にこ『食欲の秋か』 (225)

食欲の秋ということで、花陽ちゃんとにこがお料理をしていきます。

気楽な話なのでお時間あれば読んでいただけると幸いです。






花陽 『うー・・・やっぱり花陽っぽいって思われちゃったかなぁ?』


にこ 『いいんじゃない?むしろあんたがそれ以外だと落ち着かない気がするし。』


花陽 『ひ、ひどいよにこちゃぁん・・・。」


にこ 『ふふ、ごめんね?確かにそうよね、花陽だけはなんだかんだで頼まれてたのにしてなかったままだもの。もちろん構わないわ。』


花陽 『ありがとう、にこちゃん。』


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にこ 『で、リクエストっていうと、そうね、ご飯にあうもの、ってところかしら?』


花陽 『すごい!どうしてわかったの?』


にこ 『いや、それ以外になにがあるっていうのよ。』


花陽 『うーん・・やっぱりわたしって単純なのかなぁ・・?」


にこ 『あんたはその自然体が一番なんだから。変に考え込まなくていいのよ。で、いつもながらだけど他に誰か来るの?』


花陽 『えーっとね、>>4ちゃん も、いっしょだけどいい?』

凛ちゃん


にこ 『わかったわ。そうねー、ご飯に合うもので、花陽が普段食べないもの、がいいわね。何時ごろいけばいいかしら?」


花陽 『お昼過ぎにきてもらえるかな?>>4ちゃんにもそれくらいに来るし。』


にこ 『ええ、それじゃまた明日ね。』


花陽 『うん、花陽いまから凄く楽しみだよぉ~・・じゅるっ・・』


にこ 『あんたは気が早すぎるのよ。それじゃ、おやすみ、花陽。』


花陽 『えへへ。それじゃ、おやすみなさい。』



~~翌日


ピンポーン


??? 「はーい」


にこ (あれ?花陽じゃないわね、お母様かしら?)


花陽母「はい、矢澤さんね?いらっしゃい。」にこっ


にこ 「あ、いつもお世話になっております、花陽さんは・・」


花陽 「お母さん、いいっていったのに!」


にこ 「あ、花陽・・」


花陽 「ごめんね?にこちゃん、凛ちゃんも来てるから入って?」


にこ 「それじゃお邪魔します。」



花陽 「ごめんね?私が出るって言ってたんだけど・・。」


にこ 「いいじゃない、ほんとにいつみても花陽のお母様若いわね。なんか秘訣でもあるのかしら?」


花陽 「そんなことないよぉ~」


にこ 「それにいつ来ても家も綺麗だし。流石よね。」


花陽 「そんなに褒めてるの聞こえたら豪華なおやつがでてくるかもしれないよ?」ふふっ


にこ 「そんなつもりは無かったけど、それはそれで嬉しいかも。」


凛  「あ、にこちゃん、いらっしゃい!」




にこ 「さてと、にこりんぱな揃ったし花陽のリクエスト詳しく聞かせてもらおうかしら。」


花陽 「そうだね、新米の季節、ではあるんだけど実際まだ出回ってないんだよね。」


にこ 「そういえばスーパーとかでも新米入荷!ってのぼりとかポップみないわよね。10月半ばくらい?」


花陽 「一般で流通するのはそれくらいかな?でもこの時期はもう一つ美味しいタイミングなんだよ?」


にこ 「?なにかあるの?」


凛  「この時期になるとかよちんのお家にはいろんなお米が集まるんだよ。」


にこ 「え?何?どういうこと?」


花陽 「毎年新米って一杯採れるでしょ?今年は正直天候が振るわなくて大変なところも各地で出て大変だったから花陽も胸が痛いけど。」


凛  「にこちゃん、お米って国内自給率96%なんだよ?」


にこ 「凛、何であんたがそんなこと知ってんのよ!」


凛  「・・・かよちんと何年親友だと思ってるにゃ。」


にこ 「そ、そうだったわね。」


花陽 「私がお米の話ばっかりするからつい凛ちゃんまで・・」


凛  「そんなわけで毎年毎年お米を食べきってるわけじゃないんだよ。じゃぁそのお米どうする?っていう話で。」


花陽 「お米やさんで売ってるお米っていうと高いお米は専業農家の人が凄く丁寧に『商業流通』させるために作ったお米なんだけどね?」


凛  「田舎だとお米作ってるけど専業農家じゃない人の方が多いのはにこちゃんでもわかるよね?」


にこ 「失礼ね。知ってたかって言われたら妖しいけど考えたらわかるわよ。たしかにおじいちゃんも田んぼしてるけどサラリーマンだったわね。」


花陽 「そうそう。で、そういう人って自分ところで食べるお米と、JAなんかに卸すお米をわけるんだけど、自分のところで食べるつもりのお米が予想外に余ったりすることもあるんだよ。」


にこ 「それがどういうことなの?」


凛  「かよちんはそういう人からお米分けてもらってるんにゃ。これはかよちんだから、だよ?凛やにこちゃんや普通の人は無理だからね?」


にこ 「あんたどういうコネクション持ってんのよ・・・」


にこ 「でも意外だわ。花陽のことだからそういうお米なんてあんまり美味しくないとかって言うのk・・」


凛  「にこちゃん!!!!!」gkbr


にこ 「え?なによ、はn」


花陽 「にこちゃん!!!どんなお米でも農家の人が大事に一生懸命作ったお米だよ?!花陽がそんなこと言うわけないよ!」


にこ 「ご、ごめん・・・なさい・・」


凛  「にこちゃん、正座して聞いたほうがいいよ。」


花陽 「あのねにこちゃん?お米って言うのはね?・・・・」


お説教が30分ほど続きました


花陽 「ご、ごめんね?にこちゃん、お米のことになるとつい・・」


にこ 「イエ、ワタシガワルウゴザイマシタ」


凛  (まぁ一回こういう目にあえばにこちゃんも次からわかるはずにゃ。真姫ちゃんも一回されてるし。)


花陽 「あ、それでね?古米になっちゃうけど美味しいお米だし、かといって自分のところで採れる新米食べたいけど古米残っちゃってる、っていう農家の知り合いの人に安く譲ってもらってるの。」


にこ 「そういう話だったわね。なるほど、私もそういう知り合い居ないかしら。」


凛  「でもにこちゃん、こういう事はこっちから言い出すと足元見てるみたいで失礼だから持ち掛けちゃだめなんだよ?」


にこ 「そうね。確かにそういうのはあつかましいわね。ま、私はそんな知り合い居ないからいいけど。」



花陽 「でね?新米じゃなくてそういうお米をつかってお米をたくさん食べたくなるお料理考えて欲しいなーって。」


にこ 「あんたどんなおかずでもお米一杯食べるじゃないのよ。」


花陽 「・・・は・・反論できないよぉ。」シクシク


凛  「にこちゃん、そんな見も蓋もないこと言いっこなしにゃ。凛やにこちゃんもついつい食べたくなるお料理っていうのかな?」


にこ 「そうねー。だったらおかずじゃなくて、お米を食べる料理にすればいいんじゃないかしら?」


花陽 「どういうこと?」


凛  「オムライスとか?」


にこ 「そうそう。一般的にご飯が主役になる料理を作ればいいかな?って。」


りんぱな  mgmg


にこ (煎餅・・・の厚さじゃないわ。これ焼きおにぎりじゃないの?)


母  「口に合いませんか?」


にこ 「いえいえ、美味しいですよ?とっても!」mgmg


母  「では、ごゆっくり」バタン


にこ 「あのー・・・花陽、これお煎餅?焼きおにぎり?」


凛  「焼きおにぎりにきまってるにゃ。」


花陽 「え?お煎餅だよ?」


凛  「ええええ!!!何年もずーーっと焼きおにぎりだとおもってたにゃ」ガクゼン


花陽 「うふふ。凛ちゃんってばぁ」


にこ (どうコメントしろってのよ!)


にこ 「は、話変えて悪いんだけどそういえば凛の家と花陽の家ってあれよね、極普通の家庭って感じで安心するわね。」


凛  「そうだよね。うちのメンバーって絵里ちゃんやことりちゃん家って大きいし、海未ちゃんのおうちは道場だし、真姫ちゃんの家なんて言わずもがなだし。」


にこ 「そうよね。メンバーの家自体が特殊よね、ほんと。あんたら二人が癒しよ。」


花陽 「そんなことないよぉ。うちそんなに裕福じゃないし。」


にこ 「いやみに聞こえるわよ、あんた・・。」


花陽 「そういう意味じゃないよぉ。だってほら、エンゲル係数で生活の裕福度が同行って言うことあるでしょ?」


にこ 「ええ(うち20%くらいかしら?倹約してるからそんなもんよね。)」



花陽 「詳しい金額は知らないけど、お母さんうちのエンゲル係数50%もあるって言ってるもん。」


にこ (・・・・この暮らしでエンゲル係数50%って。花陽のお父さん普通に凄く稼いでんじゃないの。)


凛  「まぁ、かよちんのお家だから食費だよね。」


にこ (言いにくいことはっきり言っちゃった!)


花陽 「うん、みんなお米大好きだから・・」


にこ (え?!家族揃って米キチだったの?!)


にこ 「うーん、大丈夫かしら。花陽のお家の人唸らせられる料理作れる自信なくなってきたわ・・」


凛  「そんなことないよ。にこちゃんのお料理凄いよ?」


花陽 「うんうん!花陽も期待で昨日からおなかがすきっぱなしで・・・」


にこ 「期待してくれるのはいいんだけど気が早すぎじゃないかしら。そうねー・・うーん、ご飯メインのお料理ねー。」


花陽 「できたらもう一つリクエストしていい?」


にこ 「何?この際何でも言ってみなさい?」


花陽 「できたら花陽が普段食べないようなお料理食べたいかな?」


にこ 「・・・・なるほど。なかなか難しいこというわね。お米を使った上でそれか。」



凛  「大丈夫?にこちゃん。」


にこ 「たぶん・・大丈夫よ。」


花陽 「えへへ。楽しみだなぁ~。」


にこ 「真姫ちゃんがね、いつかみんなに作れるようにってこの間連れまわしてくれたのよ。」


凛  「そんなことしてたんだ。うらやましいにゃぁ~!」


にこ 「そんなこというけどあんたやたらテーブルに魚並んでも文句言わないわけ?」


凛  「行かなくてよかったにゃー!」


花陽 「凛ちゃん、わかりやすすぎるよぉ。」

今日はこの辺で。

ぼちぼち書いていきますのでよろしければまたお付き合いください。

ありがとうございました。

すいません、 >14 >15 の間にコレが入ります。飛んでました すいません




コンコン・・


母  「三人とも、良かったらおやつでもいかが?」


にこ 「あ、おかまいなく!」


凛  「ありがとー、おばさん。」


にこ 「おばさんって失礼よ、凛!」


母  「もう何年かしらね?10年近くこうなのに、いまさら他の呼び方されてもおばさんも困っちゃうわ?」クスッ


にこ (あ、そうか。そういう積み重ねってあるものね。)


母  「はい、じゃぁどうぞ。手作りで不恰好ですけど。」つ[お煎餅っぽいもの]


にこ 「美味しそうですね。頂きます。」

ぼちぼちと再開していきます





にこ 「それじゃお買い物いきましょっか。」


花陽 「うん、ちょっとまっててね、お母さんからお金預かってくるから。」


にこ 「そんなに大金掛かる予定ないんだから大丈夫よ。」


凛  「今日ここでつくるんだよね?」


にこ 「もちろんそのつもりだけど。」


凛  「だったらたぶんかよちんのおうちの晩御飯に並ぶからにこちゃんこそあんまり気にしないでいいと思うよ。」


にこ 「それでもちょっと・・。」



花陽母「なんか矢澤さんに迷惑掛けるみたいでごめんなさいね、それじゃこれ、お願いしますね?」つ[封筒]


にこ 「いえいえ、こちらこそ、逆に気を使わせたみたいで恐縮です。」


花陽 「気にしなくていいよ、にこちゃん。その代わり美味しいご馳走期待してるからね?さ、いこっ?」


凛  「しゅっぱつにゃー!」


にこ 「海未の家のときと同じプレッシャー感じるわね・・大丈夫かしら。」



にこ 「そういえばコレ・・いくら入ってるのかしら・・汗」ソッ[1万円]


凛  「おー、そんなに使う?」


にこ 「いやいやいや、半分もいくか妖しいわよ。大丈夫よ、預かったからって使い切るようなマネしないわ。」


花陽 「うーんでも、普通家族分のご飯買いにいったらそこそこ使うよね?」


にこ 「私の家の食費基準だといろいろ問題あるからなんとも。凛はどうなの?」


凛  「そんなのしらないにゃー・・」


にこ 「デスヨネー。凛に聞いても仕方ないか。花陽のお家ってたとえば1万円で買い物に行って何日分?一週間?4日?」



花陽 「うーん、二日くらいかな?」


にこ 「どういうことなの?!どんな高級食材使ってんのよ・・」


花陽 「ええええーー!そ、そんなことないよぉ。普通のスーパーで普通に買うだけだよ?」


にこ 「・・ということは・・止めましょう、考えるの怖くなってきたわ。」


凛  「ちなみに何作るか決めてるの?」


にこ 「ええ、買いながら何に使うか説明するわ。たぶん聞いても解らないでしょうし。」


花陽 「聞いても解らないって、どういう料理なんだろ・・ダレカタスケテー!!」


凛  「大丈夫だよ!かよちん、凛が付いてるから!」


にこ 「そんな食べれないようなもの作らないわよ!」


~~~スーパー


にこ 「ということで、お野菜ね、ってあ、どうしよ・・。」


凛  「ん?どうしたの?にこちゃん?」


にこ 「作ろうと思ってた料理割と材料被っちゃうなぁ・・って。そこ深く考えて無かったわ。どうしよ。」


花陽 「同じような料理が並ぶわけじゃないんだよね?」


にこ 「見た目も味も全く違うものよ。けど材料がちょっと。」


花陽 「なら気にしないよ?それにメニューはにこちゃんにお任せだから。よろしくお願いしますっ。」


にこ 「そう?ごめんね、それじゃまず玉ねぎ・・」


花陽 「にこちゃん、大丈夫。おうちに有るよ。」


にこ 「そう?それじゃピーマン・・」


花陽 「あ、それも。」


にこ 「にんにく・・」


花陽 「うん、ごめんね?」


にこ 「・・・パプリカ・・」


花陽 「それはないなぁ。」


にこ 「良かったわ、何しに来たのか解らなくなるとこだった・・。あとセロリでしょ、で、青唐辛子・・」


凛  「え?にこちゃん、大丈夫?いいの?」


にこ 「私がだめなら避ければいいだけだし、ちょこっとなら大丈夫よ。これでも練習したんだから!」


花陽 「だいじょうぶかなぁ?無理しちゃだめだよ?」


にこ 「激辛!ってわけじゃないならなんとか大丈夫よ。そもそも作るの私だし。あとライムと。」


花陽 「ライム・・?」


凛  「飲み物かデザート?」


にこ 「料理に使うのよ。」


凛  「ん~、あっ、エスニック風なのだと使うことあるよね。ってことは東南アジア風かな?」


にこ 「凛も良く知ってるわね。カオパットよ。」


花陽 「???ごめん、にこちゃん、なにかなぁ、それ?」


凛  「てっきりナシゴレンかと思ったよ。」


にこ 「似たようなものだけどタイ風のチャーハンね。ナシゴレンはインドネシアやマレーシアだった気がする。まぁ文化風土似てるから料理も近いわね。」


花陽 「後何品あるの?」


にこ 「でもご飯使った料理ってそんなに一杯たべれr・・」


凛  「にこちゃん。」


にこ 「うん、そうよね。花陽のお家の人のこともあるし余るわけなんて無かったわね・・。」


花陽 「えへへ・・」


にこ 「褒めてるつもりさらさらないんだけど。」



にこ 「それじゃ、エスニックはカオパット。次は洋風ね。ガンボよ。」


凛  「アフリカ料理かにゃ?」


花陽 「響きだと洋風って感じじゃないよね。何処の国の料理だろう?」


にこ 「これ、最近食べさせてもらった中で一番衝撃だったわ。美味しかったのもあるしあの国こんな料理あったんだ、って。」


凛  「もったいぶらないで早くいってよー!」


にこ 「アメリカ料理よ。」



花陽 「アメリカ料理・・・なの?」


凛  「アメリカ料理ってなんかチェリーパイとかBBQとか肉の塊とか。」


花陽 「西部劇なんかだと豆食べてるシーンもあるけどお米料理なんてあるんだ。」


にこ 「あと、これアメリカの人に本当に失礼なこと言うんだけど、出汁って言う文化なんてない国だと思ってたんだけどそんなこと無かったわ。」


凛  「へぇー。どういう料理か楽しみにゃ!」

今日はこの辺りで。

お付き合いありがとうございました

ぼちぼちと再開していきます





にこ 「今日のメイン材料は海老ね。えーっと有った有った。赤海老ね。これ最近よくスーパーにあるけどそこそこ美味しいし安いし頭も付いてていいのよね。
ブラックタイガーだとかだとカチカチに凍ってて頭も付いてないでしょ?」


花陽 「そうだね。売ってる海老って頭はもう処理してあるよね。」


にこ 「今日はコレを使うわ。あとは鶏肉とソーセージとセロリ、ブーケガルニね。」


花陽 「スパイスはたぶんおうちにそろってると思うよ?何なら電話で聞いてみる?」


にこ 「花陽の家どうなってんのよ。実際ないと困るから聞いてもらっていい?」


花陽 「うん、ちょっとまってね、メールしてみるね。その間にスパイス意外のを買いにいこ?」


にこ 「そうね。それじゃあとは鶏肉が欲しいわね。お肉のコーナーに行きましょ。」


にこ 「あっ!これはタイミングいいわね。毎日売ってるわけじゃないのよね、これ。」


凛  「あ、鶏がら?」


にこ 「ええ、無かったら無かったで粉末の鶏がら出汁使うかなぁとおもってたんだけど。コレは助かるわ。安いし。」


凛  「それ買いに来たの?」


にこ 「そういうわけでもないけど。あとはこれね。せせり。まぁモモ肉と胸肉でもいいんだけど。この肉美味しいのよ。あと安いし・・」ボソッ


花陽 「たぶん普通のお肉はおうちにあるから大丈夫だよ。」


にこ 「後はソーセージかって、と。んー、残り一品はあっさりしたほうがいいから中華ね。」


花陽 「中華なのにあっさりなの?」


凛  「チャーハンでしょ?こってりしてると思うけどにゃぁ?」


にこ 「違うわよ。おかゆよ、お・か・ゆ。」


花陽 「中華粥かぁ。おいしそぉ~」ジュルッ


凛  「でもおおよそ晩御飯のメニューじゃない気がするんだけど。」


にこ 「そこはほら、こってりしたのが並ぶんだから。そもそもこんなにお米料理並んでる自体普通無いわけだし・・・。」


凛  「まぁそれはそうなんだけど。かよちんのお家だとたまにあるから凛の口からはなんともいえないにゃ。」


にこ 「そ、そうね・・。」



凛  「何が入るんだろ?」


にこ 「さすがに生ものってなると高くてあれだからこういうのにしましょ。」


凛  「缶詰?」


にこ 「そうそう。とりあえずホタテの缶詰と、あとは乾物コーナーで干し貝柱と。」


凛  「おー、貝尽くしだね。」


にこ 「こんなもんかしら。」


凛  「そういえばスパイスは?」


にこ 「あ、そうね。花陽どうだったの?」


花陽 「うん、大丈夫みたいだけど、こういうのあるからって。写真が来たよ。どう?足りそう?」


にこ 「・・・なにこれ。ga*anのスパイスがずらーっと並んでるじゃない。これだけあるならブーケガルニ必要なさそうね・・。」


花陽 「そっか。それじゃかえろっか?」


凛  「晩御飯たのしみだにゃー!」


にこ 「むしろ一番普通そうな花陽のお家が一番謎な家だったわ・・。」

すいません、飛んでしまいました。
>>52 コレが入ります



花陽 「にこちゃん、もっと買ってもいいのに気を使わなくても・・。」


にこ 「いや、あんたんち色々あるし後何を買えってのよ。」


凛  「これどれくらいかな?」


にこ 「2500-3000円弱ってところじゃないかしら。一食でコレだけって豪勢な食事だと思うんだけどっ!」


凛  「まぁ人数も居るしなによりかよちんのお家の晩御飯だからね。」


花陽 「お米はいろいろあるから大丈夫だよ。でも流石にジャポニカ種以外は無いからお料理考えてお米あわせるね。」


にこ 「ほんとにあんたの家なんなのよ・・。」


~~~小泉家


にこ 「さて、とりあえずベース類からね。ガンボのスープというかソースが恐ろしく時間が掛かるんでそこからしましょ。
まぁベースさえ用意できれば夕方から本番で間に合う料理ばかりだから。」


花陽 「にこちゃん、中華粥はわかるんだけど他の二品がどうなるかわからないからネットで写真見たいな?」


にこ 「ん?まぁそうね、気になるものね。」


花陽 「違うの。どういう料理かわからないとどういう感じにお米を仕掛ければいいか解らないから。」


にこ 「なるほど。流石花陽ね。んじゃスマホで検索したら出てくるはずだから・・っと、これね。」


凛  「これがガンボ?なんかシーフドカレー?みたいな写真だね。」


にこ 「確かに見た目そんな感じね。まぁシチューやカレーっぽいといえばそんな料理だわ。」


凛  「カオパットもチャーハンみたいな感じだね。」


花陽 「やっぱりどっちもインディカ種だよね。ってことはもちもち加減が比較的少ない少ないキヌヒカリが良さそうかな。」


にこ 「そんなに家に種類あるの?」


凛  「かよちんが今から取りに行くから付いていけばわかるよ。」


花陽 「それじゃにこちゃん、ちょっとお米取りにいこっか?」


にこ 「どこいくのよ・・。」


~~~家の裏手

にこ 「?イ×バ物置みたいなのがあるけどここにお米置いてるわけ?」


凛  「あけてみてのお楽しみだよ。」


花陽 「それじゃお米取り出すね。よいっしょ・・っと。」ガラ


にこ 「・・なにこれ?業務用冷蔵庫?」


花陽 「違うよ。冷蔵庫だけどお米用の冷蔵庫だよ。」


にこ 「そんなもん存在してるわけ?」


花陽 「お米は部屋に普通においておくことが多いし、こんな大きいの置く場所ないから普通のおうちにはないの仕方ないよぉ。」


凛  「これもかよちんの知り合いの農家のおじさんからもらったんだって。」


にこ 「こんな高価そうなものもらったの?!」


花陽 「もちろんお古だよ?」


にこ 「いや、それでもよ!なんなのこの家。」


花陽 「これそんなに電気代掛からないんだ~。夏場くらいかなぁ?掛かるの。」


にこ 「なんか13度ってなってるみたいだけど、結構ぬるいのね。」


花陽 「うん、お米を保存するならおうちの冷蔵庫ほど冷える必要ないからね。ここにお米の袋が・・」ガチャ



にこ 「お米の袋が何種類かあるわね。圧巻だわ・・。」


花陽 「それじゃ一升くらいだして、と。」


にこ 「そんな量になるわけね・・。」


花陽 「きっとにこちゃんの料理美味しくてついつい食べちゃうからこれくらいは必要だよぉ。」


にこ 「この際もうそれは気にしない事にするわ。って玄米なの?」



花陽 「うん、ほら、隣に精米機あるでしょ?」


凛  「これでヌカを取るんだって。」


にこ 「うん、もう今更驚かない。」


花陽 「でもこんなの普通のおうちにはないよね?うちは特別なの解ってるから。」


にこ 「そこはちゃんと理解してくれてるのね。」


花陽 「精米機通した後はちょっと熱くなってるけど、たぶんスープとってる間に終わるし冷えると思うから台所もどろっか?」


にこ 「わかったわ、それじゃスープの方取り掛かりましょうか。」

今日はこの辺で。

お付き合いありがとうございました。

ぼちぼちと再開します




にこ 「今日は海老ベースってことで、まず、殻を剥いて頭をとったら殻のほうを鍋に放り込んでね。」」


凛  「身は?」


にこ 「身は背腸をとって後からね。今から入れるとだしが全部出ちゃうから出がらし食べることになっちゃうわよ。」


花陽 「なるほど。にこちゃん、ちょっといまガンボの歴史って調べてみたんだけど・・凛ちゃん、これみて?」


凛  「ふむふむ。アメリカ南部の料理で・・・?!アリゲーター、かえるなども具に?!」


にこ 「今日はそんなの使わないわよ!」



花陽 「ってことは結構歴史ある料理なんだね。開拓自体の料理かな?」


凛  「どうしてそんな時代だって思うの?」


にこ 「確かにカエルなんかを今でも郷土食として食べる地方も有るみたいだけど、これは食材が乏しかったからそれを使わざるを得なかったからじゃない?」


花陽 「生きていくために狩りで採ってきた物で作ってたんじゃないかな?今日は海老だけどアメリカでは淡水ザリガニを使うこともあるみたいだね。」


にこ 「海外のザリガニって大きそうよね。実際ロブスターみたいなもんだし。あとあんな広い国の内陸だと海なんて見たことないまま一生終わってもおかしくないわよね。」


凛  「にこちゃんザリガニ食べれるの?」



にこ 「そんな経験ないわよ・・。食べたことは無いけど泥臭いらしいわね。日本のやつは。」


花陽 「取って来てから綺麗な水で絶食させて臭みを抜いたらおいしいらしいよ?」


にこ 「まぁ食べれないことは無いわね。カエルに比べたら全然いけるわ。」


花陽 「花陽もカエルはちょっと。でもザリガニは平気かな?」


凛  「二人ともたくましいにゃ・・。凛は一番先に飢え死にしちゃいそうにゃ。」


にこ 「まぁそういう状況にならないことを祈っときなさい。」



にこ 「で、これお店じゃなくて真姫ちゃんの知り合いにご馳走してもらったんだけど、日本だと手に入らない材料があるから日本で作れるバージョンらしいの。」


花陽 「日本で手に入らない材料って?ザリガニとか?」


にこ 「いや、とろみをつける方法っていうのが何種類もあって、家庭で違ったり地方で違ったり、食べるタイミングで違ったりするんだって。そのとろみをつける材料が日本じゃないんだって。」


凛  「片栗粉とかルーとかじゃないの?」


にこ 「ルーを作るパターンと、オクラを使うパターンと、フィレパウダーを使う場合があるそうよ。」



花陽 「フィレパウダー?なんだろうそれ。」


凛  「ふむふむ、、ネットによるとサッサフラスの葉っぱの粉???だって。全く解らないんだけど。」


にこ 「残念ながらなんか風味のある葉っぱの粉らしいんだけど私も知らないのよ。」


花陽 「サッサフラス自体が薬用に使うこともあるって書いてあるからなんか不思議な香りがするのかな?」


*どなたか知ってる方居られましたら教えてくださると嬉しいです。



凛  「アメリカで薬草っていうとルートビアみたいなあの香りなのかな・・。」


にこ 「あんな香りがする料理とてもクチに入れる勇気ないんだけど。」


凛  「凛もそれだされたら泣いちゃうにゃ・・。」


花陽 「どんな香りなの?」


にこ 「花陽はルートビア飲んだことないの?」


花陽 「うん、知らないかなぁ?どんな味なの?」


にこりん  「サロンパス。」


花陽 「え?」


にこりん  「だからサロンパス。」


花陽 「・・・そんな味の飲み物あるの?」


にこ 「アメリカじゃ超メジャードリンクよ。」


凛  「凛もアメリカドラマに触発されて買って飲んでみたら一口で悶絶したにゃ・・。」


花陽 「ちょっと花陽には飲めそうにないかなぁ~・・あはは。」


にこ 「日本人は大半は無理そうよね、あれ。」



凛  「だと思うよ?だって小さい頃からあの香りがするものは口に入れちゃダメ!って教えられて育てられたもん。」


花陽 「そうだよね?口に入れたらヒリヒリしそうだし。」


にこ 「親が子供にルートビアフロート飲もうか?っていって子供が喜ぶシーンあるけど、日本だと虐待よね。」


凛  「凛が親にされたら、殺す気か!って泣いて抗議するにゃ。」


にこ 「まぁ今日はそういうもの入らないし、材料自体は全部スーパーで売ってたものだから大丈夫よ。」


凛  「あ、そうだ、で、海老の殻だけでいいの?」


にこ 「脱線しすぎたわね。で、鶏がら、セロリの葉、おうちにあったハーブからオレガノ、ローリエ。すこーしだけガーリックくらい入れときましょうか。」


花陽 「これを煮込むんだね?」


にこ 「そうね、まずぐらぐらと煮立ったらとろ火でゆっくり出汁を出すんだけど」


花陽 「あ、それじゃいいのあるよ?そのお鍋、真空調理器なんだ。ある程度煮込んだらコレに移せば安心だよ?」


にこ 「いいものもってるわね・・・」ジー



凛  「にこちゃん、目が怖いにゃ!」


花陽 「あ、にこちゃん、良かったら一回り小さいけど帰りにこれ。」ゴソゴソ


にこ 「?!え?なんで悪いわよ、なんでこんな高価なものくれるのよ!」


花陽 「このお鍋三つセットなんだけどね?うちじゃこの一番小さいの使ったこと無いんだ。要らないんだけどセットだから捨てるの惜しいし。かとって場所とるし。」


にこ 「いやいやいや、でもそんなの。」


花陽 「ちょっとお母さんに聞いてくるね?」


にこ 「あ、花陽!どうしよ。なんか催促したみたいになっちゃった。」


凛  「さっきのにこちゃん目が本気だったにゃ。」


にこ 「う、ちょ、ちょっとだけよ、ほんの少しだけだったんだってば!」


花陽母「あら、いいのよ、矢澤さん、もってかえって?正直邪魔だし。」


にこ 「あ、おば様、なんか催促したみたいになっちゃったけど本気じゃなくって!」


花陽母「要らないの?そう?じゃぁ、次の粗大ゴミの日にd」


にこ 「ありがたく頂戴いたします!」ズサァ


花陽 「そんな気にしなくていいのに。それじゃ花陽はお米しかけてくるね?」


にこ 「そうね、とりあえず出汁が出るまでは私達もすることないわね。あ、それじゃ貝柱戻しておきましょうか。」


凛  「お米はかよちんに任せてて大丈夫だから凛もこっち手伝うにゃ。」

今夜はこの辺りで

ありがとうございました

まったりと再開していきます



にこ 「凛に手伝ってもらうっていってもそれほどは無いんだけどね。それじゃ花陽から出汁昆布一枚もらってきておいて?」


凛  「はーい。」


にこ 「その間に土鍋にホタテの貝柱のお汁と、干し貝柱とお水をいれて・・。うん、これ以上今できることないのよね。」


凛  「はい、昆布。」


にこ 「ありがと。さて・・どうしましょっか。花陽のお米の見学行きましょうか。」


凛  「そうだね。見にいこっか。」


花陽 「いま精米できたお米もってきたから洗ったところだよ。後おかゆ用のお米は普段食べてるほうのお米使うつもりなんだ。」



にこ 「んーと、花陽、一回灰汁取ったら、出汁が出るまで2時間ほど暇なんだけどどうしよ?」


花陽 「そうだね、このお米は炊飯器に仕掛けて部屋にでもいこっか?」


凛  「お部屋でなにする?」


にこ 「・・・そうね、なにしようかしら?」


凛  「>安価下の話題  でもしよ?」



にこ 「ん?うちのちびたちの話?」


花陽 「そういえば夏休みずっといなかったんだよね?寂しくなかった?」


にこ 「べ、別に寂しくはなかったけど、いつもにぎやかなのが居ないとやっぱりちょっとね・・。」


凛  「にこちゃん、ちゃんとお姉ちゃんしてるよね。


にこ 「そりゃーあたりまえでしょ。なってったってにこにーなんですからねっ!」


凛  「見た目はどっちが妹だかわかったもんじゃないにゃ・・」ボソッ


にこ 「あんたなんか言った?!」


凛  「なんでもないにゃ!」



花陽 「二人もお料理手伝ってくれたりはするの?」


にこ 「そんなに難しいことはさせないけど、ピーラーでジャガイモ剥いたりとか、天ぷらの衣つけたりとかは。」


花陽 「あの年でそこまでできるなら十分凄いよ!」


にこ 「あの子達も嫌な顔しないで手伝ってくれるのはほんとありがたいわ。いい子に育ってほんとに・・。」ウルウル


凛  「まぁ普段頼りにならないように見えるけど、にこちゃんそういうところしっかりしてるもんね。」


にこ 「なんかけなされてるんだか褒めてるんだかほんとわかんないわね!」ほっぺムギュー


凛  「いははは!ほ、ほめんにゃぁ!」



花陽 「こんど二人になにか作ってあげたいなぁ~」


にこ 「いいの?嬉しいけど、変にこったものじゃなくていいからね?」


凛  「どんなのが好きなんだろ?」


にこ 「素直に子供が喜ぶものかな?うちの子達好き嫌いほんとにないし。」


凛  「じゃー、ラーメンとか?」


にこ 「いや、好きだろうけど家でつくんのドンだけ大変よ。てかあんたが食べたいもんでしょーが!」


花陽 「それじゃ、ほかほかの白いご飯におくらととろ納豆とか・・・えへへ・・」ジュル


にこ 「いや、確かに美味しいんだけど子供っぽいもんだっていってんじゃないのよ。陽までストレートすぎよ。後涎!」


凛  「うーん、じゃぁカレー?」


にこ 「そこらへんかしら?家でも変わったメニュー作ることもあるけど味覚が成長してる最中にとんでもなく変わったの食べさせたら心配だしね。」


花陽 「ハンバーグとかコロッケとかカレーとか、そこらへんかなぁ?」



凛  「うん、あの年くらいに野草とかザリガニとか食べさせたら将来いろいろ心配にね・・。」


にこ 「!?そ・・・そうよね?!うんうん!」


凛  「まさかにこちゃん・・?」


花陽 「やっぱりザリガニ食べてるの?!」


にこ 「そっちじゃないわよ!!」


凛  「野草って美味しいの?」


にこ 「いや、そんな積極的に食べないわよ。おじいちゃんの田舎にいったときには山で山菜とったりノビルとったりアケビ食べたり柘榴食べたり・・。」





花陽 「結構野生児なんだね、にこちゃん。」


にこ 「そこまで常識外れてることしてないと思うんだけど・・。」


凛  「ここらへんじゃ取らないの?」


にこ 「都会だとちょっとね・・。」


凛  「空気が汚いとか?」


にこ 「それよりもたとえば河原に食べれる野草が固まって生えてたりするわよね?それ、なんでそこだけ固まってるかわかる?」


花陽 「?なんでだろう?タネが飛んできたから?」


にこ 「もちろん飛んで来てはいるんだろうけど、そこだけ妙に固まってるってことは別に理由があったりしそうじゃない?」


凛  「・・?わかんないなぁ。なんだろ~?」


にこ 「栄養状態がいいんじゃないかなーと私は思ってるのよ。」


花陽 「あ。なるほど。え?でも普通拾って帰らない?」


凛  「?かよちん、なんのこと?」


花陽 「ペットが用を足してるんじゃないかな?」


凛  「あ~なるほど。そっか、大きいほうは持って帰っても、おしっこした後はそのままだもんね。」


にこ 「そういうこと。間違いなくそうだとは限らないけど、そういう可能性有るとなるとちょっと食べるのは・・・ね?」


花陽 「そうだね、そういわれたらちょっと食べたくは・・なくなるかなぁ?」


にこ 「にこは昔田舎に行ったときにお父さんと二人でつくし摘んできておばあちゃんとマ、お母さんに佃煮にしてもらったの覚えてるわ。懐かしいな・・。」


花陽 「にこちゃん・・・。」


凛  「にこちゃん・・・いまママって言いかけなかった?」


にこ 「うがああ!!!あんたはもおおーーー!!!!」ムギュー


凛  「ほめんにゃはああああいい!!!」


花陽 「凛ちゃんいまのは流石に空気読もうよぉ・・。」

今日はこの辺りで ありがとうございました



すいません、そういえば米を仕掛けるについていろいろあったみたいですが、

お米を研いで炊く準備をする。炊飯器なんかだとスイッチを入れれるような状態にすることを指します。

なんか表現的におかしいとおもってなかったのですいません。


なんかおかしかったですかね?

あんまり長くないですが少しだけ再開します。




凛  「いだだだだ・・・」ヒリヒリ


にこ 「ったくもう・・。そういえばコロッケって言ってて思い出したんだけどさ。」


凛  「何?」


花陽 「コロッケがどうかしたの?」


にこ 「コロッケっておかずにできる?」


花陽 「花陽は全然ありだよ!」


凛  「うちはあんまりでないね。凛はおかずにできないことはないけど、お父さんがおかずじゃないだろってよく言ってるし。」



にこ 「そうみたいね。なんでだろうね?にこは全然平気なんだけど。」


花陽 「なんとなく、だけど、学校の帰りにコロッケとか買い食いしてる人はおやつ、って認識でおかずにならないっていう場合が多い気がするんだ。」


凛  「そういえば凛もどっちかっていうと中学のときそうだったかも。」


にこ 「うーん、買い食い・・か。どうなのかしらね?凛の場合そうみたいだけど。私はコロッケを買い食いとかしたことないわね。」


花陽 「あとはお好み焼きとかってどう?」


にこ 「関西の人っていけるヒト多いって言うわよね。」



凛  「さすがに凛はそれはちょっと。」


花陽 「花陽は平気なんだけど・・。」


にこ 「そもそもあんたがご飯が進まないメニューってあるの?」


花陽 「それは花陽にだって!えーと・・うーんと・・・・うーん・・・あれ・・?」


にこ 「ごめん、にこが悪かったわ。」


にこ 「なんとなくだけど、関西のヒトが作るお好み焼きとこっちで食べるお好み焼きってだいぶ違う気がするのよね。」


凛  「何が違うの?」


にこ 「特に大きいのは生地の量かな?」


花陽 「そんなに違うの?」


にこ 「うん、お父さんの親戚の方が関西だから作ってもらったことあるんだけどね。」


花陽 「うーん、見てみないとわからないかなぁ。」


にこ 「え?いや迷惑でしょ?」


凛  「そのときは凛も来るにゃ!」


花陽 「もちろん凛ちゃんいないと寂しいもん。ちょっとまってね、お母さんに聞いてくるから。」


にこ 「ちょっと、あんた気が早すぎるわよ!あ、ちょっと!」


凛  「凛もかよちんも二人に会うの楽しみにしてたんだもん。許して?」


にこ 「許すも何も花陽のおうちに悪いじゃない。もう・・。」


花陽母「もちろんいいわよ。妹さんたちきっと可愛いでしょうね。」


花陽 「もうにこちゃんそのままちっちゃくした感じだよ?」


凛  「にこちゃん自体ちっちゃいけどね?」


にこ 「り~ん~?!またされたいの!?」ムギュー


凛  「もうはれへるにゃあああ」


花陽母「うふふ。楽しみにしてるわね。」


にこ 「ご迷惑おかけします。」



花陽母「そんなことないわよ。花陽もお姉ちゃんができたみたいで毎日嬉しそうだし。」


花陽 「もー!おかぁさん!」///


花陽母「照れちゃって。それじゃ、矢澤さん楽しみにしてるわね?」


にこ 「はい、ありがとうございます。」


凛  「確かににこちゃんなんだかんだいってもお姉ちゃんしてるもんね。凛と二人だとかよちんがお姉さんって感じだけど。」


花陽 「もー!凛ちゃんまで!そんなことないってばぁ・・」///


にこ 「さて、それじゃもっかい灰汁取りにいくついでに味見してみましょうか。」



今日はこの辺りで

ありがとうございました。

すいません、これじゃ話がさっぱりわかりませんね。

たびたび抜け落ちが生じ読みにくくて、大変申し訳ございません。

106の辺りからもう一度張りなおします。2度同じ文章が出てきますがお許しを


にこ 「なんとなくだけど、関西のヒトが作るお好み焼きとこっちで食べるお好み焼きってだいぶ違う気がするのよね。」


凛  「何が違うの?」


にこ 「特に大きいのは生地の量かな?」


花陽 「そんなに違うの?」


にこ 「うん、お父さんの親戚の方が関西だから作ってもらったことあるんだけどね。」


花陽 「うーん、見てみないとわからないかなぁ。」



にこ 「そうよね。うちはキャベツが特売だとお好み焼きすることあるけど。興味あるなら今度その日に来る?」


凛  「あ、ならこころちゃんたちとお好み焼き作って食べようよ!」


花陽 「それいいね。みんなでわいわい楽しく作れるし♪ ホットプレートうちの大きいのもっていけば!」


にこ 「まって、どれだけ大きいか知らないけどそのでっかいのもってくるの?」


花陽 「うーん、ならにこちゃん妹さんたち連れてうちにくるのはどう?」


にこ 「え?いや迷惑でしょ?」


凛  「そのときは凛も来るにゃ!」


花陽 「もちろん凛ちゃんいないと寂しいもん。ちょっとまってね、お母さんに聞いてくるから。」


にこ 「ちょっと、あんた気が早すぎるわよ!あ、ちょっと!」


凛  「凛もかよちんも二人に会うの楽しみにしてたんだもん。許して?」


にこ 「許すも何も花陽のおうちに悪いじゃない。もう・・。」


花陽母「もちろんいいわよ。妹さんたちきっと可愛いでしょうね。」


花陽 「もうにこちゃんそのままちっちゃくした感じだよ?」


凛  「にこちゃん自体ちっちゃいけどね?」


にこ 「り~ん~?!またされたいの!?」ムギュー


凛  「もうはれへるにゃあああ」


花陽母「うふふ。楽しみにしてるわね。」


にこ 「ご迷惑おかけします。」



花陽母「そんなことないわよ。花陽もお姉ちゃんができたみたいで毎日嬉しそうだし。」


花陽 「もー!おかぁさん!」///


花陽母「照れちゃって。それじゃ、矢澤さん楽しみにしてるわね?」


にこ 「はい、ありがとうございます。」


凛  「確かににこちゃんなんだかんだいってもお姉ちゃんしてるもんね。凛と二人だとかよちんがお姉さんって感じだけど。」


花陽 「もー!凛ちゃんまで!そんなことないってばぁ・・」///


にこ 「さて、それじゃもっかい灰汁取りにいくついでに味見してみましょうか。」

ここから今日の分です。 長くてすいません。




にこ 「さて、海老の良い出汁がでてるかしら?」


凛  「にこちゃん、味見味見!凛にもさせてよー!」


にこ 「はい、熱いから気をつけんのよ?あーん?」


凛  「あーん・・うん、前海未ちゃんの家で食べたあれを洋風にした感じだね。美味しいよ?」


にこ 「ここにまだ大事なもの足していくのよ。とりあえず海老の殻を出して・・と。」


花陽 「何かまだ入れるなら手伝うよ?」


にこ 「そうね、それじゃピーマン、玉ねぎをみじん切りにしてくれる?」



花陽 「うん。なんか変わったものいれるんだね。」


にこ 「それがセロリ、ピーマン、玉ねぎがすっごい大事なんだって、この料理。」


凛  「なんかあんまりスープの素になるってイメージないね。」


にこ 「そうね、あまりなじみが無いわね。ま、そこは楽しみにしてなさい?」


花陽 「他にはなにかいれる?」


にこ 「買って来たせせり、あとソーセージを斜めに2等分にして入れてくれる?」


花陽 「うん。これでもう料理するの?まだ夕食には早いけど。」


にこ 「まだよ。ここから入れた材料から出汁をまた取るの。鳥やソーセージは先に入れすぎると出がらしになるからね。あと、ここで海老の身のほうも入れて、と。」



凛  「それじゃまたしばらく掛かるんだね。」


にこ 「そうね、一度火にかけて煮立ったら灰汁を取ってもう一度真空調理器具にいれて1時間ほどかな?」


花陽 「この料理時間掛かるんだね~」


にこ 「そうね。手間っていうよりも時間が凄いわね。スープを食べる料理だからそうなるのも当たり前だけど。」


凛  「さっきのよりもっと味が複雑になるんだね。楽しみにゃ~。」


にこ 「実際ちょっと食べたことない味よ。良い意味でね。」


花陽 「さて、どうしよっか?」



何かリクエストあればそれをしたりそれについて話したり。
特に無かったらそのまま時間飛ばします。

すいません、今日はこの辺で。

何か書いていただけたら可能でしたら明日取り入れt続きを書きます。

ありがとうございました。

ぼちぼちと再開していきます


ちょっと想像で書いてるのがここら辺酷いので気分害したらすいません。


にこ 「そういや、花陽なんか私がお姉ちゃんだとかなんとかって」


花陽 「その話はもういいよぉおお!」///


凛  「あー、でもそうかも?この三人で居るときはかよちん普段と違うよね?」


花陽 「ぇえええ?そ、そう?なんかおかしいかな?」


にこ 「あー、なんとなくわからなくもないかも。」


花陽 「何が違うの?」


凛  「普段しっかりしてるけど、この3人だとにこちゃんがひっぱってくれてるからかよちん、しっかりものじゃなくなってるよね。」


花陽 「ぇええ?り、凛ちゃんにはそう見えちゃうのぉ?!」


にこ 「そういやそうよね。他のメンバーと居るときとなんか違うわね。頑張ってる!っていうかなんていうかそういうの感じないし。」


花陽 「花陽ちゃんと頑張ってるよ・・?にこちゃん、ひどいよぉ~・・」シクシク


にこ 「あ、ごめん、そういう意味じゃないのよ!普段の優等生!って感じじゃないのよ。年相応の女の子っていうか。」


凛  「うん。他のみんなと居るときしないのにボケたりしたりするし。実際ことりちゃんたちと居るときとはまた違う雰囲気でしょ?凛は、こっちのかよちんも好きにゃ~」スリスリ


花陽 「え?う、うーん、そんなつもりないんだけどなぁ~・・。」



にこ 「いいんじゃないの?別に作ったりしてるわけじゃなし。意識してやってないならそれも花陽なんだし。」


花陽 「うーん、どうなんだろ?いいのかなぁ?」


にこ 「私だって絵里と希の3人だとこういうポジションじゃなくていじられ役だし、穂乃果だって・・・いや穂乃果は立ち位置常に変わらないわね・・。」


凛  「あれは穂乃果ちゃんだからだよ。もう、リーダーとか生徒会長とかそういうんじゃなくて穂乃果!っていうポジションだから誰にもマネできないにゃ。」


花陽 「うん、それは凄く解るよぉ!」


にこ 「私だって家に居るときとまぁ、言いたくないけど試験前の部室の私とじゃ全然違うわけだし。」


凛  「そうだよ、かよちん。なんならお母さんに直接どう違うのか聞いてみる?」


花陽 「あああぁぁぁ~ もういいよぉおおお!もうこの話は終わりにしよっ?ね?」///




にこ 「そう?別に恥ずかしがることじゃないのに。お姉ちゃんみたいに慕ってくれてるのに悪い気なんかしないし。」


凛  「凛はにこちゃんお姉ちゃんみたいだな、って思うことあるもん。ね?」


にこ 「そう?ありがと。これ以上妹増えても大変なんだけど。」


凛  「ま、たまに同級生みたいに感じることもあるけど。」


にこ 「なんかいった?!」ホッペムギュー


凛  「ひょうふへりすひにゃぁぁあ!」(今日つねりすぎにゃぁ)



にこ 「そういや、あんた達ユニットでいるときってどんな感じ?」


凛  「んー、凛は普段と変わらないと思う・・けど。」


にこ 「あんたもどこいってもそんな感じよね。」


花陽 「あー、でもそういわれたらプランタンで集まるともうほわーっとした感じになっちゃうかな?」


にこ 「たとえば?」


花陽 「集まって曲の話をしはじめたはずなんだけど、ことりちゃんがお菓子出してくれて、お茶入れてくれて、そしたらそれ食べてリラックスしたら穂乃果ちゃんが・・」


にこ 「穂乃果がどうなるの?」


花陽 「気持ちよさそうに寝ちゃって・・・。」


にこ 「ほんとに穂乃果ね。」


凛  「さすがに凛でも寝ないにゃ。」


花陽 「まぁいつものことだし、寝ちゃってしかたないね?ってことりちゃんと話しながらいろいろ方向性出す感じかな?」


にこ 「まぁあんたら二人で話し合ってるからぷわぷわーおみたいなのができるわけか・・。」


花陽 「えへへ~。」


凛  「でも、すごくかよちん達にぴったりだと思うよ?」


にこ 「そうね。私達だとあんなふんわりした感じにはならないもの。」




凛  「にこちゃん達は?」


にこ 「そうね、だいたい真姫ちゃん家で色々話すんだけどテーマがにこたちにぴったりなクールで情熱的な感じじゃない?」


凛  「・・・・ソウダネ。」


花陽 「・・・うん、それで?」


にこ 「花陽までなんかいいたいことあるわけ?」ピキピキ


花陽 「ソ、ソンナコトナイヨ!ダレカタスケテー!」


凛  「で、どうなるの?」



にこ 「で色々意見出すんだけど割りとにこの意見が却下されるのよね。不満だけど最終的な出来はアンナ感じだから文句いいにくいし。」


凛  「なんかにこちゃんはにこちゃんで不遇って言うか仕方ないって言うか・・」


花陽 「り、凛ちゃん!」


にこ 「まぁ曲の才能は真姫ちゃんに叶うわけが無いから下手に口出ししてもね・・?私もそこはわかってるつもりよ。」


花陽 「真姫ちゃんが曲作ってる間なにしてるの?」


にこ 「絵里はダンスのイメージ練ってるわね。μ'sの曲の時もそうだけど、みんなで話し合うけどベースとしての形が必要でしょ?」


凛  「おー、ポンコツしてるときもあるけどさすがは絵里ちゃんにゃ。」


花陽 「にこちゃんはそのときどうしてるの?」


にこ 「二人に意見聞かれたら話し合ったり、二人がそれぞれ考えこんでるときは・・。」


りんぱな「考えてるときは?」


にこ 「お昼の時間またぎそうならご飯の支度するわ。」


凛  「にこちゃん、ぶれないね。」


にこ 「うっさいわね!仕方ないじゃない、手が離せないなら私が作るしかないし!」


花陽 「その代わりみんな美味しいご飯食べれるんだからにこちゃんはしっかり自分の仕事してるよ?」


にこ 「まぁなんか全面的に納得はいかないけど、真姫ちゃんの手料理よりは美味しいと思うわよ?」





にこ 「それじゃ凛達は?」


凛  「こっちは最近ちょっといろいろ変わったことがあって・・。」


花陽 「?なんかあったの?」


凛  「海未ちゃんがなんか変な秘密結社に入っちゃって・・。」


花陽 「エ”エ”エ”ェ”ェ~!!ダ、ダイジョウブナ”ノ”オ”ォ”?!」


凛  「うん、なんかフリー・・」


にこ 「え?フリーメイソンとかってそう簡単に入れるわけ!?っていうか何やってるの!?」


凛  「いや、フリーソーメンにゃ。」


にこ 「・・・・・えーと。知ってる花陽・・?」


花陽 「世界を征服するために、暑さと飢えに苦しむ民たちに無料(フリー)でソーメンを差し伸べるっていう理念の下活動してる秘密結社だよ!すごいね、海未ちゃん!」


にこ 「まぁ悪そうな活動は絶対してなさそうね。・・・どうしよう、なんかものすごい心当たりが有って胸が痛いわ。ごめんね・・・海未。」


凛  「まぁ特に害は無いんだけどやたら夏場はお昼に素麺ごちそうになったくらいで。」


花陽 「希ちゃんも?」


凛  「うん。凛はそうでもないんだけど、希ちゃんがちょっと興味示したから凄く布教されてたにゃ。」



にこ 「害があるわけでもないし、いいんじゃないの?好きにさせときましょ。」


花陽 「にこちゃん・・・。」


凛  「ちょっと冷たくないかにゃ?」


にこ 「確かに発端は私かもしれないけど私になにができるっていうのよ!っていうか私どうしたらいいのよ!」ウガー


凛  「まぁ、海未ちゃんに誘われたら無下にしないことかな?」


にこ 「そ、そうね・・。来年また素麺たらふく頂きそうね。今年の夏一人の時多かったからさすがにきつかったのよ。」


今日はこの辺で
明日から料理に戻ります、ありがとうございました

ぼちぼちと再開していきます。




にこ 「さて、なんだかんだしてるうちにそろそろね。鶏がらとかローリエとか食べれないものは取り出しましょ。」


凛  「濾すの?」


にこ 「濾すにしたら食べる予定の具とかも大量に入ってるからおはしとかで取り出さないとだめね。鶏がらだけは豪快にいかないとだめだけど。」


花陽 「それじゃボール用意するね。」


にこ 「さて、味のほうは・・・うんうん、いい感じね。」


凛  「凛も味見~!」



にこ 「さっきの味ちゃんと覚えてる?」


凛  「もちろん覚えてるよ?」


にこ 「なら、もうちょっとガマンしなさい。さっきと味の印象がだいぶ変わるから。」


凛  「ぇえええ!そんなのないにゃぁ~!」


にこ 「楽しみはあとにとっときなさい。じゃ、取り出していくわよ~。」




花陽 「鶏がらにまだ若干お肉ついてるね。」


にこ 「・・・家・・だと、それ剥がして料理に使うけどまぁ、そこはしなくてもいいわよ?」


花陽 「にこちゃん、食べ物大事にすることは恥ずかしいことじゃないよ。もったいないから花陽が横でお肉だけ取り出しておくね?」


にこ 「ありがと。花陽。」


凛  「にこちゃん、これは食べるの?」


にこ 「あ、ローリエは食べないほうがいいわね。食べれるのかどうか知らないけど普通食べないわ。食べれる野菜はみじん切りにしてるから箸で摘めるのは食べないものよ。」


凛  「ん~・・さっきの海老の強い香りだったけどなんか色々混ざってる香りに変わったね。味見・・」


にこ 「だ~め。まだよ。でも良い鼻してるわね。」


凛  「これくらいわかるよ~。にこちゃん、味付けは?」


にこ 「そうね。フィレパウダーはないけど他の2種類は作れるから2種類に分けましょうか。まだだいぶスープあるし煮詰めてないし。」


凛  「煮詰める?」


にこ 「この料理はここから蓋をしないで煮詰めて水分を飛ばしていくの。ただルーを使う方と使わないほうで水分調整違うからこの段階でわけちゃいましょ。」


凛  「どれくらい煮詰めるの?」


にこ 「一応、極力煮詰める、ってことなんだけど目分量じゃない?何処まで減ったらとかはないみたい。」




にこ 「ということで、お鍋二つに分けて水分飛ばしていきましょ。」


凛  「これ時間かかるねー。」


にこ 「ね?ほんとに大変だわ。水分が減って色が濃くなってきたらルーを入れないほうは更に煮詰めて、ルーのほうはそこらへんで味付けね。」


花陽 「お肉ほぐしたからお鍋にもどしておくね?」


にこ 「ありがと。それじゃ凛はこっち水分飛び過ぎないように見ててくれる?花陽はあっちでルーを作るの手伝って。」


花陽 「うん、なにしたらいいの?」


にこ 「オリーブオイルで小麦粉を炒めてルーにしていくの。」


花陽 「へぇ~。バターじゃないんだね。」



にこ 「そうなのよ。あんだけバター好きな国だけどね。バターで作るより高温で作るから、ルーがこげるそうなのよ、バターだと。」


花陽 「ふむふむ。それじゃにこちゃんが炒める?」


にこ 「そうね。花陽みたことないから粉を少しづついれてくれるかしら。」


花陽 「ホワイトルー作るのと同じなんだね。」


にこ 「そうなんだけどこれ、弱火じゃなくて赤くなるような感じに強く炒めるの。だから私達が食べるようなシチューみたいな色じゃなくなるのよ。」


花陽 「にこちゃん、これなんか凄い色になってきてるけどこげてない?」


にこ 「焦げてない・・・はずよ。焦げたら混ぜてるとそこにこびりつくけどまだそんな手ごたえないし。ってか大変ね、これ。」


花陽 「ビーフシチューの色みたいだね。」


にこ 「あれみたいだけどなんだろ。こんなものかしら?で、ここに煮詰めたスープを足していってくれる?」


花陽 「うん、少しづつでいいんだよね?」


にこ 「そうそう。で、綺麗に混ざったらこっちで一煮立ちさせて、塩と胡椒で味を付けてこっちは終わりね。味は・・・うん、いい感じね。」


花陽 「あっちは何を入れるの?」



にこ 「あっちはオクラでとろみをつけるの。」


にこ 「凛、ありがと。うん、こんなもんでいいわね。」


凛  「結構水分飛んだけどコレでいいの?」


にこ 「そうそう。これくらいでいいわ。で、オクラを切ってここにいれて、あとはこっちも塩、胡椒、向こうとの違いを出すために少しだけバター足して、と。」


凛  「だからにこちゃん、味見!」


にこ 「ったく仕方ないわね。熱いからきをつけんのよ?」

今日はこの辺りで

ありがとうございました

ぼちぼちと再開します





凛  「えへへ、それじゃ~・・ぉお~!」


花陽 「凛ちゃん、どうしたの?」


凛  「んー、なんだろう、凄いにゃ。これ味は塩と胡椒だけなんだよね?」


にこ 「そうよ。後は全部スープっていうか素材から出た味ね。」


凛  「凛が思ってた大味なアメリカ料理とは全然ちがうよ?それに、さっき味見したときよりも凄く複雑な感じ。」


にこ 「花陽、あんたもしてみる?」


花陽 「ん~・・したいけど、ご飯の時の楽しみにしておこうかな?」


にこ 「大丈夫よ、美味しくないってことはないから。」


凛  「うんうん!にこちゃん、これオクラいれて火を入れたら終わり?」


にこ 「そうね。ガンボはひとまず完成ね。」


花陽 「それじゃカオパットするまえに、お出汁の中にお米いれてこないと。」


花陽 「洗ってすぐ水気を切っておいておいたお米をこの美味しそうな貝柱のお出汁に・・・はぁ~、もうこの光景だけでご飯3倍はいけちゃうよぉ~」


にこ 「お願い、花陽。料理完成する前からご飯食べないで。」


花陽 「じ、冗談だよぉ!食べたりしないよ~?」


にこ 「この手の話だけはとても冗談だとは思えないから怖いのよ。」


花陽 「え、えへへ・・」///


凛  「かよちん、にこちゃんきっと褒めてないにゃ。」



にこ 「中華粥の方はお米がたっぷりお出汁吸う間にカオパットの下ごしらえだけしちゃいましょうか。」


凛  「もう作らないの?」


にこ 「そんなに時間掛かる料理じゃないし、まだそもそもお米炊けてないから無理よ。まぁもう少しで炊き上がるだろうけど。」


花陽 「炊き上がっても蓋をあけて蒸気を逃がしてからじゃないとだめだよ?」


にこ 「あ、そうなのね。それじゃもう少し掛かるわね。」


花陽 「ねぇ、にこちゃん、良かったらうちのご飯のオトモ色々見てみる?」


にこ 「そうね、花陽の家ならすごいいろいろありそうで興味あるわ。」


花陽 「ほんと?ちょっとまってね!えへへ、美味しそうなの一杯有るんだぁ~、冷蔵庫にあるからちょっとまってね?」


凛  「凄いよ、にこちゃん。何が凄いって・・」


にこ 「何が凄いの?」


花陽 「はい、にこちゃん、お待たせ!」ドン



にこ 「えーと、予想よりも色々出てきたわね。なにかしら?」


花陽 「まず北のほうからね?これが松前漬けでしょ?で、ハサミ漬け。」


にこ 「北海道ね。これ・・まさか自家製?」


花陽 「青森のほうでもねぶた漬けっていうこういうのあるんだって。これは松前漬けのつもりで作ったけどね。どう?美味しそうでしょ?」


にこ 「へぇ~・・ハサミ漬けってのは聞いたことしかなかったんだけどこんなんなのね。」


凛  「凛はちょっとこれは・・苦手にゃ。」


にこ 「鮭入ってるんだっけ?」


花陽 「そうそう。面白いよね、お魚のおつけものって!」



花陽 「で、これがイカの塩辛!」


にこ 「これも自家製?」


花陽 「ううん、こればっかりは新鮮なイカじゃないと無理だけどそんなに新鮮なの手に入らないから。親戚のお家でつくったものだよ?」


にこ 「へぇ~。塩辛って家でつくるのね。」


花陽 「東北のほうだと桃×の瓶入りとか話にならない!っていうヒトが多いみたい。あれも十分美味しいと思うけど、食べてみたらそういう気持ちも解るレベルの出来だよ!」


にこ 「塩辛かぁ。あんまり食べないわね。もちろんご飯にも合うんだけど、お酒のおつまみってイメージね。」



花陽 「で、これはお漬物だよ。食べてみて?」


にこ 「どれどれ・・・。んー?なんか普通のと違うわね。なんだろ?燻製?みたいな・・食べたこと無いわね。」


花陽 「いぶりがっこだよ。」


にこ 「名前は聞いたことあるんだけどこれがそうなのね。名前だけで漬物だってことすらしらなかったわ。」


凛  (にこちゃん、どこかで止めないと沖縄までこれが続いちゃうよ?」コソッ


にこ (・・・そろそろお米炊けるわよね、どうしよ?)



なにかどこかの県、もしくは取り上げるご飯のお供のリクエストあれば。

ちなみに食べたことないものはごめんなさい。それなりに食べてるのである程度はいけると思います。

まず書いていただいた2種類を書かせていただきます。

終わるまでになにかしら書いていただければ、この後、もしくは考えている次回で使わせていただきます。

よろしければご意見いただけると幸いです。

すいません、予防線になりますが、当方関西在住なので関西以外の紹介したものについて「それメジャーじゃねぇよ」って突っ込みあるかもしれません。

あくまでその地方で食べた、そこの方からおススメいただいた、もらった、などで食べたことあるものの紹介になります。

上がってないこっちの方が旨い!とかあればいつか手に入れて食べますのでご指摘、指南もありがたく拝聴します。



花陽 「あ、そろそろお米たけちゃうね、それじゃこの2種類だけでも!」


にこ 「梅干か~、凄くスタンダードね。けど基本だけあって美味しそうね。


花陽 「うん、梅干は奥が深いんだよ!話が長くなっちゃうから今はあまり話せないけど、これが普通の昔からの作り方、で、こっちの色が浅いのが。」


にこ 「ハチミツ入りかしら?」


花陽 「そうそう。どっちも美味しいんだよぉ。赤いほうは塩気が強いからアイ活のときのお昼に塩分補給とかにぴったりだし、甘いほうは炊き立てのほっかほかのご飯に・・えへへへ」じゅるっ


凛  「かよちん、はい」フキフキ


花陽 「凛ちゃん、ごめんね?ありがとっ」


にこ 「なるほどね。こっちの甘いほうなら絵里も食べれるんじゃない?」


花陽 「どうかなぁ?梅干って嫌いなヒトはとことんだめだからね。」



にこ 「あ、食べるラー油か。懐かしいわね。一時はやったわね。」


花陽 「うん。変に流行っちゃったけど普通に美味しいよね。」


にこ 「これさ、穂先メンマ[やわ×ぎ]ってやつの味よね?たぶん。」


花陽 「うん、おそらくあれが凄く評判だったからラー油単体で出たんだと思うよ。」


にこ 「これ乗っけてご飯食べるとゴリゴリした歯ごたえがあってなかなか面白いわよね。」


花陽 「花陽的には、これ納豆に混ぜて食べても美味しいんだけど。」


にこ 「え?そんなのためしたことないわ。美味しいの?」


花陽 「うん、美味しいんだよ?簡単なのだと、白ネギのみじん切り、あとスーパーで売ってるお特用のハムとかチャーシューを和えると。」


にこ 「あー、ネギチャーシューか。いいわね、それ。」


花陽 「火を入れて少しいためても、そのまま食べてもどっちでも美味しいよ。凄く早くできるし。」


凛  「にこちゃん、これ食べれるの?」


にこ 「コレくらいの辛さならなんとか。ぴりぴりするけど美味しいわよね。」


凛  「・・・うん、そうだね。」


花陽 「・・・・」ナデナデ


にこ 「無言でなでるなっ!」ウガー

本日はそろそろ終わりにします。

もしよろしければ引き続き募集しておりますのでよろしくお願いします。

お付き合い、レス、ありがとうございました。



ぼちぼちと再開します

長崎のご飯の友ってなにか全く知らなかったので、調べて昨日手配しました。
いろいろご意見頂きましたので、少し先になりますが次の話がご飯の友のお話で使わせていただきます。

今回はもうそろそろおしまいですので引き続きお付き合い頂けると幸いです。



にこ 「さて、ご飯もそろそろだしお粥の方火にかけてカオパットしあげましょうか。」


花陽 「それじゃ、お粥のほうは任せて!」


にこ 「それじゃ、凛。私が教えるから凛がやってみなさい?」


凛  「ええぇ?!凛がやるの?!」


にこ 「そうよ。炒めるところは難しいけどあんたもちょっとづつできるようになってきてるんだし。」


凛  「で、でも!」



にこ 「大丈夫よ。ちゃんと横で見ながら手伝うから。でも今回はあくまで凛が主導してやるのよ?いい?」


凛  「ぅうう~・・ダ、ダレカタスケテー!!」


花陽 「大丈夫だよ、凛ちゃん。花陽もついてるから。」


凛  「そ、そう・・?大丈夫かな?にこちゃん・・。」


にこ 「大丈夫よ。ほんとに危なっかしいならそこまで任せないわよ。信頼してるからよ?」


凛  「うん、それじゃ・・えーと・・何からすればいいのかな?」


にこ 「ほんとは海老使うんだけど被っちゃうからこれにしてみたの。ちょっと贅沢だけど。」


凛  「蟹缶で作るんだね。」


にこ 「で、たまねぎ、ニンニクをみじん切りに。青ネギは小口切りね?」


凛  「えーと、ネギはこれでいいよね。みじん切りってどうやるの?」


にこ 「あ、そうね。まず半分に切るでしょ?」


凛  「うん、それで?」



にこ 「それで根元のほうを持って、頭っていうか先のほうから少しずつこうやって切れ目をいれるの。切れ目を入れるだけで根元まで切っちゃダメよ?」


凛  「全部きっちゃだめなんだね。切っちゃいそうで緊張するにゃ・・」


にこ 「大丈夫、落ち着いて。もし切っちゃっても取り返しつかないわけじゃないから。」


凛  「こんな感じかな?切れてるのかな?」


にこ 「ああ、もし切れて無くてもいいからあんまり触っちゃダメよ。つながってるのに触ったばっかりに離れちゃうことあるから。」


凛  「ウ”ェエエ!じゃ、じゃぁそーっと・・。」



にこ 「で、今度は横に・・そうそう。」


凛  「これでいいの?」


にこ 「そのまま切れば十字に切れてるから大丈夫よ。」


凛  「・・・ぉー、なるほど。にんにくも同じ感じ?」


にこ 「そうね、玉ねぎよりだいぶ小さいから気をつけてね?」


凛  「うん、がんばるにゃ!」



花陽 「凛ちゃんだいぶ上手に出来るようになったね。にこちゃんのおかげだよ?」


にこ 「まぁきっかけはそうかもしれないけど、凛がほんとに嫌ならここまで出来なかったから凛のがんばりよ。」


花陽 「えへへ。」


にこ 「何よ・・・。」


花陽 「やっぱりにこちゃん、お姉ちゃんだよ?」もぎゅ


にこ 「・・・なんて反応していいかわかんないわよっ!」///



凛  「これでいい?」


にこ 「ええ、大丈夫ね。上手くできてるじゃない?」


凛  「ぅ~・・料理で褒められたことなんてないから嬉しいにゃ。」


にこ (ホント可愛いわね。)ナデナデ


にこ 「さて、次は卵ってまぁいいか、割って混ぜるくらいできるだろうし私がやるわ。で、」


にこ 「よく考えたらチャーハンみたいなもんだからこれ結構ハードル高いわね、大丈夫かな。」


花陽 「凛ちゃん信じよっ?大丈夫だよ。」


にこ 「っていっても料理なれててもぱらぱらになるの難しいでしょ?」


花陽 「んー、他のおうちのコンロよりは大丈夫だと思うよ。うちのコンロ、ここ押せば。」カチッ


にこ 「!?なにこれ!」ゴォー


花陽 「お母さんが中華作るならこれくらいいるわよね、っていう事で。」


にこ 「何キロカロリーよ、業務用並じゃないの!恐るべし小泉家・・。」

今日はこの辺で

ありがとうございました

ぼちぼちと再開していきます。

気がついたんですがだいぶ日数ひっぱってますね、すいません。



にこ 「まぁ普通の家のコンロでやるより上手くいく確率高いけど焦げ付く確率も同じだけ上がりそうね、まぁいけるでしょ。。それじゃ油をひいて、ニンニク、ネギ、玉ねぎを炒めてね」


凛  「こんな感じでいいのかな。」


にこ 「香ばしさが出る程度に、でも焦げないように、ね。難しそうだけどこんなのは慣れだから数こなすしかないわ。」


凛  「常に混ぜてればいいの?」


にこ 「あー、ある程度まではそんなに触らないでゆっくりね。途中から常に混ぜる感じ。」




花陽 「こういうのはにこちゃんには悪いけど海未ちゃんに教わるのが一番かもしれないね。」


にこ 「確か海未、得意料理よね?」


花陽 「一回つくってもらったことあるんだけど凄かったよ!卵と絡めるくらいから手元が見えないくらい攪拌してたもん。」


にこ 「ぁー、うん・・はい。」


花陽 「どうしたの?にこちゃん?」


にこ 「あの子がますますわからなくなったわ。」


凛  「炒めるのこれくらいでいいかな?」


にこ 「うん、それじゃそこにご飯を。」


花陽 「それじゃ凛ちゃん、これを潰しながらいためてね?」


凛  「潰しちゃったらべたべたになるんじゃないの?」


花陽 「このお米は割りと硬めに炊いてあるのと、粘りが少ない種類だし、それに火が強いから大丈夫だよ。」


凛  「ぅっ・・結構力いるね。」


にこ 「そうね、チャーハンとか作ると腕パンパンになるわよね。」



花陽 「凛ちゃん、味付けしないといけないから真ん中だけご飯よけてくれるかな?」


にこ 「ナンプラー、胡椒、砂糖すこーしだけちょっと匂いがキツイけど炒めてたらだいぶ飛ぶから最初ガマンしてね。」


凛  「ぅわっ!ちょっと臭いにゃ!」


にこ 「しかも魚だからね、これ。あんたちょっと可愛そうだけどガマンしてね。ここでしっかり炒めないとこの匂い薄れないわよ。」


凛  「う”うぅぅ~!!!」ガチャガチャガチャ


花陽 「頑張って!!」


にこ 「だいぶましになってきたわね。それじゃそろそろ卵投入ね。さっきみたいに真ん中空けて?」


凛  「もう匂いしないよね??」


にこ 「大丈夫よ、単なる卵だから安心しなさい。その代わりここから更に手元のスピード上げないと卵固まっちゃうから頑張るのよ!」


花陽 「卵が固まりかけてきたら潰して、ご飯を上から乗せてまた潰して、ってひたすら繰り返すんだよ。」


凛  「にこちゃん、なんか入門の料理にしたらちょっときびしくないかにゃ~!!」


にこ 「うん、ごめん。途中で気がついたわ。」


凛  「ひ、ひどいにゃぁ~!!」ガツガツ


花陽 「ほら、凛ちゃん、こげちゃうよ!!ちゃんとかき混ぜて!」


凛  「あああ!これ筋肉痛になっちゃうよぉ!」


にこ 「あー、うん。ほんとごめんね。」


花陽 「これくらいでいいかな?」


にこ 「で、白ネギのみじん切り、ナンプラー、少しの砂糖、青唐辛子の薄切りを少し入れたのを和えて、これで追加ソースも完成と。」


凛  「お皿に盛ればいいの?」


にこ 「ええ、もう大丈夫よ。花陽、悪いんだけどライム1/4にカットしておいて!」


花陽 「はーい♪」


にこ 「で、それを添えて、と。これでカオパットも完成!」


花陽 「もう土鍋ももってきて中華粥もたべれるね。」


にこ 「それじゃ並べましょうか。」


凛  「はーい!」


にこ 「それじゃ、食べましょっか?」


花陽 「お母さんも一緒に・・・いいかな?」


にこ 「もちろんいいわよ。そもそもスポンサーなんだし。こちらからお願いするわ。」


花陽母「ごめんなさいね?足りるかしら?」


にこ 「流石に大丈夫・・・だとは思うけど。」


凛  「なんともいえないにゃ。」



花陽 「冷めないうちにたべよ?」


にこ 「そうね、それじゃみんな?」




にこりんぱな母「いただきま~す!」




花陽 「気になってたガンボから食べてみようかな?」


凛  「凄いよね、これ。塩と胡椒くらいだよね?」


にこ 「うん。日本の出汁っていうとまたイメージ違うけど、素材から出たスープだから出汁よね。」


花陽 「ぅわぁー!複雑だね。まるでコンソメたっぷり使ってるみたい!」


にこ 「海老の出汁もそうだけど、セロリとピーマンの風味ってスープにこんなに合うの知らなかったのよ。」


凛  「確かにイメージしてたアメリカ料理とは違うよね。」


花陽 「うん、確かに煮込んで濃い味になってるけど、スープの素になってる深い味は塩気とかそういう作った味じゃなくてそれぞれに存在感があって!」


にこ 「こ、コメントが凄いわね。アメリカ料理っていうイメージがちょっと変わったでしょ?」


凛  「うん。でもやたら濃くしたがる辺りはやっぱりアメリカっぽいにゃ。」


にこ 「あはは、確かにそうね。どう?オクラの方とルーで作ったほうで味も若干違うでしょ?」


花陽 「そうだね。オリーブオイルでつくってるからだろうけど結構オリーブの風味が利いてるよね。」


凛  「うん。なんかこっちはイタリアっぽいっていうかなんていうか。」


にこ 「また野菜だけで作って一切お肉系使わないガンボもあるそうよ。そっちはフィレパウダーが欠かせないみたいだけど。」



凛  「それじゃ、カオパットっていうのも」


にこ 「お好みでライムしぼってかけたり、添えてあるナンプラーちょっと足したりして食べてみて?」


花陽 「あー、うん、凄くタイ料理!って感じの味だね。」


凛  「わかるわかる。今日は無いけどなんかパクチーとか添えて有りそう。」


にこ 「ナンプラー使うととたんにそれっぽい味になるわよね。」



花陽 「はい、それじゃよそっていくね?」


にこ 「んー・・良い匂い。」


凛  「んー~優しい味にゃ。出汁もさっきまでとは違うけど十分利いてるし。」


にこ 「そうね。シンプルに貝のお出汁とお塩、これだけでこの味っていうのはほんとに凄いわね。アメリカ人じゃちょっと薄いって怒りそうなもんだけど。」


花陽 「はぁ~・・し・あ・わ・せ~。さっきのも美味しいけどこの落差でもう何倍でも食べれちゃうよぉ!」mgmg


にこ 「そういや私達凄い量のご飯食べてない?これ?」


凛  「凛はあらかじめ予想してたから昨日の晩からご飯の量減らしておいたにゃ。」


にこ 「おば様、大丈夫ですか?無理して食べてませんか?」


母  「・・?」mgmgmgmgmgmgmg


にこ 「・・・・スイマセン、ナンデモナイノヨナンデモ・・・」


凛  「かよちんのお母さんだよ?にこちゃん。わかってないね。」


にこ 「そうね、今思い出したわ。」


花陽 「ガンボはまだ残ってるからお父さん帰ってきたらたべてもらってもいいかな?それともタッパーでもってかえる?」


にこ 「ええ、お口に合うかどうか解らないけど食べてもらえると嬉しいわ。」


花陽 「ありがと。さて、それじゃ締めに炊き立ての白米もってくるね?ご飯の友いっぱいあるから!」


にこ 「ちょ、ちょっとまって。」


母  「そうよ、花陽。」


にこ 「ですよね、おば様。」
花陽 「ガンボはまだ残ってるからお父さん帰ってきたらたべてもらってもいいかな?それともタッパーでもってかえる?」


にこ 「ええ、お口に合うかどうか解らないけど食べてもらえると嬉しいわ。」


花陽 「ありがと。さて、それじゃ締めに炊き立ての白米もってくるね?ご飯の友いっぱいあるから!」


にこ 「ちょ、ちょっとまって。」


母  「そうよ、花陽。」


にこ 「ですよね、おば様。」


母  「もう用意してるんだから。はい、どうぞ。」ホカホカ


凛  「・・・それじゃ遠慮なく。」


にこ 「り、りん・・・」


凛  (にこちゃん、もう今更だよ?あきらめよ?)


にこ (これ明日から断食ね・・)


花陽 「どうしたの?にこちゃん、あ、少なかった?それじゃお父さんのお茶碗かりて・・」


にこ 「なにそのお相撲さんが使いそうなそれ!」


花陽 「え?お父さんのお茶碗だよ?お父さん用のどんぶり茶碗の方がよかったかな?」


母  「はい、凛ちゃんには私の丼だけど、どうぞ。」


凛  「え?いつもは普通のお茶碗じゃ・・」


母  「今日はいつもより食が進むでしょ?遠慮しないで?」


にこりん 「だ、ダレカタスケテー!!!」


母ぱな  「ちょっとまっててー!」


にこりん 「もうこれ以上いらなーーーい!」

これで今回は終わりです。

お付き合いありがとうございました。


近いうちにご飯の友偏書かせてもらうつもりですので、よろしければそちらもお願いします。

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