男「留守の間に家事されている...」(21)


男「くそっ!目覚まし壊れやがって!洗濯はどころか布団すら干す時間がねぇ!」ドタバタ

男「あー、めんどくせぇ!布団も畳まん!」ガチャ タッタッタ...


ブラウニー「...行ったかな?」ヒョコ

ブラウニー「うわぁ...結構洗濯物溜まってるなぁ」

ブラウニー「んー、今日もいい天気!...さて、今日もお仕事お仕事!」


ブラウニー「お布団くらい畳んでいけばいいのに...脱け殻は感心しないね」

ブラウニー「お布団干してー、お洗濯物洗ってそれまた干してー」テキパキ

ブラウニー「...掃除機なんて認めないよ、ボクはホウキ派だよ」サッサッ

ブラウニー「~♪ん...何この本...!?」

ブラウニー「まったく!こんないやらしい本を出しっぱなしなんて!」

ブラウニー「男の独り暮らしなんて無法地帯もいいところだよ...」


夕方

ブラウニー「さて、そろそろ男が帰ってくる時間だね」

ブラウニー「今日の夕飯はナポリタンにしたよ!ちゃんと食べてくれるかな」ワクワク


男「あー...疲れたー、あんのハゲ課長覚えてやがれよ...」ガチャ

男「...またか」

男「最初は空き巣かと思えば何も盗まれてなくて」

男「洗濯物がタンスにキッチリ収納されてるし」

男「布団からはお日様の香り...掃除された床、極めつけは」

ナポリタン「eat me!」

男「ご丁寧に夕飯の支度もバッチリだ...」


可愛いじゃねえか


ブラウニー(あ、なんか「もう驚かんぜ」みたいな顔してる!)

男「初めて夕飯を用意されたときは流石に抵抗したが誘惑に負けてしまったな」イタダキマス

男「母ちゃん...はポックリ逝ったしな、親父...あ、ポクッてたわ」チュルチュル

ブラウニー(ドキドキ)

男「うめぇ、あーもう止まらん」チュルチュルチュルチュル

ブラウニー(っしゃあああ!!)

エロ本が片付けられている事はスルーか?


男「ごっそさん、しっかし犯人は誰なんだ...まさか座敷わらしとか...いや、座敷わらしがナポリタンつくるのはないか?」

男「前に食べたのもピザだしイタリアンな人かな...でも外人に知り合いはいねぇし」

男「考えたってわからん、脳内保管で可愛い料理上手なおせっかい女の子とさせてもらおう。風呂だ、風呂に入ろう」

ブラウニー(あ...お皿洗ってない...)

男「風呂も沸いてるとかもう見つけたら嫁にするしかねーな」ハハハ

ブラウニー(男は今からお風呂入るんだし...)ウズウズ


ブラウニー「...行ったね、駄目だなぁ男は。洗い物は早めに片付けないと汚れが落ちにくくなるのに」カチャカチャ

ブラウニー(男が家にいるのに家事するのは初めてだなー、なんだかお嫁さんになったみたい)ニマニマ

男「あれ、エロ本どこやったっけな」

ブラウニー「あ」

男「あ」

ブラウニーって誰?

おおきづちは出ないの?

ブラウニー(英: brownie)は、スコットランドや北部イングランドで伝承されている伝説上の妖精のひとつである。
呼び名は地方によって全く異なるが、いずれもが民家に住み着いてその家を栄えさせるなど、日本の座敷童子に近い存在である。

なお、オッサンあるいはジジイのもよう

>>11最後の一行が見えない

>>11のせいでホモ臭くなった。

ブラウニーかわいいよ

妖精の力で姿を変えられるから(震え声)

ブラウニー(♀)

これで大丈夫♪

ありすの作るブラウニーはうまいな


ブラウニー(しまった...アリ○ッティの二の舞に!?)

男「うわぁぁぁぁ!でっけぇゴキブリがホバリングしてるぅぅぅぅぅ!?」

ブラウニー「なあっ!?」

ぱがぁんっ!!

男「へぶしっ!」ドシャッ

ブラウニー「あ、お皿が粉々に...」ゼェゼェ...

男「q」

ブラウニー「やばぁ...」ゼェ...




男「ん、ぐ...あれ、台所で寝ちゃったかぁ...あだだだだ!」タンコブ

男「あれ、でもなんで台所に?...そうだ!新しいgの性能が化け物で...」

ブラウニー(くっ、誰がgだ!)コソッ

男「皿の破片がない...寝てる間に例のおせっかいさんがやってくれたんかね?」

ブラウニー(あやうく殺る手前だったけどね)

男「まさかホバリングgがおせっかいさんの」

ブラウニー「謝るからgと一緒にしないでよおおおお!」ウワーン

男「ややっ」

ブラウニー「ふぐぅ、ひぅくぅ...」メソメソ


男「あれま、ちっちゃい女の子だこと」

ブラウニー「ぐすん、ボクはブラウニーだよぅ」メソメソ

男「え、倒したら経験値貰えたり」ヴォン

ブラウニー「しないよ!座敷わらしみたいなもんだよ」

男「新型のgは」

ブラウニー「全身茶色い装備だからってgは酷いよ...」


ブラウニー「はぁ、ばれちゃったしなぁ...引っ越そうか」

男「ちょ、待ってよ俺も謝るから引っ越すのは勘弁してよ」

ブラウニー「だって居ないときにお仕事してのブラウニーだから、ばれちゃったらなんだかなぁ…」

男「ブラウニーちゃんの美味しいご飯が食べたいんだよ!」

ブラウニー「ぴくり」

男「それにばれちゃったなら開き直って一緒に生活しようよ!」

ブラウニー「うう...」

男(あ、悩んでる姿かわいいな)

ブラウニー「し、しょうがないね!男はボクがいないとだめだからね!」

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