、ここから脱出しなければならない――。
・・・
・・・・・・
少女「どこだろう、ここ……」キョロキョロ
少女「暗くてよく見えない。私、誘拐されちゃったのかなあ」
少女「ううっ、帰りたい」
>>4
猫の鳴き声が聞こえてくる
にゃ~
少女「ネコの声だ。どこにいるのかな」キョロキョロ
少女は暗闇に目が慣れてきました。
少女「ええっ、ここはどこなんだろ……」
>>7
自宅
・・・
・・・・・・
助産師「お母さん、頑張ってください! ヒッヒッフー」
ママ「ん゛ん゛っっ!!」ヒッヒッフー
「おぎゃ~おぎゃ~っ」
助産師「おめでとうございます。元気な女の子ですよ!」
ママ「いらっしゃい、少女ちゃん……」
助産師「かわいい名前ですね」
思い出した。
ここが私の新しい『おうち』なんだ。
少女「うわぁんうわぁん……」
ママ「よしよし。少女ちゃん、どうしたの?」
ネコ「にゃ~」
ママ「ネコちゃんも心配してるよ。変な夢でも見ていたの?」
少女「あぅっ……」スースー
私はママの腕に抱かれ、眠りについた。
おやすみなさい。
HAPPY END
予知夢ネタを考えていたけど、何の波乱もなくハッピーエンドを迎えました。
ある意味良かったです。
ありがとうございました。
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