遊星「これで何回目だ」
ジャック「・・・」
遊星「俺の記憶が正しければ12回、そうだろジャック」
ジャック「否定はせん」
遊星「それで今回は何をして」
ジャック「知れた事を店長と喧嘩をしてやめてやった」
遊星「そうか・・・」
ジャック「フン、また探せばいいだけの事だ!それまで俺は」
遊星「ジャック、今日限りでお前はチーム5Dsをクビだ」
ジャック「何ィ!?」
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ジャック「そもそも俺抜きで大会を勝ち抜けると言うのか!?」
遊星「アキが居る」
ジャック「確かに十六夜は強い、だが実戦経験が足らん!」
遊星「・・・お前はさっきまた探せばいいと軽い気持ちで言ったな」
ジャック「それがどうした」
遊星「その考えが既に甘えている、今の環境に・・・昔のお前はそうじゃなかった」
ジャック「俺は今も昔も変わらん!」
遊星「いやキングになった瞬間からお前は俺の知っているジャック・アトラスでは無くなった」
遊星「キングとなり贅沢をし尽くした結果、お前からは忍耐力が消え失せさらにキングから失脚した時から逃げぐせが付いてしまった。昔は誰よりも孤高だったのにな」
ジャック「くっ・・・遊星!」
遊星「一からやり直しもう一度帰って来てくれ。荷物だ」
遊星「一応、3日ほど生きられる分の食料と金を入れておいた。さあ行けジャック」
ジャック「ふ、ふざけるな遊星!俺は絶対に出て行かんぞ!!」
遊星「ならば力づくでお前を追い出してやる!」
クロウ「ただい・・・何だこりゃ」
ブルーノ「う、うん。ちょっと遊星とジャックがね」
クロウ「ひでえツラだな遊星」
遊星「クロウ、ジャックを追い出した」
クロウ「おいおいマジかよ」
遊星「あいつのためなんだ。解ってくれ」
クロウ「・・・しかしジャックだぜ?どうせカーリーのとことかに」
遊星「カーリーには既に根回ししておいた。大丈夫だ」
クロウ「犯罪に手を染めなきゃいいけどよぉ」
遊星「ジャックは悪事には手を染めない。あいつは硬派だからな」
クロウ「絶対に何かやらかすぜあいつ・・・」
4日後
遊星「昨日で食料は尽きたはずだ。そろそろ動くか」
クロウ「何だよ結局ジャック探すのかよ」
遊星「食料が尽きればジャックは嫌でも動き出す。ジャックは食いしん坊だからな」
クロウ「働かねえくせに食うよなあいつ」
ブルーノ「でも居場所が」
遊星「発信機をつけておいた。これで安心」
ブルーノ「さすが遊星!」
遊星「見させてもらうぞジャック、お前がジャック・アトラスとして蘇る姿をな」
遊星「飽くまで後ろからつける程度だ。それ以上は干渉してはならない」
クロウ「あいつが崖から落ちそうになってもか」
遊星「当然だ」
ジャック「腹が減って動けん・・・あれは・・・」
龍亞「それでさ~」
ジャック「龍亞!龍可!」
龍可「行くわよ龍亞」
龍亞「う、うん」
ジャック「待て!なぜ逃げる必要がある!?」
龍亞「遊星から頼まれてるんだよねジャックには関わるなって」
ジャック「あいつめ・・・ならば食い物はあるか」
龍亞「チョコなら」
龍可「ダメよ与えちゃ!そういう事するからジャックは甘えるんだから」
ジャック「仲間同士の絆はどうした」
龍可「それとこれとは話が別よ。ほらあまり関わると懐くから行こ」
龍亞「ごめんよジャック」
ジャック「待て!待て!!待て!!!」
遊星「何!?」シリーズ好きだわ
ジャック「遊星め・・・俺を[ピーーー]気か」
ボブ「あ、ジャックだ」
天兵「本当だ」
ジャック「お前達は龍亞の友」
ボブ「何してるの?」
ジャック「ただのブラブラしているだけだ」
天兵「あ、お金も食料もダメだって遊星が言ってたよ」
ジャック「どこまで根回しをする気だ」
ボブ「ま、それにジャックの時代も終わったしね」
ジャック「今から始めるのだ俺の新たな伝説がな」
ボブ「それはどうかな」
ジャック「どういう事だ」
ボブ「これ見てよ。今の街での人気者ランキングさ」
ジャック「これが何だと言うんだ」
ボブ「いずれわかるさ・・・いずれな」
ジャック「人気者ベスト10・・・何々」
1位コナミ
2位高橋和希
3位伊藤彰
4位影山なおゆき
5位鬼柳京介
6位丸藤亮
7位三好直人
8位友永晃浩
9位不動遊星
10位三沢大地
ジャック「俺はどこだ!?」
ボブ「パソコンで調べてみなよ。きっと順位がわかるはずさ」
天兵「ほら遅刻しちゃうよ」
ジャック「パソコンだと・・・食料もない俺にパソコンを使えだと!」
ジャック「よし!誰かしらからパソコンを借りよう」
ジャック「おいパソコンを貸せ!」
クロウ「おい居たぜジャックが」
ブルーノ「パソコンを貸せと言ってるよ」
遊星「成る程・・・ジャックの考えが解ったぞ」
ブルーノ「え?」
遊星「パソコン・・・つまり株だ」
クロウ「か、蕪?」
遊星「そうだ、ジャックは株に手を出す気なんだ」
クロウ「へ、へえ(よっぽど何か食いてえんだなあいつ・・・蕪食いたいなんて)」
遊星「やはりジャックはキングの器・・・そう思うだろブルーノ」
ブルーノ「うん!」
,.. -―- 、
/ `ヽ.
__,.イ_ 、 , `ヽ,
_ヽご二ニ二ヽー- ヾト、/!,イ,._ニ7
. _ 二ニ三二≧ ー= 、 _,..、 レ/
{ `ヽー二/,ヘ! !弋tェr ` i´tェァ k'
ヘ `ヾ i トf| l .::> iノ
', _lヾゝ-斗 r==ァ 〃
l ! >''´1ト、  ̄ / ‐-ァ
l__... - 〈 l L._ヽ..__ ィ /
r'´ ̄ ヽ'ヘ l !  ̄lハ レ!
j ―‐-- 、! `ト、__ー-__Nく
l リ\ く r= ' `ヽr、_
/ ヽ ――--イ`ヽ ヽ、 __ \\ } ト 、
. / ! ,イ ` ー-r二 ヽ ー‐ 'ノ、 ∧
l ヽ  ̄ ̄ ノ / | |  ̄「 ̄ ヽ i ヘ
ジャック「で、どう使うんだ」
「ここをクリックです」
ジャック「こうか」コツン
「いや画面じゃなくて、こうしてこう」
ジャック「人気者・・・俺はまさか最下位じゃあるまい」
ジャック「33位アンドレ・・・角がカッコいい、34位成長した龍可・・・太ももがいい、35位プラシド・・・何かヤバい」
ジャック「俺が36位・・・36位だと!?ふざけるな!!」
「じゃあ帰りますよ」
ジャック「36位なんて一番微妙な順位だ!どうなっているんだこの世は!!」
クロウ「今度は怒り狂ってるぜ」
遊星「暴落か・・・」
ブルーノ「無茶するから・・・」
ジャック「いや待てよ1位のコナミとかいう奴を倒せば俺が1位になるはずだ」
ジャック「よし!探し出して俺がナンバー1になってやろう!」
クロウ「走り出したぜ遊星!」
遊星「追おう」
ブルーノ「今度は何をするんだろうねジャックは」
遊星「株に失敗したが何か別の目標を見つけたんだろう」
ブルーノ「別の目標って?」
遊星「ああ!」
ジャック「待ってろよ1位の男!この俺が1位に君臨する!必ず!」
ジャック「特徴は赤い帽子を被りいつも誰かしらと行動をしているか・・・何て分かりやすい」
「眼鏡・・・眼鏡・・・」
ジャック「どけ!」
「眼鏡を無くしてしまったのです。私の」
ジャック「・・・頭だ!頭を見ろ!」
「あ!眼鏡だ!ありがとうございます!貴方は一体!?」
ジャック「俺はジャック・アトラスだ!覚えておけ!」
クロウ「遊星」
遊星「眼鏡を無くした人の眼鏡を探すとはさすがだジャック」
ブルーノ「これでこそキングだね!」
遊星「いやまだまだキングには程遠い」
ブルーノ「結構いい事したと思うけどな」
遊星「追いかけよう」
遊星「こっちだ!」
クロウ「脚の早い奴だぜあいつは」
ブルーノ「あれ見て!」
遊星「ジャック!」
クロウ「あいつDホイールを身体で止めてるぜ、何やってんだよ」
遊星「ジャックの後ろを見るんだ!」
ブルーノ「子犬だ」
クロウ「まさかあいつ」
遊星「きっと子犬を助けるために身体を張って止めたのだろう。普通なら死んでしまう」
遊星「やはりジャックの中にある熱い魂は消えていなかったようだ!」
クロウ「見直したぜジャック!」
ブルーノ「あ、また走り出した」
遊星「今度は何をするんだ」
ジャック「休憩しよう」
ジャック「飲み物・・・そうだ、金が無かった・・・どうすべきだ」
ジャック「・・・」チラッ
ジャック「パチンコか」
遊星「ここはパチンコ店、何をする気なんだ」
ブルーノ「お金を稼ぐんだよ」
遊星「・・・そうか!」
クロウ「どうした」
遊星「最近じゃパチンコ店も低迷している」
ブルーノ「だからジャックはパチンコ店を盛り上げるために」
遊星「そういう事だ」
クロウ「あの野郎・・・粋な事するじゃねえか」
遊星「俺達も休もう。ジャックが出てくるまで」
おえ
だがしかしエロ画像がないんだよね
抜いてくるか
終
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